JP2873421B2 - 倣い装置 - Google Patents
倣い装置Info
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- JP2873421B2 JP2873421B2 JP24382593A JP24382593A JP2873421B2 JP 2873421 B2 JP2873421 B2 JP 2873421B2 JP 24382593 A JP24382593 A JP 24382593A JP 24382593 A JP24382593 A JP 24382593A JP 2873421 B2 JP2873421 B2 JP 2873421B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一端に基準面を設けた
被検査物に対して前記基準面を基準とする各種の計測を
行うに際し、被検査物の基準面を計測部に設けられた計
測基準面に密着させるための倣い装置に関するものであ
る。
被検査物に対して前記基準面を基準とする各種の計測を
行うに際し、被検査物の基準面を計測部に設けられた計
測基準面に密着させるための倣い装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の倣い装置は、図7に示す
ように、揺動自在な受け部材101を有する移動装置1
07を矢印方向へ移動させることによって、図示上端に
基準面100aを設けた被検査物100を計測部106
へ向けて移動させて挟持し、計測部106の計測基準面
106aに被検査物100の基準面100aを密着させ
るように構成されている。
ように、揺動自在な受け部材101を有する移動装置1
07を矢印方向へ移動させることによって、図示上端に
基準面100aを設けた被検査物100を計測部106
へ向けて移動させて挟持し、計測部106の計測基準面
106aに被検査物100の基準面100aを密着させ
るように構成されている。
【0003】ここで、移動装置107は、図示しない流
体圧シリンダによって矢印方向および反矢印方向へ移動
されるレバー104と、レバー104の図示上端に一体
的に設けられた凹部105bを有する連結部材105
と、凹部105b内に配設されたバネ103に支持され
た下半分外周面に雄テーパ部101aを有する受け部材
101と、凹部105bを覆うように連結部材105に
一体的に設けられた雌テーパ部105aを有するガイド
105cとを備えたものであって、受け部材101は、
前記バネ103により常時矢印方向へ付勢されて雄テー
パ部101aが雌テーパ部105aに密着しており、上
述した如く被検査物100を計測部106と受け部材1
01で挟持したときの押圧力によってバネ103が縮ん
で受け部材101の下面が鋼球102に当接する位置ま
で反矢印方向に移動し、鋼球102を介してレバー10
4から押圧力を受けるとともに鋼球102を支持支点と
して揺動するように構成されている。
体圧シリンダによって矢印方向および反矢印方向へ移動
されるレバー104と、レバー104の図示上端に一体
的に設けられた凹部105bを有する連結部材105
と、凹部105b内に配設されたバネ103に支持され
た下半分外周面に雄テーパ部101aを有する受け部材
101と、凹部105bを覆うように連結部材105に
一体的に設けられた雌テーパ部105aを有するガイド
105cとを備えたものであって、受け部材101は、
前記バネ103により常時矢印方向へ付勢されて雄テー
パ部101aが雌テーパ部105aに密着しており、上
述した如く被検査物100を計測部106と受け部材1
01で挟持したときの押圧力によってバネ103が縮ん
で受け部材101の下面が鋼球102に当接する位置ま
で反矢印方向に移動し、鋼球102を介してレバー10
4から押圧力を受けるとともに鋼球102を支持支点と
して揺動するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、受け部材101は揺動自在であるが、レ
バー104は図示しない流体圧シリンダのピストンロッ
ド等に一体に設けられたものであって揺動することはで
きないので、被検査物100を挟持した際の受け部材の
揺動に伴って鋼球が転動して摩擦力が発生する。このた
め、被検査物の基準面の長さL1 に対する軸方向の長さ
L2 の比率が一定以上のもの(以下、「アスペクト比の
大きな被検査物」という。)では、計測基準面に被測定
物品の基準面が密着しないうち、つまり倣わないうちに
ロックされてしまい高精度の計測を行うことができない
という未解決の課題がある。
来の技術では、受け部材101は揺動自在であるが、レ
バー104は図示しない流体圧シリンダのピストンロッ
ド等に一体に設けられたものであって揺動することはで
きないので、被検査物100を挟持した際の受け部材の
揺動に伴って鋼球が転動して摩擦力が発生する。このた
め、被検査物の基準面の長さL1 に対する軸方向の長さ
L2 の比率が一定以上のもの(以下、「アスペクト比の
大きな被検査物」という。)では、計測基準面に被測定
物品の基準面が密着しないうち、つまり倣わないうちに
ロックされてしまい高精度の計測を行うことができない
という未解決の課題がある。
【0005】本発明は、上記従来の技術の有する未解決
の課題に鑑みてなされたものであって、アクペクト比の
大きな被検査物であっても、その基準面を計測基準面に
密着させることができる倣い装置を実現することを目的
とするものである。
の課題に鑑みてなされたものであって、アクペクト比の
大きな被検査物であっても、その基準面を計測基準面に
密着させることができる倣い装置を実現することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の倣い装置は、計測基準面を有する測定部と、
前記計測基準面に被検査物の基準面を密着させるために
該被検査物を支持して直線往復移動させるための移動装
置を備えた倣い装置であって、前記移動装置は、直線往
復移動させるための駆動手段と、前記駆動手段によって
直線往復移動される前記駆動手段側に向けて拡大する雌
テーパ部をもつガイドと、前記雌テーパ部に対応する形
状の雄テーパ部材が一体的に設けられた押圧部材と、前
記押圧部材の自由端側に設けられた前記被検査物を支持
するための受け部材とを備え、前記押圧部材が軸方向に
わずかに移動自在であるとともに前記雌テーパ部に前記
雄テーパ部材が密着するように弾性体によって常時付勢
されていることを特徴とするものである。
に本発明の倣い装置は、計測基準面を有する測定部と、
前記計測基準面に被検査物の基準面を密着させるために
該被検査物を支持して直線往復移動させるための移動装
置を備えた倣い装置であって、前記移動装置は、直線往
復移動させるための駆動手段と、前記駆動手段によって
直線往復移動される前記駆動手段側に向けて拡大する雌
テーパ部をもつガイドと、前記雌テーパ部に対応する形
状の雄テーパ部材が一体的に設けられた押圧部材と、前
記押圧部材の自由端側に設けられた前記被検査物を支持
するための受け部材とを備え、前記押圧部材が軸方向に
わずかに移動自在であるとともに前記雌テーパ部に前記
雄テーパ部材が密着するように弾性体によって常時付勢
されていることを特徴とするものである。
【0007】また、受け部材を押圧部材に設けられた揺
動支点によって揺動自在に支持するとよい。
動支点によって揺動自在に支持するとよい。
【0008】
【0009】
【作用】押圧部材が直立した状態で被検査物を支持して
移動させて被検査物の基準面を測定部の計測基準面に当
接させることができる。また、被検査物の基準面が測定
部の計測基準面に当接したのちは押圧部材が揺動し、こ
れとともに被検査物も受け部材によって揺動するので、
途中でロックされることもなく被検査物の基準面を測定
部の計測基準面に密着させることができる。
移動させて被検査物の基準面を測定部の計測基準面に当
接させることができる。また、被検査物の基準面が測定
部の計測基準面に当接したのちは押圧部材が揺動し、こ
れとともに被検査物も受け部材によって揺動するので、
途中でロックされることもなく被検査物の基準面を測定
部の計測基準面に密着させることができる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】図1は本発明の倣い装置の一実施例を示す
模式斜視図で、図2は、図1に示す倣い装置の主要部の
模式断面である。
模式斜視図で、図2は、図1に示す倣い装置の主要部の
模式断面である。
【0012】本実施例の倣い装置は、基台10上に立設
された支持板8の上方部位に固定された図示下方へ向け
て突出する測定部5を有する測定部本体7と、基台10
に支持された被検査物1を測定部5に向けて直線往復移
動させるための移動装置4と、支持板8の下方部位に固
定された被検査物2を保持するための保持治具2と、支
持板8の測定部本体7と保持治具2との間に上下移動自
在に配設された被検査物を把持するための一対の把持部
材6aを有するチャック6とを備えている。
された支持板8の上方部位に固定された図示下方へ向け
て突出する測定部5を有する測定部本体7と、基台10
に支持された被検査物1を測定部5に向けて直線往復移
動させるための移動装置4と、支持板8の下方部位に固
定された被検査物2を保持するための保持治具2と、支
持板8の測定部本体7と保持治具2との間に上下移動自
在に配設された被検査物を把持するための一対の把持部
材6aを有するチャック6とを備えている。
【0013】本実施例においては、測定部5は筒状のも
のであって、その先端部には計測基準面5aが設けられ
ているとともに、内部に遊嵌された計測用のプローブ5
bが突出している。
のであって、その先端部には計測基準面5aが設けられ
ているとともに、内部に遊嵌された計測用のプローブ5
bが突出している。
【0014】 移動装置4は、直線往復移動させるため
の駆動手段である流体圧シリンダ11のピストン12に
直結されたピストンロッド13の先端部に固定された底
壁に半球状の凹部15aをもつ箱形の連結部材15と、
連結部材15の開放部を覆うように固定された駆動手段
側に向けて拡大する雌テーパ部18aをもつガイド18
と、両端部に揺動支点である第1球状突部17aと第2
球状突部17bが形成されているとともに雌テーパ部1
8aに対応する形状の雄テーパ部材16を有する押圧部
材であるレバー17と、レバー17の自由端側の第2球
状突部17bと半球状の凹部3aとの当接部を支点とし
て揺動自在に支持された受け部材3とを備えている。レ
バー17は連結部材15内に配設された弾性体であるバ
ネ19によって常時矢印方向に付勢されて雄テーパ部材
16がガイド18の雌テーパ部18aに密着して直立し
ているとともに、第1球状突部17aと凹部15aとの
間に間隙をもたせてその軸方向にわずかに移動自在に構
成されている。
の駆動手段である流体圧シリンダ11のピストン12に
直結されたピストンロッド13の先端部に固定された底
壁に半球状の凹部15aをもつ箱形の連結部材15と、
連結部材15の開放部を覆うように固定された駆動手段
側に向けて拡大する雌テーパ部18aをもつガイド18
と、両端部に揺動支点である第1球状突部17aと第2
球状突部17bが形成されているとともに雌テーパ部1
8aに対応する形状の雄テーパ部材16を有する押圧部
材であるレバー17と、レバー17の自由端側の第2球
状突部17bと半球状の凹部3aとの当接部を支点とし
て揺動自在に支持された受け部材3とを備えている。レ
バー17は連結部材15内に配設された弾性体であるバ
ネ19によって常時矢印方向に付勢されて雄テーパ部材
16がガイド18の雌テーパ部18aに密着して直立し
ているとともに、第1球状突部17aと凹部15aとの
間に間隙をもたせてその軸方向にわずかに移動自在に構
成されている。
【0015】なお、ピストンロッド13は、流体圧シリ
ンダ11のふたを兼ねた案内部材14にリニアガイド1
4aを介して摺動自在に支持されている。また、受け部
材3の図示上面には被検査物1を支持するための穴3b
が形成されている。
ンダ11のふたを兼ねた案内部材14にリニアガイド1
4aを介して摺動自在に支持されている。また、受け部
材3の図示上面には被検査物1を支持するための穴3b
が形成されている。
【0016】さらに、本実施例の被検査物1は、一端側
にフランジ部1cを有し、他端側に基準面1aおよび穴
1bを形成したものであって、他方、保持治具2には被
検査物1のフランジ部1cの周縁部が係合する大きさの
孔2aが形成されている。
にフランジ部1cを有し、他端側に基準面1aおよび穴
1bを形成したものであって、他方、保持治具2には被
検査物1のフランジ部1cの周縁部が係合する大きさの
孔2aが形成されている。
【0017】次に、本実施例の動作について説明する。
【0018】 先ず、図1および図2に示すように、
流体圧シリンダ11の第2ポート11bより加圧流体を
導入してピストン12およびピストンロッド13を反矢
印方向へ移動させることによりレバー17とともに受け
部材3を同方向へ移動させておき、一方、エアシリンダ
20の第1ポート20aより加圧した空気を導入してチ
ャック6を測定部側へ移動させるとともに一対の把持部
材6aを開放しておく。
流体圧シリンダ11の第2ポート11bより加圧流体を
導入してピストン12およびピストンロッド13を反矢
印方向へ移動させることによりレバー17とともに受け
部材3を同方向へ移動させておき、一方、エアシリンダ
20の第1ポート20aより加圧した空気を導入してチ
ャック6を測定部側へ移動させるとともに一対の把持部
材6aを開放しておく。
【0019】 ののち、被検査物1を保持治具2の
孔2aを利用して載置し、ついで、エアシリンダ20の
第2ポート20bより空気を導入して保持治具側へ移動
させたのち一対の把持部材6aによって被検査物1をク
ランプする。
孔2aを利用して載置し、ついで、エアシリンダ20の
第2ポート20bより空気を導入して保持治具側へ移動
させたのち一対の把持部材6aによって被検査物1をク
ランプする。
【0020】 ついで、エアシリンダ20の第1ポー
ト20aおよび第2ポート20bを大気開放にする。
ト20aおよび第2ポート20bを大気開放にする。
【0021】 そののち、流体圧シリンダ11の第1
ポート11aより加圧流体を導入してピストンン12お
よびピストンロッド13を矢印方向へ移動させることに
より、レバー17とともに受け部材3を同方向へ移動さ
せ、一対の把持部材6aによってクランプされた被検査
物1をチャック6とともに同方向へ移動させ、図3に示
すように、被検査物1の基準面1aの一端側の当接点2
1を測定部5の計測基準面5aに当接させる。このとき
流体圧シリンダ11による力が矢印方向に作用するた
め、バネ19の弾発力に抗して連結部材15およびガイ
ド18側のみが矢印方向へその凹部15aが第1球状突
部17aに当接するまで移動して雌テーパ部18aと雄
テーパ部材16との間に間隙が生じる。その結果、レバ
ー17は第1球状突部17aと凹部15aの当接部を支
点として揺動自在の状態になる。
ポート11aより加圧流体を導入してピストンン12お
よびピストンロッド13を矢印方向へ移動させることに
より、レバー17とともに受け部材3を同方向へ移動さ
せ、一対の把持部材6aによってクランプされた被検査
物1をチャック6とともに同方向へ移動させ、図3に示
すように、被検査物1の基準面1aの一端側の当接点2
1を測定部5の計測基準面5aに当接させる。このとき
流体圧シリンダ11による力が矢印方向に作用するた
め、バネ19の弾発力に抗して連結部材15およびガイ
ド18側のみが矢印方向へその凹部15aが第1球状突
部17aに当接するまで移動して雌テーパ部18aと雄
テーパ部材16との間に間隙が生じる。その結果、レバ
ー17は第1球状突部17aと凹部15aの当接部を支
点として揺動自在の状態になる。
【0022】 上記の状態で、エアシリンダ20
の第1ポート20aより空気を導入してチャック6を上
端にロックさせると同時に一対の把持部材6aをアンク
ランプさせる。この状態で被検査物1の基準面1aを測
定部5の計測基準面5aに密着させること、つまり倣わ
せることが可能となる。すなわち、図4の(a)に示す
上記の状態から、図4の(b)に示すように、レバー
17が第1球状突部17aと凹部15aの当接部を支点
として揺動すると同時に第2球状突部17bと受け部材
3の凹部3bの当接部を支点として受け部材3とともに
被検査物1が揺動し基準面1aが計測基準面に密着す
る。この時点でプローブ5bにより被検査物の穴1bの
深さ等を計測する。
の第1ポート20aより空気を導入してチャック6を上
端にロックさせると同時に一対の把持部材6aをアンク
ランプさせる。この状態で被検査物1の基準面1aを測
定部5の計測基準面5aに密着させること、つまり倣わ
せることが可能となる。すなわち、図4の(a)に示す
上記の状態から、図4の(b)に示すように、レバー
17が第1球状突部17aと凹部15aの当接部を支点
として揺動すると同時に第2球状突部17bと受け部材
3の凹部3bの当接部を支点として受け部材3とともに
被検査物1が揺動し基準面1aが計測基準面に密着す
る。この時点でプローブ5bにより被検査物の穴1bの
深さ等を計測する。
【0023】 の工程が完了したのち、チャック6
の一対の把持部材6aによって被検査物1をクランプす
る。
の一対の把持部材6aによって被検査物1をクランプす
る。
【0024】 ついで、流体圧シリンダ11の第2ポ
ート11bより加圧流体を導入してピストン12および
ピストンロッド13を反矢印方向へ移動させることによ
って、レバー17とともに受け部材を同方向へ移動させ
るとともに、エアシリンダ20の第2ポート20bより
空気を導入してチャック6を反矢印方向へ移動させて被
検査物1を保持治具2に戻す。
ート11bより加圧流体を導入してピストン12および
ピストンロッド13を反矢印方向へ移動させることによ
って、レバー17とともに受け部材を同方向へ移動させ
るとともに、エアシリンダ20の第2ポート20bより
空気を導入してチャック6を反矢印方向へ移動させて被
検査物1を保持治具2に戻す。
【0025】 上記ののち、上記の状態で待機さ
せる。
せる。
【0026】次に受け部材の変形例について説明する。
【0027】図5は受け部材の第1変形例を示す主要部
の部分断面図であって、本変形例は、押圧部材であるレ
バー27の先端に一体的に取付けた鋼球27bを受け部
材23の半球状の凹部に摺動自在に嵌合させて、受け部
材23を鋼球27bを揺動支点として揺動自在にレバー
27に支持させたものである。
の部分断面図であって、本変形例は、押圧部材であるレ
バー27の先端に一体的に取付けた鋼球27bを受け部
材23の半球状の凹部に摺動自在に嵌合させて、受け部
材23を鋼球27bを揺動支点として揺動自在にレバー
27に支持させたものである。
【0028】図6は、受け部材の第2変形例を示す主要
部の部分正面図である。本変形例は、被検査物が筒状体
である場合に用いるものであって、押圧部材であるレバ
ー37の先端に、前記被検査物の開口部にその一部が嵌
合する大きさの鋼球からなる受け部材33を一体的に設
けたものである。
部の部分正面図である。本変形例は、被検査物が筒状体
である場合に用いるものであって、押圧部材であるレバ
ー37の先端に、前記被検査物の開口部にその一部が嵌
合する大きさの鋼球からなる受け部材33を一体的に設
けたものである。
【0029】本変形例では、受け部材33を前記被検査
物の開口部に嵌合させて被検査物を受け部材33を支点
として揺動自在に支持することができる。
物の開口部に嵌合させて被検査物を受け部材33を支点
として揺動自在に支持することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成されている
ので、次に記載するような効果を奏する。
ので、次に記載するような効果を奏する。
【0031】被検査物を移動させてその基準面を測定部
の計測基準面に当接するまでの間は押圧部材が直立して
いるので正確に被検査物の基準面を計測基準面に当接さ
せることができる。また両者が当接したのち押圧部材が
揺動するとともに被検査物も揺動するため、アスペクト
比の大きな被検査物であっても途中でロックされること
なく被検査物の基準面を測定物の計測基準面に密着させ
ることができる。
の計測基準面に当接するまでの間は押圧部材が直立して
いるので正確に被検査物の基準面を計測基準面に当接さ
せることができる。また両者が当接したのち押圧部材が
揺動するとともに被検査物も揺動するため、アスペクト
比の大きな被検査物であっても途中でロックされること
なく被検査物の基準面を測定物の計測基準面に密着させ
ることができる。
【図1】本発明の倣い装置の一実施例を示す模式斜視図
である。
である。
【図2】図1に示す倣い装置の主要部の模式断面図であ
る。
る。
【図3】図1に示す倣い装置により被検査物の基準面を
測定部の計測基準面を当接した状態を示す主要部の模式
断面図である。
測定部の計測基準面を当接した状態を示す主要部の模式
断面図である。
【図4】図1に示す倣い装置の動作原理を示す説明図で
ある。
ある。
【図5】本発明に係る受け部材の第1変形例を示す部分
断面図である。
断面図である。
【図6】本発明に係る受け部材の第2変形例を示す部分
断面図である。
断面図である。
【図7】従来の倣い装置の主要部を示す模式断面図であ
る。
る。
1 被検査物 1a 基準面 1b 穴 2 保持治具 2a 孔 3,23,33 受け部材 3a,15a 凹部 4 移動装置 5 測定部 5a 計測基準面 5b プローブ 6 チャック 6a 把持部材 7 測定部本体 8 支持板 9 ガイド 10 基台 11 流体圧シリンダ 12 ピストン 13 ピストンロッド 14 案内部材 14a リニアガイド 15 連結部材 16 雄テーパ部材 17,27,37 レバー 17a 第1球状突部 17b 第2球状突部 18 ガイド 18a 雌テーパ部 19 バネ 20 エアシリンダ 21 当接点
Claims (2)
- 【請求項1】 計測基準面を有する測定部と、前記計測
基準面に被検査物の基準面を密着させるために該被検査
物を支持して直線往復移動させるための移動装置を備え
た倣い装置であって、 前記移動装置は、直線往復移動させるための駆動手段
と、前記駆動手段によって直線往復移動される前記駆動
手段側に向けて拡大する雌テーパ部をもつガイドと、前
記雌テーパ部に対応する形状の雄テーパ部材が一体的に
設けられた押圧部材と、前記押圧部材の自由端側に設け
られた前記被検査物を支持するための受け部材とを備
え、前記押圧部材が軸方向にわずかに移動自在であると
ともに前記雌テーパ部に前記雄テーパ部材が密着するよ
うに弾性体によって常時付勢されていることを特徴とす
る倣い装置。 - 【請求項2】 受け部材を押圧部材に設けられた揺動支
点によって揺動自在に支持したことを特徴とする請求項
1記載の倣い装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24382593A JP2873421B2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 倣い装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24382593A JP2873421B2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 倣い装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0771902A JPH0771902A (ja) | 1995-03-17 |
JP2873421B2 true JP2873421B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=17109494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24382593A Expired - Fee Related JP2873421B2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 倣い装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2873421B2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-03 JP JP24382593A patent/JP2873421B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH0771902A (ja) | 1995-03-17 |
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