JP2001343311A - 抗折強度試験装置 - Google Patents

抗折強度試験装置

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JP2001343311A
JP2001343311A JP2000161622A JP2000161622A JP2001343311A JP 2001343311 A JP2001343311 A JP 2001343311A JP 2000161622 A JP2000161622 A JP 2000161622A JP 2000161622 A JP2000161622 A JP 2000161622A JP 2001343311 A JP2001343311 A JP 2001343311A
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Masayuki Seki
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Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】錠剤状試料の抗折強度を精度よく試験する。 【解決手段】 試料台8は試験対象の錠剤状試料を負荷
軸の位置に保持するために、外枠21の中には支点とな
る2つの突起を有する支点台22が固定され、支点台2
2の上には試料を投入するための試料投入孔が形成され
た試料枠23が支点台22に対して紙面に垂直の方向に
摺動可能に配置されている。この試料投入孔は各種の試
料形状に合うように複数個形成されている。また、その
横には位置決め孔が形成されており、外枠に備えられた
ボール24と係合することで試料投入孔の中心が負荷軸
27と一致するように位置決めされる。試料投入孔に入
れられた試料Sは上方からポンチ7によって負荷をかけ
られ、支点台22の2つの突起とポンチとによって三点
曲げ負荷かけられ、試料が折れたときの荷重値を抗折強
度とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲み薬などの錠剤
および錠剤に類似した形状をもつ粒状試料の折れやすさ
に関する試験を行う抗折強度試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】飲み薬である錠剤または錠剤に類似した
形状をもつ粒状試料の折れやすさ、または、折れにくさ
を表す強度を試験する場合がある。各種材料の引張試験
や圧縮試験が行える材料試験機を利用して錠剤について
も三点曲げ試験や圧縮試験が可能であって、試料である
錠剤状試料を試験機の負荷軸の位置に手でおき、試験機
の負荷機構に取り付けられたポンチを用いて錠剤状試料
を押し、錠剤状試料が折れたときの負荷荷重を測定する
ことによって錠剤状試料の強度を測定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】比較的小さな錠剤状試
料を試験機の負荷軸の位置に正しくセットすることは大
変手間のかかる作業であり、しかも曲げ試験を行うとき
には支点となる2点と荷重を負荷する点であるポンチの
接触点との関係も、ポンチの接触点が2つの支点間のち
ょうど中央になる必要がある。このような試料のセッテ
ィングを正確に素早く行うことは難しいことである。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、錠剤状試料が簡単に負荷軸の位置にセッ
トされて三点曲げ試験による抗折強度試験が正しく行え
る試験装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、試料台に載置された錠剤状試料に曲げ負
荷を加え試料が折れるときの荷重を測定して抗折強度を
試験する抗折強度試験装置において、試料に負荷を加え
るポンチと、加えられた負荷を計測するロードセルとを
有し、前記試料台は、負荷軸の位置に配置され支点とな
る2つの突起を有する支点台と、この支点台の上に配置
され試料がちょうど入る大きさに形成された試料投入孔
を有する試料枠を備え、この試料投入孔に試料を投入し
た後、試料に対して前記ポンチにより負荷を加え、試料
が折れたときの前記ロードセルが計測する負荷に基づい
て抗折強度を測定することを特徴とする。
【0006】本発明の抗折強度試験装置は、錠剤状試料
に負荷を与える負荷軸の位置に試料を載置するための試
料台が配置されている。この試料台は、三点曲げ試験を
行うときに試料を下から支えて支点となる2つの突起を
有する支点台と、また、この試料台の上には試料がちょ
うど入る大きさの試料投入孔が形成された試料枠を備え
ている。この2つの支点間の中心および試料投入孔の中
心は負荷軸と一致しているので、試料投入孔に試料を入
れるだけで負荷軸に対して試料の中心が一致することと
なる。この状態で試料に負荷を加えるためのポンチを下
げて試料に押し当てながら荷重を検出すれば正しく抗折
強度試験を行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の抗折強度試験装置
を示す図である。抗折強度試験装置1は、ベース2の上
に立てられた2本の支柱3とその最上部で左右に渡され
たクロスヨーク4からなるフレームの中に、支柱3に内
蔵されたネジ竿などによって上下動可能なクロスヘッド
5が設けられている。クロスヘッド5の下側には荷重を
検出するためのロードセル6を介して試料Sを押して力
を加えるためのポンチ7が設けられており、このポンチ
の移動方向が負荷軸となる。ベース2の上には試験対象
の錠剤状試料を保持する試料台8が固定されている。こ
の試料台8に錠剤状の試料Sを載置した後、クロスヘッ
ド5を下方に移動させることによって棒状のポンチ7の
先端が試料Sに当接し、試料Sに曲げ荷重を与える。そ
のときの荷重はポンチ7とクロスヘッド5の間に取り付
けられたロードセル6によって測定され、試料Sの曲げ
変位量はクロスヘッドの移動距離などによって測定され
る。
【0008】本発明の要部である試料台8の詳細構造を
図2と図3に示す。図2は試料台8の立面図であり、図
3は図2に描かれた矢印Aの方向から見た矢視図であ
る。試料台8は下部継手11を介してベース2に連結さ
れている。試料台8と下部継手11との間はロックナッ
ト12やロックピン13によって係合されている。
【0009】試料台8は試験対象の錠剤状試料に力を加
える軸である負荷軸27の位置に保持するためのもので
あって、次のような構造となっている。外枠21の中に
は支点となる2つの突起を有する支点台22が固定され
ている。図4は支点台22の詳細を示す図であって、図
4(a)は支点台22の平面図であり、図4(b)はそ
の立面図である。支点台22は板の上部に突起が形成さ
れており、この2つの突起が試料を載せたときの支点3
1となる。この支点間の距離Lは試料の大きさに合せた
所定の値としておく。支点31となる突起は頂点部分の
高さが同一で平行な2本の尾根のような形状とすること
が望ましい。支点間のミゾ32の形状は図に示したよう
な断面が四角でなくとも、支点となる先端が鋭利な角度
を持っている形状であればどのようなものでもよい。そ
して、支点台22は二つの支点の中間点が負荷軸と一致
するように固定ピン26によって位置決めされつつ外枠
21に固定されている。
【0010】図2において、支点台22の上には試料を
投入するための孔が形成された試料枠23が支点台22
に対して図3で示す矢印Bの方向に摺動可能に配置され
ている。図5は試料枠の詳細を示す図であって、図5
(a)は試料枠23の平面図であり、図5(b)はその
D−D断面図である。試料枠23には試料を入れるため
の試料投入孔33が複数個形成されている。複数の試料
投入孔33は各種の試料形状に合うようにそれぞれが適
宜の大きさと形状を有する。この試料投入孔33の形状
は、代表的には円形の錠剤外形とぴったりと合う直径を
持つ円形の孔であるが、形状が長円形の錠剤を試験する
場合には長円形とすることができる。また、それぞれの
試料投入孔33の横には位置決め孔34が形成されてい
る。この孔は図3の矢印Bのように試料枠23を摺動さ
せたときに負荷軸の位置にそれぞれの試料投入孔33が
ちょうど位置決めされるようにするためのものである。
【0011】図2に示すように、外枠21に上面には下
端にボール24を埋め込みバネを介してこのボール24
を下方に押付ける押しネジ25が備えられている。この
ボール24は上記した試料枠23の位置決め孔34に嵌
まり込むことによって試料投入孔33を位置決めし、試
料投入孔33の中心が負荷軸27と一致するようにして
いる。
【0012】錠剤状試料の抗折強度試験は次のような手
順で行う。試料枠23は試料の大きさと形状に合せて、
適当な試料投入孔33が負荷軸の真下に来るようにスラ
イドされる。選択された試料投入孔33が負荷軸の位置
に来るとボール24が位置決め孔34に嵌まり込むこと
で選択された試料投入孔33の中心が負荷軸と一致す
る。そして試験されるべき錠剤状試料Sがこの試料投入
孔33に入れられると、試料Sの大きさは試料投入孔の
形状とぴったり合っているので、試料Sの中心が負荷軸
と一致することになる。次にクロスヘッド5の下方への
動きに伴って図2の矢印Cで示すように先端が鋭い角を
持つポンチ7が試料Sに当たるまで押しつけられ、さら
に試料Sが折れるまで負荷をかけられて試験される。こ
のときの試験力はロードセル6によって検出され、その
出力信号は図示していない計測回路によって計測され表
示装置に表示される。
【0013】図6に5個の試料を抗折強度試験したとき
の結果の一例を示す。図6で縦軸はロードセル6で計測
された力であり、横軸はポンチ7の変位量である。5個
のグラフは見やすいように横軸を1mmづつずらして描い
てある。ポンチを下げるにしたがって徐々に力が試料に
加わり、およそ変位が0.6mm、力が60Nのところで試料が
おれ、急激に力が小さくなる。このとき得られたの最大
荷重を試料の抗折強度とする。
【0014】
【発明の効果】本発明の抗折強度試験装置は、錠剤状試
料を投入する孔を有し、この孔に試料を載置するだけで
試料の中心とと負荷軸の位置が一致するから、抗折強度
試験を行う際の試料のセッティングが容易かつ確実とな
り、精度と再現性のよい試験を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の抗折強度試験装置の概略図である。
【図2】本発明の要部である試料台の詳細を示す図であ
る。
【図3】試料台の上面を示す図である。
【図4】支点台の詳細を示す図である。
【図5】試料枠の詳細を示す図である。
【図6】抗折強度試験結果の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…抗折接強度試験装置 2…ベース 3…支柱 4…クロスヨーク 5…クロスヘッド 6…ロードセル 7…ポンチ 8…試料台 21…外枠 22…支点台 23…試料枠 24…ボール 25…ボール押しネジ 26…ピン 26…負荷軸 31…支点 32…ミゾ 33…試料投入孔 34…位置決め孔 S…試料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料台に載置された錠剤状試料に曲げ負
    荷を加え試料が折れるときの荷重を測定して抗折強度を
    試験する抗折強度試験装置において、試料に負荷を加え
    るポンチと、加えられた負荷を計測するロードセルとを
    有し、前記試料台は負荷軸の位置に配置され支点となる
    2つの突起を有する支点台と、この支点台の上に配置さ
    れ試料がちょうど入る大きさに形成された試料投入孔を
    有する試料枠を備え、この試料投入に試料を投入した
    後、試料に対して前記ポンチにより負荷を加え、試料が
    折れたときの前記ロードセルが計測する負荷に基づいて
    抗折強度を測定することを特徴とする抗折強度試験装
    置。
JP2000161622A 2000-05-31 2000-05-31 抗折強度試験装置 Pending JP2001343311A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101117443B1 (ko) 2009-03-10 2012-02-29 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 파괴강도 측정장치 및 파괴강도 측정방법
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