JPH07218500A - スランプ試験装置 - Google Patents

スランプ試験装置

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JPH07218500A
JPH07218500A JP3542994A JP3542994A JPH07218500A JP H07218500 A JPH07218500 A JP H07218500A JP 3542994 A JP3542994 A JP 3542994A JP 3542994 A JP3542994 A JP 3542994A JP H07218500 A JPH07218500 A JP H07218500A
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JP
Japan
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slump
scale
horizontal bar
concrete
base plate
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Pending
Application number
JP3542994A
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English (en)
Inventor
Hirokazu Nishida
浩和 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンクリートのスランプ試験装置において、
スランプが25cmを越える高流動のコンクリートのス
ランプを測定できるようにするとともに、スランプフロ
ー測定器を使用しなくてもスランプフローの測定をでき
るようにした。 【構成】 スランプ試験装置の台板2は、その上面にス
ランプフローの外径を表わす目盛7が設けられ、また、
検尺1は、支持板3から垂直に目盛支柱4が起立される
とともに、目盛支柱4に水平バー5が上下位置調節可能
に設けられ、水平バー5の目盛支柱4への取付け基部が
屈曲部5aに形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築資材としてのコン
クリートの柔らかさを測定するスランプ試験装置に関
し、特に、スランプフローが50〜70cmと大きい高
流動コンクリートの測定を可能にしたものである。
【0002】
【従来の技術】建築資材としてのコンクリートは、使用
目的に応じた軟らかさが要求されるため、スランプ装置
によりコンクリートの軟らかさを測定している。従来の
スランプ試験装置は、図4に示す縦横が60×60cm
の鋼板製で把手aを有する台板Aと、図5に示すハート
型の支持板bに目盛支柱cが起立されるとともに、目盛
支柱cに水平バーdを上下移動可能に設けた検尺Bとで
構成されている。そして鋼板製台板Aの上にスランプコ
ーンを置き、その中にコンクリートを3層に詰め、スラ
ンプコーンを上に抜き取ってコンクリートの流動が止ま
った後に、コンクリートの高さに検尺の水平バーdを一
致させて、目盛支柱cの目盛から、スランプコーンを抜
き取る前のコンクリートの高さからどれだけ低下したか
を表わすスランプを測定して、コンクリートの軟らかさ
を知るようにしている。またスランプフローの測定は、
図6に示すスランプフロー測定器Cを使用し、その2つ
の爪部eをコンクリートの中心部とフローの外周部とに
一致させてフロー長さを測定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のスランプ試験装
置では、スランプが25cmを越える場合は、水平バー
の基部が検尺の支持板に当たって水平バーを下げる障害
となり、スランプの測定ができないという問題があっ
た。またスランプが25cmを越えるコンクリートの場
合は、必然的にスランプフローが50cmを越えてしま
い、鋼板製台板の上面にコンクリートが広がって検尺を
置くことができない。その場合、検尺を鋼板製台板の外
側に置くことも可能であるが、水平バーの長さが足りな
くてコンクリートの中心部にまで届かないために測定が
できず、また誤差も生じ易い。さらにスランプフローの
測定は、その為の測定器が別個に必要であり、その扱い
や保管に手間を要するものであった。そこで本発明は、
スランプが25cmを越えるような高流動コンクリート
の場合でも容易に測定できるようにするとともに、スラ
ンプフロー測定器を使用しなくても鋼板製台板の目盛に
よりスランプフローを測定できるようにすることを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、スランプコー
ンを置くための台板と、スランプコーン内に詰められた
コンクリートのスランプを測定する検尺とからなるスラ
ンプ試験装置において、上記目的を達成したものであ
る。スランプ試験装置の台板は、その上面にスランプフ
ローの外径を表わす目盛が設けられ、また検尺は、支持
板から垂直に目盛支柱が起立されるとともに、目盛支柱
に水平バーが上下位置調節可能に設けられ、前記水平バ
ーは目盛支柱への取付け側の基部が屈曲部に形成され
て、水平バーの測定面を支持板の下面近くにまで移動さ
せられることを特徴とする。また台板の上面にスランプ
コーンを置くための位置決め線を設けることにより、ス
ランプフローの外径の測定で誤差を生じにくくすること
ができる。
【0005】
【作用】上記のスランプ試験装置によりコンクリートの
スランプを測定する場合、台板の上に所定高さのスラン
プコーンを置き、その中にコンクリートを3層に詰め
る。その後、スランプコーンを上に抜き取り、コンクリ
ートの流動が止まった後に、検尺を台板の上に載せて、
水平バーの測定面をコンクリートの中央の頂部に一致さ
せて目盛支柱の目盛によりコンクリートのさがり(スラ
ンプ)を検出する。またスランプが25cmより大きい
ような場合でも、水平バーの基部が屈曲されているため
に、支持板に邪魔されることなく水平バーの測定面を下
げることができ、スランプを測定することが可能であ
る。さらに、スランプフローは、台板の上面に設けられ
ている目盛により、測定することができ、従来のように
スランプフロー測定器を必要としない。
【0006】
【実施例】本発明のスランプ試験装置の実施例を図1、
2により説明する。スランプ試験装置は、図1に示す検
尺1と、図2に示す台板2とで構成され、台板2の上に
置いたスランプコーン内にコンクリートを3層に詰め
て、その後にスランプコーンを上に抜き取り、コンクリ
ートの流動の止まった後に、検尺1によりスランプを測
定できるようになっている。
【0007】検尺1は、ハート型の支持板3に目盛支柱
4が垂直に起立され、その目盛支柱4に水平バー5が上
下位置を調節可能に設けられている。目盛支柱4にはコ
ンクリートのスランプを測定するために目盛4aが付さ
れており、水平バー5の高さに対応した目盛4aを読む
ことにより、コンクリートのスランプを知ることができ
るようになっている。なお水平バー5の長さは、外径の
大きなスランプフローを測定できるように従来のものよ
り長め(例えば35cm)に形成されている。水平バー
5の目盛支柱4への取付け側の基部は、逆L字形や円弧
状などの屈曲部5aに形成され、水平バー5の基部が支
持板3の上面に当たる状態で水平バー5の先端側の測定
面が支持板3の下面近くにまで下げられるようになって
いる。
【0008】また水平バー5の基部の端部は筒状に形成
されて、その筒状部5bが目盛支柱4に上下移動可能に
嵌合され、本実施例では筒状部5bからの突出片に水平
バー5の基部がネジ結合されている。水平バー5の筒状
部5bには固定手段が設けられて、水平バー5の測定面
をコンクリートの頂部に一致させた状態で固定できるよ
うになっている。なお本実施例の固定手段は、固定ネジ
6を筒状部5bの周壁にネジ込んで、先端を目盛支柱4
に当てることにより固定できるようになっている。
【0009】台板2は、鋼板製で縦横がそれぞれ80c
mの正方形に形成され、その上面にスランプフローの外
径を測定するための目盛7が設けられている。本実施例
では目盛7として、台板2の中心の回りに外径を表わす
同心状の複数の円弧を設けているが、破線状に記載して
もよい。また、スランプコーンを置く場合に、置く位置
がずれないように位置決め線8が台板2の上面に設けら
れている。さらに台板2が大きいために重いので、台板
2の両側に持ち運びを容易にするために把手9が設けら
れている。
【0010】上記のスランプ試験装置により、スランプ
測定する場合は、JISA1101(コンクリートのスラン
プ試験方法)に準じて行なう。すなわち、スランプコー
ンの内面を湿布などでふいて、水平に設置した台板2の
上に置き、試料のコンクリートをほぼ等しい量の3層に
分けてスランプコーンに詰める。その際、各層は突き棒
でならした後に25回一様に突き、各層を突く際、突き
棒の突き入れは、その前層にほぼ達する程度とする。次
に、スランプコーンに詰めたコンクリートの上面をスラ
ンプコーンの上端に合わせてならした後、直ちにスラン
プコーンを静かに2〜3秒で鉛直に引上げ、コンクリー
トの中央部に検尺の水平バー5を一致させて下がりを図
り、これをスランプとする。また台板2の目盛7から、
最大径とその直角方向の径を図り、その平均値をスラン
プフローとする。
【0011】
【発明の効果】本発明のスランプ試験装置によれば、検
尺の基部が屈曲部に形成されているので、高流動コンク
リートであってスランプが25cm以上のものでも測定
可能であって、スランプ0〜30cmの測定が可能であ
る。また台板の上面にスランプフローの外径を測定する
ための目盛が設けてあるので、従来必要としたスランプ
フロー測定器を使用しなくてもスランプフローの測定が
可能となり、さらに台板の上面にスランプコーンを置く
位置決め線が設けられているので、精度よく測定するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスランプ試験装置の検尺の概略図であ
る。
【図2】本発明のスランプ試験装置の台板の概略図であ
る。
【図3】本発明のスランプ試験装置の使用状態を示す説
明図である。
【図4】従来のスランプ試験装置の台板の概略図であ
る。
【図5】従来のスランプ試験装置の検尺の概略図であ
る。
【図6】従来のスランプ試験でスランプフローを測定す
るときに使用した測定器の概略図である。
【符号の説明】
1 検尺 2 台板 4 目盛支柱 5 水平バー 7 目盛 8 位置決め線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スランプコーンを置くための台板と、ス
    ランプコーン内に詰められたコンクリートのスランプを
    測定する検尺とからなるスランプ試験装置において、台
    板の上面にスランプフローの外径を表わす目盛が設けら
    れ、検尺は、支持板から垂直に目盛支柱が起立されると
    ともに、目盛支柱に水平バーが上下位置調節可能に設け
    られ、前記水平バーは目盛支柱への取付け側の基部が屈
    曲部に形成されて、水平バーの測定面を支持板の下面近
    くにまで移動させられることを特徴とするスランプ試験
    装置。
  2. 【請求項2】 台板の上面にスランプコーンを置くため
    の位置決め線が設けられていることを特徴とする請求項
    1のスランプ試験装置。
JP3542994A 1994-02-08 1994-02-08 スランプ試験装置 Pending JPH07218500A (ja)

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JP3542994A JPH07218500A (ja) 1994-02-08 1994-02-08 スランプ試験装置

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JP3542994A JPH07218500A (ja) 1994-02-08 1994-02-08 スランプ試験装置

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ID=12441624

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JP3542994A Pending JPH07218500A (ja) 1994-02-08 1994-02-08 スランプ試験装置

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