JPH0112199Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0112199Y2 JPH0112199Y2 JP1981185742U JP18574281U JPH0112199Y2 JP H0112199 Y2 JPH0112199 Y2 JP H0112199Y2 JP 1981185742 U JP1981185742 U JP 1981185742U JP 18574281 U JP18574281 U JP 18574281U JP H0112199 Y2 JPH0112199 Y2 JP H0112199Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slump
- cylinder
- concrete
- cone
- slump cone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010998 test method Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はコンクリートのスランプ試験装置に
関するものである。
関するものである。
コンクリートのスランプ試験はまだ固まらない
コンクリートのコンシステンシーを測定する方法
として最も広く採用され、JIS Ａ 1101にその試
験方法が規定されている。このスランプ試験はコ
ンクリートの施工性の良否の判定に重要である
が、現行の試験方法は試験員による個人差が大き
く、その精度に問題があると共に、スランプ値数
cmは作為的に左右できる問題がある。例えば、コ
ンクリートを詰めたスランプコーンは静かに鉛直
に２〜３秒で引上げることが条件であるが、スラ
ンプコーンの引上げ速度を速くすれば、スランプ
は大きくなり、ゆつくり引き上げると小さくなる
傾向があり、またスランプコーンに回動や揺動を
与えてもスランプ値を大きくすることができ、こ
のため試験員の個人差が大きいと共にスランプ値
を作為的に左右できる欠点がある。
コンクリートのコンシステンシーを測定する方法
として最も広く採用され、JIS Ａ 1101にその試
験方法が規定されている。このスランプ試験はコ
ンクリートの施工性の良否の判定に重要である
が、現行の試験方法は試験員による個人差が大き
く、その精度に問題があると共に、スランプ値数
cmは作為的に左右できる問題がある。例えば、コ
ンクリートを詰めたスランプコーンは静かに鉛直
に２〜３秒で引上げることが条件であるが、スラ
ンプコーンの引上げ速度を速くすれば、スランプ
は大きくなり、ゆつくり引き上げると小さくなる
傾向があり、またスランプコーンに回動や揺動を
与えてもスランプ値を大きくすることができ、こ
のため試験員の個人差が大きいと共にスランプ値
を作為的に左右できる欠点がある。
この考案はスランプ試験の半自動化を図ること
により、前述の欠点を解消し、個人差による試験
誤差のほとんどないコンクリートのスランプ試験
装置を提供するもので、その構成はコンクリート
が詰められる中空の円すい台形状のスランプコー
ンと、該スランプコーンを鉛直に上下動させるシ
リンダーと、該シリンダーに設けられ、一部切欠
きを有するストツパーを兼ねた案内板と、前記シ
リンダーのピストンロツド先端に一端が水平方向
に回動可能に支持され、他端は前記スランプコー
ンに固定されたアームと、該アームから前記案内
板の切欠き内を通過可能に垂下される案内棒とを
備えることを特徴とする。
により、前述の欠点を解消し、個人差による試験
誤差のほとんどないコンクリートのスランプ試験
装置を提供するもので、その構成はコンクリート
が詰められる中空の円すい台形状のスランプコー
ンと、該スランプコーンを鉛直に上下動させるシ
リンダーと、該シリンダーに設けられ、一部切欠
きを有するストツパーを兼ねた案内板と、前記シ
リンダーのピストンロツド先端に一端が水平方向
に回動可能に支持され、他端は前記スランプコー
ンに固定されたアームと、該アームから前記案内
板の切欠き内を通過可能に垂下される案内棒とを
備えることを特徴とする。
以下、その詳細を図面に基いて説明する。
第１図はこの考案の概略斜視図である。
第１図において、この考案によるコンクリート
のスランプ試験装置１は中空で下部が上部より大
なる円すい台形状（JISでは上部径10cm、下部径
20cm、高さ30cm）のスランプコーン２と、エアシ
リンダー、油圧シリンダー、電動シリンダー等の
シリンダー３と、該シリンダー３のピストンロツ
ド４先端と前記スランプコーン２を連結したアー
ム５から主として構成され、シリンダー３のピス
トンロツド４による上下動がアーム５を介してス
ランプコーン２に伝達され、スランプコーン２は
鉛直に上下動される。アーム５はピストンロツド
４及びスランプコーン２とボルト若しくははめ込
み方式等により着脱自在に固定し、その取扱いを
容易にすることが好ましいが、溶接等で固着して
も良い。いずれにしてもアーム５はピストンロツ
ド４と共に回動する場合を含めてピストンロツド
４の軸心を中心として水平方向に回動可能に支持
される。又、スランプコーン２をアーム５に対し
て蝶着することにより回動自在に設け、スランプ
コーン２の内部清掃を容易にすることも可能であ
る。
のスランプ試験装置１は中空で下部が上部より大
なる円すい台形状（JISでは上部径10cm、下部径
20cm、高さ30cm）のスランプコーン２と、エアシ
リンダー、油圧シリンダー、電動シリンダー等の
シリンダー３と、該シリンダー３のピストンロツ
ド４先端と前記スランプコーン２を連結したアー
ム５から主として構成され、シリンダー３のピス
トンロツド４による上下動がアーム５を介してス
ランプコーン２に伝達され、スランプコーン２は
鉛直に上下動される。アーム５はピストンロツド
４及びスランプコーン２とボルト若しくははめ込
み方式等により着脱自在に固定し、その取扱いを
容易にすることが好ましいが、溶接等で固着して
も良い。いずれにしてもアーム５はピストンロツ
ド４と共に回動する場合を含めてピストンロツド
４の軸心を中心として水平方向に回動可能に支持
される。又、スランプコーン２をアーム５に対し
て蝶着することにより回動自在に設け、スランプ
コーン２の内部清掃を容易にすることも可能であ
る。
又、６はシリンダー３に設けた一部切欠き６ａ
を有するストツパーを兼ねた案内板で、アーム５
から垂下した案内棒７が前記切欠き６ａ内を通過
することにより、スランプコーン２の安定した、
振れのない上下動を可能にすると共に、スランプ
コーン２の上昇後は、第３図の点線に示す位置に
アーム５をピストンロツド４を中心に回動させる
ことにより、案内板６上に案内棒７を位置させ、
スランプコーン２の落下を防止するストツパーの
作用をする。
を有するストツパーを兼ねた案内板で、アーム５
から垂下した案内棒７が前記切欠き６ａ内を通過
することにより、スランプコーン２の安定した、
振れのない上下動を可能にすると共に、スランプ
コーン２の上昇後は、第３図の点線に示す位置に
アーム５をピストンロツド４を中心に回動させる
ことにより、案内板６上に案内棒７を位置させ、
スランプコーン２の落下を防止するストツパーの
作用をする。
尚、８はシリンダー３に設けた目盛、９はシリ
ンダー３に取付けた回動、及び昇降可能な水平ス
ケールであるが、省略することも可能である。
ンダー３に取付けた回動、及び昇降可能な水平ス
ケールであるが、省略することも可能である。
また、１０はシリンダー３を載置して固定し、
スランプ試験を行なう試験台、１２は長さ調節可
能な脚で作業の姿勢を楽にさせると共に、試験台
１０上の水準器１３を見て試験台１０の水平をと
り、固定可能なキヤスター１４を取付けることに
より移動も容易になる。
スランプ試験を行なう試験台、１２は長さ調節可
能な脚で作業の姿勢を楽にさせると共に、試験台
１０上の水準器１３を見て試験台１０の水平をと
り、固定可能なキヤスター１４を取付けることに
より移動も容易になる。
以上説明したこの考案のコンクリートのスラン
プ試験装置１によるスランプ試験は、第２図に示
すように試験台１０上に水平に設置した水密性平
板上１１のほぼ中央にスランプコーン２を降下さ
せた状態で置き、JIS Ａ 1101で規定された方法
によりコンクリートをスランプコーン２の上部よ
り詰める。
プ試験装置１によるスランプ試験は、第２図に示
すように試験台１０上に水平に設置した水密性平
板上１１のほぼ中央にスランプコーン２を降下さ
せた状態で置き、JIS Ａ 1101で規定された方法
によりコンクリートをスランプコーン２の上部よ
り詰める。
所定の方法でコンクリートを詰め終ると、図示
しない駆動装置によりシリンダー３を作動させ、
ピストンロツド４の上昇により、矢印で示すよう
にスランプコーン２を鉛直に静かに引上げる。
しない駆動装置によりシリンダー３を作動させ、
ピストンロツド４の上昇により、矢印で示すよう
にスランプコーン２を鉛直に静かに引上げる。
ここで、スランプコーン２の引き上げ速度は、
高さ30cmで２〜３秒となるようにあらかじめシリ
ンダー３を調節しておき、スランプコーンの上昇
後は第３図の点線に示す位置においてアーム５を
ピストンロツド４を中心に回動させ、案内板６の
切欠き６ａ内を静かに上昇した案内棒７を案内板
６上に位置させることにより、スランプコーン２
の落下を防止し、この状態でコンクリートのスラ
ンプを測定する。スランプの測定はあらかじめ目
盛８を設けたシリンダー３に取り付けた水平スケ
ール９により測定するが、別途Ｔ形スケール、Ｌ
形スケール等より測定しても良い。
高さ30cmで２〜３秒となるようにあらかじめシリ
ンダー３を調節しておき、スランプコーンの上昇
後は第３図の点線に示す位置においてアーム５を
ピストンロツド４を中心に回動させ、案内板６の
切欠き６ａ内を静かに上昇した案内棒７を案内板
６上に位置させることにより、スランプコーン２
の落下を防止し、この状態でコンクリートのスラ
ンプを測定する。スランプの測定はあらかじめ目
盛８を設けたシリンダー３に取り付けた水平スケ
ール９により測定するが、別途Ｔ形スケール、Ｌ
形スケール等より測定しても良い。
以上説明したこの考案のコンクリートのスラン
プ試験装置は極めて簡単な構造で、その取扱いも
容易で、スランプ試験の半自動化を図ることがで
きると共に、試験員による個人差のない、精度の
高いスランプ測定が可能となる。
プ試験装置は極めて簡単な構造で、その取扱いも
容易で、スランプ試験の半自動化を図ることがで
きると共に、試験員による個人差のない、精度の
高いスランプ測定が可能となる。
第１図はこの考案のコンクリートのスランプ試
験装置を示す概略斜視図、第２図及び第３図はス
ランプ試験の概略を説明する側面図及び平面図で
ある。 図において、１……コンクリートのスランプ試
験装置、２……スランプコーン、３……シリンダ
ー、４……ピストンロツド、５……アーム、６…
…案内板、７……案内棒、８……目盛、９……水
平スケール、である。
験装置を示す概略斜視図、第２図及び第３図はス
ランプ試験の概略を説明する側面図及び平面図で
ある。 図において、１……コンクリートのスランプ試
験装置、２……スランプコーン、３……シリンダ
ー、４……ピストンロツド、５……アーム、６…
…案内板、７……案内棒、８……目盛、９……水
平スケール、である。
Claims (1)
- コンクリートが詰められる中空の円すい台形状
のスランプコーンと、該スランプコーンを鉛直に
上下動させるシリンダーと、該シリンダーに設け
られ、一部切欠きを有するストツパーを兼ねた案
内板と、前記シリンダーのピストンロツド先端に
一端が水平方向に回動可能に支持され、他端は前
記スランプコーンに固定されたアームと、該アー
ムから前記案内板の切欠き内を通過可能に垂下さ
れる案内棒とを備えることを特徴とするコンクリ
ートのスランプ試験装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18574281U JPS5891162U (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | コンクリ−トのスランプ試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18574281U JPS5891162U (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | コンクリ−トのスランプ試験装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5891162U JPS5891162U (ja) | 1983-06-20 |
| JPH0112199Y2 true JPH0112199Y2 (ja) | 1989-04-10 |
Family
ID=29987067
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18574281U Granted JPS5891162U (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | コンクリ−トのスランプ試験装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5891162U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104374670A (zh) * | 2014-11-13 | 2015-02-25 | 长安大学 | 一种多孔混凝土工作性的测试系统及方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH082599Y2 (ja) * | 1993-03-09 | 1996-01-29 | 茂幸 十河 | コンクリートのスランプ試験装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56157657U (ja) * | 1980-04-23 | 1981-11-25 |
-
1981
- 1981-12-15 JP JP18574281U patent/JPS5891162U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104374670A (zh) * | 2014-11-13 | 2015-02-25 | 长安大学 | 一种多孔混凝土工作性的测试系统及方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5891162U (ja) | 1983-06-20 |
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