JP2873206B2 - 監視通報制御装置 - Google Patents
監視通報制御装置Info
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- Selective Calling Equipment (AREA)
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Description
に係り、特に、情報処理装置の本体装置と入力/表示装
置との間に接続され、本体装置および入力/表示装置と
は独立した装置であって、本体装置の監視、異常の遠隔
への通報、および遠隔からの制御を行う監視通報制御装
置に関する。
たない情報処理装置の構成を示す。これは、例えば銀行
等に設置されている自動取引装置であり、信号線6で相
互に接続された本体装置1と表示/入力装置5とからな
る。本体装置1は、その業務処理を実行する業務プログ
ラム4と、表示/入力装置5を制御する表示/入力制御
回路2と、この表示/入力制御回路2と業務プログラム
4との間に介在する表示/入力制御プログラム3とを有
する。
ータを表示しようとするときには、まず、そのデータを
準備して表示/入力制御プログラム3に引き渡す。表示
/入力制御プログラム3は、表示/入力制御回路2を経
由して表示/入力装置5にデータを出力する。表示/入
力装置5は、受信したデータをそのまま表示する。デー
タを入力するときは、これと逆の手順で業務プログラム
4にデータが引き渡される。
1の動作を監視するプログラムも存在する。そのプログ
ラムは常に本体装置1の動作を監視し、異常や人手介入
を要する事象を検出すると、表示/入力装置5に各種エ
ラーメッセージなどのデータを出力する。
本体装置1に異常や人手介入を要する事象が発生し、そ
れを示すメッセージ類が表示/入力装置5に表示されて
も、人がその場にいない限り判らないという問題があ
る。
ように、本体装置1に遠隔通報を行うためのハードウエ
ア及び業務プログラムを新規に追加し、遠隔への通報を
実現する方法、あるいは、図3に示すように、表示/入
力装置5をパソコン等のプログラム可能な高機能な情報
処理装置50に変えて、この装置に新規に通報用のプロ
グラムを追加することによって遠隔への通報を実現する
方法が考えられるが、いずれも経済的ではない。
示/入力装置を変更することなく、比較的安価な構成に
より監視通報制御を可能とする監視通報制御装置を提供
することを目的とする。
御装置は、情報処理装置の本体装置と入力/表示装置と
の間に接続され、前記本体装置および入力/表示装置と
は独立した装置であって、前記本体装置から前記入力/
表示装置へ伝送されるデータを常時取り込むデータ取込
手段と、該データ取込手段により取り込まれた監視対象
のデータを予め定められた閾値と比較対照することによ
り、前記本体装置における特定の事象の発生の有無を判
定する判定手段と、該判定手段により特定の事象が発生
したと判定されたとき、その旨を遠隔地に通報する通報
手段と、前記入力/表示装置から前記本体装置へ伝送さ
れるデータに代えて、遠隔地からのデータを本体装置へ
伝送するようデータの切替を行う切替手段と、遠隔地か
らの呼び出しに応じて前記切替手段を前記入力/表示装
置側から遠隔地側に切り替えることにより、前記本体装
置を遠隔地側から制御する制御手段とを備えたことを特
徴とする。
は人手の介入を要する事態である。
を備え、前記データ取込手段、判定手段、通報手段は、
本体装置別に動作し、前記制御手段は、本体装置別に制
御を行うことも可能である。これにより、複数の本体装
置を1台の監視通報制御装置により、一括集中して、監
視および制御が行える。
有する前記複数の本体装置に対応して、異なる入力/出
力データ形式を、予め定めた共通のデータ形式に変換お
よび逆変換するデータ変換手段を有してもよい。これに
より、仕様の異なる複数の本体装置に対して同一の監視
通報制御装置で対処することができる。
置と表示/入力装置を変更することなしに比較的安価な
構成により、本体装置の監視通報及び遠隔からの制御を
実現することが可能になる。
御装置を採用した情報処理システムの構成を示す。
型装置7として示す。小型装置7は、本体装置1と表示
/入力装置5との間に信号線(ケーブル)61,62を
介して挿入される別個独立の装置である。この小型装置
7は、信号線(電話回線等)9を介して遠隔用表示/入
力装置8にも接続される。遠隔用表示入力装置8は、本
体装置1とは離れた位置にある。本体装置1が銀行の自
動取引装置の場合、遠隔用表示/入力装置8は例えばサ
ービス会社または本社等に存在する。
示/入力制御回路2、表示/入力制御プログラム3、お
よび業務プログラム4を有する。図示しないが、この本
体装置1は、そのハードウエア構成としては、プログラ
ム3,4等の各種プログラムおよびそれらに関連する各
種データを格納するメモリ、それらのプログラムを実行
する中央処理装置(CPU)、この中央処理装置により
制御される入出力制御装置(表示/入力制御回路2に対
応)、等の情報処理装置において既知の構成要素を含
む。
成例を示す。小型装置7は、表示データ取り込み/入力
データ送出回路71、データ分析/閾値管理回路及びプ
ログラム72、回線接続回路(変復調装置を含む)7
3、入力切替スイッチ74、信号線入出力バッファ75
を内蔵する。この小型装置7もハードウエア的には、簡
易ながら本体装置1と同様、CPU(マイクロプロセッ
サ等)、メモリ、および通信制御装置(回線接続回路7
3に対応)を有する。また、本体装置1、表示/入力装
置5、および回線9にそれぞれ接続するためのコネクタ
701、702、703を有する。この小型装置7は、
本体装置1の動作を監視(および通報)する第1の機能
と、必要時に入力装置に代わって回線9から本体装置1
へ信号を伝送して本体装置1の遠隔制御を行う第2の機
能とを有する。
小型装置7の第1の機能である監視通報動作を説明す
る。小型装置7は、本体装置1から表示/入力装置5へ
流れているデータを表示データ取り込み回路71により
常に取り込み、それが監視対象データであるか否かを判
断する(ステップ611)。監視対象データであれば
(ステップ612)、その取り込んだデータを、データ
分析/閾値管理回路及びプログラム72により、内蔵の
閾値と比較し、閾値を越えたか否かを判断する(ステッ
プ613)。
判断の基準となる監視対象のデータに対して予め定めら
れた基準値である。前述した自動取引装置やサーバ装置
等の最近の装置は、自分自身で検出した故障の重要度を
コード化して表示/入力装置に表示する場合が多くなっ
ている。例えば、自動取引装置では、キャッシュカード
に書かれた情報を本体装置が読みとるときに1回で読み
出せなかった場合に再読み出し(リトライ)を成功する
まで行い、その旨を表示/入力装置5に表示する。(但
し、通常、このような表示/入力装置5を常時、監視し
ている担当者はいないので、これを見落すことが多
い。)リトライで回復した故障とリトライしても回復し
なかった故障とは表示される内容(コード)に差が付け
られる。また、リトライで回復した故障であっても、す
なわち同じコードであっても、その本体装置がそれまで
に延べ何枚のカードを読んでいるかあるいはそのときの
リトライ回数は何回か等のデータを付与する場合もあ
る。このようなコードやデータを予め定めた基準値と比
較対照し、異常や故障に関連した判定を行う。これによ
り、被監視装置の故障発生状況を判定し、対策が必要と
なった装置を事前に把握することができる。
には(ステップ614)、通報が必要な事象とみなし、
回線接続回路73を利用して遠隔地(例えばサービス会
社あるいは本店等)に通報する(ステップ615)。例
えば、相手方に自動的に電話をかけ、通報メッセージを
送信する。
2の機能である遠隔制御動作について説明する。遠隔地
においては、前記通報に応じて、あるいは自発的に、本
体装置1を制御するために、制御信号を本体装置1へ伝
送することができる。小型装置7内の回線接続回路73
は常に遠隔から呼び出しがあったか否かをチェックし
(ステップ621)、呼び出しがあれば(ステップ62
2)、データ分析/閾値管理回路及びプログラム72が
スイッチ74をa側からb側に切り替えて、入力データ
送出回路71を経由して、遠隔から受信した制御用デー
タを本体装置1に送出する(ステップ623)。このデ
ータの形式は、表示/入力装置5が本体装置1へ入力す
るデータの形式と同じにする。すなわち、本体装置1
は、受け取ったデータが表示/入力装置5からのもの
か、小型装置7からのものかは判断できない。このデー
タの送出が終了したら(ステップ624)、スイッチ7
2をa側に復旧する(ステップ625)。
ステム構成を示す。図5のシステムと異なる点は、小型
装置7が同じ仕様の複数台の本体装置1に接続できる点
にある。
内部構成を示す。図4に示した構成と異なる点は、スイ
ッチ74の本体装置側に、データ切替回路及びデータ禁
止信号送出回路76を有する点である。他の構成は図4
に示した構成と同じである。
ーチャートを示す。図9(a)は監視通報動作の処理に
対応し、図9(b)は制御動作の処理に対応する。図9
において、図6に示したステップと同等のステップには
同じ参照番号を付してある。
ず、本体装置1から表示データが来たか否かを切替回路
76でハードウエア的に常時監視する(ステップ91
1)。データが来た場合(ステップ912)、切替回路
76をそのデータを送出した装置側に切り替えると同
時、その他の装置へ、その装置からのデータ送出を禁止
するデータ送出禁止信号を出力する(ステップ91
3)。以下の動作は、図6(a)のステップ611〜6
15と同じなので、その説明は省略する。なお、表示デ
ータ取込入力データ送出回路71は、現在取込中のデー
タがどの本体装置からのデータかを、データ切り替え回
路76から何らかの方法により与えられる情報に基づい
て認識することができる。何らかの方法とは、例えば、
表示データと同じ信号線または異なる信号線(図示せ
ず)により、表示データ取込回路71に対して装置の識
別番号を与えるものである。また、遠隔用表示/入力装
置8へ通報する場合には、通報する内容と共に当該装置
の識別番号も通知される。
6(b)の場合と同様、遠隔からの呼び出しがあったか
否かを常にチェックする(621)。呼び出しがあった
場合(ステップ622)、遠隔から制御したい本体装置
の番号を受信し、その番号に応じて切替回路76の切替
を行う(ステップ921)、その後の処理は、図6
(b)のステップ623〜625と同じなので、その説
明を省略する。
て、それらを一括集中して監視制御するのに好適であ
る。
ードウエア的に行ったが、ソフトウエアが介入して切替
を行うことも可能である。これは、本体装置が出力して
きたデータを一旦メモリ上に蓄えた後、表示/入力装置
側に出力するものである。この場合、本体装置と表示/
入力装置とが物理的に接続されることはなく、メモリを
介して接続される。したがって、その他の装置にデータ
出力禁止信号を出力する必要はなく、どの装置も同時に
表示データを出力することができる。それらのデータは
一旦メモリ上にバッファリングされ、順次表示/入力装
置に出力されることになる。
係るシステム構成を示す。これは図7のシステムと類似
するが、表示/入力データ形式がそれぞれ異なる仕様の
複数台の本体装置1を小型装置7に接続できる点が異な
る。すわなち、本体装置1は、それぞれ異なる表示/入
力制御回路21,22を有する。
7の内部構成例を示す。図8に示した構成と異なる点
は、図8のデータ切替及びデータ禁止信号送出回路76
の代わりに、データ変換回路(またはプログラム)77
およびデータバッファリング回路(及びプログラム)7
8を設けたことである。データ変換回路77は、異なる
表示/入力データ形式の相違を吸収するために異なる形
式のデータを共通の形式のデータに変換し、またその逆
変換を行うためのものである。この場合、前述したよう
にデータバッファリング回路を設けるので、前記のよう
なデータ禁止信号の送出は不要となる。他の動作は、図
8の小型装置7と同様である。
に適用すれば、自動取引装置に何の変更も加えることな
く、支店での監視と同時にどこかで一括集中して、自動
取引装置の動作状況を監視することができる。この監視
時、例えば顧客が自動取引装置の操作中に異常(例えば
金詰まり等の故障)が発生した場合、遠隔から自動取引
装置を制御することにより支店の人手を要することなく
その異常を解消することができる。
N)には他のネットワークと接続する為、あるいは自ネ
ットワークの共通データを保存するための特別な装置と
して、サーバ装置が設けられる。このサーバ装置は、常
日頃、人手の介入が必要ないため、一般に事務室の隅や
別室に置かれていることが多い。このような装置は、故
障したときの影響が大きいので、二重化設計や縮退可能
設計がなされており、故障の兆候を表示/入力装置に順
次表示していき、最後にはダウンする(機能不可とな
る)こととなる。本発明をこのようなシステムに適用す
ることもできる。すなわち、表示/入力装置に表示され
る故障の兆候情報を本発明の監視通報制御装置により看
過することなく認識し、必要時に適切な通報を行うこと
により、システムが完全にダウンする前に故障発生状況
を遠隔で把握することができる。更に、遠隔から制御す
ることにより、適正な事前処理を施すことが可能とな
る。
ットワーク(WAN)のノードに設置された装置への適
用も可能である。
装置に変更を加えることなしに、比較的安価な構成によ
り、本体装置の監視、遠隔への通報及び遠隔からの制御
が行える。
処理システムの構成を示すブロック図である。
したシステムの構成を示すブロック図である。
したシステムの他の構成を示すブロック図である。
構成例を示すブロック図である。
ステムの構成を示すブロック図である。
作を示すフローチャートである。
示すブロック図である。
の構成例を示すブロック図である。
作を示すフローチャートである。
構成を示すブロック図である。
装置の構成例を示すブロック図である。
力制御プログラム、4…業務プログラム、5…表示/入
力装置、7…小型装置、8…表示/入力装置、9…信号
線(回線)、61…信号線、62…信号線、
Claims (4)
- 【請求項1】情報処理装置の本体装置と入力/表示装置
との間に接続され、前記本体装置および入力/表示装置
とは独立した装置であって、 前記本体装置から前記入力/表示装置へ伝送されるデー
タを常時取り込むデータ取込手段と、 該データ取込手段により取り込まれた監視対象のデータ
を予め定められた閾値と比較対照することにより、前記
本体装置における特定の事象の発生の有無を判定する判
定手段と、 該判定手段により特定の事象が発生したと判定されたと
き、その旨を遠隔地に通報する通報手段と、 前記入力/表示装置から前記本体装置へ伝送されるデー
タに代えて、遠隔地からのデータを本体装置へ伝送する
ようデータの切替を行う切替手段と、 遠隔地からの呼び出しに応じて前記切替手段を前記入力
/表示装置側から遠隔地側に切り替えることにより、前
記本体装置を遠隔地側から制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする監視通報制御装置。 - 【請求項2】前記特定の事象とは、異常、または人手の
介入を要する事態であることを特徴とする請求項1記載
の監視通報制御装置。 - 【請求項3】複数の本体装置と接続するための接続手段
を備え、前記データ取込手段、判定手段、通報手段は、
本体装置別に動作し、前記制御手段は、本体装置別に制
御を行うことを特徴とする請求項1記載の監視通報制御
装置。 - 【請求項4】異なる入力/出力データ形式を有する前記
複数の本体装置に対応して、異なる入力/出力データ形
式を、予め定めた共通のデータ形式に変換および逆変換
するデータ変換手段を有することを特徴とする請求項3
記載の監視通報制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19784096A JP2873206B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 監視通報制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19784096A JP2873206B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 監視通報制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1039920A JPH1039920A (ja) | 1998-02-13 |
JP2873206B2 true JP2873206B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=16381221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19784096A Expired - Lifetime JP2873206B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 監視通報制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2873206B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
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JP5245211B2 (ja) * | 2006-05-08 | 2013-07-24 | 富士通株式会社 | 監視システム |
JP4647556B2 (ja) * | 2006-07-14 | 2011-03-09 | 日立電子サービス株式会社 | 電子メール障害通報変換システム |
JP4928880B2 (ja) * | 2006-09-15 | 2012-05-09 | 株式会社リコー | 被遠隔監視装置、並びに、被遠隔監視装置と遠隔監視装置との間の画面共有方法、画面共有プログラム及び画面共有プログラムを記録した記録媒体 |
JP5890752B2 (ja) * | 2012-06-15 | 2016-03-22 | 株式会社東芝 | プラント監視制御システム |
-
1996
- 1996-07-26 JP JP19784096A patent/JP2873206B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH1039920A (ja) | 1998-02-13 |
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