JP2872392B2 - アミノメルカプトアルキルアミドまたはその塩を還元剤とする髪の永続変形用還元組成物 - Google Patents

アミノメルカプトアルキルアミドまたはその塩を還元剤とする髪の永続変形用還元組成物

Info

Publication number
JP2872392B2
JP2872392B2 JP2313814A JP31381490A JP2872392B2 JP 2872392 B2 JP2872392 B2 JP 2872392B2 JP 2313814 A JP2313814 A JP 2313814A JP 31381490 A JP31381490 A JP 31381490A JP 2872392 B2 JP2872392 B2 JP 2872392B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amino
composition
propionamide
acid
ethyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2313814A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03170411A (ja
Inventor
アレックス・ジュニノ
ジェラル・マル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LOreal SA
Original Assignee
LOreal SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LOreal SA filed Critical LOreal SA
Publication of JPH03170411A publication Critical patent/JPH03170411A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2872392B2 publication Critical patent/JP2872392B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/04Preparations for permanent waving or straightening the hair
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/46Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing sulfur
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C323/00Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups
    • C07C323/23Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups, bound to the same carbon skeleton
    • C07C323/24Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups, bound to the same carbon skeleton having the sulfur atoms of the thio groups bound to acyclic carbon atoms of the carbon skeleton
    • C07C323/25Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups, bound to the same carbon skeleton having the sulfur atoms of the thio groups bound to acyclic carbon atoms of the carbon skeleton the carbon skeleton being acyclic and saturated
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C327/00Thiocarboxylic acids
    • C07C327/20Esters of monothiocarboxylic acids
    • C07C327/30Esters of monothiocarboxylic acids having sulfur atoms of esterified thiocarboxyl groups bound to carbon atoms of hydrocarbon radicals substituted by nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、髪の永続的変形操作の第1段用還元性組
成物であって、還元剤としてアミノメルカプトアルキル
アミドまたはその化粧上許容される塩の1種を含む組成
物、および髪の永続的変形法におけるその用途に関する
ものである。
[従来の技術] 髪の永続的変形(パーマネント)の実施法は、第1段
として、還元剤を含む組成物を用いてケラチン(シスチ
ン)のジスルフィド結合を開き(還元工程)、ついで、
好ましくは髪をすすいだ後、第2段として、髪に所望の
形態を付与するために、張力下に髪を置いて、酸化性組
成物を適用することにより上記ジスルフィド結合を再生
する(酸化工程、また固定工程ともいう)ことを含んで
いる。これらの方法は、髪のウェーブ化または髪の直線
化を何れも可能にする。
パーマネント操作の第1段を実施する組成物は、一般
に還元剤としてメルカプタンを含み、液体担体中に希釈
するローション、クリーム、ゲルまたは粉末の形で提供
される。
還元剤の中で、現在使用されているのはチオグリコー
ル酸およびチオ乳酸またはこれらの混合物並びにエステ
ル、例えばモノチオグリコール酸グリセリンまたはグリ
コールエステルである。
これらの還元剤は特にケラチンのジスルフィド結合の
還元に有効である。特にチオグリコール酸は、約50%の
還元量をもたらすのでパーマネント操作で好ましいもの
と考えられている。
しかし、これらの還元剤は、不快な臭気を発するとい
う大きな欠点がある。
この欠点を除く目的で、一般に着香剤が臭気をマスク
するため使用される。
[発明の構成] 鋭意研究の結果、全く予期されずまた驚くべきこと
に、新規な一連のアミノメルカプトアルキルアミドまた
はその化粧上許容される塩を使用することにより従来使
用されている還元剤の欠点を除き得ることが見出され
た。
この発明による組成物の還元剤は、実際上無臭という
利点をもたらすのみならず、例えばチオグリコール酸を
用いる従来の方法に較べてすぐれたカールの収量、さわ
やかさおよび美しさをもたらす。
したがって、この発明は、新規な工業的製品として、
適当な化粧用媒質中に還元剤として一般式 [式中、Aは2価の基−(CH2)n−nでは2〜5の整
数であるか、または2価の基−(CH2−O−(CH2
−であり、 mは0または1〜4の整数であり、 (i)mが0のとき、R1は水素原子、メチル基、エチル
基、イソプロピル基、イソブチル基、2−メチルブチル
基、ベンジル基、4−アミノブチル基、3−グアニジノ
プロピル基、2−メチルチオエチル基、カルボキシメチ
ル基または2−カルボキシエチル基、 (ii)mが1〜4の整数のとき、R1は水素原子または炭
素原子1〜5個を有する低級アルキル基を意味する] で示されるアミノメルカプトアルキルアミドおよび上記
式(I)の化合物の塩類から選ばれた少なくとも1種を
含む、髪の永続変形操作の第1処理用化粧組成物を提供
するものである。
式(I)の化合物の化粧上許容される塩として特に好
ましいのは、塩酸塩、臭化水素酸塩、くえん酸塩および
しゅう酸塩である。
炭素原子1〜5個を有する低級アルキル基は、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、2−メチルブチルおよびペンチルを含む。
式(I)で示される化合物の代表的なものとしては、
以下に挙げるものが含まれる。
3−アミノ−N−(2−メルカプトエチル)プロピオ
ンアミドすなわちアレテイン、 2−アミノ−N−(2−メルカプトエチル)アセトア
ミド、 2−アミノ−N−(3−メルカプトプロピル)アセト
アミド、 2−アミノ−N−(5−メルカプトペンチル)アセト
アミド、 2−アミノ−N−(2′−(2−メルカプトエトキ
シ)エチル]アセトアミド、 2−アミノ−N−(2−メルカプトエチル)プロピオ
ンアミド、 2−アミノ−N−(3−メルカプトプロピル)プロピ
オンアミド、 2−アミノ−N−(5−メルカプトペンチル)プロピ
オンアミド、 2−アミノ−N−[2′−(2−メルカプトエトキ
シ)エチル]プロピオンアミド、 3−アミノ−N−(3−メルカプトプロピル)プロピ
オンアミド、 3−アミノ−N−(5−メルカプトペンチル)プロピ
オンアミド、 3−アミノ−N−[2′−(2−メルカプトエトキ
シ)エチル]プロピオンアミド、 2−アミノ−N−(2−メルカプトエチル)−3−メ
チルブタンアミド、 2−アミノ−N−(2−メルカプトエチル)−4−メ
チルペンタンアミド、 α−アミノ−N−(2−メルカプトエチル)ヒドロシ
ンナミド、 4−アミノ−5−[(2−メルカプトエチルアミノ]
−5−オキソペンタン酸、 4−アミノ−N−(2−メルカプトエチル)ブタンア
ミド、 4−アミノ−N−(3−メルカプトプロピル)ブタン
アミド、 6−アミノ−N−(5−メルカプトペンチル)ブタン
アミド、 4−アミノ−N−[2′−(2−メルカプトエトキ
シ)エチル]ブタンアミド、および 6−アミノ−N−(2−メルカプトエチル)ヘキサン
アミド、および それらの塩酸塩。
式(I)の化合物のあるものは既知であるが、これら
は置換基の相違により出発原料と使用法を変えて一般に
後述するように既知方法に準じて製造される。
原則的に、この発明の化合物は式(II) [式中、A、R1およびmは、式(I)に対する定義と同
じ、 XはC1またはBrを意味する] で示される中間体としてのチオエステルから製造するこ
とができる。
これらのチオエステルは、例えばビーラント等、ユス
ツス・リービツヒス・アンナーレン・デル・ヘミー(Ju
stus Liebigs Annalen der Chemie)576巻20頁(1952
年)記載のようなアミノ酸ハライドにアミノチオールを
縮合させるか、または置換チアゾリンの加水分解により
得られ、後者は第1製薬の特願昭41−22389号同50−629
31号および62932号記載のようにシステアミンのような
アミノチオールにアミノニトリルを反応させて得られ
る。
式(II)のチオエステルは塩基で処理して式(I)の
アミノメルカプトアルキルアミンに転位させる。
この反応は、下記反応式にしたがって、少なくとも1
当量のアンモニア、アルカリ金属水酸化物または第3級
アミン(例えばトリエチルアミンまたはトリエタノール
アミン)のような塩基の存在下、水・アルコール性溶媒
中、室温附近で行なわれる。
この発明の化合物はまた、N−保護アミノ酸とS−ア
シルアミノチオールを例えばジシクロヘキシルカルボジ
イミドのようなペプチド合成用縮合剤の存在下に縮合さ
せる古典的方法によっても製造することができる。
例えばファトム等、ヨーロピアン・ジャーナル・オブ
・メディシナル・ケミストリー(Eur.J.Med.Chem.)23
巻257−266頁(1988年)、オイリー等、同誌29巻2217−
2225頁(1986年)記載のように、チオールおよびアミン
官能基を酸または塩基加水分解により脱保護する。
この発明の組成物において、一般式(I)で示される
還元剤は一般に還元組成物の総重量に対して2〜30重量
%、好ましくは5〜25重量%の量で存在する。
組成物のpHは好ましくは4.5〜11、さらに好ましくは
6〜10であり、これらアルカリ性試薬例えばアンモニ
ア、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン、炭酸もしくは重炭酸アルカリもしく
はアンモニウム、アルカリ性水酸化物、または酸性試薬
例えば塩酸、酢酸、乳酸、しゅう酸またはほう酸を用い
て達成される。
還元組成物はまた、例えばヨーロッパ特許公開354835
号および368763号記載のようなチオール類、チオグリコ
ール酸、グリセリンもしくはグリコールモノチオグリコ
ラート、システアミンおよびそのC1−C4アシル化誘導体
(例えばN−アセチルシステアミンまたはN−プロピオ
ニルシステアミン、システイン、N−アセチルシステイ
ン、糖のN−メルカプトアルキルアミド(例えばN−
(2−メルカプトエチル)グリコンアミド、β−メルカ
プトプロピオン酸およびその誘導体、チオ乳酸、パンテ
テインまたはアルカリもしくはアルカリ土類金属のスル
フィトもしくはビスルフィドまたはチオグリセリンのよ
うな他の既知還元剤を含むことができる。
この発明の還元組成物はまた、種々の成分、例えばフ
ランス特許7932078号および8076471号の組成物で使用さ
れているカチオンポリマーまたはさらにフランス特許82
17364号の組成物で使用されているイオネン(ionene)
タイプのカチオンポリマー、軟化剤およびラノリンの原
則的4級アンモニウム誘導体、蛋白質加水分解物、ワッ
クス、不透明化剤、芳香剤、色素、非イオン性またはカ
チオン性界面活性剤、エタノール、プロパノール、イソ
プロパノール、1,2−プロパンジオール、1,2−ブタンジ
オールまたはグリセリン等のアルコール、トリートメン
ト剤または尿素、ピロリドンまたはチアモルホリノン等
の浸透剤を含むことができる。
この発明の還元組成物は、発熱タイプ、すなわちパー
マネントウェーブまたはカール除去の第1段処理を受け
る人に快感を与える熱を髪に適用したとき生ずるもので
あってもよい。
この発明の組成物の担体は、好ましくは水またはエタ
ノール、イソプロパノールまたはブタノール等のヒドロ
アルコール溶液である。
組成物を髪のカール除去または直線化に用いる場合、
還元組成物は好ましくは髪をできるだけ剛性的または硬
く保つためにクリームの形にする。これらのクリームは
「重量感のある(heavy)」乳液の形で製造され、例え
ばステアリン酸グリセリン、ステアリン酸グリコール、
自己乳化性ワックス、脂肪アルコール等を基剤とする。
これらはまた、髪を「粘着(glue)」させ接触中スムー
ズな状態に保つ、カルボキシビニルポリマーまたはコポ
リマーのような増粘剤を含む液体またはゲルの形で用い
ることができる。
この発明の具体的実施態様によると、一般式(I)の
還元性化合物は、下記一般式(II) [式中、A、R1およびmは、式(I)に対する定義と同
じ、 XはC1またはBrを意味する] で示されるチオエステルから使用時に反応液中に生成さ
せることができる。
実際には、チオエステル前駆体は、アンモニア、モノ
エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムのような塩基
の存在下に即時定量的に一般式(I)のチオールに変化
する。
この発明の実施態様によると、チオエステル前駆体
を、固状状態、好ましくは粉末状で、使用時に、所望に
より前述のような種々の成分を含む、pH8〜10の塩基性
水溶液に混合する。
ついで、組成物のpHを必要に応じて前述のようなアル
カリ性化剤または酸性化剤を用いて調節する。
代表的チオエステルとしては、原則的に下記のものが
含まれる。
3−アミノチオプロピオン酸2−アミノエチルジ塩酸
塩、 チオグリシン・2−アミノエチルエステルジ塩酸塩、 チオアラニン・2−アミノエチルエステルジ塩酸塩、 2−アミノチオ酪酸2−アミノエチルジ塩酸塩、 チオバリン・2−アミノエチルエステルジ塩酸塩、 チオロイシン・2−アミノエチルエステルジ塩酸塩、 3−フェニルチオアラニン・2−アミノエチルエステ
ルジ塩酸塩、 チオメチオニン・2−アミノエチルエステルジ塩酸
塩、 チオグリシン・3−アミノプロピルエステルジ塩酸
塩、 チオグリシン・5−アミノペンチルエステルジ塩酸
塩、 チオグリシン・2′−(2−アミノエトキシ)エタル
エステルジ塩酸塩、 3−アミノチオプロピオン酸3−アミノプロピルジ塩
酸塩、 3−アミノチオプロピオン酸5−アミノペンチルジ塩
酸塩、 3−アミノチオプロピオン酸2′−(2−アミノエト
キシエチルジ塩酸塩、 4−アミノチオ酪酸2−アミノエチルジ塩酸塩、 4−アミノチオ酪酸3−アミノプロピルジ塩酸塩、 4−アミノチオ酪酸5−アミノペンチルジ塩酸塩、 4−アミノチオ酪酸2′−(2−アミノエトキシ)エ
チルジ塩酸塩、 6−アミノチオカプロン酸2−アミノエチルジ塩酸
塩、 チオアラニン・3−アミノプロピルエステルジ塩酸
塩、 チオアラニン・5−アミノペンチルエステルジ塩酸塩
および チオアラニン・2′−(2−アミノエトキシ)エチル
エステルジ塩酸塩。
この発明の組成物はまた、いわゆる「自己中和性(se
lf−neutralizing)」または「自己調節性(self−regu
lating)」の形であってもよい。この場合、一般式
(I)の化合物を、自己中和性パーマネント操作用還元
組成物に使用することが公知ジスルフィドまたは一般式
(I)の化合物もしくはその塩に由来するジスルフィド
または一般式(III) [式中、A、R1およびmは式(I)に対する定義と同
じ] で示されるジスルフィドの少なくとも1種と配合する。
このジスルフィドは、化粧的に許容される塩の形で供
給することができる。
既知ジスルフィドとしては、ジチオグリコール酸、ジ
チオグリセリン、シスタミン、N,N′−ジアセチルシス
タミン、システイン、パンテテインおよびヨーロッパ特
許354835号および368763号記載のジスルフィドが含まれ
る。
一般式(I)で示される化合物から由来し一般式(II
I)に対応するジスルフィドとしては、下記のものが含
まれる。
N,N′−(2,1−ジチオジエタンジイル)ビス[3−ア
ミノプロピオンアミド]、 N,N′−(2,1−ジチオジエタンジイル)ビス[2−ア
ミノアセトアミド]、 N,N′−(2,1−ジチオジエタンジイル)ビス[2−ア
ミノプロピオンアミド]、 N,N′−[ジチオビス(トリメチレン)]ビス[2−
アミノプロピオンアミド]、 N,N′−(2,1−ジチオジエタンジイル)ビス[α−ア
ミノベンゼンプロピオンアミド]、 N,N′−(2,1−ジチオジエタンジイル)ビス[2−ア
ミノ−4−メチルペンタンアミド]、 N,N′−(2,1−ジチオジエタンジイル)ビス[4−ア
ミノブタンアミド]、 N,N′−[ジチオビス(トリメチレン)]ビス[3−
アミノプロピオンアミド]、 5,5′−[ジチオビス(2,1−エタンジイルイミノ)]
ビス[4−アミノ−5−オキソペンタン]酸、 N,N′−[ジチオビス(トリメチレン)]ビス[2−
アミノアセトアミド]、 N,N′−[ジチオビス(ペンタメチレン)]ビス[2
−アミノアセトアミド]、 N,N′−[ジチオビス(ペンタメチレン)]ビス[4
−アミノブタンアミド]、 N,N′−[ジチオビス(2−エチルオキシエチル)]
ビス[2−アミノアセトアミド]および N,N′−(2,1−ジチオジエタンジイル)ビス[6−ア
ミノヘキサンアミド]。
自己中和性組成物において、ジスルフィドは一般に、
式(I)の化合物またはその塩に対して、0.5〜2.5好ま
しくは1〜2のモル比で存在する(米国特許3768490号
参照)。
一般式(III)のジスルフィドは、一般式(I)の化
合物を空気中または所望により鉄塩のような金属塩の存
在下に例えばH2O2のような既知酸化剤を用いて酸化する
ことにより得られる。
この発明はまた、新規工業製品として、一般式(IV) [式中、A、R1およびmは式(I)に対する定義と同
じ。ただし、 (i)Aが−(CH2−、mが0または1、R1が水素
原子、炭素原子1〜5の直鎖または分枝アルキル基、ベ
ンジルまたは2−カルボキシエチル、 (ii)Aが−(CH2−、mが1、R1が水素原子の化
合物を除く]で示されるアミノメルカプトアルキルアミ
ドおよび上記式(IV)の化合物の塩を提供する。
式(IV)の化合物は、式(I)の化合物について述べ
た方法により製造される。
一般式(IV)のアミノメルカプトアミドの代表的なも
のとしては、下記のものが含まれる。
2−アミノ−N−(3−メルカプトプロピル)アセト
アミド、 2−アミノ−N−(5−メルカプトペンチル)アセト
アミド、 2−アミノ−N−[2′−(2−メルカプトエトキ
シ)エチル]アセトアミド、 2−アミノ−N−(3−メルカプトプロピル)プロピ
オンアミド、 2−アミノ−N−(5−メルカプトペンチル)プロピ
オンアミド、 2−アミノ−N−[2′−(2−メルカプトエトキ
シ)エチル]プロピオンアミド、 3−アミノ−N−(3−メルカプトプロピル)プロピ
オンアミド、 3−アミノ−N−(5−メルカプトペンチル)プロピ
オンアミド、 3−アミノ−N−[2′−(2−メルカプトエトキ
シ)エチル]プロピオンアミド、 4−アミノ−N−(2−メルカプトエチル)ブタンア
ミド、 4−アミノ−N−(3−メルカプトプロピル)ブタン
アミド、 6−アミノ−N−(5−メルカプトペンチル)ブタン
アミド、 4−アミノ−N−[2′−(2−メルカプトエトキ
シ)エチル]ブタンアミド、および 6−アミノ−N−(2−メルカプトエチル)ヘキサン
アミド、および それらの塩酸塩。
この発明はまた、一般式(V) [式中、R1およびmは一般式(IV)に対する定義と同
じ] で示される新規ジスルフィドを提供する。
式(V)のジスルフィドには下記のものが含まれる。
N,N′−[ジチオビス(トリメチレン)]ビス[2−
アミノアセトアミド]、 N,N′−[ジチオビス(ペンタメチレン)]ビス[2
−アミノアセトアミド]、 N,N−[ジチオビス(2−エチルオキシエチル)]ビ
ス[2−アミノアセトアミド]、 N,N′−[2,1−ジチオジエタンジイル]ビス[6−ア
ミノヘキサンアミド]、 N,N′−[2,1−ジチオジエタンジイル]ビス[4−ア
ミノブタンアミド]、 N,N′−[ジチオビス(トリメチレン)]ビス[4−
アミノブタンアミド]、 N,N′−[ジチオビス(ペンタメチレン)ビス[4−
アミノブタンアミド]、 N,N′−[ジチオビス(トリメチレン)]ビス[2−
アミノプロピオンアミド]、 N,N′−[ジチオビス(トリメチレン)]ビス[3−
アミノプロピオンアミド]、 N,N′−[ジチオビス(ペンタメチレン)]ビス[3
−アミノプロピオンアミド]および N,N′−[ジチオビス(2−エチルオキシエチル)]
ビス[3−アミノプロピオンアミド] この発明はさらに、式(VI) [式中、A、X、R1およびmは式(II)に対する定義と
同じ。但し、 (i)Aが−(CH2−、mが0または1、R1が水素
原子、 (ii)Aが−(CH2−、mが0、R1がメチル、エチ
ル、イソプロピル、イソブチル、メチルチオエチルまた
はベンジルの化合物を除く] で示されるチオエステルを提供する。
一般式(VI)の化合物は、アミノチオール(1)とア
ミノ酸の酸ハライド(2)を、例えば40〜110℃で、例
えばジクロロメタン、1,2−ジクロロメタン、クロロホ
ルム、4塩化炭素、アセトニトリル、トルエン、ジオキ
サン、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、
N−メチルプロリドン、ジメチルアセトアミドまたはジ
メチルホルムアミド、またはこれらの混合物のような不
活性有機溶媒の存在または不存在下、下記反応式にした
がって反応させることにより製造される。
使用するアミノチオールおよび酸ハライドは、この種
の化合物を製造する既知方法により製造することができ
る。
一般式(VI)のチオエステルの代表的なものには下記
のものが含まれる。
チオグリシン・3−アミノプロピルエステルジ塩酸
塩、 チオグリシン・5−アミノペンチルエステルジ塩酸
塩、 チオグリシン・2−アミノ−2′−エトキシエチルエ
ステルジ塩酸塩、 4−アミノチオ酪酸−2−アミノエチルジ塩酸塩、 4−アミノチオ酪酸3−アミノプロピルジ塩酸塩、 4−アミノチオ酪酸5−アミノペンチルジ塩酸塩、 4−アミノチオ酪酸2′−(2−アミノエトキシ)エ
チルジ塩酸塩、 6−アミノチオカプロン酸2−アミノエチルジ塩酸
塩、 チオアラニン・3−アミノプロピルエステルジ塩酸
塩、 チオアラニン・5−アミノペンチルエステルジ塩酸塩
および チオアラニン・2′−(2−アミノエトキシ)エチル
エステルジ塩酸塩。
この発明はまた、第1段目で上記還元性組成物を約5
〜60分間適用してケラチンのジスルフィド結合を還元
し、ついで第2段目で、髪に酸化剤を適用するかまたは
所望により髪に空気中の酸素を作用させることにより上
記結合を再生することを含む、髪の永続的変形法を提供
する。
さらに、この発明は、上記の還元性組成物を直径4〜
20mmのローラーに巻回した湿潤毛髪に適用するものであ
り、組成物は所望により髪の巻回に比例して適用し得
る、髪のウェーブ法を提供する。還元性組成物は髪に5
〜60分間、好ましくは5〜30分間作用させる。ついで髪
を充分すすいだ後、巻回した髪に酸化性組成物を適用し
てケラチンのジスルフィド結合を再生する。酸化性組成
物は2〜10分間髪に接触させる。ローラーを除いた後、
髪を充分すすぐ。
酸化性組成物または酸化剤は従来使用されているタイ
プのものでよく、酸化剤としてH2O2、臭素酸アルカリ、
ポリチオナートまたは臭素酸アルカリと過塩(persal
t)の混合物を含む。H2O2の濃度は1〜20容であり得、
1〜10容が好ましい。臭素酸アルカリの濃度は2〜12%
で、過塩の濃度は0.1〜15%(何れも酸化剤総重量に対
する重量%)であり得る。酸化性組成物のpHは一般に2
〜10である。酸化は即時でも遅延型でもよい。
この発明は、さらに、髪にこの発明の還元性組成物を
使用させることを含む、髪のカール除去またはストレー
ト化法を提供する。ついで髪を、大きな歯のくし、くし
の背側または手を用いてスムーズ化することにより、髪
を新しい形に固定する機械的変形にかける。5〜60分の
接触時間後、髪をスムーズにし注意深くすすぐ。ついで
上記のような酸化性または固定用組成物を上に適用し、
約2〜10分間接触を続ける。その後、髪を充分すすぐ。
以下、この発明の化合物の製造、この発明の還元性組
成物および髪のパーマネント法における用途について実
施例を示すが、これらはこの発明を限定するものではな
い。
製造例 実施例1 2−アミノ−N−(2−メルカプトエチル)
プロピオンアミド塩酸塩 (a)チオアラニン酸2−アミノエチル・二塩酸塩 無水アセトニトリル350cm3中システアミン11.4g(0.1
モル)の懸濁液に、不活性雰囲気下、DL−アラニン酸ク
ロリド塩酸塩14.4gを添加し、ついで、この混合物を撹
拌しつつ80℃に加熱する。2時間後、反応が終了する
(HC1の発生の終点)。反応混合物を室温に冷却し、生
成したチオエステルを乾燥し、メタノール中で再結晶す
る。50℃にて真空下乾燥し、白色固体状、融点226℃の
チオアラニン酸2−アミノエチルの二塩酸塩13.8gを得
る。
NMR1H 80MHzのスペクトルは目的化合物に一致した。
元素分析:C5H12N2OS・2HCl (b)イソプロパノール50cm3中チオアラニン酸2−ア
ミノエチル22.1g(0.1モル)の懸濁液に、不活性雰囲気
下、2.5%アンモニア水溶液20.4cm3(0.15モル)を添加
する。得られた溶液を減圧下蒸発させて乾燥する。残渣
をエタノール100cm3中に添加する。不溶性の塩化アンモ
ニウムをガラスフィルター上で濾過して分離する。濾液
を蒸発させて乾燥し、50℃にて真空下で乾燥する。白色
固体、融点141℃の2−アミノ−N−(2−メルカプト
エチル)プロピオンアミド17.5gを得る。
NMR1 80MHzスペクトルは目的の構造に一致した。
元素分析:C5H12N2OS・HCl 実施例2 2−アミノ−N−(2−メルカプトエチル)
アセトアミド塩酸塩 (a)チオグリシン酸2−アミノエチル・二塩酸塩 無水アセトニトリル50cm3中システアミン塩酸塩11.4g
(0.1モル)の懸濁液に、不活性雰囲気下、撹拌しつ
つ、グリシン酸クロリド塩酸塩13g(0.1モル)に添加し
た。ついで、混合物を70℃にて3時間加熱する。室温に
冷却後、粗チオエステルを乾燥し、ついで、メタノール
40cm3中で2回続けて洗浄し精製する。50℃にて真空下
で乾燥後、白色固体状で165℃で分解するチオグリシン
酸2−アミノエチル・二塩酸塩15.1gを得る。
NMR1H 80MHzスペクトルは目的物化合物に一致した。
元素分析:C4H10N2OS・2HCl (b)上記で得られたチオグリシン酸2−アミノエチル
・二塩酸塩30g(0.145モル)の懸濁液に15分間にわたっ
てゆっくりと、不活性雰囲気下、室温にて撹拌しつつ、
5%アンモニア水溶液152cm3を添加した。得られた溶液
を減圧下蒸発させて乾燥する。イソプロパノール100cm3
を残渣に添加し、残渣を再び蒸発させて乾燥する。エタ
ノール200cm3を添加し、混合物を室温にて撹拌し、良く
分散させる。塩化アンモニウムをガラスフィルターにて
濾取する。濾液を蒸発させて乾燥する。得られた白色固
体(23.3g)をイソプロパノール中にて再結晶する。真
空下で乾かし、すっかり乾燥させ、白色固体、融点122
℃の2−アミノ−(2−メルカプトエチル)アセトアミ
ド塩酸塩16.4gを得る。
NMR1 250MHzおよび13Cスペクトルは目的化合物のも
のと一致した。
元素分析:C4H10N2OS・HCl 実施例3 4−アミノチオ酪酸2−アミノエチル・二塩
酸塩の製造 無水アセトニトリル40cm3中システアミン塩酸塩11.4g
(0.1モル)の懸濁液に不活性雰囲気下撹拌しつつ、4
−アミノ酪酸クロリド塩酸塩15.8g(0.1モル)を添加す
る。混合物を80℃にて、5時間加熱する。室温に冷却
後、ガラスフィルターにて白色固体を濾取し、ついで、
エタノール/メタノール(50/50)の混合物で再結晶す
る。50℃にて真空下乾燥し、白色固体、融点186℃の4
−アミノ酪酸2−アミノエチル・二塩酸塩17.6gを得
る。
NMR1H 80MHzのスペクトルは目的化合物のものと一致
した。
元素分析:C6H14N2OS・2HCl 実施例4 6−アミノチオカプロン酸2−アミノエチル
・二塩酸塩の製造 上記の化合物を6−アミノチオカプロン酸クロリド塩
酸塩18.7g(0.1モル)から出発して、実施例3と同様の
操作により製造した。80℃にて、4時間加熱後、反応混
合物を冷却し、乾燥、エタノール/メタノール(70/3
0)混合物から再結晶した。真空下、50℃にて乾燥後、
白色固体、融点181℃の6−アミノチオカプロン酸2−
アミノエチル・二塩酸塩15.8gを得る。
NMR1H 80MHzのスペクトルは目的化合物のものと一致
した。
元素分析:C8H18N2OS・2HCl 実施例5 N,N′−(2,1−ジチオジエタンジイル)ビス
[2−アミノアセトアミド]の製造 無水エタノール500cm3中に、実施例2で得られた2−
アミノ−N−(2−メルカプトエチル)アセトアミド塩
酸塩50.5g(0.29モル)の溶液に110容のH2O215.2cm
3(0.15モル)を温度を25℃以下に保ちつつ、ゆっくり
と添加する。24時間撹拌後、ジスルフィドの結晶化が終
了する。ガラスフィルター上で混合物を乾燥し、無水エ
タノール100cm3にて洗浄し、60℃にて真空下、乾燥す
る。融点168−170℃の白色結晶であるN,N′−(2,1−ジ
チオジエタンジイル)ビス[2−アミノアセトアミド]
43.1gを得る。
NMR1H 80MHzのスペクトルは目的化合物のものと一致
した。
元素分析:C8H18N4O2S2・2HCl 実施例6 4−アミノチオ酪酸3−アミノプロピル・二
塩酸塩の製造 無水アセトニトリル75cm3中3−メルカプトプロピル
アミン塩酸塩12.8g(0.1モル)および4−アミノ酪酸ク
ロリド・塩酸塩11.58g(0.1モル)ノ懸濁液を、不活性
雰囲気中撹拌しつつ、還流下4時間加熱する。
室温に冷却後、粗チオエステルを濾取し、氷冷メタノ
ールにて洗浄し、ついで、エタノール/メタノール(75
/25)混合物から再結晶する。
真空下50℃にて乾燥後、白色固体、融点205℃の4−
アミノチオ酪酸3−アミノプロピル・二塩酸塩17.5gを
得る。
NMR1H 80MHzのスペクトルは目的化合物のものと一致
した。
実施例7 チオグリシン酸2−(2−アミノエトキシ)
エチル・二塩酸塩の製造 無水アセトニトリル120cm3中2′−(2−メルカプト
エトキシ)エチルアミン塩酸塩15.7g(0.1モル)および
グリシン酸クロリド塩酸塩13g(0.1モル)の懸濁液を不
活性雰囲気下撹拌しつつ、30℃にて、30分間加熱し、つ
いで1.5時間還流させる。室温に冷却後、粗チオエステ
ルを濾取し、エタノール約250cm3から再結晶する。
真空下、40℃にて乾燥後、白色固体、融点(分解)14
5℃のチオグリシン酸2′−(2−アミノエトキシ)エ
チル・二塩酸塩10gを得る。
NMR1H 80MHzのスペクトルは目的化合物のものと一致
した。
実施例8 チオグリシン酸5−アミノペンチル・二塩酸
塩の製造 無水アセトニトリル60cm3中5−メルカプトペンチル
アミン塩酸塩15.55g(0.1モル)およびグリシン酸クロ
リド塩酸塩13g(0.1モル)の懸濁液を不活性雰囲気下、
撹拌しつつ、3時間還流させる。
室温に冷却後、粗チオエステルを濾取し、イソプロパ
ノールにて洗浄し、エタノール/メタノール混合物から
再結晶させる。
30℃にて真空下乾燥後、白色固体、融点(分解)230
℃のチオグリシン酸5−アミノペンチル18.6gを得る。
NMR1Hのスペクトルは目的化合物のものと一致した。
製剤の実施例 実施例A 本発明により、毛髪の永久的変形のための還元組成物
を下記の成分を混合して製造した。
A.還元組成物 2−アミノ−N−(2−メルカプト−エチル)アセト
アミド塩酸塩 17g モノエタノールアミン pH8.5とする十分量 オレオセチルジメチルヒドロキシエチルアンモニウム
クロリド 0.3g 防腐剤 0.2g 香料 0.8g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
この組成物はロールを用いて巻き上げる前の湿らせた
毛髪に使用する。この製剤に15分間毛髪を接触させてお
いた後、毛髪を水で完全に濯ぐ。ついで下記の酸化剤を
適用する。
B.酸化組成物 H2O2 1.5g エチレンオキシド2モルによりオキシエチル化したラ
ウリルエーテル硫酸ナトリウム 3.75g くえん酸 0.5 燐酸水素ナトリウム 0.5g 香料 0.3g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
この酸化組成物は約5分間作用させておく。ついでロ
ールをはずし、毛髪を完全に水で濯ぐ。フード中で乾燥
すると、毛髪には美しいカールが生じる。
実施例Aに記載と同様にして、下記の実施例B〜Pの
還元組成物および酸化組成物を用いて、毛髪の永久的変
形を行う。
実施例B A.還元組成物 2−アミノ−N−(2−メルカプトエチル)アセトアミ
ド塩酸塩 21g エチレンジアミン四酢酸 0.2g トリエタノールアミン pH=6.8にするに十分な量 アクゾー社により商標名「アロモックス(Aromox)DMMC
D/W」として市販される 酸化ラウラミン 2.15g 香料 0.6g B.酸化組成物 過酸化水素 2.0g 塩化オレオセチルジメチルヒドロキシエチルアンモニウ
ム 0.3g りん酸 0.5g p−エトキシアセトニリド(フェナセチン) 0.1g タンパク質水解物 0.5g 香料 0.5g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
実施例C A.還元組成物 2−アミノエチルチオグリシン酸二塩酸塩 10g アンモニア溶液、NH320% 4.1g モノエタノールアミン pH=8.0にするに十分量 炭化水素アンモニウム 2.0g ゴルドシュミット社により商標名「テゴベタイン(Tego
betaine)HS」として市販されるココアミドプロピルベ
タイン 0.9g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
B.酸化組成物 過酸化水素 2.5g スズ酸ナトリウム 0.03g メルク社により商標名「メルクアト(Merquat)100」と
して市販されているN,N−ジメチル−N−2−プロペニ
ル−2−プロペン−1−アンモニウムクロライド(ポリ
クオータニウム−6) 1.25g くえん酸 0.6g 香料 0.5g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
実施例D A.還元組成物 2−アミノエチルチオグリシン酸二塩酸塩 15g N,N′−(2,1−ジチオエタンジイル)ビス[2−アミノ
アセトアミド]4.5g ジエチレントリアミン五酢酸の五ナトリウム塩 0.2g モノエタノールアミン pH=8.9にするに十分量 ニッコウ・ケミカル社により商標名「ニッコル(NIKKO
L)HCO60」として市販されている酸化エチレン60モルで
オキシエチレン化した水素化ひまし油 4g メルク社により商標名「メルクアト(Merquat)100」と
して市販されているN,N−ジメチル−N−2−プロペニ
ル−2−プロペン−1−アンモニウムクロライド(ポリ
クオータニウム7) 3.8g 香料 0.3g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
B.酸化組成物 過酸化水素(200容量) 4.8g 安定剤 0.1g D−パンテノール 1.0g ドラゴコ社により商標名「ドラゴサントール(Dragosan
tol)2/012681」として市販されている4′−α−ジメ
チル−α−(4−メチル−3−ペンテニル)−3−シク
ロヘキセンメタノール(ビサボロル(Bisabolol))0.3
g 酸化ラウリルジメチルアミン 0.7g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
実施例E A.還元組成物 2−アミノエチルチオグリシン酸二塩酸塩 5g 4−アミノチオ酪酸2−アミノエチルの二塩酸塩 6.5g アンモニア溶液、20% 4.4g モノエタノールアミン pH=7.5にするに十分量 酸化エチレン20モルでオキシエチレン化したオレイルエ
ーテル 6.0g 酸化エチレン23モルでオキシエチレン化したラウリルエ
ーテル 1.0g ジエチレントリアミン五酢酸の五ナトリウム塩 0.5g 香料 0.3g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
B.酸化組成物 過酸化水素 1.5g 酸化エチレン2モルでオキシエチレン化したラウリルエ
ーテル硫酸ナトリウム 3.75g くえん酸 0.5g りん酸水素ナトリウム 0.5g 香料 0.3g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
実施例F チオグリシン酸2−アミノエチル二塩酸塩 4g チオアラニン酸2−アミノエチル二塩酸塩 3g 2−アミノ−N−(2−メルカプトエチル)−プロピナ
ミド塩酸塩 2.5g モノエタノールアミン pH=8.7にするに十分量 ヘンケル社により商標名「デヒクオート(Dehyquart)
A」として市販される塩化セトリモニウム 1g 香料 0.7g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
B.酸化組成物 臭化ナトリウム 8.0g モノエタノールアミン pH=8.0にするに十分量 りん酸1ナトリウム水和物(12H2O) 0.3g りん酸3ナトリウム水和物(2H2O) 0.5g ゴールドシュミット社により商標名「テゴベタイン(Te
gobetaine)HS」として市販されているココアミドプロ
ピルベタイン 1.0g 香料 0.4g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
実施例G A.還元組成物 チオグリシン酸2−アミノエチル二塩酸塩 3.0g L−システイン 5.0g モノエタノールアミン pH=9.3にするに十分量 アイシーアイ社により商標名「ミリ(Myrj)45」として
市販されている酸化エチレン8モルでポリオキシエチレ
ン化したステアリルエステル 1g 防腐剤 0.4g 香料 0.3g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
B.酸化組成物 過酸化水素 2.5g スズ酸ナトリウム 0.02g ラウリル硫酸アンモニウム 1.5g タンパク質水解物 0.6g くえん酸 0.5g 香料 0.4g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
実施例H A.還元組成物 チオグリシン酸2−アミノエチル二塩酸塩 2.0g N−アセチルシステアミン 6.0g アンモニア溶液 pH=8.0にするに十分量 炭酸水素アンモニウム 2.0g メルク社により商標名「メルクアト(Merquat)100」と
して市販されているN,N−ジメチル−N−2−プロペニ
ル−2−プロペン−1−アンモニウムクロリド(ポリク
オータニウム6) 2.5g コラーゲン水解物 0.5g 塩化オレオセチルジメチルヒドロキシエチルアンモニウ
ム 1.0g 香料 0.8g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
B.酸化組成物 過酸化水素(200容量) 4.8g 安定剤 0.1g D−パンテノール 1.0g ドラゴコ社により商標名「ドラゴサントール(Dragosan
tol)2/012681」として市販されている4′−α−ジメ
チル−α−(4−メチル−3−ペンテニル)−3−シク
ロヘキセンメタノール(ビサボロル(Bisabolol))0.3
g 酸化ラウリルジメチルアミン 0.7g 香料 0.4g 乳酸 pH=3.0にするに十分な量 脱塩水を加えて 全量100gとする。
実施例I A.還元組成物 チオグリシン酸2−アミノエチル二塩酸塩 5.5g 6−アミノチオカプロン酸2−アミノエチル二塩酸塩7.
3g アンモニア溶液(20%) 5.1% モノエタノールアミン pH=8.3にするに十分量 ゴールドシュミット社により商標名「テゴベタイン(Te
gobetaine)HS」として市販されているココアミドプロ
ピルベタイン 0.9g ジーエイーエフ社により商標名「ガフクアット(Gafqua
t)HS」として市販されているビニルピロリドン/メタ
クリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロライ
ドコポリマー20%水溶液 1.0g 防腐剤 0.2g 香料 0.7g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
B.酸化組成物 過酸化水素 2.0g 塩化オレオセチルジメチルヒドロキシエチルアンモニウ
ム 0.3g りん酸 0.5g p−エトキシアセトニトリド(フェナセチン) 0.1g たんぱく質水解物 0.8g 香料 0.5g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
実施例J A.還元組成物 チオグリシン酸2−アミノエチル二塩酸塩 1.5g システアミン、HCl 5.2g モノエタノールアミン pH=9.5にするに十分量 塩化セチルトリメチルアンモニウム 1.0g 香料 0.6g 防腐剤 0.15g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
B.酸化組成物 臭化ナトリウム 8g トリエタノールアミン pH=8.0にするに十分量 りん酸1ナトリウム水和物(12H2O) 0.3g りん酸3ナトリウム水和物(2H2O) 0.5g ゴールドシュミット社により商標名「テゴベタイン(Te
gobetaine)HS」として市販されているココアミドプロ
ピルベタイン 1.0g 香料 0.4g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
実施例K A.還元組成物 チオグリシン酸2−アミノエチル二塩酸塩 5.5g 3−アミノチオプロピン酸2−アミノエチル二塩酸塩7.
3g アンモニア(20%) 5.1g モノエタノールアミン pH=8.3にするに十分量 ゴールドシュミット社により商標名「テゴベタイン(Te
gobetaine)HS」として市販されているココアミドプロ
ピルベタイン 0.9g ジーエイーエフ社により商標名「ガフクアット(Gafqua
t)HS100」として市販されているビニルピロリドン/メ
タクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロラ
イドコポリマー20%水溶液 1.0g 防腐剤 0.2g 香料 0.7g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
B.酸化組成物 過酸化水素 2.0g 塩化オレオセチルジメチルヒドロキシエチルアンモニウ
ム 0.3g りん酸 0.5g p−エトキシアセトニリド(フェナセチン) 0.1g たんぱく質水解物 0.8g 香料 0.5g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
実施例L A.還元組成物 3−アミノ−N−(2−メルカプトエチル)プロピオン
アミド(アレテイン) 18g 塩化オレオセチルジメチルヒドロキシエチルアンモニウ
ム 1.3g ジエチレントリアミノ五酢酸の五ナトリウム塩 0.2g アンモニア(20%) pH=8.5にするに十分な量 脱塩水を加えて 全量100gとする。
B.酸化組成物 過酸化水素(100容量) 4.8g 硫酸8−ヒドロキシキノリン 0.0125g p−エトキシアセトニリド(フェナセチン) 0.05g 塩化オレオセチルジメチルヒドロキシエチルアンモニウ
ム 0.3g くえん酸 pH=3.0にするに十分な量 脱塩水を加えて 全量100gとする。
本実施例での還元組成物は、使用時にアレテインの前
駆物質であるチオエステルから出発して開始して得るこ
とができる。
この態様によると、粉末状の3−アミノチオプロピン
酸2−アミノエチル22.1gを以下の組成を有する塩基性
水溶液と混合させる。
塩化オレオセチルジメチルヒドロキシエチルアンモニウ
ム 1.3g ジエチレントリアミノ五酢酸の五ナトリウム塩 0.2g アンモニア pH=8.5にするに十分な量 脱塩水を加えて 全量100gとする。
実施例M A.還元組成物 3−アミノチオプロピン酸2−アミノ−エチル塩酸塩 1
8.4g アンモニア(溶液20%) pH=6.9にするに十分量 ジーエイーエフ社により商標名「ガフクアット(Gafqua
t)755」として市販されているジメチル硫酸によりクォ
ーテナイズド(quartenized)ビニルピロリドン/ジメ
チルアミノエチルメタクリル酸コポリマー混合物 5.0g ミラノル社により商標名「ミラノル(Miranol)C2Mコン
セントレNP」として市販されているココアミドエチル
(N−ヒドロキシ,N−カルボキシメチル)グリシナート
1.3g 香料 0.5g 防腐剤 0.2g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
B.酸化組成物 過酸化水素 2.5g 安定剤 0.1g アクゾー社により商標名「アロメックス(Aromex)DMMC
D/W」として市販されている酸化ラウラミン 2.15g 香料 0.4g 乳酸 pH=3.0にするに十分量 脱塩水を加えて 全量100gとする。
実施例N A.還元組成物 3−アミノチオプロピン酸2−アミノエチル二塩酸塩16
g N,N′−(2,1−ジチオエタンジイル)ビス[3−アミノ
プロピオンアミド]二塩酸塩 7.5g アンモニア(溶液20%) pH=7.0にするに十分量 モノエタノールアミン 3.3g 香料 0.7g 防腐剤 0.2g 塩化オレオセチルジメチルヒドロキシエチルアンモニウ
ム 0.3g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
B.酸化組成物 臭化ナトリウム 8.0g トリエタノールアミン pH=8.0にするに十分量 りん酸1ナトリウム水和物(12H2O) 0.3g りん酸3ナトリウム水和物(2H2O) 0.5g ゴールドシュミット社により商標名「テゴベタイン(Te
gobetaine)HS」として市販されているココアミドプロ
ピルベタイン 2.8g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
実施例O A.還元組成物 3−アミノチオプロピオン酸2−アミノエチル二塩酸塩
3g L−システイン 5g モノエタノールアミン pH=9.3にするに十分量 アイシーアイ社により商標名「ミリ(Myrj)45」として
市販されている酸化エチレン8モルとポリオキシエチレ
ン化したステアリルエステル 1g 防腐剤 0.4g 香料 0.3g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
B.酸化組成物 過酸化水素 2.5g スズ酸ナトリウム 0.02g ラウリル硫酸アンモニウム 1.5g たんぱく質水解物 0.6g くえん酸 0.5g 香料 0.4g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
実施例P A.還元組成物 3−アミノチオプロピオン酸2−アミノエチル二塩酸塩
1.5g システアミン、HCl 5.2g モノエタノールアミン pH=9.5にするに十分量 塩化セチルトリメチルアンモニウム 1.0g 防腐剤 0.15g 香料 0.6g 脱塩水を加えて 全量100gとする。
B.酸化組成物 臭化ナトリウム 8g トリエタノールアミン pH=8.0にするに十分量 りん酸1ナトリウム水和物(12H2O) 0.3g りん酸2ナトリウム水和物(2H2O) 0.5g ゴールドシュミット社により商標名「テゴベタイン(Te
gobetain)HS」として市販されているココアミドプロピ
ルベタイン 1.0g 香料 0.4g 脱塩水を加えて 全量100gとする。

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】適当な化粧用媒質中に還元剤として一般式 [式中、Aは2価の基−(CH2)n−でnは2−5の整
    数であるか、または2価の基−(CH2−O−(CH2
    −であり、 mは0または1−4の整数であり、 (i)mが0のとき、R1は水素原子、メチル基、エチル
    基、イソプロピル基、イソブチル基、2−メチルブチル
    基、ベンジル基、4−アミノブチル基、3−グアニジノ
    プロピル基、2−メチルチオエチル基、カルボキシメチ
    ル基または2−カルボキシエチル基、 (ii)mが1−4の整数のとき、R1は水素原子または炭
    素原子1−5個を有する低級アルキル基を意味する] で示されるアミノメルカプトアルキルアミドおよび上記
    式(I)の化合物の塩類から選ばれた少なくとも1種を
    含む、髪の永続変形操作の第1処理用化粧組成物。
  2. 【請求項2】化合物が、 3−アミノ−N−(2−メルカプトエチル)プロピオン
    アミドすなわちアレテイン、 2−アミノ−N−(2−メルカプトエチル)アセトアミ
    ド、 2−アミノ−N−(3−メルカプトプロピル)アセトア
    ミド、 2−アミノ−N−(5−メルカプトペンチル)アセトア
    ミド、 2−アミノ−N−[2′−(2−メルカプトエトキシ)
    エチル]アセトアミド、 2−アミノ−N−(2−メルカプトエチル)プロピオン
    アミド、 2−アミノ−N−(3−メルカプトプロピル)プロピオ
    ンアミド、 2−アミノ−N−(5−メルカプトペンチル)プロピオ
    ンアミド、 2−アミノ−N−[2′−(2−メルカプトエトキシ)
    エチル]プロピオンアミド、 3−アミノ−N−(3−メルカプトプロピル)プロピオ
    ンアミド、 3−アミノ−N−(5−メルカプトペンチル)プロピオ
    ンアミド、 3−アミノ−N−[2′−(2−メルカプトエトキシ)
    エチル]プロピオンアミド、 2−アミノ−N−(2−メルカプトエチル)−3−メチ
    ルブタンアミド、 2−アミノ−N−(2−メルカプトエチル)−4−メチ
    ルペンタンアミド、 α−アミノ−N−(2−メルカプトエチル)ヒドロシン
    ナミド、 4−アミノ−5−[(2−メルカプトエチルアミノ]−
    5−オキソペンタン酸、 4−アミノ−N−(2−メルカプトエチル)ブタンアミ
    ド、 4−アミノ−N−(3−メルカプトプロピル)ブタンア
    ミド、 6−アミノ−N−(5−メルカプトペンチル)ブタンア
    ミド、 4−アミノ−N−(2′−(2−メルカプトエトキシ)
    エチル]ブタンアミド、および 6−アミノ−N−(2−メルカプトエチル)ヘキサンア
    ミド、およびそれらの塩酸塩から選ばれたものである、
    請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】式(I)の化合物が、一般式(II) [式中、A、R1およびmは請求項1の式(I)に対する
    定義と同じ、 XはClまたはBrを意味する] で示される前駆体チオエステルから出発して反応液中で
    生成したものである、請求項1または2記載の組成物。
  4. 【請求項4】式(I)または(II)の化合物が、組成物
    の総重量に対して2−30重量%、好ましくは5−25重量
    %の濃度で存在する、請求項1−3の何れか1項記載の
    組成物。
  5. 【請求項5】組成物が、アンモニア、モノエタノールア
    ミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、炭
    酸もしくは炭酸水素アルカリもしくはアンモニウム、水
    酸化アルカリから選ばれたアルカリ性化剤による、また
    は塩酸、酢酸、乳酸、しゅう酸またはほう酸から選ばれ
    た酸性化剤による、pHを4.5−11、好ましくは6−10の
    値を示す、請求項1−4の何れか1項記載の組成物。
  6. 【請求項6】組成物がさらに少なくとも1種のジスルフ
    イドを含み、組成物が自己中和性タイプである、請求項
    1−5の何れか1項記載の組成物。
  7. 【請求項7】ジスルフイドが化合物(I)に対して0.5
    −2,5、好ましくは1−2のモル比で存在する、請求項
    6記載の組成物。
  8. 【請求項8】式(IV) [式中、A、R1およびmは請求項1の式(I)に対する
    定義と同じ。但し、 (i)Aが−(CH2−、mが0または1、R1が水素
    原子、炭素原子1−5の直鎖または分枝アルキル基、ベ
    ンジルまたは2−カルボキシエチル、 (ii)Aが−(CH2−、mが1、R1が水素原子の化
    合物を除く]で示される新規化合物および上記式(IV)
    の化合物の塩並びに対応するジスルフイド。
  9. 【請求項9】下記化合物 2−アミノ−N−(3−メルカプトプロピル)アセトア
    ミド、 2−アミノ−N−(5−メルカプトペンチル)アセトア
    ミド、 2−アミノ−N−[2′−(2−メルカプトエトキシ)
    エチル]アセトアミド、 2−アミノ−N−(3−メルカプトプロピル)プロピオ
    ンアミド、 2−アミノ−N−(5−メルカプトペンチル)プロピオ
    ンアミド、 2−アミノ−N−[2′−(2−メルカプトエトキシ)
    エチル]プロピオンアミド、 3−アミノ−N−(3−メルカプトプロピル)プロピオ
    ンアミド、 3−アミノ−N−(5−メルカプトペンチル)プロピオ
    ンアミド、 3−アミノ−N−[2′−(2−メルカプトエトキシ)
    エチル]プロピオンアミド、 4−アミノ−N−(2−メルカプトエチル)ブタンアミ
    ド、 4−アミノ−N−(3−メルカプトプロピル)ブタンア
    ミド、 6−アミノ−N−(5−メルカプトペンチル)ブタンア
    ミド、 4−アミノ−N−[2′−(2−メルカプトエトキシ)
    エチル]ブタンアミド、および 6−アミノ−N−(2−メルカプトエチル)ヘキサンア
    ミド、およびそれらの塩酸塩から選ばれたものである、
    請求項8記載の化合物。
  10. 【請求項10】ジスルフイドが、下記化合物 N,N′−[ジチオビス(トリメチレン)]ビス[2−ア
    ミノアセトアミド]、 N,N′−[ジチオビス(ペンタメチレン)]ビス[2−
    アミノアセトアミド]、 N,N′−[ジチオビス(2−エチルオキシエチル)]ビ
    ス[2−アミノアセトアミド]、 N,N′−[2,1−ジチオジエタンジイル]ビス[6−アミ
    ノヘキサンアミド]、 N,N′−[2,1−ジチオジエタンジイル]ビス[4−アミ
    ノブタンアミド]、 N,N′−[ジチオビス(トリメチレン)]ビス[4−ア
    ミノブタンアミド]、 N,N′−[ジチオビス(ペンタメチレン)]ビス[4−
    アミノブタンアミド]、 N,N′−[ジチオビス(トリメチレン)]ビス[2−ア
    ミノプロピオンアミド]、 N,N′−[ジチオビス(トリメチレン)]ビス[3−ア
    ミノプロピオンアミド]、 N,N′−[ジチオビス(ペンタメチレン)]ビス[3−
    アミノプロピオンアミド]および N,N′−[ジチオビス(2−エチルオキシエチル)]ビ
    ス[3−アミノプロピオンアミド]から選ばれたもので
    ある、請求項8記載の化合物。
  11. 【請求項11】式(VI) [式中、A、X、R1およびmは請求項3の式(II)に対
    する定義と同じ。但し、 (i)Aが−(CH2−、mが0または1、R1が水素
    原子、 (ii)Aが−(CH2−、mが0、R1がメチル、エチ
    ル、イソプロピル、イソブチル、メチルチオエチルまた
    はベンジル の化合物を除く] で示される新規化合物。
  12. 【請求項12】下記化合物 チオグリシン・3−アミノプロピルエステルジ塩酸塩、 チオグリシン・5−アミノペンチルエステルジ塩酸塩、 チオグリシン・2′−(2−アミノエトキシ)エチルエ
    ステルジ塩酸塩、 4−アミノチオ酪酸2−アミノエチルジ塩酸塩、 4−アミノチオ酪酸3−アミノプロピルジ塩酸塩、 4−アミノチオ酪酸5−アミノペンチルジ塩酸塩、 4−アミノチオ酪酸2′−(2−アミノエトキシ)エチ
    ルジ塩酸塩、 6−アミノチオカプロン酸2−アミノエチルジ塩酸塩、 チオアラニン・3−アミノプロピルエステルジ塩酸塩、 チオアラニン・5−アミノペンチルエステルジ塩酸塩お
    よび チオアラニン・2′−(2−アミノエトキシ)エチルエ
    ステルジ塩酸塩 から選ばれたものである、請求項11記載の化合物。
  13. 【請求項13】式:HX・H2N−A−SHで示されるアミノチ
    オールを、式 で示されるアミノ酸ハライドと反応させることからな
    り、反応を約40−110℃の温度で少なくとも1種の有機
    溶媒の存在下で行うものである、請求項11または12記載
    の化合物の製造法 [但し、上式中、A、X、R1およびmは請求項11で定義
    したのと同じ。]
  14. 【請求項14】第1段目で還元性組成物を適用してケラ
    チンのジスルフイド結合を還元し、第2段目で酸化性組
    成物を適用して上記結合を再生することによる髪の永続
    的変形法であって、還元段階を請求項1−5の何れか1
    項記載の如き還元性化粧組成物を用いて実施することを
    特徴とする方法。
JP2313814A 1989-11-20 1990-11-19 アミノメルカプトアルキルアミドまたはその塩を還元剤とする髪の永続変形用還元組成物 Expired - Fee Related JP2872392B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8915182 1989-11-20
FR8915182A FR2654617B1 (fr) 1989-11-20 1989-11-20 Composition cosmetique reductrice pour permanente contenant, en tant qu'agent reducteur, de l'aletheine ou l'un de ses sels, et son utilisation dans un procede de deformation permanente des cheveux.

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03170411A JPH03170411A (ja) 1991-07-24
JP2872392B2 true JP2872392B2 (ja) 1999-03-17

Family

ID=9387548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2313814A Expired - Fee Related JP2872392B2 (ja) 1989-11-20 1990-11-19 アミノメルカプトアルキルアミドまたはその塩を還元剤とする髪の永続変形用還元組成物

Country Status (7)

Country Link
US (2) US5085860A (ja)
EP (1) EP0432000B1 (ja)
JP (1) JP2872392B2 (ja)
AT (1) ATE92749T1 (ja)
CA (1) CA2030338C (ja)
DE (1) DE69002739T2 (ja)
FR (1) FR2654617B1 (ja)

Families Citing this family (115)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2668929B1 (fr) * 1990-11-09 1995-01-13 Oreal Composition cosmetique reductrice pour la deformation permanente des cheveux a base d'un amino-mercaptoalkylamide et procede de deformation permanente des cheveux.
FR2676173B1 (fr) * 1991-05-06 1993-08-13 Oreal Composition cosmetique contenant un agent alcalinisant sans odeur.
FR2676441B1 (fr) * 1991-05-17 1994-10-28 Oreal Nouveaux alkylamino-mercaptoalkylamides ou l'un de leurs sels cosmetiquement acceptables, et leur utilisation en tant qu'agents reducteurs, dans un procede de deformation permanente des cheveux.
WO1993007251A1 (en) * 1991-10-07 1993-04-15 Isp Investments Inc. Antimicrobial composition
US5242684A (en) * 1991-10-25 1993-09-07 Isp Investments Inc. Antimicrobial, low toxicity, non-irritating composition comprising a blend of bis-quaternary ammonium compounds coprecipitated with a copolymer of vinylpyrrolidone and an acrylamido or vinyl quaternary ammonium monomer
WO1993016991A1 (es) * 1992-02-28 1993-09-02 Consejo Superior Investigaciones Científicas Tensioactivos cationicos que contienen en su molecula un grupo disulfuro, su procedimiento de obtencion
FR2692481B1 (fr) * 1992-06-23 1994-09-02 Oreal Composition cosmétique réductrice pour la déformation permanente des cheveux à base d'un mercaptoalkylamino-amide et procédé de déformation permanente des cheveux.
FR2705564B1 (fr) * 1993-05-25 1995-07-13 Oreal Nouveau procédé de déformation permanente des cheveux et composition pour sa mise en Óoeuvre contenant en association un amino ou amidothiol et au moins un bromure minéral.
FR2708197B1 (fr) * 1993-07-28 1995-09-08 Oreal Nouvelles compositions à base d'eau oxygénée et leur utilisation comme fixateurs pour permanentes.
DE4336838A1 (de) * 1993-10-28 1995-05-04 Wella Ag Mittel zur dauerhaften Haarverformung sowie neue haarkeratinreduzierende Cysteinglycerinester
FR2712286B1 (fr) * 1993-11-12 1995-12-22 Oreal Nouveaux N-mercaptoalkyl alcanediamines et leur utilisation.
FR2721823B1 (fr) 1994-06-30 1996-08-02 Oreal Procede pour la deformation permanente des matieres keratiniques
US5617883A (en) * 1994-09-14 1997-04-08 Shiseido Co., Ltd. Reducing agents for permanent waving of hair
DE4441873A1 (de) * 1994-11-24 1996-05-30 Wella Ag Mittel zur dauerhaften Haarverformung
FR2729852A1 (fr) 1995-01-30 1996-08-02 Oreal Composition reductrice comprenant un acide amine basique et un polymere cationique
US5616312A (en) * 1995-03-10 1997-04-01 Mallinckrodt Medical, Inc. Thiol ligands and complexes for X-ray imaging
US5533532A (en) * 1995-06-26 1996-07-09 Revlon Consumer Products Corporation Permanent wave compositions and methods
US6007819A (en) * 1995-10-17 1999-12-28 Dovetail Technologies, Inc. Methods of inducing immunity using low molecular weight immune stimulants
EP0969791B1 (de) * 1997-07-31 2003-12-03 Wella Aktiengesellschaft Mittel und verfahren zur dauerhaften haarverformung und verfahren zur herstellung von n-alkylmercaptoacetamiden
FR2772770B1 (fr) * 1997-12-19 2000-01-28 Oreal Nouveaux composes choisis parmi les polymeres hyperbranches et les dendrimeres ayant un groupement particulier, procede de preparation, utilisation et compositions les comprenant
FR2772771B1 (fr) * 1997-12-19 2000-01-28 Oreal Utilisation de polymeres hyperbranches et de dendrimeres comportant un groupement particulier, en tant qu'agent filmogene, les compositions filmogenes les comprenant et leur utilisation notamment en cosmetique ou en pharmacie
US6302119B1 (en) * 1999-12-06 2001-10-16 Bristol-Myers Squibb Company Low odor permanent waving compositions containing a disulfide
FR2823110B1 (fr) * 2001-04-06 2004-03-05 Oreal Procede de deformation permanente des cheveux mettant en oeuvre des silicones aminees
JP4703090B2 (ja) * 2001-08-30 2011-06-15 日本メナード化粧品株式会社 毛髪処理剤組成物およびその製造方法
FR2831803B1 (fr) * 2001-11-08 2004-07-30 Oreal Compositions cosmetiques contenant une silicone aminee et un agent epaississant et leurs utilisations
FR2831814B1 (fr) * 2001-11-08 2004-09-10 Oreal Utilisations de silicones aminees particulieres en pre- ou post-traitement de decolorations de fibres keratiniques
FR2831815B1 (fr) * 2001-11-08 2004-08-06 Oreal Composition reductrice pour le traitement des fibres keratiniques comprenant une silicone aminee particuliere
FR2831818B1 (fr) * 2001-11-08 2004-07-16 Oreal Composition oxydante pour le traitement des fibres keratiniques comprenant une silicone aminee particuliere
FR2831809B1 (fr) * 2001-11-08 2004-07-23 Oreal Composition oxydante pour le traitement des fibres keratiniques comprenant une silicone aminee particuliere
FR2831804B1 (fr) * 2001-11-08 2004-07-30 Oreal Procede de deformation permanente des cheveux mettant en oeuvre des silicones aminees particulieres
FR2831805B1 (fr) * 2001-11-08 2004-08-06 Oreal Procede de deformation permanente des cheveux mettant en oeuvres des silicones aminees particulieres
AU2002301801B2 (en) * 2001-11-08 2004-09-30 L'oreal Cosmetic compositions containing an aminosilicone and a conditioner, and uses thereof
FR2831808B1 (fr) * 2001-11-08 2003-12-19 Oreal Composition de teinture pour fibres keratiniques comprenant une silicone aminee particuliere
FR2831813B1 (fr) * 2001-11-08 2004-10-01 Oreal Utilisation de silicones aminees particulieres en pre-traitement de colorations directes ou d'oxydation de fibres keratiniques
FR2831802B1 (fr) * 2001-11-08 2004-10-15 Oreal Compositions cosmetiques contenant une silicone aminee et un agent epaississant et leurs utilisations
AU2002301803B2 (en) * 2001-11-08 2004-09-09 L'oreal Cosmetic compositions containing an aminosilicone and a conditioner, and uses thereof
FR2831817B1 (fr) * 2001-11-08 2003-12-19 Oreal Composition reductrice pour le traitement des fibres keratiniques comprenant une silicone aminee particuliere
US7867478B2 (en) * 2002-12-24 2011-01-11 L'oreal S.A. Reducing composition for permanently reshaping or straightening the hair, containing a certain amount of mesomorphic phase, process for preparing it and process for permanently reshaping or straightening the hair
US7608116B2 (en) * 2002-12-24 2009-10-27 L'oreal S.A. Oxidation dye composition comprising at least one mesomorphic phase, process for preparing it and ready-to-use composition for dyeing keratin materials
US8313737B2 (en) * 2003-04-16 2012-11-20 L'oreal S.A. Hair treatment process for smoothing the hair
US20050002886A1 (en) * 2003-05-06 2005-01-06 Michel Philippe Dithiols comprising at least one amide functional group and their use in transforming the shape of the hair
FR2856592B1 (fr) * 2003-06-27 2008-04-25 Oreal Composition cosmetique a base de percuseur(s) de radical thiyl pour la deformation permanente des fibres keratiniques
US20050136019A1 (en) * 2003-11-18 2005-06-23 Gerard Malle Hair shaping composition comprising at least one amine chosen from secondary and tertiary amines
US20050136017A1 (en) * 2003-11-18 2005-06-23 Gerard Malle Hair relaxing composition comprising at least one non-hydroxide imine
US20060134042A1 (en) * 2003-11-18 2006-06-22 Gerard Malle Hair shaping composition comprising at least one tetramethylguanidine
US20050129645A1 (en) * 2003-11-18 2005-06-16 L'oreal Hair shaping composition comprising at least one non-hydroxide imine
US20050186232A1 (en) * 2003-11-18 2005-08-25 Gerard Malle Hair-relaxing composition comprising tetramethylguanidine
US20050125914A1 (en) * 2003-11-18 2005-06-16 Gerard Malle Hair shaping composition comprising at least one- non-hydroxide base
US20050136018A1 (en) * 2003-11-18 2005-06-23 Gerard Malle Hair relaxing composition comprising at least one secondary or tertiary amine
JP2005194203A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Dai Ichi Seiyaku Co Ltd 美白用組成物
US20050208007A1 (en) * 2004-03-02 2005-09-22 Christian Blaise Composition to permanently reshape the hair containing at least one carboxydithiol
US7976831B2 (en) * 2004-04-02 2011-07-12 L'oreal S.A. Method for treating hair fibers
US20060083702A1 (en) * 2004-04-02 2006-04-20 Thomas Fondin Hair fiber treating method
FR2868305B1 (fr) 2004-04-02 2006-06-30 Oreal Procede de traitement capillaire et utilisation dudit procede
FR2868420B1 (fr) * 2004-04-06 2006-06-16 Oreal Utilisation de dimercaptoamides pour la deformation permanente des fibres keratiniques
US7875268B2 (en) * 2004-04-06 2011-01-25 L'oreal S.A. Dimercaptoamides, compositions comprising them as reducing agents, and processes for permanently reshaping keratin fibers therewith
US20050241075A1 (en) * 2004-04-22 2005-11-03 Aude Livoreil Composition for permanently reshaping the hair comprising at least one reducing agent and at least one photo-oxidizing agent complexed with at least one metal
US20060000485A1 (en) * 2004-07-01 2006-01-05 Henri Samain Pressurized hair composition comprising at least one elastomeric film-forming polymer
US20060002882A1 (en) * 2004-07-01 2006-01-05 Isabelle Rollat-Corvol Rinse-out cosmetic composition comprising elastomeric film-forming polymers, use thereof for conditioning keratin materials
US20060002877A1 (en) * 2004-07-01 2006-01-05 Isabelle Rollat-Corvol Compositions and methods for permanently reshaping hair using elastomeric film-forming polymers
US20060005325A1 (en) * 2004-07-01 2006-01-12 Henri Samain Leave-in cosmetic composition comprising at least one elastomeric film-forming polymer and use thereof for conditioning keratin materials
US20060005326A1 (en) * 2004-07-01 2006-01-12 Isabelle Rollat-Corvol Dyeing composition comprising at least one elastomeric film-forming polymer and at least one dyestuff
PL2153870T3 (pl) * 2004-11-26 2014-05-30 Ucl Business Plc Kompozycje zawierające ornitynę oraz fenylooctan lub fenylomaślan do leczenia encefalopatii wątrobowej
FR2879294B1 (fr) 2004-12-14 2007-03-30 Oreal Dosage des proteines du cheveu
FR2881346B1 (fr) 2005-01-28 2007-04-27 Oreal Procede de traitement capillaire et utilisation dudit procede
US7815901B2 (en) * 2005-01-28 2010-10-19 L'ORéAL S.A. Hair treatment method
FR2883168B1 (fr) 2005-03-18 2008-01-11 Oreal Compositions cosmetiques de soin, renforcement et/ou reparation des substrats keratiniques comprenant des polypeptides kap
US20060269498A1 (en) * 2005-05-17 2006-11-30 Gerard Malle Hair shaping composition comprising at least one polyguanidine other than hydroxide
US20060272107A1 (en) * 2005-05-17 2006-12-07 Gerard Malle Hair relaxing composition comprising at least one non-hydroxide polyguanidine
FR2910274B1 (fr) 2006-12-22 2009-04-03 Oreal Procede de deformation permanente des fibres keratiniques comprenant une etape d'application d'une composition reductrice faiblement concentree et une etape intermediaire de sechage
EP2196191A1 (fr) 2008-12-11 2010-06-16 L'oreal Composition cosmetique comprenant un compose heterocyclique disulfure et un agent reducteur et procede pour la deformation permanente des fibres keratiniques
FR2944438B1 (fr) 2009-04-15 2011-06-17 Oreal Procede de mise en forme des cheveux au moyen d'une composition reductrice et d'un chauffage.
FR2953400B1 (fr) * 2009-12-03 2011-11-18 Oreal Composition cosmetique, composes, kit et procedes de traitement cosmetique
WO2011089985A1 (en) 2010-01-19 2011-07-28 L'oreal Cosmetic composition for keratin fibers
US10526423B2 (en) 2010-08-31 2020-01-07 Amano Enzyme Inc. Eggshell membrane solubilization method using enzymes
EP2627311A1 (en) 2010-10-12 2013-08-21 L'Oréal Cosmetic composition comprising a particular silicon derivative and one or more acrylic thickening polymers
FR2968300A1 (fr) * 2010-12-07 2012-06-08 Oreal Composition cosmetique, composes, kit et procedes de traitement cosmetique
FR2971936B1 (fr) 2011-02-25 2013-02-15 Oreal Composition pour colorer les fibres keratiniques comprenant un colorant direct a fonction disulfure/thiol, un tensioactif non ionique, un tensioactif amphotere, un alcool gras ethoxyle, un agent alcalin, et un agent reducteur
FR2971937B1 (fr) 2011-02-25 2013-02-15 Oreal Composition pour colorer les fibres keratiniques comprenant un colorant direct a fonction disulfure/thiol, un polymere epaississant non cellulosique, un agent alcalin, et un agent reducteur
MX345094B (es) 2011-02-25 2017-01-17 Oreal Composicion para teñir fibras queratinicas que comprende un tinte directo que tiene un grupo funcional disulfuro/tiol, un polimero espesante, un alcohol graso etoxilado y/o un tensioactivo no ionico, un agente alcalino y un agente reductor.
FR2971938B1 (fr) 2011-02-25 2013-08-02 Oreal Composition pour colorer les fibres keratiniques comprenant un colorant direct a fonction disulfure/thiol, un alcool gras faiblement ou non ethoxyle, un tensioactif cationique, un agent alcalin, et un agent reducteur
FR2971935B1 (fr) 2011-02-25 2013-02-15 Oreal Composition pour colorer les fibres keratiniques comprenant un colorant direct a fonction disulfure/thiol, un polymere epaississant, un tensioactif non ionique, un agent alcalin, et un agent reducteur
FR2971939B1 (fr) 2011-02-25 2013-02-15 Oreal Composition pour colorer les fibres keratiniques comprenant un colorant direct a fonction disulfure/thiol, un corps gras, un agent alcalin, et un agent reducteur
FR2973661A1 (fr) 2011-04-08 2012-10-12 Oreal Procede de traitement des cheveux.
FR2977489B1 (fr) 2011-07-07 2014-03-21 Oreal Procedes de traitement cosmetique et kit
CN104053428A (zh) 2012-01-26 2014-09-17 莱雅公司 处理角蛋白纤维的方法
WO2013145330A1 (en) 2012-03-27 2013-10-03 L'oreal Process for treating keratin fibers
RU2680068C2 (ru) 2013-09-02 2019-02-14 Л'Ореаль Способ окрашивания кератиновых волокон с применением катионных стириловых дисульфидных красителей и композиция, содержащая указанные красители
EP3101064B1 (en) * 2014-01-31 2020-07-15 Seikagaku Corporation Diamine crosslinking agent, acidic polysaccharide crosslinked body, and medical material
JP2016088917A (ja) 2014-11-11 2016-05-23 ロレアル ケラチン繊維用組成物
CN107847400A (zh) 2015-05-01 2018-03-27 欧莱雅 活性剂在化学处理中的用途
ES2881751T3 (es) 2015-05-12 2021-11-30 Oreal Composición para fibras de queratina
JP7127957B2 (ja) 2015-05-12 2022-08-30 ロレアル 熱再成形方法
JP2017025051A (ja) 2015-07-28 2017-02-02 ロレアル ケラチン繊維用の組成物、プロセス、方法及び使用
US11213470B2 (en) 2015-11-24 2022-01-04 L'oreal Compositions for treating the hair
MX2018005829A (es) 2015-11-24 2018-08-01 Oreal Composiciones para tratar el cabello.
WO2017091796A1 (en) 2015-11-24 2017-06-01 L'oreal Compositions for treating the hair
US11135150B2 (en) 2016-11-21 2021-10-05 L'oreal Compositions and methods for improving the quality of chemically treated hair
WO2018183869A1 (en) * 2017-03-31 2018-10-04 L'oreal Kits and methods for treating hair
GB201706477D0 (en) 2017-04-24 2017-06-07 Bicycle Therapeutics Ltd Modification of polypeptides
US11433011B2 (en) 2017-05-24 2022-09-06 L'oreal Methods for treating chemically relaxed hair
EP3731801B1 (en) 2017-12-29 2022-03-09 L'oreal Compositions for altering the color of hair
US11090249B2 (en) 2018-10-31 2021-08-17 L'oreal Hair treatment compositions, methods, and kits for treating hair
JP7353754B2 (ja) 2018-12-14 2023-10-02 ロレアル ケラチン繊維の矯正法
JP2020169122A (ja) 2019-03-20 2020-10-15 ロレアル ケラチン繊維を着色するための方法及びキット
US11419809B2 (en) 2019-06-27 2022-08-23 L'oreal Hair treatment compositions and methods for treating hair
GB201914233D0 (en) 2019-10-02 2019-11-13 Bicyclerd Ltd Phage cyclisation assay
FR3111814B1 (fr) 2020-06-30 2023-10-20 Oreal Procédé de coloration des fibres kératiniques à partir de poudre et/ou extrait colorant de plantes indigofères et de composés comportant au moins un groupement carbonyle
FR3112078B1 (fr) 2020-07-02 2022-08-12 Oreal Composition de coloration des fibres kératiniques à partir de composés à motif indole
CN115724779B (zh) * 2021-09-01 2024-03-29 四川大学 酰胺烷二硫化合物、其制备方法和用途
WO2024122393A1 (en) 2022-12-09 2024-06-13 L'oreal Composition for improved straightening of keratin fibers
FR3144918A1 (fr) 2023-01-18 2024-07-19 L'oreal Procédé de lissage amélioré des fibres kératineuses
FR3144917A1 (fr) 2023-01-16 2024-07-19 L'oreal Composition pour lissage amélioré des fibres kératineuses
WO2024122096A1 (en) 2022-12-09 2024-06-13 L'oreal Composition suitable for keratin fibers
FR3142891A1 (fr) 2022-12-13 2024-06-14 L'oreal Processus de remodelage à chaud amélioré

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2540494A (en) * 1949-09-03 1951-02-06 Milton H Schwarz Permanent hair waving
US2751409A (en) * 1951-08-02 1956-06-19 Kuhn Richard Preparation of thiolalkylamides
FR1193289A (fr) * 1958-03-14 1959-11-02 Oreal Procédé pour la mise en plis permanentée de cheveux au moyen de nouveaux composés tensio-actifs et procédé pour préparer ces composés
US3882114A (en) * 1967-10-26 1975-05-06 Oreal N-(morpholinomethyl carbamyl) cysteamine and glycine
US3768490A (en) * 1972-01-31 1973-10-30 Oreal Permanently having and permanently setting of hair
JPS557222A (en) * 1978-06-29 1980-01-19 Dai Ichi Seiyaku Co Ltd Preparation of aletheine derivative
JPS57118556A (en) * 1981-01-16 1982-07-23 Dai Ichi Seiyaku Co Ltd Preparation of alethine derivative or aletheine derivative
JPS5846063A (ja) * 1981-09-14 1983-03-17 Dick Fine Chem Kk アレチンの製造方法
FR2549051B1 (fr) * 1983-06-22 1986-05-16 Centre Nat Rech Scient Nouveaux agents radioprotecteurs ayant une structure amino-thioalkyle et procede pour leur preparation
US4851215A (en) * 1985-04-29 1989-07-25 Richardson-Vicks Inc. Pantethine component for hair permanent waving
LU87310A1 (fr) * 1988-08-04 1990-03-13 Oreal N-(mercaptoalkyl)omega-hydroxyalkylamides et leur utilisation en tant qu'agents reducteurs,dans un procede de deformation permanente des cheveux

Also Published As

Publication number Publication date
FR2654617A1 (fr) 1991-05-24
CA2030338A1 (fr) 1991-05-21
US5466878A (en) 1995-11-14
DE69002739D1 (de) 1993-09-16
DE69002739T2 (de) 1994-01-13
FR2654617B1 (fr) 1993-10-08
CA2030338C (fr) 2002-02-12
EP0432000B1 (fr) 1993-08-11
ATE92749T1 (de) 1993-08-15
EP0432000A1 (fr) 1991-06-12
JPH03170411A (ja) 1991-07-24
US5085860A (en) 1992-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2872392B2 (ja) アミノメルカプトアルキルアミドまたはその塩を還元剤とする髪の永続変形用還元組成物
US5583257A (en) Alkylamino mercaptoalkulamides
US5843416A (en) Cosmetic composition containing an n-mercaptoalkylalkanediamide or one of its cosmetically acceptable salts as reducing agent
EP0368763A1 (fr) Mercapto-4 butyramides N-mono ou N,N-disubstitués par un radical mono ou polyhydroxyalkyle, et leur utilisation en tant qu'agents réducteurs dans un procédé de déformation permanente des cheveux
EP0577473B1 (fr) Composition cosmétique réductrice pour la déformation permanente des cheveux à base d'un mercaptoalkylamino-amide et procédé de déformation permanente des cheveux
WO2006077170A1 (en) Use of aminodithiol as a reducing agent for hair perming
JP4841161B2 (ja) ケラチン線維の永久矯正へのジメルカプトアミドの使用
ES2273377T3 (es) Producto y procedimiento para el moldeado permanente del cabello basado en mercaptoacetamidas n-sustituidas con cadenas alquilo ramificadas.
KR100697035B1 (ko) 최소한 하나의 카르복실디티올을 포함하는 퍼머형 모발의 재형상용 조성물
EP0568695B1 (fr) Composition cosmetique pour une permanente des cheveux contenant en tant que reducteur du bromhydrate de cysteine et/ou du bromhydrate de mercapto-2 ethylamine
CH639556A5 (fr) Compositions cosmetiques pour le traitement de l'etat gras des cheveux et de la peau, composes et leur procede de preparation.
US20070009462A9 (en) Composition to permanently reshape the hair containing at least one dicarboxydithiol
CH642253A5 (fr) Compositions cosmetiques pour le traitement des cheveux et de la peau contenant en tant que composes actifs des alkylene-dithioethers.
FR2867068A1 (fr) Composition de deformation permanente des cheveux contenant au moins un dicarboxydithiol.
FR2668929A1 (fr) Composition cosmetique reductrice pour la deformation permanente des cheveux a base d'un amino-mercaptoalkylamide et procede de deformation permanente des cheveux.
US20050208007A1 (en) Composition to permanently reshape the hair containing at least one carboxydithiol
FR2669329A1 (fr) Amino-mercapto-alkylamides, leur procede de preparation et leur utilisation dans une composition cosmetique reductrice dans la deformation permanente des cheveux.
FR2669332A1 (fr) Nouveaux thioesters, leur procede de preparation et leur utilisation dans la synthese d'amino-mercapto-alkylamides.

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees