JP2872025B2 - 伝送遅延時間安定方式 - Google Patents

伝送遅延時間安定方式

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JP2872025B2
JP2872025B2 JP5311784A JP31178493A JP2872025B2 JP 2872025 B2 JP2872025 B2 JP 2872025B2 JP 5311784 A JP5311784 A JP 5311784A JP 31178493 A JP31178493 A JP 31178493A JP 2872025 B2 JP2872025 B2 JP 2872025B2
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人志 佐藤
勝美 佐藤
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NEC Corp
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MYAGI NIPPON DENKI KK
Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は伝送遅延時間安定方式に
関し、特にPCM多重化装置における非同期/同期デー
タ信号変換回路および同期/非同期データ信号変換回路
における伝送遅延時間の安定化を図る伝送遅延時間安定
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】PCM多重化装置における非同期/同期
データ信号変換回路および同期/非同期データ信号変換
回路の従来の代表例を図2に示す。
【0003】図2に示す従来例は、外部の非同期側から
低速の非同期データ151を非同期側クロック152と
ともに受け、これを低速の同期データ153に変換して
伝送路150に送出する非同期/同期変換回路101
と、装置側同期クロック154を受けて同期側クロック
159を発生し非同期/同期データ信号変換回路101
に供給する同期側クロック作成回路110と、伝送路1
50を介して送信側から受信した低速の同期データ15
3を同期側クロック155とともに受けて低速の非同期
データ156に変換出力する同期/非同期データ信号変
換回路102と、非同期側の外部装置に同期した外部装
置同期クロック157を受けて非同期クロック158を
発生して同期/非同期データ信号変換回路102に供給
する非同期側クロック作成回路120とを備え、電源投
入時または伝送路障害復旧時には、回路内部に保持され
るデータ数によって伝送遅延時間が決定されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の非同期
/同期および同期/非同期データ信号変換回路では、電
源のオン/オフまたは伝送路障害発生時に回路内部に保
持されるデータ数が変化し、伝送遅延時間が変動してし
まうという問題点があった。
【0005】本発明の目的は上述した問題点を解決し、
電源のオン/オフまたは伝送路障害発生時においても伝
送遅延時間の変動しない伝送遅延時間安定方式を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の方式は、PCM
多重化装置の非同期/同期変換を行なう送信側と、伝送
路を介して前記送信側から同期データを受け同期/非同
期変換を行なう受信側とにおける伝送遅延時間の変動を
排除して安定化を図る伝送遅延時間安定方式であって、
外部の非同期側から低速の非同期データを非同期側クロ
ックとともに受け低速の同期データに変換して伝送路に
送出する同期/非同期データ信号変換回路と;装置側同
期クロックを受けて同期側クロックを作成し前記非同期
/同期データ信号変換回路に供給する同期側クロック作
成回路と、前記非同期側クロックのカウント値にもとづ
いて前記同期側クロック作成回路へ動作許可信号を供給
する第一のカウント回路と、装置伝送路の障害発生時に
前記非同期/同期データ信号変換回路と前記第一のカウ
ント回路とをリセットする第一の伝送路監視回路とを有
する第一の伝送遅延時間安定回路と;を備えた送信側
と、前記伝送路を介して送信側の前記同期/非同期デー
タ信号変換回路から受信した低速の同期データを低速の
非同期データに変換する同期/非同期データ信号変換回
路と;非同期側の外部装置に同期した外部装置同期クロ
ックを受けて非同期側クロックを作成し前記同期/非同
期データ変換回路に供給する非同期側クロック発生回路
と、同期側クロックのカウント値にもとづき前記非同期
側クロック作成回路へ動作許可信号を供給する第二のカ
ウント回路と、伝送路の障害発生時に前記同期/非同期
データ信号変換回路と前記第二のカウント回路とをリセ
ットする第二の伝送路監視回路とを有する第二の伝送遅
延時間安定回路と;を備えた受信側とを含んで伝送時間
の変動を安定化する構成を有する。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0008】図1は、本発明の一実施例の構成図であ
る。
【0009】本実施例は、非同期/同期データ信号変換
回路3と、第一の伝送遅延時間安定回路としての伝送遅
延時間安定回路1とを有し、伝送遅延時間安定回路1は
装置側同期クロック54にもとづき同期側クロック71
を作成する同期側クロック作成回路10と、同期側クロ
ック作成回路10に接続され、非同期側クロック52を
8パルスカウントして動作許可信号72を発生し同期側
クロック作成回路10へ第一のカウント回路としての8
パルスカウント回路20と、伝送路障害55発生時に非
同期/同期データ信号変換回路3と8パルスカウント回
路20とにリセット信号73を送信する第一の伝送路監
視回路としての伝送路監視回路30とを有する。非同期
/同期データ信号変換回路3は、非同期側クロックの入
力により変換した同期データ53を出力する。また、非
同期/同期変換のため、内部に少なくとも1つのデータ
を保持しなければならない。
【0010】また受信側には同期/非同期データ信号変
換回路4と、第二の伝送遅延時間安定回路としての伝送
遅延時間安定回路2とを有し、伝送遅延時間安定回路2
は、外部装置同期クロック58にもとづいて非同期側の
非同期クロック74を作成する非同期側クロック作成回
路40と、非同期側クロック作成回路40に接続され同
期側クロック56を8パルスカウントして非同期側クロ
ック作成回路40へ動作許可信号75を送出する第二の
カウント回路としての8パルスカウント回路50と、伝
送路障害59発生時に同期/非同期データ信号変換回路
4と8パルスカウント回路50にリセット信号76を送
出する第二の伝送路監視回路としての伝送路監視回路6
0とを有する。
【0011】同期/非同期データ信号変換回路4は、伝
送路70を介して同期データ53を入力し同期側クロッ
ク56により非同期データ57を出力する。また非同期
/同期データ信号変換回路3と同様に非同期/同期変換
のため内部に少なくとも1つのデータを保持しなければ
ならない。
【0012】次に、本実施例の動作について説明する。
【0013】本実施例では、非同期/同期データ信号変
換回路3と同期/非同期データ信号変換回路4の内部保
持データを共に8バイトに設定しているため、カウント
回路としては8パルスカウント回路20と50とを用
い、1クロックで1バイトのデータが入力されるものと
する。
【0014】8パルスカウント回路20は、非同期側ク
ロック52の入力を8パルスカウントするまでは同期側
クロック作成回路10へ動作許可信号72を送出しな
い。従って、この間非同期/同期データ信号変換回路3
は、同期側クロック71の供給がないので同期データ5
3を出力せず非同期データ51を内部に保持する。8パ
ルスカウント回路20は、非同期側クロック52を8パ
ルスカウントすると同期側クロック作成回路10に動作
許可信号72を送出する。非同期/同期データ信号変換
回路3は、8バイトのデータを保持し通常の通信状態と
なる。伝送路監視回路30は伝送路障害55の有無を認
識し、伝送路障害55発生時にリセット信号73を送出
して非同期/同期データ信号変換回路3と8パルスカウ
ント回路20とをそれぞれリセット状態にする。伝送路
障害が復旧すると、非同期/同期データ信号変換回路3
と8パルスカウント回路20のリセットを解除する。リ
セット解除後、非同期/同期データ信号変換回路3と8
パルスカウント回路20は上述した動作を繰り返し、非
同期/同期データ信号変換回路3は8バイトのデータを
内部に保持する。
【0015】同様に、同期/非同期データ信号変換回路
4においても、8パルスカウント回路50にて同期側ク
ロック56をカウントし、同期/非同期データ信号変換
回路4内に8バイトのデータを保持する。伝送路障害5
9発生時、伝送路監視回路60は同期/非同期データ信
号変換回路4と8パルスカウント回路60にリセット信
号76を送出し、これらをリセット状態にする。リセッ
ト解除後、同期/非同期データ信号変換回路4と8パル
スカウント回路50は上述した動作を繰り返し、同期/
非同期データ信号変換回路4は8バイトのデータを内部
に保持する。
【0016】次に、上述した非同期/同期データ信号変
換回路3と同期/非同期データ信号変換回路4とをデー
タ速度が64kbpsで使用した場合の伝送遅延時間が
一定に保たれることを数値例で示す。
【0017】データ速度が64kbpsの場合、データ
を1バイト伝送するのに125μs時間がかかる。回路
内には8バイトのデータが保持されるので、伝送遅延時
間は8バイト×125μs=1msとなる。全体の遅延
時間は、非同期/同期データ信号変換回路3の遅延時間
+同期/非同期データ信号変換回路4の遅延時間である
から1ms+1ms=2msとなる。
【0018】以上の値は、8パルスカウント回路50に
よって常に一定に保たれ、電源オン/オフや伝送路障害
が発生しても変化することはない。
【0019】また、8パルスカウント回路50のカウン
ト数を変更することで、非同期/同期データ信号変換回
路4内に保持されるデータ数が変わり、伝送遅延時間を
変更することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、PCM多
重化装置における非同期/同期データ信号変換回路およ
び同期/非同期データ信号変換回路における伝送時間の
安定化を図ることにより、電源のオン/オフ時もしくは
障害復旧後に常に一定の伝送遅延時間を保つことができ
る効果を有する。
【0021】また、送信側と受信側の伝送遅延時間を一
定とすることができるため上りと下り、双方向回線での
伝送遅延時間も一定となり電力線監視システム等の厳し
い条件のシステムにも応用可能である効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】従来の非同期/同期および同期/非同期データ
信号変換回路の構成図である。
【符号の説明】
1,2 伝送遅延時間安定回路 3 非同期/同期データ信号変換回路 4 同期/非同期データ信号変換回路 10 同期側クロック作成回路 20 8パルスカウント回路 30 伝送路監視回路 40 非同期側クロック作成回路 50 8パルスカウント回路 60 伝送路監視回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−165866(JP,A) 特開 平4−37333(JP,A) 特開 平3−250835(JP,A) 特開 平6−268692(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 5/22 H04L 7/00 H04J 3/06 H04L 29/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PCM多重化装置の非同期/同期変換を
    行なう送信側と、伝送路を介して前記送信側から同期デ
    ータを受け同期/非同期変換を行なう受信側とにおける
    伝送遅延時間の変動を排除して安定化を図る伝送遅延時
    間安定方式であって、外部の非同期側から低速の非同期
    データを非同期側クロックとともに受け低速の同期デー
    タに変換して伝送路に送出する同期/非同期データ信号
    変換回路と;装置側同期クロックを受けて同期側クロッ
    クを作成し前記非同期/同期データ信号変換回路に供給
    する同期側クロック作成回路と、前記非同期側クロック
    のカウント値にもとづいて前記同期側クロック作成回路
    へ動作許可信号を供給する第一のカウント回路と、装置
    伝送路の障害発生時に前記非同期/同期データ信号変換
    回路と前記第一のカウント回路とをリセットする第一の
    伝送路監視回路とを有する第一の伝送遅延時間安定回路
    と;を備えた送信側と、前記伝送路を介して送信側の前
    記同期/非同期データ信号変換回路から受信した低速の
    同期データを低速の非同期データに変換する同期/非同
    期データ信号変換回路と;非同期側の外部装置に同期し
    た外部装置同期クロックを受けて非同期側クロックを作
    成し前記同期/非同期データ変換回路に供給する非同期
    側クロック発生回路と、同期側クロックのカウント値に
    もとづき前記非同期側クロック作成回路へ動作許可信号
    を供給する第二のカウント回路と、伝送路の障害発生時
    に前記同期/非同期データ信号変換回路と前記第二のカ
    ウント回路とをリセットする第二の伝送路監視回路とを
    有する第二の伝送遅延時間安定回路と;を備えた受信側
    とを含んで伝送時間の変動を安定化することを特徴とす
    る伝送遅延時間安定方式。
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