JPH05260076A - Atm/stmインターフェイス回路 - Google Patents

Atm/stmインターフェイス回路

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JPH05260076A
JPH05260076A JP5522892A JP5522892A JPH05260076A JP H05260076 A JPH05260076 A JP H05260076A JP 5522892 A JP5522892 A JP 5522892A JP 5522892 A JP5522892 A JP 5522892A JP H05260076 A JPH05260076 A JP H05260076A
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JP
Japan
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circuit
cell
fifo
atm
signal
Prior art date
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Application number
JP5522892A
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English (en)
Inventor
Hideaki Odagiri
英昭 小田切
Katsuhiko Watanabe
克彦 渡辺
Noriaki Takahashi
徳明 高橋
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ATMセル信号とSTMフレームとのインタ
ーフェイス回路において、回路の小型化、消費電力の低
減を目的とする。 【構成】 入力されたセルは、書き込み制御回路13、
および読み出し制御回路15の制御のもとに、FIFO
回路12に蓄積される。この時、空きセルの削除、挿入
を行うことで、位相差を吸収することができる。蓄積さ
れたセルの読み出しは、フレーム生成回路16の発生す
るタイミング信号に従って行われる。このタイミング信
号を各ブロックに供給し、各ブロックでの動作が同一ク
ロックによって行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ATM交換システム
におけるATMセル信号と、同期デジタル・ハイアラー
キのSTMフレーム信号とのインターフェイス回路に関
する。より詳細には、ATMセル流をSDHフレームの
ペイロードに収容するためのインターフェイス回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】STM網では、網全体が同期クロックに
よって動作している。このSTM網においては、送信さ
れるべき情報信号はバーチャルコンテナ(以下、VCと
いう)と呼ばれる単位にまとめられ、フレームに組み込
まれて網内を伝送される。STM網で用いられるVC
は、既存の低速信号を含む各種速度の信号を多重化する
ための、規格化された多重化単位である。VCは、回線
管理情報を収容するパス・オーバーヘッドPOHと、情
報信号を収容するペイロードとから構成される。
【0003】一方ATM交換システムでは、情報信号は
セルと呼ばれる単位に区切られてスイッチングされる。
セルは、先頭の5バイトを構成するヘッダと、それに続
く48バイトのインフォメーション・フィールドの計5
3バイトから構成される。
【0004】ATM交換システムが普及するにつれて、
STMフレームによって伝送されたSTM信号を、AT
M交換システムでのスイッチングのためにATM信号に
変換する必要が生じる。また逆に、ATM交換システム
でスイッチングされたATM信号を、STMフレームで
伝送するためにSTM信号に変換する必要が生じる。
【0005】従来、ATM信号とSTMフレームとのイ
ンターフェイスとしては、CCITT勧告で標準化され
ているSDH多重化方式に従っている。すなわち、送信
すべきATM信号の情報をVCのペイロードに収容し、
このVCをSTMフレームに、任意の位相で多重化して
送出する。
【0006】図3に、従来開示されているSTM/VC
終端装置の構成を示す。この装置は、伝送すべきATM
信号のコンテナ情報をSTMフレームのコンテナに収容
する回路であり、以下動作について説明する。
【0007】STM網内を伝送されるVCは、ペイロー
ドの大きさ、すなわち収容する情報量の大小によりいく
つかに分類される。ここでは、その中でもVC−4を例
に説明する。図3に示す、たとえばSTM−1送信部
は、伝送されるデータC−4にPOHを付加するVC−
4フレーマVCF、このVC−4にセクション・オーバ
ーヘッドSOHを付加してSTM−1を生成するSTM
−1フレーマSTFとを含む。
【0008】このような構成は、たとえば「STM−4
c/STM−1対応網終端装置(1991年電子情報通
信学会秋期大会B−504、社団法人電子情報通信学
会、1991年9月5日発行)」に記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この時、VCF、さら
にSTFにおいては、それぞれ任意の位相で入出力され
るデータの周期の変換のために、FIFO回路を用いて
いる。この時、各FIFO回路の遅延量の差によって位
相のずれが生じるおそれがあり、このずれを回避するた
めに位相保証処理を行うことが必要である。
【0010】このように位相保証処理のために、VC
F、STFそれぞれにFIFO回路と、そのための制御
回路とが必要となる。このため、回路が大規模となり、
小型化が妨げられるという問題があった。さらに、この
部分の回路で多くの電力を消費するため、低消費電力化
の妨げになるという問題があった。
【0011】この発明は、回路が大規模になる点を解決
し、装置の小型化、低消費電力化を図ることのできるイ
ンターフェイス回路を提供することを目的とする。特に
請求項1に記載された発明は、FIFO回路への書き込
みと読み出しのクロックとが互いに独立している場合で
あっても位相、周波数の差分を保証することができ、A
TMセル流のデータを失うことなくSTMフレームのペ
イロードに収容することのできるインターフェイス回路
を提供する。また請求項2に記載された発明は、インタ
ーフェイス回路を構成する各ブロックを、STMフレー
ムを生成するタイミング信号と共通のクロックで駆動す
ることができ、そのため各ブロックにFIFO回路を設
ける必要がなく、回路を小型化することのできるインタ
ーフェイス回路を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、以上述べた
問題点を解決するため、請求項1に記載された発明で
は、ATMセル流を蓄積するFIFO回路と、ATMセ
ル流から空きセルを検出し、空きセル以外をFIFO回
路に書き込む書き込み制御回路と、SDHフレームを生
成するフレーム生成回路と、SDHフレームのペイロー
ドに、FIFO回路に書き込まれているATMセルを読
み出す読みだし制御回路と、FIFO回路に入力される
書き込み信号と読みだし信号とより、FIFO回路に書
き込まれているセルの量を検出し、読みだし制御回路お
よび書き込み制御回路に空きセルの挿入・削除を指示す
る位相比較回路を設けたものである。
【0013】また請求項2に記載された発明は、セル速
度整合回路の出力が入力されるセル処理回路と、このセ
ル処理回路の出力が入力されるPOH多重回路と、この
POH多重回路の出力が入力されるSOH多重回路とを
有し、フレーム生成回路のタイミング信号をセル処理回
路、POH多重回路、およびSOH多重回路のそれぞれ
に供給し、同期を確立することを特徴とするインターフ
ェイス回路である。
【0014】
【作用】請求項1に記載された発明においては、FIF
O回路12は、ATMセル流のデータを蓄積する。書き
込み制御回路12は、FIFO回路12へATMセル流
を蓄積する際のアドレスを発生する。また、ATMセル
流の中の空きセルをFIFO回路12へ書き込むことを
禁止する。FIFO回路12に蓄積されたATMセル信
号は、読み出し制御回路15の生成する読み出しアドレ
スに従って読み出される。位相比較回路14は、FIF
O回路12のバッファに送出できるセルが存在するか否
か、またバッファあふれが生じているか否かを検出す
る。FIFO回路12のバッファに送出できるセルが存
在しない場合には、セル長分読み出しを行わず、前記セ
ル長分を空きセルとする。またバッファあふれが検出さ
れた場合には、その次のセルをFIFO回路12に書き
込まないことによってそのセルの廃棄を行い、安定した
動作を保証する。
【0015】請求項2に記載された発明においては、請
求項1に記載されるセル速度整合回路のフレーム生成回
路の発生するタイミング信号をセル処理回路、POH多
重回路、さらにSOH多重回路に供給する。これらの各
回路は、供給されたタイミング信号により、オーバーヘ
ッド部とセルとを識別し、各種の処理を行う。
【0016】
【実施例】図1は、この発明によるインターフェイス回
路中、セル速度整合部10を示すブロック図である。入
力端子1は、空きセル検出回路11の入力に接続され
る。空きセル検出回路11の出力111は、FIFO回
路12の入力121に接続される。また出力112は、
書き込み制御回路13の入力131に接続される。書き
込み制御回路13の出力132は、FIFO回路12の
入力122に接続される。さらに、位相比較回路14の
入力141にも接続される。位相比較回路14の出力1
42は、書き込み制御回路13の入力133に接続され
る。また出力143は、読みだし制御回路15の入力1
51に接続される。読みだし制御回路15の出力152
は、FIFO回路12の入力123に接続される。さら
に、位相比較回路14の入力144にも接続される。フ
レーム生成回路16の出力161は、読みだし制御回路
15の入力153に接続される。出力端子2は、FIF
O回路12の出力124に接続され、出力端子3は、フ
レーム生成回路6の出力162に接続される。
【0017】以下、セル速度整合回路10の動作を説明
する。まず、受信したセルを蓄積する動作について説明
する。装置内を伝送されているATMセル信号は、入力
端子1より空きセル検出回路11に入力される。空きセ
ル検出回路11は、入力されたATMセル信号をFIF
O回路12に送る。FIFO回路12は、受信したAT
Mセル信号を蓄積するためのバッファであり、書き込み
制御回路13は、ATMセル信号をFIFO回路12へ
書き込む際の書き込みアドレスを生成する。この書き込
みアドレスは、FIFO回路12の端子122へ供給さ
れる。すなわちATMセル信号は、この書き込みアドレ
スに従って、FIFO回路12の該当するアドレスに書
き込まれる。
【0018】空きセル検出回路11は、入力されたセル
信号をFIFO回路12へ送出するとともに、入力され
たセル信号の各々について、それが空きセルであるか否
かを検出している。入力されたセルが空きセルでなけれ
ば、そのセルを単にFIFO回路12へ送出するのみで
ある。しかし入力されたセルが空きセルであった場合
は、空きセル検出信号を書き込み制御回路13の端子1
31に送る。この空きセル検出信号を受けた場合、書き
込み制御回路13はATMセル信号中の該当する空きセ
ルを、FIFO回路12に書き込むことを禁止する。こ
の書き込み禁止のためには、たとえばFIFO回路12
に書き込みアドレスを送出することを停止すればよい。
これによって、FIFO回路12に空きセルが蓄積され
ることはない。
【0019】次に、蓄積されたセルを読み出す動作につ
いて説明する。FIFO回路12に蓄積されたATMセ
ル信号は、読み出し制御回路15が発生する読み出しア
ドレスに従って読み出され、出力124より出力端子2
に出力される。読み出し制御回路15の端子153に
は、SDHフレームを発生するフレーム生成回路16よ
り、ATMセルを収容するペイロードを示すフレーム信
号が供給されている。フレーム信号は、同時に出力端子
3にも供給されている。
【0020】読み出し制御回路15は、FIFO回路1
2に蓄積されたATMセル信号を読み出す際の、読み出
しアドレスを生成する。この読み出しアドレスは、FI
FO回路12の端子123に供給される。この時読み出
し制御回路15は、フレーム生成回路16においてペイ
ロードを示すフレーム信号が発生し、かつ、位相比較回
路14においてFIFO回路12のバッファに送出でき
るATMセルが存在することが検出された場合、この読
み出しアドレスからATMセル信号の読み出しを実行す
る。
【0021】書き込み制御回路12が発生する書き込み
アドレス、また読み出し制御回路15が発生する読み出
しアドレスは、位相比較回路14の端子141、また1
44に供給されている。位相比較回路14は、書き込み
制御回路12、また読み出し制御回路15から供給され
た、FIFO回路12の書き込みアドレスと読み出しア
ドレスとを比較する。この結果、その時点でFIFO回
路12に蓄積されているデータ量を検出することができ
る。これより、FIFO回路12のバッファに送出でき
るセルが存在するか否かを検出し、この検出結果を書き
込み制御回路13の端子133、および読み出し制御回
路15の端子151に出力する。
【0022】位相比較回路14が書き込みアドレスと読
み出しアドレスとを比較した結果、FIFO回路12に
送出できるセルが存在する場合は、前述したようにFI
FO回路12のバッファからデータが読み出され、端子
2に出力される。ここで、位相比較回路14における比
較の結果、FIFO回路12に送出できるセルが存在し
ない場合には、読み出し制御回路15はFIFO回路1
2からデータを読み出すことを禁止する。この読み出し
禁止のためには、たとえばFIFO回路12に読み出し
アドレスを送出することを停止すればよい。これによっ
て、FIFO回路12からデータが読み出されることは
なく、出力されるATMセル流に空きセルが挿入される
ことになる。
【0023】位相比較回路14における書き込みアドレ
スと読み出しアドレスとの比較の結果、FIFO回路1
2のバッファあふれを検出することもできる。この場合
も、ATMセル流の中に空きセルが検出された場合と同
様、FIFO回路12への書き込み禁止を行う。
【0024】次にこの発明の動作を説明する。概略的に
はこれまで説明したように、入力されたATMセル信号
は、空きセル以外はFIFO回路12に書き込まれる。
そしてフレーム生成回路16が示すペイロードのタイミ
ングで、FIFO回路12に書き込まれたATMセル信
号を読み出すことによって、ペイロードへのセルの収容
を行う。
【0025】空きセル検出回路11において空きセルが
検出された場合、空きセル検出回路11は書き込み制御
回路13に空きセル検出信号を出力し、書き込み制御回
路13はこれを受けて空きセルのFIFO回路12への
書き込みを禁止するので、空きセルの削除を行うことが
できる。またFIFO回路12からATMセル信号を読
み出す際には、位相比較回路14において、出力するセ
ルが存在するか否かを検出し、存在しない時にはFIF
O回路12からのセル信号の読み出しを禁止することに
よって、空きセルの挿入を行う。
【0026】なお、フレーム生成回路16で生成された
STMフレームのペイロードよりも、入力されるATM
セル流のデータ量が少ない場合、すべてのセルをFIF
O回路12へ蓄積することができる。逆に、STMフレ
ームのペイロードよりも、入力されるATMセル流のデ
ータ量が多い場合、FIFO回路12のバッファあふれ
が生じる。この場合、このバッファあふれを位相比較回
路14にて検出し、最大1セルを廃棄することで、安定
した動作に復旧することができる。
【0027】このセル速度変換部におけるセル速度変換
は、以下の2通りの方法によって実現することができ
る。1 ATMセルをFIFO回路12に書き込む時
に、書き込み制御回路13で、セル速度変換する各セル
の書き込みを禁止する。2 ATMセルをFIFO回路
12から読み出す時に、読み出し制御回路15で、セル
速度変換をする各セルの剰余ヘッダの読み出しを禁止す
る。
【0028】この発明では、空きセル検出回路11、書
き込み制御回路13を駆動するクロックと、フレーム生
成回路16、読み出し制御回路15を駆動するクロック
とは互いに独立、すなわち位相、周波数が異なるもので
あっても良い。この場合でも、位相、周波数の差分は空
きセルの削除・挿入によって保証され、ATMセル流の
データが失われることなく、STMフレームのペイロー
ドに収容される。さらに、ペイロードを発生するフレー
ム生成回路16と、FIFO回路12からのセル信号の
読み出しを制御する読み出し制御回路15とは同一のク
ロックで動作するので、フレーム生成回路16と、AT
Mセル流が収容されるペイロードとの間に、クロックの
ジッタ・ワンダによる位相差が生じない。すなわち、書
き込み制御回路13、読み出し制御回路15、および位
相比較回路14にて、位相保証を行うものである。
【0029】図2に、図1に示すセル速度整合回路を用
いたインターフェイス回路のブロック図を示す。セル速
度整合回路100の端子1ないし3は、それぞれ図1に
示す入力端子1、出力端子2、出力端子3に相当する。
セル処理回路200は、セル速度整合回路でSTMフレ
ームのペイロードに収容されたATMセルのHEC演
算、スクランブルを行い、POH多重回路300に送出
する。
【0030】POH多重回路300は、従来例のVCF
に相当する。セル速度整合回路100で生成されたST
MフレームのPOHに、各POHデータを多重する。ま
たSOH多重回路400は、従来例のSTFに相当す
る。セル速度整合回路100で生成されたSTMフレー
ムのSOHに、各SOHデータを多重する。
【0031】セル速度多重回路100の端子3からは、
セル処理回路200、POH多重回路300、SOH多
重回路400にそれぞれ、SOH・POHタイミング信
号が供給されている。すなわち、図1に示すフレーム生
成回路16から供給されるタイミング信号が、これら各
回路のタイミングを支配している。
【0032】この発明によって、図1に示されるフレー
ム生成回路16と読み出し制御回路15とを駆動するク
ロックと共通のクロックで、セル処理回路200、PO
H多重回路300およびSOH多重回路400を駆動し
ている。すなわち、これらの各回路間で位相のずれが生
じるおそれはない。従ってPOH多重回路300、また
SOH多重回路400には、データ周期を変換するため
のFIFO回路、さらには位相のずれを保証するための
位相保証回路を設ける必要がなくなる。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明で
はセル速度変換用FIFOに、ATMセル流の中の空き
セルを書き込むことを禁止する。またFIFOの使用量
を検出し、この結果バッファあふれを検出した場合に読
み出しを禁止する。これらの制御によって、空きセルの
挿入あるいは削除を行う。この、空きセルの挿入あるい
は削除によって、クロックのジッタ・ワンダから生じる
ATMセル流とSTMフレームのペイロードとの間の位
相差を吸収することができる。
【0034】この時、ATMセル流を一旦FIFOに蓄
積するので、読み出し速度と書き込み速度が同一であっ
ても、また独立であっても、どちらでも動作する。特
に、独立クロックで動作させた場合であっても、クロッ
ク間の位相差、周波数差を吸収することができる。
【0035】フレーム生成回路を設け、STMフレーム
のペイロードにATMセル流を収容する構成とした。そ
してこのフレーム生成回路より、タイミング信号を各ブ
ロックに供給するようにしたので、以後のセル処理回
路、POH多重回路、SOH多重回路を同一クロックで
駆動することができるようになる。従ってペイロードと
VC間、およびVCとSTMフレーム間での位相保証が
不要になる。そのため、従来ペイロードとVC間、およ
びVCとSTMフレーム間それぞれに設けていたFIF
O回路を、セル速度変換部のみに設ければ足りる。通
常、STMフレームとVCとの間に位相差が生じた場
合、ポインタのスタッフ動作によってその位相差を吸収
するようにしているが、この発明ではVCとSTMフレ
ームとは同一のクロックで動作するので、このようなス
タッフ生成回路は不要となる。
【0036】また、FIFOのバッファ量を変更するだ
けで、ATMセル流をあらゆる伝送速度のSTMフレー
ムのペイロードに収容することができる。
【0037】以上の効果により、位相差を吸収する回路
が不要になり、回路の小型化、および低電力化が達成さ
れる。また実施例においてはSTM−1を例にとって説
明したが、この発明はこれに限られるものではなく、す
べてのSDHハイアラーキ伝送に適用できることはもち
ろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のセル整合回路を示すブロック図であ
る。
【図2】この発明のインターフェイス回路を示すブロッ
ク図である。
【図3】従来のSTM/VC終端装置の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
11 空きセル検出回路 12 FIFO回路 13 書き込み制御回路 14 位相比較回路 15 読み出し制御回路 16 フレーム生成回路 200 セル処理回路 300 POH多重回路 400 SOH多重回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 11/04 9076−5K H04Q 11/04 R

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATMセル信号を、STMフレームのバ
    ーチャルコンテナのペイロードに収容して伝送するAT
    M/STMインターフェイス回路において、 入力されるATMセル信号を蓄積するFIFO回路と、 このATMセル信号中の空きセルを検出する空きセル検
    出回路と、 前記FIFO回路へのATMセル信号の蓄積を制御する
    書き込み制御回路と、 前記FIFO回路からのATMセル信号の読み出しを制
    御する読み出し制御回路と、 前記ATMセル信号を収容するSTMフレームを生成す
    るフレーム生成回路と、 前記FIFO回路の読み出しアドレスと書き込みアドレ
    スとを比較して、前記FIFO回路の状態を検出する位
    相比較回路とから構成され、さらに、 前記書き込み制御回路は、前記空きセル検出回路による
    空きセル検出時、または前記FIFO回路の使用量があ
    らかじめ定められた値を越えた場合に、ATMセル信号
    の前記FIFO回路への書き込みを禁止し、 前記読み出し制御回路は、前記フレーム生成回路がST
    Mフレームを発生し、かつ、前記FIFO回路に送出で
    きるセルが存在する場合に、前記FIFO回路よりAT
    Mセル信号の読み出しを行うセル速度整合回路を有する
    ことを特徴とする、ATM/STMインターフェイス回
    路。
  2. 【請求項2】 前記セル速度整合回路の出力が入力さ
    れ、ATMセルのエラーチェックを行うセル処理回路
    と、 このセル処理回路の出力が入力され、STMフレームの
    オーバーヘッド部にオーバーヘッド情報を書き込むOH
    多重回路とを有し、 前記フレーム生成回路のタイミング信号を前記セル処理
    回路、および前記OH多重回路のそれぞれに供給し、前
    記タイミング信号に前記セル処理回路、および前記OH
    多重回路が同期して動作することを特徴とする、請求項
    1記載のATM/STMインターフェイス回路。
JP5522892A 1992-03-13 1992-03-13 Atm/stmインターフェイス回路 Pending JPH05260076A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07327038A (ja) * 1994-06-01 1995-12-12 Nec Corp データ受信装置およびバッファ管理方法
JPH08125660A (ja) * 1994-10-26 1996-05-17 Nec Corp Atm装置
KR100419256B1 (ko) * 2001-12-21 2004-02-18 엘지전자 주식회사 클럭 속도가 서로 다른 시스템의 셀 인터페이스 장치 및방법

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