JP2871520B2 - 炭火焼装置 - Google Patents

炭火焼装置

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JP2871520B2
JP2871520B2 JP7075514A JP7551495A JP2871520B2 JP 2871520 B2 JP2871520 B2 JP 2871520B2 JP 7075514 A JP7075514 A JP 7075514A JP 7551495 A JP7551495 A JP 7551495A JP 2871520 B2 JP2871520 B2 JP 2871520B2
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charcoal
smoke
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grilling
fire
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紀元 桑原
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YOSHIDA KIKAI SAABISU KK
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YOSHIDA KIKAI SAABISU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炭火を使って自分で焼
鳥や焼肉などを楽しむことのできる炭火焼装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、焼肉店などでは焼肉器を囲ん
でお客自身が肉を焼きながら食事を楽しむようになって
いるが、肉を焼くときに発生する煙が衣服に付いたり、
室内に拡散しないように、多くの焼肉器には内部に煙を
吸引して外部の排気装置へ強制的に排出する手段が設け
られている(実公昭58−16358号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の焼肉器はガスを使って焼くタイプのものが多く、例
えば炭火を使ったものに上記排煙手段を適用しようとす
ると、吸引によって炭火の勢いを弱めてしまう他、煙と
一緒に灰も吸引してしまいトラブルを引き起こす原因と
もなってしまう。また、煙や匂いを強制的に吸引してし
まうと、焼いている肉が乾いてしまったり、炭火を使っ
た時の独特な雰囲気も壊してしまうといった問題があっ
た。
【0004】そこで本発明は、炭火を使って焼鳥や焼肉
を自分で楽しむ場合に、焼いた時に出る煙が衣服に付い
たり、室内に拡散しないように十分に排気すると共に、
炭火焼きによる独特な雰囲気を壊さないような炭火焼装
置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち本発明に係る炭火焼
装置は、テーブルの中央部に炭火焼部を設け、この炭火
焼部の上方近傍位置にテーブルとは取り外し可能なダク
トによって立設された排煙装置を設置すると共に、前記
炭火焼部はテーブル上面より下方位置で炭火を起こす燃
焼部と、燃焼部の周りを取り囲んで炭火の熱拡散を防ぐ
内側に傾斜した縦壁部と、この縦壁部の外周側に設けら
れ前記炭火焼部とテーブル上面との間を仕切る二重構造
の枠体で構成された仕切壁部とを備えることを特徴とす
る。
【0006】排煙装置を炭火焼部の上方近傍位置に設け
たのは、これを天井付近に設けた場合に比べて排煙効率
がよく、室内への拡散や衣服への付着を確実に防ぐこと
ができる他、煙を吸引するためのファンもそれほど強力
で無くて良いから、ファンの音が気にならなくて済む。
ここで、炭火焼部の上方近傍位置とは、テーブルの前に
座った時に肉を焼くのに邪魔にならない程度の高さ位置
を意味し、概ね胸部の高さ位置から頭部の高さ位置まで
の範囲内である。
【0007】
【作用】上述の手段によれば、炭火を使って肉などを焼
いたときの煙は、上方近傍に位置する排煙装置内に吸引
されるため、煙が衣服に付いたり室内に拡散してしまう
といったことがない他、焼いている肉が乾いてしまうと
いったことがないのに加えて、炭火の勢いが吸引によっ
て弱くなってしまったり、排煙装置内に灰が吸い込まれ
るなどのトラブルがないまた、内側に傾斜した縦壁部
の作用によって炭火からの熱を中央部分に集中させるこ
とができ、焼鳥などを効率良くむらなく焼くことができ
る他、串元には炭火の熱が回ってこない。更に、炭火焼
部とテーブルの上面との間を二重構造の枠体で構成され
た仕切壁部によって仕切っているために、炭火の熱がテ
ーブルの上面に伝ってくることがない。
【0008】
【実施例】以下添付図面に基づいて本発明に係る炭火焼
装置の実施例を詳細に説明する。図1乃至図3におい
て、炭火焼装置1は長方形状からなる足付きのテーブル
2と、このテーブル2の中央部分に設けられた炭火焼部
3と、炭火焼部3の上方近傍位置に配置された排煙装置
4とを備える。図3に示したように、テーブル2の中央
部には前記炭火焼部3を設置するための大きな矩形孔5
が開設されており、この矩形孔5の内周縁にはテーブル
2の上面6より一段低い位置に炭火焼部3の載置部7が
形成されている。
【0009】前記炭火焼部3は、図2及び図3に示した
ように、箱形の下側プレート8と、その上に空気層を設
けて配置される上側プレート9との二重構造で燃焼部を
構成している。そして、両方のプレート8,9の各外周
縁に形成されたフランジ10a,10bを重ねて前記矩
形孔5の載置部7にセットすることでテーブル2に配設
される。また、上側プレート9内には炭火11を起こす
ための灰12が全体に満たされている他、この灰12を
大きく取り囲むようにして矩形状の枠体13が配設され
ている。この枠体13は全周に亘って内側に傾斜する縦
壁部14で構成されており、炭火11を起こした時の熱
が縦壁部14に遮られて周りに拡散しないようになって
いる。この実施例では特に縦壁部14が内側に傾斜して
いるために、中央部分に熱が集中し易くなっている。
【0010】更に、上側プレート9の外周には炭火焼部
2とテーブル2の上面6との間を仕切る仕切壁部15が
設けられている。この仕切壁部15は、外側に配設され
る背の低い矩形状の枠体16と、その内側に配設される
背の高い矩形状の枠体17との二重構造で構成されてお
り、炭火焼部2とテーブル2の上面6との間を仕切るこ
とで、前述の縦壁部14の外側に回り込んだ炭火11か
らの燃焼熱がテーブル2の上面6には伝わらないように
考慮してある。
【0011】前記炭火焼部3の上方近傍に位置する排煙
装置4は、図1及び図2に示したように、炭火焼部3に
沿って長く延びる円筒状の吸煙部20と、その上方覆う
山形状のフード21と、前記吸煙部20の後端から延び
るダクト22とで構成されている。ダクト22はその途
中がテーブル2を貫通して外部に連通しており、また貫
通部の周囲がテーブル2に固定されている。なお、ダク
ト22はテーブル2に対して取り外し可能となっている
ため、テーブル2を移動する際の妨げにはならない。一
方、上記吸煙部20の下部外周面には多数の吸引孔23
が開設されており、燃焼部から立ち登る煙がこの吸引孔
23から吸煙部20内に吸い込まれるようになってい
る。フード21は、煙の拡散を防ぐのに役立つ。この実
施例では排煙装置4における吸煙部20は、テーブル6
の前に座った時に胸から首の辺りにくるような高さ位置
に配置されている。その結果、炭火焼部2から立ち登っ
た煙は顔付近に拡散することなく吸引されてしまうた
め、煙で目がショボショボしてしまうといったこともな
い。
【0012】この実施例では燃焼部の上にフレーム台2
4が配設され、このフレーム台24の片側には焼鳥の串
を載せるための金網27が配設される一方、他方側には
焼肉用の平板プレート25が載置されている。フレーム
台24は、上記枠体13の大きさに合わせたフレーム構
造となっているため、その上に焼鳥の串を置いて焼いた
場合には、枠体13の縦壁部14が作用して炭火11か
らの熱を中央部に集中させることができ、フレーム台2
4の上に置かれた焼鳥を効率良くむらなく焼くことがで
きる他、フレーム台24の外側に位置する串元には炭火
11の熱が回ってこないので、串元が焦げてしまった
り、また串を裏返す場合にも手元が熱くなるといったこ
とがない。更に、炭火焼部3とテーブル2の上面6との
間を仕切壁部15によって仕切っているために、炭火1
1の熱がテーブル2の上面6を伝ってくることもなく、
テーブル2の前に長時間座っていても顔面が火照ってし
まうといったこともない。なお、焼肉をする場合には上
述した平板状のプレート25の上に直接に肉を載せて焼
くことができる。また、図1に示したように炭火焼部3
の余熱を利用してお酒を温めるための燗装置26を炭火
焼部3のフランジ10に置くこともできる。
【0013】一方、フレーム台24上で焼かれている肉
からは煙が発生するが、この煙はそのまま上昇して上方
近傍に位置する吸煙部20内に吸引され、ダクト22を
通じて外部に排出されるために、煙が衣服に付いたり室
内に拡散してしまうといったことがない。加えて炭火1
1で肉を焼いたときに立ち登る独特の煙や匂いを逃がさ
ずに味わうことができる。また、炭火12の燃焼部とは
離れた位置で煙を吸引しているために、焼いている肉が
乾いてしまったり、炭火12の勢いが吸引によって弱め
られてしまうといったこともなく、まして灰11が吸煙
部20内に吸引されるといったこともない。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る炭火
焼装置によれば、炭火焼部の上方近傍位置にダクトによ
って立設させた排煙装置を設置したので、炭火による独
特な煙や匂いを損なうことなく排煙を行うことができ、
煙が衣服に付いたり室内に拡散してしまうといったこと
ない。また、炭火を起こす燃焼部の周囲に内側に傾斜
させた縦壁を設けたので、炭火を中央部分に集中させる
ことができ、炭火の熱拡散を防いで燃焼の効率化を図る
ことができると共に、焼鳥の串元などが焦げたり熱くな
ることがない。さらに、燃焼部とテーブルとの仕切壁部
を二重構造の枠体で構成したので、炭火焼部の熱がテー
ブルの上面に伝わるのを確実に遮断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る炭火焼装置の一実施例を示す斜視
図である。
【図2】前記炭火焼装置のA−A線断面図である。
【図3】前記炭火焼装置の分解断面図である。
【符号の説明】
1 炭火焼装置 2 テーブル 3 炭火焼部 4 排煙装置 6 テーブルの上面 14 縦壁部 15 仕切壁部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブルの中央部に炭火焼部を設け、こ
    の炭火焼部の上方近傍位置にテーブルとは取り外し可能
    なダクトによって立設された排煙装置を設置すると共
    に、前記炭火焼部はテーブル上面より下方位置で炭火を
    起こす燃焼部と、燃焼部の周りを取り囲んで炭火の熱拡
    散を防ぐ内側に傾斜した縦壁部と、この縦壁部の外周側
    に設けられ前記炭火焼部とテーブル上面との間を仕切る
    二重構造の枠体で構成された仕切壁部とを備えることを
    特徴とする炭火焼装置。
JP7075514A 1995-03-31 1995-03-31 炭火焼装置 Expired - Lifetime JP2871520B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7075514A JP2871520B2 (ja) 1995-03-31 1995-03-31 炭火焼装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7075514A JP2871520B2 (ja) 1995-03-31 1995-03-31 炭火焼装置

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JPH08266423A JPH08266423A (ja) 1996-10-15
JP2871520B2 true JP2871520B2 (ja) 1999-03-17

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014161220A1 (zh) * 2013-03-30 2014-10-09 Zhao Wenhao 一种上排风地下排烟的聚能防火炭烤炉具

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KR101530222B1 (ko) * 2014-07-16 2015-06-29 농업회사법인 한백식품(주) 냄새 및 연기제거장치가 설치된 부스

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JPH0489230U (ja) * 1990-11-30 1992-08-04
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