JP2003190022A - 無煙ロースター用調理網 - Google Patents

無煙ロースター用調理網

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JP2003190022A
JP2003190022A JP2001392406A JP2001392406A JP2003190022A JP 2003190022 A JP2003190022 A JP 2003190022A JP 2001392406 A JP2001392406 A JP 2001392406A JP 2001392406 A JP2001392406 A JP 2001392406A JP 2003190022 A JP2003190022 A JP 2003190022A
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cooking
pan
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pot
windshield
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JP2001392406A
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Hideo Nishina
英雄 仁科
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無煙ロースター設置した場合に、有効に鍋調
理が可能であるとともに、その設置作業、清掃等が容易
であり、更に保管スペースも少なくて済む調理鍋を提供
すること。 【解決手段】 無煙ロースター用の調理鍋であって、鍋
本体(2)と、該鍋本体(2)の上端部全域において外
側に延長させた縁部(3)と、該縁部(3)の端部に下
側に向けて連設した風防壁(5)と、前記縁部(3)の
任意の個所に形成した通風孔(4)とを具備することに
より鍋本体の周辺に風防壁を一体に備え、これにより、
吸煙グリルを備える無煙ロースターに設置した場合で
も、吸煙グリルの吸煙機能の影響を受けずに鍋料理を可
能にするとともに、風防リング、五徳等を不要とし、そ
れにより、設置作業、清掃等を容易にし、更に保管スペ
ースも少なくて済むようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無煙ロースターに適
した調理鍋に係り、より詳しくは、鍋本体とこの鍋本体
の上端部に形成した縁部とこの縁部に下側に向けて連設
した風防壁とを具備することにより鍋本体の周辺に風防
壁を一体に備え、これを無煙ロースターに設置した場合
に、無煙ロースターの吸煙作用の影響を受けずに鍋料理
を可能とした無煙ロースター用の調理鍋に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に無煙ロースターは焼肉調理のた
めに用いられているが、その一方、近年になり、ニーズ
の多様化に対応するように、焼肉用の焼網の代わりに鍋
を設置し、これにより無煙ロースターを用いて鍋料理を
行うことも試みられている。
【0003】しかしながら、無煙ロースターを用いて鍋
料理を行う場合において、単に焼網の代わりに一般的に
用いられている鍋を設置したのでは、有効に鍋を加熱す
ることが困難であるという問題点がある。
【0004】ここで、一般的な無煙ロースターの構造を
説明すると、図6は一般的なロースターの構造を示した
一部断面図であり、図において22は、テーブル天板2
1の切り欠き内に設置される外胴である。そして、この
外胴22は一般的に、箱型あるいは円筒型に形成されて
おり、この外胴22内には、外胴22に係止される形態
で、箱型のあるいは円筒型の内胴23が装備される。ま
た、内胴23内には、水槽24、ガスバーナー等の加熱
源25が設置されるとともに、焼肉調理の際には、内胴
23の上端部近傍に焼網27が載置され、ガスバーナー
等25により焼網27を加熱することにより焼網27上
で加熱調理を可能としている。
【0005】一方、外胴22と内胴23間には空間22
01が形成されているとともに、外胴22の下方には、
図示しないファン等が任意の個所に装着された排気ダク
トが連結されている。また、外胴22の上方には、前記
空間2201の上部を閉塞するような形態で、複数個の
吸煙窓2601を備えた吸煙グリル26が設置されてい
る。そして、ファンを作動させることにより、吸煙グリ
ル26の吸煙窓2601を介して、焼網26上で発生し
た煙をロースター内部に吸引するとともに、この吸引し
た煙を排気ダクトを介して室外に排出し、これにより煙
が室内に放出されることを防止可能としている。
【0006】このように、一般的に無煙ロースターで
は、吸煙グリル等の吸煙手段を備えており、これにより
焼網上で発生した煙を吸引する構造としているため、単
に焼網の代わりに一般的に用いられている鍋を設置した
場合には、鍋周辺の加熱された空気が吸煙グリルにより
吸引されてしまい、これにより鍋を効率よく加熱するこ
とが困難となってしまう。
【0007】そのため従来から、無煙ロースターにより
鍋料理を行う場合には、風防リングを用いて、その中に
鍋を設置する方法が採用されていた。
【0008】即ち、図7において32が風防リングであ
り、この風防リング32は、設置する鍋を十分に収容可
能な大きさにするとともに、下端部には五徳等の鍋載置
手段33を備えており、その内部に鍋31を収容可能す
るようにしている。そして使用に際しては、図8に示す
ように、焼網を設置する個所に風防リング32を設置す
るとともにその内部に鍋31を収容する。
【0009】そうすると、鍋31と吸煙グリル26との
間に風防リング32が介在することとなり、これにより
鍋31の周辺の空気が吸煙グリルにより吸引されること
を防止でき、有効に鍋を加熱することが可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この方法では、鍋の設置に際してはまず風防リング32
を設置しなければならず、あるいは風防リング32内に
鍋31を収容した状態で風防リング32を無煙ロースタ
ーに設置しなければならず、鍋の設置作業に手間がかか
るという問題点がある。
【0011】また、使用後は、鍋のみならず風防リング
の清掃も必要となり清掃作業も煩雑にならざるを得ない
という問題点がある。
【0012】更に、保管に際しては鍋とともに風防リン
グをも保管しなければならず、保管スペースが大きくな
らざるを得ないという問題点もある。
【0013】そこで、本発明は、無煙ロースターに用い
られる調理鍋において、有効に加熱調理が可能であると
ともに、その設置作業、清掃等が容易であり、更に保管
スペースも少なくて済む調理鍋を提供することを課題と
している。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の無煙ロースター
用調理網は、無煙ロースター用の調理鍋であって、鍋本
体と、該鍋本体の上端部全域において外側に延長させた
縁部と、該縁部の端部に下側に向けて連設した風防壁
と、前記縁部の任意の個所に形成した通風孔と、を具備
したことを特徴としている。
【0015】本発明の無煙ロースター用の調理鍋では、
鍋本体の上端部全域において外側に延長させた縁部を備
えるとともに、この縁部には、下側に向けて風防壁を連
設して、これにより、鍋本体の周辺に風防壁を一体に備
えている。そのため、これを無煙ロースターに設置した
場合には、吸煙グリルと鍋本体との間に介在する風防壁
により、鍋周辺の熱気を帯びた空気が吸煙グリルにより
吸引されることを有効に防止でき、これにより無煙ロー
スターの吸煙作用の影響を受けずに鍋料理を行うことが
可能である。
【0016】また、前記縁部には通風孔を形成している
ため、この通風孔を介してガスバーナー等の加熱源に燃
焼用の二次空気を供給することができるため、ガスバー
ナー等の加熱源を有効に燃焼させることができる。
【0017】
【実施例】本発明の無煙ロースター用調理網(以下単に
「調理鍋」という。)の実施例について図面を参照して
説明すると、図1は、本実施例の調理網を示す斜視図で
あり、また、図2は図1におけるA−A線断面図であ
る。そして、図において1が本実施例の調理網であり、
本実施例においてこの調理鍋1は、全体をステンレスに
より一体形成している。
【0018】次に、図において2は鍋本体であり、本実
施例においてこの鍋本体2は、略箱型の形状として、そ
の内部に水、野菜等を収容可能としており、使用に際し
てはその内部で鍋料理を可能としている。
【0019】そして、この鍋本体2の上端部全域には、
外側に向けて縁部3を連設するとともに、この縁部3の
任意の個所には通風孔4を形成している。
【0020】そして更に、この縁部3の端部全域には、
下側、具体的には鍋本体の下方に向けて風防壁5を連設
している。そしてこれにより、本実施例の調理鍋1を無
煙ロースターに設置した場合に、調理鍋1周辺の熱気を
帯びた空気が無煙ロースターの吸煙グリルに吸引される
ことを防止している。
【0021】次に、このように構成される本実施例の調
理鍋1の作用について説明すると、図3は、本実施例の
調理鍋1を前述の無煙ロースターに設置した状態を示す
一部省略断面図であり、図に示すように、本実施例の調
理鍋1を無煙ロースターに設置する場合には、内胴23
の上端部近傍、即ち、焼肉調理の際に焼網27が載置さ
れる個所に風防壁5の下端部が当接するようにして、本
実施例の調理鍋1を内胴22に係止する。そしてその後
に、鍋本体2内に水等を入れるとともにガスバーナー等
の加熱源25に着火する。
【0022】そうすると、加熱源25により調理鍋1が
加熱されるとともに、加熱源25により熱せられた空気
が調理鍋1の周辺に供給され、これにより調理鍋1の全
体を加熱することが可能となる。
【0023】そしてこのとき、本実施例では鍋本体2の
周辺部に風防壁5が一体に備えられているために、図に
示すように、鍋本体2と吸煙グリル26との間に風防壁
5が介在することになり、これにより鍋本体2の周辺に
供給される熱気を帯びた空気が吸煙グリル26により吸
引されることを防止でき、無煙ロースターの吸煙作用の
影響を受けずに鍋料理を行うことが可能となる。
【0024】また、縁部3の任意の個所には通風孔4を
形成しているため、この通風孔4を介してガスバーナー
等の加熱源に燃焼用の二次空気を供給することができ、
加熱源を有効に燃焼させることが可能である。
【0025】このように、本実施例の調理鍋では、風防
壁5を一体に備えているため、無縁ロースターを用いて
鍋料理を行う際に、風防リング、五徳等を用いることが
不要となる。そのため、無煙ロースターへの設置作業が
容易になるとともに、使用後の清掃作業も簡略化でき、
更に保管に際しても収納スペースを少なくすることがで
きるという利点がある。
【0026】なお、前述の実施例では、調理鍋1の全体
をステンレスにより一体形成した場合について説明した
が、必ずしもステンレスにより一体形成する必要は無
く、他の素材により製造しても良いとともに、一体形成
としなくても良い。
【0027】また、前述の実施例では、鍋本体を箱型と
した調理鍋について説明したが、必ずしも箱型にする必
要は無く、たとえば、図4及び図5に示すように、平面
視野で円形とした形態としても良く、この調理鍋の形状
は、これを設置する無煙ロースターの形状に対応させた
もので良い。
【0028】
【発明の効果】本発明の調理網は以上説明したような形
態で実施され、以下に記載するような効果を奏する。
【0029】本発明の無煙ロースター用調理網は、鍋本
体と、該鍋本体の上端部全域において外側に延長させた
縁部と、該縁部の端部に下側に向けて連設した風防壁
と、前記縁部の任意の個所に形成した通風孔と、を具備
したことを特徴としている。
【0030】このように、本発明の無煙ロースター用の
調理鍋では、鍋本体の上端部全域において外側に延長さ
せた縁部を備えるとともに、この縁部には、下側に向け
て風防壁を連設しているため、これを無煙ロースターに
設置した場合には、吸煙グリルと鍋本体との間に介在す
る風防壁により、鍋周辺の熱気を帯びた空気が吸煙グリ
ルにより吸引されることを有効に防止でき、これにより
無煙ロースターの吸煙作用の影響を受けずに鍋料理を行
うことが可能である。
【0031】また、本発明の無煙ロースター用の調理鍋
では、鍋本体の周辺に風防壁を一体に備えているので、
無煙ロースターへの設置の際には、風防リング、五徳等
が不要であり、そのため、その設置作業、清掃等が容易
であるとともに、保管スペースも少なくて済むという利
点がある。
【0032】更に、前記縁部には通風孔を形成している
ため、この通風孔を介してガスバーナー等の加熱源に燃
焼用の二次空気を供給することができるため、ガスバー
ナー等の加熱源を有効に燃焼させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の調理網の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1におけるA−A線断面を示す図である。
【図3】本発明の調理鍋の実施例の作用を説明するため
の図である。
【図4】本発明の調理網の他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図5】図2におけるB−B線断面を示す図である。
【図6】吸煙グリルを備えた一般的な無煙ロースターを
説明するための図である。
【図7】従来の無煙ロースター用調理鍋を説明するため
の図である。
【図8】従来の無煙ロースター用調理鍋を無煙ロースタ
ーに設置した状態を示す図である。
【符号の説明】
1 調理網 2 鍋本体 3 縁部 4 通風孔 5 風防壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無煙ロースター用の調理鍋であって、 鍋本体(2)と、該鍋本体(2)の上端部全域において
    外側に延長させた縁部(3)と、該縁部(3)の端部に
    下側に向けて連設した風防壁(5)と、前記縁部(3)
    の任意の個所に形成した通風孔(4)と、を具備したこ
    とを特徴とする無煙ロースター用調理鍋。
  2. 【請求項2】ステンレスにより一体形成したことを特徴
    とする請求項1に記載の無煙ロースター用調理鍋。
JP2001392406A 2001-12-25 2001-12-25 無煙ロースター用調理網 Pending JP2003190022A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109757968A (zh) * 2019-03-08 2019-05-17 成都马踏飞燕科技有限公司 一种无烟火锅装置
CN110292250A (zh) * 2019-03-07 2019-10-01 成都马踏飞燕科技有限公司 一种无烟火锅桌

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110292250A (zh) * 2019-03-07 2019-10-01 成都马踏飞燕科技有限公司 一种无烟火锅桌
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