JP2871330B2 - ソレノイド制御装置 - Google Patents

ソレノイド制御装置

Info

Publication number
JP2871330B2
JP2871330B2 JP4233484A JP23348492A JP2871330B2 JP 2871330 B2 JP2871330 B2 JP 2871330B2 JP 4233484 A JP4233484 A JP 4233484A JP 23348492 A JP23348492 A JP 23348492A JP 2871330 B2 JP2871330 B2 JP 2871330B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solenoid
signal
control
control signal
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4233484A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0684636A (ja
Inventor
伸一 茂垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4233484A priority Critical patent/JP2871330B2/ja
Publication of JPH0684636A publication Critical patent/JPH0684636A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2871330B2 publication Critical patent/JP2871330B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動変速機エンジン
のトランスミッション等をデューティソレノイドにより
駆動すると共に、ソレノイドの故障判定を行うソレノイ
ド制御装置に関し、特にソレノイドの故障判定を信頼性
良く行うことのできるソレノイド制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図3は一般的なソレノイド制御装置をエ
ンジンと共に示す構成図である。図において、1は自動
変速機付きのエンジン、2はエンジン1の出力側に設け
られた変速機を含むトランスミッション、3はエンジン
1のスロットル開度Bを検出するスロットルセンサ、4
はエンジン1の回転数に応じた車速Vを検出する車速セ
ンサ、5はトランスミッション2を駆動する油圧系統の
油温Kを検出する油温センサ、6はデューティ制御によ
りトランスミッション2の油圧系統を駆動するソレノイ
ド、10はスロットル開度B、車速V及び油温K等の運転
状態に基づいてソレノイド6に対する駆動信号Aを出力
する制御ユニットである。
【0003】図4は制御ユニット10を具体的に示す構成
図であり、以下の11〜15から構成されている。11は入力
インタフェース及び出力インタフェースを含むCPUで
あり、各種の運転状態即ちスロットル開度B、車速V及
び油温Kを入力して、駆動信号Aに相当する制御信号C
を生成すると共に、ソレノイド6の駆動状態を示す検出
信号Dを入力し、ソレノイド6の故障判定時に故障フラ
グFを出力する。
【0004】12は制御ユニット10を駆動する電源であ
る。13はPNPトランジスタからなる駆動回路であり、
エミッタに電源12が接続され、ベースに制御信号Cが印
加されており、コレクタから駆動信号Aを出力する。14
はフィードバックされた駆動信号Aを検出信号Dとして
出力する検出回路、15はソレノイド6の一端に駆動信号
Aを印加するための出力端子である。
【0005】次に、図3及び図4を参照しながら、従来
のソレノイド制御装置の動作について説明する。制御ユ
ニット10内のCPU11は、各種センサからの運転状態
B、V及びK等に基づいて制御信号Cを生成し、駆動回
路12は、制御信号Cに基づいてソレノイド6をオンオフ
するための駆動信号Aを生成する。
【0006】ソレノイド6は、駆動信号Aに応答してト
ランスミッション2内の油圧経路を切換制御し、所要ト
ルクに見合った油圧によりクラッチを作動し、自動的に
変速制御を行う。しかし、ソレノイド6に故障が発生す
ると、例えば「4速」制御であるべき状態が「1速」制
御されてしまうなど、意図する変速段以外の変速段に切
換わってしまい、非常に危険である。
【0007】従って、制御ユニット10にはソレノイド6
の故障判定機能が具備されており、図4のように、制御
信号Cをソレノイド6の一端から検出信号Dとしてフィ
ードバックしている。即ち、CPU11は、駆動回路13に
対する制御信号Cと検出回路14からの検出信号Dとを比
較し、両者が一致するか否かによりソレノイドの駆動状
態の良否を判定する。もしソレノイド6の故障を判定し
たときには、故障フラグFを出力してトランスミッショ
ン2を任意に安全側の制御に切換える。
【0008】このとき、CPU11のタイマ能力に応じた
周期のサンプリング信号のタイミングにより、制御信号
C及び検出信号Dの比較が行われる。しかし、サンプリ
ングタイミングに同期して制御信号C又は検出信号Dに
ノイズが重畳すると、CPU11は両信号の不一致を検出
してソレノイド6の故障を判定してしまう。
【0009】特に、近年のトランスミッション2の油圧
制御においては、デューティソレノイドによる制御が行
われており、制御信号Cのパルス周期が数10m秒である
ことから、そのパルス幅は数m秒程度まで短くなり得
る。従って、サンプリング信号の周期は、制御信号Cの
パルス幅より短い1m秒程度に設定されているが、サン
プリング数が増大するため、更にノイズの影響を受け易
くなっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のソレノイド制御
装置は以上のように、制御信号Cと検出信号Dとの不一
致を検出したときに直ちにソレノイド6の故障を判定し
ているので、ノイズ等の影響により故障状態を誤判定す
るおそれがあるという問題点があった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、ソレノイドの故障判定を信頼性
良く行うことのできるソレノイド制御装置を得ることを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るソレノイ
ド制御装置は、駆動信号のパルス周期よりも十分に短い
周期のサンプリング信号のタイミングにより制御信号及
び検出信号を比較し、比較結果が不一致となる状態が所
定期間以上継続したときにソレノイドの故障を判定する
ようにしたものである。
【0013】
【作用】この発明においては、制御信号と検出信号との
不一致を検出しても、所定期間継続しない限りはソレノ
イドの故障判定を行わない。
【0014】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図について説明
する。図1及び図2はこの発明の実施例1による故障判
定動作を示すフローチャート及びタイミングチャートで
ある。尚、この発明によるソレノイド制御装置の構成は
図3及び図4に示した通りであり、図4内のCPU11の
機能が異なるのみである。
【0015】次に、図1〜図4を参照しながら、この発
明の実施例1の動作について説明する。前述と同様に、
CPU11は、運転状態に基づいて、図2のようにオンオ
フする制御信号Cを出力し、駆動回路13を介した駆動信
号Aによりソレノイド6をデューティ駆動する。このと
きのソレノイド6の制御量は、制御信号Cのパルス幅に
よって決定し、前述したようにパルス幅は数m秒以上に
制御される。
【0016】一方、検出回路14には、駆動信号Aがフィ
ードバックされており、ソレノイド6の一端の電圧が検
出信号Dとして入力される。このとき、検出信号Dのパ
ルス波形は、制御信号Cのパルスと比較して遅れ時間を
有しているが、この遅れ時間は1m秒以下であるため無
視することができ、図2には特に示されない。従って、
もしソレノイド6が健全であれば、検出信号Dは、図2
のように制御信号Cと一致してオンオフを繰り返すパル
スとなる。
【0017】CPU11内のタイマは、サンプリング信号
Pを生成し、サンプリング信号Pの周期Tp毎に制御信
号C及び検出信号Dのオンオフ状態の比較を行う。い
ま、図2の時刻teにおいてソレノイド6が断線し、検
出信号Dが得られなくなったとすると、CPU11は、制
御信号C及び検出信号Dの不一致を検出し、図1の故障
判定ルーチンを実行する。
【0018】まず、制御信号Cと検出信号Dとの不一致
時間を判定基準時間(設定時間)と比較し、不一致時間が
設定時間以上か否かを判定する(ステップS1)。この設定
時間は、例えば制御信号Cの最小パルス幅の相当する数
m秒に設定される。従って、ステップS1においては、1
回のパルス幅に相当する時間だけ不一致状態が継続した
か否かが判定され、継続していなければそのまま終了す
る。
【0019】図2の場合では、時刻te以後の制御信号
Cの1回目のパルス幅T1(数m秒)にわたって不一致状
態が継続したことがステップS1により判定される。続い
て、不一致状態の継続制御回数を判定基準回数(設定回
数)nと比較し、継続制御回数が設定回数n以上か否か
を判定する(ステップS2)。設定回数nは、例えば2回以
上の任意の値に設定され得る。もし、継続制御回数が設
定回数nに達していなければそのまま終了する。
【0020】図2の場合では、n回目の制御信号Cのパ
ルス幅Tnにわたって不一致状態が継続した時点で、設
定回数nだけ継続制御されたことがステップS2により判
定される。この時点で、CPU11は、ソレノイド6の故
障を判定し(ステップS3)、故障フラグFを立てて故障判
定ルーチンを終了する。これにより、パルス幅T1〜T
nの間に重畳されるノイズの影響は抑制され、ソレノイ
ド6の故障判定結果は信頼性の高いものとなる。
【0021】実施例2.尚、上記実施例では、制御信号
C及び検出信号Dの不一致状態の継続時間の判定ステッ
プS1と共に不一致状態の継続制御回数の判定ステップS2
を実行したが、ノイズ重畳の頻度が少なければ、判定ス
テップS1又はS2のいずれか一方のみに基づいてソレノイ
ド6の故障判定を行うことができる。
【0022】実施例3.又、ソレノイド6が自動変速機
エンジン1のトランスミッション2を駆動する場合を示
したが、ソレノイド6のデューティ制御により駆動され
る他の装置であっても同様に適用可能なことは言うまで
もない。
【0023】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、駆動信
号のパルス周期よりも十分に短い周期のサンプリング信
号のタイミングにより制御信号及び検出信号を比較し、
比較結果が不一致となる状態が所定期間以上継続したと
きにソレノイドの故障を判定するようにしたので、ソレ
ノイドの故障判定を信頼性良く行うことのできるソレノ
イド制御装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の故障判定動作を示すフロ
ーチャートである。
【図2】この発明の実施例1の故障判定動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図3】一般的なソレノイド制御装置を示す構成図であ
る。
【図4】一般的なソレノイド制御装置の制御ユニットを
具体的に示す構成図である。
【符号の説明】
6 ソレノイド 10 制御ユニット 11 CPU 13 駆動回路 14 検出回路 A 駆動信号 C 制御信号 D 検出信号 P サンプリング信号 Tp サンプリング周期 n 設定回数

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソレノイドをデューティ制御により駆動
    する駆動回路と、 前記ソレノイドの一端の電圧を検出信号として検出する
    検出回路と、 前記駆動回路に対する制御信号を生成すると共に前記制
    御信号及び前記検出信号を比較して前記ソレノイドの駆
    動状態を判定するCPUとを備えたソレノイド制御装置
    において、 前記CPUは、 前記駆動信号のパルス周期よりも十分に短い周期のサン
    プリング信号のタイミングにより前記制御信号及び前記
    検出信号を比較し、 比較結果が不一致となる状態が所定期間以上継続したと
    きに前記ソレノイドの故障を判定することを特徴とする
    ソレノイド制御装置。
JP4233484A 1992-09-01 1992-09-01 ソレノイド制御装置 Expired - Lifetime JP2871330B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4233484A JP2871330B2 (ja) 1992-09-01 1992-09-01 ソレノイド制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4233484A JP2871330B2 (ja) 1992-09-01 1992-09-01 ソレノイド制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0684636A JPH0684636A (ja) 1994-03-25
JP2871330B2 true JP2871330B2 (ja) 1999-03-17

Family

ID=16955735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4233484A Expired - Lifetime JP2871330B2 (ja) 1992-09-01 1992-09-01 ソレノイド制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2871330B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100784364B1 (ko) * 2002-02-08 2007-12-10 주식회사 만도 솔레노이드 구동 장치

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4033937B2 (ja) * 1997-02-19 2008-01-16 株式会社日立製作所 ソレノイドバルブの異常検出装置
JP5014606B2 (ja) * 2005-09-22 2012-08-29 株式会社ホンダエレシス アクチュエータ駆動回路
JP5092638B2 (ja) * 2007-09-13 2012-12-05 株式会社アドヴィックス 電気回路の異常検出装置
CN102064715A (zh) * 2009-11-17 2011-05-18 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 Pwm控制器相位调节系统及调节方法
JP2013072529A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Hitachi Automotive Systems Ltd リニアソレノイドモジュール
DE112011105881T5 (de) * 2011-11-28 2014-08-21 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Impulssignalausgabevorrichtung
DE102019204724B3 (de) 2019-04-03 2020-10-01 Audi Ag Verfahren zum Betreiben eines Hydraulikventils einer Hydraulikeinrichtung einer Kraftfahrzeuggetriebeeinrichtung sowie Kraftfahrzeuggetriebeeinrichtung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100784364B1 (ko) * 2002-02-08 2007-12-10 주식회사 만도 솔레노이드 구동 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0684636A (ja) 1994-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2871330B2 (ja) ソレノイド制御装置
JP2007162676A (ja) 自動変速機車両の始動モータ制御装置
US6157878A (en) Chassis dynamometer control system
JP3189717B2 (ja) スロットル制御装置
US5412294A (en) Apparatus for preventing transmission shock in automatic transmission equipped vehicles
EP1643164A2 (en) Malfunction detector for rotation sensor
KR100405692B1 (ko) 가변력 솔레노이드 밸브의 고장 진단방법
JPS641573Y2 (ja)
KR100197107B1 (ko) 출력 액츄에이터 자기진단시 진단오류 방지방법
JP2600962B2 (ja) エンジン・自動変速機の総合制御装置
JPH01170828A (ja) ドライブロボットの変速失敗検出回路
JP2905946B2 (ja) 自動変速機付車両用エンジンの制御装置
JPH0527783B2 (ja)
JPH0923683A (ja) モータの制御装置
JP3252096B2 (ja) ランプ駆動装置
JP2737967B2 (ja) 無人搬送車の暴走検出方法
JPH0750467B2 (ja) ワンチップマイクロコンピュータ
KR0139518B1 (ko) 엔진 제어장치
JP2625018B2 (ja) 電子制御エンジン制御方法
KR940005056B1 (ko) 전자렌지의 릴레이 구동방법 및 장치
JP2770242B2 (ja) トルクセンサ異常検出方法
KR200142212Y1 (ko) 고속 주행시의 고단변속신호 유지장치
JPH07237174A (ja) 産業用ロボットの制御装置
JPS634069B2 (ja)
KR960013778A (ko) 차량용 구동력 제어장치

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080108

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090108

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100108

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100108

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110108

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120108

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 14