JP2870735B2 - デバッガにおけるデータの値の自動チェック方式 - Google Patents

デバッガにおけるデータの値の自動チェック方式

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JP2870735B2
JP2870735B2 JP3132280A JP13228091A JP2870735B2 JP 2870735 B2 JP2870735 B2 JP 2870735B2 JP 3132280 A JP3132280 A JP 3132280A JP 13228091 A JP13228091 A JP 13228091A JP 2870735 B2 JP2870735 B2 JP 2870735B2
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debugger
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正則 斉藤
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  • Devices For Executing Special Programs (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対話形式のプログラム
のテストを支援する計算機プログラムに関し特にデータ
の内容をチェックするデバッガにおけるデータの値の自
動チェック方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のデバッガでは、データの
値は表示するのみであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデバッ
ガは、データの値を表示するのみであったので、利用者
がデータの値の正当性をチェックしなければならず、デ
バッガするのに時間がかかるという欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のデバッガにおけ
るデータの値の自動チェック方式は、ソースプログラム
中に変数の値をコメントとして記述されたソースプログ
ラムを解析し、前記ソースプログラム中の前記変数に値
を設定している箇所を検出し、前記箇所の行番号の情報
を保持させるテーブル仕様データベース、及びオブジェ
クトプログラムを作成するソースプログラム解析手段
と、前記オブジェクトプログラムをリンクしたロードモ
ジュールをロードして、前記テーブル仕様データベース
の保持する行番号の情報を参照してブレークポイントを
設定し、前記ロードモジュールが前記ブレークポイント
で停止していると判定したときに前記変数に値が設定さ
れる箇所で前記変数の値をチェックするテーブル自動チ
ェックテスト手段とを有している。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図を参照して説明す
る。図1は本発明の構成を表わす図である。
【0006】ソースプログラム4を解析することによ
り、宣言文中のコメントを解析し、データの値を取り出
し、また変数に値を設定している箇所を検出し、テーブ
ル仕様データベース7とオブジェクトプログラム5とを
作成するソースプログラム解析手段1とオブジェクトプ
ログラム5を結合し、ロードモジュール6を作成するオ
ブジェクトプログラム結合手段2とロードモジュール6
をロードし、データ値をチェックと変数に値を設定して
いる箇所の情報を得るためテーブル仕様データベース7
を参照しチェックするテーブル自動チャック手段3によ
って構成される。
【0007】図2はソースプログラムを解析するソース
プログラム解析手段1の流れ図を表わす図である。ソー
スプログラム読込み手段8によりソースプログラムを入
力し、ソースプログラム終了判定9によって、ソースプ
ログラムが終了したか否かを判定する。ソースプログラ
ムの終了でない場合入力したソースが宣言文か宣言文で
ないかを宣言文判定10によって判定する。宣言文と判
定した場合、宣言文のデータに対するコメントを解析
し、データの仕様を得て、テーブル仕様データベース作
成手段13により、テーブル仕様データベースのデータ
値作成が作成される。
【0008】図3にテーブル仕様データベース7の構成
を示す。
【0009】最初はデータ名15、次にデータ値の個数
16と、その個数分のデータ値17、次にデータが設定
されているファイルのファイル名18、次にデータに値
を設定している行番号の個数19と、その個数分の行番
号20が設定されている。
【0010】図4にテーブル自動チェックテスト手段3
の流れ図を示す。
【0011】まずテーブル自動チェック手段3は、テー
ブル仕様データベース7から行番号情報を取得し、ブレ
ークポイント設定手段21によりブレークポイントを設
定しておき、コマンド取得手段22により、利用者の指
定したコマンドを解析する。入力されたコマンドが終了
コマンドの場合、終了判定23によって終了する。終了
でない場合、ロードモジュールがブレークポイントで停
止しているかどうかをブレークポイント停止判定24に
より判定し、ブレークポイントで停止している場合、デ
ータ値チェック手段25によって、どのデータに対して
データを設定しブレークポイントで停止しているか判定
し、該当データ値を実行中のロードモジュールから取得
し、デーブル仕様データベース7を参照し、自動的にデ
ータの値の妥当性を検査し、利用者に知らせる。
【0012】ブレークポイント停止判定24による判定
で、ブレークポイントで停止していない場合、ロードモ
ジュールを実行するロードモジュール実行手段26が実
行される。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、データ値
を設定する際に値を自動的にチェックすることにより、
ユーザープログラムのテストを効率的に行える効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成図。
【図2】ソースプログラム解析手段の処理の流れ図。
【図3】テーブル仕様データベースの構成図。
【図4】テーブル自動チェックテスト手段の処理の流れ
図。
【符号の説明】
1 ソースプログラム解析手段 2 オブジェクトプログラム結合手段 3 テーブル自動チェックテスト手段 4 ソースプログラム 5 オブジェクトプログラム 6 ロードモジュール 7 テーブル仕様データベース ─→制御の流れを示す ─→はデータの流れを示す
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 11/28 G06F 9/45

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソースプログラム中に変数の値をコメン
    トとして記述されたソースプログラムを解析し、前記ソ
    ースプログラム中の前記変数に値を設定している箇所を
    検出し、前記箇所の行番号の情報を保持させるテーブル
    仕様データベース、及びオブジェクトプログラムを作成
    するソースプログラム解析手段と、前記オブジェクトプ
    ログラムをリンクしたロードモジュールをロードして、
    前記テーブル仕様データベースの保持する行番号の情報
    を参照してブレークポイントを設定し、前記ロードモジ
    ュールが前記ブレークポイントで停止していると判定し
    たときに前記変数に値が設定される箇所で前記変数の値
    をチェックするテーブル自動チェックテスト手段を有す
    るデバッガにおけるデータの値の自動チェック方式。
JP3132280A 1991-05-09 1991-05-09 デバッガにおけるデータの値の自動チェック方式 Expired - Fee Related JP2870735B2 (ja)

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