JPH06242943A - ソースコードレベルデバッグ装置 - Google Patents
ソースコードレベルデバッグ装置Info
- Publication number
- JPH06242943A JPH06242943A JP5025794A JP2579493A JPH06242943A JP H06242943 A JPH06242943 A JP H06242943A JP 5025794 A JP5025794 A JP 5025794A JP 2579493 A JP2579493 A JP 2579493A JP H06242943 A JPH06242943 A JP H06242943A
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- JP
- Japan
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- basic block
- source code
- debug
- under test
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- Debugging And Monitoring (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 最適化処理を受けたオブジェクトコードに対
してソースコードデバッグができ、デバッグ工程の作業
効率を大幅に向上できる。 【構成】 基本ブロック分解部１１０は、ソースコード
を基本ブロックに分解し基本ブロック情報３００を生成
し、基本ブロックオブジェクトコード対応情報生成部１
２０は最適化オブジェクトコードおよびシンボル情報を
各基本ブロックに対応づけ基本ブロックオブジェトコー
ド対応情報５００を生成する。ブレークポイント設定部
１４１は前記二つの情報３００、５００より実行命令に
含まれる基本ブロックおよびその先頭位置に対応する機
械語命令のアドレスを求め、被試験プログラム７２０に
ブレークコードを埋め込む。
してソースコードデバッグができ、デバッグ工程の作業
効率を大幅に向上できる。 【構成】 基本ブロック分解部１１０は、ソースコード
を基本ブロックに分解し基本ブロック情報３００を生成
し、基本ブロックオブジェクトコード対応情報生成部１
２０は最適化オブジェクトコードおよびシンボル情報を
各基本ブロックに対応づけ基本ブロックオブジェトコー
ド対応情報５００を生成する。ブレークポイント設定部
１４１は前記二つの情報３００、５００より実行命令に
含まれる基本ブロックおよびその先頭位置に対応する機
械語命令のアドレスを求め、被試験プログラム７２０に
ブレークコードを埋め込む。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ソフトウェア開発のデ
バッグ工程における支援ツールであるソースコードデバ
ッグ装置に利用する。特に、デバッグ対象となるオブジ
ェクトコードがコンパイラの最適化処理を受け命令実行
順序または記憶ロケーショが変更されている場合のソー
スコードデバッグを可能にするソースコードデバッグ装
置に関するものである。
バッグ工程における支援ツールであるソースコードデバ
ッグ装置に利用する。特に、デバッグ対象となるオブジ
ェクトコードがコンパイラの最適化処理を受け命令実行
順序または記憶ロケーショが変更されている場合のソー
スコードデバッグを可能にするソースコードデバッグ装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ソースコードレベルデバッグ装置
は、コンパイラの最適化処理を受けたオブジェクトコー
ドに対してはソースコードレベルデバッグを行うのは不
可能であるために、最適化されたオブジェクトコードに
対してアセンブラレベルのデバッグを行っていた。
は、コンパイラの最適化処理を受けたオブジェクトコー
ドに対してはソースコードレベルデバッグを行うのは不
可能であるために、最適化されたオブジェクトコードに
対してアセンブラレベルのデバッグを行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のソースコードレベルデバッグ装置では、コンパイラ
による最適化処理が行われたオブジェクトコードに対し
てはソースコードレベルデバッグが不可能であったため
に、試験者はデバッグする場合には、まずコンパイラの
最適化処理を受けないオブジェクトコードでソースコー
ドレベルデバッグを行い、最終確認時にコンパイラの最
適化処理を受けたオブジェクトコードで動作確認を行っ
ていた。このために、デバッグ工程で二度デバッグする
必要があり、また最適化処理を受けたオブジェクトコー
ドをデバッグするときにアセンブラレベルデバッグとな
るために、デバッグ工程での作業効率低下を招く欠点が
あった。
来のソースコードレベルデバッグ装置では、コンパイラ
による最適化処理が行われたオブジェクトコードに対し
てはソースコードレベルデバッグが不可能であったため
に、試験者はデバッグする場合には、まずコンパイラの
最適化処理を受けないオブジェクトコードでソースコー
ドレベルデバッグを行い、最終確認時にコンパイラの最
適化処理を受けたオブジェクトコードで動作確認を行っ
ていた。このために、デバッグ工程で二度デバッグする
必要があり、また最適化処理を受けたオブジェクトコー
ドをデバッグするときにアセンブラレベルデバッグとな
るために、デバッグ工程での作業効率低下を招く欠点が
あった。
【０００４】ソースコード中の各ユーザ資源についての
記述を含むデバッグシンボル表とコードが実行される間
に色々なロケーションに記憶される各ユーザ資源ごと
に、レンジのリストと、各レンジごとにそのユーザ資源
がどこにあるかに関する記述が含まれるレンジ表とに基
づき、デバッガはソースコード中で名前が付けられてい
るユーザ資源が実際にどこに配置されているか知りアク
セスする方法があるが（特開平１−１６６１４１号公
報）、レンジ表はオブジェクトプログラムの実行時間を
少なくするためおよび記憶領域を少なくするためなどで
実行順序または記憶するロケーションを変更するごとに
更新する必要があり、それを作成するソフトウェアが複
雑になる問題がある。
記述を含むデバッグシンボル表とコードが実行される間
に色々なロケーションに記憶される各ユーザ資源ごと
に、レンジのリストと、各レンジごとにそのユーザ資源
がどこにあるかに関する記述が含まれるレンジ表とに基
づき、デバッガはソースコード中で名前が付けられてい
るユーザ資源が実際にどこに配置されているか知りアク
セスする方法があるが（特開平１−１６６１４１号公
報）、レンジ表はオブジェクトプログラムの実行時間を
少なくするためおよび記憶領域を少なくするためなどで
実行順序または記憶するロケーションを変更するごとに
更新する必要があり、それを作成するソフトウェアが複
雑になる問題がある。
【０００５】本発明は前記の欠点を解決するもので、ソ
フトウェアのデバッグ工程の初期段階からコンパイラの
最適化処理を受けたオブジェクトコードに対してソース
コードレベルデバッグができ、デバッグ工程の作業効率
を大幅に向上できるソースコードレベルデバッグ装置を
提供することを目的とする。
フトウェアのデバッグ工程の初期段階からコンパイラの
最適化処理を受けたオブジェクトコードに対してソース
コードレベルデバッグができ、デバッグ工程の作業効率
を大幅に向上できるソースコードレベルデバッグ装置を
提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、デバッグ手段
を含むコンピュータと、このデバッグ手段の制御により
被試験プログラムの試験を行う被試験装置とを備えたソ
ースコードレベルデバッグ装置において、前記デバッグ
手段は、前記被試験プログラムのソースコードを基本ブ
ロックに分解して基本ブロック情報を生成する手段と、
この基本ブロック情報に基づきコンパイルの最適化処理
を受けて生成されたオブジェクトコードおよびデバッグ
用のシンボル情報を各基本ブロックに対応づけ基本ブロ
ックオブジェクトコード対応情報を生成する手段と、利
用者より入力されたデバッグ用のコマンドを解釈するコ
マンド解析部と、前記基本ブロック情報および前記基本
ブロックオブジェクトコード対応情報に基づき最適化さ
れたオブジェクトコードに対して基本ブロックに対応し
たソースコード単位に前記解釈されたコマンドを実行す
るコマンド実行部と、前記被試験装置との通信を行う通
信部とを含むことを特徴とする。
を含むコンピュータと、このデバッグ手段の制御により
被試験プログラムの試験を行う被試験装置とを備えたソ
ースコードレベルデバッグ装置において、前記デバッグ
手段は、前記被試験プログラムのソースコードを基本ブ
ロックに分解して基本ブロック情報を生成する手段と、
この基本ブロック情報に基づきコンパイルの最適化処理
を受けて生成されたオブジェクトコードおよびデバッグ
用のシンボル情報を各基本ブロックに対応づけ基本ブロ
ックオブジェクトコード対応情報を生成する手段と、利
用者より入力されたデバッグ用のコマンドを解釈するコ
マンド解析部と、前記基本ブロック情報および前記基本
ブロックオブジェクトコード対応情報に基づき最適化さ
れたオブジェクトコードに対して基本ブロックに対応し
たソースコード単位に前記解釈されたコマンドを実行す
るコマンド実行部と、前記被試験装置との通信を行う通
信部とを含むことを特徴とする。
【０００７】また、本発明は、前記被試験装置は、前記
コマンド実行部との通信および被試験プログラムの走行
制御を行うモニタプログラムとしてデバッグモニタを含
む。
コマンド実行部との通信および被試験プログラムの走行
制御を行うモニタプログラムとしてデバッグモニタを含
む。
【０００８】さらに、本発明は、前コマンド実行部は、
最適化されたオブジェクトコードに対して基本ブロック
に対応したソースコード単位にブレークポイント設定を
行うブレークポイント設定部と、最適化されたオブジェ
クトコードに対して基本ブロックに対応したソースコー
ド単位に変数内容の表示を行う変数内容表示部とを含む
ことができる。
最適化されたオブジェクトコードに対して基本ブロック
に対応したソースコード単位にブレークポイント設定を
行うブレークポイント設定部と、最適化されたオブジェ
クトコードに対して基本ブロックに対応したソースコー
ド単位に変数内容の表示を行う変数内容表示部とを含む
ことができる。
【０００９】
【作用】被試験プログラムのソースコードを基本ブロッ
クに分解して基本ブロック情報を生成し、また最適化オ
ブジェクトコードおよびシンボル情報を各基本ブロック
に対応づけて基本ブロックオブジェクトコード対応情報
を生成する。基本ブロック情報および基本ブロックオブ
ジェクトコード対応情報に基づき、ブレークコードを埋
め込む実行命令分に含まれる基本ブロックおよび基本ブ
ロックの先頭位置に対応する機械語命令のアドレスを求
めて、被試験プログラムにブレークコードを埋め込み、
被試験装置がブレークコードが埋め込まれたところで停
止するとその停止した場所に対応するソースコードを画
面に表示する。これによりソフトウェアのデバッグ工程
の初期段階からコンパイラの最適化処理を受けたオブジ
ェクトコードに対してソースコードレベルデバッグがで
き、デバッグ工程の作業効率を大幅に向上できる。
クに分解して基本ブロック情報を生成し、また最適化オ
ブジェクトコードおよびシンボル情報を各基本ブロック
に対応づけて基本ブロックオブジェクトコード対応情報
を生成する。基本ブロック情報および基本ブロックオブ
ジェクトコード対応情報に基づき、ブレークコードを埋
め込む実行命令分に含まれる基本ブロックおよび基本ブ
ロックの先頭位置に対応する機械語命令のアドレスを求
めて、被試験プログラムにブレークコードを埋め込み、
被試験装置がブレークコードが埋め込まれたところで停
止するとその停止した場所に対応するソースコードを画
面に表示する。これによりソフトウェアのデバッグ工程
の初期段階からコンパイラの最適化処理を受けたオブジ
ェクトコードに対してソースコードレベルデバッグがで
き、デバッグ工程の作業効率を大幅に向上できる。
【００１０】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
する。
【００１１】図１は本発明一実施例ソースコードレベル
デバッグ装置のブロック構成図である。
デバッグ装置のブロック構成図である。
【００１２】図１において、ソースコードレベルデバッ
グ装置は、デバッグ手段としてデバッグシステム１００
を含むコンピュータ１０と、デバッグシステム１００の
制御により被試験プログラム７２０の試験を行う被試験
装置７００とを備える。
グ装置は、デバッグ手段としてデバッグシステム１００
を含むコンピュータ１０と、デバッグシステム１００の
制御により被試験プログラム７２０の試験を行う被試験
装置７００とを備える。
【００１３】ここで本発明の特徴とするところは、デバ
ッグシステム１００は、被試験プログラム７２０のソー
スコードを基本ブロックに分解して基本ブロック情報３
００を生成する手段として基本ブロック分解部１１０
と、基本ブロック情報３００に基づきコンパイルの最適
化処理を受けて生成されたオブジェクトコードおよびデ
バッグ用のシンボル情報を各基本ブロックに対応づけ基
本ブロックオブジェクトコード対応情報５００を生成す
る手段として基本ブロックオブジェクトコード対応情報
生成部１２０と、利用者より入力されたデバッグ用のコ
マンドを解釈するコマンド解析部１３０と、基本ブロッ
ク情報３００および基本ブロックオブジェクトコード対
応情報５００に基づき最適化されたオブジェクトコード
に対して基本ブロックに対応したソースコード単位に前
記解釈されたコマンドを実行するコマンド実行部１４０
と、被試験装置７００との通信を行う被試験装置通信部
１５０とを含むことを特徴とする。
ッグシステム１００は、被試験プログラム７２０のソー
スコードを基本ブロックに分解して基本ブロック情報３
００を生成する手段として基本ブロック分解部１１０
と、基本ブロック情報３００に基づきコンパイルの最適
化処理を受けて生成されたオブジェクトコードおよびデ
バッグ用のシンボル情報を各基本ブロックに対応づけ基
本ブロックオブジェクトコード対応情報５００を生成す
る手段として基本ブロックオブジェクトコード対応情報
生成部１２０と、利用者より入力されたデバッグ用のコ
マンドを解釈するコマンド解析部１３０と、基本ブロッ
ク情報３００および基本ブロックオブジェクトコード対
応情報５００に基づき最適化されたオブジェクトコード
に対して基本ブロックに対応したソースコード単位に前
記解釈されたコマンドを実行するコマンド実行部１４０
と、被試験装置７００との通信を行う被試験装置通信部
１５０とを含むことを特徴とする。
【００１４】さらに、被試験装置７００は、コマンド実
行部１４０との通信および被試験プログラム７２０の走
行制御を行うモニタプログラムとしてデバッグモニタ７
１０を含む。
行部１４０との通信および被試験プログラム７２０の走
行制御を行うモニタプログラムとしてデバッグモニタ７
１０を含む。
【００１５】さらに、コマンド実行部１４０は、最適化
されたオブジェクトコードに対して基本ブロックに対応
したソースコード単位にブレークポイント設定を行うブ
レークポイント設定部１４１と、最適化されたオブジェ
クトコードに対して基本ブロックに対応したソースコー
ド単位に変数内容の表示を行う変数内容表示部１４２と
を含む。
されたオブジェクトコードに対して基本ブロックに対応
したソースコード単位にブレークポイント設定を行うブ
レークポイント設定部１４１と、最適化されたオブジェ
クトコードに対して基本ブロックに対応したソースコー
ド単位に変数内容の表示を行う変数内容表示部１４２と
を含む。
【００１６】このような構成のソースコードレベルデバ
ッグ装置の動作について説明する。
ッグ装置の動作について説明する。
【００１７】図２は本発明のソースコードレベルデバッ
グ装置の分解された基本ブロックの一例を示す図であ
る。図３は本発明のソースコードレベルデバッグ装置の
画面表示の一例を示す図である。
グ装置の分解された基本ブロックの一例を示す図であ
る。図３は本発明のソースコードレベルデバッグ装置の
画面表示の一例を示す図である。
【００１８】図１〜図３において、基本ブロック分解部
１１０は、被試験プログラム７２０のソースコードファ
イル２００を入力し、基本ブロックと呼ばれるシーケン
シャルに実行される一連の命令の並びに分解し、基本ブ
ロック情報３００を生成する。
１１０は、被試験プログラム７２０のソースコードファ
イル２００を入力し、基本ブロックと呼ばれるシーケン
シャルに実行される一連の命令の並びに分解し、基本ブ
ロック情報３００を生成する。
【００１９】図２（ａ）を被試験プログラム７２０のソ
ースコードとすると、図２（ｂ）の破線で囲まれた部分
が基本ブロックである。
ースコードとすると、図２（ｂ）の破線で囲まれた部分
が基本ブロックである。
【００２０】基本ブロックオブジェクトコード対応情報
生成部１２０は、最適化されたオブジェクトコードファ
イル４００および基本ブロック情報３００を入力し、各
基本ブロックに対してオブジェクトコードとデバッグ用
のシンボル情報とを関連づけ、基本ブロックオブジェク
トコード対応情報５００を生成する。
生成部１２０は、最適化されたオブジェクトコードファ
イル４００および基本ブロック情報３００を入力し、各
基本ブロックに対してオブジェクトコードとデバッグ用
のシンボル情報とを関連づけ、基本ブロックオブジェク
トコード対応情報５００を生成する。
【００２１】デバック用シンボル情報には、被試験プロ
グラム７２０のソースコードに対応する機械語命令のア
ドレスや基本ブロックで使用されている変数の属性情報
およびアドレスが含まれている。
グラム７２０のソースコードに対応する機械語命令のア
ドレスや基本ブロックで使用されている変数の属性情報
およびアドレスが含まれている。
【００２２】コマンド解析部１３０は、デバッグシステ
ム利用者から発行されたデバッグ用コマンド６００を入
力し、コマンドの種別によりコマンド実行部１４０にあ
る各コマンド対応の実行部を呼出す。
ム利用者から発行されたデバッグ用コマンド６００を入
力し、コマンドの種別によりコマンド実行部１４０にあ
る各コマンド対応の実行部を呼出す。
【００２３】コマンド実行部１４０は、各コマンドに対
応した、たとえばプログラムの指定した場所でストップ
するようにブレークコードを埋めるブレークポイント設
定部１４１や変数の内容を表示する変数内容表示部１４
２を有する。
応した、たとえばプログラムの指定した場所でストップ
するようにブレークコードを埋めるブレークポイント設
定部１４１や変数の内容を表示する変数内容表示部１４
２を有する。
【００２４】ブレークポイント設定部１４１は、基本ブ
ロック情報３００と基本ブロックオブジェクトコード対
応情報５００を入力し、コマンドにより指定されたブレ
ークコードを埋め込む実行命令文に含まれる基本ブロッ
クおよび基本ブロックの先頭位置に対応する機械語命令
のアドレスを求め、被試験装置通信部１５０を通して、
被試験装置７００の中にあるデバックモニタ７１０と通
信することにより、被試験プログラム７２０にブレーク
コードを埋め込む。被試験装置７００がブレークコード
が埋め込まれたところで停止すると、デバッグシステム
１００のコマンド実行部１４０は、被試験装置通信部１
５０を介して停止の通知を受け、基本ブロック情報３０
０および基本ブロックオブジェクトコード対応情報５０
０に基づき停止した場所に対応するソースコードを画面
に表示する。
ロック情報３００と基本ブロックオブジェクトコード対
応情報５００を入力し、コマンドにより指定されたブレ
ークコードを埋め込む実行命令文に含まれる基本ブロッ
クおよび基本ブロックの先頭位置に対応する機械語命令
のアドレスを求め、被試験装置通信部１５０を通して、
被試験装置７００の中にあるデバックモニタ７１０と通
信することにより、被試験プログラム７２０にブレーク
コードを埋め込む。被試験装置７００がブレークコード
が埋め込まれたところで停止すると、デバッグシステム
１００のコマンド実行部１４０は、被試験装置通信部１
５０を介して停止の通知を受け、基本ブロック情報３０
０および基本ブロックオブジェクトコード対応情報５０
０に基づき停止した場所に対応するソースコードを画面
に表示する。
【００２５】図３は、被試験プログラム７２０を走行さ
せ、ブレークコードが埋め込まれた位置でプログラムが
停止したときの表示例で、本発明のデバッグシステムが
この基本ブロックでストップしたことが明確となるよう
に強調して表示している。
せ、ブレークコードが埋め込まれた位置でプログラムが
停止したときの表示例で、本発明のデバッグシステムが
この基本ブロックでストップしたことが明確となるよう
に強調して表示している。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ソフト
ウェアのデバッグ工程の初期段階からコンパイラの最適
化処理を受けたオブジェクトコードに対してソースコー
ドレベルデバッグができ、デバッグ工程の作業効率を大
幅に向上できる優れた効果がある。
ウェアのデバッグ工程の初期段階からコンパイラの最適
化処理を受けたオブジェクトコードに対してソースコー
ドレベルデバッグができ、デバッグ工程の作業効率を大
幅に向上できる優れた効果がある。
【図１】本発明一実施例ソースコードレベルデバッグ装
置のブロック構成図。
置のブロック構成図。
【図２】本発明のソースコードレベルデバッグ装置の分
解された基本ブロックの一例を示す図。
解された基本ブロックの一例を示す図。
【図３】本発明のソースコードレベルデバッグ装置の画
面表示の一例を示す図。
面表示の一例を示す図。
１０ コンピュータ １００ デバッグシステム １１０ 基本ブロック分解部 １２０ 基本ブロックオブジェクトコード対応情報生成
部 １３０ コマンド解析部 １４０ コマンド実行部 １４１ ブレークポイント設定部 １４２ 変数内容表示部 １５０ 被試験装置通信部 ２００ ソースコードファイル ３００ 基本ブロック情報 ４００ 最適オブジェクトコードファイル ５００ 基本ブロックオブジェクトコード対応情報 ６００ デバッグコマンド ７００ 被試験装置 ７１０ デバッグモニタ ７２０ 被試験プログラム
部 １３０ コマンド解析部 １４０ コマンド実行部 １４１ ブレークポイント設定部 １４２ 変数内容表示部 １５０ 被試験装置通信部 ２００ ソースコードファイル ３００ 基本ブロック情報 ４００ 最適オブジェクトコードファイル ５００ 基本ブロックオブジェクトコード対応情報 ６００ デバッグコマンド ７００ 被試験装置 ７１０ デバッグモニタ ７２０ 被試験プログラム
Claims (3)
- 【請求項１】 デバッグ手段を含むコンピュータと、こ
のデバッグ手段の制御により被試験プログラムの試験を
行う被試験装置とを備えたソースコードレベルデバッグ
装置において、 前記デバッグ手段は、前記被試験プログラムのソースコ
ードを基本ブロックに分解して基本ブロック情報を生成
する手段と、この基本ブロック情報に基づきコンパイル
の最適化処理を受けて生成されたオブジェクトコードお
よびデバッグ用のシンボル情報を各基本ブロックに対応
づけ基本ブロックオブジェクトコード対応情報を生成す
る手段と、利用者より入力されたデバッグ用のコマンド
を解釈するコマンド解析部と、前記基本ブロック情報お
よび前記基本ブロックオブジェクトコード対応情報に基
づき最適化されたオブジェクトコードに対して基本ブロ
ックに対応したソースコード単位に前記解釈されたコマ
ンドを実行するコマンド実行部と、前記被試験装置との
通信を行う通信部とを含むことを特徴とするソースコー
ドレベルデバッグ装置。 - 【請求項２】前記被試験装置は、前記コマンド実行部と
の通信および前記被試験プログラムの走行制御を行うモ
ニタプログラムを含む請求項１記載のソースコードレベ
ルデバッグ装置。 - 【請求項３】 前コマンド実行部は、最適化されたオブ
ジェクトコードに対して基本ブロックに対応したソース
コード単位にブレークポイント設定を行うブレークポイ
ント設定部と、最適化されたオブジェクトコードに対し
て基本ブロックに対応したソースコード単位に変数内容
の表示を行う変数内容表示部とを含む請求項１記載のソ
ースコードレベルデバッグ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5025794A JPH06242943A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | ソースコードレベルデバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5025794A JPH06242943A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | ソースコードレベルデバッグ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06242943A true JPH06242943A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12175748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5025794A Pending JPH06242943A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | ソースコードレベルデバッグ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06242943A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005078309A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Nec Corp | データ処理システム |
| JP2007179567A (ja) * | 2007-02-26 | 2007-07-12 | Nec Corp | データ処理システム |
| US8473903B2 (en) | 2009-09-28 | 2013-06-25 | The Bank Of Tokyo-Mitsubishi Ufj, Ltd. | Code edit apparatus and recording medium |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01166141A (ja) * | 1987-11-16 | 1989-06-30 | Hewlett Packard Co <Hp> | デバッグ情報提供方法 |
| JPH03179535A (ja) * | 1989-12-08 | 1991-08-05 | Nec Corp | デバッグ支援装置 |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP5025794A patent/JPH06242943A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01166141A (ja) * | 1987-11-16 | 1989-06-30 | Hewlett Packard Co <Hp> | デバッグ情報提供方法 |
| JPH03179535A (ja) * | 1989-12-08 | 1991-08-05 | Nec Corp | デバッグ支援装置 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005078309A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Nec Corp | データ処理システム |
| US7647485B2 (en) | 2003-08-29 | 2010-01-12 | Nec Corporation | Data processing system for debugging utilizing halts in a parallel device |
| JP2007179567A (ja) * | 2007-02-26 | 2007-07-12 | Nec Corp | データ処理システム |
| US8473903B2 (en) | 2009-09-28 | 2013-06-25 | The Bank Of Tokyo-Mitsubishi Ufj, Ltd. | Code edit apparatus and recording medium |
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