JP2870367B2 - 陶磁器金飾用ガラスフラックス及び金飾陶磁器の製造方法 - Google Patents

陶磁器金飾用ガラスフラックス及び金飾陶磁器の製造方法

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C8/00Enamels; Glazes; Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions
    • C03C8/02Frit compositions, i.e. in a powdered or comminuted form
    • C03C8/04Frit compositions, i.e. in a powdered or comminuted form containing zinc

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  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,陶磁器と貴金属膜との
間に配置される陶磁器金飾用ガラスフラックス及び金飾
陶磁器の製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】食器等の多くの陶磁器は,その表面がレリ
ーフ模様の金飾部により装飾されている。金飾部は,ガ
ラスフラックスからなる凹凸形状のレリーフと,その表
面を被覆する貴金属膜とからなる。従来,上記ガラスフ
ラックスとしては,できるだけ低温で焼成できること,
化学的耐久性が高いこと等の理由から,酸化鉛を含有す
るガラスフラックスが用いられてきた。
【0003】上記ガラスフラックスには,鉛が含まれて
いる。そのため,ガラスフラックスのレリーフの表面に
貴金属液を塗布し,焼成した場合,レリーフと貴金属膜
との間に,物理的,化学的に接着性の良い接着中間層が
形成される。また,ガラスフラックスと貴金属膜との接
着強度が高くなる。このため,業務用又は家庭用として
普及している食器洗浄器により繰り返し洗浄しても,貴
金属膜が剥がれ落ちることが少ない。
【0004】
【解決しようとする課題】ところで,有鉛ガラスフラッ
クスを用いた陶磁器を食器として使用しても,使用によ
り溶出する鉛は微量であり,人体に悪影響を与えること
はない。しかしながら,国によっては,法律で食器から
溶出する鉛をゼロにするよう規制がなされている。そこ
で,かかる問題を解決するために,従来より,ガラスフ
ラックスを無鉛化することが提案されている(特開平4
─55338号,特開平4─325440号)。
【0005】しかし,特開平4─55338号において
は,化学的耐久性,陶磁器及び貴金属膜との接着性につ
いて検討されていない。また,特開平4─325440
号におけるガラスフラックスは,ガラスセラミックス及
びセラミックスからなるガラス食器類を対象としたもの
であり,陶磁器からなる食器類を対象としていない。
【0006】そこで,陶磁器及び貴金属膜との接着性,
並びに化学的耐久性に優れた陶磁器金飾用ガラスフラッ
クスの提供が望まれている。本発明はかかる従来の問題
点に鑑み,陶磁器及び貴金属膜との接着性,並びに化学
的耐久性に優れた陶磁器金飾用ガラスフラックス,及び
該ガラスフラックスを用いた金飾陶磁器の製造方法を提
供しようとするものである。
【0007】
【課題の解決手段】本発明は,陶磁器と貴金属膜との間
に配置される陶磁器金飾用ガラスフラックスであって,
上記ガラスフラックスの組成は, SiO 52〜57重量%(以下,%という。) Al 10〜18% B 12〜16% KO 2〜 8% NaO 2〜 8% LiO 0.5〜 3% CaO 0.5〜 7% ZnO 1.5〜 7% であり,かつSiO,Al,Bの合計含
有量が80%以上,KO,NaOの合計含有量が6
%以上であり,かつ,上記ガラスフラックスは,550
℃以下のガラス転移点を有することを特徴とする陶磁器
金飾用ガラスフラックスにある。
【0008】本発明の陶磁器金飾用ガラスフラックス
は,陶磁器と貴金属膜との間に配置され,レリーフ模様
の金飾部を形成するものである。そして,上記含有比の
各成分は,ガラスフラックスに以下の特徴を与える。上
記ガラスフラックスの組成において,SiO2 ,Al2
3 ,及びB2 3は,ガラスの基本組成で,この範囲
で化学的な耐久性がよいガラスが得られる。
【0009】B2 3 は,ガラスフラックスの溶融温
度,及び熱膨張係数を低下させる。K2 O及びNa2
は,ガラスフラックスの溶融温度を低下させる。しか
し,両者のいずれかがガラスフラックス中に過剰に含ま
れる場合には,ガラスフラックスの熱膨張係数が大きく
なる。
【0010】Li2 Oは,上記範囲の含有量でガラスフ
ラックスの耐久性を向上させる。また,ガラスフラック
スの溶融温度,及び熱膨張係数を低下させる。しかし,
上記範囲外の場合には耐久性が低下する。CaOは,ガ
ラスフラックスの熱膨張係数を低下させる。しかし,過
剰に含まれる場合には,ガラスフラックスの溶融温度が
高くなる。ZnOは,ガラスフラックスの熱膨張係数を
低下させる。
【0011】主成分のSiO2 ,Al2 3 ,B2 3
の合計含有量は,80%以上である。80%未満の場合
には,ガラスフラックスの化学的耐久性が得られない。
2 O,Na2 Oの合計含有量は,6%以上である。6
%未満の場合には,ガラスフラックスの溶融性が悪くな
る。
【0012】上記ガラスフラックスは,550℃以下の
ガラス転移点を有する550℃を越える場合には,陶
磁器の一般的な焼成温度でガラスフラックスを溶融させ
ることが困難となる。また,ガラスフラックス中に,金
色に近い絵具,顔料を混合することができる。これによ
り,ガラスフラックスの表面を覆う貴金属膜が剥離した
場合にも,剥離状態を目立たなくすることができる。上
記貴金属膜としては,金,プラチナ,又はパラジウム等
が用いられている。
【0013】次に,上記ガラスフラックスを用いた金飾
陶磁器の製造方法としては,陶磁器の表面に上記ガラス
フラックスを塗布し,焼成してレリーフを形成し,次
に,該レリーフを含む陶磁器表面に貴金属液を塗布し,
上記ガラスフラックスの焼成温度よりも低温で再度焼成
して金飾部を形成することを特徴とする金飾陶磁器の製
造方法がある。
【0014】上記陶磁器は,一般に表面光沢性を与える
釉層により被覆されているが,釉層により被覆されてい
ない素地であってもよい。上記貴金属液は,ガラスフラ
ックスの焼成温度よりも低温で焼成することにより,レ
リーフ及び陶磁器の表面に焼き付けられて,貴金属膜を
形成する。貴金属液には,金,プラチナ,又はパラジウ
ム等が含まれている。
【0015】上記ガラスフラックスの焼成温度は,80
0〜850℃であることが好ましい。この温度で焼成す
ることにより,ガラスフラックスのレリーフ形状を適度
に維持しながらその表面だけを溶融させることができ
る。800℃未満の場合には,未溶融状態のガラスフラ
ックスが残存するため,レリーフの表面が粗くなり,金
飾部の外観装飾性が悪くなるおそれがある。一方,85
0℃を越える場合には,ガラスフラックスが過度に溶融
し,レリーフの形状を適度に維持することが困難とな
る。また,上記ガラスフラックス,又は貴金属液を塗布
する方法としては,転写紙を用いる方法,筆等を用いる
手描き方法,ディッピング法等がある。
【0016】また,上記ガラスフラックスを陶磁器の表
面に塗布し,次に,該ガラスフラックスを含む陶磁器表
面に貴金属液を塗布し,これらを同時焼成して金飾部を
形成することもできる。上記同時焼成の温度は,レリー
フの表面を滑らかにするために,800〜850℃が好
ましい。
【0017】
【作用及び効果】本発明の陶磁器金飾用ガラスフラック
スは,上記組成の成分を含有している。そのため,熱膨
張係数が低く,陶磁器の熱膨張係数と近似している。そ
れ故,ガラスフラックスは,耐熱衝撃性に優れ,陶磁器
に対する接着強度も高い。また,化学的耐久性にも優れ
ている。
【0018】上記ガラスフラックスは,上記組成である
ため,陶磁器の一般的な焼成温度,即ち800〜850
℃で溶融する。そのため,このガラスフラックスを陶磁
器に塗布した後,これらを上記温度で焼成すれば,レリ
ーフの形状を維持しながら,レリーフの表面が溶融し,
滑らかになる。また,レリーフの形状がくずれることも
ない。そのため,該レリーフの表面に貴金属膜を形成す
ることにより,装飾外観性の良い金飾部を得ることがで
きる。また,貴金属膜は,表面が滑らかなレリーフから
剥離することもない。
【0019】また,本発明の金飾陶磁器の製造方法によ
れば,化学的耐久性,並びに陶磁器及び貴金属膜に対す
る接着性に優れ,かつ外観装飾性の良い金飾部を有する
金飾陶磁器を作製することができる。以上のごとく,本
発明によれば,陶磁器及び貴金属膜に対する接着強度に
優れ,かつ化学的耐久性に優れた陶磁器金飾用ガラスフ
ラックス,及び該ガラスフラックスを用いた装飾外観性
の良い金飾陶磁器の製造方法を提供することができる。
【0020】
【実施例】
実施例1 本発明にかかる陶磁器金飾用ガラスフラックスは,図1
に示すごとく,陶磁器9と貴金属膜2との間に配置され
て,レリーフ10を形成している。上記ガラスフラック
ス1の組成は,54.1%のSiO2 と,16.3%の
Al2 3 と,14.0%のB2 3 と,5.3%のK
2 Oと,5.0%のNa2Oと,1.2%のLi2
と,2.2%のCaOと,1.9%のZnOとからな
る。上記ガラスフラックスのガラス転移点は527℃で
あり,熱膨張係数は7.50×10-6(400℃)であ
る。
【0021】上記ガラスフラックス1を用いた金飾陶磁
器90は,図1に示すごとく,陶磁器9の表面に金飾部
3を有する。該金飾部3は,上記レリーフ10と,該レ
リーフ10を覆う貴金属膜(金)2とからなる。また,
陶磁器9の全表面は,釉層91により被覆されている。
【0022】上記金飾陶磁器90を製造するに当たって
は,まず,上記組成のガラスフラックスを有機バインダ
ーとともに混合し,フラックスペーストとした。次に,
シルクスクリーン法により該フラックスペーストを転写
紙に印刷した。一方,表面に釉層を有する陶磁器を作製
した。
【0023】次いで,上記陶磁器の表面に上記転写紙を
載せて,図2に示すごとく,上記フラックスペースト1
1を陶磁器9の表面に転写した。次いで,上記フラック
スペーストを陶磁器に850℃で焼き付けた。このと
き,図3に示すごとく,フラックスペーストの形状を損
なうことなく,表面の滑らかなレリーフ10が得られ
る。次に,このレリーフ10及び陶磁器9の上層に,金
を含む貴金属液を,手描きあるいはシルクスクリーン法
で印刷した転写紙により塗布し,800℃で焼き付け
た。これにより,上記金飾陶磁器90が得られる。
【0024】実施例2 本例においては,実施例1の金飾陶磁器を実施例1と異
なる方法で製造した。即ち,まず,実施例1と同様のガ
ラスフラックスの成分を上記含有比で有機バインダーと
ともに混合し,フラックスペーストとした。次いで,シ
ルクスクリーン法により該フラックスペーストを転写紙
に印刷した。次いで,その上層に金を含む貴金属液をシ
ルクスクリーン法により塗布し,陶磁器用転写紙を得
た。
【0025】次いで,該陶磁器用転写紙を陶磁器の表面
に載せて,図4に示すごとく,陶磁器9の表面に,上記
フラックスペースト11と貴金属液21とを転写した。
その後,これを800℃で焼き付けた。これにより,貴
金属膜とレリーフとからなる金飾部を有する金飾陶磁器
が得られた。
【0026】実施例3 本例においては,上記実施例1の金飾陶磁器について,
金飾部の接着強度,耐久性について測定した。上記測定
に当たって,表1に示すごとく,実施例1と同様のガラ
スフラックスを試料Eとして用いた。また,比較のた
め,表1に示す組成,ガラス転移点,及び熱膨張係数を
有するガラスフラックス(試料X,Y,Z)を用いた。
【0027】そして,上記試料E,X,Y,Zの各種ガ
ラスフラックスを用いて,実施例1と同様の製造方法に
より金飾用陶磁器を作製し,各々試料E1,C1,C
2,C3とした。また,試料Xと試料Yを等量混合して
調製したガラスフラックスにより,試料C4の金飾用陶
磁器を作製した。
【0028】金飾陶磁器の耐久性を測定するに当たって
は,金飾陶磁器を業務用の自動食器洗浄機用強力液体洗
浄剤(0.3%アニオン系界面活性剤PH12)中に入
れ,90分間煮沸した。そして,この金飾陶磁器の金飾
部における,ひびの有無,及びレリーフの状態等を観察
した。上記測定結果を表2に示した。
【0029】表2より知られるように,試料E1では,
金飾部に異常はなく,レリーフの状態も良好であった。
また,外観装飾性も良かった。一方,試料C1では,ガ
ラスフラックスの溶融が不十分であった。試料C2〜C
4では,貴金属膜が剥離した。次に,上記試料E1の金
飾陶磁器を酢酸中に浸漬して,金飾部の状態を観察した
ところ,貴金属膜が剥離することなく,レリーフの形状
にも異常はなかった。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】実施例4 本例においては,上記実施例2の金飾陶磁器について,
金飾部の接着強度,及び耐久性について測定した。上記
測定には,試料E,X,Y,Zの各種ガラスフラックス
を用いて,実施例2と同様の製造方法により金飾用陶磁
器を作製し,各々試料E2,C5,C6,C7とした。
上記試料E,X,Y,Zは,実施例3の測定で用いたガ
ラスフラックスと同様のものである。測定方法は,実施
例3と同様である。その結果を表3に示す。
【0033】同表より知られるように,試料E2の金飾
陶磁器は,装飾外観性が良好で,化学的耐久性にも優れ
ていた。一方,試料C5は,ガラスフラックスの溶融が
不十分であった。また,試料Y,Zのガラスフラックス
を単独で用いた金飾陶磁器(試料C6,C7)は,ガラ
スフラックスの上の貴金属膜にヒビ割れが生じた。
【0034】また,試料Y,Zのガラスフラックス中
に,金割れ防止用としてのジルコンを混合して,実施例
2と同様に金飾陶磁器を作製した(試料C8,C9)。
上記混合比は,試料Y,Zのガラスフラックス成分80
重量部と,ジルコン20重量部である。上記試料E2の
金飾陶磁器について,試料C8,C9の金飾陶磁器とと
もに,上記の測定を行った。その結果を,表4に示し
た。
【0035】同表より知られるように,試料C8,C9
は,ジルコン配合により貴金属膜にヒビが入らず,装飾
外観性は良好であった。しかし,依然として,貴金属膜
が剥離し,化学的耐久性は改善されなかった。このこと
から,本発明のガラスフラックスを用いた金飾陶磁器
は,陶磁器及び貴金属膜に対する接着強度に優れ,かつ
化学的耐久性に優れていることがわかる。
【0036】
【表3】
【0037】
【表4】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の金飾陶磁器の要部拡大断面図。
【図2】実施例1の金飾陶磁器の製造方法を示す説明
図。
【図3】図2に続く,製造方法説明図。
【図4】実施例2の金飾陶磁器の製造方法を示す説明
図。
【符号の説明】
1...ガラスフラックス, 10...レリーフ, 2...貴金属膜, 3...金飾部, 9...陶磁器, 90...金飾陶磁器, 91...釉層,

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陶磁器と貴金属膜との間に配置される陶
    磁器金飾用ガラスフラックスであって, 上記ガラスフラックスの組成は, SiO 52〜57重量%(以下,%という。) Al 10〜18% B 12〜16% KO 2〜 8% NaO 2〜 8% LiO 0.5〜 3% CaO 0.5〜 7% ZnO 1.5〜 7% であり,かつSiO,Al,Bの合計含
    有量が80%以上,KO,NaOの合計含有量が6
    %以上であり, かつ,上記ガラスフラックスは,550℃以下のガラス
    転移点を有す ることを特徴とする陶磁器金飾用ガラスフ
    ラックス。
  2. 【請求項2】 請求項1のガラスフラックスを陶磁器の
    表面に塗布し,焼成してレリーフを形成し,次に,該レ
    リーフを含む陶磁器表面に貴金属液を塗布し,上記ガラ
    スフラックスの焼成温度よりも低温で再度焼成して金飾
    部を形成することを特徴とする金飾陶磁器の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1のガラスフラックスを陶磁器の
    表面に塗布し,次に,該ガラスフラックスを含む陶磁器
    の表面に貴金属液を塗布し,これらを同時焼成して金飾
    部を形成することを特徴とする金飾陶磁器の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項2,又は3において,上記ガラス
    フラックスの焼成温度は,800〜850℃であること
    を特徴とする金飾陶磁器の製造方法
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