JP2870270B2 - 電気防滴天井システム - Google Patents

電気防滴天井システム

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JP2870270B2 JP3327239A JP32723991A JP2870270B2 JP 2870270 B2 JP2870270 B2 JP 2870270B2 JP 3327239 A JP3327239 A JP 3327239A JP 32723991 A JP32723991 A JP 32723991A JP 2870270 B2 JP2870270 B2 JP 2870270B2
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愼一 竹内
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浴室の防滴天井に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室の防滴天井は、図7に示すよ
うに天井本体1に親水性の防滴材2が塗布されており、
浴室を蒸気で充満させるスチーム運転により蒸気3が発
生しても親水性の防滴材2により吸収され浴室の天井に
水滴がつかないようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では特殊材料を塗布しているために汚れがつき
やすくまた汚れた場合に汚れが取れにくいという課題が
あった。また防滴材料には親水性のものを用いているた
め防滴能力において限界があり、スチーム運転のように
浴室を大量の蒸気で充満させた場合能力以上に蒸気が発
生する時もあり、その時には天井が結露し最終的には水
滴が落ちてしまうという課題もあった。
【0004】そこで、本発明は天井に汚れがつきにく
く、また汚れた場合に汚れが取れやすくそして水滴が落
ちない構成の防滴天井を提供することを第1の目的とし
ている。
【0005】また、防滴天井の防滴運転をスチーム運転
に連動させることを第2の目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために本発明は浴室と、この浴室を構成しヒータと温
度センサーとを有する電気防滴天井と、この電気防滴天
井に結露水が付着しないようにヒータと温度センサーと
を制御する制御部とを設けたものである。
【0007】また第2の目的を達成するために本発明は
スチーマ装置の運転に連動させてヒータと温度検出手段
を作動させるスチーム連動制御部を設けたものである。
【0008】
【作用】本発明の電気防滴天井システムは、上記構成に
より浴室内の天井面に防滴材料を塗布していないので汚
れがつきにくくなる。またヒータにより浴室の天井の温
度を浴室内温度より僅かに高くして防滴を行なう。した
がって小量の電力しか必要とせず、しかも防滴能力が高
いのでスチーム運転のように浴室内で大量の蒸気が発生
しても浴室の天井から水滴は落ちない。
【0009】さらに電気防滴天井の防滴運転をスチーム
運転と連動させているため無駄がない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0011】図1は本発明の電気防滴天井システムの斜
視図を示している。1は天井本体、4は換気扇、5は点
検口である。天井本体1の上にヒータであるヒータ線と
温度検出手段の一つである温度検知線からなるヒータユ
ニット6,7,8を配設している。それらのヒータユニ
ットを制御部である電気防滴コントローラ9で制御す
る。電気防滴コントローラ9には商用電源10を入力し
ている。11は蒸気を発生させるスチーマ装置であり、
スチーム運転時に蒸気15が配管13を通り吐出口14
より吹き出す。電気防滴コントローラ9はスチーマ11
のスチーム運転信号をリード線12を介して検出する。
【0012】図2は天井本体1にヒータユニットを設置
した場合の断面図を示している。天井本体1の上にヒー
タ線16、温度検知線17、断熱材18、放熱板19か
らなるヒータユニットを配設している。温度検知線17
は温度が高いとインピーダンスが低く、温度が低いとイ
ンピーダンスが高くなる特性がありヒータ線16による
天井本体1の温度上昇を検出する。放熱板19はヒータ
線16から温度検知線17への熱伝導を向上させるため
のものである。断熱材18はヒータ線16から発生する
熱をできるだけ多く天井本体1に伝達するためのもので
熱を上部に逃がさないようにしている。また断熱材18
は天井本体1の補強も兼ねている。
【0013】図3は点検口5部のヒータ線16、温度検
知線17の配設例を示している。ヒータ線16から等距
離で全面に温度検知線17を配設している。よって点検
口5の全面の平均温度を検出することができる。
【0014】他のヒータユニットとして温度検知線17
の代わりにサーミスタ、サーモスタットを用いてもよ
い。またヒータ線16の代わりに面ヒータを用いてもよ
い。
【0015】図4は電気防滴天井システムの一実施例で
ある制御ブロック図を示している。図において、100
V商用電源10を電源スイッチ20、電流ヒューズ21
を介しさらに浴室部で異常事態が発生しても浴室の使用
者が感電しないよう絶縁トランス22を介して電気防滴
天井を制御する制御部23へ入力する。
【0016】次に、制御部23について詳細に説明す
る。絶縁トランス22の出力を温度ヒューズ24を介し
て電源部25、電源変動検出部26、温度検出部27へ
入力する。電源部25は制御部23の各部に必要な電源
をつくる。電源変動検出部26は100V商用電源の電
源電圧変動を検出しマイクロコンピュータ28の電源変
動入力部29へ入力しヒータ16の温度制御に補正をか
ける。すなわち温度設定部30の温度設定値を電源電圧
が高い場合は高くし電源電圧が低い場合は低く補正をか
けるようにしている。
【0017】温度検出部27は温度検出手段の一つであ
る温度検知線17からの温度信号を電圧に変換して温度
検出入力部31に入力する。温度検出入力部31の温度
検出値と温度設定部30の温度設定値を比較部32に入
力し温度が低い場合はリレーON信号をリレー信号出力
部33に送り、その信号をリレー駆動部が受けてリレー
をONしヒータ16を通電する。温度が高い場合は比較
部32からOFF信号をリレー信号出力部33に送り、
ヒータ線16を通電しない。
【0018】温度検知線17の制御点すなわちリレーが
OFFする温度はスチーム運転時の浴室内温度より少し
高めに設定してある。
【0019】また温度検出値をセンサー断線検出部35
の断線検出値と比較部36で比較しセンサー断線検出時
はリレー信号出力部33にリレーOFF信号を出力しヒ
ータ線16への通電をOFFする。
【0020】また温度検出値を温度過昇検出部37の温
度過昇値と比較部38で比較している。温度検出値が温
度過昇値より大きい場合、すなわち温度が異常に高い場
合は温度異常信号出力部39に信号を出力し、そして電
力素子駆動部40に信号を出力して電力素子をONし、
発熱抵抗41を発熱させて温度ヒューズ24を溶断す
る。
【0021】電気防滴天井の防滴運転は電気防滴スイッ
チ42とスチーマよりのスチーム運転信号44を受けて
運転をおこなう。
【0022】電気防滴スイッチ42の信号を電気防滴ス
イッチ入力部43に入力し、タイマー部45で定められ
た一定時間だけリレー信号出力部33とLED信号出力
部46にON信号を出力する。LED信号出力部46は
ON信号を受けるとLED駆動部47にON信号を出力
しLED48を点灯する。
【0023】スチーム運転信号44の信号処理を説明す
る。信号をスチーム運転信号入力部49に入力しスチー
ム運転の状態を判別する。運転ON状態であればLED
信号出力部46にON信号を出力しLED48を点灯す
ると同時にリレー信号出力部33にON信号を出力し防
滴運転をおこなう。その後ON状態からOFF状態に移
るとタイマー部45に信号を出力し一定時間だけリレー
信号出力部33とLED信号出力部46に信号を出力し
タイマー運転をおこなう。このようにスチーム運転信号
に連動して防滴運転をおこなうスチーム連動制御部50
を設けている。
【0024】図5は上述したことをさらに詳しく説明す
る電気防滴スイッチ42の信号とスチーム運転信号44
の入力に対する防滴運転とLED点灯状態を示すタイム
チャートである。
【0025】上述したように電気防滴スイッチ42より
ON信号が入力されると防滴運転とLED点灯運転を一
定時間Tだけおこなう。スチーム運転信号44よりON
信号が入力されると同時に防滴運転とLED点灯運転を
始め、スチーム運転信号44がONの間はその状態を続
ける。スチーム運転信号44がOFFすると、タイマー
をスタートし一定時間Tだけさらにその状態を続ける。
【0026】スチーム運転信号44がOFF時に電気防
滴スイッチ42よりON信号が入力され防滴運転とLE
D点灯運転を開始して一定時間Tが経つ前に再び電気防
滴スイッチ42よりON信号が入力されると防滴運転と
LED点灯運転はOFFする。
【0027】図4のリレー信号出力部33とLED信号
出力部46はスチーム運転信号入力部49またはタイマ
ー部45からのON信号が出力された時のみリレー信号
出力部33をアクティブ状態にしておりOFF信号が出
力された時はリレー駆動部へはOFF信号を出力しヒー
タ線16を通電しない。
【0028】また、ヒータ線16は2重巻線構造になっ
ておりヒータ線16が何らかの異常により異常温度上昇
した場合、前に述べた制御部23が故障していた場合で
もヒータ線16自身で検出して(内巻線と外巻線をショ
ートさせる)発熱抵抗を発熱させて温度ヒューズを溶断
する2重安全方式を採用している。
【0029】図6は図4の電気防滴天井システムの制御
ブロック図を具体化した制御回路図である。図4で示し
た各ブロック名が図6に示している。
【0030】また、マイクロコンピュータ28がコンパ
レータを内蔵した例を示している。なお51はリセット
IC、52はラダー抵抗、53は発振部、54はリレー
である。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば浴室の天井
にヒータと温度検出手段を配設して電気防滴天井を構成
しさらにその電気防滴天井を制御する制御部を設けてい
るので天井に汚れがつきにくく掃除もしやすい。またヒ
ータにより浴室の天井の温度を浴室内温度より僅かに高
くして防滴を行なうので小量の電力しか必要とせず、し
かも防滴能力が高いのでスチーム運転のように浴室内で
大量の蒸気が発生しても浴室の天井から水滴が落ちるこ
とがなくなる。またヒータを配設した天井と温度検出手
段と放熱板と断熱材を備えたものにあっては、放熱板が
ヒータから温度検出手段への熱伝導を向上させる効果を
奏する。
【0032】また、電気防滴天井の防滴運転をスチーム
運転に連動させて行なうスチーム連動制御部を設けてい
るので無駄がなく最も効果的な防滴運転を行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電気防滴天井システ
ムの斜視図
【図2】同システムの天井部に設けられたヒータユニッ
トの断面図
【図3】同システムにおける点検口部のヒータ線、温度
検知線の配設例を示した平面図
【図4】同システムの制御ブロック図
【図5】同システムの防滴運転の作動状態を示すタイム
チャート
【図6】同システムの制御ブロック図を具体化した制御
回路図
【図7】従来の防滴天井の断面図
【符号の説明】
1 天井 16 ヒータ線 17 温度検知線 23 電気防滴天井を制御する制御部 50 スチーム連動制御部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室において、ヒータを配設した天井と
    温度検出手段とから構成され、前記温度検出手段の制御
    点がスチーム運転時の室内温度より少し高めに設定した
    電気防滴天井システム。
  2. 【請求項2】 温度検出手段は、温度検知線、サーモス
    タット、サーミスタからなる群の1つである請求項1記
    載の電気防滴天井システム。
  3. 【請求項3】 浴室において、ヒータを配設した天井と
    温度検出手段と放熱板と断熱材から構成される電気防滴
    天井システム。
  4. 【請求項4】 電流ヒューズと絶縁トランスを介し、電
    気防滴天井へ電力を供給する請求項1ないし3のいずれ
    か1項記載の電気防滴天井システム。
  5. 【請求項5】 浴室において、ヒータを配設した天井と
    温度検出手段から構成し、前記ヒータと前記温度検出手
    段とを制御する制御部を有し、浴室に蒸気を供給するス
    チーマ装置を運転した場合には、このスチーマ装置の運
    転に連動してヒータと温度検出手段を作動させるスチー
    ム連動制御部を有した電気防滴天井システム。
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