JP2868388B2 - 帳票印刷機能を持つデータ処理装置 - Google Patents
帳票印刷機能を持つデータ処理装置Info
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- JP2868388B2 JP2868388B2 JP5115667A JP11566793A JP2868388B2 JP 2868388 B2 JP2868388 B2 JP 2868388B2 JP 5115667 A JP5115667 A JP 5115667A JP 11566793 A JP11566793 A JP 11566793A JP 2868388 B2 JP2868388 B2 JP 2868388B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帳票印刷機能を持つデ
ータ処理装置に関し、特に、任意のデータ形態をとる帳
票印刷対象データをプログラムレスでもって規定の帳票
に印刷できるようにする帳票印刷機能を持つデータ処理
装置に関する。
ータ処理装置に関し、特に、任意のデータ形態をとる帳
票印刷対象データをプログラムレスでもって規定の帳票
に印刷できるようにする帳票印刷機能を持つデータ処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】帳票を印刷する場合、帳票定義体を用い
る方法と、帳票定義体を用いずにレポートライタと呼ば
れるプログラムを用いる方法とがある。
る方法と、帳票定義体を用いずにレポートライタと呼ば
れるプログラムを用いる方法とがある。
【0003】レポートライタでは、印刷するための言語
によって、標準入出力により受け取られる文字データを
トランザクション単位のレコードと見なし、行単位で記
述することにより帳票を生成するという構成を採ってい
る。
によって、標準入出力により受け取られる文字データを
トランザクション単位のレコードと見なし、行単位で記
述することにより帳票を生成するという構成を採ってい
る。
【0004】一方、帳票定義体を用いる方法を採る場合
には、帳票印刷対象データのデータ形態が帳票定義体の
様式に適合する必要がある。これから、従来、帳票定義
体を用いる方法を採る場合にあって、帳票印刷対象デー
タのデータ形態が帳票定義体の様式に適合していない場
合には、帳票印刷対象データのデータ形態を帳票定義体
の様式に合わせるために、帳票毎にプログラムを作成す
るという方法を採っていた。
には、帳票印刷対象データのデータ形態が帳票定義体の
様式に適合する必要がある。これから、従来、帳票定義
体を用いる方法を採る場合にあって、帳票印刷対象デー
タのデータ形態が帳票定義体の様式に適合していない場
合には、帳票印刷対象データのデータ形態を帳票定義体
の様式に合わせるために、帳票毎にプログラムを作成す
るという方法を採っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レポー
トライタを用いる方法を採ると、出力がすべて文字であ
り、装飾は罫線文字を言語の中に記述するしかないため
に品質が悪いという問題点や、印刷の概念が行単位であ
り、ページ概念による印刷機能がないために、最終の合
計行をページの頭に印字するといったようなことが困難
になるという問題点がある。そして、帳票サイズや、デ
ータの編集形式や桁位置を言語の中に指定するために、
設計時には印刷イメージが分からず信頼性に乏しいとい
う問題点や、計算機能やブレーク処理機能はあるものの
手続きの記述量が多いという問題点がある。
トライタを用いる方法を採ると、出力がすべて文字であ
り、装飾は罫線文字を言語の中に記述するしかないため
に品質が悪いという問題点や、印刷の概念が行単位であ
り、ページ概念による印刷機能がないために、最終の合
計行をページの頭に印字するといったようなことが困難
になるという問題点がある。そして、帳票サイズや、デ
ータの編集形式や桁位置を言語の中に指定するために、
設計時には印刷イメージが分からず信頼性に乏しいとい
う問題点や、計算機能やブレーク処理機能はあるものの
手続きの記述量が多いという問題点がある。
【0006】これに対して、帳票定義体を用いる方法を
採る場合には、品質が悪いというよな問題点はないもの
の、オープン市場においては、帳票印刷対象データのデ
ータ形態が帳票定義体の様式に適合していることは希で
あることから、帳票を印刷しようとするユーザは、その
都度、帳票印刷対象データのデータ形態を帳票定義体の
様式に合うようにするプログラムを作成しなければなら
ないという問題点がある。
採る場合には、品質が悪いというよな問題点はないもの
の、オープン市場においては、帳票印刷対象データのデ
ータ形態が帳票定義体の様式に適合していることは希で
あることから、帳票を印刷しようとするユーザは、その
都度、帳票印刷対象データのデータ形態を帳票定義体の
様式に合うようにするプログラムを作成しなければなら
ないという問題点がある。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、任意のデータ形態をとる帳票印刷対象データ
をプログラムレスでもって規定の帳票に印刷できるよう
にする新たな帳票印刷機能を持つデータ処理装置の提供
を目的とする。
であって、任意のデータ形態をとる帳票印刷対象データ
をプログラムレスでもって規定の帳票に印刷できるよう
にする新たな帳票印刷機能を持つデータ処理装置の提供
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理構成
を図示する。図中、1は本発明を具備する帳票印刷機能
を持つデータ処理装置、2はデータ処理装置1の備える
端末、3はデータ処理装置1の備えるプリンタである。
を図示する。図中、1は本発明を具備する帳票印刷機能
を持つデータ処理装置、2はデータ処理装置1の備える
端末、3はデータ処理装置1の備えるプリンタである。
【0009】このデータ処理装置1は、データ管理手段
10と、入出力制御手段11と、帳票定義体作成手段1
2と、帳票定義体管理手段13と、第1の管理手段14
と、抽出手段15と、入手手段16と、第2の管理手段
17と、帳票印刷手段18と、特定手段19と、加工手
段20と、印刷制御手段21とを備える。
10と、入出力制御手段11と、帳票定義体作成手段1
2と、帳票定義体管理手段13と、第1の管理手段14
と、抽出手段15と、入手手段16と、第2の管理手段
17と、帳票印刷手段18と、特定手段19と、加工手
段20と、印刷制御手段21とを備える。
【0010】データ管理手段10は、帳票への印刷対象
となるデータを管理する。このデータ管理手段10の管
理する帳票印刷対象データは、データ処理装置1がオー
プン市場に提供されることによって任意のデータ形態を
とる。入出力制御手段11は、端末2との間のインタフ
ェース処理を実行する。帳票定義体作成手段12は、ユ
ーザと対話することで帳票定義体を作成する。帳票定義
体管理手段13は、帳票定義体作成手段12の作成する
帳票定義体を管理する。
となるデータを管理する。このデータ管理手段10の管
理する帳票印刷対象データは、データ処理装置1がオー
プン市場に提供されることによって任意のデータ形態を
とる。入出力制御手段11は、端末2との間のインタフ
ェース処理を実行する。帳票定義体作成手段12は、ユ
ーザと対話することで帳票定義体を作成する。帳票定義
体管理手段13は、帳票定義体作成手段12の作成する
帳票定義体を管理する。
【0011】第1の管理手段14は、帳票定義体の出力
様式定義情報をデータ項目を単位にして管理する。抽出
手段15は、例えば印刷制御手段21の起動時に起動さ
れて、帳票定義体管理手段13の管理する帳票定義体を
解析することで出力様式定義情報を抽出して第1の管理
手段14に登録する。入手手段16は、端末2と対話す
ることで、帳票印刷対象データのデータ項目の並び情報
を入手する。第2の管理手段17は、入手手段16の入
手した帳票印刷対象データのデータ項目の並び情報を管
理する。
様式定義情報をデータ項目を単位にして管理する。抽出
手段15は、例えば印刷制御手段21の起動時に起動さ
れて、帳票定義体管理手段13の管理する帳票定義体を
解析することで出力様式定義情報を抽出して第1の管理
手段14に登録する。入手手段16は、端末2と対話す
ることで、帳票印刷対象データのデータ項目の並び情報
を入手する。第2の管理手段17は、入手手段16の入
手した帳票印刷対象データのデータ項目の並び情報を管
理する。
【0012】帳票印刷手段18は、プリンタ3に帳票を
印刷するものであって、特定手段19、加工手段20及
び印刷制御手段21を備える。この特定手段19は、帳
票印刷対象データの帳票印刷位置及び印刷形態を特定
し、加工手段20は、帳票印刷対象データを加工し、印
刷制御手段21は、加工手段20の加工した帳票印刷対
象データを帳票に印刷する。
印刷するものであって、特定手段19、加工手段20及
び印刷制御手段21を備える。この特定手段19は、帳
票印刷対象データの帳票印刷位置及び印刷形態を特定
し、加工手段20は、帳票印刷対象データを加工し、印
刷制御手段21は、加工手段20の加工した帳票印刷対
象データを帳票に印刷する。
【0013】
【作用】本発明では、データ管理手段10に格納される
帳票印刷対象データを帳票に印刷したいとするユーザ
は、最初に、入手手段16と対話することで、第2の管
理手段17に帳票印刷対象データのデータ項目の並び情
報を登録し、続いて、帳票印刷手段18を起動する。こ
のとき、ユーザは、必要に応じて、入手手段16と対話
することで、第2の管理手段17に印刷制御情報を登録
する。
帳票印刷対象データを帳票に印刷したいとするユーザ
は、最初に、入手手段16と対話することで、第2の管
理手段17に帳票印刷対象データのデータ項目の並び情
報を登録し、続いて、帳票印刷手段18を起動する。こ
のとき、ユーザは、必要に応じて、入手手段16と対話
することで、第2の管理手段17に印刷制御情報を登録
する。
【0014】このようにして起動されると、帳票印刷手
段18の特定手段19は、第2の管理手段17の管理す
るデータ項目順に第1の管理手段14の管理データを参
照することで、帳票印刷対象データの帳票印刷位置及び
印刷形態を特定する。
段18の特定手段19は、第2の管理手段17の管理す
るデータ項目順に第1の管理手段14の管理データを参
照することで、帳票印刷対象データの帳票印刷位置及び
印刷形態を特定する。
【0015】そして、この特定結果を受けて、加工手段
20は、特定された印刷形態に適合すべく、データ管理
手段10から読み出す帳票印刷対象データを加工し、印
刷制御手段21は、特定された帳票印刷位置に加工され
た帳票印刷対象データを印刷していくことで帳票印刷を
実行する。この処理にあって、印刷制御手段21は、第
2の管理手段17に印刷制御情報が登録されているとき
には、その印刷制御情報に従って帳票形式を制御しつつ
帳票印刷対象データを印刷していくよう処理することに
なる。
20は、特定された印刷形態に適合すべく、データ管理
手段10から読み出す帳票印刷対象データを加工し、印
刷制御手段21は、特定された帳票印刷位置に加工され
た帳票印刷対象データを印刷していくことで帳票印刷を
実行する。この処理にあって、印刷制御手段21は、第
2の管理手段17に印刷制御情報が登録されているとき
には、その印刷制御情報に従って帳票形式を制御しつつ
帳票印刷対象データを印刷していくよう処理することに
なる。
【0016】このように、本発明によれば、データ管理
手段10に格納される帳票印刷対象データのデータ形態
が帳票定義体の様式に適合しない場合には、ユーザは、
単に第2の管理手段17に帳票印刷対象データのデータ
項目の並び情報を登録するだけでもって、その帳票印刷
対象データの帳票印刷を実行できるようになる。これか
ら、本発明によれば、任意のデータ形態をとる帳票印刷
対象データをプログラムレスでもって規定の帳票に印刷
できるようになるのである。
手段10に格納される帳票印刷対象データのデータ形態
が帳票定義体の様式に適合しない場合には、ユーザは、
単に第2の管理手段17に帳票印刷対象データのデータ
項目の並び情報を登録するだけでもって、その帳票印刷
対象データの帳票印刷を実行できるようになる。これか
ら、本発明によれば、任意のデータ形態をとる帳票印刷
対象データをプログラムレスでもって規定の帳票に印刷
できるようになるのである。
【0017】
【実施例】以下、実施例に従って本発明を詳細に説明す
る。図2に、本発明を具備するデータ処理装置1の一実
施例を図示する。
る。図2に、本発明を具備するデータ処理装置1の一実
施例を図示する。
【0018】この実施例のデータ処理装置1は、任意の
データ形態をとる帳票印刷対象データを管理するデータ
ファイル30と、ユーザと対話することで帳票定義体を
作成する帳票定義体作成ツール31と、帳票定義体作成
ツール31の作成した帳票定義体を管理する帳票定義体
ファイル32と、帳票定義体ファイル32の管理する帳
票定義体を解析することで出力様式定義を抽出する出力
様式定義抽出ルーチン33と、出力様式定義抽出ルーチ
ン33の抽出した出力様式定義を管理する出力様式定義
ファイル34と、ユーザと対話することで帳票印刷対象
データに関しての記述情報を入手する記述情報入手プロ
グラム35と、記述情報入手プログラム35の入手した
記述情報を管理する記述ファイル36と、帳票印刷の制
御処理を司る印刷制御プログラム37と、帳票印刷の実
行処理を司る印刷実行プログラム38とを備える。
データ形態をとる帳票印刷対象データを管理するデータ
ファイル30と、ユーザと対話することで帳票定義体を
作成する帳票定義体作成ツール31と、帳票定義体作成
ツール31の作成した帳票定義体を管理する帳票定義体
ファイル32と、帳票定義体ファイル32の管理する帳
票定義体を解析することで出力様式定義を抽出する出力
様式定義抽出ルーチン33と、出力様式定義抽出ルーチ
ン33の抽出した出力様式定義を管理する出力様式定義
ファイル34と、ユーザと対話することで帳票印刷対象
データに関しての記述情報を入手する記述情報入手プロ
グラム35と、記述情報入手プログラム35の入手した
記述情報を管理する記述ファイル36と、帳票印刷の制
御処理を司る印刷制御プログラム37と、帳票印刷の実
行処理を司る印刷実行プログラム38とを備える。
【0019】このデータファイル30に格納される帳票
印刷対象データは、データ処理装置1がオープン市場に
提供されていることから、帳票定義体ファイル32の管
理する帳票定義体の出力様式とは関係なく任意のデータ
形態をとるものである。例えば、図3に示すように、郵
便番号、住所、得意先名、伝票日付、伝票番号、担当者
コード、行番号、商品コード、商品名、数量、単価とい
うようなデータ項目の並びを持つこともある。
印刷対象データは、データ処理装置1がオープン市場に
提供されていることから、帳票定義体ファイル32の管
理する帳票定義体の出力様式とは関係なく任意のデータ
形態をとるものである。例えば、図3に示すように、郵
便番号、住所、得意先名、伝票日付、伝票番号、担当者
コード、行番号、商品コード、商品名、数量、単価とい
うようなデータ項目の並びを持つこともある。
【0020】次に、帳票定義体作成ツール31、出力様
式定義抽出ルーチン33、記述情報入手プログラム35
について更に詳細に説明する。帳票定義体作成ツール3
1は、ユーザと対話することで、図4に示すような実イ
メージの帳票定義体を作成するものであって、データの
型や長さや印刷位置等についても各データ項目毎に設定
する。このようにして作成された帳票定義体は、バイナ
リーコードでもって帳票定義体ファイル32に登録され
る。
式定義抽出ルーチン33、記述情報入手プログラム35
について更に詳細に説明する。帳票定義体作成ツール3
1は、ユーザと対話することで、図4に示すような実イ
メージの帳票定義体を作成するものであって、データの
型や長さや印刷位置等についても各データ項目毎に設定
する。このようにして作成された帳票定義体は、バイナ
リーコードでもって帳票定義体ファイル32に登録され
る。
【0021】一方、出力様式定義抽出ルーチン33は、
例えば印刷制御プログラム37の起動開始時に起動さ
れ、帳票定義体ファイル32の管理する帳票定義体を解
析することで、「商品名」というデータ項目は、型が
「日本語」で、長さが「10桁」で、帳票位置が
「(a,b)」であるという図5に示すような出力様式
定義を抽出して、出力様式定義ファイル34に登録して
いく処理を実行する。
例えば印刷制御プログラム37の起動開始時に起動さ
れ、帳票定義体ファイル32の管理する帳票定義体を解
析することで、「商品名」というデータ項目は、型が
「日本語」で、長さが「10桁」で、帳票位置が
「(a,b)」であるという図5に示すような出力様式
定義を抽出して、出力様式定義ファイル34に登録して
いく処理を実行する。
【0022】一方、記述情報入手プログラム35は、ユ
ーザと対話することで、図6に示すような帳票印刷対象
データに関しての記述情報を入手して記述ファイル36
に登録する。この記述情報は、データファイル30に格
納されている帳票印刷対象データのデータ項目の並び順
が如何なるものであるのかを表示するものである。すな
わち、ユーザは、記述情報入手プログラム35に従っ
て、印刷を希望する帳票印刷対象データの持つデータ項
目の並び情報を記述ファイル36に登録するのである。
ーザと対話することで、図6に示すような帳票印刷対象
データに関しての記述情報を入手して記述ファイル36
に登録する。この記述情報は、データファイル30に格
納されている帳票印刷対象データのデータ項目の並び順
が如何なるものであるのかを表示するものである。すな
わち、ユーザは、記述情報入手プログラム35に従っ
て、印刷を希望する帳票印刷対象データの持つデータ項
目の並び情報を記述ファイル36に登録するのである。
【0023】ここで、図6に示す記述情報において、先
頭部分は、環境情報を記述するものであり、また、BREA
K は、改ページするデータ項目名を指示(その指示のデ
ータ項目名のデータ値が変化するときに改ページ処理が
行われることになる)するものであり、また、MUL,SUM
は、印刷制御プログラム37の持つ計算機能の起動を指
示するものである。
頭部分は、環境情報を記述するものであり、また、BREA
K は、改ページするデータ項目名を指示(その指示のデ
ータ項目名のデータ値が変化するときに改ページ処理が
行われることになる)するものであり、また、MUL,SUM
は、印刷制御プログラム37の持つ計算機能の起動を指
示するものである。
【0024】図7に、印刷制御プログラム37の実行す
る処理フローの一実施例を図示する。次に、この処理フ
ローに従って、本発明の帳票印刷処理について詳細に説
明する。
る処理フローの一実施例を図示する。次に、この処理フ
ローに従って、本発明の帳票印刷処理について詳細に説
明する。
【0025】印刷制御プログラム37は、ユーザから帳
票印刷の実行指示があると、図7の処理フローに示すよ
うに、先ず最初に、ステップ1で、データファイル30
から帳票印刷対象のデータを読み込む。次に、ステップ
2で、記述ファイル36の管理する記述情報を参照する
ことで、読み込んだ帳票印刷対象データのデータ項目順
序情報を入手する。例えば、帳票印刷対象データのデー
タ項目が、「商品コード」、「商品名」、「単価」とい
う順序であると入手するのである。
票印刷の実行指示があると、図7の処理フローに示すよ
うに、先ず最初に、ステップ1で、データファイル30
から帳票印刷対象のデータを読み込む。次に、ステップ
2で、記述ファイル36の管理する記述情報を参照する
ことで、読み込んだ帳票印刷対象データのデータ項目順
序情報を入手する。例えば、帳票印刷対象データのデー
タ項目が、「商品コード」、「商品名」、「単価」とい
う順序であると入手するのである。
【0026】続いて、ステップ3で、入手したデータ項
目順序情報のデータ項目順に出力様式定義ファイル34
を参照することで、帳票印刷対象データの帳票印刷位置
及び印刷形態を特定する。例えば、「商品コード」とい
うデータ項目は、型が「数字」で、長さが「6桁」で、
帳票位置が「(e,f)」であり、「商品名」というデ
ータ項目は、型が「日本語」で、長さが「10桁」で、
帳票位置が「(a,b)」であり、「単価」というデー
タ項目は、型が「数字」で、長さが「8桁」で、帳票位
置が「(c,d)」であると特定することで、帳票印刷
対象データの帳票印刷位置及び印刷形態を特定するので
ある。
目順序情報のデータ項目順に出力様式定義ファイル34
を参照することで、帳票印刷対象データの帳票印刷位置
及び印刷形態を特定する。例えば、「商品コード」とい
うデータ項目は、型が「数字」で、長さが「6桁」で、
帳票位置が「(e,f)」であり、「商品名」というデ
ータ項目は、型が「日本語」で、長さが「10桁」で、
帳票位置が「(a,b)」であり、「単価」というデー
タ項目は、型が「数字」で、長さが「8桁」で、帳票位
置が「(c,d)」であると特定することで、帳票印刷
対象データの帳票印刷位置及び印刷形態を特定するので
ある。
【0027】続いて、ステップ4で、特定した印刷形態
となるように帳票印刷対象データを加工する。例えば、
図8に示すように、「商品コード」、「商品名」、「単
価」という順序で並ぶ帳票印刷対象データ「10:電
球:250」については、例えば、「10」は「000
010」と、「電球」は「電球 」と、
「250」は「00000250」と加工するのであ
る。
となるように帳票印刷対象データを加工する。例えば、
図8に示すように、「商品コード」、「商品名」、「単
価」という順序で並ぶ帳票印刷対象データ「10:電
球:250」については、例えば、「10」は「000
010」と、「電球」は「電球 」と、
「250」は「00000250」と加工するのであ
る。
【0028】続いて、ステップ5で、印刷実行プログラ
ム38に対して、特定した帳票印刷位置と、加工した帳
票印刷対象データとを通知して帳票印刷を指示すること
で、帳票印刷対象データの印刷処理を実行する。
ム38に対して、特定した帳票印刷位置と、加工した帳
票印刷対象データとを通知して帳票印刷を指示すること
で、帳票印刷対象データの印刷処理を実行する。
【0029】このようにして、印刷制御プログラム37
の実行する処理により、データファイル30に格納され
る図3の帳票印刷対象データは、記述ファイル36に格
納される図6の記述情報に従い帳票定義体ファイル32
の管理する帳票定義体の出力様式に適合するように自動
加工されて、図9に示すように帳票印刷されることにな
る。
の実行する処理により、データファイル30に格納され
る図3の帳票印刷対象データは、記述ファイル36に格
納される図6の記述情報に従い帳票定義体ファイル32
の管理する帳票定義体の出力様式に適合するように自動
加工されて、図9に示すように帳票印刷されることにな
る。
【0030】帳票には、図9に示すような伝票タイプの
他に集計タイプがある。この集計タイプは、伝票タイプ
が固定的の帳票形式をもって全ての帳票対象データを埋
め込んでから一度に印刷するのに対して、1レコード処
理する毎に出力していくものである。
他に集計タイプがある。この集計タイプは、伝票タイプ
が固定的の帳票形式をもって全ての帳票対象データを埋
め込んでから一度に印刷するのに対して、1レコード処
理する毎に出力していくものである。
【0031】図10に、集計タイプのときの記述情報の
一例を図示する。この図に示すように、集計タイプの帳
票を印刷するときには、ユーザは、記述情報にコントロ
ール情報を指定することになる。例えば、「得意先コー
ド」が変化する時点で「制御頭書き1」の印刷を指示し
たり、「伝票番号」が変化する時点で「制御脚書き2」
の印刷を指示したりようなコントロール情報を指定する
のである。
一例を図示する。この図に示すように、集計タイプの帳
票を印刷するときには、ユーザは、記述情報にコントロ
ール情報を指定することになる。例えば、「得意先コー
ド」が変化する時点で「制御頭書き1」の印刷を指示し
たり、「伝票番号」が変化する時点で「制御脚書き2」
の印刷を指示したりようなコントロール情報を指定する
のである。
【0032】この集計タイプの記述情報により、可変的
な長さの帳票形式となる図11に示すような集計タイプ
の帳票が印刷できるようになる。
な長さの帳票形式となる図11に示すような集計タイプ
の帳票が印刷できるようになる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
帳票印刷対象データのデータ形態が帳票定義体の様式に
適合しない場合には、ユーザは、データ処理装置に対し
て単に帳票印刷対象データのデータ項目の並び情報を登
録するだけでもって、その帳票印刷対象データの帳票印
刷を実行できるようになる。これから、本発明によれ
ば、任意のデータ形態をとる帳票印刷対象データをプロ
グラムレスでもって規定の帳票に印刷できるようになる
のである。
帳票印刷対象データのデータ形態が帳票定義体の様式に
適合しない場合には、ユーザは、データ処理装置に対し
て単に帳票印刷対象データのデータ項目の並び情報を登
録するだけでもって、その帳票印刷対象データの帳票印
刷を実行できるようになる。これから、本発明によれ
ば、任意のデータ形態をとる帳票印刷対象データをプロ
グラムレスでもって規定の帳票に印刷できるようになる
のである。
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例である。
【図3】帳票印刷対象データの一例である。
【図4】帳票定義体の説明図である。
【図5】出力様式定義情報の一例である。
【図6】記述情報の一例である。
【図7】印刷制御プログラムの実行する処理フローの一
実施例である。
実施例である。
【図8】帳票印刷対象データの加工例である。
【図9】印刷される帳票の一例である。
【図10】記述情報の一例である。
【図11】印刷される帳票の一例である。
1 データ処理装置 2 端末 3 プリンタ 10 データ管理手段 11 入出力制御手段 12 帳票定義体作成手段 13 帳票定義体管理手段 14 第1の管理手段 15 抽出手段 16 入手手段 17 第2の管理手段 18 帳票印刷手段 19 特定手段 20 加工手段 21 印刷制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−50694(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 3/12
Claims (2)
- 【請求項1】 帳票印刷機能を持つデータ処理装置にお
いて、 帳票定義体の出力様式定義情報をデータ項目を単位にし
て管理する第1の管理手段(14)と、 端末と対話することで、帳票印刷対象データのデータ項
目の並び情報を入手する入手手段(16)と、 上記入手手段(16)の入手した帳票印刷対象データのデー
タ項目の並び情報を管理する第2の管理手段(17)と、 帳票印刷対象データが与えられるときに、上記第2の管
理手段(17)の管理するデータ項目順に上記第1の管理手
段(14)の管理データを参照することで、帳票印刷対象デ
ータの帳票印刷位置及び印刷形態を特定する特定手段(1
9)と、 上記特定手段(19)の特定した印刷形態に適合すべく帳票
印刷対象データを加工する加工手段(20)と、 上記特定手段(19)の特定した帳票印刷位置に、上記加工
手段(20)の加工した帳票印刷対象データを印刷する印刷
制御手段(21)とを備えることを、 特徴とする帳票印刷機能を持つデータ処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の帳票印刷機能を持つデー
タ処理装置において、 入手手段(16)は、帳票印刷対象データのデータ項目の並
び情報に加えて、印刷制御情報を入手するとともに、第
2の管理手段(17)は、該印刷制御情報を管理するよう処
理し、 かつ、印刷制御手段(21)は、第2の管理手段(17)に印刷
制御情報が登録されているときには、該印刷制御情報に
従って帳票形式を制御しつつ帳票印刷対象データを印刷
していくよう処理することを、 特徴とする帳票印刷機能を持つデータ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5115667A JP2868388B2 (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | 帳票印刷機能を持つデータ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5115667A JP2868388B2 (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | 帳票印刷機能を持つデータ処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06324824A JPH06324824A (ja) | 1994-11-25 |
JP2868388B2 true JP2868388B2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=14668323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5115667A Expired - Lifetime JP2868388B2 (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | 帳票印刷機能を持つデータ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2868388B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1021309A (ja) * | 1996-07-08 | 1998-01-23 | Nec Corp | データ処理システム |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0550694A (ja) * | 1991-08-28 | 1993-03-02 | Nec Corp | フオームマージ方式 |
-
1993
- 1993-05-18 JP JP5115667A patent/JP2868388B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06324824A (ja) | 1994-11-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |