JP2867802B2 - 加入者線におけるブリッジタップ伝送線路位置特定方式 - Google Patents

加入者線におけるブリッジタップ伝送線路位置特定方式

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JP2867802B2
JP2867802B2 JP18430592A JP18430592A JP2867802B2 JP 2867802 B2 JP2867802 B2 JP 2867802B2 JP 18430592 A JP18430592 A JP 18430592A JP 18430592 A JP18430592 A JP 18430592A JP 2867802 B2 JP2867802 B2 JP 2867802B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル信号を伝送す
るの加入者線に利用し、ブリッジタップ伝送線路の位置
特定を行う加入者線におけるブリッジタップ伝送線路位
置特定方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のデジタル信号を伝送する
加入者線に設けられたブリッジタップ伝送線路を示して
いる。この例は、加入者線40,42の間にブリッジタ
ップ伝送線路44が設けられている。この加入者線4
0,42は、図5中の特性(a)に示す伝送損失特性を
有している。なお、図5中の特性(b)はブリッジタッ
プ伝送線路44がない場合の伝送損失特性である。図5
中の特性(a)に示すように、ブリッジタップ伝送線路
44が設けられた場合、固有周波数近傍にて損失ディッ
プが発生する。さらに、時間軸上では、図6に示すよう
に受信主信号後に受信随伴信号が発生している。このた
め、加入者伝送路に接続されるデジタル信号処理装置に
は、ブリッジタップ伝送線路44を設けたことによる損
失ディップを補償、すなわち等価処理を行なうための図
示しない等価器が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術のよ
うに、ブリッジタップ伝送線路44を設けた場合には、
固有周波数近傍で損失ディップが発生する。この場合、
等価器を配置して、その損失ディップを補償している。
しかしながら、等価器の安定性、等価特性に限界があ
り、正確に補償ができず、伝送信号の長距離伝送及び高
速伝送が困難になるという問題がある。このような場
合、損失ディップを除去することが考えられるが、ブリ
ッジタップ伝送線路44の位置が容易に判明しないた
め、その除去が困難であるという問題がある。
【0004】本発明は、このような従来の技術における
問題を解決するものであり、ブリッジタップ伝送線路の
位置が容易に判明して、その除去が可能となり、伝送信
号の長距離伝送及び高速伝送ができるようになる加入者
線におけるブリッジタップ伝送線路位置特定方式を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の加入者線におけるブリッジタップ伝送線路
位置特定方式は、第1の加入者線路と第2の加入者線路
間にブリッジタップ伝送線路が接続され、前記ブリ
ッジタップ伝送線路の位置を特定する加入者線における
ブリッジタップ伝送線路位置特定方式であって、前記加
入者線の入力側に接続され、単一パルスを送出するパル
ス発生器と、前記加入者線の出力端に接続されて前記パ
ルス発生器からの単一パルスを受信する受信側パルスモ
ニタと、前記パルス発生器と接続される送信側パルスモ
ニタと、この送信側パルスモニタ及び受信側パルスモニ
タに接続される演算回路とを備え、前記演算回路によっ
て、前記受信側パルスモータで受信し、ブリッジタップ
伝送線路長で決定される受信主信号と受信随伴信号の第
1の遅延時間と、前記ブリッジタップ伝送線路で前記パ
ルス波が反射され、前記第1の加入者線路と第2の加入
者線路長とで決定される反射波の第2の遅延時間とにも
とづいて、前記ブリッジタップ伝送線路の位置を前記加
入者線の入力側からの距離として特定する構成としてあ
り、さらに好ましくは、演算回路を、第1の遅延時間T
d1がα・2・L3(km)但し、α=5.5μsec
/kmで演算し、第2の遅延時間Td2をα・2・(L
1+L3)で演算し、この第1の遅延時間Td1と第2
の遅延時間Td2とからブリッジタップ伝送線路の位置
を(Td2−Td1)/2α(Km)で演算して得る構
成としてある。
【0006】
【作用】このような構成からなる、本発明の加入者線に
おけるブリッジタップ伝送線路位置特定方式は、ブリッ
ジタップ伝送線路長で決定される受信主信号と受信随伴
信号の第1の遅延時間と、ブリッジタップ伝送線路でパ
ルス波が反射され、第1の加入者線路と第2の加入者線
路長とで決定される反射波の第2の遅延時間とで、第1
の加入者線路と第2の加入者線路と間のブリッジタップ
伝送線路の位置を演算して得るようにしているので、ブ
リッジタップ伝送線路の位置が容易に判明して、その除
去が可能となり、伝送信号の長距離伝送及び高速伝送が
できるようになる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の加入者線におけるブリッジタ
ップ伝送線路位置特定方式の実施例を図面にもとづいて
説明する。図1は実施例の構成を示している。図1にお
いて、メタリック伝送路の加入者線1と、この入力側に
接続され、単一パルスを送出するパルス発生器2と、さ
らに、加入者線1の出力端に接続されて、パルス発生器
2からの単一パルスを受信する受信側パルスモニタ3と
が設けられている。さらに、パルス発生器2と接続され
る送信側パルスモニタ4と、この送信側パルスモニタ4
に接続される演算回路5が設けられている。この演算回
路5は受信側パルスモニタ3とも接続されており、この
閉ループの処理によりブリッジタップ伝送線路14の位
置を加入者線1の入力側からの距離として特定する。
【0008】加入者線1は、パルス発生器2の出力端
と、一端が接続される送信側抵抗器R11と、主信号経
路を構成する加入者線路12,13と、受信側抵抗器R
15とを有している。さらに、加入者線路12,13に
接続されたブリッジタップ伝送線路14とが設けられて
いる。加入者線1における送信側抵抗器R11の抵抗値
は、入力側の特性インピーダンスであり、また、受信側
抵抗器R15の抵抗値が出力側の特性インピーダンスで
ある。
【0009】次に、この構成の加入者線におけるブリッ
ジタップ伝送線路位置特定方式の動作について説明す
る。加入者線1は、図2に示すように加入者線路12を
線路長L1(Km)、加入者線路13を線路長L2(K
m)、ブリッジタップ伝送線路14を線路長L3(K
m)として構成されている。パルス発生器2からの単一
パルスが送信側抵抗器R11を通じて、加入者線12に
入力される。パルス発生器2から送出された単一パルス
を、受信側パルスモニタ3で観測する。この受信波形
は、従前の図6に示すようになる。図6中の受信主信号
と受信随伴信号の遅延時間Td1は、ブリッジタップ伝
送線路14の線路長L3で決定される。遅延時間Td1
は、 Td1=α・2・L3(km) … 但し、α=5.5μsec/km (メタリック伝送路
における速度)で表される。
【0010】また、図3は、送信側パルスモニタ4での
受信波形を示している。これはブリッジタップ伝送線路
14の反射波である。この反射波の遅延時間Td2は、
線路長L1と線路長L3とで決定される。遅延時間Td
2は、 Td2=α・2・(L1+L3) … で表され、これらの式及び式により加入者線路12
の線路長L1(Km)は 、 L1=(Td2−Td1)/2α (km)
… で表される。この式を演算回路5で演算し、その演算
結果の線路長L1(Km)が送信側抵抗器R11からの
ブリッジタップ伝送線路14の位置となる。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明の加入者線におけ
るブリッジタップ伝送線路位置特定方式は、ブリッジタ
ップ伝送線路長で決定される受信主信号と受信随伴信号
の第1の遅延時間と、ブリッジタップ伝送線路でパルス
波が反射され、第1の加入者線路と第2の加入者線路長
とで決定される反射波の第2の遅延時間とで、第1の加
入者線路と第2の加入者線路と間のブリッジタップ伝送
線路の位置を演算して得るようにしているため、ブリッ
ジタップ伝送線路の位置が容易に判明して、その除去が
可能となり、伝送信号の長距離伝送及び高速伝送ができ
るようになるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加入者線におけるブリッジタップ伝送
線路位置特定方式の実施例における構成を示すブロック
図である。
【図2】実施例の動作説明に供され、加入者線路の線路
長を示す図である。
【図3】実施例の動作説明に供され、受信波形を示す図
である。
【図4】従来のデジタル信号を伝送する加入者線の構成
図である。
【図5】図4に示す加入者線における伝送損失特性図で
ある。
【図6】図4に示す加入者線における受信主信号、受信
随伴信号を示す波形図である。
【符号の説明】
1 加入者線 2 パルス発生器 3 受信側パルスモニタ 4 送信側パルスモニタ 5 演算回路 12,13 加入者線路 14 ブリッジタップ伝送線路 R11 送信側抵抗器 R15 受信側抵抗器 Td1,Td2 遅延時間

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の加入者線路と第2の加入者線路と
    間にブリッジタップ伝送線路が接続され、前記ブリッ
    ジタップ伝送線路の位置を特定する加入者線におけるブ
    リッジタップ伝送線路位置特定方式であって、前記加入者線の入力側に接続され、単一パルスを送出す
    るパルス発生器と、前記加入者線の出力端に接続されて
    前記パルス発生器からの単一パルスを受信する受信側パ
    ルスモニタと、前記パルス発生器と接続される送信側パ
    ルスモニタと、この送信側パルスモニタ及び受信側パル
    スモニタに接続される演算回路とを備え、 前記演算回路によって、 前記受信側パルスモータで受信し、 ブリッジタップ伝送
    線路長で決定される受信主信号と受信随伴信号の第1の
    遅延時間と、前記ブリッジタップ伝送線路で前記パルス
    波が反射され、前記第1の加入者線路と第2の加入者線
    路長とで決定される反射波の第2の遅延時間とにもとづ
    いて、前記ブリッジタップ伝送線路の位置を前記加入者
    線の入力側からの距離として特定することを特徴とする
    加入者線におけるブリッジタップ伝送線路位置特定方
    式。
  2. 【請求項2】 請求項1における演算回路を、第1の遅
    延時間Td1がα・2・L3(km)但し、α=5.5
    μsec/kmで演算し、第2の遅延時間Td2をα・
    2・(L1+L3)で演算し、この第1の遅延時間Td
    1と第2の遅延時間Td2とからブリッジタップ伝送線
    路の位置を(Td2−Td1)/2α(Km)で演算し
    て得る構成としたことを特徴とする加入者線におけるブ
    リッジタップ伝送線路位置特定方式。
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