JPS6056343B2 - 廻り込み補償回路を付加したインピ−ダンス整合形二線伝送方式 - Google Patents
廻り込み補償回路を付加したインピ−ダンス整合形二線伝送方式Info
- Publication number
- JPS6056343B2 JPS6056343B2 JP521878A JP521878A JPS6056343B2 JP S6056343 B2 JPS6056343 B2 JP S6056343B2 JP 521878 A JP521878 A JP 521878A JP 521878 A JP521878 A JP 521878A JP S6056343 B2 JPS6056343 B2 JP S6056343B2
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- impedance matching
- transmission system
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L5/00—Arrangements affording multiple use of the transmission path
- H04L5/14—Two-way operation using the same type of signal, i.e. duplex
- H04L5/1407—Artificial lines or their setting
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Bidirectional Digital Transmission (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ディジタル信号の二線双方向伝送方式に関
するもので、特に廻り込み補償回路を付加したインピー
ダンス整合形二線伝送方式に関するものである。
するもので、特に廻り込み補償回路を付加したインピー
ダンス整合形二線伝送方式に関するものである。
ハイブリッド回路を用いたインピーダンス整合形二線
双方向伝送方式は、ハイブリッド回路内の平衡回路網を
線路側のインピーダンスと整合させることによつて、送
信回路からの信号が受信回路に廻り込むことを防止し、
さらに線路を介しての相手装置からの信号を受信回路で
再生するものである。
双方向伝送方式は、ハイブリッド回路内の平衡回路網を
線路側のインピーダンスと整合させることによつて、送
信回路からの信号が受信回路に廻り込むことを防止し、
さらに線路を介しての相手装置からの信号を受信回路で
再生するものである。
第1図は、このハイブリッド回路を用いたインピーダン
ス整合形二線伝送方式の回路構成を示したもので、1は
送信回路、2は受信回路、3はハイブリッド回路であり
、この回路3内の4および5は抵抗、6は平衡回路網、
7は線路、8は線路を介して接続された相手装置であり
、上記に説明した1から6までの装置と同一構成のもの
である。なおハイブリッド回路は線路を一辺とするブリ
ッジ回路であり、抵抗4と抵抗5は等しい値に選ばれて
いる。 次にこの従来例の動作を説明する。
ス整合形二線伝送方式の回路構成を示したもので、1は
送信回路、2は受信回路、3はハイブリッド回路であり
、この回路3内の4および5は抵抗、6は平衡回路網、
7は線路、8は線路を介して接続された相手装置であり
、上記に説明した1から6までの装置と同一構成のもの
である。なおハイブリッド回路は線路を一辺とするブリ
ッジ回路であり、抵抗4と抵抗5は等しい値に選ばれて
いる。 次にこの従来例の動作を説明する。
第1図でハイブリッド回路3から線路側をみたインピー
ダンスをRLとすると、抵抗4■抵抗5であるので、平
衡回路網6の値をRLに調整することによつて、抵抗4
、5、平衡回路6、線路7て構成されるブリッジ回路は
平衡がとれ、送信回路1より送出された通信電流は受信
回路2に流入しない。一方線路を介しての相手装置8か
ら送出された通信電流は、抵抗ハイブリッド回路3で分
岐されて受信回路2に流入する。 このように、平衡回
路6を伝送路側のインピーダンスと整合させることによ
り、二線であつても4線と同様に双方向通信が行なえる
。
ダンスをRLとすると、抵抗4■抵抗5であるので、平
衡回路網6の値をRLに調整することによつて、抵抗4
、5、平衡回路6、線路7て構成されるブリッジ回路は
平衡がとれ、送信回路1より送出された通信電流は受信
回路2に流入しない。一方線路を介しての相手装置8か
ら送出された通信電流は、抵抗ハイブリッド回路3で分
岐されて受信回路2に流入する。 このように、平衡回
路6を伝送路側のインピーダンスと整合させることによ
り、二線であつても4線と同様に双方向通信が行なえる
。
しかし、線路のインピーダンスは一般に線種、線長によ
つて異なるので、一般性を持つハイブリッド回路を実現
するには平衡回路6の構成が複雑となり、またその調整
が煩雑となる。さらにディジタル信号のベースバンド伝
送を行なうには、信号の周波数帯域幅が広いので、必要
帯域にわたつて線路側のインピーダンスと平衡回路6の
整合をとるのが困難であるという欠点があつた。本発明
は、上記の問題点を解決するために、インピーダンス整
合形二線伝送方式に廻り込み補償機能を付加することに
よつて、平衡回路の構成を簡単にし、調整回路を容易に
する廻り込み補償回路を付加したインピーダンス整合形
二線伝送方式を提供するものである。
つて異なるので、一般性を持つハイブリッド回路を実現
するには平衡回路6の構成が複雑となり、またその調整
が煩雑となる。さらにディジタル信号のベースバンド伝
送を行なうには、信号の周波数帯域幅が広いので、必要
帯域にわたつて線路側のインピーダンスと平衡回路6の
整合をとるのが困難であるという欠点があつた。本発明
は、上記の問題点を解決するために、インピーダンス整
合形二線伝送方式に廻り込み補償機能を付加することに
よつて、平衡回路の構成を簡単にし、調整回路を容易に
する廻り込み補償回路を付加したインピーダンス整合形
二線伝送方式を提供するものである。
以下、図面により実施例を詳細に説明する。第2図は、
本発明の一実施例を示したもので、第1図と同一符号の
ものは同一のものを示しており、また9は廻り込み補償
回路、10は可変抵抗である。
本発明の一実施例を示したもので、第1図と同一符号の
ものは同一のものを示しており、また9は廻り込み補償
回路、10は可変抵抗である。
また、第3図は、第2図の廻り込み補償回路9の詳細を
示したもので、11および16はインバータ、12はR
EおよびFEの入力端子を有し、それぞれ信号波形の立
ち上がり/立ち下がりを基点にしてパルスを発生するモ
ノマルチ、13および14はアンド回路、15はSおよ
びRの入力端子を有するセット/リセット形のフリップ
フロップである。
示したもので、11および16はインバータ、12はR
EおよびFEの入力端子を有し、それぞれ信号波形の立
ち上がり/立ち下がりを基点にしてパルスを発生するモ
ノマルチ、13および14はアンド回路、15はSおよ
びRの入力端子を有するセット/リセット形のフリップ
フロップである。
更に第4図は、本実施例の動作を示すタイムチャートの
一例を示したもので、SAは送信回路1の入力信号、S
Bは線路を介して接続された相手装置8の送信回路への
入力信号、R1は受信回路2における再生前の信号、R
2は信号R1を再生した後の受信回路の出力、STは信
号SAの変化点によりモノマルチで作成するアンド回路
13,14のゲート信号、R3は廻り込み補償回路9の
出力である。
一例を示したもので、SAは送信回路1の入力信号、S
Bは線路を介して接続された相手装置8の送信回路への
入力信号、R1は受信回路2における再生前の信号、R
2は信号R1を再生した後の受信回路の出力、STは信
号SAの変化点によりモノマルチで作成するアンド回路
13,14のゲート信号、R3は廻り込み補償回路9の
出力である。
次に、本実施例の動作を説明する。
ます可変抵抗10は線路側をみた直流インピーダンスに
合致するように設定する。これによつて直流成分の整合
がとれたことになる。また送受信回路1に第4図に示す
送信信号SAが入力され、それと同時に、相手装置8に
信号SAとビットパターンの異なる信号SBが入力され
ているものとする。受信回路2は相手装置8から送られ
てきた送信信号SBが線路のリアクタンス成分によつて
なまつた再生以前の信号と、直流成分以外の可変抵抗1
0と線路側のインピーダンス不整合によつて、信号SA
の変化点で過渡的に生ずる廻り込み信号が重畳された複
流信号R1を受信する。この複流信号R1をしきい値で
波形再成すると、この信号はR2で示したように、信号
SBに廻り込み信号T2を含む信号となる。廻り込み補
償回路9はインバータ11とモノマルチ12によつて、
信号SAの変化点ごとに第4図に示した信号STにT1
を発生させる。この信号STはアンド回路13,14の
ゲート信号となる。このアンド回路13,14では、ゲ
ート信号STf)T1期間中、出力が゜゜0゛となり、
フリップフロップ15の出力を変化させず、出力R2に
生じた廻り込み信号T2を除去する。一方、信号STに
ゲート信号T1が無いとき、即ち出力R2に信号SAの
影響がないときは、出力R2が“1゛のときセット、R
2が“゜0゛のときリセットされる。以上の動作によつ
て、フリップフロップ15の出力は出力R2から廻り込
み信号T2を除去した信号R3となる。
合致するように設定する。これによつて直流成分の整合
がとれたことになる。また送受信回路1に第4図に示す
送信信号SAが入力され、それと同時に、相手装置8に
信号SAとビットパターンの異なる信号SBが入力され
ているものとする。受信回路2は相手装置8から送られ
てきた送信信号SBが線路のリアクタンス成分によつて
なまつた再生以前の信号と、直流成分以外の可変抵抗1
0と線路側のインピーダンス不整合によつて、信号SA
の変化点で過渡的に生ずる廻り込み信号が重畳された複
流信号R1を受信する。この複流信号R1をしきい値で
波形再成すると、この信号はR2で示したように、信号
SBに廻り込み信号T2を含む信号となる。廻り込み補
償回路9はインバータ11とモノマルチ12によつて、
信号SAの変化点ごとに第4図に示した信号STにT1
を発生させる。この信号STはアンド回路13,14の
ゲート信号となる。このアンド回路13,14では、ゲ
ート信号STf)T1期間中、出力が゜゜0゛となり、
フリップフロップ15の出力を変化させず、出力R2に
生じた廻り込み信号T2を除去する。一方、信号STに
ゲート信号T1が無いとき、即ち出力R2に信号SAの
影響がないときは、出力R2が“1゛のときセット、R
2が“゜0゛のときリセットされる。以上の動作によつ
て、フリップフロップ15の出力は出力R2から廻り込
み信号T2を除去した信号R3となる。
なお、信号SA<5SBの変化点がほぼ同時に生じたと
きには、信号T2によつてフリップフロップの出力R3
は最大で、信号T2の歪みが付加されるが、信号T2は
例えば伝送路が0.4T!1I1.φ,5−で40μS
程度であるので、200b/sでは1%程度の単点歪み
増加に過ぎない。以上説明したように、本発明によれば
、直流成分以外の平衡回路網と線路側のインピーダンス
不整合を廻り込み補償回路で補償することにより、平衡
回路網の構成を簡単にできるとともに調整が容易になる
利点がある。
きには、信号T2によつてフリップフロップの出力R3
は最大で、信号T2の歪みが付加されるが、信号T2は
例えば伝送路が0.4T!1I1.φ,5−で40μS
程度であるので、200b/sでは1%程度の単点歪み
増加に過ぎない。以上説明したように、本発明によれば
、直流成分以外の平衡回路網と線路側のインピーダンス
不整合を廻り込み補償回路で補償することにより、平衡
回路網の構成を簡単にできるとともに調整が容易になる
利点がある。
第1図は、インピーダンス整合形二線伝送方式の実施例
を示す回路構成図、第2図は、本発明による直流インピ
ーダンス整合形二線伝送方式の1実施例を示す回路図、
第3図は、第2図の廻り込み除去回路の詳細回路構成図
、第4図は、第2図ならびに第3図の動作を示すタイム
チャートである。 1・・・・・・送信回路、2・・・・・・受信回路、3
・・・・・・ハイブリッド回路、4,5・・・・・・抵
抗、6・・・・・・平衡回路網(BN)、7・・・・・
・線路、8・・・・・・線路を介しての相手装置、9・
・・・・・廻り込み補償回路、10・・・・・・可変抵
抗、11・・・・・・インバータ、12・・・・・モノ
マルチ、13,14・・・・・・アンド回路、15・・
・・フリップフロップ。
を示す回路構成図、第2図は、本発明による直流インピ
ーダンス整合形二線伝送方式の1実施例を示す回路図、
第3図は、第2図の廻り込み除去回路の詳細回路構成図
、第4図は、第2図ならびに第3図の動作を示すタイム
チャートである。 1・・・・・・送信回路、2・・・・・・受信回路、3
・・・・・・ハイブリッド回路、4,5・・・・・・抵
抗、6・・・・・・平衡回路網(BN)、7・・・・・
・線路、8・・・・・・線路を介しての相手装置、9・
・・・・・廻り込み補償回路、10・・・・・・可変抵
抗、11・・・・・・インバータ、12・・・・・モノ
マルチ、13,14・・・・・・アンド回路、15・・
・・フリップフロップ。
Claims (1)
- 1 全二重ディジタル通信に用いるインピーダンス整合
形二線伝送方式において、直流におけるインピーダンス
整合を調整によつて行ない、直流以外におけるインピー
ダンス不整合によつて生じる自己の受信器への送信信号
の廻り込みを、送信信号の変化点から一定時間受信信号
の変化を阻止する回路を付加することにより除去し、正
常に受信信号を再生することを特徴とする廻り込み補償
回路を付加したインピーダンス整合形二線伝送方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP521878A JPS6056343B2 (ja) | 1978-01-23 | 1978-01-23 | 廻り込み補償回路を付加したインピ−ダンス整合形二線伝送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP521878A JPS6056343B2 (ja) | 1978-01-23 | 1978-01-23 | 廻り込み補償回路を付加したインピ−ダンス整合形二線伝送方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5498502A JPS5498502A (en) | 1979-08-03 |
JPS6056343B2 true JPS6056343B2 (ja) | 1985-12-10 |
Family
ID=11605045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP521878A Expired JPS6056343B2 (ja) | 1978-01-23 | 1978-01-23 | 廻り込み補償回路を付加したインピ−ダンス整合形二線伝送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6056343B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4598396A (en) * | 1984-04-03 | 1986-07-01 | Itt Corporation | Duplex transmission mechanism for digital telephones |
CN115913274B (zh) * | 2023-02-08 | 2023-05-30 | 上海芯浦科技有限公司 | 一种消除发送器本地信号的方法 |
-
1978
- 1978-01-23 JP JP521878A patent/JPS6056343B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5498502A (en) | 1979-08-03 |
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