JP2866260B2 - シート状スクラップ材の自動分別装置 - Google Patents

シート状スクラップ材の自動分別装置

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JP2866260B2
JP2866260B2 JP27255992A JP27255992A JP2866260B2 JP 2866260 B2 JP2866260 B2 JP 2866260B2 JP 27255992 A JP27255992 A JP 27255992A JP 27255992 A JP27255992 A JP 27255992A JP 2866260 B2 JP2866260 B2 JP 2866260B2
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swing roller
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、形状の異なる2種類の
シート状スクラップ材を種類ごとに自動分別する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】シート材のプレス打ち抜きに
より生じるスクラップ材は、取り扱い上、形状が同じも
の同志を積み重ねておくのが望ましい。しかし、図4
(A)のようにプレス装置2によって一枚のシート材1
から形状が異なる2種類のスクラップ材3,4を同時に
打ち抜く場合は、スクラップ材3,4をプレス装置5の
片側側方から一緒に取り出さざるを得ない。すなわちプ
レス装置2の前方からはプレス製品5を取り出すし、プ
レス装置の反対側側方からはプレス型の保守・交換を行
なうため、スクラップ材3,4を取り出せるのは残りの
側方一箇所となるためである。このため、プレス装置2
から図4(B)のようにスクラップ材3,4が交互配列
状態で排出されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の状態でスクラッ
プ材が排出されると、これを人手により仕分けし積み重
ねるのは大変である。また仕分け装置を導入することも
不可能ではないが、スクラップ材の再利用価値との関係
で大がかりな設備投資は難しい。従来は仕方なく異種ス
クラップ材を交互に積み重ねているが、形状が不揃いな
ためスクラップ材の運搬貯蔵時及び再利用時に不都合を
生じている。
【0004】本発明の目的は、低コストで製作でき、構
造が簡単かつ完全省エネ式でメインテナンス及び維持費
が不要なシート状スクラップ材の自動分別装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、シート材から打ち抜かれた形状の異なる2種
類のスクラップ材が交互配列状態で連続送りされる送り
通路の終端部の前方に近接して、前記終端部から送り出
されるスクラップ材を受け取り可能な揺動ローラコンベ
アを、該ローラコンベアの重心点よりやや前方側に位置
させた支軸により揺動自在に支持し、前記ローラコンベ
アが前方下方に緩傾斜した状態から後方下方に傾斜する
のを阻止するストッパを配設し、前記揺動ローラコンベ
アの前後両端部の下方に一対のスクラップ材用受け部を
配設し、前記揺動ローラコンベアの自然揺動周期を前記
送り通路のスクラップ材の送り周期の倍に設定し、前記
スクラップ材が前記一対の受け部に交互に落下されるよ
うに構成した。
【0006】
【作用】揺動ローラコンベアが前方下方に緩傾斜し、そ
の後端部が送り通路の終端部に近接している状態で終端
部からスクラップ材が送り出されると、このスクラップ
材が揺動ローラコンベア上に受け取られ、自重により揺
動ローラコンベアの前端部まで移動し、前方側のスクラ
ップ材用受け部に落下する。このとき揺動ローラコンベ
アは前方下方に揺動して急傾斜し、後続のスクラップ材
は、送り通路の終端部から送り出されたとき、揺動ロー
ラコンベアの後端部に受け取られることなくそのまま後
方側のスクラップ材用受け部に落下する。その後揺動ロ
ーラコンベアは自重により最初の位置に戻り、更に次の
スクラップ材を受け取る。以上の動作が完全省エネで繰
り返され、一対のスクラップ材用受け部に2種類のスク
ラップ材が交互に分別されて落下し、夫々の受け部に同
種類のスクラップ材の積み重ねができる。
【0007】
【実施例】以下、図1〜図3を参照しながら本発明の一
実施例を説明する。なお、図4と同一部分には同一番号
を付して説明を省略する。
【0008】本発明に係るシート状スクラップ材の分別
装置10は、図1及び図2に示すように、プレス装置2
のスクラップ材排出口12から斜め下方に緩傾斜したロ
ーラコンベアからなる送り通路14の終端部16の前方
に近接して配設されている。送り通路14のローラコン
ベアは自由転動式でも強制転動式でもよく、またベルト
コンベア等でもよい。要は2種類のスクラップ材3,4
を交互配列状態で連続送りするものであればよい。
【0009】分別装置10は、垂直な支持枠18に支軸
20を介し揺動自在に支持された揺動ローラコンベア2
2と、揺動ローラコンベア22の前後両端部の下方に配
設された一対のスクラップ材用受け部24a,24bを
有する。支軸20の支持位置は、揺動ローラコンベア2
2の重心よりやや前方側にずらされ、このため揺動ロー
ラコンベア22は自重により図2で時計方向の回動モー
メントが与えられている。この回動モーメントの大きさ
は、揺動ローラコンベア22の自重による自然揺動周期
が、前記送り通路14のスクラップ材3,4の送り周期
の倍となるように設定されている。なお、支持枠18に
は、図2のように揺動ローラコンベア22が前方下方に
緩傾斜した状態から後方下方(時計方向)に傾斜するの
を阻止するストッパ26が取付けられている。
【0010】支持枠18の上端部には、図3に示すよう
に押えローラ装置28が取付けられている。この押えロ
ーラ装置28は、先端に押えローラ28aを有しピン3
0を中心として揺動可能な揺動アーム28bと、この揺
動アーム28bを揺動ローラコンベア22の上面に向け
附勢する圧縮ばね28cとを有する。
【0011】次に前記分別装置10の作動につき説明す
る。プレス装置2で打ち抜かれた第1及び第2のスクラ
ップ材3,4は、自重により送り通路14を通って交互
配列状態で終端部16へと移動する。第1のスクラップ
材3は、終端部16から送り出された後、揺動ローラコ
ンベア22の後端部22aに受け取られ、そのまま自重
で揺動ローラコンベアの前端部22bへ移動する。この
とき、揺動ローラコンベア22は第1のスクラップ材の
重量で前方下方へ揺動して図2の鎖線のように急傾斜す
るが、押えローラ装置28の押えローラ28aがスクラ
ップ材3を揺動ローラコンベア22に押し付けるため、
第1のスクラップ材3は揺動ローラコンベア22から浮
き上がることなく確実に前端部22bまで移動する。そ
の後、第1のスクラップ材3は先端部22bから第1の
スクラップ材用受け部24aに落下する。
【0012】一方、後続の第2のスクラップ材4は、揺
動ローラコンベア22が図2の鎖線のように急傾斜して
いる間に、送り通路14の終端部16から落下して第2
のスクラップ材用受け部24bに落下する。この後、揺
動ローラコンベア22は自重により図2の実線の位置に
戻り、次の第1のスクラップ材3を受け取る。以上の動
作が反復されて受け部24a及び24bに第1のスクラ
ップ材3と第2のスクラップ材4がそれぞれ積み重ねら
れる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、形状の異なる2種類のスクラ
ップ材が交互配列状態で連続送りされる送り通路の終端
部に配設した揺動ローラコンベアにより、前記スクラッ
プ材を種類別に分別して一対のスクラップ材受け部に積
み重ねるようにしたので、スクラップ材の運搬貯蔵及び
再利用時の取り扱いが便利になる。また揺動ローラコン
ベアは完全省エネ式で、自然揺動によりスクラップ材を
分別するので、電気代などの維持費は一切不要であり、
また構造が簡単でメインテナンスも特に必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動分別装置の斜視図。
【図2】自動分別装置の側面図。
【図3】押えローラ装置の側面図。
【図4】(A)は従来装置の斜視図、(B)はスクラッ
プ材の送り出し順序の説明図
【符号の説明】
2 プレス装置 3 第1のスクラップ材 4 第2のスクラップ材 10 分別装置 12 スクラップ材排出口 14 送り通路 16 終端部 18 支持枠 20 支軸 22 揺動ローラコンベア 24 スクラップ材用受け部 26 ストッパ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材から打ち抜かれた形状の異なる
    2種類のスクラップ材が交互配列状態で連続送りされる
    送り通路の終端部の前方に近接して、前記終端部から送
    り出されるスクラップ材を受け取り可能な揺動ローラコ
    ンベアを、該ローラコンベアの重心点よりやや前方側に
    位置させた支軸により揺動自在に支持し、前記ローラコ
    ンベアが前方下方に緩傾斜した状態から後方下方に傾斜
    するのを阻止するストッパを配設し、前記揺動ローラコ
    ンベアの前後両端部の下方に一対のスクラップ材用受け
    部を配設し、前記揺動ローラコンベアの自然揺動周期を
    前記送り通路のスクラップ材の送り周期の倍に設定し、
    前記スクラップ材が前記一対の受け部に交互に落下され
    るように構成したことを特徴とするシート状スクラップ
    材の自動分別装置。
JP27255992A 1992-10-12 1992-10-12 シート状スクラップ材の自動分別装置 Expired - Fee Related JP2866260B2 (ja)

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US20220297160A1 (en) * 2019-05-24 2022-09-22 Laitram, L.L.C. Compact sorter

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