JP2866194B2 - 調整自在椅子 - Google Patents

調整自在椅子

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JP2866194B2
JP2866194B2 JP2504277A JP50427790A JP2866194B2 JP 2866194 B2 JP2866194 B2 JP 2866194B2 JP 2504277 A JP2504277 A JP 2504277A JP 50427790 A JP50427790 A JP 50427790A JP 2866194 B2 JP2866194 B2 JP 2866194B2
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    • A47C1/00—Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02—Reclining or easy chairs
    • A47C1/031—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
    • A47C1/032—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
    • A47C1/03261—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means
    • A47C1/03283—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means with fluid springs
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、椅子の側部部材の所で共通の取付具上に
互いに相対移動自在に取り付けられた座部と背もたれと
を有し、座部と背もたれとの間の動きが案内溝内のスピ
ゴットによって制御され、座部が取付具の固定点の周り
に傾斜可能に装着されている調整自在椅子に関する。
上記種類の調整自在椅子で相互の角度が変更できる種
々の構造のものが公知である。しかし、背もたれを後方
へ傾斜すると座部の後方部分が上方へ動かされるのが一
般的である。したがって、背もたれを後方へ動かすと、
背もたれの直立位置に対して予め設定されている背もた
れクッションが、椅子に着席している人物に対するクッ
ションの正しい位置からずれてしまう。その結果、傾斜
後方位置で背もたれクッションの再設定が必要となり、
当然幾つかの問題を生じる。また、寄掛り位置では、座
部が若干後方へ傾斜していることが椅子の使用者にとっ
て最も快適である。しかし多くの椅子では座部が傾斜す
ると水平位置に近づき、使用者は椅子から簡単に滑り落
ちるか、そこまで行かなくとも椅子への座り心地が悪く
なる。
この発明によると、上記種類の調整自在椅子が提案さ
れ、その特徴が以下の請求の範囲、添付図面を参照する
以下の開示から明らかになる。
図１はこの発明の第１実施例の背もたれが折り畳み位
置にある状態を示す図面である。
図２は同上の背もたれが直立位置にある状態を示す図
面である。
図３は同上の背もたれが後方傾斜位置にある状態を示
す図面である。
図４はこの発明の第２実施例の背もたれが折り畳み位
置にある状態を示す図面である。
図５は同上の背もたれが直立状態にある状態を示す図
面である。
図６は同上の背もたれが第１後方傾斜位置にある状態
を示す図面である。
図７は同上の背もたれが第２後方傾斜位置にある状態
を示す図面である。
以下、実施例によりこの発明を詳細に説明する。
図１〜図３には、この発明の第１実施例が示されてお
り、椅子は座部１′と背もたれ２′とを備え、これらは
一部分が椅子の各側部部材の固定取付具３′とスピゴッ
ト12′とによって相互に接続されている。スピゴット1
2′は背もたれ２′の下方部分から横方向に突出し、座
部の後方部分で該座部の横手部材25′の摺動溝11′に係
入している。摺動溝11′は椅子の長手軸に対して角度を
なして設けられていて後下方に傾斜している。
この実施例において、気体ばね機構のピストンロッド
８′が固着点９′に回転自在に接続され、一方シリンダ
７′の端部は取付具３′の固着点６′に回転自在に接続
される。固着点６′は取付具３′に対する座部１′の傾
斜点に近い後下方に示してある。背もたれにクッション
15′,16′が設けてある。図示するクッションの数は例
示に過ぎずこの発明を限定するものではない。
気体ばね機構のシリンダ７′、ピストンロッド８′が
作動して、背もたれ２′が後方へ移動すると、スピゴッ
ト12′が摺動溝11′の後縁から前縁へと動かされる。同
時に座部の後縁が下降傾斜して座部本体を後方へ傾斜さ
せる。その結果、使用者に対するクッション15′,16′
の正しい位置が保たれ、かつ、座部も若干後方へ移動す
るので、使用者は一層より座り心地を経験できるという
利点が得られる。図示の実施例において、調整型椅子用
の特に簡単な傾斜が達成される。
気体ばね機構のシリンダ７′、ピストンロッド８′の
作動手段は全く従来通りなので図示していない。
気体ばね機構を必ずしも例えば椅子の下の中央に１個
以上設ける必要はなく、各側部部材に１個の気体ばね機
構を装備することもできる。また、スピゴット12′と摺
動溝11′とを必ずしも椅子の側部部材に設ける必要がな
く、椅子の両側部部材間のほぼ中間に配置してもよい。
取付具３′において、気体ばね機構のシリンダ７′の
固着点６′が、取付具３′に対する座部の傾斜点４′の
前方で若干下側に配置されている。さらに、背もたれの
最下端が第1,第２部材17,18を具備している。第１部材1
7は扇形となっていて、頂点が点５′で取付具３′に枢
着している。第１部材17にスピゴット12′を設け、座部
１′の脇部材25′内で下後方に傾斜した摺動溝11′にス
ピゴット12′が摺動係合している。気体ばね機構のピス
トンロッド８′の端を第１部材17に点９′で固着する。
他方の第２部材18も扇形でその頂点が点５′に枢着して
いる。背もたれ２′は第２部材18へ堅固に取り付けられ
取付具３′の点５′の周りに旋回自在である。第1,第２
部材17,18はそれぞれ例えばスピゴットのような第1,第
２係合部材19,20を具備し、第２係合部材20を具備する
第２部材18が第１部材17の第１係合部材19を越えて回動
するのを阻止している。
したがって、背もたれ２′を図１の位置から後方へ傾
けると第1,第２係合部材19,20が係合する。気体ばね機
構のシリンダ７′を作動して背もたれ２′を後方へさら
に傾斜すると、第１部材17の点９′が気体ばね機構のシ
リンダ７′に接近する。そこで、溝11′内のスピゴット
12′が該溝11′の上端側へ動き座部１′の後縁を下方へ
傾斜させると同時に座部１′の前縁を傾斜点４′の周り
で若干上方へ傾斜させる。
取付具３′、座部の脇部材４′、溝11′、スピゴット
12′、第１係合部材19をもつ第１部材17、第２係合部材
20をもつ第２部材18を椅子の両側に配設することはいう
までもない。
図４〜図７には、この発明の第２実施例が示されてお
り、この実施例は純機械的製作上の違いを除けば第１実
施例とその動作モードは基本的に同じであるが、第1,第
２係合部材19,20が機能せず、第1,第２部材17,18を具備
する背もたれ２′との協動が、背もたれ２′の溝24内を
滑動するばね負荷スライド23と協動する気体ばね機構の
シリンダ21、ピストンロッド22によって調整される点が
相違する。
図４において、図示の気体ばね機構はそのピストンロ
ッド22が伸びきってスライド23の自由端と接続してい
る。気体ばね機構の他端であるシリンダ21の自由端は点
19′で第１部材17に枢着している。スライド23とピスト
ンロッド22とが旋回自在に接続されているので、気体ば
ね機構が作動すると背もたれ２′が旋回される。ピスト
ンロッド22とスライド23との間の角度が支点を通過する
とスライドは溝24に沿って上方へ移動する。
背もたれが直立位置にあり（図５）気体ばね機構がロ
ックされた状態で、スライド23は溝24の底部に来る。し
たがって、座部１′に対する背もたれ２′の位置が決ま
る。図６で作動するのは気体ばね機構のシリンダ７′、
ピストンロッド８′だけなので、座部１′と背もたれ
２′との間の関係は図５に示すようになり、図３で説明
したように背もたれ２′が後方へ傾斜するのと同時に座
部１′の後縁が下方へ傾く。
図７には、図６に示す位置よりもさらに後方へ背もた
れ２′が傾斜される仕方を示す。すなわち気体ばね機構
のシリンダ21、ピストンロッド22が作動されるとピスト
ンロッド22がシリンダ21内へ動き、気体ばね機構のピス
トンロッド22が伸長されてスライド23とほぼ面一にな
る。
椅子の座部と背もたれとを上記のように回動すること
によって、背もたれに対する使用者の腰部、首部の位置
を直立着席位置から寄掛かり着座位置に亘り同じに保つ
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A47C 1/032

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】椅子の側部部材（25′）での所で共通の取
    付具（３′）に互いに相対移動自在に取り付けられた背
    もたれ（２′）と座部（１′）とを有し、座部と背もた
    れとの間の動きが案内溝（11′）内のスピゴット（1
    2′）によって制御され、座部（１′）が取付具
    （３′）の固定点（４′）の周りに傾斜可能に装着され
    ている調整自在椅子において、取付具（３′）が椅子支
    持体へ堅固に接続され、背もたれ（２′）の下方の第1,
    第２部材（17,18）が取付具（３′）の固定後方点
    （５′）の周りに傾斜可能に取り付けられ、スピゴット
    （12′）が後方点（５′）よりも下方の背もたれの下方
    の第１部材（17）から横方向に突出して、座部（１′）
    の側部部材（25′）に後下方に傾斜形成された案内溝
    （11′）内を摺動し、シリンダ（７′）、ピストンロッ
    ド（８′）を有する気体ばね機構が、取付具（３′）の
    取付点（６′）と背もたれの下方の第１部材（17）の下
    方点（９′）との間の接続部を形成し、この気体ばね機
    構を作動するとスピゴット（12′）を案内溝（11′）内
    で移動させ、背もたれ（２′）が後方へ案内されると座
    部（１′）の後縁が下方に傾斜し、背もたれが前方へ動
    かされると、座部の後縁が上方に傾斜するようになって
    おり、第1,第２部材（17,18）は扇形となっていて、そ
    の各頂点が取付具（３′）上の後方点（５′）の周りに
    回転可能となっており、第１部材（17）には案内溝（1
    1′）内を摺動するスピゴット（12′）が設けられ、第
    ２部材（18）は背もたれ（２′）に堅固に接続され、第
    1,第２部材（17,18）が、互いに係合して位置を固定す
    るようになっている第1,第２係合部材を有していること
    を特徴とする調整自在椅子。
  2. 【請求項２】第１係合部材及び第２係合部材は、第１ス
    ピゴット（19）及び第２スピゴット（20）からなり、こ
    れらの第1,第２スピゴット（19,20）は、第1,第２部材
    （17,18）の最大相対回動角度、すなわち背もたれと座
    部との間の最大傾斜角度を制限することを特徴とする請
    求項１に記載の調整自在椅子。
  3. 【請求項３】シリンダ（21）及びピストンロッド（22）
    を有する長さ調整可能な気体ばね機構を、第１部材（1
    7）に設けることによって、第1,第２部材（17,18）間の
    相互固定を行い、気体ばね機構が背もたれ側上方へ向か
    い、そのピストンロッド（22）の上方の自由端が、背も
    たれの溝（24）内を滑動可能なスライド（23）に関節状
    に接続されていることを特徴とする請求項１に記載の調
    整自在椅子。
  4. 【請求項４】スライド（23）が溝（24）内でばね負荷さ
    れていることを特徴とする請求項３に記載の調整自在椅
    子。
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NO (1) NO176385C (ja)
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