JP2865718B2 - 高硬度耐油性ゴム組成物 - Google Patents
高硬度耐油性ゴム組成物Info
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はアクリロニトリル−ブタジエンゴムを基本の
ゴム成分として使用した高硬度(例えば、硬度80(JIS
−A)以上)の耐油性ゴム組成物に関する。
ゴム成分として使用した高硬度(例えば、硬度80(JIS
−A)以上)の耐油性ゴム組成物に関する。
(従来の技術) 現在多種多様なプラスチックが製造され、工業用、そ
の他の材料として広く用いられているが、弾性を必要と
する部位にはゴム材料が一般的に用いられている。現在
では、ゴム材は単に弾性のみならず、他の特性も要求さ
れるようになってきた。
の他の材料として広く用いられているが、弾性を必要と
する部位にはゴム材料が一般的に用いられている。現在
では、ゴム材は単に弾性のみならず、他の特性も要求さ
れるようになってきた。
アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)は本来耐
油性が良く、これを用いる用途も多いが、硬度が80(JI
S−A硬度)を越える高硬度のものはみられなかった。
油性が良く、これを用いる用途も多いが、硬度が80(JI
S−A硬度)を越える高硬度のものはみられなかった。
ウレタンゴムでは硬度80(JIS−A硬度)を越えるも
のが得られるが、耐油性が劣る。
のが得られるが、耐油性が劣る。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は高硬度でかつ耐油性を有する(NBR)ゴム組
成物を得ることを目的とする。
成物を得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明者らは鋭意検討の結
果、本発明のゴム組成物が優れた効果を奏することを見
出した。
果、本発明のゴム組成物が優れた効果を奏することを見
出した。
即ち、本発明はゴム成分としてアクリロニトリル−ブ
タジエンゴム100重量部、メタクリル酸10〜100重量部、
マグネシウムの酸化物、水酸化物または炭酸塩10〜120
重量部および有機過酸化物0.1〜5.0重量部を含有する高
硬度の耐油性ゴム組成物を提供する。
タジエンゴム100重量部、メタクリル酸10〜100重量部、
マグネシウムの酸化物、水酸化物または炭酸塩10〜120
重量部および有機過酸化物0.1〜5.0重量部を含有する高
硬度の耐油性ゴム組成物を提供する。
また、本発明はゴム成分としてブタジエンゴム、スチ
レン−ブタジエンゴムおよびエチレン−プロピレンゴム
のうち少なくとも一種とアクリロニトリル−ブタジエン
ゴムとの前者/後者の重量比で3/97〜30/70の混合物100
重量部、メタクリル酸10〜100重量部、亜鉛および/ま
たはマグネシウムの酸化物、水酸化物または炭酸塩10〜
120重量部および有機過酸化物0.1〜5.0重量部を含有す
る高硬度耐油性ゴム組成物を提供する。
レン−ブタジエンゴムおよびエチレン−プロピレンゴム
のうち少なくとも一種とアクリロニトリル−ブタジエン
ゴムとの前者/後者の重量比で3/97〜30/70の混合物100
重量部、メタクリル酸10〜100重量部、亜鉛および/ま
たはマグネシウムの酸化物、水酸化物または炭酸塩10〜
120重量部および有機過酸化物0.1〜5.0重量部を含有す
る高硬度耐油性ゴム組成物を提供する。
本発明は更にゴム成分として水素化アクリロニトリル
−ブタジエンゴムとアクリロニトリル−ブタジエンゴム
との前者/後者の重量比で3/97〜30/70の混合物100重量
部、メタクリル酸10〜100重量部、亜鉛および/または
マグネシウムの酸化物、水酸化物または炭酸塩10〜120
重量部および有機過酸化物0.1〜5.0重量部を含有する高
硬度耐油性ゴム組成物を提供する。本発明はまた、ゴム
成分としてアクリロニトリル−ブタジエンゴム100重量
部、メタクリル酸のマグネシウム塩を15〜200重量部お
よび有機過酸化物0.1〜5.0重量部を含有する高硬度の耐
油性ゴム組成物を提供する。
−ブタジエンゴムとアクリロニトリル−ブタジエンゴム
との前者/後者の重量比で3/97〜30/70の混合物100重量
部、メタクリル酸10〜100重量部、亜鉛および/または
マグネシウムの酸化物、水酸化物または炭酸塩10〜120
重量部および有機過酸化物0.1〜5.0重量部を含有する高
硬度耐油性ゴム組成物を提供する。本発明はまた、ゴム
成分としてアクリロニトリル−ブタジエンゴム100重量
部、メタクリル酸のマグネシウム塩を15〜200重量部お
よび有機過酸化物0.1〜5.0重量部を含有する高硬度の耐
油性ゴム組成物を提供する。
更にまた、本発明はゴム成分としてブタジエンゴム、
スチレン−ブタジエンゴムおよびエチレン−プロピレン
ゴムのうち少なくとも一種とアクリロニトリル−ブタジ
エンゴムとの前者/後者の重量比で3/97〜30/70の混合
物100重量部、メタクリル酸の亜鉛塩および/またはマ
グネシウム塩を15〜200重量部および有機過酸化物0.1〜
5.0重量部を含有する高硬度耐油性ゴム組成物を提供す
る。
スチレン−ブタジエンゴムおよびエチレン−プロピレン
ゴムのうち少なくとも一種とアクリロニトリル−ブタジ
エンゴムとの前者/後者の重量比で3/97〜30/70の混合
物100重量部、メタクリル酸の亜鉛塩および/またはマ
グネシウム塩を15〜200重量部および有機過酸化物0.1〜
5.0重量部を含有する高硬度耐油性ゴム組成物を提供す
る。
また、本発明はゴム成分として水素化アクリロニトリ
ル−ブタジエンゴムとアクリロニトリル−ブタジエンゴ
ムとの前者/後者の重量比で3/97〜30/70の混合物100重
量部、メタクリル酸の亜鉛塩および/またはマグネシウ
ム塩を15〜200重量部および有機過酸化物0.1〜5.0重量
部を含有する高硬度耐油性ゴム組成物を提供する。
ル−ブタジエンゴムとアクリロニトリル−ブタジエンゴ
ムとの前者/後者の重量比で3/97〜30/70の混合物100重
量部、メタクリル酸の亜鉛塩および/またはマグネシウ
ム塩を15〜200重量部および有機過酸化物0.1〜5.0重量
部を含有する高硬度耐油性ゴム組成物を提供する。
本発明において、ゴム成分として使用するアクリロニ
トリル−ブタジエンゴム(NBR)はアクリロニトリルと
ブタジエンゴムの共重合体であって、アクリロニトリル
の含有量に応じて耐油性が変わり、通常15〜50%のアク
リロニトリル量のものが好適であり、またα,β−モノ
エチレン性不飽和カルボン酸金属塩が反応し、強度特性
を向上させるためには、共役ジエン単位の含有量が30重
量%が好ましい。好適なNBRは日本合成ゴム(株)社か
ら市販のN220S、日本ゼオン(株)社から市販のDN202H
等が挙げられる。
トリル−ブタジエンゴム(NBR)はアクリロニトリルと
ブタジエンゴムの共重合体であって、アクリロニトリル
の含有量に応じて耐油性が変わり、通常15〜50%のアク
リロニトリル量のものが好適であり、またα,β−モノ
エチレン性不飽和カルボン酸金属塩が反応し、強度特性
を向上させるためには、共役ジエン単位の含有量が30重
量%が好ましい。好適なNBRは日本合成ゴム(株)社か
ら市販のN220S、日本ゼオン(株)社から市販のDN202H
等が挙げられる。
本発明に用いるゴム成分は上述のようにアクリロニト
リル−ブタジエンゴム単独であってもよいが、ブタジエ
ンゴム、スチレン−ブタジエンゴムおよびエチレン−プ
ロピレンゴムのうち少なくとも一種とアクリロニトリル
−ブタジエンゴム(NBR)との混合物を用いてもよい。
ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴムおよびエチ
レン−プロピレンゴム(以下、他のゴムという。)を配
合した場合、耐油性とともに圧縮永久歪が向上する。他
のゴムとNBRの配合比は他のゴム/NBRの重量比で3/97〜3
0/70の範囲内である。3/97より少ないと圧縮永久歪が低
下する。30/70を越えると圧縮永久歪はよいものの、耐
油性が悪くなる。
リル−ブタジエンゴム単独であってもよいが、ブタジエ
ンゴム、スチレン−ブタジエンゴムおよびエチレン−プ
ロピレンゴムのうち少なくとも一種とアクリロニトリル
−ブタジエンゴム(NBR)との混合物を用いてもよい。
ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴムおよびエチ
レン−プロピレンゴム(以下、他のゴムという。)を配
合した場合、耐油性とともに圧縮永久歪が向上する。他
のゴムとNBRの配合比は他のゴム/NBRの重量比で3/97〜3
0/70の範囲内である。3/97より少ないと圧縮永久歪が低
下する。30/70を越えると圧縮永久歪はよいものの、耐
油性が悪くなる。
また、耐熱性をあげるために、ゴム成分として水素化
アクリロニトリル−ブタジエンゴムとアクリロニトリル
−ブタジエンゴムの混合物を用いてもよい。水素化NBR
とNBRとの配合比は水素化NBR/NBRの重量比で3/97〜30/7
0の範囲内である。3/97より小さいと耐熱性の改善が充
分でない。30/70を越えると十分な硬度が得られない。
アクリロニトリル−ブタジエンゴムとアクリロニトリル
−ブタジエンゴムの混合物を用いてもよい。水素化NBR
とNBRとの配合比は水素化NBR/NBRの重量比で3/97〜30/7
0の範囲内である。3/97より小さいと耐熱性の改善が充
分でない。30/70を越えると十分な硬度が得られない。
本発明は、メタクリル酸を配合する。
亜鉛および/またはマグネシウムの酸化物、水酸化物
または炭酸塩としては酸化亜鉛(亜鉛華)、水酸化亜
鉛、炭酸亜鉛、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウ
ム、炭酸マグネシウムまたはそれらの混合物が例示さ
れ、酸化亜鉛または酸化マグネシウムが特に好ましい。
マグネシウムの塩類を用いた場合、ゴム組成物の離型性
が向上する。亜鉛塩はゴム成分としてアクリロニトリル
−ブタジエンゴムのみを用いる時は、本発明では使用し
ない。
または炭酸塩としては酸化亜鉛(亜鉛華)、水酸化亜
鉛、炭酸亜鉛、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウ
ム、炭酸マグネシウムまたはそれらの混合物が例示さ
れ、酸化亜鉛または酸化マグネシウムが特に好ましい。
マグネシウムの塩類を用いた場合、ゴム組成物の離型性
が向上する。亜鉛塩はゴム成分としてアクリロニトリル
−ブタジエンゴムのみを用いる時は、本発明では使用し
ない。
本発明の組成物に配合する有機過酸化物は過安息香
酸、過酸化ベンゾイル、クメンパーオキシド、ジクミル
パーオキシド等が挙げられる。好ましくはジクミルパー
オキシドである。
酸、過酸化ベンゾイル、クメンパーオキシド、ジクミル
パーオキシド等が挙げられる。好ましくはジクミルパー
オキシドである。
本発明の組成においてNBR100重量部に対し、メタクリ
ル酸は10〜100重量部、好ましくは15〜70重量部であ
る。10重量部未満だと高硬度が得られず、耐摩耗性も低
下し、また強度も低くなり好ましくない。また100重量
部を越えると高硬度になり過ぎ、もろいものとなり実用
に適さない。亜鉛の酸化物、水酸化物もしくは炭酸塩は
メタクリル酸と反応し、亜鉛塩を生成するために用いら
れるものでメタクリル酸量により定まりほぼ、10〜120
重量部、好ましくは15〜80重量部である。10重量部より
少ないと、高硬度は得られず、また120重量部を越える
と未反応の亜鉛酸化物、水酸化物もしくは炭酸塩が充填
剤として残存するので好ましくない。有機過酸化物は0.
1〜5.0重量部、好ましくは1.0〜3.0重量部である。0.1
重量部より少ないと高硬度が得にくくまた物性にバラツ
キが生じ、5.0重量部を越えるともろくなり実用的でな
い。
ル酸は10〜100重量部、好ましくは15〜70重量部であ
る。10重量部未満だと高硬度が得られず、耐摩耗性も低
下し、また強度も低くなり好ましくない。また100重量
部を越えると高硬度になり過ぎ、もろいものとなり実用
に適さない。亜鉛の酸化物、水酸化物もしくは炭酸塩は
メタクリル酸と反応し、亜鉛塩を生成するために用いら
れるものでメタクリル酸量により定まりほぼ、10〜120
重量部、好ましくは15〜80重量部である。10重量部より
少ないと、高硬度は得られず、また120重量部を越える
と未反応の亜鉛酸化物、水酸化物もしくは炭酸塩が充填
剤として残存するので好ましくない。有機過酸化物は0.
1〜5.0重量部、好ましくは1.0〜3.0重量部である。0.1
重量部より少ないと高硬度が得にくくまた物性にバラツ
キが生じ、5.0重量部を越えるともろくなり実用的でな
い。
上記ゴム組成中、本発明では特にメタクリル酸と亜鉛
および/またはマグネシウム化合物を添加する。この2
種の成分はゴム組成物中で反応して、メタクリル酸の亜
鉛塩および/またはマグネシウム塩を形成するものと思
われる。このメタクリル酸の亜鉛塩および/またはマグ
ネシウム塩はNBR中の不飽和結合と反応して、架橋を形
成し、即ち、共架橋剤的働きをしてゴムの硬度をより高
くするものと考えられる。この点から考えると、上記メ
タクリル酸の亜鉛塩および/またはマグネシウム塩を予
め生成して、即ちゴム組成物外で生成して、ゴム組成物
中に配合することも可能となる。この場合、メタクリル
酸の亜鉛塩および/またはマグネシウム塩はNBR100重量
部に対し15〜200重量部、好ましくは25〜150重量部の量
で用いる。15重量部より少ないと硬度が不足し、200重
量部を越えると高硬度になり過ぎ、もろくなる。但し、
ゴム成分としてアクリロニトリル−ブタジエンゴムのみ
を用いる場合には、メタクリル酸の亜鉛塩は本発明では
用いない。
および/またはマグネシウム化合物を添加する。この2
種の成分はゴム組成物中で反応して、メタクリル酸の亜
鉛塩および/またはマグネシウム塩を形成するものと思
われる。このメタクリル酸の亜鉛塩および/またはマグ
ネシウム塩はNBR中の不飽和結合と反応して、架橋を形
成し、即ち、共架橋剤的働きをしてゴムの硬度をより高
くするものと考えられる。この点から考えると、上記メ
タクリル酸の亜鉛塩および/またはマグネシウム塩を予
め生成して、即ちゴム組成物外で生成して、ゴム組成物
中に配合することも可能となる。この場合、メタクリル
酸の亜鉛塩および/またはマグネシウム塩はNBR100重量
部に対し15〜200重量部、好ましくは25〜150重量部の量
で用いる。15重量部より少ないと硬度が不足し、200重
量部を越えると高硬度になり過ぎ、もろくなる。但し、
ゴム成分としてアクリロニトリル−ブタジエンゴムのみ
を用いる場合には、メタクリル酸の亜鉛塩は本発明では
用いない。
本発明のゴム組成物には更に種々の添加剤、例えば老
化防止剤、補強剤、充填剤、顔料等を配合してもよい。
これらは通常、ゴムの性能に悪影響を与えない範囲内で
加えられる。
化防止剤、補強剤、充填剤、顔料等を配合してもよい。
これらは通常、ゴムの性能に悪影響を与えない範囲内で
加えられる。
本発明のゴム組成物は上記成分をニーダー、ロール等
で均一に混合することにより得られる。
で均一に混合することにより得られる。
得られたゴム組成物は型内で加熱加硫される。加硫は
通常140〜170℃で15〜30分実施される。
通常140〜170℃で15〜30分実施される。
(発明の効果) 本発明のゴム組成物はJIS−A硬度で80を越える高い
硬度および優れた耐油性を有するゴム成形品を提供す
る。
硬度および優れた耐油性を有するゴム成形品を提供す
る。
(実施例) 以下本発明により本発明を説明するが、本発明はこれ
ら実施例により限定されない。
ら実施例により限定されない。
実施例1〜5 表−1に示す組成の各原料をニーダーで均一に混練し
本発明のゴム組成物を得た。これらを型に入れ150℃で3
0分間加熱形成した。得られたゴムの物性を表−1に示
す。
本発明のゴム組成物を得た。これらを型に入れ150℃で3
0分間加熱形成した。得られたゴムの物性を表−1に示
す。
尚、表−1中、BRはブタジエンゴム、SBRはスチレン
−ブタジエンゴム、EPDMはエチレン−プロピレンゴムを
示す。
−ブタジエンゴム、EPDMはエチレン−プロピレンゴムを
示す。
比較例1〜6 表−1に示す各原料をロールで約20〜30分間混練して
それぞれNBR組成物を型に入れそれぞれ155℃で30分間、
160℃で10分間および177℃で10分間加熱成形した。得ら
れたゴムの物性を表−1に示す。
それぞれNBR組成物を型に入れそれぞれ155℃で30分間、
160℃で10分間および177℃で10分間加熱成形した。得ら
れたゴムの物性を表−1に示す。
実施例6〜8 表−2に示す組成の各原料をニーダーで均一に混練し
本発明のゴム組成物を得た。これらを型に入れ150℃で3
0分間加熱形成した。得られたゴムの物性および金型か
らの離型性を表−2に示す。
本発明のゴム組成物を得た。これらを型に入れ150℃で3
0分間加熱形成した。得られたゴムの物性および金型か
らの離型性を表−2に示す。
比較例7 表−2に示す各原料をロールで約20〜30分間混練して
それぞれNBR組成物を型に入れそれぞれ155℃で30分間、
160℃で10分間および177℃で10分間加熱成形した。得ら
れたゴムの物性および金型からの離型性を表−2に示
す。
それぞれNBR組成物を型に入れそれぞれ155℃で30分間、
160℃で10分間および177℃で10分間加熱成形した。得ら
れたゴムの物性および金型からの離型性を表−2に示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 15:00 23:16) (C08K 13/02 5:09 3:22 3:26)
Claims (6)
- 【請求項1】ゴム成分としてアクリロニトリル−ブタジ
エンゴム100重量部、メタクリル酸10〜100重量部、マグ
ネシウムの酸化物、水酸化物または炭酸塩10〜120重量
部および有機過酸化物0.1〜5.0重量部を含有する高硬度
の耐油性ゴム組成物。 - 【請求項2】ゴム成分としてブタジエンゴム、スチレン
−ブタジエンゴムおよびエチレン−プロピレンゴムのう
ち少なくとも一種とアクリロニトリル−ブタジエンゴム
との前者/後者の重量比で3/97〜30/70の混合物100重量
部、メタクリル酸10〜100重量部、亜鉛および/または
マグネシウムの酸化物、水酸化物または炭酸塩10〜120
重量部および有機過酸化物0.1〜5.0重量部を含有する高
硬度耐油性ゴム組成物。 - 【請求項3】ゴム成分として水酸化アクリロニトリル−
ブタジエンゴムとアクリロニトリル−ブタジエンゴムと
の前者/後者の重量比で3/97〜30/70の混合物100重量
部、メタクリル酸10〜100重量部、亜鉛および/または
マグネシウムの酸化物、水酸化物または炭酸塩10〜120
重量部および有機過酸化物0.1〜5.0重量部を含有する高
硬度耐油性ゴム組成物。 - 【請求項4】ゴム成分としてアクリロニトリル−ブタジ
エンゴム100重量部、メタクリル酸のマグネシウム塩を1
5〜200重量部および有機過酸化物0.1〜5.0重量部を含有
する高硬度の耐油性ゴム組成物。 - 【請求項5】ゴム成分としてブタジエンゴム、スチレン
−ブタジエンゴムおよびエチレン−プロピレンゴムのう
ち少なくとも一種とアクリロニトリル−ブタジエンゴム
との前者/後者の重量比で3/97〜30/70の混合物100重量
部、メタクリル酸の亜鉛塩および/またはマグネシウム
塩を15〜200重量部および有機過酸化物0.1〜5.0重量部
を含有する高硬度耐油性ゴム組成物。 - 【請求項6】ゴム成分として水酸化アクリロニトリル−
ブタジエンゴムとアクリロニトリル−ブタジエンゴムと
の前者/後者の重量比で3/97〜30/70の混合物100重量
部、メタクリル酸の亜鉛塩および/またはマグネシウム
塩を15〜200重量部および有機過酸化物0.1〜5.0重量部
を含有する高硬度耐油性ゴム組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1-31691 | 1989-02-09 | ||
JP3169189 | 1989-02-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03748A JPH03748A (ja) | 1991-01-07 |
JP2865718B2 true JP2865718B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=12338099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1197498A Expired - Fee Related JP2865718B2 (ja) | 1989-02-09 | 1989-07-28 | 高硬度耐油性ゴム組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2865718B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010095660A (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-30 | Eagle Ind Co Ltd | ゴム組成物およびシール材 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5101435A (en) * | 1990-11-08 | 1992-03-31 | Knowles Electronics, Inc. | Combined microphone and magnetic induction pickup system |
JP2583381B2 (ja) * | 1992-11-11 | 1997-02-19 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴム組成物 |
JP3209524B2 (ja) * | 1993-03-31 | 2001-09-17 | 日本ゼオン株式会社 | 加硫性ゴム組成物 |
US5610217A (en) * | 1994-10-31 | 1997-03-11 | The Gates Corporation | Ethylene-alpha-olefin belting |
JP3603473B2 (ja) * | 1996-01-31 | 2004-12-22 | 日本ゼオン株式会社 | 低発熱性ゴム組成物およびロール |
JP4795342B2 (ja) * | 2005-06-10 | 2011-10-19 | Nok株式会社 | ブレンドゴム組成物 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60215085A (ja) * | 1984-04-10 | 1985-10-28 | Hayakawa Rubber Co Ltd | 溶液状加硫型ゴム接着剤 |
-
1989
- 1989-07-28 JP JP1197498A patent/JP2865718B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010095660A (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-30 | Eagle Ind Co Ltd | ゴム組成物およびシール材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03748A (ja) | 1991-01-07 |
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