JP2865395B2 - 電話回線の保留制御方式 - Google Patents

電話回線の保留制御方式

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JP2865395B2 JP2217498A JP21749890A JP2865395B2 JP 2865395 B2 JP2865395 B2 JP 2865395B2 JP 2217498 A JP2217498 A JP 2217498A JP 21749890 A JP21749890 A JP 21749890A JP 2865395 B2 JP2865395 B2 JP 2865395B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電話回線の保留及び保留解除機能、ブラン
チ接続したときの相互呼出し機能を有する2線式電話機
を収容する電話システムに於ける電話回線の保留制御方
式に関する。
[従来の技術] 電話回線を複数の電話機で共用するようにした電話シ
ステムであって、汎用の2線式電話機を収容可能にした
システムが公知である。
かかる電話システムでは、2線式電話機が制御信号路
として独立した制御線を持たないために、当該電話機か
ら通話中の電話回線を保留する際には、多周波ダイヤル
信号(PB信号)で組立てたデータを当該電話機から電話
システムに送付することによって行なわれている。
また、最近の2線式汎用電話機には、複数個がブラン
チ接続されて使用されることを想定して、電話回線の保
留及び保留解除機能、相互呼出し機能等を具備した電話
機があり、かかる電話機の保留解除機能は通常、電話回
線の電位変化を検出して保留解除となるように構成され
ている。すなわち、保留解除は電話回線の電位を変動制
御(電話回線の瞬断制御等)させることによって行なわ
れる。
このような2線式汎用電話機を前記電話システムに接
続した場合の電話回線の保留及び保留解制御は、電話シ
ステム内の回線保留機能を使用して行なわれる。すなわ
ち、電話システムは、電話機自体の回線保留部を制御す
る手段を持たないために、電話機自体で回線保留となる
と、当該電話機で再応答しない限り永久保留状態となる
恐れがあるからである。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来の技術によると、電話システムに収容された
電話機の回線保留機能は謂わば無駄な機能となり、ま
た、当該電話機の保留操作ボタンは使用が禁止されるこ
ととなって当該保留操作ボタンによる誤操作が生ずる恐
れがある。
また、内線通話機能を具備した電話システムでは、電
話機自体の回線保留機能で保留が行なわれると、内線回
線で当該電話機と接続された相手電話機との間で内線通
話ができなくなる。
本発明は以上の問題点を解決すべく提案するもので、
電話システムに収容した2線式電話機の回線保留機能を
使用できる保留制御方式を得ることを課題とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本発明は、電話システムに
収容した2線式電話機で保留操作が行なわれたときに
は、当該電話機自体の回線保留機能により電話回線の保
留を行ない、この状態で当該電話機から他の電話機の呼
出し操作が行なわれて当該他の電話機がオフフックした
とき、これを検出して電話システム内で上記電話回線の
保留を行ない、かつ保留操作を行った電話機の通話線を
上記電話回線から電話システム内の直流電流供給部に切
替えるとともに、当該直流電流供給部から供給される電
流を瞬断することによって上記電話機内の保留を解除
し、もって電話回線の保留を電話システム内で維持する
ようにしたものであり、このようにして電話システム内
で維持されている電話回線の保留の解除は、電話機のオ
ンフックを検出して行なわれるようにしたものであり、
また、上記直流電流供給部を内線通話電流供給部とし
て、電話システム内で電話回線の保留が維持されている
間に内線通話が可能であるようにしたものである。
[作用] 本発明では、電話システムに収容された2線式電話機
自体の回線保留機能により保留制御がなされるので、当
該2線式電話機自体で保留操作及び保留解除操作を行な
う場合には電話システムでの保留制御は必要としない。
また、保留操作を行った電話機以外の電話機で保留解
除が行なわれるときには、上記保留操作を行った電話機
内での保留が解除されて、電話回線の保留制御は電話シ
ステム内での制御に置き替えられ、電話回線の保留状態
での内線通話が可能となる。
[実 施 例] 図面は本発明の実施例のブロック図である。この図面
に示す実施例は、1本の電話回線(通常は局線であり、
以下、局線を例とする。)と1個の2線式電話機を収容
し、それ自体が通話機能部を有していて1個の電話機を
構成している電話機システムに本発明を実施した例であ
る。
図面に於いて、1は電話システム、2は2線式電話機
(以下、単に電話機という。)である。
電話システム1に於いて、101は局線COを保留する回
線保留部、102は通話回線網、送受器等でなる通話機能
部、103は通話機能部102を局線回線l1又は内線回線l2
切替制御する第1の回線切替部、104は電話機2を局線
回線l1又は内線回線l2に切替制御する第2の回線切替
部、105及び106は、それぞれ内線回線l2を瞬断制御する
第1及び第2の瞬断スイッチ部、107は内線回線l2に内
線通話電流を供給する直流電流供給部、108はループ監
視により電話機2のオンフック及びオフフックを検出す
るフック検出部、109は電話機2と相手電話機(実施例
の場合、電話システム1自体)との間で授受される相手
側呼出しのためのデータを受信し、又は送信するデータ
送受信部、110はフックスイッチ、111はダイヤルボタ
ン、保留ボタン等の押下情報を送出するキーマトリック
ス、112は着信表示等を行なう表示部、113はCPUを主体
に構成され、電話システム1の制御を一括して行なう主
制御部である。尚、電話システム1には、以上の他に例
えば局線COからの着信を検出する着信検出部等が含まれ
るが、これ等本発明と直接関係がない各部については省
略してある。
また、電話機2は、電話回線に直接接続できる汎用の
2線式電話機で、前記したように、電話回線の保留機能
及び保留解除機能、ブランチ接続したときの相互呼出し
機能を具備するものである。尚、電話機2は保留操作ボ
タン(保留及び保留解除操作を行なうボタン)を有して
いる。
電話機2が局線COと通話中に当該局線COを保留し、電
話機2から電話システム1を呼び出して内線通話ののち
上記局線COの保留を電話システム1で解除して当該電話
システム1が局線COとの通話に入る(局線COを電話機2
から電話システム1に転送する動作)場合を例に、本実
施例の動作を説明する。
電話機2が局線COと通話中のときは、第2の回線切替
部104は局線回線l1側に切替っており、次のレート 局線CO−回線保留部101−局線回線l1−第2の回線切
替部104−フック検出部108−電話機2 で局線COと電話機2とが直結された状態にあり、電話機
2は局線COから供給される通話電流によって通話を行な
う。
また、第1の回線切替部103は内線回線l2側に切替っ
ており、通話機能部102は局線回線l1から切離されてい
て電話システム1は電話機2の局線通話に対して秘話状
態となっている。
以上の制御は、フック検出部108が電話機2のオフフ
ックを検出し、これを主制御部113が読み込んで第1及
び第2の回線切替部103,104を制御することによって行
なわれる。
以上の状態で電話機2に於いて保留操作ボタン(図示
せず)が操作されると、電話機2では、それ自体が有す
る回線保留機能により局線回線l1に対して電話機2の通
話回路(図示せず)を経由しない直流ループを形成して
局線COを保留とする。この保留制御に対しては、電話シ
ステム1の主制御部113は何等関与しない。尚、電話機
2に於ける保留操作は、この種の電話機が有する機能と
何等変りがない公知の制御であるので、詳細な説明は省
略する。
電話機2で保留操作後、電話システム1を呼び出すた
めのダイヤル操作を当該電話機2で行なうと、電話機2
からは呼出し制御用のデータが送出され、電話システム
1ではデータ送受信部109で当該データを受信し、主制
御部113は当該データの受信を読み込んで表示部112に内
線の呼出し表示を行なう。
電話システム1で上記呼出しに応答すると、フックス
イッチ110が閉じることによって主制御部110は上記応答
を検出し、回線保留部101を制御して局線COに対して直
流ループを形成し、局線COを保留する。従って、この瞬
間には局線COに対する保留は、電話システム1と電話機
2の双方で行なわれていることとなる。
また、以上の制御と同時に主制御部113は第2の回線
切替部104を局線回線l1側から内線回線l2に切替えて電
話機2に対する通話電流を電話システム1から供給され
るように制御するとともに、第2の瞬断スイッチ部106
を制御して電話機2での保留を解除する制御を行なう。
すなわち、前記したように、電話機2自体の保留解除制
御は通話線の電位変化を検出して行なわれるようになっ
ており、第2の瞬断スイッチ部106は内線回線l2を瞬間
的に開放することにより通話線の電位変化が生じ、これ
によって電話機2内での保留は解除となる。
以上により、局線COに対する保留は電話システム1の
回線保留部101でのみ維持されている状態となり、電話
システム1の通話機能部102は次の経路、 通話機能部102−第1の回線切替部103−第1の瞬断ス
イッチ部105−第2の瞬断スイッチ部106−第2の回線切
替部104−フック検出部108−電話機2 によって電話機2に接続され、直流電流供給部107から
通話電流の供給を受けて電話システム1と電話機2との
間で内線通話が可能となる。
内線通話ののち、電話機2が送受器を下ろすと、フッ
ク検出部108は当該電話機2のオンフックを検出し、主
制御部113は第1の回線切替部103を制御して通話機能部
102の接続を内線回線l2側から局線回線l1側に切替え、
かつ、回線保留部101を制御して局線COの保留を解除す
る。以上の制御により、電話システム1は次の経路 局線CO−回線保留部101−第1の回線切替部103−通話
機能部102 でその通話機能部102が局線COと直結された状態とな
り、局線COからの電話電流を受けて局線COとの通話が可
能となる。
尚、電話システム1が局線COとの通話に入ったとき、
第2の回線切替部104は内線回線l2側に向いたままであ
るので、電話機2は電話システムの局線通話に対して秘
話となる。以上の動作で、電話機2からの呼びに対して
電話システム1が応答せず、電話機2で再び局線COに対
応する場合には、当該電話機2で再度保留操作ボタンを
押すか又はフッキングをすると、このときの通話線の電
位変化により電話機2自体の動作で電話機2内での保留
が解除され(このときは、電話システム1の回線保留部
101での保留制御はなされていない。)、再度局線との
通話が可能となる。
また、内線通話ののち、再度電話機2で局線COとの通
話を開始する場合には、電話システム1で送受器を下ろ
すことによりフックスイッチ110が開き、これを主制御
部113が読み込んで第2の回線切替部104を制御して電話
機2を内線回線l2側から局線回線l1側に切替え、かつ回
線保留部101を制御して局線COの保留を解除する。すな
わち、電話システム1内での保留の解除は主制御部113
がフック検出部108又はフックスイッチ110のいずれか一
方からオンフックを読み込んだことにより行なわれ、内
線回線l2から曲線回線l1への切替制御はオフフックを維
持している電話機(電話システム1又は電話機2)の回
線切替部103又は104に於いて行なわれる。
また、本発明は、内線通話回線を具備しない電話シス
テムに於いても実施することができる。
また、電話システム1自体に通話機能を有しない電話
システムに本発明を実施する場合には、収容する電話機
2の全てについて、フック検出部108を設ければよい。
[発明の効果] 以上に説明したように、本発明は、それ自体に電話回
線の保留及び保留解除機能、相互呼出し機能を有する汎
用の電話機からの保留及び保留解除動作は、まず保留操
作を行った電話機自体を機能を使用して行ない、他の電
話機への通話転送が必要なときには、保留制御を電話シ
ステム内に移し、かつ電話機内での保留を電話システム
側から解除するようにしたものであり、電話機自体が有
する機能を有効に活用することにより、例えば電話シス
テムと電話機との間のPB信号によるデータの授受制御を
必要とせず、システム構成が極めて簡単になる。
また、汎用電話機が有する保留ボタンがそのまま使用
されるので、当該ボタンによる誤操作は生じ得ず、ま
た、電話機内での保留状態は内線通話時に自動的に解除
されるため、電話機内に於ける局線通話時の保留制御が
内線通話に支障をきたすことはない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明のブロック図である。 (主な記号) 1……電話システム、2……汎用電話機 101……回線保留部 103,104……回線切替部 105,106……瞬断スイッチ部 107……直流電流供給部 113……主制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 武夫 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 境野 広志 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−27294(JP,A) 特開 昭63−63247(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 1/00 H04M 1/72 H04Q 3/58 107

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通話中の電話回線を保留する機能、電話回
    線の電位変位を検出して保留中の電話回線の保留を解除
    する機能、及びブランチ接続した場合の相互呼出し機能
    を具備した2線式電話機を収容可能とした電話システム
    であって、当該電話システム自体が電話機となっている
    か又は他の電話機を収容することによって複数個の電話
    機を具備するように構成された電話システムに於いて、 電話回線と通話中の上記2線式電話機で保留操作を行っ
    たときには、当該電話機の回線保留機能により上記電話
    回線を保留し、この状態で当該電話機から他の電話機の
    呼び出し操作が行なわれて当該他の電話機がオフフック
    したとき、これを検出して電話システム内で上記電話回
    線の保留を行ない、かつ保留操作を行った電話機の通話
    線を上記電話回線から直流電流供給部に切替えるととも
    に、当該直流電流供給部から供給される電流を瞬断する
    ことによって、上記電話機内の保留を解除して、電話回
    線の保留を電話システム内で維持するようにした電話回
    線の保留制御方式。
  2. 【請求項2】電話システムで維持されている電話回線の
    保留の解除は、いずれか一方の電話機のオンフックが検
    出されたことにより行なうようにした請求項1に記載の
    電話回線の保留制御方式。
  3. 【請求項3】直流電流は内線通話のための直流電流であ
    って、電話システムに於いて電話回線を保留した状態で
    電話システム自体の電話機能部と電話システムに収容さ
    れた電話機との間もしくは電話システムに収容された複
    数の電話機相互間に内線通話回線が設定されるようにし
    た請求項1に記載の電話回線の保留制御方式。
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