JP2865093B2 - 交流発電機 - Google Patents

交流発電機

Info

Publication number
JP2865093B2
JP2865093B2 JP9059433A JP5943397A JP2865093B2 JP 2865093 B2 JP2865093 B2 JP 2865093B2 JP 9059433 A JP9059433 A JP 9059433A JP 5943397 A JP5943397 A JP 5943397A JP 2865093 B2 JP2865093 B2 JP 2865093B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
pole core
core
rotor
alternator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9059433A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH104663A (ja
Inventor
利明 堀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=13113145&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2865093(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP9059433A priority Critical patent/JP2865093B2/ja
Publication of JPH104663A publication Critical patent/JPH104663A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2865093B2 publication Critical patent/JP2865093B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Synchronous Machinery (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は磁石を装備した交流
発電機に関し、特に車両用交流発電機に好適である。
【0002】
【従来の技術】近年、車両用交流発電機に対する社会的
ニーズとして、低騒音化及び高出力化が求められてい
る。ここで、車両用交流発電機の出力を向上させる技術
としては、例えば特開昭61−85045号公報「車両
用交流発電機」にて開示されたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報における車両
用交流発電機の回転子では、爪状磁極となるポールコア
の爪部間に設けられた補助磁石としての永久磁石により
発電に寄与する有効磁束が増し、出力向上、体格小型化
などを図ることができる。ところが、かかる従来技術で
は、永久磁石をポールコアに直接当接させて保持してい
るため、永久磁石はポールコアから外力を受け、損傷を
受けやすいという問題点があった。例えば、永久磁石を
挟持するためには永久磁石には応力が加えられることに
なり、しかもそれが硬いポールコアとの当接部で与えら
れるため、応力の集中などが生じて永久磁石の割れを生
じるおそれがある。
【0004】また、回転子は渦電流損などにより高温に
なるが、永久磁石をポールコアに直接当接させる従来技
術では、永久磁石に熱が直接に伝わり熱的にも永久磁石
に悪影響を与えるおそれがあった。このような機械的な
外力、あるいは熱的な悪化は、磁石の磁気的特性の劣化
をもたらし、発電性能の低下を招来し、発電性能の持続
を困難とする。
【0005】本発明はかかる従来技術の問題点を解決す
ることを目的としてなされたものである。本発明は磁石
を併用した交流発電機において機械的に、あるいは熱的
に磁石を保護することにより所要の発電性能を確実に発
揮させることができ、その発電性能を持続できる交流発
電機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の手段を採用する。請求項1記載の発
明では、回転子のコアを界磁コイルにより励磁する交流
発電機において、前記回転子は爪部を対向させて組み合
わされたポールコアを有し、前記ポールコアの間に発電
に寄与する磁束を増加させる磁石を配置してなり、前記
磁石と前記ポールコアとの間には前記磁石に加わる機械
的な外力を緩和する緩衝層を介在させたことを特徴とす
る交流発電機という技術的手段を採用する。
【0007】この発明によると、磁石とポールコアとの
間に機械的な外力を緩和する緩衝層が介在されるため、
磁石を機械的な外力から保護することができ、磁石の損
傷、例えば割れや欠け、さらにはそれらに起因する磁気
的性能の低下を防止することができる。この結果、所要
の発電性能を発揮することができ、その発電性能を持続
することができる。
【0008】請求項2記載の発明では、回転子のコアを
界磁コイルにより励磁する交流発電機において、前記回
転子は爪部を対向させて組み合わされたポールコアを有
し、前記ポールコアの間に発電に寄与する磁束を増加さ
せる磁石を配置してなり、前記磁石と前記ポールコアと
の間には前記磁石への熱伝導を緩和する緩衝層を介在さ
せたことを特徴とする交流発電機という技術的手段を採
用する。この発明によると、磁石とポールコアとの間に
熱伝導を緩和する緩衝層が介在されるため、磁石を熱的
に保護することができ、熱に起因する磁石の損傷、さら
にはそれに起因する磁気的性能の低下を防止することが
できる。この結果、所要の発電性能を発揮することがで
き、その発電性能を持続することができる。
【0009】請求項3記載の発明では、前記緩衝層は、
前記磁石と前記ポールコアとの間に介装された非磁性体
を含むという技術的手段を採用する。この発明による
と、交流発電機の回転子としての磁気的な特性に影響を
与えることなく緩衝層を得ることができる。請求項4記
載の発明では、前記緩衝層は、前記磁石がインサート成
形された樹脂を含むという技術的手段を採用する。
【0010】この発明によると、磁石をインサート成形
した樹脂によって緩衝層を得ることができる。請求項5
記載の発明では、前記緩衝層は、前記回転子に設けられ
た複数の前記磁石を連結する連結部材を含むという技術
的手段を採用する。この発明によると、複数の磁石を連
結する連結部材によって緩衝層を得ることができ、複数
の磁石の扱いを容易にできる。
【0011】請求項6記載の発明では、前記緩衝層は、
さらに前記連結部材と前記磁石との間に介在させた緩衝
部材あるいは接着剤を含むという技術的手段を採用す
る。この発明によると、連結部材の材料を広い範囲から
選定することができ、例えば金属を採用しても磁石を機
械的に、あるいは熱的に保護することができる。請求項
7記載の発明では、前記緩衝層により前記磁石は前記
ールコアから離されているという技術的手段を採用す
る。
【0012】この発明によると、磁石がコアから直接に
機械的な、あるいは熱的な悪影響を受けることを防止す
ることができる。請求項8記載の発明では、回転子のコ
アを界磁コイルにより励磁する交流発電機において、
記回転子は爪部を対向させて組み合わされたポールコア
を有し、前記界磁コイルにより異なる極性に励磁される
前記ポールコアの間の隙間より小さく形成された磁石
を、前記ポールコアに固定された保持部材によって前記
ポールコアから離して前記ポールコアの間の隙間に保持
したことを特徴とする交流発電機という技術的手段を採
用する。
【0013】この発明によると、保持部材によって確実
に磁石を保持することができるとともに、ポールコアの
間に挟持できないポールコアの間の隙間よりも小さい磁
石を保持することができる。このような小さい磁石は
ールコアに直接に広い面積でしかも強く接触させること
なく保持部材によって保持することができる。特に、
ールコアの間に挟持されることなく例えばポールコア
ら離して配置することができるので、磁石とポールコア
表面とが広く、しかも強く接触することによるポールコ
から磁石が受ける応力の問題や、ポールコアから磁石
への熱伝達の問題を解決することができ、磁石がポール
コアから受ける応力の低減や、磁石の温度低減といった
効果を得ることができる。
【0014】請求項9記載の発明では、回転子のコアを
界磁コイルにより励磁する交流発電機において、前記回
転子は爪部を対向させて組み合わされたポールコアを有
し、前記界磁コイルにより異なる極性に励磁される前記
ポールコアの間の漏洩磁束経路に、漏洩磁束を防止する
方向の磁石を、前記ポールコアに固定された保持部材に
よって、前記ポールコアから離して保持したことを特徴
とする交流発電機という技術的手段を採用する。
【0015】この発明によると、保持部材によって確実
に磁石を保持することができるとともに、ポールコア
ら離して配置することができるので、磁石はポールコア
に直接に広い面積でしかも強く接触されることがなく、
特にポールコア間に挟持されることがないので、磁石と
ポールコア表面とが広く、しかも強く接触することによ
ポールコアから磁石が受ける応力の問題や、ポールコ
から磁石への熱伝達の問題を解決することができ、磁
石がポールコアから受ける応力の低減や、磁石の温度低
減といった効果を得ることができる。
【0016】
【0017】請求項10記載の発明によると、前記磁石
は永久磁石を含むという技術的手段が採用される。この
発明によると、一般に脆い永久磁石を採用することがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態をいく
つかの実施例に基づいて説明する。まず、第1の実施例
を説明する。図1は、本発明に係る車両用交流発電機の
回転子の構成を示した縦断面図、図2は一対のポールコ
アと非磁性体リング及び永久磁石とが組付けられた状態
を示した部分斜視図である。また、図3は内側面に永久
磁石が配設された非磁性体リングを示した部分斜視図、
図4は図2のIV−IV線に沿った部分縦断面図であ
る。
【0019】車両用交流発電機の回転子10は、主とし
て、鉄心としてのポールコア11、21と、非磁性体リ
ング31と、補助的な磁石としての永久磁石41と、電
磁的な励磁手段としての界磁コイル45と、シャフト4
6と、ファン48、49とから構成されている。ポール
コア11、21は、外周側に軸方向に突出した爪状磁極
となる複数個の爪部12、22がそれぞれ形成されてい
る。ポールコア11、21は、爪部12、22を対向さ
せ周方向に交互に位置させて組み合わされており、そこ
に形成される内部空間に界磁コイル45を挟持し、シャ
フト46に設けられたローレットに嵌合され一体的に組
み付けられている。
【0020】また、図4に示したように、非磁性体リン
グ31は、その側面部32がポールコア11、21の爪
部12、22の側面13、23に接し、その底部33が
爪部12、22の内側面14、24に接し、その外周部
34が対向する爪部12、22の間を埋めると共に爪部
12、22の外径面と同じ外径面になるように形成され
ている。
【0021】また、非磁性体リング31の外周部34の
内側面35にはそれぞれ永久磁石41が界磁コイル45
と隙間を有して配設されている。尚、永久磁石41はポ
ールコア11、21の爪部12、22の磁極間の漏洩磁
束を防ぐ向きに着磁させてある。このように、永久磁石
41は、界磁コイル45により励磁される磁極としての
爪部12、22の間、すなわち界磁コイル45により供
給される磁束の漏洩磁束経路に配置される。
【0022】そして、永久磁石41の表面には板状の非
磁性体リング31が配置されており、特に永久磁石41
と爪部12、22との間には非磁性体リング31の側面
部32が配置されており、永久磁石41の径方向外側に
は非磁性体リング31の外周部34が配置されて永久磁
石41の径方向外側の表面を覆っている。しかも、非磁
性体リング31は、底部33が爪部12、22の内側面
14、24に接して配置されることで、爪部12、22
に固定されている。このため、非磁性体リング31の外
周部34は、爪部12、22間に渡されて配置され、爪
部12、22間の隙間の径方向外側を覆っている。そし
て、この外周部34の径方向内側に永久磁石41が配置
されている。このため、外周部34は、永久磁石41が
径方向外側に露出することを防止して永久磁石41を保
護しており、しかも永久磁石41に割れが生じた場合で
もその破片が径方向外側へ飛散することを防止してい
る。
【0023】さらにこの実施例では、永久磁石41は非
磁性体リング31によって径方向外側並びに周方向が包
まれており、ポールコア11、21への組み付け状態で
は、非磁性体リング31の外周部34によって永久磁石
41の径方向外側への移動が規制されている。従って、
永久磁石41は非磁性体リング31を介してポールコア
11、21に固定されている。
【0024】次に、その作用を説明する。界磁コイル4
5により発生した磁束は、ポールコア11、21を通り
ポールコア11、21の外周面に近接して配置されたス
テータ(図示せず)に供給されるが、対向するポールコ
ア11、21の爪部12、22の間にも漏洩磁束として
流れる。
【0025】ここで、ポールコア11、21の爪部1
2、22の間に永久磁石41が配設されているので、漏
洩磁束を減少させることができ、上記漏洩磁束の一部を
有効磁束として活用できる。この結果、図5に示したよ
うに、ポールコア11、21の爪部12、22の間に永
久磁石41が配設されない場合に比べて回転数に対する
出力電流を増加させることができる。
【0026】また、上述したように、非磁性体リング3
1はポールコア11、21の爪部12、22の側面1
3、23間でそれらの隙間を埋めると共にその外周部3
4は爪部12、22の外周径と同じになるように形成さ
れている。従って、この車両用交流発電機の回転子10
は高速回転してもポールコア11、21の爪部12、2
2による遠心ファン効果がないので風切音は起こらな
い。
【0027】さらに、非磁性体リング31と界磁コイル
45との間には全周に渡って隙間が設けられており、ポ
ールコア11、21内部の通風は損なわれないので、界
磁コイル45の冷却に悪影響を及ぼすことがない。ま
た、非磁性体リング31により永久磁石41の径方向外
側が覆われるため、永久磁石41は径方向外側に対して
保護される。また、複数の永久磁石41を連結する連結
部材としての非磁性体リング31が永久磁石41と爪部
12、22との間に配設されることで、永久磁石41は
爪部12、22から離して配置され、永久磁石41は爪
部12、22からも保護される。
【0028】特に非磁性体リング31は、爪部12、2
2から永久磁石41に与えられる機械的な応力を緩和す
る緩衝層を形成するとともに、爪部12、22から永久
磁石41への熱伝達を緩和する緩衝層も形成しており、
緩衝部材として機能している。このように永久磁石41
の要部の表面が非磁性体リング31によって保護される
こととなり、非磁性体リング31は、板状の保護部材と
して機能している。
【0029】しかも、非磁性体リング31は、ポールコ
ア11、21に固定されて複数の永久磁石41を保持、
固定する保持部材としても機能している。この保持部材
としての非磁性体リング31によって磁極としての爪部
12、22間の隙間より小さい寸法に形成された永久磁
石41が保持、固定されるので、永久磁石41は爪部1
2、22と直接に接触することなく、爪部12、22か
ら離して配置され、機械的な応力、熱的な熱伝導から永
久磁石41が保護される。
【0030】また、永久磁石41にプラスチック磁石を
用いることにより組み付け時や組み付け後における磁石
の剥がれ及び破損等を防止することができる。図6は、
本発明に係る非磁性体リング等の第2の実施例を示した
部分斜視図でり、図7は図6の非磁性体リングを用いた
図4に対応した部分縦断面図である。なお、上述の実施
例と同様の作用を有するものについては、同じ符号を付
して説明する。
【0031】この非磁性体リング31は、樹脂にて形成
され、永久磁石41がインサート成形されている。つま
り、この実施例では永久磁石41のすべての表面が非磁
性体リング31によって覆われ、保護される。ここで、
非磁性体リング31の外周部34にポールコア11、2
1の爪部12、22の外径面より大きな部分がある場合
には、その部分を切削等して凹凸を極力少なくし、爪部
12、22の外径面と略同外径面とすることにより、風
切音の低減効果を増すことができる。
【0032】さらに、図8は本発明に係る非磁性体リン
グ等の第3の実施例を示した部分縦断面である。非磁性
体リング31が非磁性金属体、永久磁石41が金属磁石
にて形成されている場合には、非磁性体リング31の内
側面35側に配設される永久磁石41の周囲面のうち非
磁性体リング31との当接面の少なくとも一部に緩衝部
材42或いは接着材を介在させて一体的に構成すること
により、非磁性体リング31と永久磁石41との干渉が
なくなり、上述の実施例と同様な効果を得ることができ
る。このように、非磁性体リング31に加えてさらに緩
衝部材或いは接着剤を介装しても磁石を保護する効果を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の具体的な一実施例に係る車両
用交流発電機の回転子の構成を示した縦断面図である。
【図2】図2は、一対のポールコアと非磁性体リング及
び永久磁石とが組付けられた状態を示した部分斜視図で
ある。
【図3】図3は、内側面に永久磁石が配設された非磁性
体リングを示した部分斜視図である。
【図4】図4は、図2のIV−IV線に沿った部分縦断
面図である。
【図5】図5は、永久磁石の有無による回転数と出力電
流との関係を示した説明図である。
【図6】図6は、本発明に係る非磁性体リング等の第2
の実施例を示した部分斜視図である。
【図7】図7は、図6の非磁性体リングを用いた図4に
対応した部分縦断面図である。
【図8】図8は、本発明に係る非磁性体リング等の第3
の実施例を示した部分縦断面図である。
【符号の説明】
10 車両用交流発電機の回転子 11、21 ポールコア 12、22 爪部(磁極) 31 非磁性体リング 41 永久磁石 45 界磁コイル 46 シャフト 48、49 ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02K 21/00 H02K 1/27 501 H02K 19/24 H02K 29/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子のコアを界磁コイルにより励磁す
    る交流発電機において、前記回転子は爪部を対向させて
    組み合わされたポールコアを有し、前記ポールコアの間
    発電に寄与する磁束を増加させる磁石を配置してな
    、前記磁石と前記ポールコアとの間には前記磁石に加
    わる機械的な外力を緩和する緩衝層を介在させたことを
    特徴とする交流発電機。
  2. 【請求項2】 回転子のコアを界磁コイルにより励磁す
    る交流発電機において、前記回転子は爪部を対向させて
    組み合わされたポールコアを有し、前記ポールコアの間
    発電に寄与する磁束を増加させる磁石を配置してな
    、前記磁石と前記ポールコアとの間には前記磁石への
    熱伝導を緩和する緩衝層を介在させたことを特徴とする
    交流発電機。
  3. 【請求項3】 前記緩衝層は、前記磁石と前記ポール
    アとの間に介装された非磁性体を含むことを特徴とする
    請求項1から2のいずれかに記載の交流発電機。
  4. 【請求項4】 前記緩衝層は、前記磁石がインサート成
    形された樹脂を含むことを特徴とする請求項1から3の
    いずれかに記載の交流発電機。
  5. 【請求項5】 前記緩衝層は、前記回転子に設けられた
    複数の前記磁石を連結する連結部材を含むことを特徴と
    する請求項1から4のいずれかに記載の交流発電機。
  6. 【請求項6】 前記緩衝層は、さらに前記連結部材と前
    記磁石との間に介在させた緩衝部材あるいは接着剤を含
    むことを特徴とする請求項5に記載の交流発電機。
  7. 【請求項7】 前記緩衝層により前記磁石は前記ポール
    コアから離されていることを特徴とする請求項1から6
    のいずれかに記載の交流発電機。
  8. 【請求項8】 回転子のコアを界磁コイルにより励磁す
    る交流発電機において、前記回転子は爪部を対向させて組み合わされたポールコ
    アを有し、 前記界磁コイルにより異なる極性に励磁され
    る前記ポールコアの間の隙間より小さく形成された磁石
    を、前記ポールコアに固定された保持部材によって前記
    ポールコアから離して前記ポールコアの間の隙間に保持
    したことを特徴とする交流発電機。
  9. 【請求項9】 回転子のコアを界磁コイルにより励磁す
    る交流発電機において、前記回転子は爪部を対向させて組み合わされたポールコ
    アを有し、 前記界磁コイルにより異なる極性に励磁され
    る前記ポールコアの間の漏洩磁束経路に、漏洩磁束を防
    止する方向の磁石を、前記ポールコアに固定された保持
    部材によって、前記ポールコアから離して保持したこと
    を特徴とする交流発電機。
  10. 【請求項10】 前記磁石は永久磁石を含むことを特徴
    とする請求項1から9のいずれかに記載の交流発電機。
JP9059433A 1997-03-13 1997-03-13 交流発電機 Expired - Lifetime JP2865093B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9059433A JP2865093B2 (ja) 1997-03-13 1997-03-13 交流発電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9059433A JP2865093B2 (ja) 1997-03-13 1997-03-13 交流発電機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2062001A Division JP2785423B2 (ja) 1990-03-13 1990-03-13 車両用交流発電機の回転子およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH104663A JPH104663A (ja) 1998-01-06
JP2865093B2 true JP2865093B2 (ja) 1999-03-08

Family

ID=13113145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9059433A Expired - Lifetime JP2865093B2 (ja) 1997-03-13 1997-03-13 交流発電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2865093B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3532130B2 (ja) * 1999-09-17 2004-05-31 三菱電機株式会社 ロータ構造
JP2005218274A (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Toyota Motor Corp 回転電機の回転子
JP4524657B2 (ja) 2005-09-01 2010-08-18 株式会社デンソー 回転子の磁石保護構造及び磁石保護方法
JP4735980B2 (ja) 2006-08-23 2011-07-27 株式会社デンソー 車両用交流発電機及びその製造方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS596144Y2 (ja) * 1978-06-12 1984-02-24 沢藤電機株式会社 自励発電機の回転子
JPS57141676U (ja) * 1981-03-02 1982-09-04
JPH0817559B2 (ja) * 1986-05-07 1996-02-21 日本電装株式会社 車両用交流発電機の回転子

Also Published As

Publication number Publication date
JPH104663A (ja) 1998-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6333582B1 (en) Rotor for an alternator
JP3740375B2 (ja) 車両用交流発電機
JP3237217B2 (ja) 車両用交流発電機の回転子
JP4396471B2 (ja) 車両用回転電機およびその製造方法
EP0977342B1 (en) Ac generator having claw-pole rotor
US20090021098A1 (en) Permanent magnet type three-phase AC generator
US20080143207A1 (en) Fault-tolerant synchronous permanent magnet machine
JP3117019B2 (ja) 車両用回転電機の回転子
JP2785423B2 (ja) 車両用交流発電機の回転子およびその製造方法
JP2010035317A (ja) 車両用回転電機
JP2011109774A (ja) 回転電機
JP2002359942A (ja) 永久磁石型回転電機のロータ構造
JP2001286111A (ja) 車両用交流発電機
WO2017126297A1 (ja) 回転電機
JP2008219965A (ja) 回転機械
JP2006014399A (ja) アキシャルギャップ回転電機の冷却構造
JPH07298585A (ja) 車両用交流発電機
JP2865093B2 (ja) 交流発電機
JP2548882B2 (ja) 車両用交流発電機
JP2865092B2 (ja) 交流発電機
JP2783264B2 (ja) 交流発電機
JP2000197290A (ja) 永久磁石式回転電機及びそれを用いた電動車両
JP3237647B2 (ja) 車両用交流発電機
JP2865094B2 (ja) 交流発電機
US7053518B2 (en) Rotor for dynamo-electric machine

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091218

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091218

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101218

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101218

Year of fee payment: 12