JP2001286111A - 車両用交流発電機 - Google Patents

車両用交流発電機

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JP2001286111A JP2000098140A JP2000098140A JP2001286111A JP 2001286111 A JP2001286111 A JP 2001286111A JP 2000098140 A JP2000098140 A JP 2000098140A JP 2000098140 A JP2000098140 A JP 2000098140A JP 2001286111 A JP2001286111 A JP 2001286111A
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    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
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    • H02K1/24Rotor cores with salient poles ; Variable reluctance rotors
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高出力を維持しつつ高信頼性を確保する小型
の車両用交流発電機を提供すること。 【解決手段】 固定子鉄心32の軸方向長さ(L1)
は、界磁コイルが巻装された円筒部71の軸方向長さ
(L2)より大きく、継鉄部72の軸方向長さ(X2)
は爪状磁極部73の径方向厚さ(X1)より大きく設定
されており、円筒部71は継鉄部72と分離されて、当
接固定されていることを特徴としている。円筒部71は
継鉄部72と分離されて、当接固定されているので、当
接面が熱抵抗となり継鉄部72から円筒部71への熱伝
搬を妨げるため円筒部71の温度上昇を抑制できる。こ
れにより、円筒部温度上昇による熱応力を緩和できるた
め継鉄部とボビン間の接着剤の熱疲労を抑制でき、小型
高出力化の効果を損なうことなく、ボビンの固定の信頼
性を向上できる。この結果、小型高出力、高信頼の車両
用交流発電機を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乗り物の内燃機関に
より駆動される車両用交流発電機に関し、例えば乗用
車、トラック等に搭載される車両用交流発電機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】車両走行抵抗の低減のためのスラントノ
ーズ化や、車室内居住空間の確保のニーズからエンジン
ルームが近年ますます狭小化する中で、車両用交流発電
機の搭載スペースに余裕がなくなってきている。
【0003】また車両用交流発電機においても、燃費向
上のためエンジン回転は下げられ車両用交流発電機の回
転も下がっている。しかしその一方で、安全制御機器等
の電気負荷の増加が求められ、ますます発電能力の向上
が求められている。
【0004】即ち、小型で高出力の車両用回転電機を安
価に提供することが求められている。
【0005】このようなニーズに対応して,体格あたり
の出力を決定づける回転子、固定子の磁気回路は数々の
改良が提案されている。例えば、特開平11−1644
99号公報では、図7に示すように、回転子の界磁コイ
ル軸長よりも固定子鉄心の軸長を大きく取り、継鉄部か
ら直接固定子鉄心に磁束を注入することで、爪状磁極の
径方向厚みを小さく設定でき、その分回転子巻線の捲装
面積を増加させ高出力化がはかれることを提案してい
る。しかし、この方式では以下の問題があった。
【0006】すなわち、一般にランデル型ポールコアは
爪状磁極表面に固定子からの交番磁束によるうず電流が
発生する。また発電電流で高温化する固定子と対向する
ため、うず電流による自己発熱と固定子からの受熱とで
爪状磁極は著しく高温化する。特に磁束が集中する爪状
磁極外周面の中心部での温度上昇が著しい。この温度上
昇は図8に示すように熱流Wとしてポールコア円筒部に
到達し円筒部の温度を上昇させる。
【0007】これに対し、図9に示す特開平11−16
4499号公報で開示された構成においては、爪状磁極
の体積が小さくなるとともに、爪状磁極の側面部Sは減
少するので、爪状磁極の熱容量低下によりうず電流によ
る発熱は増加し、かつ、回転による爪状磁極の放熱も抑
制されることから爪状磁極は高温化してしまう。
【0008】この結果爪状磁極の温度上昇による熱流が
増加して継鉄部を介して鉄心中央部のボス部に伝搬し、
回転子中央部が著しくでも高温化する。
【0009】ボス部が高温化した場合、回転子巻線、そ
れを巻く樹脂製のボビン、ボス部鉄心それぞれが熱膨張
する。また樹脂の熱膨張率と金属の熱膨張率が異なるた
め、その界面には熱応力が発生するが、その温度上昇値
が大きいほど応力が大きくなる。更には車両用発電機は
車両運転に合わせて、発熱、停止が繰り返されるため、
各部は繰り返し応力が発生し、疲労が発生する。
【0010】特に図7に示すポールコア継鉄部と界磁コ
イルを巻装しているボビン間A部は一般に樹脂含浸材の
浸透で固着されているが、ボス部鉄心とこれを取り囲む
ボビンとの熱膨張の差が、A部の樹脂含浸材に対し亀
裂、破損が発生するように作用する。
【0011】この結果、ボビンとポールコアの固着強度
が低下し、回転子の回転時にボビンがポールコアに対し
回動し、コイルの断線、ひいては発電停止に至る問題が
あった。
【0012】このため、冷却風を増加させるため冷却フ
ァンの大型化や、固定子からの受熱を抑えるため出力電
流を低下させることが必要となり、本来の小型高出力化
の効果を減少させてしまう。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
がポールコア中心部の高温化に起因している点に着眼
し、この部分に伝搬する熱流を最小化させることで,高
出力を維持しつつ高信頼性を確保する小型の車両用交流
発電機を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、界磁コイルと、該界磁
コイルが巻装された円筒部と該円筒部の軸方向位置から
外周方向に広がる継鉄部と該継鉄部と連結され前記界磁
コイルとを囲包するよう形成された爪状磁極部とを有す
るランデル型鉄心を備え、前記界磁コイルは絶縁性のボ
ビンに巻装されて円筒部と当接しており、該ボビンの軸
長側端面は少なくとも1ヶ所で樹脂系の接着剤を介して
前記継鉄部に固定されている界磁回転子と、該回転子と
対向配置された固定子鉄心、及びこの固定子鉄心に装備
された多相固定子巻線を備える固定子とを有する車両用
交流発電機において、前記固定子鉄心の軸方向長さ(L
1)は、前記円筒部の軸方向長さ(L2)より大きく、
前記継鉄部の軸方向長さ(X2)は前記爪状磁極の径方
向厚さ(X1)より大きく設定されており、前記円筒部
は前記継鉄部と分離されて、当接固定されていることを
特徴としている。
【0015】前述のように前記固定子鉄心の軸方向長さ
(L1)は、前記円筒部の軸方向長さ(L2)より大き
く、前記継鉄部の軸方向長さX2は前記爪状磁極の径方
向厚さ(X1)より大きく設定された発電機では爪状磁
極部の温度上昇が過大となる。これに対し円筒部は前記
継鉄部と分離されて、当接固定されていることを特徴と
しているので、当接面が熱抵抗となり継鉄部から円筒部
への熱伝搬を妨げるため円筒部の温度上昇を抑制でき
る。これにより、円筒部温度上昇による熱応力を緩和で
きるため継鉄部とボビン間の接着剤の熱疲労を抑制で
き、小型高出力化の効果を損なうことなく、ボビンの固
定の信頼性を向上できる。この結果、小型高出力、高信
頼の車両用交流発電機を提供できる。
【0016】請求項2の構成では、請求項1の構成にお
いて前記円筒部と前記継鉄部は当接面において空隙部が
設けられていることを特徴としている。
【0017】当接面において空隙部が設けられているた
め、円筒部への熱伝達を更に抑制でき信頼性を更に向上
できる。
【0018】請求項3の構成では、請求項1の構成にお
いて前記円筒部と前記継鉄部は当接面において酸化膜が
生成されていることを特徴としている。
【0019】当接面において酸化膜が生成されているの
で円筒部への熱伝達を更に抑制でき信頼性を更に向上で
きる。
【0020】請求項4の構成では、請求項1の構成にお
いて前記固定子鉄心の軸方向長さ(L1)と、前記円筒
部の軸方向長さ(L2)の比率(L1/L2)は、1.
25〜1.75の範囲であり、かつ、前記継鉄部の軸方
向長さ(X2)と前記爪状磁極の径方向厚さX1の比率
(X1/X2)は0.5〜0.9の範囲であることを特
徴としている。前述の範囲では出力電流がおおきいた
め、爪状磁極からの受熱が大きい。そのため、熱伝達抑
制による信頼性の向上効果が更に大きい。
【0021】請求項5の構成では、請求項1〜4の構成に
おいて、前記多相固定子巻線は、複数の導体セグメント
を備え、これら複数の導体セグメントは、前記スロット
内においては、前記スロットの深さ方向に関して内層お
よび外層として一対以上の対をなして周方向に重なりな
く配列され、前記スロット内に互いに絶縁して収納され
ており、前記スロット外においては、前記固定子鉄心の
端面側に延び出して配置されており、離間したスロット
内の異なる層を直列接続する接続パターンによってコイ
ルエンドを形成しており、その結果前記固定子鉄心の端
面側には前記接続パターンを主として繰り返すコイルエ
ンド群が形成されていることを特徴としている。
【0022】上記構成により、固定子のコイルエンドの
重なりが抑制でき、コイルのスロット内占積率向上がで
きるためとともに通風性も向上できることから、固定子
コイルの温度上昇を抑制できる。この結果、爪状磁極の
固定子からの受熱を飛躍的に低減でき、ひいては円筒部
の温度上昇を抑制でき、更に信頼性が向上できる。
【0023】請求項6に記載の発明では、前記回転子は
16極以上であることを特徴としている。
【0024】前記構成では、発電周波数が大きくなるた
め、うず電流の発熱がさらに大きい。加えて出力電流も
増加するため、爪状磁極からの受熱は更に大きくなるた
め、熱伝達抑制による信頼性の向上効果が大きい。
【0025】請求項7に記載の発明では、前記回転子は
軸方向両端面に金属製の冷却ファンを備え、該冷却ファ
ンは前記ランデル型鉄心と熱伝導良好に装着されてお
り、前記回転子内部に軸流を発生すべく各々の排気能力
が異なる形状となっていることを特徴としている。
【0026】上記構成により、冷却ファンからの放熱も
良好になる上に、回転子内部に軸流が発生するため、爪
状磁極側面での放熱が促進される。これにより、爪状磁
極の温度低減が図れるため、より信頼性の高い車両用交
流発電機を提供できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0028】〔実施形態の構成〕図1から図6は本発明
の一実施形態を示したもので、図1は車両用交流発電機
の主要部を示した断面図、図2は車両用交流発電機に含
まれる回転子のポールコアの断面図、図3は回転子ポー
ルコアの円筒部断面図、図4は回転子ポールコアの円筒
部の部分断面図、図5は固定子コイルを構成する電気専
体の形状を示す図、そして図6は電子コイルの形状を示
す図である。
【0029】その車両用交流発電機1は、電機子として
働く固定子2と界磁として働く回転子3、前記回転子、
固定子を支持するハウジング4、前記固定子に直接接続
され、交流電力を直流に変換する整流器5、界磁電流量
を増減し発電量を制御する電圧調整器11等から構成さ
れている。界磁電流調節器としての電圧調整器11は発
電機が非稼働時に界磁コイルに電位がかからないよう
に、界磁コイルに対し高電位側に接続されている。
【0030】回転子3は、シャフト6と一体になって回
転するもので、ランデル型ポールコア7、冷却ファン1
2(121、122)、界磁コイル8、スリップリング
9、10等によって構成されている。シャフト6は、プ
ーリ20に連結され、自動車に搭載された走行用のエン
ジン(図示せず)により回転駆動される。前記回転子3
のポールコア7はボス部に相当する円筒部71と、継鉄
部72、爪状磁極部73とが一体化された2組の上下鉄
心733により計3個の鉄心で構成されている。なお、
同期インピーダンスの低減による高出力化のため、爪状
磁極部は各8個以上、即ち16極以上としている。ポー
ルコア円筒部71及び上下鉄心733はプレス、鍛造、
鋳造等で製作し、円筒部71と上下鉄心733の各当接
面は切削加工等を施さず自然生成した酸化膜を残してい
る。また円筒部71の軸方向断面は図2及び図3に示す
ように継鉄部面と当接時に内径側に微少空隙部71aが
できるように外径側が高く、内径側が低いテーパ面とし
ている。その軸方向長さの差δは出力減少が0.5%以
下である3〜20μmに設定してある。各上下鉄心73
3には、上下鉄心733と熱伝達良好に金属製の1組の
冷却ファン12が装着されている。該冷却ファン12
は、スリップリング側ファン121と反スリップリング
側ファン122とでブレードの形状または枚数が異なる
ファンを装着し、排気能力の違いによる風圧差により回
転子内部、即ち爪状磁極近傍に軸流を生じさせる構成と
なっている。
【0031】界磁コイル8は、ナイロン等の樹脂製のボ
ビン81に巻装されている。そして、界磁コイル8の外
形寸法は、軸方向中心部が大きく、端部にいくに従い小
さくなっている。即ち、界磁コイル8の形状は、ポール
コアの爪状磁極部73に沿った山形形状となっている。
ボビン81の内径面はポールコアの円筒面71の外周部
と適当な圧縮力を持って少なくとも一ヶ所で当接されて
いる。またボビン81の軸方向端面にはポールコア継鉄
部72の軸方向内側面との間に部分的に極小隙間が設け
られており、毛細管現象を利用し樹脂系接着材を浸透さ
せている。ボビン、継鉄間は、該樹脂系接着材により固
着される。
【0032】固定子2は、固定子鉄心32と、電機子コ
イル33と、固定子鉄心32と電機子コイル33とを絶
縁するインシュレータ34とで構成され、ハウジング4
により支えられている。固定子鉄心32は、薄い鋼板を
重ね合わせて形成されている。上述したポールコア7が
ランデル型鉄心に対応している。
【0033】続いて各部の詳細について図4を使用し説
明する。ポールコア7の円筒部71の軸長L2は固定子
鉄心32の軸長L1より小さく設定し、その比率(L1
/L2)は1.25〜1.75の範囲で設定されてい
る。継鉄部72の軸方向厚みはX2とし、その断面積は
円筒部71の断面積を磁極対(本実施形態では6)で割
った面積に対し、略同一(±10%の範囲)となるよう
に設定されている。爪状磁極部73の根元部の径方向厚
さX1はX2に対し小さく、その比率(X1/X2)を
0.5〜0.9の範囲に設定している。
【0034】固定子2は、外径寸法R4をポールコア7
の爪状磁極部外径R1の129%にした。
【0035】またエアギャップtは車両用交流発電機で
一般的に使用される0.35mmとしている。その他爪
状磁極部73の先端厚さ等詳細寸法は従来の車両用発電
機と同等比率で設定している。なお爪状磁極部73の外
径R1は92mmとした。なお、電機子コイル33は図
5に示されるような2つの直線部232を持つ略U字状
の電気導体231からなる。図6に示されるように直線
部232の片方はスロットの径方向の開口部側である内
径側に配置されて内層をなし、他方はスロットの奥に位
置する外径側に配置されて外層をなしている。さらに電
気導体231の各直線部232の端部を接続するターン
部233はコイルエンドとしての部分である。そして複
数の電気導体231は、コイルエンドが整列するように
重ねて固定子鉄心32のスロットの一方側端面から挿入
されている。そして、スロットの他方側端面から突出し
た内層あるいは外層の各直線部232をそれぞれ固定子
鉄心32の周方向に曲げ、1極分ずれた各電気導体23
1の異なる層の各直線部232に結線することで電機子
コイル33は構成されている。
【0036】〔実施形態の作用効果〕上述のように、固
定子鉄心32の軸方向長さL1は、前記円筒部71の軸
方向長さL2より大きく、継鉄部72の軸方向長さX2
は前記爪状磁極部73の径方向厚さX1より大きく設定
されている。爪状磁極部73の温度上昇が著しい発電機
において、ポールコア円筒部71を継鉄部72及び爪状
磁極部73からなる上下鉄心と分離してあるため、当接
面が熱抵抗となり、爪状磁極部73で発生した熱量の円
筒部71への伝搬を抑制でき、結果的に円筒部71の温
度を低減できる。また本実施例では、当接面に空隙部7
1aができるようにポールコア円筒部71の軸長方向端
面をテーパ状にしてあるため、空隙部71aによる熱抵
抗の増加で更に熱量伝搬が抑制できる。またその空隙は
出力電流の減少が0.5%以下である3〜20μm出力
電流で設定してあるため、小型高出力の効果を殆ど損な
うことはない。
【0037】更には円筒部71の軸方向端面、及び継鉄
部72の各当接面は切削加工等を施さず、酸化膜が生成
されているためこの部分が更に熱抵抗熱抵抗を増加させ
飛躍的に円筒部71の温度低減が可能となる。また切削
工程を施さないため、設備の簡素化、工数の低下などの
効果もある。
【0038】また、上下鉄心と熱伝達良好に金属性のフ
ァンが装着されているため、爪状磁極部の熱を良好に放
熱する。加えて、排気能力の違いによる風圧差により回
転子内部即ち爪状磁極部近傍に軸流を発生されるため、
爪状磁極部73が良好に放熱される。
【0039】これらにより円筒部71の温度上昇が低減
できるため、樹脂と金属との間の軸方向の熱膨張差に起
因する熱応力を低減でき、ボビン81と継鉄部72との
間の樹脂系接着材の熱疲労を防止でき、高信頼の発電機
を提供できる。
【0040】特に、本実施例では固定子鉄心32の軸長
L1とポールコア7の円筒部71の軸長L2の比率(L
1/L2)を、1.25〜1.75の範囲で設定し、ま
た継鉄部72の軸方向厚さX2と前記爪状磁極部73の
根元部の径方向厚さX1との比率(X1/X2)を1以
下の0.5〜0.9の範囲で設定している。また、局数
は通常12極に対し16極としている。
【0041】したがって、従来技術では継鉄部72から
の磁束増加及び電気周波数増加に伴ううず電流発熱の増
加、上記磁束増加に伴う固定子3の発熱増加、爪状磁極
部73の側面減少による自己放熱の悪化に起因する爪状
磁極の温度上昇が著しく、従来技術では冷却ファンの大
型化、発電電流の抑制等を余儀なくされる発電機で、そ
のような小型高出力に反する設定をすることなく円筒部
の温度上昇を抑制できるため、小型高出力、高信頼の車
両用発電機を提供できる。また、冷却ファンを大型化し
てない。このため、冷却のための騒音が飛躍的に低減で
きる効果もある。また爪状磁極部73の厚みは継鉄部7
2に対し薄いため爪状磁極部73の重量が軽くなり、回
転子3が高速で回転した場合の遠心力による爪状磁極の
変形が防止できる効果もある。
【0042】また、本実施例では電機子コイル33は2
つの直線部232を持つ略U字状の電気導体231から
なり、直線部232の片方はスロットの径方向の開口部
側である内径側に配置されて内層をなし、他方はスロッ
トの奥に位置する外径側に配置されて外層をなしてい
る。複数の電気導体231は、コイルエンドが整列する
ように重ねて固定子鉄心32のスロットの一方側端面か
ら挿入されている。そして、スロットの他方側端面から
突出した内層あるいは外層の各直線部232をそれぞれ
固定子鉄心32の周方向に曲げ、1極分ずれた各電気導
体231の異なる層の各直線部232に結線することで
電機子コイル33は構成されている。
【0043】このため、固定子巻線はコイルエンド部分
で重なりがないため、高占積、低コイルエンド高さで作
成でき低抵抗とすることができ発熱量が抑制できる。更
にはコイルエンドがメッシュ状になり通風性も良好とな
るため、温度上昇が著しく抑制できる。このため、爪状
磁極の固定子からの受熱が抑制でき爪状磁極の温度低減
が可能となるため、ポールコア円筒部への伝熱量も下が
るので、更に小型高出力で高信頼の車両用交流発電機を
提供できる。
【0044】上記実施例では円筒部の両端面をテーパ状
としたが片面でも相応の効果がある。また継鉄部側にテ
ーパ面を設けても良く両側であっても良い。
【0045】また、酸化膜は円筒部、継鉄部の当接面の
両方に設けているが片方であってもよい。また、2つの
当接面の内の片面のみに設けてもよい。
【0046】なお、本実施形態では、樹脂製のボビンと
したが、絶縁性で金属と熱膨張率が異なるものであれば
同様の効果が得られ、例えば紙製のボビンであってもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の車両用交流発電機の主要部を示し
た断面図である。
【図2】本実施形態の車両用交流発電機に含まれる回転
子のポールコアの断面図である。
【図3】本実施形態の回転子ポールコアの円筒部断面を
示す図である。
【図4】本実施形態の回転子ポールコアの軸方向部分断
面図である。
【図5】固定子コイルを構成する略U字状の電気導体の
詳細形状を示す図である。
【図6】図5に示す電気導体によって構成した電機子コ
イルの詳細形状を示す図である。
【図7】従来の車両用交流発電機の主要部を示した断面
図である。
【図8】従来の回転子ポールコアの軸方向から見た部分
的な平面図である。
【図9】従来の回転子の熱流を示す図である。
【符号の説明】 1…車両用交流発電機、2…固定子、3…回転子、6…
シャフト、7…ポールコア、8…界磁コイル、9,10
…スリップリング、12…冷却ファン、32…固定子鉄
心、33…電機子コイル、34…インシュレータ、71
…円筒部、72…継鉄部、73…爪状磁極部。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月25日(2000.5.2
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】この結果爪状磁極の温度上昇による熱流が
増加して継鉄部を介して鉄心中央部のボス部に伝搬し、
回転子中央部が著しく高温化する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】〔実施形態の作用効果〕上述のように、固
定子鉄心32の軸方向長さL1は、前記円筒部71の軸
方向長さL2より大きく、継鉄部72の軸方向長さX2
は前記爪状磁極部73の径方向厚さX1より大きく設定
されている。爪状磁極部73の温度上昇が著しい発電機
において、ポールコア円筒部71を継鉄部72及び爪状
磁極部73からなる上下鉄心と分離してあるため、当接
面が熱抵抗となり、爪状磁極部73で発生した熱量の円
筒部71への伝搬を抑制でき、結果的に円筒部71の温
度を低減できる。また本実施例では、当接面に空隙部7
1aができるようにポールコア円筒部71の軸長方向端
面をテーパ状にしてあるため、空隙部71aによる熱抵
抗の増加で更に熱量伝搬が抑制できる。またその空隙は
出力電流の減少が0.5%以下である3〜20μmで設
してあるため、小型高出力の効果を殆ど損なうことは
ない。
フロントページの続き Fターム(参考) 5H002 AA09 AB07 AC06 AD04 AE02 AE08 5H603 AA01 BB02 BB07 BB09 BB12 CA02 CA04 CB11 CC04 CC13 CD02 EE01 EE10 5H604 AA02 BB03 BB10 BB14 CC01 CC02 CC05 CC13 CC16 DB18 DB26 PB02 PB03 5H609 BB05 PP02 PP06 PP07 PP08 PP09 QQ02 QQ08 RR07 RR11 RR16 RR43 5H619 AA01 BB02 BB06 BB17 BB22 PP02 PP06 PP12 PP17 PP19 PP20 PP25 PP30

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 界磁コイルと、該界磁コイルが巻装され
    た円筒部と該円筒部の軸方向位置から外周方向に広がる
    継鉄部と該継鉄部と連結され前記界磁コイルとを囲包す
    るよう形成された爪状磁極部とを有するランデル型鉄心
    とを備え、前記界磁コイルは絶縁性のボビンに巻装され
    て円筒部と当接しており、該ボビンの軸長側端面は接着
    剤を介して前記継鉄部に固定されている界磁回転子と、 該回転子と対向配置された固定子鉄心、及びこの固定子
    鉄心に装備された多相固定子巻線を備える固定子とを有
    する車両用交流発電機において、 前記固定子鉄心の軸方向長さ(L1)は、前記円筒部の
    軸方向長さ(L2)より大きく、 前記継鉄部の軸方向長さ(X2)は前記爪状磁極の径方
    向厚さ(X1)より大きく設定されており、かつ前記円
    筒部は前記継鉄部と分離されて、当接固定されているこ
    とを特徴とする車両用交流発電機。
  2. 【請求項2】 前記円筒部と前記継鉄部は当接面におい
    て空隙部が設けられていることを特徴とする請求項1に
    記載の車両用交流発電機。
  3. 【請求項3】 前記円筒部と前記継鉄部は当接面におい
    て酸化膜が生成されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の車両用交流発電機。
  4. 【請求項4】 前記固定子鉄心の軸方向長さ(L1)
    と、前記円筒部の軸方向長さ(L2)の比率(L1/L
    2)は、1.25〜1.75の範囲であり、かつ、前記
    継鉄部の軸方向長さ(X2)と前記爪状磁極の径方向厚
    さX1の比率(X1/X2)は、0.5〜0.9の範囲
    であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれ
    か1つに記載の車両用交流発電機。
  5. 【請求項5】 前記多相固定子巻線は、複数の導体セグ
    メントを備え、 これら複数の導体セグメントは、前記スロット内におい
    ては、前記スロットの深さ方向に関して内層および外層
    として一対以上の対をなして周方向に重なりなく配列さ
    れ、前記スロット内に互いに絶縁して収納されており、
    前記スロット外においては、前記固定子鉄心の端面側に
    延び出して配置されており、離間したスロット内の異な
    る層を直列接続する接続パターンによってコイルエンド
    を形成しており、その結果前記固定子鉄心の端面側には
    前記接続パターンを主として繰り返すコイルエンド群が
    形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4
    のいずれか1つに記載の車両用交流発電機。
  6. 【請求項6】 前記回転子は16極以上であることを特
    徴とする請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の
    車両用交流発電機。
  7. 【請求項7】 前記回転子は軸方向両端面に金属製の冷
    却ファンを備え、該冷却ファンは前記ランデル型鉄心と
    熱伝導良好に装着されており、前記回転子内部に軸流を
    発生すべく各々の排気能力が異なる形状となっているこ
    とを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1つに
    記載の車両用交流発電機。
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