JP2865005B2 - 大スパン屋根における可動屋根の支持構造 - Google Patents
大スパン屋根における可動屋根の支持構造Info
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- JP2865005B2 JP2865005B2 JP32051194A JP32051194A JP2865005B2 JP 2865005 B2 JP2865005 B2 JP 2865005B2 JP 32051194 A JP32051194 A JP 32051194A JP 32051194 A JP32051194 A JP 32051194A JP 2865005 B2 JP2865005 B2 JP 2865005B2
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- movable roof
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
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- Tents Or Canopies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、大スパン屋根におけ
る可動屋根の支持構造に関する。
る可動屋根の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば大形のドーム球技場などにおい
て、固定屋根の一部に開口を形成し、この開口部分を開
閉可能に覆う可動屋根を設けた大スパン屋根が知られて
いる。
て、固定屋根の一部に開口を形成し、この開口部分を開
閉可能に覆う可動屋根を設けた大スパン屋根が知られて
いる。
【0003】この種の可動屋根を設けた大空間建物は、
従来例えば図3に示すように、建物外壁1の上部からア
ーチ状に立ち上げられた固定屋根2の開口Kの縁上部に
沿って軌道3を配置し、この軌道3上に前記アーチに連
続するアーチ形の可動屋根4の端部に設けた走行車輪5
を介して移動できるようにしてある。
従来例えば図3に示すように、建物外壁1の上部からア
ーチ状に立ち上げられた固定屋根2の開口Kの縁上部に
沿って軌道3を配置し、この軌道3上に前記アーチに連
続するアーチ形の可動屋根4の端部に設けた走行車輪5
を介して移動できるようにしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの構造
においては、可動屋根4の重量や荷重の偏り、或いは走
行時の振動が固定屋根2の開口部、すなわち自由端側か
ら固定屋根2或いは外壁1に加わるため、この部分を例
えば図に示すような三角組などの掛かりな補強構造6に
よりその移動部分全体を補強して堅牢な構造体とする必
要があり、工費が高くなる欠点があるほか、走行時にお
ける轟音などの騒音も大きなものとなっていた。
においては、可動屋根4の重量や荷重の偏り、或いは走
行時の振動が固定屋根2の開口部、すなわち自由端側か
ら固定屋根2或いは外壁1に加わるため、この部分を例
えば図に示すような三角組などの掛かりな補強構造6に
よりその移動部分全体を補強して堅牢な構造体とする必
要があり、工費が高くなる欠点があるほか、走行時にお
ける轟音などの騒音も大きなものとなっていた。
【0005】この発明は以上の欠点を解決するものであ
り、その目的は、可動屋根の固定屋根に対する荷重の軽
減を図るとともに、移動時における騒音を減少できるよ
うにした大スパン屋根における可動屋根の支持構造を提
供するものである。
り、その目的は、可動屋根の固定屋根に対する荷重の軽
減を図るとともに、移動時における騒音を減少できるよ
うにした大スパン屋根における可動屋根の支持構造を提
供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
この発明は、固定屋根の開口縁上部に沿って設けた支持
軌道上に走行車輪を介して移動可能に配置される可動屋
根を備えた大スパン屋根において、前記支持軌道に沿っ
てその上方にケーブルを張設し、該ケーブルに懸垂して
走行可能なトロリーを配置するとともに、該トロリーと
前記可動屋根との間をワイヤにより所定の張力で連結し
たことを特徴とするものである。
この発明は、固定屋根の開口縁上部に沿って設けた支持
軌道上に走行車輪を介して移動可能に配置される可動屋
根を備えた大スパン屋根において、前記支持軌道に沿っ
てその上方にケーブルを張設し、該ケーブルに懸垂して
走行可能なトロリーを配置するとともに、該トロリーと
前記可動屋根との間をワイヤにより所定の張力で連結し
たことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】以上の支持構造にあっては、ワイヤを介して可
動屋根を吊ることになり、ワイヤの張力に応じてケーブ
ルが固定屋根側に加わる可動屋根の荷重の一部を分担す
る。可動屋根の移動時において軌道に対する車輪の摩擦
力は減少する。
動屋根を吊ることになり、ワイヤの張力に応じてケーブ
ルが固定屋根側に加わる可動屋根の荷重の一部を分担す
る。可動屋根の移動時において軌道に対する車輪の摩擦
力は減少する。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を用いて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0009】図1はこの発明による可動屋根を備えたド
ーム等の大空間建物を示す側面図、図2は要部断面図で
ある。図における構造物は、従来とほぼ同様に、建物外
壁10の上部からアーチ状断面をなして立ち上げられた
固定屋根12の中央側開口Kの上部に側縁に沿って軌道
14を配置し、この軌道14上に前記アーチに連続する
アーチ形の一対の可動屋根16の両端部に設けた走行車
輪18を介して移動するようにしてあり、晴天時など固
定屋根12の中央開口Kを解放する場合には各可動屋根
16を構造物長手方向の両側部(全通式の固定屋根部
分)12a上に待機させ、雨天などの場合には走行車輪
18を駆動して互いに中央部12b側に移動させて中央
の開口Kを覆う構造となっている。
ーム等の大空間建物を示す側面図、図2は要部断面図で
ある。図における構造物は、従来とほぼ同様に、建物外
壁10の上部からアーチ状断面をなして立ち上げられた
固定屋根12の中央側開口Kの上部に側縁に沿って軌道
14を配置し、この軌道14上に前記アーチに連続する
アーチ形の一対の可動屋根16の両端部に設けた走行車
輪18を介して移動するようにしてあり、晴天時など固
定屋根12の中央開口Kを解放する場合には各可動屋根
16を構造物長手方向の両側部(全通式の固定屋根部
分)12a上に待機させ、雨天などの場合には走行車輪
18を駆動して互いに中央部12b側に移動させて中央
の開口Kを覆う構造となっている。
【0010】また、前記支持軌道14に沿ってその上方
にはケーブル20が配置され、その両端を建物の長手方
向両端部に立設配置された一対のケーブル支持塔22間
に懸架し、所定のテンションとなるように張設支持され
ている。
にはケーブル20が配置され、その両端を建物の長手方
向両端部に立設配置された一対のケーブル支持塔22間
に懸架し、所定のテンションとなるように張設支持され
ている。
【0011】このケーブル20には前記各可動屋根16
に付属するトロリー24が懸垂しており、このトロリー
24はワイヤ26を介して可動屋根16に連結し、可動
屋根16の移動方向および移動速度に同期して移動−停
止を行なう。
に付属するトロリー24が懸垂しており、このトロリー
24はワイヤ26を介して可動屋根16に連結し、可動
屋根16の移動方向および移動速度に同期して移動−停
止を行なう。
【0012】ワイヤ26の下端は可動屋根16の端部上
面に設けたモータウインチ28に連結されている。モー
タウインチ28の駆動モータは定トルク形、あるいはサ
ーボ形とし、前記ケーブル18の撓み量などに応じて巻
取りあるいは繰出しすることにより、常時一定のテンシ
ョンでワイヤ26を張設するほか、停止時においてはそ
のテンションを一定に保った状態でロックするようにな
っている。
面に設けたモータウインチ28に連結されている。モー
タウインチ28の駆動モータは定トルク形、あるいはサ
ーボ形とし、前記ケーブル18の撓み量などに応じて巻
取りあるいは繰出しすることにより、常時一定のテンシ
ョンでワイヤ26を張設するほか、停止時においてはそ
のテンションを一定に保った状態でロックするようにな
っている。
【0013】以上の構成において、可動屋根16が固定
屋根12の両側12aに停止している状態、すなわち、
中央開口Kが開いている状態ではケーブル20の両側に
トロリー24が位置し、比較的高い位置に保持されてい
るため、モータウインチ28はワイヤ26を繰出し、そ
のテンションが所要の値となった状態でロックする。こ
の状態から可動屋根16を閉鎖側に移動するとモータウ
インチ28のロックは解除されるとともに、トロリー2
4はケーブル20の低い位置である中央側に移動するの
で、そのテンションの変化に応じてワイヤ26を順次巻
き取り、テンションを一定に制御する。
屋根12の両側12aに停止している状態、すなわち、
中央開口Kが開いている状態ではケーブル20の両側に
トロリー24が位置し、比較的高い位置に保持されてい
るため、モータウインチ28はワイヤ26を繰出し、そ
のテンションが所要の値となった状態でロックする。こ
の状態から可動屋根16を閉鎖側に移動するとモータウ
インチ28のロックは解除されるとともに、トロリー2
4はケーブル20の低い位置である中央側に移動するの
で、そのテンションの変化に応じてワイヤ26を順次巻
き取り、テンションを一定に制御する。
【0014】可動屋根16が停止し、開口部を覆った状
態では、モータウインチ28はワイヤ26のテンション
を一定に保った状態でロックすることになり、常時一定
のテンションで可動屋根16を吊った状態としている。
なお可動屋根16が閉鎖側から開放側に移動するときは
前記とは逆となり、順次ワイヤ26を繰り出しつつ所定
のテンションに制御する。
態では、モータウインチ28はワイヤ26のテンション
を一定に保った状態でロックすることになり、常時一定
のテンションで可動屋根16を吊った状態としている。
なお可動屋根16が閉鎖側から開放側に移動するときは
前記とは逆となり、順次ワイヤ26を繰り出しつつ所定
のテンションに制御する。
【0015】以上のように可動屋根16の荷重の一部は
その移動時および固定時共にワイヤ26を介してケーブ
ル18が分担することになり、これによって固定屋根1
2および外壁10にかかる荷重による負担を軽減するこ
とになる。
その移動時および固定時共にワイヤ26を介してケーブ
ル18が分担することになり、これによって固定屋根1
2および外壁10にかかる荷重による負担を軽減するこ
とになる。
【0016】また、可動屋根16の移動時おいては軌道
14に対する走行車輪18の摩擦力は減少するため、走
行音も軽減し、静粛性も向上できることになる。
14に対する走行車輪18の摩擦力は減少するため、走
行音も軽減し、静粛性も向上できることになる。
【0017】
【発明の効果】以上実施例によって詳細に説明したよう
に、この発明に係る大スパン屋根における可動屋根の支
持構造にあっては、ワイヤを介して可動屋根を吊ること
になり、ワイヤの張力に応じてケーブルが可動屋根の荷
重の一部を分担するため、固定屋根やこれを支持する外
壁に加わる荷重が軽減し、堅牢な支持構造が不要となる
とともに、固定屋根の軽量化を図ることができ、工費を
安価にすることができる利点がある。
に、この発明に係る大スパン屋根における可動屋根の支
持構造にあっては、ワイヤを介して可動屋根を吊ること
になり、ワイヤの張力に応じてケーブルが可動屋根の荷
重の一部を分担するため、固定屋根やこれを支持する外
壁に加わる荷重が軽減し、堅牢な支持構造が不要となる
とともに、固定屋根の軽量化を図ることができ、工費を
安価にすることができる利点がある。
【0018】また、この発明にあっては、可動屋根の移
動時において軌道に対する車輪の摩擦力の減少により走
行音も軽減するため静粛性も向上できる利点がある。
動時において軌道に対する車輪の摩擦力の減少により走
行音も軽減するため静粛性も向上できる利点がある。
【図1】この発明による可動屋根を備えた大空間建物を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図2】同要部断面図である。
【図3】従来の可動屋根を備えた大空間建物を示す部分
断面図である。
断面図である。
12 固定屋根 14 軌道 16 可動屋根 18 走行車輪 20 ケーブル 24 トロリー 26 ワイヤ 28 テンション一定形モータウインチ
Claims (1)
- 【請求項1】 固定屋根の開口縁上部に沿って設けた支
持軌道上に走行車輪を介して移動可能に配置される可動
屋根を備えた大スパン屋根において、 前記可動屋根の支持軌道に沿ってその上方にケーブルを
張設し、該ケーブルに懸垂して走行可能なトロリーを配
置するとともに、該トロリーと前記可動屋根との間をワ
イヤにより所定の張力で連結したことを特徴とする大ス
パン屋根における可動屋根の支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32051194A JP2865005B2 (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 大スパン屋根における可動屋根の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32051194A JP2865005B2 (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 大スパン屋根における可動屋根の支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08177161A JPH08177161A (ja) | 1996-07-09 |
| JP2865005B2 true JP2865005B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=18122269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32051194A Expired - Lifetime JP2865005B2 (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 大スパン屋根における可動屋根の支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2865005B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012024781A2 (en) * | 2010-08-25 | 2012-03-01 | Delaney Technologies Inc. | Self-docking rail assembly |
-
1994
- 1994-12-22 JP JP32051194A patent/JP2865005B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08177161A (ja) | 1996-07-09 |
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