JP2510300B2 - 開閉式ド―ム型屋根 - Google Patents
開閉式ド―ム型屋根Info
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- JP2510300B2 JP2510300B2 JP1291669A JP29166989A JP2510300B2 JP 2510300 B2 JP2510300 B2 JP 2510300B2 JP 1291669 A JP1291669 A JP 1291669A JP 29166989 A JP29166989 A JP 29166989A JP 2510300 B2 JP2510300 B2 JP 2510300B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable panel
- counterweight
- arch beam
- opening
- roof
- Prior art date
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Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 8
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は複数の可動パネルを有する開閉式ドーム型屋
根に関する。
根に関する。
従来の技術 従来に提案されている円形の開閉式ドーム型屋根は、
例えば第8図に示すように、頂部から60°ずつずらして
放射方向に配置したアーチ梁31上に沿ってスライド自在
で、天部開口32を覆うことができる6枚の可動パネル33
を備えている。各可動パネルは、アーチ梁31とリング状
の固定パネル34に配設されたレール35,36に、可動パネ
ル33下面に設けた走行台車が案内され、アーチ梁に沿う
ワイヤロープを介してパネル駆動ウインチに可動パネル
33が連結されて、仮想線で示す全閉位置と実線で示す全
開位置との間でスライドされ、天部開口32が開閉され
る。
例えば第8図に示すように、頂部から60°ずつずらして
放射方向に配置したアーチ梁31上に沿ってスライド自在
で、天部開口32を覆うことができる6枚の可動パネル33
を備えている。各可動パネルは、アーチ梁31とリング状
の固定パネル34に配設されたレール35,36に、可動パネ
ル33下面に設けた走行台車が案内され、アーチ梁に沿う
ワイヤロープを介してパネル駆動ウインチに可動パネル
33が連結されて、仮想線で示す全閉位置と実線で示す全
開位置との間でスライドされ、天部開口32が開閉され
る。
発明が解決しようとする課題 上記従来構成によれば、全開位置から可動パネルを閉
動する際に、可動パネルの引き上げ勾配が大きいため、
きわめて大きい引上げ力を必要とし、そのため可動パネ
ルの重量が制限されて開口率を狭める原因となってい
た。
動する際に、可動パネルの引き上げ勾配が大きいため、
きわめて大きい引上げ力を必要とし、そのため可動パネ
ルの重量が制限されて開口率を狭める原因となってい
た。
本発明は上記問題点を解決して、可動パネルの引上げ
力を軽減できる開閉式ドーム型屋根を提供することを目
的とする。
力を軽減できる開閉式ドーム型屋根を提供することを目
的とする。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、屋根の頂部か
ら放射方向に配設されたアーチ梁に沿ってスライド可能
で屋根の天部開口を覆う複数の可動パネルを有する開閉
式ドーム型屋根において、可動パネルがスライドする前
記アーチ梁の反対側のアーチ梁に沿ってスライド自在な
カウンタウェイトを設け、前記可動パネルとカウンタウ
ェイトとを支持梁に沿う索体で連結し、前記可動パネル
をアーチ梁に沿ってスライドさせる開閉駆動装置を設け
たものである。
ら放射方向に配設されたアーチ梁に沿ってスライド可能
で屋根の天部開口を覆う複数の可動パネルを有する開閉
式ドーム型屋根において、可動パネルがスライドする前
記アーチ梁の反対側のアーチ梁に沿ってスライド自在な
カウンタウェイトを設け、前記可動パネルとカウンタウ
ェイトとを支持梁に沿う索体で連結し、前記可動パネル
をアーチ梁に沿ってスライドさせる開閉駆動装置を設け
たものである。
作用 上記構成によれば、可動パネルを全開位置から全閉位
置に向ってスライドさせる時に、反対側のアーチ梁上を
下方にスライドするカウンタウェイトにより索体を介し
て引上げ力を補充することで可動パネルの引上げ力を軽
減でき、開閉駆動装置を小型化できる。
置に向ってスライドさせる時に、反対側のアーチ梁上を
下方にスライドするカウンタウェイトにより索体を介し
て引上げ力を補充することで可動パネルの引上げ力を軽
減でき、開閉駆動装置を小型化できる。
実施例 以下本発明の一実施例を第1図〜第7図に基づいて説
明する。
明する。
第1図〜第3図において、1は平面視が円形で球面状
のドーム型屋根2の頂部Pを中心に固定パネル3に形成
された円形の天部開口で、頂部Pを中心として60°ごと
に6本のアーチ梁4が屋根2に沿って配設される。天部
開口1周囲の固定パネル3上には頂部Pを中心にアーチ
梁4に沿う位置で3等分された扇形の可動パネル5が、
アーチ梁4に沿ってスライドして天部開口1を全開、全
閉可能に配設される。これら可動パネル5は、第1図、
第6図、第7図に示すように、下面中心線上の先端部お
よび基端部に配設された2台のスライド台車6が走行車
輪7およびサイド車輪8を介してアーチ梁4上の左右一
対のメインレール9に案内されるとともに、下面の左右
両側に配設されたスライド台車10が固定パネル3上に配
設されたサブレール11に案内されて、全閉位置(イ)と
全開位置(ロ)との間でスライド自在に構成される。
のドーム型屋根2の頂部Pを中心に固定パネル3に形成
された円形の天部開口で、頂部Pを中心として60°ごと
に6本のアーチ梁4が屋根2に沿って配設される。天部
開口1周囲の固定パネル3上には頂部Pを中心にアーチ
梁4に沿う位置で3等分された扇形の可動パネル5が、
アーチ梁4に沿ってスライドして天部開口1を全開、全
閉可能に配設される。これら可動パネル5は、第1図、
第6図、第7図に示すように、下面中心線上の先端部お
よび基端部に配設された2台のスライド台車6が走行車
輪7およびサイド車輪8を介してアーチ梁4上の左右一
対のメインレール9に案内されるとともに、下面の左右
両側に配設されたスライド台車10が固定パネル3上に配
設されたサブレール11に案内されて、全閉位置(イ)と
全開位置(ロ)との間でスライド自在に構成される。
12は、メインレール9を有するアーチ梁4の反対側の
アーチ梁4に沿ってスライド自在に配設されたカウンタ
ウェイトで、アーチ梁4とほぼ同一幅の矩形状断面でア
ーチ梁4に添う円弧状に形成され、第6図に示すよう
に、下面に配設された走行車輪13およびサイド車輪14
が、アーチ梁5の上面で天部開口1近傍の上限位置
(ハ)と固定パネル3裾部の下限位置(ニ)の間の勾配
の大きい範囲にわたって配設されたガイドレール15に案
内される。またカウンタウェイト12上面の高さは可動パ
ネル5の下面より低く設定される。
アーチ梁4に沿ってスライド自在に配設されたカウンタ
ウェイトで、アーチ梁4とほぼ同一幅の矩形状断面でア
ーチ梁4に添う円弧状に形成され、第6図に示すよう
に、下面に配設された走行車輪13およびサイド車輪14
が、アーチ梁5の上面で天部開口1近傍の上限位置
(ハ)と固定パネル3裾部の下限位置(ニ)の間の勾配
の大きい範囲にわたって配設されたガイドレール15に案
内される。またカウンタウェイト12上面の高さは可動パ
ネル5の下面より低く設定される。
前記可動パネル5は、第4図、第5図に示すように、
可動パネル5側に配設された可動側シーブ16と、アーチ
梁5側に配設された固定側シーブ17およびガイドシーブ
18と、開閉駆動装置である開閉用ウインチ19のドラム19
aとの間に2本の開閉用ワイヤ20が巻張されて昇降移動
される。また、可動パネル5の先端部とカウンタウェイ
ト12とは、2本の連結用ワイヤロープ21により連結さ
れ、これら連結用ワイヤロープ21はアーチ梁4に配設さ
れたガイドシーブ22により案内される。また、連結用ワ
イヤロープ21のカウンタウェイト12側は、カウンタウェ
イト12に配設された巻取装置23の巻取ドラム23aに連結
固定され、連結用ワイヤロープ21の長さlは、第2図に
示すように可動パネル5の全開位置(ロ)でカウンタウ
ェイト12が上限位置(イ)に位置するように設定され
る。すると、カウンタウェイト12は上限位置(ハ)から
下限位置(ニ)までスライドする間に屋根2の湾曲中心
0とのなす角度がα°変位すると、可動パネル5は全開
位置(ロ)から全閉位置(イ)に向ってα°スライドす
る。前記巻取装置23は、可動パネル5がα°の位置から
全閉位置(イ)までスライドした時に弛む連結用ワイヤ
ロープ21を巻取るように構成される。もちろん、巻取装
置23を可動パネル5側に設けることもできる。したがっ
て、大きい引上げ力を要する可動パネル5の全開位置
(ロ)からの起動時に、カウンタウェイト12を勾配の大
きい上限位置(ハ)から下降させて自重を利用すること
ができる。
可動パネル5側に配設された可動側シーブ16と、アーチ
梁5側に配設された固定側シーブ17およびガイドシーブ
18と、開閉駆動装置である開閉用ウインチ19のドラム19
aとの間に2本の開閉用ワイヤ20が巻張されて昇降移動
される。また、可動パネル5の先端部とカウンタウェイ
ト12とは、2本の連結用ワイヤロープ21により連結さ
れ、これら連結用ワイヤロープ21はアーチ梁4に配設さ
れたガイドシーブ22により案内される。また、連結用ワ
イヤロープ21のカウンタウェイト12側は、カウンタウェ
イト12に配設された巻取装置23の巻取ドラム23aに連結
固定され、連結用ワイヤロープ21の長さlは、第2図に
示すように可動パネル5の全開位置(ロ)でカウンタウ
ェイト12が上限位置(イ)に位置するように設定され
る。すると、カウンタウェイト12は上限位置(ハ)から
下限位置(ニ)までスライドする間に屋根2の湾曲中心
0とのなす角度がα°変位すると、可動パネル5は全開
位置(ロ)から全閉位置(イ)に向ってα°スライドす
る。前記巻取装置23は、可動パネル5がα°の位置から
全閉位置(イ)までスライドした時に弛む連結用ワイヤ
ロープ21を巻取るように構成される。もちろん、巻取装
置23を可動パネル5側に設けることもできる。したがっ
て、大きい引上げ力を要する可動パネル5の全開位置
(ロ)からの起動時に、カウンタウェイト12を勾配の大
きい上限位置(ハ)から下降させて自重を利用すること
ができる。
次に作用を説明する。
可動パネル5を全閉位置(イ)から開放する場合に
は、開閉用ウインチ19を駆動して、開閉用ワイヤロープ
20を巻戻し、可動パネル5を自重により下方にスライド
させる。この時、下限位置(ニ)のカウンタウェイト12
は、巻取ドラム23aから連結用ワイヤロープ21が繰り出
されていく。そして、連結用ワイヤロープ21がすべて繰
り出されると、カウンタウェイト12は緊張されたワイヤ
ロープ21を介して上方にスライドされ、可動パネル5が
全開位置(ロ)に達すると、カウンタウェイト12が上限
位置(ハ)まで引き上げられる。
は、開閉用ウインチ19を駆動して、開閉用ワイヤロープ
20を巻戻し、可動パネル5を自重により下方にスライド
させる。この時、下限位置(ニ)のカウンタウェイト12
は、巻取ドラム23aから連結用ワイヤロープ21が繰り出
されていく。そして、連結用ワイヤロープ21がすべて繰
り出されると、カウンタウェイト12は緊張されたワイヤ
ロープ21を介して上方にスライドされ、可動パネル5が
全開位置(ロ)に達すると、カウンタウェイト12が上限
位置(ハ)まで引き上げられる。
可動パネル5を全開位置(ロ)から閉塞する場合に
は、開閉用ウインチ19を駆動して開閉用ワイヤロープ20
を巻取り、可動パネルを全閉位置(イ)に向って上方に
スライドさせる。この時、上限位置(ハ)のカウンタウ
ェイト12が自重により下方にスライドすることから、連
結用ワイヤロープ21を介して可動パネル5に牽引力(引
上げ力)が加わり、開閉用ウインチ19の負荷を大幅に軽
減することができる。特に起動時には、可動パネル5の
スライド勾配が大きいため、開閉用ウインチ19の駆動力
を補助できることで、開閉用ウインチ19の電動機容量の
小型化や開閉用ワイヤロープ20の小径化、シーブ16〜18
等部材の小型化軽量化がはかれ、同一設備を使用する場
合には可動パネル5を大きくして天部開口面積の拡大を
はかることができる。カウンタウェイト12が下限位置
(ニ)に達すると、カウンタウェイト12による可動パネ
ル5の引上げは終了するが、この時点での可動パネル5
のスライド勾配は小さくなっており、開閉用ウインチ19
のみで充分スライドさせることができる。この時から弛
み出す連結用ワイヤロープ21は、巻取装置23の巻取ドラ
ム23aに巻取られる。
は、開閉用ウインチ19を駆動して開閉用ワイヤロープ20
を巻取り、可動パネルを全閉位置(イ)に向って上方に
スライドさせる。この時、上限位置(ハ)のカウンタウ
ェイト12が自重により下方にスライドすることから、連
結用ワイヤロープ21を介して可動パネル5に牽引力(引
上げ力)が加わり、開閉用ウインチ19の負荷を大幅に軽
減することができる。特に起動時には、可動パネル5の
スライド勾配が大きいため、開閉用ウインチ19の駆動力
を補助できることで、開閉用ウインチ19の電動機容量の
小型化や開閉用ワイヤロープ20の小径化、シーブ16〜18
等部材の小型化軽量化がはかれ、同一設備を使用する場
合には可動パネル5を大きくして天部開口面積の拡大を
はかることができる。カウンタウェイト12が下限位置
(ニ)に達すると、カウンタウェイト12による可動パネ
ル5の引上げは終了するが、この時点での可動パネル5
のスライド勾配は小さくなっており、開閉用ウインチ19
のみで充分スライドさせることができる。この時から弛
み出す連結用ワイヤロープ21は、巻取装置23の巻取ドラ
ム23aに巻取られる。
上記実施例によれば、 (a)カウンタウェイト12により開閉用ウインチ19の駆
動力を軽減できる。
動力を軽減できる。
(b)カウンタウェイト12がアーチ梁4に沿って移動す
るため、特にカウンタウェイト12の為の収容空間を設け
る必要がなく、ドーム内の空間を有効利用できる。
るため、特にカウンタウェイト12の為の収容空間を設け
る必要がなく、ドーム内の空間を有効利用できる。
(c)可動パネル5とカウンタウェイト12を連結するワ
イヤロープ21はアーチ梁4に沿うため、配設方向が大き
く転向されることがなく、エネルギーロスが少ない。
イヤロープ21はアーチ梁4に沿うため、配設方向が大き
く転向されることがなく、エネルギーロスが少ない。
(d)カウンタウェイト12がアーチ梁4に沿って移動す
るため、可動パネル5の開閉ストロークに対応して、カ
ウンタウェイト12のスライドストロークを充分にとるこ
とができる。
るため、可動パネル5の開閉ストロークに対応して、カ
ウンタウェイト12のスライドストロークを充分にとるこ
とができる。
(e)カウンタウェイト12はアーチ梁4に沿ってスライ
ドするため、幾分勾配が小さく、起動力を必要とする
が、反対にカウンタウェイト12をアーチ梁4に安定して
配置することができ、非作動時の安定性がよく、誤作動
の危険性も少ない。
ドするため、幾分勾配が小さく、起動力を必要とする
が、反対にカウンタウェイト12をアーチ梁4に安定して
配置することができ、非作動時の安定性がよく、誤作動
の危険性も少ない。
なお、上記実施例ではカウンタウェイト12をアーチ梁
4の上面に沿ってスライドさせたが、アーチ梁4の下面
に沿ってスライドさせることもできる。
4の上面に沿ってスライドさせたが、アーチ梁4の下面
に沿ってスライドさせることもできる。
発明の効果 以上に述べたごとく本発明によれば、可動パネルを全
開位置から全閉位置に向ってスライドさせる時に、反対
側のアーチ梁上を下方にスライドするカウンタウェイト
により索体を介して引上げ力を補充することができ、可
動パネルの引上げ力を軽減できて開閉駆動装置を小型化
できる。一方同一の引上げ力では、可動パネルを大きく
(重量増加)できることから、天部開口を大きくするこ
とができる。また、カウンタウェイトがアーチ梁に沿っ
て移動するため、特にカウンタウェイトの為の収容空間
を設ける必要がなく、ドーム内の空間を削減する必要が
なく、空間を有効利用できる。さらに、索体はアーチ梁
に沿うため、配設方向が大きく転向されることがなく、
エネルギーロスが少ない。さらにまた、可動パネルの開
閉ストロークに対応して、カウンタウェイトのスライド
ストロークを充分にとることができる。また、カウンタ
ウェイトはアーチ梁に沿ってスライドするため、幾分勾
配が小さく、起動力を必要とするが、反対にカウンタウ
ェイトをアーチ梁に安定して配置することができ、非作
動時の安定性がよく、誤作動の危険性も少ない。
開位置から全閉位置に向ってスライドさせる時に、反対
側のアーチ梁上を下方にスライドするカウンタウェイト
により索体を介して引上げ力を補充することができ、可
動パネルの引上げ力を軽減できて開閉駆動装置を小型化
できる。一方同一の引上げ力では、可動パネルを大きく
(重量増加)できることから、天部開口を大きくするこ
とができる。また、カウンタウェイトがアーチ梁に沿っ
て移動するため、特にカウンタウェイトの為の収容空間
を設ける必要がなく、ドーム内の空間を削減する必要が
なく、空間を有効利用できる。さらに、索体はアーチ梁
に沿うため、配設方向が大きく転向されることがなく、
エネルギーロスが少ない。さらにまた、可動パネルの開
閉ストロークに対応して、カウンタウェイトのスライド
ストロークを充分にとることができる。また、カウンタ
ウェイトはアーチ梁に沿ってスライドするため、幾分勾
配が小さく、起動力を必要とするが、反対にカウンタウ
ェイトをアーチ梁に安定して配置することができ、非作
動時の安定性がよく、誤作動の危険性も少ない。
第1図〜第7図は本発明の一実施例を示し、第1図はド
ーム型屋根の全開状態の平面図、第2図は概略縦断面
図、第3図は全閉状態の斜視図、第4図は縦断面図、第
5図は開閉用ウインチのワイヤ掛けを示す構成図、第6
図、第7図は第4図に示すI-I矢視図およびII-II矢視
図、第8図は従来のドーム型屋根の斜視図である。 1……天部開口、2……屋根、3……固定パネル、4…
…アーチ梁、5……可動パネル、12……カウンタウェイ
ト、19……開閉用ウインチ、21……連結用ワイヤロー
プ、22……ガイドシーブ、23……巻取装置、(イ)……
全閉位置、(ロ)……全開位置、(ハ)……上限位置、
(ニ)……下限位置。
ーム型屋根の全開状態の平面図、第2図は概略縦断面
図、第3図は全閉状態の斜視図、第4図は縦断面図、第
5図は開閉用ウインチのワイヤ掛けを示す構成図、第6
図、第7図は第4図に示すI-I矢視図およびII-II矢視
図、第8図は従来のドーム型屋根の斜視図である。 1……天部開口、2……屋根、3……固定パネル、4…
…アーチ梁、5……可動パネル、12……カウンタウェイ
ト、19……開閉用ウインチ、21……連結用ワイヤロー
プ、22……ガイドシーブ、23……巻取装置、(イ)……
全閉位置、(ロ)……全開位置、(ハ)……上限位置、
(ニ)……下限位置。
フロントページの続き (72)発明者 中田 正男 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目6番14号 日立造船株式会社内 (72)発明者 前田 照明 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目6番14号 日立造船株式会社内 (72)発明者 西本 晃也 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目6番14号 日立造船株式会社内 (72)発明者 千葉 淳 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目6番14号 日立造船株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−236939(JP,A) 実開 昭62−126412(JP,U) 特公 昭50−10052(JP,B1)
Claims (1)
- 【請求項1】屋根の頂部から放射方向に配設されたアー
チ梁に沿ってスライド可能で屋根の天部開口を覆う複数
の可動パネルを有する開閉式ドーム型屋根において、 可動パネルがスライドするアーチ梁と反対側のアーチ梁
に沿ってスライド自在なカウンタウェイトを設け、 前記可動パネルとカウンタウェイトとを前記アーチ梁に
沿う索体で連結し、 前記可動パネルをアーチ梁に沿ってスライドさせる開閉
駆動装置を設けたことを特徴とする開閉式ドーム型屋
根。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1291669A JP2510300B2 (ja) | 1989-11-09 | 1989-11-09 | 開閉式ド―ム型屋根 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1291669A JP2510300B2 (ja) | 1989-11-09 | 1989-11-09 | 開閉式ド―ム型屋根 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03151436A JPH03151436A (ja) | 1991-06-27 |
JP2510300B2 true JP2510300B2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=17771903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1291669A Expired - Lifetime JP2510300B2 (ja) | 1989-11-09 | 1989-11-09 | 開閉式ド―ム型屋根 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2510300B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101796421B1 (ko) | 2017-06-21 | 2017-11-16 | 주식회사 아이스트 | 막재 개폐 및 텐션을 위한 케이블 정착장치 그리고 이를 적용한 케이블-막 개폐식 지붕구조시스템 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9918919D0 (en) * | 1999-08-12 | 1999-10-13 | Tomlinson Andrew D | Improvements to retracting roof systems for buildings |
CN113882575B (zh) * | 2021-09-03 | 2022-10-28 | 华北水利水电大学 | 一种可开合索膜屋顶结构 |
CN114775883B (zh) * | 2022-04-21 | 2024-06-11 | 浙江精筑机器人有限公司 | 一种卷扬机配重驱动式开合屋盖及其控制方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5245624B2 (ja) * | 1973-05-23 | 1977-11-17 | ||
JPH0518406Y2 (ja) * | 1986-02-03 | 1993-05-17 | ||
JPS62236939A (ja) * | 1986-04-08 | 1987-10-17 | 株式会社大林組 | 開閉式屋根 |
-
1989
- 1989-11-09 JP JP1291669A patent/JP2510300B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101796421B1 (ko) | 2017-06-21 | 2017-11-16 | 주식회사 아이스트 | 막재 개폐 및 텐션을 위한 케이블 정착장치 그리고 이를 적용한 케이블-막 개폐식 지붕구조시스템 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03151436A (ja) | 1991-06-27 |
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