JP2561142Y2 - 芝生床版 - Google Patents

芝生床版

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Publication number
JP2561142Y2
JP2561142Y2 JP4813192U JP4813192U JP2561142Y2 JP 2561142 Y2 JP2561142 Y2 JP 2561142Y2 JP 4813192 U JP4813192 U JP 4813192U JP 4813192 U JP4813192 U JP 4813192U JP 2561142 Y2 JP2561142 Y2 JP 2561142Y2
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JP
Japan
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floor slab
lawn
steel wire
slab
main structural
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JP4813192U
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JPH0610426U (ja
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義雄 山田
徹 青柳
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Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Publication date
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  • Road Paving Structures (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は移動自在な床版の表面に
人工芝生を敷設した芝生床版に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の芝生床版は移動させることを考慮
していないものが一般的であった。土間コンクリートの
表面に芝生を植栽あるいは人工芝生を敷設していた。ま
た床版ではその上に芝生を植えるか人工芝生を敷き込む
などであった。しかし、建物の用途を拡張できる利便を
考慮したとき、床版は固定型ではなく、移動型とする要
望が強まって、移動可能な床版表面に芝生を設ける芝生
床版も考えなければならないようになった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】移動可能な床版は少な
い支持点とすることが簡易な構成にすることになる。そ
れ故に支持スパンを広くとるので、補強強度の要請上か
ら構成部材重量が増加する点を否めなかった。これは支
持構造の鉛直荷重耐力を相応に強化し、移動動力容量や
制動馬力の点においても相応の構成とする必要を生じる
ものである。
【0004】本考案は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、その目的は軽量大架構構造の可動床版による芝
生床版を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の芝生床版は床版表面に芝生を敷設し、該床
版には車輪等の移動手段を設けて移動可能に構成し、少
なくとも端部の定着部よりも該床版中央部にて低いレベ
ルを通るプレストレストコンクリート鋼線を張設したの
である。
【0006】
【作用】プレストレストコンクリート鋼線の定着端部間
において、当該プレストレストコンクリート鋼線(以下
PC鋼線と略称)の張力が床版に対する水平圧縮力とな
って作用し、更にPC鋼線の中途部が床版中央部の梁を
持ち上げるように働くために、当該床版中央部の鉛直荷
重にPC鋼線で対抗する。この点はアンボンドプレスト
レストコンクリートのPC鋼線と同様の作用を行うもの
である。したがって、床版の支持点間梁を大架構の割に
は比較的軽量に構成することが可能になる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の好適な実施例について図面を
参照にした詳細に説明する。図1に芝生床版1の断面を
示しており、H形鋼による主構造梁3を囲桁に組んで、
更に囲桁内に主構造梁3a,3aを囲桁内平面の立てに
幾つかを平行に渡している。また、ラチス材やハニカム
材による小梁5を主構造梁3,3a,3a,3の間に渡
設している。すなわち、小梁5は主構造梁3a,3aを
横断する方向に一定の間隔で渡している。そして、根太
7を小梁5の直交方向に渡し設けている。これら主構造
梁3,小梁5,根太7による床版躯体表面に版9を設
け、その上面に人工芝生11を敷設している。更にま
た、主構造梁5の外側には台車ブラケット13を突設
し、その下部を台車15にて支持している。台車15は
支柱17上のレール19を走行し、芝生床版1を目的位
置に走行移動させるものである。
【0008】芝生床版1を構成する外側の主構造梁3−
3の外面上部が対向する対称位置にはPC鋼線用の定着
具を装着している。そして、内側の主構造梁3a−3a
の下を通したPC鋼線19の両端部は上記定着具に、張
力を付与したうえで定着固定している。したがって、P
C鋼線19の端部は下から上へ上昇する仰角方向に案内
されるので、PC鋼線19を保護する目的で図2のよう
に構成している。すなわち、主構造梁3a用のH形鋼下
部フランジ面にPC鋼線19が通る程度の内径を有する
ガイドパイプ21を固定している。このガイドパイプ2
1は芝生床版1の外部上方へ向って仰角に曲成してあ
る。このようにして、PC鋼線19の端部は主構造梁3
の外側上部に定着し、中途部は主構造梁3aの下端面を
通る。
【0009】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、本考案の芝
生床版によれば床版表面に芝生を敷設したのみならず、
その支持位置に車輪等の移動手段を設けているので、芝
生床版の静止位置や床面積を自由に変更し、多様な用途
を充足できる効果がある。また、床版構造にはPC鋼線
によって鉛直荷重に対抗する力を付与しているので、床
版の大架構を可能とし、移動可能とする支持点を減らせ
るので、梁の構造材軽減と相俟って移動機構を減らし、
移動動力容量や制動力の面においても有利になる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】芝生床版の縦断面図である。
【図2】主構造梁の下端部とPC鋼線とを示す部分断面
図である。
【符号の説明】
1 芝生床版 3 主構造梁 5 小梁 7 根太 9 版 11 人工芝生 13 台車ブラケット 15 打者 17 主柱 19 PC鋼線 21 ガイドパイプ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床版表面に芝生を敷設し、該床版には車
    輪等の移動手段を設けて移動可能に構成し、少なくとも
    端部定着部よりも該床版中央部にて低いレベルを通るプ
    レストレストコンクリート鋼線を張設したことを特徴と
    する芝生床版。
JP4813192U 1992-07-09 1992-07-09 芝生床版 Expired - Lifetime JP2561142Y2 (ja)

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JPH0610426U JPH0610426U (ja) 1994-02-10
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JPS5039369U (ja) * 1973-08-08 1975-04-22

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JPH0610426U (ja) 1994-02-10

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