JP2864974B2 - パターン比較方法 - Google Patents
パターン比較方法Info
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- JP2864974B2 JP2864974B2 JP5320659A JP32065993A JP2864974B2 JP 2864974 B2 JP2864974 B2 JP 2864974B2 JP 5320659 A JP5320659 A JP 5320659A JP 32065993 A JP32065993 A JP 32065993A JP 2864974 B2 JP2864974 B2 JP 2864974B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパターン比較方法に関
し、特にCAD設計における設計変更に伴う修正内容の
認識等に用いられるパターン比較方法に関するものであ
る。
し、特にCAD設計における設計変更に伴う修正内容の
認識等に用いられるパターン比較方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】CAD設計において、パターンの部分的
な変更が発生した場合は、変更後にその修正内容を確認
するが、確認する内容は接続だけでなくパターンの引き
回し等もある。この様な場合、特開昭64−12372
号公報の様に、新旧のパターンの変更部を図面等で視覚
的に比較する必要がある。
な変更が発生した場合は、変更後にその修正内容を確認
するが、確認する内容は接続だけでなくパターンの引き
回し等もある。この様な場合、特開昭64−12372
号公報の様に、新旧のパターンの変更部を図面等で視覚
的に比較する必要がある。
【0003】従来、図17のCAD設計装置において、
図2から図3の様なパターン変更が発生した場合、変更
後に図18のフローチャートの手順で新旧パターンを比
較し変更内容を確認する。
図2から図3の様なパターン変更が発生した場合、変更
後に図18のフローチャートの手順で新旧パターンを比
較し変更内容を確認する。
【0004】すなわち、図6,7に示す変更前後のパタ
ーンデータを、図8,9の様に線分データに分解し、図
21の様に新旧の指標を付けて単純に合成し、図22の
様に並べ替えをする。このデータを図23の様に同じ線
分データを削除し、図24,25の様に新旧のデータに
分離する。これを図19,20の様に画面や図面に出し
て変更内容を確認する。
ーンデータを、図8,9の様に線分データに分解し、図
21の様に新旧の指標を付けて単純に合成し、図22の
様に並べ替えをする。このデータを図23の様に同じ線
分データを削除し、図24,25の様に新旧のデータに
分離する。これを図19,20の様に画面や図面に出し
て変更内容を確認する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の手順でパタ
ーン変更内容を確認する場合、変更内容として表示され
るパターンは、変更前と変更後で重なる部分まで表示さ
れる。この様に変更内容確認に不必要な部分(図19,
20の場合はP3−P4′とP5′−P5の部分)まで
表示されるため、変更内容がある程度多い場合には、非
常に確認しづらい表示となり、確認作業に時間がかか
り、また信頼度も向上しなかった。
ーン変更内容を確認する場合、変更内容として表示され
るパターンは、変更前と変更後で重なる部分まで表示さ
れる。この様に変更内容確認に不必要な部分(図19,
20の場合はP3−P4′とP5′−P5の部分)まで
表示されるため、変更内容がある程度多い場合には、非
常に確認しづらい表示となり、確認作業に時間がかか
り、また信頼度も向上しなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のパターン比較方
法は、変更前のパターンデータの座標値で変更後のパタ
ーンデータを分割するステップと、変更後のパターンデ
ータの座標値で変更前のパターンデータを分割するステ
ップとを有する。
法は、変更前のパターンデータの座標値で変更後のパタ
ーンデータを分割するステップと、変更後のパターンデ
ータの座標値で変更前のパターンデータを分割するステ
ップとを有する。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0008】図17に、本発明を実施するCAD設計装
置の構成例を示す。19は入力装置であり、中央処理装
置20に必要なパターンデータやコマンドを入力する。
20は中央処理装置であり、CAD設計装置全体をコン
トロールする。21は表示装置であり、設計パターンを
画面に表示する。22は印刷装置であり、設計パターン
図面やチェック用図面出力を行う。23は記憶装置であ
り、設計パターンデータなどを記憶する。特に本発明に
て作成する新旧比較パターンも格納する。
置の構成例を示す。19は入力装置であり、中央処理装
置20に必要なパターンデータやコマンドを入力する。
20は中央処理装置であり、CAD設計装置全体をコン
トロールする。21は表示装置であり、設計パターンを
画面に表示する。22は印刷装置であり、設計パターン
図面やチェック用図面出力を行う。23は記憶装置であ
り、設計パターンデータなどを記憶する。特に本発明に
て作成する新旧比較パターンも格納する。
【0009】以上の様に構成されたCAD設計装置にお
いて、図1に示す手順でパターンの設計変更の確認を行
う。これを追って説明する。
いて、図1に示す手順でパターンの設計変更の確認を行
う。これを追って説明する。
【0010】2)線分データに分解 CAD設計装置に記憶している図2の変更前パターン
(図6)と図3の変更後パターン(図7)をそれぞれ図
8と図9に示す線分データに分解する。
(図6)と図3の変更後パターン(図7)をそれぞれ図
8と図9に示す線分データに分解する。
【0011】3)パターンデータ分割 図6の変更前パターンデータの座標値によって、図9の
変更後パターンデータを分割し、図11に示すデータを
作成する。すなわち、図9のデータを順次検索し、それ
ぞれについて図6のデータの各座標が線分上かどうかを
判定し、線分上の途中点であれば線分をその点で分割す
る。結果的に、図3における線分P5′−P6を、図2
の変更前パターンデータの座標値P5によって、線分P
5′−P5と線分P5−P6に分割する。
変更後パターンデータを分割し、図11に示すデータを
作成する。すなわち、図9のデータを順次検索し、それ
ぞれについて図6のデータの各座標が線分上かどうかを
判定し、線分上の途中点であれば線分をその点で分割す
る。結果的に、図3における線分P5′−P6を、図2
の変更前パターンデータの座標値P5によって、線分P
5′−P5と線分P5−P6に分割する。
【0012】同様に、図7の変更後パターンデータの座
標値によって、図8の変更前パターンデータを分割し、
図10に示すデータを作成する。
標値によって、図8の変更前パターンデータを分割し、
図10に示すデータを作成する。
【0013】4)新旧データ合成 それぞれ変更前と変更後を現わす新旧指標18(実施例
では、+は追加パターン、−は削除パターンを表してい
る)を付けて合成し図12に示すデータを作成する。
では、+は追加パターン、−は削除パターンを表してい
る)を付けて合成し図12に示すデータを作成する。
【0014】5)並べ変え パターンデータを文字のコード番号順に並べ変え、図1
3に示すデータを作成する。
3に示すデータを作成する。
【0015】6)同一パターン消去 パターンデータを順に比較し同一データを消去して、図
14に示すデータを作成する。
14に示すデータを作成する。
【0016】7)新旧データ分離 付加されている新旧指標18により、図15に示す削除
データと、図16に示す追加データに分離する。
データと、図16に示す追加データに分離する。
【0017】以上で作成したパターンデータを印刷装置
22によって出力し、変更内容を確認することができ
る。
22によって出力し、変更内容を確認することができ
る。
【0018】図1の3パターンデータ分割のステップに
おいて、新旧の線分同士を比較して、重なり具合いを判
定する。このようにすると余計な分割が行われないので
データが少なくてすみ処理が早くできる利点がある。
おいて、新旧の線分同士を比較して、重なり具合いを判
定する。このようにすると余計な分割が行われないので
データが少なくてすみ処理が早くできる利点がある。
【0019】すなわち、図9のデータを順次検索し、そ
れぞれについて図8の各線分データと平行かどうかを判
定し、平行でかつ線分の端点が別の線分上の途中点であ
れば線分をその点で分割する。これにより、線分同士が
T時に交わる線分が分割されなくなり、データ量が少な
くなる。
れぞれについて図8の各線分データと平行かどうかを判
定し、平行でかつ線分の端点が別の線分上の途中点であ
れば線分をその点で分割する。これにより、線分同士が
T時に交わる線分が分割されなくなり、データ量が少な
くなる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明のパターン比
較方法は、パターンデータを線分データに分解し同一デ
ータを消去する段階で、変更前のパターンデータの座標
値で変更後のパターンデータを分割するステップと、変
更後のパターンデータの座標値で変更前のパターンデー
タを分割するステップを用いることにより、パターンが
視覚的に異なる部分のみを正確に抽出できる。これを表
示または印刷する事により、高信頼度の変更内容確認
が、簡単に短時間でできる。
較方法は、パターンデータを線分データに分解し同一デ
ータを消去する段階で、変更前のパターンデータの座標
値で変更後のパターンデータを分割するステップと、変
更後のパターンデータの座標値で変更前のパターンデー
タを分割するステップを用いることにより、パターンが
視覚的に異なる部分のみを正確に抽出できる。これを表
示または印刷する事により、高信頼度の変更内容確認
が、簡単に短時間でできる。
【図1】本発明のパターン比較方法における処理手順の
フローチャート。
フローチャート。
【図2】本発明の実施例における変更前パターン例。
【図3】本発明の実施例における変更後パターン例。
【図4】本発明の実施例により出力される削除パター
ン。
ン。
【図5】本発明の実施例により出力される追加パター
ン。
ン。
【図6】本発明を実施する変更前パターンデータ例。
【図7】本発明を実施する変更後パターンデータ例。
【図8】図6のデータを線分分解したデータ。
【図9】図7のデータを線分分解したデータ。
【図10】図8のデータを図7のデータで分割したデー
タ。
タ。
【図11】図9のデータを図6のデータで分割したデー
タ。
タ。
【図12】図10と図11のデータを合成したデータ。
【図13】図12のデータを並べ変えたデータ。
【図14】図13のデータの同一部を消去したデータ。
【図15】図14のデータより削除パターンを抽出した
データ。
データ。
【図16】図14のデータより追加パターンを抽出した
データ。
データ。
【図17】本発明を実施するCAD設計装置の構成例。
【図18】従来のパターン比較方法における処理手順の
フローチャート。
フローチャート。
【図19】従来の方法により出力される削除パターン。
【図20】従来の方法により出力される追加パターン。
【図21】従来の方法における新旧の合成したパターン
データ。
データ。
【図22】図21のデータを並べ変えたデータ。
【図23】図22のデータの同一部を消去したデータ。
【図24】図23のデータより削除パターンを抽出した
データ。
データ。
【図25】図23のデータより追加パターンを抽出した
データ。
データ。
1 パターン変更工程 2 線分データに分解するステップ 3 パターンデータを分割するステップ 4 新旧データを合成するステップ 5 データを並べ変えるステップ 6 同日パターンを消去するステップ 7 新旧データを分離するステップ 8 図面出力工程 9 変更内容の認識工程 10 変更前パターン 11 変更後パターン 12 削除パターン 13 追加パターン 14 移動コマンド 15 作画コマンド 16 座標データ 17 線分データ 18 新旧指標 19 入力装置 20 中央処理装置 21 表示装置 22 印刷装置 23 記憶装置
Claims (1)
- 【請求項1】 パターンデータを線分データに分解する
ステップと、変更前のパターンデータの座標値で変更後
のパターンデータを分割するステップと、変更後のパタ
ーンデータの座標値で変更前のパターンデータを分割す
るステップと、変更前及び変更後のパターンデータをそ
れぞれ変更前と変更後を現わす指標を付けて合成するス
テップと、座標データによりパターンデータを並べ変え
るステップと、同一パターンデータを消去するステップ
と、残ったデータを新旧の指標で分離するステップとを
有することを特徴とするパターン比較方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5320659A JP2864974B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | パターン比較方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5320659A JP2864974B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | パターン比較方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07175928A JPH07175928A (ja) | 1995-07-14 |
JP2864974B2 true JP2864974B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=18123890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5320659A Expired - Fee Related JP2864974B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | パターン比較方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2864974B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03268173A (ja) * | 1990-03-19 | 1991-11-28 | Nec Corp | 回路差分抽出装置 |
JPH05314209A (ja) * | 1992-05-07 | 1993-11-26 | Hitachi Ltd | プリント配線の変更部分抽出装置 |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP5320659A patent/JP2864974B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07175928A (ja) | 1995-07-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981117 |
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