JP2864941B2 - 回転体軸受装置,モータおよびポリゴンミラーモータ - Google Patents

回転体軸受装置,モータおよびポリゴンミラーモータ

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JP2864941B2 JP5100709A JP10070993A JP2864941B2 JP 2864941 B2 JP2864941 B2 JP 2864941B2 JP 5100709 A JP5100709 A JP 5100709A JP 10070993 A JP10070993 A JP 10070993A JP 2864941 B2 JP2864941 B2 JP 2864941B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビームプリンタ
用ポリゴンミラーモータのように厳しい回転精度を必要
とするモータに関し、特に精密回転維持に好適な軸受構
成体及びこれを具備し、回転変動の極めて小さなモータ
に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、レーザビームプリンタ,磁気ディ
スク装置及びビデオテープレコーダにおいては、装置の
高性能化や高機能化に伴いそこに用いられるモータには
高い回転精度が要求されるようになった。
【0003】従来、この種のモータにはボールベアリン
グが使用されていたが、高速性や回転変動の点で非接触
タイプの流体潤滑軸受が用いられるようになってきた。
また、クリーンな環境での使用条件から空気軸受やシー
ル性に優れた磁性流体軸受が提案され、実用化されてい
る。特に、磁性流体軸受は空気軸受に比較し、磁性流体
の粘性が高いために小径の軸受で高い軸受剛性が得られ
る上、軸振動に対する減衰性がよく、高精度回転に有効
な軸受装置として特開平3−51514号公報に開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術によ
れば、モータの高速性や高精度回転に対して流体軸受の
適用を提案し、クリーンな環境での使用を可能にするた
め磁性流体を軸受の潤滑とシールに利用し目的を達成し
ようとしている。しかし、開示されている軸受装置を用
いたモータにおいてはある程度の高精度回転は得られる
が、回転変動に対しては限界があり、最近の高精細対応
のレーザビームプリンタには適用できない場合がある。
すなわち、レーザビームプリンタにおいて、レーザ光を
等速走査するために用いられるポリゴンミラーモータは
電気的に制御して回転速度を一定に維持している。しか
し、従来のプリンタでは10/1000%〜20/10
00%の回転変動で描画していたが、高精細化やカラー
化対応のレーザビームプリンタでは、回転変動として5
/1000%以下といった高精度の回転精度を必要とし
ている。この精度を実現するためには基本的には軸受の
摩擦変動を小さくしておく必要がある。
【0005】潤滑油を用いた流体軸受は、原理的には流
体の粘度が一定の場合は摩擦変動の無い軸受であるが、
上記した従来の軸受装置では5/1000%以下の回転
変動を実現することが困難であることが分かった。すな
わち、回転数10,000rpm 以上の高速回転領域において、
高速回転ほど回転変動が大きくなることが実験結果の分
析より分かった。特に、20,000rpm 以上の高速回転では
不規則に回転数が変動したり、急激な回転変動を起こす
場合がある。
【0006】この現象を明確にすること及び問題を解決
するために、透明な軸受ケースを用いて軸受室内の潤滑
油の流れを観察した。その結果、軸受周辺や軸受間の潤
滑油の状態が高速回転ほど変化していることが分かっ
た。すなわち、軸の回転によって潤滑油中に小さな気泡
が発生したり、これが成長して比較的大きな気泡となる
と同時にある程度の大きさになると微細に砕かれる。こ
うした現象が軸受室の中で繰り返していることが観察で
きた。
【0007】上記した流体軸軸の摩擦変動は、この気泡
の混入が原因であるが、油潤滑軸受をポリゴンミラーモ
ータに適用した例が殆どないばかりでなく、このような
高精度の回転を必要とする回転機械もなかったので、高
速回転で潤滑油や磁性流体中に発生する気泡の低減や気
泡の発生防止に対する配慮がなされていなかった。
【0008】本発明は、上記した従来技術の欠点に鑑
み、従来技術の問題点の解決を図ったものであり、高速
回転領域まで高精度の回転が維持できる精密回転用モー
タ,ポリゴンミラーモータあるいは磁気ディスクドライ
ブ用モータやビデオテープレコーダ用シリンダモータ及
びその軸受構成体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸受支持部
と、ラジアル軸受と、このラジアル軸受を保持するため
に前記軸受支持部に形成された軸受保持室と、前記ラジ
アル軸受とに回転自在に支持される回転軸と、この回転
軸と前記ラジアル軸受との摺動隙間を潤す潤滑油とを有
し、回転軸の回転によって潤滑油中に発生する気泡の発
生を抑制する気泡発生抑制手段を備えたことを特徴とす
るものである。
【0010】
【作用】回転軸が高速回転しても、気泡発生抑制手段に
より、潤滑油中に発生する気泡の発生は抑制されるの
で、高精度の回転を維持できる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0012】図面に示すモータは、ポリゴンミラーを備
えたポリゴンミラーモータで、レーザビームプリンタに
用いるものである。
【0013】図1に示すように、ポリゴンミラーモータ
はモータ基体1,ハウジング2,回転体3を備えてい
る。
【0014】モータ基板1は、アルミニウムで形成され
中央部に設けられている軸受支持台4とこの軸受支持台
4の外周に鍔状に形成されるフランジ部5を有する。こ
のフランジ部5は後述する固定子コイルの支持部になっ
ている。ハウジング2はフランジ部5の外周に嵌合して
取り付けられている。
【0015】回転体3は、アルミニウムで形成されてい
る回転台6とこの回転台6に載置されるポリゴンミラー
7と回転台6の中央に挿入固定される回転軸8を有す
る。ポリゴンミラー7はアルミニウムで形成されてい
る。回転軸8はステンレス鋼で形成され、透磁性を有す
る。回転台6に載置されるポリゴンミラー7はねじ9で
固定されている。回転体3はモータ基体1に回転自在に
支持されている。この回転支持については後で詳しく説
明する。モータ基体のフランジ部5には回転支持台6と
対向する面にモータ用の固定子コイル10が設けられて
いる。この固定子コイル10は、基板11,絶縁層12
および固定子用ヨーク板13を介してフランジ部5に取
り付けられている。固定子コイル10は扁平状をなす扁
平コイルになっている。回転体3の回転支持台6には、
前記固定子コイル10に対向する面にモータ用の回転子
マグネット14が設けられている。この回転子マグネッ
ト14は平らな環状体の形状になっており、回転子用ヨ
ーク板15を介して回転支持台6に取り付けられてい
る。回転子マグネット14と前記固定子コイル10は回
転軸8の軸方向に対面するような配置構成になってい
る。モータ基体1の軸受支持台4は、図2に示すように
回転支持台に向かって多く突き出る内側軸受支持部16
とモータ基体4の外側に向かって少なく突き出る外側軸
受支持部17を有する。内側軸受支持部16の内側には
内側ラジアル軸受18が、外側軸受支持部17の内側に
は外側ラジアル軸受19がそれぞれ設けられている。内
側ラジアル軸受18を保持する内側軸受保持室20は内
側軸受支持部16に、外側ラジアル軸受19を保持する
外側軸受保持室21は外側軸受支持部17にそれぞれ設
けられている。内側軸受保持室20と外側軸受保持室2
1は、軸受支持台4に形成した軸受用流体連通穴22に
よって連通されている。
【0016】内側軸受支持部16の先端側に設けられる
キャップ23には、キャップ基体24,動圧シール作用
をもつらせん溝付台25,磁性流体封止用磁気シール2
6が備わっている。
【0017】キャップ基体24はアルミニウムで形成さ
れ筒状の形状を有する。内側軸受支持部16の先端側に
は内側軸受保持室20と同心的形成した環状の嵌合突起
が設けられ、この嵌合突起27に嵌合する環状の段部が
キャップ基体23に設けられている。嵌合突起27に段
部を嵌めてキャップ基板24は取り付けられる。嵌合突
起27と段部の嵌合は接合面の気密が十分に行われるよ
うにしている。キャップ基体24の内周は嵌合突起27
の内周と面一になるように形成されている。嵌合突起2
7の内径は内側軸受保持室20の内径よりも大きく形成
されている。
【0018】らせん溝付台25は、環状の形状になって
いる。このらせん溝付台25はキャップ基体24に形成
されている嵌合段部28に、外周を嵌め込んでキャップ
基板24に取り付けられる。キャップ基体24と嵌合段
部28の嵌合は、接合面の気密が十分になるようになっ
ている。
【0019】らせん溝付台の内周は、磁性流体回収用の
らせん溝29が形成されている。このらせん溝29は回
転軸8の外周と隙間を介して対面している。螺旋状の溝
は回転軸8の回転方向にしたがって内側ラジアル軸受1
8側に進むように形成されている。
【0020】らせん溝付台25に設けられる磁性流体封
止用磁気シール26は、フェライトの粒子とプラスチッ
クを混合して形成している。この磁性流体封止用磁気シ
ール26は環状の形状を有し、回転軸8の外周をぐるり
と囲うものである。磁性流体封止用磁気シール26は、
外周をらせん溝付台25に形成した環状の段部に嵌め込
んで取り付けられる。磁性流体封止用磁気シール26と
段部の嵌合は、接合面の気密が十分になるようになって
いる。磁性流体封止用磁気シール26は透磁性の回転軸
8を介して磁気通路を形成し、この磁気通路の磁力によ
り、後述する磁性流体の封止を行うものである。内側軸
受保持部20に取り付けられる内側ラジアル軸受18は
外側の端面が内側軸受支持部16の先端側の端面と面一
になるように置かれる。内側ラジアル軸受18の内周面
には図3に示すように給油溝30が形成されている。こ
の給油溝30は回転軸8の軸方向に沿うように形成さ
れ、内側ラジアル軸受18の全長にわたって延びてい
る。給油溝30は3個所に等ピッチに配置されている。
内側ラジアル軸受18の外周には通路31が設けられて
いる。この通路31は内側ラジアル軸受18の外周を切
り欠いて形成している。通路31は3個所に等ピッチに
配置されている。整流板32は内側ラジアル軸受18の
外側の端面から少し離して置かれている。この整流体3
2は、内側軸受支持部16の嵌合突起27とキャップ基
体24に挟持されて取り付けられる。整流板32の外周
には、図4に示すように連通穴33が設けられ、この連
通穴33は整流板32の外周を切り欠いて形成してい
る。連通穴33は3個所に等ピッチで配置されている。
整流体32は連通穴33のないところが嵌合突起27と
キャップ基体24に挟持されるものである。
【0021】この整流板32は内側ラジアル軸受18の
外側端面側にある空間34を仕切って分けるものであ
る。空間34は、キャップ基体24の内周面,動圧シー
ル台25の内側面および内側ラジアル軸受18の外側端
面で囲まれて形成されるものである。内側ラジアル軸受
18の外側端面と整流板32との間にある隙間の寸法d
は約0.5mm である。内側ラジアル軸受18の奥側の端
面と内側軸受保持室20の奥部との間にある隙間の寸法
bは約1mmである。前記軸受用流体連通穴22の内周と
回転軸8の外周との間にある隙間の寸法aは、回転軸8
の直径寸法Dの1/20以下にしている。回転軸8の直
径寸法Dは約5mmである。
【0022】外側ラジアル軸受19を保持する外側軸受
保持室21の外側端部は蓋35で閉じられている。この
蓋35は外側端受支持部17の外側端部に形成した蓋用
凹部に嵌め込んで取り付けられる。
【0023】蓋35と蓋用凹部の嵌合は接合面の気密が
十分になるようになっている。外側ラジアル軸受19の
外側端部と蓋35との間にある隙間の寸法cは約0.5m
m である。外側ラジアル軸受19の内側端部と外側軸受
保持室21の奥部との間にある隙間の寸法bは約1mmで
ある。外側ラジアル軸受19は内側ラジアル軸受18と
同様に給油溝および外周の通路を有する。また、外,内
ラジアル軸受19,18は、回転軸8を支持する内周面
の両端角度がカットされた面取り部を有する。
【0024】磁気スラスト軸受は固定子のモータ基体1
と回転体3に跨って設けられている。この磁気スラスト
軸受は固定子側永久磁石36と回転子側永久磁石37と
で構成される。固定子側永久磁石36は内側軸受支持部
16の先端側外周に設けられる。回転子3に設ける回転
子側永久磁石37は固定子側永久磁石36と対向する位
置に置かれている。回転子3の回転支持台6には内側軸
受支持部16が収まるような円形凹部38が形成されて
いる。この円形凹部38の内周に回転子側永久磁石37
が取り付けられるのである。固定子側永久磁石36と回
転子側永久磁石37はリング状に形成され、ラジアル方
向に対面する両磁石36,37は異極が互いに向合うよ
うに配置されている。
【0025】上記の構成をもつポリゴンミラーモータ
は、次のようにして固定子のモータ基体1に回転子3を
組み込むのである。
【0026】回転子3を組み込む前には、磁性流体封止
用磁気シール26の中央が開口になっている。モータ基
体1を立てておき、その開口より潤滑油である磁性流体
を所定の量だけ注ぐ。この後に、回転軸8を磁性流体封
止用磁気シール26の開口からモータ基体1の内に挿入
することにより、回転子3がモータ基体に取り付けられ
る。
【0027】回転軸8の内側の先端が蓋35の内面によ
り少し浮いた状態に置かれる。これは磁気スラスト軸受
により、回転子3が所定の位置に保たれるからである。
【0028】回転軸8が内,外側ラジアル軸受18,1
9および軸受用流体連通穴22に入ると、磁性流体の油
面は、整流板32のところまで上がり、内,外側ラジア
ル軸受18,19が磁性流体に浸される状態になる。
【0029】磁性流体は図中に点々で示している。この
磁性流体は潤滑油で内,外側ラジアル軸受18,19の
摺動隙間を潤すものであるが、微粒子の鉄粉を含んでい
る。鉄粉は大きさが0.01μm〜0.015μmで、界
面活性処理の施されたものを用いている。摺動隙間は5
μm〜10μmであるので、磁性流体の潤滑油は摺動隙
間を十分に潤すことができるのである。
【0030】内,外側ラジアル軸受18,19に回転自
在に支持される回転軸8は、内側先端が外側ラジアル軸
受19内にあるが、他端には内側ラジアル軸受18を貫
通して外部に延びているので、磁性流体封止用磁気シー
ル26,らせん溝29で外部に磁性流体が漏れるのを抑
えている。
【0031】次に動作について説明する。
【0032】モータの通電により回転子の回転体3は回
転する。軸受用流体連通穴22の内周と回転軸8の外周
との間にできている隙間内の潤滑油は回転軸8の回転に
ともなって旋回する。この旋回流によって、軸受用流体
連通穴22の隙間内の潤滑油に気泡や空気の空洞が生ず
ることが確認された。気泡,空気空洞の発生現象は、軸
受用流体連通穴22の隙間が広く、かつ回転軸8の回転
速度が15,000rpm 以上の高速回転で顕著に表わされるも
のであることがわかった。
【0033】なお、モータの組立てにおいて、回転軸8
を内,外側ラジアル軸受18,19に挿入する際に、潤
滑油中に混入した細かな空気ないしもともと潤滑油中に
含んでいた空気粒子が、先の旋回流によって気泡ないし
空気空洞に成長するものと思われる。
【0034】さて、この気泡ないし空気空洞が発生する
と軸受用流体連通穴22の隙間内で摩擦変動を起して回
転子に回転変動を来たすことになる。また軸受用流体連
通穴22の隙間から内,外側ラジアル軸受18,19側
に移動し、内,外側ラジアル軸受18,19の摺動隙間
に流入すると、摺動隙間を潤していた油膜が切れ、摺動
隙間の摺動抵抗が変化し、回転子は回転変動を起すので
ある。
【0035】気泡ないし空気空洞の発生についてつぶさ
に検討したところ、軸受用流体連通穴の隙間を変えるこ
とにより発生状態が変わることがわかった。
【0036】すなわち、その隙間を狭くしていくと発生
が少ない傾向を示すことがわかった。従来の軸受装置
は、その隙間が回転軸の直径の1/10になる広いもの
であったが、それを1/20以下にすると、気泡ないし
空気空洞の発生はほとんど見られないことが確認され
た。
【0037】このように、軸受用流体連通穴22の隙間
寸法aを回転軸8の直径の1/20以下にすることによ
り、気泡ないし空気空洞の発生は抑制され、回転子の回
転変動を抑えることができるのである。
【0038】次に、外側ラジアル軸受19の外側端面と
蓋35の間にある隙間寸法を変えることにより、気泡な
いし空気空洞の発生に変化があることがわかった。隙間
が広いと多く発生し、狭くすると発生が抑制される傾向
にあることがわかった。隙間が広いと、回転軸8の外側
端面の中心部の圧力が低下して潤滑油に二次的な流れが
生ずる。それにより、その中心部に細かな気泡が集まっ
てある程度の大きさの気泡に成長すると、この大きな気
泡は外周側に飛ばされて微細化されるが、一部の気泡は
外側ラジアル軸受19の摺動隙間に流入して回転子の回
転に変動を来たす。
【0039】ちなみに、隙間寸法が1mm程度の広いもの
では気泡の発生が見られるが、隙間寸法cを0.5mm 程
度にすると、前述の二次的な流れが緩和され、回転軸8
の外側端面側における気泡の発生はなくなるのである。
【0040】また、外側ラジアル軸受19には図2の矢
印に示すような潤滑油の循環流が生じる。すなわち、外
側ラジアル軸受19の外周側にある通路から潤滑油が上
昇し、さらに上昇した潤滑油が摺動隙間を潤して降下す
る循環法になるものであるが、隙間の寸法bを1mmとす
るとともに隙間の寸法cとbとの関係をc≦bにするこ
とにより、外側ラジアル軸受19の摺動隙間への気泡の
流入が低減されるのである。
【0041】次に内側ラジアル軸受18側の潤滑油の動
作について述べる。図2の矢印に示すように潤滑油は内
側ラジアル軸受18の回りを循環する。内側ラジアル軸
受18の外周側にある通路31を上昇した潤滑油は、内
側ラジアル軸受18の外側面側を中心方向に移動して内
側ラジアル軸受18の摺動隙間を潤しながら降下する循
環流になる。
【0042】このように潤滑油は循環しますが、内側ラ
ジアル軸受18の外側端面側に整流板32が設けられて
いるので、摺動隙間に流入する気泡は発生しない。すな
わち、整流板32がないと、回転軸8の回転で内側ラジ
アル軸受の外側端面側に潤滑油の油面が乱れるすりばち
状のうず巻流が発生する。この油面の乱れるうず巻流に
空気が巻き込まれて気泡が発生するのである。しかし、
整流板32により、油面の乱れるうず巻流は抑制され、
空気の巻き込みはなくなるので、潤滑油に気泡が発生す
ることは起きないのである。このために、内側ラジアル
軸受18の摺動隙間を潤す油膜が気泡によって油膜切れ
を起すことはなく、回転子の回転変動は生じないのであ
る。
【0043】また整流板32は、外周側に連通穴33が
ある。この連通穴33は、内側ラジアル軸受18の外側
にある連路31から上昇する循環流に含まれる気泡を、
整流板32の上方にある空間34に逃し、その気泡が循
環流に乗って内側ラジアル軸受18の摺動隙間に達する
ことはないのである。
【0044】前記隙間の寸法aが回転軸8の直径の1/
20以下になっているときには、本来気泡の発生がない
ので、通路31から上昇する循環流に含まれる気泡を空
間34に逃す方策は不要であるが、不慮の事態に備えて
連通穴33を設けたものである。
【0045】また、整流板32と内側ラジアル軸受18
の外側端面との間に隙間を設けるようにしているが、内
側ラジアル軸受18の軸受面の角部をカットして面取り
をすれば、整流板32を内側ラジアル軸受18の外側端
面に当接しても、隙間を設けたものと同様の作用効果が
得られる。
【0046】さらに、内側ラジアル軸受18の隙間の寸
法bを1mm程度とし、d≦bの寸法関係にすると、内側
ラジアル軸受18の摺動隙間への気泡の流入は低減され
る。上記のような気泡発生の抑制や摺動隙間への気泡進
入防止の手立を講ずることにより、30,000rpm の高速回
転における回転変動は、10/1000%以下ないし5
/1000%以下に改善することができた。
【0047】上述した一実施例は、モータを縦にした場
合について説明したものであるが、横にした場合にも同
様の良さが期待できるものである。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、軸受支持部
と、ラジアル軸受と、このラジアル軸受を保持するため
に前記軸受支持部に形成された軸受保持室と、前記ラジ
アル軸受とに回転自在に支持される回転軸と、この回転
軸と前記ラジアル軸受との摺動隙間を潤す潤滑油とを有
し、回転軸の回転によって潤滑油中に発生する気泡の発
生を抑制する気泡発生抑制手段を備えたことを特徴とす
る回転体軸受装置にある。
【0049】これにより、気泡の発生がないので、回転
変動の極めて少ないものを提供できる。また回転変動の
少ないポリゴンミラーモータであるので、ポリゴンミラ
ーによって描かれる走査線の狂いが発生しないのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るポリゴンミラーモータ
の縦断面図。
【図2】同モートルの軸受装置の拡大縦断面図。
【図3】同モートルの内,外側ラジアル軸受の横断面
図。
【図4】同モートルの制流体の横断面図。
フロントページの続き (72)発明者 赤司 末雄 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株式会社 日立製作所 リビング機器事 業部内 (56)参考文献 特開 平6−269142(JP,A) 特開 平6−42651(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16C 33/10 F16C 17/02 F16C 33/74 F16J 15/40

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸受支持部と、ラジアル軸受と、このラジ
    アル軸受を保持するために前記軸受支持部に形成された
    軸受保持室と、前記ラジアル軸受とに回転自在に支持さ
    れる回転軸と、この回転軸と前記ラジアル軸受との摺動
    隙間を潤す潤滑油と、ラジアル軸受の外側端部側に設け
    られる空間とを有し、この空間にラジアル軸受の外側端
    部から間隔を置いて整流板を配置したことを特徴とする
    回転体軸受装置。
  2. 【請求項2】軸受支持部と、ラジアル軸受と、このラジ
    アル軸受を保持するために前記軸受支持部に形成された
    軸受保持室と、前記ラジアル軸受とに回転自在に支持さ
    れる回転軸と、この回転軸と前記ラジアル軸受との摺動
    隙間を潤す潤滑油とを有し、前記ラジアル軸受の奥側と
    軸受保持室の奥側との間に隙間を設けるとともにラジア
    ル軸受の外周側に通路及びラジアル軸受の外側端部側に
    空間を設け、この空間にラジアル軸受の外側端部から間
    隔を置いて整流板を配置したことを特徴とする回転体軸
    受装置。
  3. 【請求項3】軸受支持部と、ラジアル軸受と、このラジ
    アル軸受を保持するために前記軸受支持部に離して形成
    された軸受保持室と、前記ラジアル軸受と回転自在に支
    持される回転軸と、この回転軸と前記ラジアル軸受との
    摺動隙間を潤す潤滑油としての磁性流体とを有し、前記
    ラジアル軸受の外側端部側に空間を設け、この空間にラ
    ジアル軸受の外側端部から間隔を置いて整流板を配置
    し、前記回転軸の外周をぐるりと囲うとともに前記空間
    を包む磁性流体封止手段を設けたことを特徴とする回転
    体軸受装置。
  4. 【請求項4】軸受支持部と、二つのラジアル軸受と、こ
    の二つのラジアル軸受を保持するために前記軸受支持部
    に離して形成された二つの軸受保持室と、前記両ラジア
    ル軸受に回転自在に支持される回転軸と、この回転軸と
    前記両ラジアル軸受との摺動隙間を潤す潤滑油とを有
    し、離して配置している前記両軸受保持室を連通する軸
    受用流体連通穴を前記軸受支持部に形成し、この軸受用
    流体連通穴にも前記潤滑油を満たし、軸受用流体連通穴
    の内周と前記回転軸の外周との間に形成される隙間の寸
    法を回転軸の直径寸法の1/20以下にしたことを特徴
    とする回転体軸受装置。
  5. 【請求項5】軸受支持台と、この軸受支持台に離して設
    けた二つの軸受支持部と、両軸受支持部にそれぞれ設け
    られた軸受保持室と、両軸受保持室にそれぞれ保持され
    るラジアル軸受と、両ラジアル軸受に回転自在に支持さ
    れる回転軸と、この回転軸と前記両ラジアル軸受との摺
    動隙間を潤す潤滑油とを有し、離して配置している前記
    両軸受保持室を連通する軸受用流体連通穴を前記軸受支
    持台に形成し、回転軸の一方の端部は一方の軸受保持室
    から突き出ないように収め、回転軸の他方の端部は他方
    の軸受保持室から突き抜けて外部に延在するように設
    け、回転軸の端部が突き出ないように収まっている軸受
    保持室は、回転軸の端部が対する側を封鎖し、回転軸
    の突き抜ける軸受保持室に保持されるラジアル軸受の外
    部側を、回転軸の外周をぐるりと囲う磁性流体封止手段
    で包み、回転軸の通し穴を兼ねる軸受用流体連通穴を軸
    受支持台に形成して両軸受保持室を連通し、回転軸の端
    部が突き出ないように収まっている軸受保持室に保持さ
    れるラジアル軸受は、軸受保持室の奥側と前記封鎖側に
    それぞれ隙間が保たれるように配置するとともに封鎖側
    の隙間を奥側の隙間よりも狭くし、奥側の隙間と封鎖側
    の隙間をつなぐ通路をラジアル軸受の外周に形成し、回
    転軸の突き抜ける軸受保持室に保持されるラジアル軸受
    は、軸受保持室の奥側に隙間が保たれるように配置する
    とともにこのラジアル軸受の外周には、隙間とラジアル
    軸受の外部側端部を連通する通路を形成し、軸受用流体
    連通穴の内周と前記回転軸の外周との間に形成される隙
    間の寸法を回転軸の直径寸法の1/20以下にしたこと
    を特徴とする回転体軸受装置。
  6. 【請求項6】モータ基板と、回転体と、モータ基板に備
    わる固定子コイルおよび軸受支持部と、回転体に備わる
    回転子マグネットと、ラジアル軸受と、このラジアル軸
    受を保持するために前記軸受支持部に形成された軸受保
    持室と、前記ラジアル軸受とに回転自在に支持される回
    転軸と、この回転軸と前記ラジアル軸受との摺動隙間を
    潤す潤滑油と、ラジアル軸受の外側端部側に設けられる
    空間とを有し、この空間にラジアル軸受の外側端部から
    間隔を置いて整流板を配置したことを特徴とするモー
    タ。
  7. 【請求項7】モータ基板と、回転体と、モータ基板に備
    わる固定子コイルおよび軸受支持部と、回転体に備わる
    回転子マグネットおよびポリゴンミラーと、ラジアル軸
    受と、このラジアル軸受を保持するために前記軸受支持
    部に形成された軸受保持室と、前記ラジアル軸受とに回
    転自在に支持される回転軸と、この回転軸と前記ラジア
    ル軸受との摺動隙間を潤す潤滑油と、ラジアル軸受の外
    側端部側に設けられる空間とを有し、この空間にラジア
    ル軸受の外側端部から間隔を置いて整流板を配置したこ
    とを特徴とするポリゴンミラーモータ。
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