JP2863864B2 - 糸の貯蔵及び供給装置 - Google Patents
糸の貯蔵及び供給装置Info
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- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D47/00—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
- D03D47/34—Handling the weft between bulk storage and weft-inserting means
- D03D47/36—Measuring and cutting the weft
- D03D47/361—Drum-type weft feeding devices
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H51/00—Forwarding filamentary material
- B65H51/20—Devices for temporarily storing filamentary material during forwarding, e.g. for buffer storage
- B65H51/22—Reels or cages, e.g. cylindrical, with storing and forwarding surfaces provided by rollers or bars
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Description
【発明の詳細な説明】 説 明 本発明は糸の貯蔵及び供給装置に関し、特に糸の前進
移動の調整を可能とするための構造が簡単な糸の貯蔵及
び供給装置に関する。
移動の調整を可能とするための構造が簡単な糸の貯蔵及
び供給装置に関する。
スイス特許第381622号に開示された他の型式の糸の貯
蔵及び供給装置の場合においては、糸巻部材は静止して
いるが、内側ロッドドラムとそれと噛み合った外側ロッ
ドドラムとからなる貯蔵ドラムが前記糸を巻き上げるよ
うに駆動される。内側ロットドラムの軸は外側ロッドド
ラムの軸及び駆動シャフトの軸とそれぞれとの関係で斜
めになっている、即ち、それらとの関係では、傾斜し偏
心するように組み合わされている。その偏心の程度が、
それに沿って糸を上昇させるための外側ロッドドラムの
複数のロッドを越えて内側ロッドドラムの複数のロッド
が放射状に突き出ている貯蔵ドラム周囲部分の円周寸法
を決めている。内側ロッドドラムの軸の傾斜が1回転す
る場合内側ロッドドラムの各ロッドによって移動する軸
の距離をきめている。前記軸が傾斜する平面は偏心方向
で外周方向に変位した関係、約90度の変位、に延びてい
なければならない。この場合、各ロッドが外周部に沿っ
て軸方向前方への移動を行い、その場合、外側ロッドド
ラムのロッドの後側に戻る残りの外周部分に沿って、該
ロッドの軸方向後方への移動が行われる。偏心が該軸の
傾斜平面に位置するかまたはそれに対し180度変位して
いれば、内側ロッドドラムの各ロッドは外側ロッドドラ
ムの各ロッドを越えて突きでており、軸方向前方及び後
方への運動を行うが、突出部分に沿って、そのロッドが
一定の距離まで最初に前進し次いで同じ距離だけ後退
し、その結果、外側ロッドドラムから引き上げられた糸
が、前記突出部分の後ろで、同じ軸位置上の外側ロッド
ドラム上に堆積する。そのとき、前進運動は零である。
もし変位が0度と90度との間であれば、前進運動の範囲
は零から最大の間にある。このように、前進運動をそれ
ぞれの糸の質によって調整することが可能であり、前記
調整はスリーブによって行われ、前記スリーブには円筒
内表面と円筒外表面があり、それらは軸方向に平行では
あるがそれぞれに関し偏心するように配置されている。
前記スリーブはその内側に中空の円筒状のシャフトを支
持しており、そのシャフトは回転に抗するように維持さ
れており、かつ前記内側ロッドドラム軸の傾斜を決めて
いる。駆動シャフトの固定ねじを緩めると、前記スリー
ブは内側ロッドドラムの軸傾斜平面対する偏心が90度か
ら0度の間に変位するように回転することが出来る。前
記供給装置は一方向にのみ回転出来る。しかし、S−捩
じりやZ−捩じりを持つ糸は、反対側に巻くことが必要
である。第1のまたは第2のタイプの糸は既知の糸供給
装置によって処理することが出来る。
蔵及び供給装置の場合においては、糸巻部材は静止して
いるが、内側ロッドドラムとそれと噛み合った外側ロッ
ドドラムとからなる貯蔵ドラムが前記糸を巻き上げるよ
うに駆動される。内側ロットドラムの軸は外側ロッドド
ラムの軸及び駆動シャフトの軸とそれぞれとの関係で斜
めになっている、即ち、それらとの関係では、傾斜し偏
心するように組み合わされている。その偏心の程度が、
それに沿って糸を上昇させるための外側ロッドドラムの
複数のロッドを越えて内側ロッドドラムの複数のロッド
が放射状に突き出ている貯蔵ドラム周囲部分の円周寸法
を決めている。内側ロッドドラムの軸の傾斜が1回転す
る場合内側ロッドドラムの各ロッドによって移動する軸
の距離をきめている。前記軸が傾斜する平面は偏心方向
で外周方向に変位した関係、約90度の変位、に延びてい
なければならない。この場合、各ロッドが外周部に沿っ
て軸方向前方への移動を行い、その場合、外側ロッドド
ラムのロッドの後側に戻る残りの外周部分に沿って、該
ロッドの軸方向後方への移動が行われる。偏心が該軸の
傾斜平面に位置するかまたはそれに対し180度変位して
いれば、内側ロッドドラムの各ロッドは外側ロッドドラ
ムの各ロッドを越えて突きでており、軸方向前方及び後
方への運動を行うが、突出部分に沿って、そのロッドが
一定の距離まで最初に前進し次いで同じ距離だけ後退
し、その結果、外側ロッドドラムから引き上げられた糸
が、前記突出部分の後ろで、同じ軸位置上の外側ロッド
ドラム上に堆積する。そのとき、前進運動は零である。
もし変位が0度と90度との間であれば、前進運動の範囲
は零から最大の間にある。このように、前進運動をそれ
ぞれの糸の質によって調整することが可能であり、前記
調整はスリーブによって行われ、前記スリーブには円筒
内表面と円筒外表面があり、それらは軸方向に平行では
あるがそれぞれに関し偏心するように配置されている。
前記スリーブはその内側に中空の円筒状のシャフトを支
持しており、そのシャフトは回転に抗するように維持さ
れており、かつ前記内側ロッドドラム軸の傾斜を決めて
いる。駆動シャフトの固定ねじを緩めると、前記スリー
ブは内側ロッドドラムの軸傾斜平面対する偏心が90度か
ら0度の間に変位するように回転することが出来る。前
記供給装置は一方向にのみ回転出来る。しかし、S−捩
じりやZ−捩じりを持つ糸は、反対側に巻くことが必要
である。第1のまたは第2のタイプの糸は既知の糸供給
装置によって処理することが出来る。
ドイツ公開公報第2514669号で開示されているタイプ
の糸の貯蔵及び供給装置においては、そこでは噛み合っ
た内側ロッドドラムと外側ロッドドラムからなる固定貯
蔵ドラムが提供されているが、糸巻部材は駆動シャフト
によって貯蔵ドラムの回りを駆動される。軸方向前方へ
の前進運動の範囲は内側ロッドドラムの偏心軸の傾斜を
調整することにより変えられる。駆動シャフトはハブを
その上に回転可能に支持し、前記ハブは前記シャフトと
同軸であり、その端縁にキャップねじによってスリーブ
に回転しないように係止されている。内側ロッドドラム
のピボットベアリングは駆動シャフトに関して偏心して
いるスリーブの外周表面に固定されている。キャップね
じは前記ハブ体とスリーブとの間の結合手段となってい
る。前記端縁4において、頭無しねじが前記キャップね
じ直径方向の反対側に位置し、前記頭無しねじはスリー
ブの端部面を押圧している。スリーブが駆動シャフトに
対し前記結合手段に傾斜する度合いは前記頭無しねじが
ねじこまれる程度に比例している。前記頭無しねじはシ
ャフト軸に平行な位置と傾斜の最大角度との間の内側ロ
ッドドラム軸の傾斜の調整のために用いられる。しか
し、この糸の貯蔵及び供給装置は一方の回転の場合だけ
作動する。なぜなら、回転方向が逆転すると、前進運動
の方向も同様に逆転するからである。
の糸の貯蔵及び供給装置においては、そこでは噛み合っ
た内側ロッドドラムと外側ロッドドラムからなる固定貯
蔵ドラムが提供されているが、糸巻部材は駆動シャフト
によって貯蔵ドラムの回りを駆動される。軸方向前方へ
の前進運動の範囲は内側ロッドドラムの偏心軸の傾斜を
調整することにより変えられる。駆動シャフトはハブを
その上に回転可能に支持し、前記ハブは前記シャフトと
同軸であり、その端縁にキャップねじによってスリーブ
に回転しないように係止されている。内側ロッドドラム
のピボットベアリングは駆動シャフトに関して偏心して
いるスリーブの外周表面に固定されている。キャップね
じは前記ハブ体とスリーブとの間の結合手段となってい
る。前記端縁4において、頭無しねじが前記キャップね
じ直径方向の反対側に位置し、前記頭無しねじはスリー
ブの端部面を押圧している。スリーブが駆動シャフトに
対し前記結合手段に傾斜する度合いは前記頭無しねじが
ねじこまれる程度に比例している。前記頭無しねじはシ
ャフト軸に平行な位置と傾斜の最大角度との間の内側ロ
ッドドラム軸の傾斜の調整のために用いられる。しか
し、この糸の貯蔵及び供給装置は一方の回転の場合だけ
作動する。なぜなら、回転方向が逆転すると、前進運動
の方向も同様に逆転するからである。
実際には、回転方向を逆転するときこの種の糸の貯蔵
及び供給装置の場合にとられる方法は糸供給装置を分解
し部品を挿入する方法であり、それにより、軸の傾斜
と、傾斜と偏心間の変位を逆にされる。しかし、それは
面倒なことである。
及び供給装置の場合にとられる方法は糸供給装置を分解
し部品を挿入する方法であり、それにより、軸の傾斜
と、傾斜と偏心間の変位を逆にされる。しかし、それは
面倒なことである。
米国特許第4632154号は、固定貯蔵ドラムを有する糸
の貯蔵及び供給装置に関し、回転方向を変えなければな
らないときは、新しい回転方向にもその糸の前進運動を
確保するために、内側ロッドドラム傾斜角を駆動シャフ
トと偏心に関し180度回転する特徴が開示されている。
この方法は調整のための外側ロッドドラムのロッド間の
外周方向に大きな空間を必要とする点で不利である。と
言うのは前記軸の所定の傾斜寸法の2倍に相当する程度
に外側ロッドドラムのロッド間に傾斜されねばならない
からである。従って、糸供給装置が作動しているとき
に、不必要な大きな空間が形成され、塵の進入を許すこ
とになる。
の貯蔵及び供給装置に関し、回転方向を変えなければな
らないときは、新しい回転方向にもその糸の前進運動を
確保するために、内側ロッドドラム傾斜角を駆動シャフ
トと偏心に関し180度回転する特徴が開示されている。
この方法は調整のための外側ロッドドラムのロッド間の
外周方向に大きな空間を必要とする点で不利である。と
言うのは前記軸の所定の傾斜寸法の2倍に相当する程度
に外側ロッドドラムのロッド間に傾斜されねばならない
からである。従って、糸供給装置が作動しているとき
に、不必要な大きな空間が形成され、塵の進入を許すこ
とになる。
ヨーロッパ特許−A10244511は、固定貯蔵ドラムを有
する糸の貯蔵及び供給装置に関し、偏心した外表面に内
側ロッドドラムを回転可能に係合するスリーブが駆動シ
ャフトのボールジョイント手段の中央に支持されている
こと、及び、駆動シャフトに傾斜角を持って取りつけら
れた円形表面は、前記スリーブに摺動しかつ環状表面を
与えられた部材に対して軸方向に押圧されていること等
の特徴が開示されている。その円形表面は駆動シャフト
軸の回りを回転するようにされ、それは前記スリーブが
前記ボールジョイント手段上に傾く効果を有する。内側
ロッドドラムの軸はニュートラル位置からその両側の方
向に対して回転させることによりその偏心に対して片側
又はその反対側に傾けることが出来、駆動シャフトの選
択された方向により、糸の前進運動が得られ、前進運動
は前記円形表面はニュートラル位置から回転しながら変
位したその程度に依存している。この解決の不利な点は
沢山の部品からなる複雑な構造の構成であり、円形表面
と環状表面の簡単な結合が内側ロッドドラムの確実な結
合を弱め、軸が傾いているとき強い不均衡な力が生じる 本発明は、構造が簡単で鋭敏で正確な前進運動調整に
関し又糸の貯蔵及び供給装置のそれぞれの回転方向への
前進運動に関する従来の糸の貯蔵及び供給装置を改良す
ることを目的とするものでり、前記改良は全ての位置が
調整され部品が収納されたとき回転部材がきちんとし又
振動の少ないことを確実にすることを目的としておく、
それは調整を目的として特別の困難さもなくこれらの装
置の従来の寸法において、今までに実施されてきた糸の
貯蔵及び供給装置を後でリセットすること−−多大の費
用を伴うことなく−−を可能にするために提供されてい
る。
する糸の貯蔵及び供給装置に関し、偏心した外表面に内
側ロッドドラムを回転可能に係合するスリーブが駆動シ
ャフトのボールジョイント手段の中央に支持されている
こと、及び、駆動シャフトに傾斜角を持って取りつけら
れた円形表面は、前記スリーブに摺動しかつ環状表面を
与えられた部材に対して軸方向に押圧されていること等
の特徴が開示されている。その円形表面は駆動シャフト
軸の回りを回転するようにされ、それは前記スリーブが
前記ボールジョイント手段上に傾く効果を有する。内側
ロッドドラムの軸はニュートラル位置からその両側の方
向に対して回転させることによりその偏心に対して片側
又はその反対側に傾けることが出来、駆動シャフトの選
択された方向により、糸の前進運動が得られ、前進運動
は前記円形表面はニュートラル位置から回転しながら変
位したその程度に依存している。この解決の不利な点は
沢山の部品からなる複雑な構造の構成であり、円形表面
と環状表面の簡単な結合が内側ロッドドラムの確実な結
合を弱め、軸が傾いているとき強い不均衡な力が生じる 本発明は、構造が簡単で鋭敏で正確な前進運動調整に
関し又糸の貯蔵及び供給装置のそれぞれの回転方向への
前進運動に関する従来の糸の貯蔵及び供給装置を改良す
ることを目的とするものでり、前記改良は全ての位置が
調整され部品が収納されたとき回転部材がきちんとし又
振動の少ないことを確実にすることを目的としておく、
それは調整を目的として特別の困難さもなくこれらの装
置の従来の寸法において、今までに実施されてきた糸の
貯蔵及び供給装置を後でリセットすること−−多大の費
用を伴うことなく−−を可能にするために提供されてい
る。
前記の問題点は、独立項として表現された請求項1、
6及び7のそれぞれによって特徴付けられた項に開示さ
れた特徴により解決されている。
6及び7のそれぞれによって特徴付けられた項に開示さ
れた特徴により解決されている。
請求項第1項による解決においては、安定な状態で長
いレバーアームで効果のあるきちんとした広い領域支持
とスリーブの確実なセンタリングが調整されたそれぞれ
の位置で得られる。前記スリーブの軸の両端への軸支に
より調整はスムーズにかつ敏感に達成される。ハブ体の
軸の偏心と傾斜とは同じ構成要素、即ち、2個の接合点
によって決定される。第2接合点調整運動の場合は、駆
動シャフト軸に対するハブ体の軸の傾きは少なくとも一
時的に減少させられ、その結果、内側ロッドドラムの複
数のロッドと外側ロッドドラムの複数のロッドの間に殆
ど空間を必要としなくなっている。これは前記空間が内
側から弾性のある詰め物により閉鎖された場合−−前記
詰め物も同様に前記運動をしなければならないが−−特
に有効である。第2接合点を横方向に変位するか調整平
面に軸支される場合は、支持体の軸は横方向に無視でき
る程度移動し、これがロッドに必要な空間の量をさらに
減少させる。
いレバーアームで効果のあるきちんとした広い領域支持
とスリーブの確実なセンタリングが調整されたそれぞれ
の位置で得られる。前記スリーブの軸の両端への軸支に
より調整はスムーズにかつ敏感に達成される。ハブ体の
軸の偏心と傾斜とは同じ構成要素、即ち、2個の接合点
によって決定される。第2接合点調整運動の場合は、駆
動シャフト軸に対するハブ体の軸の傾きは少なくとも一
時的に減少させられ、その結果、内側ロッドドラムの複
数のロッドと外側ロッドドラムの複数のロッドの間に殆
ど空間を必要としなくなっている。これは前記空間が内
側から弾性のある詰め物により閉鎖された場合−−前記
詰め物も同様に前記運動をしなければならないが−−特
に有効である。第2接合点を横方向に変位するか調整平
面に軸支される場合は、支持体の軸は横方向に無視でき
る程度移動し、これがロッドに必要な空間の量をさらに
減少させる。
請求項6による解決は調整シャフトが駆動シャフトと
スリーブとの間に強いかつ遊び不要のトルク伝達を可能
とし、スリーブが各調整された位置に確実に係支されて
おり、傾斜軸は調整作業の間調整平面のみを移動しその
結果内側ロッドドラムのロッドは外側ロッドドラムのロ
ッド間に殆ど空間を必要としなくなるという利点を特徴
としている。さらに、ハブ体の軸のそれぞれ調整された
傾斜を表示することが可能である。駆動シャフト軸方向
への横方向の調整移動は調整目的のためには互いに関係
する糸の貯蔵及び供給装置の構成部品のどれも回転させ
る必要がないと言う大きな利点がある。このように非常
に鋭敏で正確な調整を調整装置の半径方向の操作により
行うことが可能になっている。さらに、駆動シャフトに
より伝達されるトルクの影響下で、調整装置が作動中に
軸の傾斜を決めている構成部品が相対的に変位し、その
変位がその傾斜の意図しない変化をもたらすという危険
性が排除されている。
スリーブとの間に強いかつ遊び不要のトルク伝達を可能
とし、スリーブが各調整された位置に確実に係支されて
おり、傾斜軸は調整作業の間調整平面のみを移動しその
結果内側ロッドドラムのロッドは外側ロッドドラムのロ
ッド間に殆ど空間を必要としなくなるという利点を特徴
としている。さらに、ハブ体の軸のそれぞれ調整された
傾斜を表示することが可能である。駆動シャフト軸方向
への横方向の調整移動は調整目的のためには互いに関係
する糸の貯蔵及び供給装置の構成部品のどれも回転させ
る必要がないと言う大きな利点がある。このように非常
に鋭敏で正確な調整を調整装置の半径方向の操作により
行うことが可能になっている。さらに、駆動シャフトに
より伝達されるトルクの影響下で、調整装置が作動中に
軸の傾斜を決めている構成部品が相対的に変位し、その
変位がその傾斜の意図しない変化をもたらすという危険
性が排除されている。
最後に、請求項7により、前進運動及び効果の程度に
影響を与える要素である偏心とその偏心の方向が、調整
操作によって円筒軸を変化されることなく変化できる。
なお、前記円筒軸は最初から糸が貯蔵ドラム上に置かれ
る位置と相対的に一定の傾斜角で傾いている。調整は外
側から非常に鋭敏な方法により成されまたコントロール
される。この解決は前進運動の調整に関する公知の技術
に基づいており、その原理をさらに発展させ、S字状又
はZ字状に捩った糸をばらばらにすることなく、即ち、
いずれの方向の回転においても、糸の貯蔵及び供給装置
の利用を可能にしている。この解決は構造的に簡単であ
り、この装置の非常に簡単な操作を可能とし又信頼度の
高いものである。
影響を与える要素である偏心とその偏心の方向が、調整
操作によって円筒軸を変化されることなく変化できる。
なお、前記円筒軸は最初から糸が貯蔵ドラム上に置かれ
る位置と相対的に一定の傾斜角で傾いている。調整は外
側から非常に鋭敏な方法により成されまたコントロール
される。この解決は前進運動の調整に関する公知の技術
に基づいており、その原理をさらに発展させ、S字状又
はZ字状に捩った糸をばらばらにすることなく、即ち、
いずれの方向の回転においても、糸の貯蔵及び供給装置
の利用を可能にしている。この解決は構造的に簡単であ
り、この装置の非常に簡単な操作を可能とし又信頼度の
高いものである。
前記解決はその装置の現在ある寸法よりもより大きな
空間を必要とするものではなく、特に問題なく構造的な
観点から解決できるアクセス手段の助けにより外側から
簡単に調整することがで出来る。このように、既に作動
しているこのタイプの糸の貯蔵及び供給装置を後からリ
セットすることを可能にしている。
空間を必要とするものではなく、特に問題なく構造的な
観点から解決できるアクセス手段の助けにより外側から
簡単に調整することがで出来る。このように、既に作動
しているこのタイプの糸の貯蔵及び供給装置を後からリ
セットすることを可能にしている。
ボールジョイント部材とスリーブの球状または円錐状
の端部支持部は簡単に製造でき、スリーブの正確なセン
タリングだけでなく円滑な調整移動を提供している。ス
リーブとボールジョイント部材間の支持力は確実に又大
きな表面を通して伝達される。
の端部支持部は簡単に製造でき、スリーブの正確なセン
タリングだけでなく円滑な調整移動を提供している。ス
リーブとボールジョイント部材間の支持力は確実に又大
きな表面を通して伝達される。
特別に簡単な調整の可能性は請求項第3項による実施
例中に記載されている。そこでは、第2ボールジョイン
ト部材は回転しながら、敏感に駆動シャフト上を変位す
ることが可能であり、前記スリーブ軸の傾斜が変化して
いる間第2接合点を変位させている。
例中に記載されている。そこでは、第2ボールジョイン
ト部材は回転しながら、敏感に駆動シャフト上を変位す
ることが可能であり、前記スリーブ軸の傾斜が変化して
いる間第2接合点を変位させている。
請求項第4項による実施例の場合においては、第2ボ
ールジョイント部材2は調整シャフトの回りに軸支され
ている。調整シャフトと第2ボールジョイント部材のセ
ンターは互いに空間を持って配設されており、第2接合
点が、糸の貯蔵及び供給装置の回転方向が逆転すると
き、スリーブ軸の傾斜を変化させるため及びニュートラ
ル位置から他の位置へ第2接合点を移動させるために前
記調整シャフトに対して直角の平面を前後に移動する。
ールジョイント部材2は調整シャフトの回りに軸支され
ている。調整シャフトと第2ボールジョイント部材のセ
ンターは互いに空間を持って配設されており、第2接合
点が、糸の貯蔵及び供給装置の回転方向が逆転すると
き、スリーブ軸の傾斜を変化させるため及びニュートラ
ル位置から他の位置へ第2接合点を移動させるために前
記調整シャフトに対して直角の平面を前後に移動する。
同様の利点のあるあ調整が第5図による実施例の場合
にも達成される。その場合、第2ボールジョイント部材
がその調整装置によって作動させられるとき、第2接合
点は駆動シャフト軸に対し横切って変位する。
にも達成される。その場合、第2ボールジョイント部材
がその調整装置によって作動させられるとき、第2接合
点は駆動シャフト軸に対し横切って変位する。
請求項8による実施例の場合においては、傾斜した円
筒表面の軸はハブ体の軸の傾斜を決めている。調整作業
中、偏心は回転しながらその傾斜と相対的に変位し、前
進運動は調整され前記調整運動はその糸の貯蔵及び供給
装置のそれぞれの回転方向に適合される。その装置が作
動中は、偏心の自動的変位が回転カップリングにより防
止される。前記回転カップリングが緩められると、偏心
は回転しながら所望の程度変位する。
筒表面の軸はハブ体の軸の傾斜を決めている。調整作業
中、偏心は回転しながらその傾斜と相対的に変位し、前
進運動は調整され前記調整運動はその糸の貯蔵及び供給
装置のそれぞれの回転方向に適合される。その装置が作
動中は、偏心の自動的変位が回転カップリングにより防
止される。前記回転カップリングが緩められると、偏心
は回転しながら所望の程度変位する。
構造上の観点からみてさらに移転のある実施例は請求
項9による実施例である。それによれは、偏心と軸の傾
斜を決める構成要素が別に制作され駆動シャフトに簡単
に取り付けることができる。傾斜をきめるスリーブ体は
前記ロータリーカップリングにより駆動シャフト上に固
定され、傾斜に関し偏心と偏心位置をきめるスリーブが
糸の貯蔵及び供給装置が作動中にのみ前記ロータリーカ
ップリングにより固定され、調整作業中の調整のために
ロータリーカップリング緩められると言う事実に関し二
重の目的を持っている。
項9による実施例である。それによれは、偏心と軸の傾
斜を決める構成要素が別に制作され駆動シャフトに簡単
に取り付けることができる。傾斜をきめるスリーブ体は
前記ロータリーカップリングにより駆動シャフト上に固
定され、傾斜に関し偏心と偏心位置をきめるスリーブが
糸の貯蔵及び供給装置が作動中にのみ前記ロータリーカ
ップリングにより固定され、調整作業中の調整のために
ロータリーカップリング緩められると言う事実に関し二
重の目的を持っている。
最後に、請求項10による方法も又利点のあるものであ
り、それによれば、糸の貯蔵及び供給装置に半径方向に
挿入された単純な道具がスリーブを固定するために使用
される。それは駆動シャフトから離され、駆動シャフト
とその上に配設されたスリーブ体が回転しながら変位す
るかぎり、前記ロータリーカップリングは最終的にスリ
ーブの対抗カップリング部分に再度係合される。
り、それによれば、糸の貯蔵及び供給装置に半径方向に
挿入された単純な道具がスリーブを固定するために使用
される。それは駆動シャフトから離され、駆動シャフト
とその上に配設されたスリーブ体が回転しながら変位す
るかぎり、前記ロータリーカップリングは最終的にスリ
ーブの対抗カップリング部分に再度係合される。
本発明の要旨の実施例は図面に基づいて説明される。
それによれば: 第1図は糸貯蔵及び供給装置の長手方向の断面図を示
し、そこでは前進運動を調整しその前進運動を回転方向
に適合させるために使用される調整装置が提供されてい
る。
それによれば: 第1図は糸貯蔵及び供給装置の長手方向の断面図を示
し、そこでは前進運動を調整しその前進運動を回転方向
に適合させるために使用される調整装置が提供されてい
る。
第2図は調整装置の他の実施例の縦方向の断面図示
す。
す。
第3図は第2図の線III−IIIの面の断面図を示す。
第4図は調整装置の他の実施例を示す。
第5図は第4図のV−Vの平面の断面図を示す。
第6図は調整装置の他の実施例を示す。
第7図は第6図のVII−VII平面の断面図を示す。
第8図は調整装置の他の実施例を示す。
第9図は第8図のIX−IXの平面の断面図を示す。
第10図は調整装置の他の実施例縦方向の断面図を示
し、第1図から第10図まで図面による表現であり、明瞭
にするために常に垂直な状態で示されているが、これら
の装置は通常は略水平の状態で作動する。
し、第1図から第10図まで図面による表現であり、明瞭
にするために常に垂直な状態で示されているが、これら
の装置は通常は略水平の状態で作動する。
第1の糸の貯蔵及び供給装置1は、支持部材3に係止
された固定ハウジング2に収納されている。前記ハウジ
ング2はそのなかに一部中空の駆動シャフト5のための
駆動モータ4を備え、前記駆動モータ4は前記ハウジン
グ2の中で回転可能に支持されかつ長手方向(縦方向)
に連続的に延びる駆動シャフト軸6を有している。駆動
シャフト5はその上に中空の糸巻部材7配置し、前記糸
巻部材7は放射状にかつ傾斜した角度で外方に延び、そ
の開放端は貯蔵ドラム8の表面に隣接して位置してい
る。貯蔵ドラム8は外側ドラム体9と内側ロッドドラム
10とからなり、外側ドラム体9は外周上に分布し長手方
向に延び外方に開放した凹部31を有し、内側ロッドドラ
ム10は長手方向に延びスポーク状のアーム上にロッド状
の供給部材12を有している。外側ドラム体9及び内側ロ
ッドドラム10は供給部材12が前記凹部31と係合するよう
に互いの中に挿入されている。ドラム体9の軸は駆動シ
ャフト5の軸6と同一直線上に位置している。駆動シャ
フト5の一部をなしかつその延長上にあるシャフト延長
部分13はピボットベアリング15を介しハブ体14を有する
ドラム体9をその上に回転可能に支持している。さら
に、前記シャフト延長部分13はスリーブ18上の2個配置
したピボットベアリング17を介してバブ本体16を有する
内側ロッドドラム10を回転可能に支持している。スリー
ブ18は駆動シャフト5もしくはシャフト延長部分13に回
転しないように係止されている。参照番号19が与えられ
ているスリーブ18の軸は軸6との関係では斜め方向に延
びている。スリーブ18はその端部で円錐形もしくは球形
の端部支持部23および24をそれぞれ有している。前記端
部支持部23はボールジョイント部材20もしくはむしろそ
の球形表面22上に静止している。ボールジョイント部材
20は係止部材21により前記シャフト延長部分13に回転出
来ないように係合されている。スリーブ18の他の端部支
持部24は第2のボールジョイント部材25の球面状表面上
に静止しており、前記第2のボールジョイント部材25は
係止部材28が緩められたとき、軸6の回りを回転しうる
ようにシャフト延長部分13上に配設されている。駆動シ
ャフト5と13の凹部27に係合されている停止部材28は第
2ボールジョイント部材25の相対的な回転可能性を制限
している。第2ボールジョイント部材25の外周表面は軸
6と寸法e1だけ相対的に偏心させられている。同様に第
1ボールジョイント部材20の外周表面22は軸6に対し相
対的に偏心させられているが、例えば、第1図の突出平
面(plane of projection)の前面もしくは後ろに偏心e
1と相対的に約90度移動させられている。
された固定ハウジング2に収納されている。前記ハウジ
ング2はそのなかに一部中空の駆動シャフト5のための
駆動モータ4を備え、前記駆動モータ4は前記ハウジン
グ2の中で回転可能に支持されかつ長手方向(縦方向)
に連続的に延びる駆動シャフト軸6を有している。駆動
シャフト5はその上に中空の糸巻部材7配置し、前記糸
巻部材7は放射状にかつ傾斜した角度で外方に延び、そ
の開放端は貯蔵ドラム8の表面に隣接して位置してい
る。貯蔵ドラム8は外側ドラム体9と内側ロッドドラム
10とからなり、外側ドラム体9は外周上に分布し長手方
向に延び外方に開放した凹部31を有し、内側ロッドドラ
ム10は長手方向に延びスポーク状のアーム上にロッド状
の供給部材12を有している。外側ドラム体9及び内側ロ
ッドドラム10は供給部材12が前記凹部31と係合するよう
に互いの中に挿入されている。ドラム体9の軸は駆動シ
ャフト5の軸6と同一直線上に位置している。駆動シャ
フト5の一部をなしかつその延長上にあるシャフト延長
部分13はピボットベアリング15を介しハブ体14を有する
ドラム体9をその上に回転可能に支持している。さら
に、前記シャフト延長部分13はスリーブ18上の2個配置
したピボットベアリング17を介してバブ本体16を有する
内側ロッドドラム10を回転可能に支持している。スリー
ブ18は駆動シャフト5もしくはシャフト延長部分13に回
転しないように係止されている。参照番号19が与えられ
ているスリーブ18の軸は軸6との関係では斜め方向に延
びている。スリーブ18はその端部で円錐形もしくは球形
の端部支持部23および24をそれぞれ有している。前記端
部支持部23はボールジョイント部材20もしくはむしろそ
の球形表面22上に静止している。ボールジョイント部材
20は係止部材21により前記シャフト延長部分13に回転出
来ないように係合されている。スリーブ18の他の端部支
持部24は第2のボールジョイント部材25の球面状表面上
に静止しており、前記第2のボールジョイント部材25は
係止部材28が緩められたとき、軸6の回りを回転しうる
ようにシャフト延長部分13上に配設されている。駆動シ
ャフト5と13の凹部27に係合されている停止部材28は第
2ボールジョイント部材25の相対的な回転可能性を制限
している。第2ボールジョイント部材25の外周表面は軸
6と寸法e1だけ相対的に偏心させられている。同様に第
1ボールジョイント部材20の外周表面22は軸6に対し相
対的に偏心させられているが、例えば、第1図の突出平
面(plane of projection)の前面もしくは後ろに偏心e
1と相対的に約90度移動させられている。
ドラム体9はマグネット29と共働するマグネット30を
配設しており、該マグネット29は、駆動シャフト5が回
転運動を行うときドラム体9と、供給部材12との係合を
介して内側ロッドドラム10とが静止しているような態様
でハウジング2に固定して配設されている。
配設しており、該マグネット29は、駆動シャフト5が回
転運動を行うときドラム体9と、供給部材12との係合を
介して内側ロッドドラム10とが静止しているような態様
でハウジング2に固定して配設されている。
軸6に関し軸19位置が偏心している結果、前記位置は
第1図に示されているが、ドラム体9の表面部またはロ
ッド11に貯蔵ドラム8の所定の外周部分に添って供給部
材12が突き出ており−−軸19の偏心または傾きの程度に
より−−第1図に示されるように上方への運動を行う間
駆動シャフト5の回転は内側ロッドドラム10にぐらぐら
した動きを与える。残り前記貯蔵表面の外周部分に沿っ
て、供給部材12はそれかれロッド11の後ろの凹部31の間
に入り込み、それは第1図においては下方に動くことを
意味する。この動きは糸巻部材7によって供給される糸
巻を貯蔵ドラム8上に前進させるために用いられる。軸
19の軸6に対する偏心又は傾きに応じて、より大きいま
たは小さい前進運動及び、その結果、貯蔵表面糸巻のよ
り高いまたはそれほど高くないスロープが得られる。前
進運動即ち糸巻間の軸の距離は偏心及び/又は軸19の前
記スロープの変化により調整することができる。
第1図に示されているが、ドラム体9の表面部またはロ
ッド11に貯蔵ドラム8の所定の外周部分に添って供給部
材12が突き出ており−−軸19の偏心または傾きの程度に
より−−第1図に示されるように上方への運動を行う間
駆動シャフト5の回転は内側ロッドドラム10にぐらぐら
した動きを与える。残り前記貯蔵表面の外周部分に沿っ
て、供給部材12はそれかれロッド11の後ろの凹部31の間
に入り込み、それは第1図においては下方に動くことを
意味する。この動きは糸巻部材7によって供給される糸
巻を貯蔵ドラム8上に前進させるために用いられる。軸
19の軸6に対する偏心又は傾きに応じて、より大きいま
たは小さい前進運動及び、その結果、貯蔵表面糸巻のよ
り高いまたはそれほど高くないスロープが得られる。前
進運動即ち糸巻間の軸の距離は偏心及び/又は軸19の前
記スロープの変化により調整することができる。
しかし、この前進効果は、角度変移が偏心と傾きとの
間で偏心が回転方向に遅延するように存在するときにの
み生じる。第1図において、これは次のことを意味す
る。即ち、図示された軸19の傾きの場合、前記軸19は上
方右側に傾いているが、糸巻部材7が左手側の突出平面
(plane of projection)で回転するかぎり、偏心はそ
の突出平面の前面に位置しなければならない。
間で偏心が回転方向に遅延するように存在するときにの
み生じる。第1図において、これは次のことを意味す
る。即ち、図示された軸19の傾きの場合、前記軸19は上
方右側に傾いているが、糸巻部材7が左手側の突出平面
(plane of projection)で回転するかぎり、偏心はそ
の突出平面の前面に位置しなければならない。
糸が一定のひねりを有するためには、第1図に従った
糸の貯蔵及び供給装置1の回転方向は不利益であろう。
なぜなら、糸の貯蔵及び供給プローセスの途中では糸は
好ましくない変形を受けるからである。さらに、糸の貯
蔵及び供給装置1はこれらの糸に対し反対の方向に駆動
されなければならない、即ち、糸巻部材7は第1図の突
出平面から離れる方向に回転しなければならない。しか
し、その場合、第1図における前進運動は上方向ではな
く下方向である。第1図で上方を向いている前進運動を
維持するためには、軸19の位置は調整装置Vにより、回
転方向が示されるとき、偏心は軸19が軸6から斜めの角
度に延びる平面に後ろに再び移るように変化する。第1
図において、調整装置Vは軸6の偏心と相対的に軸19を
回転させるために用いられ、軸6に対する相対的傾きを
を変えるだけでなく偏心と傾斜した軸19の間の位相をも
変えている。このことは第2図及び第2図で詳細に説明
される。
糸の貯蔵及び供給装置1の回転方向は不利益であろう。
なぜなら、糸の貯蔵及び供給プローセスの途中では糸は
好ましくない変形を受けるからである。さらに、糸の貯
蔵及び供給装置1はこれらの糸に対し反対の方向に駆動
されなければならない、即ち、糸巻部材7は第1図の突
出平面から離れる方向に回転しなければならない。しか
し、その場合、第1図における前進運動は上方向ではな
く下方向である。第1図で上方を向いている前進運動を
維持するためには、軸19の位置は調整装置Vにより、回
転方向が示されるとき、偏心は軸19が軸6から斜めの角
度に延びる平面に後ろに再び移るように変化する。第1
図において、調整装置Vは軸6の偏心と相対的に軸19を
回転させるために用いられ、軸6に対する相対的傾きを
を変えるだけでなく偏心と傾斜した軸19の間の位相をも
変えている。このことは第2図及び第2図で詳細に説明
される。
第2図は90度回転した軸6の断面を示している。この
図においては、第1ボールジョイント部材20のボールの
中心Mは寸法eだけ軸6に関し偏心している。このボー
ルの中心Mは同時に駆動シャフト5、13に相対的に係合
されているスリーブ18の軸19に対する接合点Mを形成し
ている。軸6から離れている第2ボールジョイント部材
25のボールの中心との偏心e1は第2図には図示されてい
ないが第3図には図示されている。この点は参照符号P
として記載されており、スリーブ18の軸19の接合点を示
している。駆動シャフト5、13の回転方向Dが示されて
いるときは、軸19の接合点Mは軸19の接合点Pより90度
先行している。この達成された先行移動は特別の価値を
持っている。係止部材26を緩めた後で、第2ボールジョ
イント部材25は両方向矢印の方向に時計方向または時計
方向と逆に回転させられるとき、PとMとの間の変位が
変化し、軸6と相対的に軸19の空間的の傾きが変化し達
成前進運動が調整される効果をもたらす。駆動シャフト
5、13の回転方向が回転方向D1に逆転したとき、第2ボ
ールジョイント部材25を例えば、第2接合点PをMと
P′間の90度の移動が再度存在する点P′に到達するよ
うに回転させることが必要である。第2接合点P′の中
間位置はもちろん可能である。第2接合点P′は第第3
図では第1接合点Mと軸6によって決まる平面の上方の
位置に変わることのみが保証されなければならない。
図においては、第1ボールジョイント部材20のボールの
中心Mは寸法eだけ軸6に関し偏心している。このボー
ルの中心Mは同時に駆動シャフト5、13に相対的に係合
されているスリーブ18の軸19に対する接合点Mを形成し
ている。軸6から離れている第2ボールジョイント部材
25のボールの中心との偏心e1は第2図には図示されてい
ないが第3図には図示されている。この点は参照符号P
として記載されており、スリーブ18の軸19の接合点を示
している。駆動シャフト5、13の回転方向Dが示されて
いるときは、軸19の接合点Mは軸19の接合点Pより90度
先行している。この達成された先行移動は特別の価値を
持っている。係止部材26を緩めた後で、第2ボールジョ
イント部材25は両方向矢印の方向に時計方向または時計
方向と逆に回転させられるとき、PとMとの間の変位が
変化し、軸6と相対的に軸19の空間的の傾きが変化し達
成前進運動が調整される効果をもたらす。駆動シャフト
5、13の回転方向が回転方向D1に逆転したとき、第2ボ
ールジョイント部材25を例えば、第2接合点PをMと
P′間の90度の移動が再度存在する点P′に到達するよ
うに回転させることが必要である。第2接合点P′の中
間位置はもちろん可能である。第2接合点P′は第第3
図では第1接合点Mと軸6によって決まる平面の上方の
位置に変わることのみが保証されなければならない。
第4図及び第5図による調整装置は、第2ボールジョ
イント部材25′が軸6を通して右角度に延びている調整
シャフト33の回りの二重矢印の方向に軸支されるように
構成されている点で前記の調整装置とは異なっている。
前記調整シャフト33は、第1接合点Mと軸6の間に存在
する偏心e(第5図)とほぼ同一線上に有るように位置
決めされる。第4図及び第5図に従って示される軸19の
位置において、偏心eと軸19の傾き(第2接合点Pは軸
6に位置している)にも係わらず、供給部材12(第1
図)は第1に貯蔵ドラム8の外周部分に沿って上昇運動
(第1図では上方向)を行い、前記貯蔵ドラム8を越え
て前記供給部材がロッド11に突き出し、その結果、引き
揚げられた糸はロッド11上に配置され、その軸レベルは
糸が引き揚げられた位置に相当している。
イント部材25′が軸6を通して右角度に延びている調整
シャフト33の回りの二重矢印の方向に軸支されるように
構成されている点で前記の調整装置とは異なっている。
前記調整シャフト33は、第1接合点Mと軸6の間に存在
する偏心e(第5図)とほぼ同一線上に有るように位置
決めされる。第4図及び第5図に従って示される軸19の
位置において、偏心eと軸19の傾き(第2接合点Pは軸
6に位置している)にも係わらず、供給部材12(第1
図)は第1に貯蔵ドラム8の外周部分に沿って上昇運動
(第1図では上方向)を行い、前記貯蔵ドラム8を越え
て前記供給部材がロッド11に突き出し、その結果、引き
揚げられた糸はロッド11上に配置され、その軸レベルは
糸が引き揚げられた位置に相当している。
第2ボールジョイント部材25′は結合アーム32により
調整シャフト33とボールセンターの間に距離aが存在す
るように調整シャフト33上に支持されており、前記ボー
ルセンターは同時に第2接合点Pを構成している。第2
ボールジョイント部材25′が調整部材例えばねじ軸34に
より一方の側面または他方の側面に軸支され、第2接合
点Pは第5図の軸6左側または右側に支持され、その結
果、偏心eと第2接合点Pの間の角度を持った移動は生
じ、この角度を持った移動が駆動シャフト5、13のそれ
ぞれの方向により糸の所望の前進をなさしめる。第2ボ
ールジョイント部材25′には、駆動シャフト5,13を受け
る切り込まれた複数の凹部31が設けられている。その凹
部31は、駆動シャフト5,13の断面図よりも大きい寸法を
有し、第2ボールジョイント部材25′を貫通する駆動シ
ャフト5,13に対して第2ボールジョイント部材25′が回
転移動できるようにしている。偏心eが可変ではないと
言う事実を考慮して、起こってくるそれぞれの前進運動
は軸19の傾斜した位置によって決まり、そして、この傾
斜した位置は、順次、第2ボールジョイント部材25′の
調整シャフト33の回りで一側面又は他方の側面に軸支さ
れる程度によっている。
調整シャフト33とボールセンターの間に距離aが存在す
るように調整シャフト33上に支持されており、前記ボー
ルセンターは同時に第2接合点Pを構成している。第2
ボールジョイント部材25′が調整部材例えばねじ軸34に
より一方の側面または他方の側面に軸支され、第2接合
点Pは第5図の軸6左側または右側に支持され、その結
果、偏心eと第2接合点Pの間の角度を持った移動は生
じ、この角度を持った移動が駆動シャフト5、13のそれ
ぞれの方向により糸の所望の前進をなさしめる。第2ボ
ールジョイント部材25′には、駆動シャフト5,13を受け
る切り込まれた複数の凹部31が設けられている。その凹
部31は、駆動シャフト5,13の断面図よりも大きい寸法を
有し、第2ボールジョイント部材25′を貫通する駆動シ
ャフト5,13に対して第2ボールジョイント部材25′が回
転移動できるようにしている。偏心eが可変ではないと
言う事実を考慮して、起こってくるそれぞれの前進運動
は軸19の傾斜した位置によって決まり、そして、この傾
斜した位置は、順次、第2ボールジョイント部材25′の
調整シャフト33の回りで一側面又は他方の側面に軸支さ
れる程度によっている。
第6図及び第7図による調整装置の場合は、第2ボー
ルジョイント部材25″が軸6に横方向に延びている調整
平面Eで駆動シャフト5、13に横方向前後に移動するよ
うに構成されている。第6図の軸6に第2接合点Pが一
致する図示されるニュートラルの位置では、前進運動は
不可能である。しかし、第2ボールジョイント部材25″
調整部材34によって第6図の左側または右側に示される
位置から離れる場合には、第1ボールジョイント部材20
によってきまる偏心eと軸6に並んだ第2接合点Pの位
置の間に角度を持った移動が確保される。それに沿って
第2ボールジョイント部材25″が移動するガイド軌道36
は平坦または参照番号36′で与えられている破線によっ
て図示されているようになり、ガイド軌道36は第1接合
点Mの回りで曲がる軌道をきめ、その結果、スリーブ18
は第2ボールジョイント部材25″のあらゆる位置で安定
に支持されている。第2ボールジョイント部材25″は、
該部材の移動運動を可能にしている凹部35に提供されて
いる。
ルジョイント部材25″が軸6に横方向に延びている調整
平面Eで駆動シャフト5、13に横方向前後に移動するよ
うに構成されている。第6図の軸6に第2接合点Pが一
致する図示されるニュートラルの位置では、前進運動は
不可能である。しかし、第2ボールジョイント部材25″
調整部材34によって第6図の左側または右側に示される
位置から離れる場合には、第1ボールジョイント部材20
によってきまる偏心eと軸6に並んだ第2接合点Pの位
置の間に角度を持った移動が確保される。それに沿って
第2ボールジョイント部材25″が移動するガイド軌道36
は平坦または参照番号36′で与えられている破線によっ
て図示されているようになり、ガイド軌道36は第1接合
点Mの回りで曲がる軌道をきめ、その結果、スリーブ18
は第2ボールジョイント部材25″のあらゆる位置で安定
に支持されている。第2ボールジョイント部材25″は、
該部材の移動運動を可能にしている凹部35に提供されて
いる。
前記の全ての実施例においては、スリーブ18は−−第
1図に示されるように−−同軸の内周及び外周方面を有
し、内側の周囲表面が円錐形の表面を持つときそれは効
率的である。外内周と外周表面の偏心は必要ではない。
第1図から第7図までの前記実施例第1ボールジョイン
ト部材20によってきまる偏心が、2個の端部支持部23、
24に関しスリーブ18の外側表面が偏心していると言う特
徴に基づいて達成されていることが強調されねばならな
い。第1ボールジョイント部材20は軸6と同軸すること
ができる。調整作業の間、スリーブ18は駆動シャフト
5、13との関係では回転しない。
1図に示されるように−−同軸の内周及び外周方面を有
し、内側の周囲表面が円錐形の表面を持つときそれは効
率的である。外内周と外周表面の偏心は必要ではない。
第1図から第7図までの前記実施例第1ボールジョイン
ト部材20によってきまる偏心が、2個の端部支持部23、
24に関しスリーブ18の外側表面が偏心していると言う特
徴に基づいて達成されていることが強調されねばならな
い。第1ボールジョイント部材20は軸6と同軸すること
ができる。調整作業の間、スリーブ18は駆動シャフト
5、13との関係では回転しない。
第8図及び第9図による調整装置の実施例において
は、スリーブ18′は円筒内表面40に配設され、前記円筒
内表面40は図示されたニュートラルの位置で軸6と同軸
になっており、一方スリーブ18′の円筒外表面39は円筒
内表面40との関係では偏心して延び−−偏心eをともな
い−−軸6と平行になっている。
は、スリーブ18′は円筒内表面40に配設され、前記円筒
内表面40は図示されたニュートラルの位置で軸6と同軸
になっており、一方スリーブ18′の円筒外表面39は円筒
内表面40との関係では偏心して延び−−偏心eをともな
い−−軸6と平行になっている。
軸6と交差する調整シャフト37を介して、スリーブ1
8′は駆動シャフト5、13にそれとの相対的な回転の抗
して支持されるように軸支されている。軸動を可能にす
るために、円筒内表面40と駆動シャフト5、13との間に
は少なくとも調整表面Eの方向に一定の空間が設けられ
ている。必要であれば、円筒内表面40は下方に円錐上に
拡大することが出来る。
8′は駆動シャフト5、13にそれとの相対的な回転の抗
して支持されるように軸支されている。軸動を可能にす
るために、円筒内表面40と駆動シャフト5、13との間に
は少なくとも調整表面Eの方向に一定の空間が設けられ
ている。必要であれば、円筒内表面40は下方に円錐上に
拡大することが出来る。
延長部分38を介して、スリーブ18′の軸19の第2接合
点Pは調整部材34にスリーブ18′が第8図において右回
りまたは左回りに調整シャフト37の回りに軸支されるよ
うに結合されている。その位置で第2接合点Pが調整さ
れる調整表面Eは、偏心eとほぼ同一線上にある調整シ
ャフト37とほぼ直角の角度にのびている。
点Pは調整部材34にスリーブ18′が第8図において右回
りまたは左回りに調整シャフト37の回りに軸支されるよ
うに結合されている。その位置で第2接合点Pが調整さ
れる調整表面Eは、偏心eとほぼ同一線上にある調整シ
ャフト37とほぼ直角の角度にのびている。
図面に示されるスリーブ18′の位置では、前進運動は
達成されない。しかし、第2接合点がその位置から離れ
て第9図に示される左側(P+)又は右側(P−)に移
動するとき、角度変位は偏心e及び第2接合点Pとの間
で行われ、その前進運動は、角度変位の程度によるので
あるが、前期角度変位によりもたられる。その場合、回
転方向によりロッド11より突き出ている供給部材12はロ
ッド11の後側の軌道上下方に移動するよりやや前方(第
1図では上方向)もしくはさらに上方向に運動すること
が保証されていることが条件となっている。それぞれの
回転方向の適応は第2接合点Pを第8図に示される位置
の一側から他側へ変位させることにより達成させられ
る。
達成されない。しかし、第2接合点がその位置から離れ
て第9図に示される左側(P+)又は右側(P−)に移
動するとき、角度変位は偏心e及び第2接合点Pとの間
で行われ、その前進運動は、角度変位の程度によるので
あるが、前期角度変位によりもたられる。その場合、回
転方向によりロッド11より突き出ている供給部材12はロ
ッド11の後側の軌道上下方に移動するよりやや前方(第
1図では上方向)もしくはさらに上方向に運動すること
が保証されていることが条件となっている。それぞれの
回転方向の適応は第2接合点Pを第8図に示される位置
の一側から他側へ変位させることにより達成させられ
る。
第10図に示される調整装置はスリーブ体42を有し、前
記スリーブ体42は駆動シャフト5、13と円筒外表面43と
に接して配設され、前記円筒外表面43は軸6と交差した
点から上方かつ外方に傾斜して延びるように軸6に対し
て傾斜している。スリーブ18″は前記円筒表面43上に配
設されている。前記スリーブ18″は円筒外表面52と偏心
された円筒外表面上44とを有し、円筒外表面44は前記円
筒外表面と軸方向に平行である。その偏心は第10図の突
出平面の前方または後方に位置する。円筒外表面44には
ハブ本体16のためにピボットベアリング17をそれぞれに
装着している。
記スリーブ体42は駆動シャフト5、13と円筒外表面43と
に接して配設され、前記円筒外表面43は軸6と交差した
点から上方かつ外方に傾斜して延びるように軸6に対し
て傾斜している。スリーブ18″は前記円筒表面43上に配
設されている。前記スリーブ18″は円筒外表面52と偏心
された円筒外表面上44とを有し、円筒外表面44は前記円
筒外表面と軸方向に平行である。その偏心は第10図の突
出平面の前方または後方に位置する。円筒外表面44には
ハブ本体16のためにピボットベアリング17をそれぞれに
装着している。
駆動シャフト5、13はドラム体9の外側の点から図示
されていないがスリーブ体42まで延びかつその中に入り
込んでいる長手方向溝54を有している。前記溝54は、ス
リーブ本体42の凹部47から前記スリーブ18″の対向結合
凹部45までかつその中に入り込んで突き出ている楔46を
その中に挿入させている。複数の対向結合凹部45が前記
スリーブ18″の円筒内表面52上円周方向に設けられてい
る。楔46はドラム体9の外側に延長部49を有する引張ロ
ッド48に従って動き、延長部49は両方向矢印の方向に従
って楔46が動き得るように調整部材50に従って(詳しく
は図示されていないが)作動するようになっている。ス
リーブ18″の上端はスリーブ体41と一定の間隔を持った
関係にあり、前記スリーブ体41は駆動シャフト5、13に
同様に係合されかつドラム体9のピボットベアリング15
を有し、その結果、楔46は上方にそれが対向結合凹部45
から動く限り上方に引っ張ることができ、しかし、前記
楔46はその位置でスロット状凹部47内に位置している。
ストップリング51は、スリーブ18″が傾斜した円筒外表
面43を上方にスライドすることを防止している。楔46が
対向結合凹部45を開放し、道具がスリーブ18″の外周に
配設された数個の凹部53の内の一つに差し込まれると、
前記スリーブ18″は駆動シャフト5、13の回転によりス
リーブ体42と相対的に、これが前進運動の利用できうる
規模または、駆動シャフト5、13の回転方向が変わった
場合は、傾斜軸29の他の側に対する円筒外表面44の偏心
の変位の調整の何れかを行う程度に回転する。楔46はそ
れから対向結合凹部45の他の一つに差し込まれ、スリー
ブ18″が駆動シャフト5、13の回転と相対的に支持され
るように駆動シャフト5、13が係合される。円筒外表面
44の回転する偏心の変位の結果、供給部材12がロッド11
に関し突き出しているその外周は軸19の傾斜位置と相対
的に回転し、前記傾斜位置は駆動シャフト5、13に関し
固定されている。
されていないがスリーブ体42まで延びかつその中に入り
込んでいる長手方向溝54を有している。前記溝54は、ス
リーブ本体42の凹部47から前記スリーブ18″の対向結合
凹部45までかつその中に入り込んで突き出ている楔46を
その中に挿入させている。複数の対向結合凹部45が前記
スリーブ18″の円筒内表面52上円周方向に設けられてい
る。楔46はドラム体9の外側に延長部49を有する引張ロ
ッド48に従って動き、延長部49は両方向矢印の方向に従
って楔46が動き得るように調整部材50に従って(詳しく
は図示されていないが)作動するようになっている。ス
リーブ18″の上端はスリーブ体41と一定の間隔を持った
関係にあり、前記スリーブ体41は駆動シャフト5、13に
同様に係合されかつドラム体9のピボットベアリング15
を有し、その結果、楔46は上方にそれが対向結合凹部45
から動く限り上方に引っ張ることができ、しかし、前記
楔46はその位置でスロット状凹部47内に位置している。
ストップリング51は、スリーブ18″が傾斜した円筒外表
面43を上方にスライドすることを防止している。楔46が
対向結合凹部45を開放し、道具がスリーブ18″の外周に
配設された数個の凹部53の内の一つに差し込まれると、
前記スリーブ18″は駆動シャフト5、13の回転によりス
リーブ体42と相対的に、これが前進運動の利用できうる
規模または、駆動シャフト5、13の回転方向が変わった
場合は、傾斜軸29の他の側に対する円筒外表面44の偏心
の変位の調整の何れかを行う程度に回転する。楔46はそ
れから対向結合凹部45の他の一つに差し込まれ、スリー
ブ18″が駆動シャフト5、13の回転と相対的に支持され
るように駆動シャフト5、13が係合される。円筒外表面
44の回転する偏心の変位の結果、供給部材12がロッド11
に関し突き出しているその外周は軸19の傾斜位置と相対
的に回転し、前記傾斜位置は駆動シャフト5、13に関し
固定されている。
Claims (10)
- 【請求項1】糸巻部材のための駆動シャフトをその中に
回転可能に支持する固定ハウジングと、 前記駆動シャフトと同軸にされ複数の凹部と係合する供
給部材のための外周方向に配設された前記凹部を有する
貯蔵ドラムと、 前記貯蔵ドラム内に配設され前記供給部材を動かすハブ
体と、 を有し、 前記ハブ体は駆動シャフト上に支持されたスリーブの円
筒表面に回転可能に配設され、前記凹部の供給部材を介
して貯蔵ドラムに回転しないように接続されており、 前記スリーブの円筒表面は偏心しており駆動シャフトの
軸と相対的に傾斜角を持って傾いており、 作動中にあっては貯蔵ドラムとスリーブの円筒表面との
間で相対的回転運動が起こり、 前記相対的回転運動は、貯蔵ドラムが静止しているとき
は、該円筒表面が駆動シャフトと糸巻部材とともに揺動
した円運動をし、該円筒表面が静止しているときは、該
糸巻部材の領域をきめている貯蔵ドラムはハブ体と該駆
動シャフトとともに揺動した円運動を行い、 さらに、ジョイント手段を有し、 該ジョイント手段は駆動シャフトとスリーブとの間に設
けられ、外側から操作出来るようにされた調製装置によ
り該ジョイント手段において前記スリーブの円筒表面位
置が駆動シャフト軸とほぼ平行であるニュートラル位置
から両側に向かって変位することができる糸の貯蔵及び
供給装置であって、 スリーブ(18)は、軸(19)方向に延びた円筒の内側と
外側表面(39、40)によって形成され、偏心(e)方向
から見たとき駆動シャフト(5、13)の軸(6)位置に
固定的に配置された第1接合点(M)に回転可能に支持
された軸(19)の一端を有し、当該軸(19)の反対側の
他端は駆動シャフト(5、13)に配置された第2接合点
(P)に回転可能に支持され、 前記第2接合点(P)は、前記駆動シャフト軸(6)を
横切って前記駆動シャフト(5、13)に対して変位する
よう前記調整装置に接続されている、 ことを特徴とする糸の貯蔵及び供給装置。 - 【請求項2】スリーブ(18)は、2個の球状または円錐
状の端部支持部(23、24)を有しており、駆動シャフト
(5、13)に配設されそして駆動シャフト軸(6)の方
向に各々離間した2個のボールジョイント部材(20、2
5、25′,25″)間に保持されていることを特徴とする請
求項1に記載の糸の貯蔵及び供給装置。 - 【請求項3】各ボールジョイント部材(20、25)は駆動
シャフト軸(6)に対して偏心して配設されており、第
2接合点(P)を持った第2ボールジョイント部材(2
5)は前記駆動シャフト(5)の回りを第1ボールジョ
イント部材(20)に対して相対的に回転し選択可能な回
転位置で固定されるようにしたことを特徴とする請求項
1又は2に記載の糸の貯蔵及び供給装置。 - 【請求項4】第1ボールジョイント部材(20)が駆動シ
ャフト(5、13)の上に固定的にかつ偏心(e)して配
置され、第2ボールジョイント部材(25′)が調整シャ
フト(33)の回りをニュートラル位置から駆動シャフト
軸(6)に対して相対的に偏向して両回転するように駆
動シャフト(5、13)を横断的に延びた調整シャフト
(33)によって前記第2ボールジョイント部材(25′)
が回転可能に支持され、前記調整シャフト(33)は第2
ボールジョイント部材(25′)の中心(Z)から離間し
て設けられていることを特徴とする請求項1又は第2に
記載の貯蔵及び供給装置 - 【請求項5】第1ボールジョイント部材(20)が駆動シ
ャフト(5、13)に固定してかつ偏心して配設されてお
り、第2ボールジョイント部材(25′)が駆動シャフト
(5、13)を横切って両側へと変位するよう軌道ガイド
(36)上に支持され、当該第2ボールジョイント部材
(25′)は前記第1ボールジョイント部材(20)が偏心
する方向と交差する調整平面(E)上を変位することを
特徴とする請求項1又は2に記載の糸の貯蔵及び供給装
置。 - 【請求項6】糸巻部材のための駆動シャフトをその中に
回転可能に支持する固定ハウジングと、 前記駆動シャフトと同軸にされ複数の凹部と係合する供
給部材のための外周方向に配設された前記凹部を有する
貯蔵ドラムと、 前記貯蔵ドラム内に配設され前記供給部材を動かすハブ
体と、 を有し、 前記ハブ体は駆動シャフト上に支持されたスリーブの円
筒表面に回転可能に配設され、前記凹部の供給部材を介
して貯蔵ドラムに回転しないように接続されており、 前記スリーブの円筒表面は偏心しており駆動シャフトの
軸と相対的に傾斜角を持って傾いており、 装置が作動しているときは貯蔵ドラムとスリーブの円筒
表面との間で相対的回転運動が起こり、 前記相対的回転運動は、回転ドラムが静止しているとき
は、該円筒表面が駆動シャフトと糸巻部材とともに揺動
した円運動をし、該円筒表面が静止しているときは、該
糸巻部材の領域をきめている貯蔵ドラムはハブ体と該シ
ャフトとともに揺動した円運動を行い、 さらに、ジョイント手段を有し、 該ジョイント手段は駆動シャフトとスリーブとの間に設
けられ、外側から操作出来るようにされた調整装置によ
り該ジョイント手段において前記スリーブの円筒表面位
置が駆動シャフト軸とほぼ平行であるニュートラル位置
から両側に向かって変位することができる糸の貯蔵及び
供給装置であって、 ほぼ直角で駆動シャフト軸(6)と交差し、偏心(e)
とほぼ同一直線上にある調整駆動シャフト(37)によ
り、スリーブ(18′)が前記シャフト駆動(5、13)に
対して回転するように該駆動シャフト(5,13)に接続さ
れ、駆動シャフト軸(6)を通る調整平面(E)に沿っ
て前記スリーブ(18′)が前記調整駆動シャフト(37)
の回りを回転可能に軸支されかつ選択した回転位置で固
定できる、ことを特徴とする糸の貯蔵及び供給装置。 - 【請求項7】糸巻部材のための駆動シャフトをその中に
回転可能に支持する固定ハウジングと、 前記駆動シャフトと同軸にされ複数の凹部と係合する供
給部材のための外周方向に配設された前記凹部を有する
貯蔵ドラムと、 前記貯蔵ドラム内に配設され前記供給部材を動かすハブ
体とを有し、 前記ハブ体は駆動シャフト上に支持されたスリーブに回
転可能に配設され、前記凹部の供給部材を介して貯蔵ド
ラムに回転しないように接続されており、 前記スリーブは互いに偏心して軸方向に平行な2つの円
筒表面を持っており、前記駆動シャフト軸に対して偏心
している前記円筒表面の一つはハブ体を動かし、他の円
筒表面はその円筒軸が駆動シャフト軸に対して一定の傾
斜角を持って傾いているように配置されており、 装置が作動しているときは貯蔵ドラムとスリーブの円筒
表面との間で相対的回転運動が起こり、 前記相対的回転運動は、貯蔵ドラムが静止しているとき
は、該円筒表面が駆動シャフトと糸巻部材とともに揺動
した円運動をし、該円筒表面が静止しているときは、該
糸巻部材の領域をきめている貯蔵ドラムはバブ体と該シ
ャフトとともに揺動した円運動を行い、 さらに、駆動シャフトとハブ体との間に設けられ外側か
ら操作される調整装置を有し、 前記調整装置は前進運動と駆動シャフトの回転方向とを
適合させることで前進運動を変え該円筒軸に関し偏心の
相対的回転位相を変化させるために使用される貯蔵及び
供給装置であって、 円筒軸(19)は駆動シャフト(5、13)上において固定
した傾斜角度で位置し、駆動シャフト(5、13)上のス
リーブ(18″)は、該スリーブの径方向の偏心(e1)が
円筒軸(19)の片側からその反対側へと変位できるよう
回転可能であることを特徴とする糸の貯蔵及び供給装置 - 【請求項8】スリーブ(18″)は付加円筒表面(43)の
上に回転可能に支持される円筒表面(52)を有し、該付
加円筒表面(43)は駆動シャフト軸(6)に対して傾斜
して駆動シャフト(5、13)に固定され、前記スリーブ
(18″)を解放して該スリーブ(18″)を回転させて調
整し調整後の該スリーブ(18″)を駆動シャフト(5、
13)に固定するためのロータリーカップリング(K)が
該スリーブ(18″)と駆動シャフト(5、13)の間に設
けられたことを特徴とする請求項7に記載の糸の貯蔵及
び供給装置。 - 【請求項9】前記付加円筒表面(43)が駆動シャフト
(5、13)上に配設されたスリーブ体(42)上に配設さ
れ、スリーブ(18″)のためのロータリーカップリング
(K)によりそれと相対的な回転に抗するように支持さ
れるように駆動シャフト(5、13)に常時係合されてい
ることを特徴とする請求項7又は8に記載の糸の貯蔵及
び供給装置。 - 【請求項10】スリーブ(18″)が保持具のための外周
方向に配設された受け手段(53)を有しており、該受け
手段(53)は外側から半径方向にアクセス可能であり、
かつカウンターカッブリング部品(45)とともに、ロー
タリーカップリング(K)の結合部材(46)に選択的に
入れ込まれていることを特徴とする請求項7乃至9のい
ずれかに記載の糸の貯蔵及び供給装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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---|---|
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