JP2863807B2 - 写真処理廃液の処理装置 - Google Patents

写真処理廃液の処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の属する技術分野] この発明は、写真用自動現像機による写真感光材料の
現像処理に伴い発生する廃液(以下、写真処理廃液ない
し廃液と略称)を蒸発処理する処理装置に係り、特に、
自動現像機内若しくは自動現像機の近傍に配置して処理
するのに適した写真処理廃液の処理装置に関する。
[従来の技術] 一般に、ハロゲン化銀写真感光材料の写真処理は、黒
白感光材料の場合には現像、定着、水洗等、カラー感光
材料の場合には発色現像、漂白定着(又は漂白、定
着)、水洗、安定化等の機能の1つ又は2つ以上を有す
る処理液を用いた工程を組合せて行なわれている。
そして、多量の感光材料を処理する写真処理において
は、処理によって消費された成分を補充し一方、処理に
よって処理液中に溶出或いは蒸発によって濃化する成分
(例えば現像液における臭化物イオン、定着液における
銀錯塩のような)を除去して処理液成分を一定に保つこ
とによって処理液の性能を一定に維持する手段が採られ
ており、補充のために補充液が処理液に補充され、写真
処理における濃厚化成分の除去のために処理液の一部が
廃棄されている。
近年、補充液は水洗の補充液である水洗水を含めて公
害上や経済的理由から補充の量を大幅に減少させたシス
テムに変わりつつあるが、写真処理廃液は自動現像機の
処理槽から廃液管によって導かれ、水洗水の廃液や自動
現像機の冷却水等で稀釈され下水道等に廃棄されてい
る。
しかしながら、近年の公害規制の強化により、水洗水
や冷却水の下水道や河川への廃棄は可能であるが、これ
ら以外の写真処理液[例えば、現像液、定着液、発色現
像液、漂白定着液(又は漂白液、定着液)、安定液等]
の廃葵は、実質的に不可能となっている。このため、各
写真処理業者は廃液を専門の廃液処理業者に回収料金を
払って回収してもらったり公害処理設備を設置したりし
ている。しかしながら、廃液処理業者に委託する方法
は、廃液を貯溜しておくのにかなりのスペースが必要と
なるし、またコスト的にも極めて高価であり、さらに公
害処理設備は初期投資(イニシャルコスト)が極めて大
きく、整備するのにかなり広大な場所を必要とする等の
欠点を有している。
従って、一般には廃液回収業者によって回収され、二
次及び三次処理され無害化されているが、回収費の高騰
により廃液引き取り価格は年々高くなるばかりでなく、
ミニラボ等では回収効率は悪いため、なかなか回収に来
てもらうことができず、廃液が店に充満する等の問題を
生じている。
これらの問題を解決するために写真処理廃液の処理を
ミニラボ等でも容易に行なえることを目的として、写真
処理廃液を加熱して水分を蒸発乾固ないし固化すること
が研究されており、例えば、実開昭60−70841号等に示
されている。ところで、発明者等の研究では写真処理廃
液を蒸発処理した場合、亜硫酸ガス、硫化水素、アンモ
ニアガス等の有害ないし極めて悪臭性のガスが発生す
る。これは写真処理液の定着液や漂白定着液としてよく
用いられるチオ硫酸アンモニウムや亜硫酸塩(アンモニ
ウム塩、ナトリウム塩又はカリウム塩)が高温のため分
解することによって発生することがわかった。更に蒸発
処理時には写真処理廃液中の水分等が蒸気となって気体
化することにより体積が膨張し、蒸発釜中の圧力が増大
する。このためこの圧力によって蒸発処理装置から前記
有害ないし悪臭性のガスが装置外部へもれ出してしま
い、作業環境上極めて好ましくないことが起こる。
そこで、それらを解決するために実開昭60−70841号
には蒸発処理装置の排気管部に活性炭等の排ガス処理部
を設ける方法が開示されている。しかし、この方法は写
真処理廃液中の多量の水分による水蒸気により、排ガス
処理部で結露又は凝結し、ガス吸収処理剤を水分が覆
い、ガス吸収能力を瞬時に失わせてしまう重大な欠点を
有しており、未だ実用には供し得ないものであった。
[発明が解決しようとする課題] これらの問題点を解決するために、この発明者等は写
真処理廃液を蒸発処理するに際し、蒸発によって生じる
蒸気を凝縮させる冷却凝縮手段を設け、さらに凝縮によ
って生じる凝縮液を処理するとともに非凝縮成分につい
ても処理して外部へ放出する写真処理廃液の濃縮処理方
法及び装置について先に提案した。
しかしながら、この提案によれば、次のような問題点
があることを見い出した。すなわち、蒸発釜の写真処理
廃液を、加熱手段で加熱して蒸発濃縮せしめるが、写真
処理廃液が部分的に過熱すると悪臭が発生する。また、
加熱手段で加熱して蒸発濃縮するときに写真処理廃液が
飛散し、この飛散する写真処理廃液が外部に放出された
り、蒸発処理によって生じる蒸気に混じる。このめ、冷
却凝縮効率が低下したり、凝縮されないで装置外部へ放
出される蒸気の比率が高くなり、たとえ活性炭で処理し
たとしても、悪臭で有害なガスが装置外部へ放出される
比率も高くなる。
このため、この発明者等はこの凝縮液の公害負荷を軽
減すべく種々の研究、実験を行なったところ、写真処理
廃液を撹枠して部分的に過熱して悪臭が発生することを
防止し、かつ飛散する写真処理廃液が外部に放出されな
いようにして、蒸発処理によって生じる蒸気に混じるこ
とを防止し、冷却能力が高く凝縮効率が向上し、装置が
小型し、かつ製作コストが低減することを見い出した。
この発明は従来の問題点に鑑みてなされたものであ
り、写真処理廃液を撹拌して部分的に過熱して悪臭が発
生することを防止し、かつ飛散する写真処理廃液が外部
に放出され、蒸発処理によって生じる蒸気に混じらない
ようにして、冷却能力が高く凝縮効率が向上し、装置が
小型し、かつ製作コストが低減する写真処理廃液の処理
装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この
請求項1記載の発明は、『蒸発釜の写真処理廃液を、加
熱手段で加熱して蒸発濃縮せしめる写真処理廃液の処理
装置において、前記蒸発釜の下部外周に前記加熱手段を
設け、前記蒸発釜の上部内部には撹枠羽根を設け、前記
蒸発釜の上部排出開口部の近傍に邪魔板を設けたことを
特徴とする写真処理廃液の処理装置。』であり、蒸発釜
の下部外周を加熱するから写真処理廃液の加熱効率が良
く、しかも写真処理廃液を撹枠するから部分的に過熱さ
れることがなく、悪臭の発生を防止することができる。
また、邪魔板により飛散する写真処理廃液が外部に放出
されないようにしたから、蒸発処理によって生じる蒸気
に混じることを防止でき、冷却能力が高く凝縮効率が向
上し、装置が小型化、かつ製作コストを低減することが
できる。
また、この発明の写真処理廃液の処理装置において、
ガス成分を有する蒸気をり出す排出手段を有し、この排
出手段はパイプで構成することができ、このパイプ内に
水を流し込み、またパイプから水中に吹き込むようにし
てもよく、このようにパイプを用いることで装置が簡単
であり、しかもパイプの断面積が小さいと、冷却能力が
高く、かつ凝縮効率がよい。さらに、パイプ内に導く蒸
気に空気を混入してもよい。
また、排出手段に水を供給する場合には、水の量を蒸
発加熱容量に対して、0.02〜10l/kcalが好ましく、さら
に好ましくは0.05〜1l/kcal、特に好ましくは0.01〜0.5
l/kcalが写真処理廃液の沸騰を抑えることができる。
この加熱手段はニクロム線であっても良いし、カート
リッジヒータ、石英ヒータ、テフロンヒータ、棒ヒータ
やパネルヒータのように加工成型されたヒータまたはマ
イクロウェーブによる加熱であっても良い。また、写真
処理廃液に導電材料を直接接触させ、この導電材料によ
って写真処理廃液中に電流を流すと共に、加熱するよう
にしてもよい。
加熱部の材質は、耐熱性ガラス、チタン、ステンレ
ス、カーボンスチール、耐熱プラスチック等の耐熱性の
材質であればいかなる素材であってもよいが、安全性や
耐腐食性の点からステンレス(好ましくはSUS304やSUS3
16、特に好ましくはSUS316)やチタンが好ましい。ま
た、加熱手段の設置位置は、蒸発手段の廃液を加熱でき
る位置であれば、いずれの位置であっても良い。
この発明による処理を行なうことができる写真処理廃
液の代表例については、この出願人が先に出願した特願
昭62−194615号明細書等に記載されるものが用いられ、
特に、この発明の処理装置においては、チオ硫酸塩、亜
流酸塩、アンモニウム塩を多量に含有する写真処理廃液
の場合に有効であり、特に有機酸第2鉄錯塩及びチオ硫
酸塩を含有する場合極めて有効である。
この発明の好ましい適用例としては、自動現像機によ
る写真感光材料の現像処理に伴ない発生する写真処理廃
液を自動現像機内もしくはその近傍にて処理を行なうの
に適している。
[発明の実施の形態] 第1図は参考図であり、写真処理廃液の処理装置を示
す概略構成図である。
第1図において符号1は写真処理廃液の循環系で、こ
の循環系1に写真処理廃液を加熱する加熱手段2と、こ
の加熱によって生じるガスを含む蒸気と写真処理廃液と
を分離する分離手段3とが独立に備えられている。分離
手段3は、所定容量の蒸発釜から構成され、蒸発釜の下
部外周に加熱手段2が設けられ、蒸発釜の下部外周を加
熱するから写真処理廃液の加熱効率が良い。
加熱手段2は蒸発釜の下部のパイプ部4の外周に設け
て、外部から写真処理廃液を加熱するようになってお
り、この加熱で写真処理廃液が自動的に循環系1を循環
して加熱される。
前記分離手段3を構成する蒸発釜は、プラスチックや
チタン等で形成され、蒸発釜の上部は、容器本体3aと蓋
体3bとからなっている。蒸発釜の上部内部には、撹件羽
根33が設けられ、この撹枠羽根33の回転により写真処理
廃液を撹件し、部分的に過熱して悪臭が発生することを
防止している。
また、蒸発釜の上部内部には取出手段5が配置され、
この取出手段5はスラッジフィルタ5aで構成され、蓋体
3bに取付部材5bを介して着脱可能に支持されている。パ
イプ部4から排出される加熱された写真処理廃液は蒸発
釜の上部内部に供給されることによって、ガスを含む蒸
気と濃縮された写真処理廃液に分離され、この写真処理
廃液はスラッジフィルタ5aに供給される。このスラッジ
フィルタ5aで、ろ過されて水分が除去された濃縮物を取
り出すことができる。
分離手段3を構成する蒸発釜の上部には液面検出セン
サ6が設けられており、この液面検出センサ6で分離手
段3内の写真処理廃液の液量を監視している。パイプ部
4はパイプ7を介して廃液供給タンク8と接続されてお
り、パイプ7に設けられたベローズポンプ9を駆動して
写真処理廃液が供給される。このベローズポンプ9は液
面検出センサ6からの液面情報によって制御され、循環
系1の写真処理廃液を常に一定量にしている。廃液供給
タンク8には液面検出センサ10が設けられ、写真処理廃
液の残量を監視しており、所定量になると例えば自動的
に廃液を供給したり、或いは運転を停止する。
分離手段3を構成する蒸発釜の上部には、蒸発手段の
加熱で発生するガス成分を有する蒸気を取り出す排出手
段11が設けられ、この排出手段11は容器本体3aに設けら
れた取出部12と、排出パイプ13とからなる。取出部12内
には排出開口の近傍に邪魔板14が設けられ、飛散する写
真処理廃液が直接排出されることを防止している。ま
た、取出部12はパイプ15を介して蒸発釜の容器本体3aに
連通され、取出部12に溜る液を容器本体3aに戻すように
なっている。
排出パイプ13には蒸気を水と接触させて水中に溶解さ
せる溶解手段16が備えられ、この溶解手段16を構成する
給水パイプ17は排出パイプ13に接続され、給水ポンプ18
の作動で水槽19から水が供給され、この水と蒸気とが接
触して蒸気を水中に溶解させ、排水タンク20に排出す
る。排水タンク20の水はオーバーフローパイプ70で排出
され、液面が常に一定になっている。
このように、写真処理廃液の加熱によって生じるガス
を含む蒸気を水と接触させて、蒸気を水中に溶解させる
と、冷却能力が高く凝縮効率が向上するため、凝縮され
ないで装置外部へ放出される蒸気の比率が低くなり、悪
臭で有害なガスが装置外部へ放出されることが防止でき
る。
この排水タンク20はパイプ21を介してパイプ7に接続
され、この空気ポンプ22の作動で空気を循環系1に供給
するようになっている。この混入する空気量は加熱量に
対して0.1〜100l/kcalが好ましい。この空気の混入によ
って、写真処理廃液の蒸発温度を低下させて、硫化水
素、アンモニアガス等の臭気の発生を抑制する。
また、前記水槽19には水道23から水が供給され、この
液面は液面検出センサ24で監視されており、この液面情
報からバルブ25を開閉して水面を常に一定としている。
第2図は写真処理廃液の処理装置の本発明の実施例を
示し、第1図と同一符号のものは同様に構成されている
ので説明を省略する。蒸発釜30の下部30aの外周に加熱
手段31が設けられ、外部から内部の写真処理廃液を加熱
するようになっている。この加熱手段31のさらに下方に
は手動バルブ32が設けられ、内部に蓄積する濃縮物を取
り出すようになっている。
蒸発釜30の上部30bの内部には撹枠羽根33が設けら
れ、この撹幹羽根33はモータ34によって回転され、写真
処理廃液を撹件して部分的に過熱して悪臭が発生するこ
とを防止している。
排出手段11の排出パイプ13の排出開口部の近傍には邪
魔板35が設けられ、飛散する写真処理廃液が排出パイプ
13に入らないようにしている。
溶解手段16を構成する水槽19はパイプ36を介して排出
パイプ13と連結され、このパイプ36に設けられたベロー
ブポンプ37で水を排出パイプ13内に送り込んで蒸気と水
とを混合するようになっている。さらに、水槽19には水
流ポンプ38が設けられ、この水流ポンプ38はモータ39の
回転によってプロペラ40が回転し、噴射管41で水を吸い
上げて水中に噴射する。この噴射管41に排出パイプ13が
接続されており、ここでガスを含む蒸気が水に接触され
て水中に溶解すると共に、水流ポンプ38の作動で排出パ
イプ13を介して蒸発釜30を減圧している。
この水槽19の水はオーバーフローパイプ71で排出さ
れ、液面が常に一定になっている。
第3図は写真処理廃液の処理装置の本発明の他の実施
例を示し、溶解手段16が第2図に示すものと異なるが、
他の部材は同様に構成されている。
溶解手段16を構成する噴射ケース42が排出パイプ13に
設けられ、この噴射ケース42と水槽19はパイプ43で接続
され、ベローズポンプ44の作動によって水槽45の水が噴
射ケース42から噴射され、このとき排出パイプ13から排
出されるガスを含む蒸気と混合されて、水中に溶解され
る。この水槽45の水はオーバーフローパイプ72で排出さ
れ、液面が常に一定となっている。また、排出パイプ13
にはパイプ73を介して水槽19と接続され、コック74の操
作で排出パイプ13に水が供給可能になる。
第4図は参考図であり、溶解手段16が第1図に示すも
のと異なるが、他の部材や手段は第1図と同様に構成さ
れている。
即ち、溶解手段16を構成するカラム50の下部に排出パ
イプ13が接続され、上部はパイプ51を介して分離手段3
のパイプ15に接続され、カラム50の内部には活性炭52が
設けられ、ガスを含む蒸気が循環するようになってい
る。このカラム50の上部側から給水ポンプ18の作動で水
槽19から水が供給され、水と蒸気の循環方向の逆方向か
ら接触させ、蒸気を水中に溶解させて排水するようにな
っている。
第5図も第4図と同様に参考図であり、溶解手段16が
第1図に示すものと異なるが、他の部材や手段は第1図
と同様に構成されている。
即ち、溶解手段16を構成する水槽60の水中に排出パイ
プ13が設けられ、水槽60の上部はパイプ51を介して分離
手段3のパイプ15に接続され、ガスを含む蒸気を直接水
中に供給してバブリングして蒸気を水中に溶解させるよ
うにしている。この水槽60には電磁弁61の作動で、水道
から水が供給され、水槽60を常に一定の液量に保持さ
れ、オーバーフローする水は排出パイプ62から排出され
る。
[発明の効果] 前記のように、この発明の写真処理廃液の処理装置
は、蒸発釜の下部外周に加熱手段を設け、蒸発釜の下部
外周を加熱するから写真処理廃液の加熱効率が良く、し
かも蒸発釜の上部内部には撹件羽根を設け、写真処理廃
液を撹拌するから、写真処理廃液が部分的に過熱するこ
とを防止することができ、その結果悪臭の発生を抑える
ことができる。
また、蒸発釜の上部の排出開口部の近傍に邪魔板を設
けたから、飛散する写真処理廃液が外部に放出されない
ようにすることができ、蒸発処理によって生じる蒸気に
写真処理廃液が混じることが防止され、冷却能力が高く
凝縮効率が向上し、装置が小型で、かつ製作コストを低
減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は参考図であり、写真処理廃液の処理装置を示す
概略構成図、第2図及び第3図はこの発明の写真処理廃
液の処理装置の実施例を示す概略構成図である。第4図
及び第5図は参考図であり、処理廃液の処理装置を示す
概略構成図である。 [符号の説明] 図面中符号1は循環系、2は加熱手段、3は分離手段、
4はパイプ部、5は取出手段、11は排出手段、16は溶解
手段である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−151301(JP,A) 特開 昭60−193580(JP,A) 特開 昭63−310694(JP,A) 特開 昭63−287589(JP,A) 特開 昭63−141601(JP,A) 特開 昭48−74472(JP,A) 特開 平1−199601(JP,A) 登録実用新案35089(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C02F 1/04 G03D 3/00 G03D 13/00 B01D 1/00,1/30 B01D 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蒸発釜の写真処理廃液を、加熱手段で加熱
    して蒸発濃縮せしめる写真処理廃液の処理装置におい
    て、前記蒸発釜の下部外周に前記加熱手段を設け、前記
    蒸発釜の上部内部には撹枠羽根を設け、前記蒸発釜の上
    部排出開口部の近傍に邪魔板を設けたことを特徴とする
    写真処理廃液の処理装置。
JP63170673A 1988-07-08 1988-07-08 写真処理廃液の処理装置 Expired - Fee Related JP2863807B2 (ja)

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