JP2863336B2 - プリント板ユニットの検査支援システム - Google Patents
プリント板ユニットの検査支援システムInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、SMD(表面実装部
品)などが搭載されたプリント板ユニットの外観検査を
支援するための検査支援システムに関する。
品)などが搭載されたプリント板ユニットの外観検査を
支援するための検査支援システムに関する。
【0002】近年においては、プリント板ユニットの製
造工程の自動化が急速に進められている。また、電子機
器の軽薄短小化、高密度化、高性能化、低価格化、多品
種少量生産の要求によって、SMT(表面実装技術)が
急速に普及してきており、装着機によるSMDの自動装
着が進んでいる。
造工程の自動化が急速に進められている。また、電子機
器の軽薄短小化、高密度化、高性能化、低価格化、多品
種少量生産の要求によって、SMT(表面実装技術)が
急速に普及してきており、装着機によるSMDの自動装
着が進んでいる。
【0003】これとともに、プリント板ユニットの種類
が増大しているため、プリント板ユニットに使用される
全部品の種類の数は膨大なものとなっている。
が増大しているため、プリント板ユニットに使用される
全部品の種類の数は膨大なものとなっている。
【0004】そのため、組み立てが終わったプリント板
ユニットに正しい種類の部品が実装されているか、また
その位置や姿勢(回転角度位置)などは正しいかといっ
たことのチェックに多くの困難が生じているが、このよ
うな外観検査を迅速に且つ的確に行うことができるよう
な支援システムの出現が要望されている。
ユニットに正しい種類の部品が実装されているか、また
その位置や姿勢(回転角度位置)などは正しいかといっ
たことのチェックに多くの困難が生じているが、このよ
うな外観検査を迅速に且つ的確に行うことができるよう
な支援システムの出現が要望されている。
【0005】
【従来の技術】プリント板ユニットにおける部品の実装
不良は、自動装着機のデータ作成ミス、自動装着機の部
品の段取り替え時の装着ミス、その他種々の原因によっ
て生じるが、このような不良を発見するため、検査員の
目視によってプリント板ユニットの外観検査が行われて
いる。
不良は、自動装着機のデータ作成ミス、自動装着機の部
品の段取り替え時の装着ミス、その他種々の原因によっ
て生じるが、このような不良を発見するため、検査員の
目視によってプリント板ユニットの外観検査が行われて
いる。
【0006】従来の目視検査は、組み立てが終了したプ
リント板ユニットと検査用の図面とを比較照合し、プリ
ント板ユニットに実装された部品の種類、位置、姿勢な
どを確認することにより行われている。
リント板ユニットと検査用の図面とを比較照合し、プリ
ント板ユニットに実装された部品の種類、位置、姿勢な
どを確認することにより行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、プリント板ユ
ニットに用いられる部品の種類及び数量が多いため、従
来のような検査員による目視検査には多くの時間と労力
を要し、しかも検査漏れが生じ易いため確実な検査が行
われ難いという問題がある。
ニットに用いられる部品の種類及び数量が多いため、従
来のような検査員による目視検査には多くの時間と労力
を要し、しかも検査漏れが生じ易いため確実な検査が行
われ難いという問題がある。
【0008】また、検査用の図面の作成、及び部品の変
更にともなう図面の改版や管理などにも多くの労力を要
している。
更にともなう図面の改版や管理などにも多くの労力を要
している。
【0009】因みに、検査員が目視する代わりに、IT
V(工業用カメラ)を用いて自動的に検査を行うことも
考えられているが、部品の小型化にともなって部品に印
刷されている部品型格などの自動判別が極めて困難であ
るため、検査コストが非常に高くつくとともに、自動検
査のみでは対処できないのが現状である。
V(工業用カメラ)を用いて自動的に検査を行うことも
考えられているが、部品の小型化にともなって部品に印
刷されている部品型格などの自動判別が極めて困難であ
るため、検査コストが非常に高くつくとともに、自動検
査のみでは対処できないのが現状である。
【0010】本発明は、上述の問題に鑑み、プリント板
ユニットの外観検査を容易に且つ確実に行えるようにす
ることを目的としている。
ユニットの外観検査を容易に且つ確実に行えるようにす
ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る検査支援システム1は、上述の課題を解決するため、
図1に示すように、検査を行うべきプリント板ユニット
PUに搭載された部品PTについての部品データを格納
した部品データ格納手段15と、前記部品データに基づ
いてプリント板ユニットPUの部品実装図を画面12a
に表示するための表示手段12と、前記画面表示された
部品実装図の部品PTに対してチェック確認入力を行う
ためのチェック確認入力手段14と、チェック確認入力
が行われた部品PTの表示状態を変更するための確認変
更手段23とを有してなる。
る検査支援システム1は、上述の課題を解決するため、
図1に示すように、検査を行うべきプリント板ユニット
PUに搭載された部品PTについての部品データを格納
した部品データ格納手段15と、前記部品データに基づ
いてプリント板ユニットPUの部品実装図を画面12a
に表示するための表示手段12と、前記画面表示された
部品実装図の部品PTに対してチェック確認入力を行う
ためのチェック確認入力手段14と、チェック確認入力
が行われた部品PTの表示状態を変更するための確認変
更手段23とを有してなる。
【0012】請求項2記載の発明に係る検査支援システ
ム1は、前記画面表示された部品実装図の部品PTに対
するチェック開始入力を行うためのチェック開始入力手
段14と、チェック開始入力が行われた部品PT及びそ
の部品と同一種類の部品の表示状態を変更するための開
始変更手段22と、チェック開始入力によって表示状態
が変更された部品PTに対してチェック確認入力を行う
ためのチェック確認入力手段14と、チェック確認入力
が行われた部品PTの表示状態を変更するための確認変
更手段23とを有してなる。
ム1は、前記画面表示された部品実装図の部品PTに対
するチェック開始入力を行うためのチェック開始入力手
段14と、チェック開始入力が行われた部品PT及びそ
の部品と同一種類の部品の表示状態を変更するための開
始変更手段22と、チェック開始入力によって表示状態
が変更された部品PTに対してチェック確認入力を行う
ためのチェック確認入力手段14と、チェック確認入力
が行われた部品PTの表示状態を変更するための確認変
更手段23とを有してなる。
【0013】請求項3記載の発明に係る検査支援システ
ム1は、チェック確認入力が行われたときに、チェック
確認入力が行われた部品PT及びその部品と同一種類の
部品PTの表示状態を一括して変更する一括確認モード
を有してなる。
ム1は、チェック確認入力が行われたときに、チェック
確認入力が行われた部品PT及びその部品と同一種類の
部品PTの表示状態を一括して変更する一括確認モード
を有してなる。
【0014】
【作用】画面12aには、部品データ格納手段15に格
納された部品データに基づいて、プリント板ユニットP
U及び当該プリント板ユニットPUに装着された部品P
Tの部品実装図が表示される。
納された部品データに基づいて、プリント板ユニットP
U及び当該プリント板ユニットPUに装着された部品P
Tの部品実装図が表示される。
【0015】画面12a上の部品PTに対してチェック
開始入力を行うと、その部品PT及びその部品と同一種
類の部品の表示状態、例えば表示色が変更される。
開始入力を行うと、その部品PT及びその部品と同一種
類の部品の表示状態、例えば表示色が変更される。
【0016】画面12aと現物のプリント板ユニットP
Uとの部品PTを比較照合し、一致していればチェック
確認入力を行う。
Uとの部品PTを比較照合し、一致していればチェック
確認入力を行う。
【0017】これによって、その部品PTの表示色が変
更され、例えば全部の部品PTについて表示色が変更さ
れれば、チェック終了となる。
更され、例えば全部の部品PTについて表示色が変更さ
れれば、チェック終了となる。
【0018】
【実施例】図1は本発明に係る検査支援システム1の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【0019】検査支援システム1は、処理部11、画面
12aを有した表示部12、キーボード13、マウス1
4、メモリ15などから構成されている。
12aを有した表示部12、キーボード13、マウス1
4、メモリ15などから構成されている。
【0020】処理部11は、部品表示処理部21、開始
変更部22、確認変更部23、及びワークメモリなどを
有しており、検査支援システム1の全体を制御する。
変更部22、確認変更部23、及びワークメモリなどを
有しており、検査支援システム1の全体を制御する。
【0021】部品表示処理部21は、メモリ15に格納
された部品データに基づいてプリント板ユニットPUの
部品実装図を画面12aに表示するための処理を行う。
なお、「プリント板ユニットPU」の記載に当たり、実
物について記載する際には末尾に「A」を、画面12a
に表示されたものについては末尾に「B」を、それぞれ
付すことがある。
された部品データに基づいてプリント板ユニットPUの
部品実装図を画面12aに表示するための処理を行う。
なお、「プリント板ユニットPU」の記載に当たり、実
物について記載する際には末尾に「A」を、画面12a
に表示されたものについては末尾に「B」を、それぞれ
付すことがある。
【0022】開始変更部22は、チェック開始入力が行
われた部品PT及びその部品PTと同一種類の部品PT
の表示色を変更するための処理を行う。
われた部品PT及びその部品PTと同一種類の部品PT
の表示色を変更するための処理を行う。
【0023】確認変更部23は、チェック確認入力が行
われた部品PTの表示色を変更するための処理を行う。
これらの処理については後で詳述する。
われた部品PTの表示色を変更するための処理を行う。
これらの処理については後で詳述する。
【0024】表示部12は、部品表示処理部21の処理
に基づいて画面12aにプリント板ユニットPUBの部
品実装図をカラーで表示する。
に基づいて画面12aにプリント板ユニットPUBの部
品実装図をカラーで表示する。
【0025】キーボード13及びマウス14は、チェッ
ク開始入力、チェック確認入力、その他の種々の入力を
行うためのものである。
ク開始入力、チェック確認入力、その他の種々の入力を
行うためのものである。
【0026】メモリ15は、フロッピィディスクなどの
メモリ媒体を介して、又は上位装置16からのデータ転
送によって、検査を行うべきプリント板ユニットPUに
搭載された部品PTについての種々の部品データを格納
する。
メモリ媒体を介して、又は上位装置16からのデータ転
送によって、検査を行うべきプリント板ユニットPUに
搭載された部品PTについての種々の部品データを格納
する。
【0027】メモリ15には、部品データとして、CA
DデータDTC、部品ライブラリPTL、及び部品テー
ブルPTTが格納されている。
DデータDTC、部品ライブラリPTL、及び部品テー
ブルPTTが格納されている。
【0028】CADデータDTCは、各プリント板ユニ
ットPU毎に、それぞれのプリント板ユニットPUに装
着される多数の部品PTについて、プリント板への装着
位置を示す各部品PTの中心の座標値、及びその姿勢を
示す基準位置からの回転角度値を、それぞれの部品番号
及び型格とともに示すデータである。CADデータDT
Cは、自動装着機を作動させるためのNCデータであ
り、データ形式を適当に変換した後に用いられる。
ットPU毎に、それぞれのプリント板ユニットPUに装
着される多数の部品PTについて、プリント板への装着
位置を示す各部品PTの中心の座標値、及びその姿勢を
示す基準位置からの回転角度値を、それぞれの部品番号
及び型格とともに示すデータである。CADデータDT
Cは、自動装着機を作動させるためのNCデータであ
り、データ形式を適当に変換した後に用いられる。
【0029】部品ライブラリPTLは、外形の異なる種
々の部品について部品ライブラリ番号をそれぞれ付与
し、それぞれの部品ライブラリ番号について、外形寸
法、ピン数、ピンピッチ、部品種別(チップ、SOP、
QFPなど)、1番ピンを基準とする基準位置などのデ
ータを登録したものである。
々の部品について部品ライブラリ番号をそれぞれ付与
し、それぞれの部品ライブラリ番号について、外形寸
法、ピン数、ピンピッチ、部品種別(チップ、SOP、
QFPなど)、1番ピンを基準とする基準位置などのデ
ータを登録したものである。
【0030】部品テーブルPTTは、多数の部品の型格
から部品ライブラリ番号を参照するためのテーブルであ
る。
から部品ライブラリ番号を参照するためのテーブルであ
る。
【0031】ここで、部品とは、例えば、抵抗器、コン
デンサ、半導体素子、集積回路素子、その他の素子など
である。型格とは、それぞれの部品についての型番や記
号を示すものであり、型格が決まれば外観形状も決ま
る。部品番号とは、回路図上において重複しないように
それぞれの部品に付与された番号又は記号、例えばR
1,R2,C1,TR1などである。
デンサ、半導体素子、集積回路素子、その他の素子など
である。型格とは、それぞれの部品についての型番や記
号を示すものであり、型格が決まれば外観形状も決ま
る。部品番号とは、回路図上において重複しないように
それぞれの部品に付与された番号又は記号、例えばR
1,R2,C1,TR1などである。
【0032】したがって、部品の型格が与えられると、
部品テーブルPTTによって部品ライブラリ番号が得ら
れ、これに基づいて、部品ライブラリPTLによって外
形寸法などが得られる。
部品テーブルPTTによって部品ライブラリ番号が得ら
れ、これに基づいて、部品ライブラリPTLによって外
形寸法などが得られる。
【0033】部品表示処理部21は、プリント板ユニッ
トPUの形式が指定されると、当該プリント板ユニット
PUの外形寸法、プリント板の母材から多面取りされる
場合のプリント板ユニットPUの個数、母材の原点から
のオフセット値、回転角度値など、指定されたプリント
板ユニットPUの種々のデータと、当該プリント板ユニ
ットPUに装着される部品データとに基づいて、部品実
装図を作成して画面12aに表示する。
トPUの形式が指定されると、当該プリント板ユニット
PUの外形寸法、プリント板の母材から多面取りされる
場合のプリント板ユニットPUの個数、母材の原点から
のオフセット値、回転角度値など、指定されたプリント
板ユニットPUの種々のデータと、当該プリント板ユニ
ットPUに装着される部品データとに基づいて、部品実
装図を作成して画面12aに表示する。
【0034】図2は画面12aに表示されたプリント板
ユニットPUBの部品実装図の一例を示す図である。
ユニットPUBの部品実装図の一例を示す図である。
【0035】画面12a上には、プリント板ユニットP
UBの外形、及びプリント板ユニットPUBに装着され
た部品PT1〜17が、それぞれ四角形で表示されてい
る。これらの当初の表示色は、背景色が青色、プリント
板ユニットPUBが白色、部品PT1〜17が黒色であ
る。
UBの外形、及びプリント板ユニットPUBに装着され
た部品PT1〜17が、それぞれ四角形で表示されてい
る。これらの当初の表示色は、背景色が青色、プリント
板ユニットPUBが白色、部品PT1〜17が黒色であ
る。
【0036】各部品PT1〜17において、部品PT1
〜3,12,13、部品PT4〜7,10,11、部品
PT8,9、部品PT14〜17が、それぞれ同一の型
格の部品である。また、部品PT10,11は、部品P
T4〜7を左方向へ90度回転させた姿勢である。な
お、図には示していないが、IC,LSIなどの多ピン
部品PTについては、1番ピンの位置が黒ドットで表示
されている。
〜3,12,13、部品PT4〜7,10,11、部品
PT8,9、部品PT14〜17が、それぞれ同一の型
格の部品である。また、部品PT10,11は、部品P
T4〜7を左方向へ90度回転させた姿勢である。な
お、図には示していないが、IC,LSIなどの多ピン
部品PTについては、1番ピンの位置が黒ドットで表示
されている。
【0037】この画面12aが表示された状態で、画面
12aのプリント板ユニットPUBと実際に組み立てが
終了したプリント板ユニットPUAとを比較照合するこ
とによって、プリント板ユニットPUの検査が進められ
る。
12aのプリント板ユニットPUBと実際に組み立てが
終了したプリント板ユニットPUAとを比較照合するこ
とによって、プリント板ユニットPUの検査が進められ
る。
【0038】次に、検査支援システム1を用いたプリン
ト板ユニットPUAの検査方法、及び検査時における画
面12aの表示状態などについて、図3のフローチャー
トをも参照して説明する。
ト板ユニットPUAの検査方法、及び検査時における画
面12aの表示状態などについて、図3のフローチャー
トをも参照して説明する。
【0039】図2に示す画面12aを表示させた状態
で、マウス14によってチェックしたい部品上にカーソ
ルを移動させた後、マウス14を右クリックすることに
よってチェック開始入力を行う(ステップ#11)。
で、マウス14によってチェックしたい部品上にカーソ
ルを移動させた後、マウス14を右クリックすることに
よってチェック開始入力を行う(ステップ#11)。
【0040】これによって、当該部品PT、及び当該部
品と同一の型格の部品について、表示色が黄色に変更さ
れる(ステップ#12)。
品と同一の型格の部品について、表示色が黄色に変更さ
れる(ステップ#12)。
【0041】これと同時に、当該部品の詳細情報DIF
が、画面12aの右側に表示される(ステップ#1
3)。
が、画面12aの右側に表示される(ステップ#1
3)。
【0042】詳細情報DIFとして、型格、部品番号、
実装座標位置、姿勢、ピン数などの情報、及び同一の型
格の部品の個数などが表示される。
実装座標位置、姿勢、ピン数などの情報、及び同一の型
格の部品の個数などが表示される。
【0043】そこで、黄色に表示された部品について、
詳細情報DIFを参照しながらプリント板ユニットPU
上の部品を実際にチェックする。そして、画面12aの
表示内容と実際とが一致していることを確認した後、そ
の部品上にカーソルを移動させ、マウス14を再度右ク
リックすることによってチェック確認入力を行う(ステ
ップ#14)。
詳細情報DIFを参照しながらプリント板ユニットPU
上の部品を実際にチェックする。そして、画面12aの
表示内容と実際とが一致していることを確認した後、そ
の部品上にカーソルを移動させ、マウス14を再度右ク
リックすることによってチェック確認入力を行う(ステ
ップ#14)。
【0044】これによって、その部品の表示色が今度は
赤色に変更されるとともに、チェック確認入力を行った
回数だけ部品の個数表示がカウントダウンされる(ステ
ップ#15)。
赤色に変更されるとともに、チェック確認入力を行った
回数だけ部品の個数表示がカウントダウンされる(ステ
ップ#15)。
【0045】また、フローチャートには示されていない
が、一括確認モードを選択した場合には、画面12a上
で黄色に変更された部品PTについて、プリント板ユニ
ットPU上の部品の全部を一括してチェックした後、チ
ェック確認入力を行えば、全部の部品PTが一括して赤
色に変更される。
が、一括確認モードを選択した場合には、画面12a上
で黄色に変更された部品PTについて、プリント板ユニ
ットPU上の部品の全部を一括してチェックした後、チ
ェック確認入力を行えば、全部の部品PTが一括して赤
色に変更される。
【0046】また、検索モードを選択した場合には、チ
ェックを開始する際にキーボード13から型格を入力す
ることによって、入力された型格の部品の検索が行わ
れ、該当する部品PTが黄色に表示される。つまり、こ
の場合には、検索によってチェック開始入力が行われ
る。
ェックを開始する際にキーボード13から型格を入力す
ることによって、入力された型格の部品の検索が行わ
れ、該当する部品PTが黄色に表示される。つまり、こ
の場合には、検索によってチェック開始入力が行われ
る。
【0047】このようにして、全部の部品PTの表示色
が赤色に変更されたときに、一枚のプリント板ユニット
PUの外観検査が終了したことになる。そこで、キーボ
ード13から終了の確認を入力するか又はマウスの左ク
リックによって終了すると(ステップ#16でイエ
ス)、当該プリント板ユニットPUについての検査結果
データが作成される。なお、メッセージをキーボード1
3から入力することも可能である。
が赤色に変更されたときに、一枚のプリント板ユニット
PUの外観検査が終了したことになる。そこで、キーボ
ード13から終了の確認を入力するか又はマウスの左ク
リックによって終了すると(ステップ#16でイエ
ス)、当該プリント板ユニットPUについての検査結果
データが作成される。なお、メッセージをキーボード1
3から入力することも可能である。
【0048】全部の部品PTの表示色が赤色に変更され
ない状態で終了した場合には、赤色でなかった部品につ
いて不良である旨が画面12aに表示され、且つ検査結
果データとして書き込まれる。
ない状態で終了した場合には、赤色でなかった部品につ
いて不良である旨が画面12aに表示され、且つ検査結
果データとして書き込まれる。
【0049】検査結果データに基づいて、図示しないプ
リンタによって検査表を印刷することができる。
リンタによって検査表を印刷することができる。
【0050】上述の実施例によると、検査を行うべきプ
リント板ユニットPUについて、そのプリント板ユニッ
トPUの製造に使用したCADデータDTCに基づいた
外観図及び詳細情報DIFが画面12aに表示され、こ
れらを比較照合することによって検査が行われるので、
プリント板ユニットPUの検査用の図面の作成や管理を
行う必要がなく、そのための労力が削減される。
リント板ユニットPUについて、そのプリント板ユニッ
トPUの製造に使用したCADデータDTCに基づいた
外観図及び詳細情報DIFが画面12aに表示され、こ
れらを比較照合することによって検査が行われるので、
プリント板ユニットPUの検査用の図面の作成や管理を
行う必要がなく、そのための労力が削減される。
【0051】画面12aに表示されたプリント板ユニッ
トPUBについて、チェック開始入力を行うことによっ
て同一の型格の全部の部品PTの表示色が変更されるか
ら、同一の型格の部品PT毎にまとめてチェックを行う
ことができるとともに、これからチェックを行うべき部
品PTがどれであるかが容易に分かり、検査の効率が向
上して検査に要する時間及び労力を大幅に削減すること
ができる。
トPUBについて、チェック開始入力を行うことによっ
て同一の型格の全部の部品PTの表示色が変更されるか
ら、同一の型格の部品PT毎にまとめてチェックを行う
ことができるとともに、これからチェックを行うべき部
品PTがどれであるかが容易に分かり、検査の効率が向
上して検査に要する時間及び労力を大幅に削減すること
ができる。
【0052】また、チェック確認入力を行うことによっ
て部品PTの表示色が変更されるから、チェックを終わ
ったか否かが容易に分かり、チェック漏れなどの発生す
るおそれがない。
て部品PTの表示色が変更されるから、チェックを終わ
ったか否かが容易に分かり、チェック漏れなどの発生す
るおそれがない。
【0053】一括確認モードを選択することにより、チ
ェック確認入力を行う回数が減り、その手間が省ける。
検索モードを選択することにより、チェックを行いたい
型格の部品PTを容易に検索することができ、それだけ
検査に要する時間が短縮され且つ的確な検査が行われ
る。
ェック確認入力を行う回数が減り、その手間が省ける。
検索モードを選択することにより、チェックを行いたい
型格の部品PTを容易に検索することができ、それだけ
検査に要する時間が短縮され且つ的確な検査が行われ
る。
【0054】上述の実施例においては、チェック開始入
力やチェック確認入力などを行うためにマウス14を用
いたが、キーボード13、その他の入力装置を用いても
よい。画面12aにおける表示色や変更後の表示色を上
述以外の色としてもよい。また、表示色を変更すること
により確認が極めて容易なものとなるが、表示色の変更
に代えて又はこれとともに、種々のパターンの網掛け処
理を行ったり、表示輝度を変えるなど、種々の表示状態
を変更してもよい。
力やチェック確認入力などを行うためにマウス14を用
いたが、キーボード13、その他の入力装置を用いても
よい。画面12aにおける表示色や変更後の表示色を上
述以外の色としてもよい。また、表示色を変更すること
により確認が極めて容易なものとなるが、表示色の変更
に代えて又はこれとともに、種々のパターンの網掛け処
理を行ったり、表示輝度を変えるなど、種々の表示状態
を変更してもよい。
【0055】上述の実施例において、メモリ15に格納
された部品データの内容は、上述した以外の種々のもの
でもよい。また、このようなメモリ15は、半導体メモ
リ、ディスク装置、磁気テープ装置、フロッピィディス
ク装置、その他の種々のデバイスであってもよく、また
これらを混合したものでもよい。
された部品データの内容は、上述した以外の種々のもの
でもよい。また、このようなメモリ15は、半導体メモ
リ、ディスク装置、磁気テープ装置、フロッピィディス
ク装置、その他の種々のデバイスであってもよく、また
これらを混合したものでもよい。
【0056】検査支援システム1及びその各部の構成、
画面12aに表示させるプリント板ユニットPUBの表
示方法、詳細情報DIFの内容などは、上述した以外に
種々変更することができる。
画面12aに表示させるプリント板ユニットPUBの表
示方法、詳細情報DIFの内容などは、上述した以外に
種々変更することができる。
【0057】
【発明の効果】本発明によると、プリント板ユニットの
外観検査を容易に且つ確実に行うことができる。
外観検査を容易に且つ確実に行うことができる。
【0058】請求項2の発明によると、同一の型格の部
品毎にまとめてチェックを行うことができ、検査の効率
が向上する。
品毎にまとめてチェックを行うことができ、検査の効率
が向上する。
【0059】請求項3の発明によると、チェック確認入
力の手間が省け、それだけ検査に要する時間が短縮され
る。
力の手間が省け、それだけ検査に要する時間が短縮され
る。
【図1】本発明に係る検査支援システムの構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】画面に表示されたプリント板ユニットの部品実
装図の一例を示す図である。
装図の一例を示す図である。
【図3】本発明に係る検査動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
1 検査支援システム 12 表示部(表示手段) 12a 画面 14 マウス(チェック開始入力手段、チェック確認入
力手段) 15 メモリ(部品データ格納手段) 22 開始変更部(開始変更手段) 23 確認変更部(確認変更手段) PU プリント板ユニット PT 部品
力手段) 15 メモリ(部品データ格納手段) 22 開始変更部(開始変更手段) 23 確認変更部(確認変更手段) PU プリント板ユニット PT 部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01R 31/28 G01R 31/28 X (56)参考文献 特開 昭63−175706(JP,A) 特開 平3−120408(JP,A) 特開 昭63−106502(JP,A) 特開 平1−19404(JP,A) 特開 平2−65300(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 11/24 H05K 13/08
Claims (3)
- 【請求項1】検査を行うべきプリント板ユニットに搭載
された部品についての部品データを格納した部品データ
格納手段と、 前記部品データに基づいてプリント板ユニットの部品実
装図を画面に表示するための表示手段と、 前記画面表示された部品実装図の部品に対してチェック
確認入力を行うためのチェック確認入力手段と、 チェック確認入力が行われた部品の表示状態を変更する
ための確認変更手段とを有してなることを特徴とするプ
リント板ユニットの検査支援システム。 - 【請求項2】検査を行うべきプリント板ユニットに搭載
された部品についての部品データを格納した部品データ
格納手段と、 前記部品データに基づいてプリント板ユニットの部品実
装図を画面に表示するための表示手段と、 前記画面表示された部品実装図の部品に対するチェック
開始入力を行うためのチェック開始入力手段と、 チェック開始入力が行われた部品及びその部品と同一種
類の部品の表示状態を変更するための開始変更手段と、 チェック開始入力によって表示状態が変更された部品に
対してチェック確認入力を行うためのチェック確認入力
手段と、 チェック確認入力が行われた部品の表示状態を変更する
ための確認変更手段とを有してなることを特徴とするプ
リント板ユニットの検査支援システム。 - 【請求項3】チェック確認入力が行われたときに、チェ
ック確認入力が行われた部品及びその部品と同一種類の
部品の表示状態を一括して変更する一括確認モードを有
してなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
プリント板ユニットの検査支援システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3070768A JP2863336B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | プリント板ユニットの検査支援システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3070768A JP2863336B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | プリント板ユニットの検査支援システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04307313A JPH04307313A (ja) | 1992-10-29 |
JP2863336B2 true JP2863336B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=13441028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3070768A Expired - Fee Related JP2863336B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | プリント板ユニットの検査支援システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2863336B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005241329A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Fujitsu Ten Ltd | 検査方法、及び検査装置 |
JP4958823B2 (ja) * | 2008-03-27 | 2012-06-20 | 株式会社日立製作所 | 検査評価システムおよび検査評価方法 |
-
1991
- 1991-04-03 JP JP3070768A patent/JP2863336B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04307313A (ja) | 1992-10-29 |
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Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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