JP2861191B2 - Ccd信号処理装置 - Google Patents

Ccd信号処理装置

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JP2861191B2
JP2861191B2 JP2024162A JP2416290A JP2861191B2 JP 2861191 B2 JP2861191 B2 JP 2861191B2 JP 2024162 A JP2024162 A JP 2024162A JP 2416290 A JP2416290 A JP 2416290A JP 2861191 B2 JP2861191 B2 JP 2861191B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、CCD撮像素子からの信号を処理するCCD信
号処理装置に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、CCDからの信号を処理するCCD信号処理装
置において、CCDからの信号のプリチャージレベルをサ
ンプルホールドする第1のサンプルホールド回路と、CC
Dからの信号のデータレベルをサンプルホールドする第
2のサンプルホールド回路と、第1のサンプルホールド
回路の出力をサンプルホールドする第3のサンプルホー
ルド回路と、第3のサンプルホールド回路の出力レベル
と所定レベルとを比較し、この比較出力により第3のサ
ンプルホールド回路の出力レベルが所定レベルになるよ
うに入力を制御するコンパレータと、第3のサンプルホ
ールド回路の出力と第2のサンプルホールド回路の出力
とが供給される差動アンプとを設けることにより、S/N
比が改善できるとともに、回路規模を縮小でき、低域ノ
イズの発生を除去できるようにしたものである。
〔従来の技術〕
CCD撮像素子の出力信号から撮像信号を得る場合、S/N
比の改善が非常に重要である。なぜなら、CCD撮像素子
からの撮像信号は、非常に高いゲインのアンプに供給さ
れて処理されることになるからである。なお、CCD撮像
素子自体からもノイズが発生する。CCD信号処理には、
このようなCCD撮像素子自体から発生するノイズ成分を
除去できることが望まれる。
CDS(コリレイテッド ダブル サンプリング)方式
の場合、CCD撮像素子からは、第3図に示すような信号
が出力される。このような信号のプリチャージレベルv
prとデータレベルvdとの差信号が撮像信号出力となる。
なお、このCCD撮像素子の出力信号中には、10数Vの直
流分がのっている。
第4図は、従来のCDS方式のCCD信号処理回路の一例で
ある。
第4図において、入力端子11にCCD撮像素子からの信
号が供給される。この信号は、コンデンサ12を介してサ
ンプルホールド回路13に供給される。サンプルホールド
回路13には、端子14からデータレベルvdの部分に対応し
て発生されるサンプルホールドパルスSHDが供給され
る。
サンプルホールド回路13の入力端と接地間には、スイ
ッチ回路15を介して基準電圧Vref1が与えられる。スイ
ッチ回路15には、端子16からプリチャージレベルvpr
部分に対応して発生されるスイッチ制御信号SHPが供給
される。
サンプルホールド回路13の出力がアンプ17に供給され
る。アンプ17の出力が出力端子18から取り出される。
第4図に示す例では、スイッチ回路15をプリチャージ
レベルvprの部分に対応してオンさせることにより、CCD
撮像素子の出力信号のプリチャージレベルVprの直流値
が所定の値(基準電圧Vref1)となるようにされる。プ
リチャージレベルvprの直流値が所定の値となれば、デ
ータレベルvdをサンプルホールドすることで、撮像信号
が得られる。サンプルホールド回路13で、この信号のデ
ータレベルvdがサンプルホールドされる。このサンプル
ホールド回路13の出力がアンプ17を介して出力端子18か
ら取り出される。出力端子18の出力信号から、撮像信号
が得られる。
このような従来のCCD信号処理回路では、サンプルホ
ールド回路13で発生するヒゲ状のノイズやサンプルホー
ルド期間での放電によるドループが信号にそのまま重畳
されることになる。また、基準電圧Vref1で発生するノ
イズが信号に重畳されることになる。このため、S/N比
が良くないという問題がある。また、このような構成で
は、CCD撮像素子自体から発生するノイズのうち比較的
高い成分を低減できない。
第5図は、従来のCCD信号処理回路の他の例である。
第5図において、入力端子21にCCD撮像素子からの信
号が供給される。この信号は、コンデンサ22を介してサ
ンプルホールド回路23に供給されるとともに、サンプル
ホールド回路24に供給される。電源ラインと接地間に抵
抗25及び26の直列接続が設けられ、サンプルホールド回
路23及びサンプルホールド回路24の前段に、この直列接
続の接続点から得られる直流電圧が与えられる。サンプ
ルホールド回路23の出力がサンプルホールド回路28に供
給される。
サンプルホールド回路23には、端子27からプリチャー
ジレベルvprの部分に対応して発生されるサンプルホー
ルドパルスSHPが供給される。サンプルホールド回路24
及び28には、端子29からデータレベルvdの部分に対応し
て発生されるサンプルホールドパルスSHDが供給され
る。
サンプルホールド回路28の出力が差動アンプ30の非反
転入力端に供給される。サンプルホールド回路24の出力
が差動アンプ30の反転入力端に供給される。差動アンプ
30の出力が出力端子31から取り出される。
CCD撮像素子からの信号中の直流分がコンデンサ22で
カットされ、抵抗25及び26の直列接続により、この信号
の直流レベルが設定される。そして、サンプルホールド
回路23でプリチャージレベルvprがサンプルホールドさ
れ、サンプルホールド回路24でデータレベルvdがサンプ
ルホールドされる。サンプルホールド回路23の出力がサ
ンプルホールド回路28を介して差動アンプ30に供給さ
れ、サンプルホールド回路24の出力が差動アンプ30に供
給される。差動アンプ30でプリチャージレベルvprとデ
ータレベルvdとの差レベルから、CCD撮像素子の撮像信
号が得られる。なお、サンプルホールド回路28は、サン
プルホールド回路24で発生するヒゲ状のノイズ成分を取
るためのものである。すなわち、サンプルホールド回路
28で、サンプルホールド回路24で発生するのと同様のノ
イズが発生される。このノイズ成分は、差動アンプ30に
よりキャンセルされる。
この例では、差動アンプ30でプリチャージレベルvpr
とデータレベルvdとを減算して、撮像信号を得るように
している。このため、ノイズ成分がキャンセルされ、S/
N比の改善が図れる。この場合、CCD撮像素子自体から発
生するノイズもキャンセルされる。
ところが、このような従来のCCD信号処理回路では、C
CD撮像素子の出力信号の平均レベルの変動により、サン
プルホールド回路23及び24でサンプルホールドされる信
号の直流レベルが変化するため、サンプルホールド回路
23、24、28に対して、広いダイナミックレンジが要求さ
れるという問題がある。サンプルホールド回路23、24、
28のダイナミックレンジを広くするためには、電源電圧
を高く設定するようにしなければならなくなる。
また、このような従来のCCD信号処理回路では、抵抗2
5及び26で発生されるノイズの影響を受けるという問題
がある。
更に、プリチャージレベルをサンプルホールドする経
路には2つのサンプルホールド回路23及び28が配されて
いるのに対して、データレベルをサンプルホールドする
経路には1つのサンプルホールド回路24が配設されてい
るので、2つの経路でのゲイン差が発生し、低減のうね
りノイズが発生し易い。
第6図は、従来のCCD信号処理回路の更に他の例であ
る。
第6図において、入力端子41にCCD撮像素子からの信
号が供給される。この信号は、コンデンサ42を介してサ
ンプルホールド回路43に供給されるとともに、コンデン
サ44を介してサンプルホールド回路45に供給される。サ
ンプルホールド回路43の出力がサンプルホールド回路46
に供給される。
サンプルホールド回路43には、端子47からプリチャー
ジレベルvprの部分に対応して発生されるサンプルホー
ルドパルスSHPが供給される。サンプルホールド回路45
及び46には、端子48からデータレベルvdの部分に対応し
て発生されるサンプルホールドパルスSHDが供給され
る。
サンプルホールド回路46の出力が差動アンプ49の非反
転入力端に供給されるとともに、電流出力型コンパレー
タ50の反転入力端に供給される。サンプルホールド回路
45の出力が差動アンプ49の反転入力端に供給されるとと
もに、電流出力型コンパレータ51の反転入力端に供給さ
れる。差動アンプ49の出力が出力端子53から取り出され
る。
電流出力型コンパレータ50及び51の非反転入力端に
は、基準電圧Vref2が与えられる。また、電流出力型コ
ンパレータ50及び51には、端子52A及び52Bからオプティ
カルブラックの部分に対応するクランプパルスCLPが供
給される。
電流出力型コパレータ50の出力がサンプルホールド回
路43の入力段に帰還される。電流出力コンパレータ51の
出力がサンプルホールド回路45の入力段に帰還される。
オプティカルブラックの部分で、電流出力型コンパレ
ータ50及び51にクランプパルスCLPが供給される。これ
により、電流出力型コンパレータ50及び51からなるフィ
ードバッククランプ回路が動作し、サンプルホールド回
路43に入力される信号の直流レベルが所定のレベル(基
準電圧Vref2)でクランプされる。また、サンプルホー
ルド回路45に入力される信号の直流レベルが所定のレベ
ル(基準電圧Vref2)でクランプされる。
このように、オプティカルブラックの部分の直流レベ
ルが所定のレベルとなるようにクランプされた信号がサ
ンプルホールド回路43及びサンプルホールド回路45に供
給される。サンプルホールド回路43でプリチャージレベ
ルvprがサンプルホールドされ、サンプルホールド回路4
5でデータレベルvdがサンプルホールドされる。サンプ
ルホールド回路43の出力がサンプルホールド回路46を介
して差動アンプ49に供給され、サンプルホールド回路45
の出力が差動アンプ49に供給される。差動アンプ49でプ
リチャージレベルvprとデータレベルvdとの差レベルが
形成され、出力端子53から撮像信号が得られる。
このような構成では、第5図に示した例と同様に、差
動アンプ49でプリチャージレベルvprとデータレベルvd
とを減算して撮像信号を得るようにしているため、ノイ
ズ成分がキャンセルされ、S/N比の改善が図れる。更
に、サンプルホールド回路43及び45でサンプルホールド
される信号の直流レベルが一定しているので、サンプル
ホールド回路43〜46に対して大きなダイナミックレンジ
が要求されず、低電圧駆動が可能である。
ところが、この例では、2つのクランプコンデンサ42
及び44が必要であり、小型化の障害になる。なお、1つ
のクランプ回路でCCD撮像素子からの信号をクランプす
る構成も考えられるが、この場合には、クランプ精度が
下がり、高感度化しにくくなる。また、この例では、オ
プティカルブラックの部分の直流レベルが所定レベルと
なるようにクランプをかけているので、クランプ回路を
動作させるためのクランプパルスを電流出力型のコンパ
レータ50及び51に供給する必要がある。
更に、この例では、プリチャージレベルをサンプルホ
ールドする経路には2つのサンプルホールド回路43及び
46が配されているのに対して、データレベルをサンプル
ホールドする経路には1つのサンプルホールド回路45が
配設されているので、2つの経路でのゲイン差が発生
し、低域のうねりノイズが発生し易い。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、第4図に示した従来のCCD信号処理回路
では、ノイズ成分がそのまま信号に重畳され、S/N比の
改善が図れないという問題がある。
第5図及び第6図に示した従来のCCD信号処理回路で
は、差動アンプを用いて撮像信号を得ているので、ノイ
ズ成分がキャンセルされ、S/N比の改善が図れる。とこ
ろが、第5図に示す従来のCCD信号処理回路では、サン
プルホールド回路に広いダイナミックレンジが要求され
るという問題がある。第6図に示す従来のCCD信号処理
回路では、オプティカルブラックの部分が所定の直流レ
ベルとなるようにクランプをかける構成とされているの
で、2つのクランプコンデンサが必要であるとともに、
電流出力型のコンパレータ50及び51にクランプパルスを
入力させる必要がある。
また、第5図及び第6図に示した従来のCCD信号処理
回路では、プリチャージレベルをサンプルホールドする
経路には2つのサンプルホールド回路が配されているの
に対して、データレベルをサンプルホールドする経路に
は1つのサンプルホールド回路が配設されているので、
2つの経路でのゲイン差が発生し、低減のうねりノイズ
が発生し易い。
したがって、この発明の目的は、S/N比を改善できる
とともに、回路規模を縮小でき、然も低域ノイズの改善
を図れるCCD信号処理装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、CCDからの信号のプリチャージレベルを
サンプルホールドする第1のサンプルホールド回路と、
CCDからの信号のデータレベルをサンプルホールドする
第2のサンプルホールド回路と、第1のサンプルホール
ド回路の出力をサンプルホールドする第3のサンプルホ
ールド回路と、第3のサンプルホールド回路の出力レベ
ルと所定レベルとを比較し、この比較出力により第3の
サンプルホールド回路の出力レベルが所定レベルになる
ように入力を制御するコンパレータと、第3のサンプル
ホールド回路の出力と第2のサンプルホールド回路の出
力とが供給される差動アンプとからなるCCD信号処理装
置である。
〔作用〕
電流出力型コンパレータ10で、サンプルホールド回路
5の出力VPRと基準電圧Vrefとが比較され、この比較出
力がコンデンサ2とサンプルホールド回路3及び4との
接続点に帰還される。これにより、サンプルホールド回
路5の出力VPRが基準電圧Vrefに制御される。したがっ
て、コンデンサ2とサンプルホールド回路3及び4との
接続点の信号SV2のプリチャージレベルvprは一定とな
る。
このプリチャージレベルvprが一定の信号SV2がサンプ
ルホールド回路3及び4に供給される。サンプルホール
ド回路3でプリチャージレベルvprがサンプルホールド
され、サンプルホールド回路4でデータレベルvdがサン
プルホールドされる。サンプルホールド回路3の出力が
サンプルホールド回路5を介して差動アンプ8に供給さ
れ、サンプルホールド回路4の出力が差動アンプ8に供
給され、差動アンプ8から撮像信号が出力される。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について、図面を参照して
説明する。
第1図は、この発明の一実施例を示すものである。第
1図において、入力端子1にCCD撮像素子からの信号が
供給される。この入力端子1からの信号は、コンデンサ
2を介され、直流分が除去される。このコンデンサ2を
介された信号は、サンプルホールド回路3に供給される
とともに、サンプルホールド回路4に供給される。サン
プルホールド回路3の出力がサンプルホールド回路5に
供給される。
サンプルホールド回路3には、端子6からプリチャー
ジレベルvprの部分に対応して発生されるサンプルホー
ルドパルスSHPが供給される。サンプルホールド回路4
及びサンプルホールド回路5には、端子7からデータレ
ベルの部分に対応して発生されるサンプルホールドパル
スSHDが供給される。
サンプルホールド回路5の出力が差動アンプ8の非反
転入力端に供給されるとともに、電流出力型コンパレー
タ10の反転入力端に供給される。サンプルホールド回路
4の出力が差動アンプ8の反転入力端に供給される。差
動アンプ8から出力端子9が導出される。
電流出力型コンパレータ10の非反転入力端には、基準
電圧Vrefが与えられる。電流出力型コンパレータ10の出
力がサンプルホールド回路3及び4の入力段に帰還され
る。
入力端子1には、CCD撮像素子から第2図Aに示すよ
うな信号SV1が供給される。この信号SV1は、コンデンサ
2を介してサンプルホールド回路3に供給され、サンプ
ルホールド回路3で、プリチャージレベルvprがサンプ
ルホールドされる。サンプルホールド回路3の出力がサ
ンプルホールド回路5を介して差動アンプ8の非反転入
力端に供給されるとともに、電流出力型コンパレータ10
に供給される。
電流出力型コンパレータ10で、このサンプルホールド
回路5の出力VPRと基準電圧Vrefとが比較され、この比
較出力がコンデンサ2とサンプルホールド回路3及び4
との接続点に帰還される。これにより、第2図Cに示す
ように、サンプルホールド回路5の出力VPRが基準電圧V
refに制御される。したがって、第2図Bに示すよう
に、コンデンサ2とサンプルホールド回路3及び4との
接続点の信号SV2のプリチャージレベルvprは一定とな
る。
このプリチャージレベルvprが一定の信号SV2がサンプ
ルホールド回路3及び4に供給される。サンプルホール
ド回路3でプリチャージレベルvprがサンプルホールド
され、サンプルホールド回路4でデータレベルvdがサン
プルホールドされる。サンプルホールド回路3の出力が
サンプルホールド回路5を介して差動アンプ8に供給さ
れ、サンプルホールド回路4の出力が差動アンプ8に供
給される。サンプルホールド回路5は、サンプルホール
ド回路4で発生するヒゲ状のノイズ成分を取るためのも
のである。
前述したように、サンプルホールド回路5の出力VPR
は、第2図Cに示したように、基準電圧Vrefとなる。一
方、サンプルホールド回路4の出力VDは、第2図Dに示
すように、データレベルvdのサンプルホールド出力とな
る。
差動アンプ8でプリチャージレベルvprとデータレベ
ルvdとの差信号が得られる。この差信号出力端子9から
出力される。この出力端子9からの出力Voutから、CCD
撮像素子の撮像信号が得られる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、差動アンプ8でプリチャージレベ
ルvprとデータレベルvdとの差レベルを形成して撮像信
号を得ているので、ノイズ成分がキャンセルされ、S/N
比が改善される。また、CCD撮像素子自体から発生する
ノイズもキャンセルできる。
また、この発明によれば、サンプルホールド回路3及
び4に入力される信号のプリチャージレベルvprが一定
とされているので、信号のダイナミックレンジを広くと
れ、低電圧での動作が可能である。
また、この発明によれば、基準電圧Vrefで発生される
ノイズ成分が信号に重畳された場合でも、このノイズ成
分がプリチャージレベルをサンプルホールドする経路と
データレベルをサンプルホールドする経路とに同様に重
畳されるため、差動アンプ8でノイズ成分がキャンセル
される。
また、この発明によれば、電流出力型コンパレータ10
により、入力信号のプリチャージレベルが一定となるよ
うに制御されるので、プリチャージレベルをサンプルホ
ールドする経路に配設されるサンプルホールド回路の数
とデータレベルをサンプルホールドする経路に配設され
るサンプルホールド回路の数とが異なっていても、低域
のうねりノイズは発生しない。
更に、この発明によれば、1つの外付けコンデンサだ
けで動作可能なので、回路規模が増大しない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図,第2図はこ
の発明の一実施例の説明に用いる波形図,第3図はCDS
方式の説明に用いる波形図,第4図は従来のCCD信号処
理回路の一例のブロック図,第5図は従来のCCD信号処
理回路の他の例のブロック図,第6図は従来のCCD信号
処理回路の更に他の例のブロック図である。 図面における主要な符号の説明 1:入力端子,3〜5:サンプルホールド回路,8:差動アンプ,
10:電流帰還型コンパレータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CCDからの入力信号中の直流成分を取り除
    くコンデンサと、 上記コンデンサを介されたCCDからの入力信号のプリチ
    ャージレベルをサンプルホールドする第1のサンプルホ
    ールド回路と、 上記コンデンサを介されたCCDからの入力信号のデータ
    レベルをサンプルホールドする第2のサンプルホールド
    回路と、 上記第1のサンプルホールド回路の出力を上記データレ
    ベルに対応するタイミングでサンプルホールドする第3
    のサンプルホールド回路と、 上記第3のサンプルホールド回路の出力レベルと所定レ
    ベルとを比較し、この比較出力を上記コンデンサを介さ
    れたCCDからの入力信号側に帰還することにより、上記
    第3のサンプルホールド回路の出力レベルが上記所定レ
    ベルになるように制御するコンパレータと、 上記第3のサンプルホールド回路の出力と上記第2のサ
    ンプルホールド回路の出力とが供給される差動アンプと からなるCCD信号処理装置。
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