JP3809025B2 - クランプ電圧生成回路およびクランプレベルの調整方法 - Google Patents

クランプ電圧生成回路およびクランプレベルの調整方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像信号の伝送系におけるクランプ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビデオカメラ等で撮影された画像情報は、撮像素子で光電変換されてアナログ画像信号として出力された後、カメラに内蔵されたマイクロコンピュータ等で処理するためにA/D変換される。画像信号は、画面の平均的な明るさを表す直流成分と、直流成分に相当するレベルを中心として変動する、画面の詳細情報を表す交流成分とからなっているが、画像信号が交流的に結合された回路を通ると直流成分が失われるため、画像信号をA/D変換器に入力する際に直流成分を再生しなければならない。そのため、黒レベルを一定のレベルに固定する、すなわち黒レベルをA/D変換器の所定レベルにクランプすることが必要である。
【0003】
黒レベルのクランプレベルは温度等の使用環境によって変動するため、随時レベルを調整しないと適切なA/D変換が行われない場合が生じる。このような状況に対処するため、A/D変換の出力をD/A変換等によって検出することにより、クランプされているレベルが適切かどうか判定し、常にクランプレベルを調整している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の構成ではクランプレベル調整用のD/A変換器を必要とするため、製品全体のコストアップの原因となっていた。
【0005】
本発明は、以上の問題を解決するものであり、簡易な構成のクランプ電圧生成回路を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかるクランプ電圧生成回路は、アナログ画像信号が入力され、このアナログ画像信号におけるオプティカルブラック期間中の信号レベルを所定のレベルにクランプするクランプ回路と、クランプ回路から出力されるアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換するA/D変換器と、A/D変換器から出力されるデジタル画像信号の最下位ビットに対応する電圧を平滑化して出力するローパスフィルタと、アナログ画像信号におけるオプティカルブラック期間のタイミングで黒レベルのローパスフィルタの出力電圧を保持して出力するサンプルホールド回路と、サンプルホールド回路の出力信号と、黒レベルのデジタル信号がA/D変換器の出力レベルのゼロレベルである基準電圧とを比較し、その比較結果に基づいてクランプ電圧をクランプ回路に出力するクランプレベル調整回路とを備え、クランプ回路においてクランプする信号レベルがクランプ電圧に基づいて決定されることを特徴とする。
【0007】
好ましくは、クランプレベル調整回路において、サンプルホールド回路の出力電圧が0Vより大きい間は、基準電圧からサンプルホールド回路の出力電圧を減算した電圧をクランプ電圧として出力し、サンプルホールド回路の出力電圧が0Vの間は、出力するクランプ電圧を上昇させる。
【0008】
好ましくは、クランプレベル調整回路は、減算器と、コンデンサと、第1および第2の抵抗を備え、減算器のマイナス端子にはサンプルホールド回路が接続され、減算器の出力端子には、コンデンサと第1の抵抗の一方の端子が接続され、第1の抵抗の他方の端子には所定の電圧が印加され、減算器のプラス端子には第2の抵抗を介して基準電圧が印加されている。
【0009】
好ましくは、サンプルホールド回路の出力電圧が0Vより大きい間は、減算器により基準電圧からサンプルホールド回路の出力電圧が減算され、サンプルホールド回路の出力電圧が0Vの間は、第1の抵抗がクランプ電圧を上昇させる。
【0010】
好ましくは、第1の抵抗に印加される所定の電圧の値、第1の抵抗の抵抗値および第2の抵抗の抵抗値は、第1および第2の抵抗による分割される減算器の出力端子の電圧値が基準電圧より高くなるよう設定されている。
【0011】
好ましくはサンプルホールド回路の出力電圧が0Vより大きい間は、サンプルホールド回路の出力電圧が0Vに一致するまでクランプ電圧を基準電圧より低いレベルに維持しつつ上昇させ続け、サンプルホールド回路の出力電圧が0Vの間は、サンプルホールド回路の出力電圧が0Vより大きくなるまでクランプ電圧を上昇させ続ける。
【0012】
また、本発明に係るクランプレベルの調整方法は、画像信号をクランプする際、黒レベルをA/D変換したデジタル信号の最下位ビットに対応する電圧を平滑化し、黒レベルがA/D変換のゼロレベルに一致するよう、平滑化された電圧のレベルに応じて画像信号のクランプレベルを調整することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態に係るクランプ電圧生成回路のブロック図である。
ジェネレータ10はスタンダード・シグナル、及びS/H(サンプルホールド)信号、クランプパルス信号、クロック信号等の様々なタイミング・シグナル等の信号を生成し各回路へ供給する。各回路はジェネレータ10から供給される信号に基づいて動作する。光電変換された画像信号はジェネレータ10の制御に基づいて撮像素子20から読み出されプロセス回路30に入力される。画像信号はプロセス回路30においてレベルシフト、サンプリング等の所定の処理が施されクランプ回路40に入力される。クランプ回路40では画像信号がクランプされる。すなわち、入力された画像信号の所定部分(オプティカルブラック期間に相当する部分)の信号レベルが予め設定されている固定値に周期的にクランプされる。従って、A/D変換器50に入力される画像信号のクランプレベルが一定に保たれる。A/D変換回路50において画像信号はデジタル信号に変換され、画像メモリ60に一時的に格納される。
【0014】
デジタルの画像信号の最下位のビット(以下、「LSB」)情報の「H」または「L」に対応して変化する電圧信号(以下、「LSB電圧」)は、ローパスフィルタ(LPF)70に入力される。ローパスフィルタ70ではLSB電圧が平滑化されてサンプルホールド回路(S/H)80に出力される。サンプルホールド回路80では、オプティカルブラック期間にのみサンプルホールドパルスが与えられ、黒レベルのLSB電圧が取り出され、クランプレベル調整回路90に出力される。クランプレベル調整回路90では、黒レベルのLSB電圧のレベルに応じてクランプ回路40に出力されるクランプ電圧が調整される。A/D変換回路50およびクランプレベル調整回路90には、A/D変換器50の出力レベルがゼロの場合の電圧(以下、「基準電圧」)が供給される。
【0015】
図2は、本実施形態のクランプ電圧生成回路の要部を示すブロック図である。ローパスフィルタ70は抵抗R7とコンデンサC7から成り、A/D変換器50(図1参照)から出力されたデジタル信号のLSB電圧が入力される。LSBの値は、カメラの使用環境等によって発生するノイズにより他のビットに比べて変動しやすく、その変動のためLSB電圧はそれに伴う交流成分を含んでいる。ローパスフィルタ70では、LSB電圧に含まれるその交流成分を除去し平滑化する。
【0016】
ローパスフィルタ70により平滑化されたLSB電圧はサンプルホールド回路80に入力される。サンプルホールド回路80は、増幅器81、82、スイッチ83、コンデンサC8から成っている。LSB電圧は増幅器81により増幅されスイッチ83に入力される。オプティカルブラック期間にジェネレータ10(図1参照)から出力されるタイミングシグナルに基づいて、スイッチ83にサンプルホールドパルスが与えられスイッチ83はオンとなる。スイッチ83がオンになるとLSB電圧に応じた電荷がコンデンサC8に蓄積される。サンプルホールドパルスが与えられなくなるとスイッチ83はオフし、コンデンサC8に蓄積されていた電荷に基づいてLSB電圧が増幅器82を介してクランプレベル調整回路90に印加される。すなわち、オプティカルブラック期間にA/D変換器50(図1参照)から出力されるデジタル信号、すなわち黒レベルのLSB電圧のみが取り出され、クランプレベル調整回路90に出力される。
【0017】
クランプレベル調整回路90は減算器(差動アンプ)91、抵抗(第1の抵抗)R9、コンデンサC9、抵抗(第2の抵抗)R10から成っている。減算器91のプラス端子(非反転入力端子)には抵抗R10を介して基準電圧が供給され、マイナス端子(反転入力端子)にはサンプルホールド回路80の増幅器82の出力端子が接続されている。そして、抵抗R9の一端には電圧Vdが印加されており、抵抗R9はプルアップ抵抗となっている。
【0018】
サンプルホールド回路80の増幅器82から出力された電圧、すなわち平滑化された黒レベルのLSB電圧が0Vより高い場合、減算器91では、基準電圧からLSB電圧を減算した電圧をクランプ電圧としてクランプ回路40(図1参照)に出力する。
【0019】
一方、サンプルホールド回路80の増幅器82から出力された電圧が0Vの場合、クランプレベル調整回路90はプルアップ抵抗R9とコンデンサC9との接続点電圧(クランプ電圧)が上昇するよう構成されている。すなわち、プルアップ抵抗R9を介して流れる電流によりコンデンサC9が充電され、コンデンサC9の充電電圧の上昇に伴ってプルアップ抵抗R9とコンデンサC9との接続点の電圧値が上昇する。また、コンデンサC9はクランプ電圧の急激な変動を抑制し、それにより安定したクランプ電圧が得られる(スタビライザー)。従って、LSB電圧値が0Vの状態が続くような場合であっても、クランプ電圧は上昇する方向に向かうため、クランプ電圧が常時、フィードバック制御されるようになっている。
【0020】
尚、抵抗R10は、プルアップ抵抗R9と協動してクランプレベル調整回路90の出力端子の電圧値を基準電圧よりも若干高い値に設定するための分割抵抗の機能も有している。従って、プルアップ抵抗R9に印加される電圧値、プルアップ抵抗R9及びR10の抵抗値は、プルアップ抵抗R9と抵抗R10により分割される値が基準電圧よりも高くなるよう、それぞれ設定されている。
【0021】
本実施形態の動作を図3および4を用いて説明する。
図3は、黒レベルが基準電圧より高い場合の各回路の出力信号波形を示している。(a)はクランプ回路40から出力される画像信号、すなわちクランプされた画像信号の波形である。線L10は基準電圧を示す。(b)はLSB電圧がローパスフィルタ70を通過した後の電圧、すなわち平滑化されたLSB電圧の波形である。線L20は、LSBの「H」(または「1」)に対応するハイレベルの電圧値、線L22は、LSBの「L」(または「0」)に対応するローレベルの電圧値である。また、上述のように、LSBはカメラの使用環境等によって発生するノイズにより他のビットに比べて変動しやすく頻繁に反転するので、そのような状況でLSB電圧がローパスフィルタ70を通過すると、ハイレベルとローレベルの電圧値の中間値に平滑化される。線L21は、これらハイレベルの電圧値とローレベルの電圧値との中間値を示している。(c)はサンプルホールド回路80において与えられるサンプルホールドパルスの波形を示し、(d)はサンプルホールド回路80の出力電圧の波形を示す。線L30は0V(ボルト)を示す。LSB電圧がローレベルにある場合、サンプルホールド回路80の出力電圧は0Vとなる。(e)はクランプ電圧調整回路90から出力されるクランプ電圧の波形を示し、線L40は基準電圧を示す。
【0022】
図3においてS10からS20、S30からS40、S50からS60、S70からS80、S90からS100の期間はオプティカルブラック期間である。従ってこれらの期間の(a)の波形は黒レベルである。また、S20からS30、S40からS50、S60からS70、S80からS90の期間は1水平走査期間である。従ってこれらの期間の(a)の波形は画像信号を示す。
【0023】
図3(a)において、S10からS20の期間の黒レベルは基準電圧よりも高いレベルにある。従って、(b)に示すようにローパスフィルタ70を通過した後のLSB電圧はローレベルより高いレベルにある。S11の時点でサンプルホールド回路80においてサンプルホールドパルスが与えられ、S10からS20の間のLSB電圧がサンプルホールド回路80に入力され所定の処理が施されて出力される。(d)に示すようにサンプルホールド回路80の出力電圧は0Vよりも高い。従って、上述のように、クランプ電圧調整回路90の減算器91において基準電圧からサンプルホールド回路80の出力電圧が減算され、クランプ電圧としてクランプ回路40にフィードバックされる。これによりクランプ回路40のクランプレベルが所定量低下する。
【0024】
次いでS30からS40のオプティカルブラック期間のLSB電圧がS31で検出される。S10からS20の間の黒レベルのLSB電圧の検出結果をもとにクランプ回路40のクランプレベルが調整されたことに伴い、S30からS40の期間のサンプルホールド回路80からの出力電圧と基準電圧との差分は減少している。しかしながら、(d)に示すようにサンプルホールド回路80からの出力電圧は依然として0Vより高いため、基準電圧からサンプルホールド回路80からの出力電圧を減算したクランプ電圧がクランプ電圧調整回路90からクランプ回路40へフィードバックされる。その結果、S31以降のクランプ電圧は、基準電圧より低くかつS31までのレベルよりやや高いレベルに設定される。
【0025】
以上のような処理が、(a)のS90からS100に示すように黒レベルが基準電圧と一致するまで繰り返される。黒レベルがゼロレベルより高い状態にある間、すなわちサンプルホールド回路80から出力される電圧が0Vより高い状態にある間は、クランプ電圧として基準電圧からサンプルホールド回路80の出力電圧を減算した電圧がクランプ回路40にフィードバックされ続ける。
【0026】
図4は、黒レベルが基準電圧より低い場合の各回路の出力信号波形を示している。図4の(a)〜(e)の波形は図3と同様である。T10からT20の間の黒レベルは基準電圧より低いレベルにあるため、(d)に示すようにサンプルホールド回路80の出力電圧は0Vである。上述のように、クランプレベル調整回路90においてプルアップ抵抗R9に印加される電圧は、プルアップ抵抗R9と抵抗R10により分割される値が基準電圧よりも高くなるように設定されている。従って、T10からT20の間のサンプルホールド回路80の出力電圧が0Vであることに対応して、プルアップ抵抗R9とコンデンサC9との接続点電圧であるクランプ電圧が上昇され、クランプ回路40にフィードバックされる。
【0027】
T30からT40、およびT50からT60の黒レベルのLSB電圧が同様に検出されるが、いずれもサンプルホールド回路80からの出力電圧は0Vであるため、クランプ調整回路90によるクランプ電圧は徐々に上昇し続ける。その結果、T70からT80の間の黒レベルが基準電圧より高いレベルに達し、それに応じてT71の時点でサンプルホールド回路80から出力される電圧は0Vより高いレベルに達する。
【0028】
サンプルホールド回路80から出力される電圧が0Vより高くなると、上述のようにクランプレベル調整回路90において基準電圧からサンプルホールド回路80の出力電圧が減算され、その結果T71まで上昇しつづけたクランプ電圧は(e)に示すようにT71で所定量低下する。T71までのレベルより低下したクランプ電圧がクランプ回路40にフィードバックされると、T90からT100の間の黒レベルは、T70からT80の間の黒レベルより低下し基準電圧のレベルとなる。
【0029】
すなわち、サンプルホールド回路80の出力電圧が0Vより大きい間は、サンプルホールド回路80の出力電圧が0Vに一致するまで、基準電圧からサンプルホールド回路80の出力電圧を減算した電圧をクランプ電圧として出力する。また、サンプルホールド回路の出力電圧が0Vの間は、黒レベルが基準電圧に比べどの程度低いレベルにあるのか判別できないため、サンプルホールド回路80の出力電圧が0Vより高くなるまで、出力するクランプ電圧を上昇し続ける。サンプルホールド回路80の出力電圧が0Vより高いレベルに達したら、同様に基準電圧からサンプルホールド回路80の出力電圧を減算した電圧をクランプ電圧として出力する。
【0030】
以上のように、本実施形態によれば、黒レベルのデジタル信号の最下位ビットの情報をもとにクランプ電圧をクランプ回路にフィードバックする構成をとっているためD/A変換器を備える必要がない。従って、構成が簡易になるとともに製品全体のコストが低減される。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば簡易な構成でクランプレベルを常時適切なレベルに維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るクランプ電圧生成回路のブロック図である。
【図2】クランプ電圧生成回路の要部のブロック図である。
【図3】黒レベルが基準電圧より高い場合の各回路の出力信号波形である。
【図4】黒レベルが基準電圧より低い場合の各回路の出力信号波形である。
【符号の説明】
10 ジェネレータ
20 撮像素子
30 プロセス回路
40 クランプ回路
50 A/D変換器
60 画像メモリ
70 ローパスフィルタ
80 サンプルホールド回路
90 クランプレベル調整回路

Claims (7)

  1. アナログ画像信号が入力され、このアナログ画像信号におけるオプティカルブラック期間中の信号レベルを所定のレベルにクランプするクランプ回路と、
    前記クランプ回路から出力されるアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換するA/D変換器と、
    前記A/D変換器から出力されるデジタル画像信号の最下位ビットに対応する電圧を平滑化して出力するローパスフィルタと、
    前記アナログ画像信号におけるオプティカルブラック期間のタイミングで黒レベルの前記ローパスフィルタの出力電圧を保持して出力するサンプルホールド回路と、
    前記サンプルホールド回路の出力信号と、前記黒レベルのデジタル信号が前記A/D変換器の出力レベルのゼロレベルである基準電圧とを比較し、その比較結果に基づいてクランプ電圧を前記クランプ回路に出力するクランプレベル調整回路とを備え、
    前記クランプ回路においてクランプする信号レベルが前記クランプ電圧に基づいて決定されることを特徴とするクランプ電圧生成回路。
  2. 前記クランプレベル調整回路において、前記サンプルホールド回路の出力電圧が0Vより大きい間は、前記基準電圧から前記サンプルホールド回路の出力電圧を減算した電圧を前記クランプ電圧として出力し、前記サンプルホールド回路の出力電圧が0Vの間は、出力する前記クランプ電圧を上昇させることを特徴とする請求項1に記載のクランプ電圧生成回路。
  3. 前記クランプレベル調整回路は、減算器と、コンデンサと、第1および第2の抵抗を備え、
    前記減算器のマイナス端子には前記サンプルホールド回路が接続され、
    前記減算器の出力端子には、前記コンデンサと前記第1の抵抗の一方の端子が接続され、
    前記第1の抵抗の他方の端子には所定の電圧が印加され、
    前記減算器のプラス端子には前記第2の抵抗を介して前記基準電圧が印加されていることを特徴とする請求項2に記載のクランプ電圧生成回路。
  4. 前記サンプルホールド回路の出力電圧が0Vより大きい間は、前記減算器により前記基準電圧から前記サンプルホールド回路の出力電圧が減算され、前記サンプルホールド回路の出力電圧が0Vの間は、前記第1の抵抗が前記クランプ電圧を上昇させることを特徴とする請求項3に記載のクランプ電圧生成回路。
  5. 前記所定の電圧の値、前記第1の抵抗の抵抗値および前記第2の抵抗の抵抗値は、前記第1および第2の抵抗による分割される前記減算器の出力端子の電圧値が前記基準電圧より高くなるよう設定されていることを特徴とする請求項4に記載のクランプ電圧生成回路。
  6. 前記サンプルホールド回路の出力電圧が0Vより大きい間は、前記サンプルホールド回路の出力電圧が0Vに一致するまで前記クランプ電圧を前記基準電圧より低いレベルに維持しつつ上昇させ続け、前記サンプルホールド回路の出力電圧が0Vの間は、前記サンプルホールド回路の出力電圧が0Vより大きくなるまで前記クランプ電圧を上昇させ続けることを特徴とする請求項2に記載のクランプ電圧生成回路。
  7. 画像信号をクランプする際、黒レベルをA/D変換したデジタル信号の最下位ビットに対応する電圧を平滑化し、前記黒レベルのクランプレベルがA/D変換のゼロレベルに一致するよう、前記平滑化された電圧のレベルに応じて前記画像信号のクランプレベルを調整することを特徴とするクランプレベルの調整方法。
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