JPH0526979Y2 - - Google Patents

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JPH0526979Y2
JPH0526979Y2 JP1987039431U JP3943187U JPH0526979Y2 JP H0526979 Y2 JPH0526979 Y2 JP H0526979Y2 JP 1987039431 U JP1987039431 U JP 1987039431U JP 3943187 U JP3943187 U JP 3943187U JP H0526979 Y2 JPH0526979 Y2 JP H0526979Y2
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amplifier
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signal
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、増幅器の自動ゲイン切替機能を持つ
放射温度計に関するものである。
<従来の技術> 第4図は2色放射温度計の全体構成を示す図、
第5図は第4図に用いられるフイルタホイールの
正面図である。第4図において、被測定物体から
放射された光は対物レンズ1で収束され、第5図
に示すごとく異なつた透過波長λ1、λ2のフイルタ
2a,2bが取り付けられたフイルタホイール3
を介してホトダイオードなどの検出器4で電気信
号に変換される。変換された電気信号は増幅器5
に入力される。
一方、フイルタホイール3はモータ6により回
転されるが、フイルタホイール3の周縁には切欠
き7a,7b,7cなどが形成されこの部分の光
の断続がホトインタラプタ8で検出され、増幅器
5に検出器4にいる光に対する周期信号として入
力される。ここで、フイルタ2a,2bを通過し
た光に対する同期信号の発生には、それぞれ2
a,2bに対応して切欠き7a,7bが使われ
る。切欠き7cは光が遮断されたときの初段増幅
器の出力を測定する場合の同期信号の発生に使わ
れる。増幅器5ではホトインタラプタ8からのパ
ルス信号に同期して増幅器5のゲインを切り替え
て検出器4の電気信号を増幅する。
増幅器5の出力はアナログ/デイジタロ変換器
(以下、A/D変換器という)9でデイジタル信
号に変換し、マイクロコンピユータ10で被測定
物体の温度が計算される。
第6図は第4図に用いられる従来の増幅器5の
部分の詳細を示すブロツク図である。
第6図において、検出器4の出力端は初段増幅
器11の反転入力側に接続され、その非反転入力
端は共通電位点COMに接続されている。反転入
力端はまた抵抗R1を介してその出力端に接続さ
れている。
初段増幅器11の出力端はそれぞれ抵抗R2
R3,R4を介して増幅器12,13,14の反転
入力端に接続されている。各増幅器12,13,
14の非反転入力端はそれぞれ共通電位点COM
に接続されている。
さらに各増幅器12,13,14の出力端はそ
れぞれスイツチSW1,SW2,SW3を介して増幅器
15の非反転入力端に接続されている。増幅器1
5の非反転入力端と共通電位点COMとの間には
信号電圧の保持用コンデンサCが接続されてい
る。増幅器15の反転入力端は出力端と接続さ
れ、増幅器15はボルテージフオロワーを構成し
ている。
各増幅器12,13,14の反転入力端と増幅
器15の出力端との間には各々抵抗R5,R6,R7
が接続されている。増幅器15の出力端はA/D
変換器9の入力端に接続されている。
初段増幅器11の出力端はそれぞれ比較器1
6,17の反転入力端に接続されている。比較器
16,17の非反転入力端にはそれぞれ比較電圧
−Vr1,−Vr2(Vr2>Vr1)が印加されている。比
較器16,17の各出力端はデコーダ19の入力
端に接続され、ホトインタラプタ8からのサンプ
ルホールド信号VSHがイネーブル端子Eに印加さ
れ、これに同期したスイツチパルスP1,P2,P3
がデコーダ19より出力されれ。スイツチパルス
P1,P2,P3により各々スイツチSW1,SW2
SW3を開閉する。また、スイツチパルスP1,P2
P3は、入力ポート20を経てマイクロコンピユ
ータ10に入力される。これは、初段増幅器11
の出力端の信号電圧−Vsの大きさに対応してス
イツチSW1,SW2,SW3を切り替えた場合に、ど
のスイツチを切り替えたかをマイクロコンピユー
タ10に知らせるためのものである。
以上の如く構成された第6図に示す回路の動作
を、第7図に示すタイミング図を用いて説明す
る。
ホトインタラプタ8からは第7図イに示すサン
プルホールド信号VSHが送出される。サンプル期
間tsで信号電圧−Vs(第7図ロ)がその大きさに
よりスイツチSW1〜SW3のいずれかが選択されて
サンプルされ、期間thの間サンプルホールド信号
VSHの立ち上がりに同期してコンデンサCにホー
ルドされる。一方、信号電圧−Vsはまた、比較
器16,17の入力に印加されて、比較電圧−
Vr1,−Vr2と比較され、この比較器16,17の
各出力は、 (1) Vs<Vr1 (2) Vr1<Vs<Vr2 (3) Vr2<Vs の各場合に応じて第7図ハ,ニに示すように比較
器出力Pc1,Pc2が出力され、デコーダ19でデ
コーダされて、サンプルホールド信号VSHに同期
してスイツチSW1〜SW3を切り替える第7図ホ,
ヘ,トに示すスイツチパルスP1,P2,P3を作り、
各スイツチを切り替える。従つてA/D変換器9
は各スイツチパルスP1〜P3に応じたレンジによ
り増幅器15の出力V。(第7図チ)をデイジタ
ル信号に変換することができる。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、例えばスイツチSW1がサンプル
期間tsでサンプルしており、その期間の最後で信
号電圧の大きさがスイツチSW2に切り替わる値ま
で変化し、スイツチSW2に切り替わつた場合に
は、コンデンサCは回路の時定数の為にただちに
変化できないので誤差となつたり、マイクロコン
ピユータ10が読み込んだスイツチパルスP1
P2,P3の情報と、実際にサンプルホールドする
のに使われたP1,P2,P3の値が異なつたものに
なることがあるという問題がある。
本考案は、上記のような問題点に鑑み、信号電
圧のサンプル期間中に信号電圧の変化に感じない
状態にして増幅器の切り替えおよび信号電圧のサ
ンプルホールドをするようにして正確な出力が得
られる増幅器の自動ゲイン切替方式を提供するも
のである。
<問題点を解決するための手段> 本考案はこのような問題点を解決するために、
前記従来例での受信回路の中の比較器16,17
とデコーダ19の間にラツチ18を挿入した回路
構成とし、サンプルホールド信号VSHの立ち下が
り(第7図イ)までに、初段増幅器の出力信号電
圧−Vsが安定するように、スイルタホイール3
のフイルタの径が切欠きの幅より充分長くした構
造にしたものである。以下、本考案の実施例につ
いて図面に基づき説明する。なお、従来技術と同
一の機能を有する部分には同一の符号を付し、重
複する説明は省略する。
<実施例> 第1図は本考案の一実施例として、2色放射温
度計に用いられる自動レンジ切替機能を持つ増幅
器5のブロツク図を示したものである。この図
で、第6図と異なる点は第6図の比較器16,1
7とデコーダ19の間に、ラツチ18が挿入さ
れ、ホトインタラプタ8の出力のサンプルホール
ド信号VSHがラツチ8のクロツク入力に入力され
ていることである。第1図の動作のタイミングチ
ヤートを第2図に示す。第2図において、サンプ
ルホールド信号VSH、初段増幅器の出力信号電圧
−Vs、比較器出力PC1,PC2、スイツチパルスP1
P2,P3、増幅器15の出力Voを得るための動作
は第7図の場合と全く同じである。さて、ラツチ
18を比較器16,17とデコーダ19の間に挿
入したことによつて、従来技術の問題点であるス
イツチSW1〜SW3がサンプル期間(ts)中に切り
替わるということがなくなる。これを第2図によ
つて説明するとつぎのようになる。即ち、第2図
ハ,ニに示すように比較器16,17の出力PC1
PC2は、サンプルホールド信号VSHの立ち下がりで
ラツチ18に取り込まれて、ラツチ18は第2図
ホ,ヘに示すようなラツチ出力PL1,PL2を出力
し、固定される。デコーダ出力であるスイツチパ
ルスP1〜P3は固定されたラツチ出力PL1,PL2をデ
コーダしたものであるから、サンプル期間(ts
中にP1〜P3の状態が変化することはない。従つ
て、スイツチSW1〜SW3もサンプル期間(ts)中
に、切り替わることもなくなるので、従来技術の
問題点が解決される。ただし、第2図ロに示した
時間t1,t2を充分長くとつて、比較器出力PC1
PC2がラツチ18に取り込まれるまでに初段増幅
器11の出力−VSが充分安定するように、第5
図のフイルタホイールの構造をきめる必要があ
る。第3図は、第2図ロのAの部分の波形をより
厳密に描いたものである。即ち、第3図に示すよ
うに、初段増幅器11の出力信号電圧−VSは、
その立ち上がりと立ち下がりは、厳密には、滑ら
かな傾きを持つて上昇または下降する。そして、
サンプル期間tsの間は安定な電圧値が保たれる。
従つて、第3図に示すように信号電圧−VSの測
定が正確に行われるためには、−VSの下降が始ま
つてからPC1,PC2がラツチ18にラツチされるま
での時間t1を−VSが安定になるまで充分長くとる
必要がある。切欠き7aの間隔1に対してフイ
ルタ2aの径を充分長くとることによつて実現
される。切欠き7bとフイルタ2bについても同
様である。これによつて、比較器16,17は、
信号電圧−VSの信号処理に必要な比較、判定を
正確に行うことができる。
<考案の効果> 以上、実施例と共に具体的に説明したように、
本考案によれば、信号電圧のサンプル期間中に信
号電圧の変化に感じない状態にて増幅器のゲイン
を切替え、あるいはレンジ変更の信号を出すよう
にしたので、従来の如くサンプル期間中での信号
電圧の変化に左右されてスイツチが切替えられた
り誤つたレンジ変更の信号を出すことがなくなつ
た。これにより誤動作のない自動ゲイン切替機能
を持つ広い測定レンジを持つた放射温度計を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の2色放射温度計の
増幅器を説明するブロツク図、第2図は第1図に
示す実施例の動作を説明するタイミング図、第3
図は第2図ロのA部のより厳密な波形図、第4図
は2色放射温度計の全体構成を示す構成図、第5
図は第4図におけるフイルタホイールの正面図、
第6図は放射温度計における従来の受信回路の詳
細を示すブロツク図、第7図は第6図に示す受信
回路の動作を説明するタイミング図である。 3……フイルタホイール、4……検出器、8…
…ホトインタラプタ、9……A/D変換器、10
……マイクロコンピユータ、11……初段増幅
器、12〜15……増幅器、16,17……比較
器、18……ラツチ、19……デコーダ、20…
…入力ポート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被測定対象物からの放射光を回転するフイルタ
    ホイール上に取り付けた異なつた波長を透過する
    2つの光学フイルタを介して検出器に与え、この
    検出器の出力信号を増幅器を介して演算すること
    により、前記被測定物体の温度を求めるようにし
    た放射温度計において、前記増幅器を、前記検出
    器の出力信号を増幅する初段増幅器と、その初段
    増幅器の出力を増幅するゲイン切替付の複数個の
    増幅手段と、これにより増幅された信号をサンプ
    ルホールドする手段と、前記初段増幅器の出力信
    号の大きさを比較する比較手段と、その比較され
    た結果を前記フイルターホイールによつて得られ
    る前記検出器の出力信号と同期してラツチし記憶
    する記憶手段と、そのラツチされた信号より前記
    ゲイン切替付増幅手段のいずれかを選択する選択
    信号を出力する手段とで構成すると共に、サンプ
    ルホールドに際しては前記初段増幅器の出力信号
    電圧の立ち下がり(若しくは立ち上がり)が始ま
    つてから前記比較器手段からの出力信号が前記記
    憶手段にラツチされるまでの時間を前記初段増幅
    器の出力信号が安定するまで十分長くとれるよう
    に前記フイルタホイールのそれぞれの直径1とそ
    れらのフイルタに対応する切欠きの幅11の関係
    を1>11としたことを特徴とする放射温度計。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6156534B2 (ja) * 1982-02-09 1986-12-03 Fujitsu Kk

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