JP2861176B2 - オンライン業務監視装置 - Google Patents

オンライン業務監視装置

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JP2861176B2
JP2861176B2 JP2009977A JP997790A JP2861176B2 JP 2861176 B2 JP2861176 B2 JP 2861176B2 JP 2009977 A JP2009977 A JP 2009977A JP 997790 A JP997790 A JP 997790A JP 2861176 B2 JP2861176 B2 JP 2861176B2
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    • G07G1/14Systems including one or more distant stations co-operating with a central processing unit
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q40/00Finance; Insurance; Tax strategies; Processing of corporate or income taxes
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オンラインでの業務処理の監視技術に係
り、特に、業務処理を遂行する担当者、あるいは、担当
部署の業務処理を阻害しないで、担当者の上長が、必要
な情報を自動的に入手するのに好適なオンライン業務監
視装置に関するものである。
〔従来の技術〕
組織のトップ(上長)は、一つの決定を行なう際に
は、関連する部下の業務処理の結果を入手して、その情
報を基に判断していた。
このような場合、上長側としては、少ない労力で、自
分の望む情報、例えば、特定顧客との取引内容や、特定
商品の受注状況などを的確に入手したい。
一方、情報の提供者である担当者としては、自分の業
務処理を上長に1つ1つ報告して判断を求めていたので
は、業務処理効率が低下してしまう。そのため、従来
は、上長が、部下に報告すべき内容を、口頭または文書
の形式で通達し、部下は、この通達内容に該当する業務
処理のみを上長に報告していた。
また、近年、コンピュータを利用した情報のデータベ
ース化が進み、担当者の入手した情報は、全て、お互い
に関連付けられデータベースに格納されるようになって
いる。
データベースに関しては、植村俊亮著「データベース
システム基礎」(オーム社発行)のPP.17〜48に、その
基礎概念が記載されている。
第10図は、従来のデータベースに基づく業務処理シス
テムの構成を示すブロック構成図である。
種々の業務処理を行なう基幹情報システム1000、基幹
情報システム1000と外部ワークステーションとの通信制
御を行なう通信制御装置1100、データベースシステムを
オペレートするデータベースマネジャ1200、業務結果が
格納されている基幹データベース2000、担当者が業務で
使用する担当者ワークステーション3000、そして、基幹
情報システム1000と外部ワークステーションを接続する
通信回線5000から構成されている。
従来技術においては、担当者ワークステーション3000
から通信回線5000を通して送信されたトランザクション
は、基幹システム1000の通信制御装置1100での処理を経
由して、データベースマネジャ1200に送られる。データ
ベースマネジャ1200が基幹データベース2000を検索して
結果を得、その結果は、通信制御装置1100から担当者ワ
ークステーション3000に返送される。
このように、第10図のシステムでは、担当者ワークス
テーション3000から入力されたトランザクションは、デ
ータベースマネジャ1200で処理される。その処理結果
は、担当者ワークステーション3000に返送される。
第11図は、第10図のシステムにおいて構築された従来
の業務監視支援システムの実用例を示すブロック構成図
である。
本実用例は、受発注処理の際の営業店からの問い合わ
せメッセージ処理に適応する場合のシステムである。
種々の業務処理を行なう基幹情報システム1、担当者
が業務処理に用いる担当者システム2、他社の在庫管理
システムである相手先システム4、商品在庫の有無を調
べる在庫検索装置12、商品在庫の情報を格納する在庫デ
ータベース(以下在庫DBと記載)13、外部システムとの
通信制御を行なう通信制御装置18、相手先システムで業
務処理を行なう相手先基幹制御システム41、相手先シス
テムで商品在庫の有無を調べる相手先在庫検索装置42、
相手先で商品在庫の情報を格納する相手先在庫データベ
ース(以下相手先在庫DBと記載)43、在庫検索装置12や
通信制御装置18等を制御するコントローラ67、基幹情報
システム1と外部システムを接続する通信回線61、担当
者が操作する担当者システム端末29から構成されてい
る。
ここで、基幹情報システム1、担当者システム2は、
同一組織(例えば、同一会社)内に属し、相手先システ
ム4は、別組織(例えば、別会社)に属する。
担当者は、担当者システム端末29から、在庫検索要求
のトランザクションを基幹情報システム1に対して発行
する。
基幹情報システム1では、通信制御装置18が、このト
ランザクションを受け取り、これをコントローラ67が在
庫検索装置12へ送る。在庫検索装置12は、在庫DB13内を
検索して、要求された商品在庫の有無を調べ、その結果
をコントローラ67が、通信制御装置18へ送る。
在庫がある場合、コントローラ67は、通信制御装置18
を介して、在庫確認の返信を送ると同時に、在庫引当す
るか否かの確認のトランザクションを担当者システム2
に送る。
従来例では、営業店からの問い合わせ処理の際、在庫
の引当処理、あるいは、該当欠品時の対メーカー発注処
理という業務処理の流れは、例えば、在庫管理という形
で、一部は自動化され、残りは、販社本社の担当者の判
断で行なわれていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来技術においては、業務監視支援システムとして、
第11図に示されるようなデータベースシステムを利用し
た情報の管理が実現されている。
しかし、第11図において、例えば、欠品の場合、ユー
ザによっては、(例えば、重要顧客のように)ユーザと
の取引関係から他ユーザに既に引き当てたものを融通し
てでも、該当ユーザの望む納期で納品した方が良い場合
もある。こうした判断は、重要なものになるほど、業務
担当者よりもその上長、あるいは、該当企業トップで行
なうものである。従って、上記の判断が出来るように、
上長が担当者の処理内容を全て把握しておくことが望ま
しいが、実際には困難である。また、上長、あるいは、
企業トップは、通常忙しく、業務処理トランザクション
発生時に、実施中の仕事を中断して、チェックすること
は現実的でない。
また、問い合わせ業務特有の次のような問題もある。
近年、納期短縮へのニーズが高い。そのためには、在
庫検索の高速化、例えば、営業マンが、本社在庫DBのみ
ならず、関連する他企業(メーカ、販社)の在庫DBへの
問い合わせ処理をリアルタイムで行なうという方法が考
えられるが、この方法には、組織的問題がある。つま
り、他企業としては、自社在庫は、あくまで自社の管理
下で運用するものであり、他社の人間に勝手に在庫検索
あるいは引当されることは、セキュリティ上の問題があ
る。さらに、売れ筋商品については、仮に在庫があり、
引当されていなくても、自社の顧客の将来の発注に備え
て、他社に融通しないで保持しておくケースもある。
このような点から、他企業のDBを直接覗く、つまり、
他企業DBへのトランザクション発行という方法では、た
とえ系列会社であっても問題が生じる。
また、上長が、部下から求めたい報告事項は、例え
ば、注目すべき新製品が販売された等の状況変化により
変わる。
そのため、上長は、報告事項を、その変更の都度、多
数の部下に指示せざるを得ず、上長の負荷が大きかっ
た。また、内容によっては、部下が、上長の意図を理解
出来ず、結果として報告が上がらない、あるいは、間違
った方向の報告が上がるといったケースが発生し、上長
の業務処理の阻害要因となっている。
本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、的
確な情報を効率良く収集できる業務監視装置およびそれ
を用いた業務監視支援システムを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明のオンライン業務監
視装置は、 (1)担当者ワークステーションから入力された業務
処理トランザクションの内容を選別するための条件を記
述した判定条件蓄積部と、この判定条件蓄積部に記述さ
れた条件に基づき、処理対象となる内容を有するトラン
ザクションを抽出する判断部とを設けたことを特徴とす
る。
また、(2)トランザクション形式で記述された業務
処理への応答をメール形式に変換し、電子メールとして
送信するトランザクション・メール変換部を設けたこと
を特徴とする。
そして、(3)上記(1)および(2)に記載の業務
監視装置を、上記(1)または(2)に記載の業務処理
システムに付加したことを特徴とする。
また、(4)上記(3)に記載の業務監視支援システ
ムにおいて、トランザクション・メール変換装置を設け
た業務監視装置は、通信回線を介して受信したメールを
格納するメール蓄積装置を有する上位のワークステーシ
ョンに接続され、トランザクション・メール変換装置に
より変換した電子メールを、この上位のワークステーシ
ョンへ送信することを特徴とする。
また、(5)上記(4)に記載のオンライン業務監視
装置は、条件判定装置とトランザクション・メール変換
装置を有し、条件判定装置により選別され抽出された業
務トランザクションを、トランザクション・メール変換
装置によりメールに変換して上位のワークステーション
へ送信し、上位のワークステーションは、この送信され
たメールをメール蓄積装置に格納することを特徴とす
る。
また、(6)上記(5)に記載のオンライン業務監視
装置は、担当者ワークステーションからの業務処理要求
を基幹情報システムが処理した結果に対して、条件判定
装置とトランザクション・メール変換装置とによる処理
を行なうことを特徴とする。
また、(7)上記(5)に記載のオンライン業務監視
装置は、担当者ワークステーションから入力されたトラ
ンザクションに対して、基幹情報システムがこのトラン
ザクションの業務処理要求を処理する前に、条件判定装
置とトランザクション・メール変換とによる処理を行な
うことを特徴とする。
また、(8)上記(7)に記載のオンライン業務監視
装置は、条件判定装置による処理で不適切と判定したト
ランザクションに対しては、基幹情報システムによる業
務処理を行なわせないことを特徴とする。
また、(9)上記(6)または上記(7)のいずれか
に記載のオンライン業務監視装置には、通信回線を介し
て外部より受信した電子メールが、希望する処理内容で
あるか否かを判定する条件を記述したメール判定条件蓄
積装置と、このメール判定条件蓄積装置に記述された判
定条件に基づき、受信した電子メールを分類する受信メ
ール分類装置を有し、この受信メール分類装置により分
類された電子メールを抽出する電子メール分類・蓄積装
置を設けたことを特徴とする。
また、(10)上記(9)に記載のオンライン業務監視
装置には、外部より受信した電子メールの業務処理内容
を、トランザクション形式に変換して、送信するメール
/トランザクション変換装置を設けたことを特徴とす
る。
そして、(11)上記(10)に記載のオンライン業務監
視装置は、電子メール分類・蓄積装置により分類され抽
出された電子メールの内容を、メール/トランザクショ
ン変換装置によりトランザクションに変換して、基幹情
報システムにこのトランザクションの処理を行なわせる
ことを特徴とする。
また、(12)上記(5)に記載のオンライン業務監視
装置は、基幹情報システムがトランザクションの処理の
結果を担当者ワークステーションへ返送するのと並行し
て、条件判定装置とトランザクション・メール変換装置
とによる処理を行なうことを特徴とする。
また、(13)上記(5)に記載のオンライン業務監視
装置は、基幹情報システムが担当者ワークステーション
から送信されたトランザクションを処理するのと並行し
て、条件判定装置とトランザクション・メール変換装置
とによる処理を行なうことを特徴とする。
さらに、(14)上記(10)に記載のオンライン業務監
視装置、電子メール分類・蓄積装置により抽出された電
子メールの内容を、メール判定条件蓄積装置に記述され
た判定条件を付加して、上位ワークステーションに送付
することを特徴とする。
また、(15)上記(10)に記載のオンライン業務監視
装置は、電子メール分類・蓄積装置により抽出された電
子メールの処理方法を選択する判断条件を記述した選択
判断装置を有し、この選択判断装置に記述された判断条
件に基づき、上記(11)または上記(14)に記載のいず
れかの処理を行なうことを特徴とする。
〔作用〕
本発明において、担当者は、担当者用ワークステーシ
ョンを操作して担当業務処理を行ない、必要な処理につ
いては、基幹情報システムに処理要求トランザクション
を発行する。発行したトランザクションに対する処理応
答を基幹情報システムから受け取って業務処理を遂行す
る。これは、通常のオンライン・リアルタイムシステム
である。
本システムでは、上長は、状況の変化に応じて、上位
の上長用ワークステーションから業務監視装置に取付け
た判定条件用知識ベースに、自分の問題意識を簡易言語
で登録したり、既に登録してある問題意識を削除、また
は、変更したりすることにより、報告要求の内容を自由
に設定する。
担当者からのトランザクションに対する基幹システム
から、担当者用ワークステーションへの応答は、条件判
定装置によりチェックされ、条件判定装置に登録された
条件に該当する、上長の抱いた問題意識に合致したトラ
ンザクション処理は、自動的に抽出される このトランザクションの内容は、業務監視装置に取付
けたトランザクション/メール変換装置に送られ、メー
ル形式に変換される。生成された電子メールは、上長の
ワークステーションのメールボックスに送られ、蓄積さ
れる。
こうして、上長の抱いた問題意識に合致した業務処理
内容は、上長のメールボックスに自動収集される。上長
は、自分の都合の良い時間に上長用ワークステーション
のメールボックスから、部下の業務処理に関する報告事
項を受け取る。
一方、本システムが外部からの電子メールを受信する
と、受信メール分類装置が、受信した電子メールの内容
を読み、メール判定条件蓄積装置内の判定条件を用い
て、上長が入手希望する処理内容を有する受信電子メー
ルを分類する。
また、選択判断装置は、電子メール分類・蓄積装置に
より抽出された電子メールの内容を、上長の判断条件に
より、トランザクションに変換して、基幹情報システム
でトランザクション処理を行なうか、あるいは、上長の
判断条件を付加して、上長用ワークステーションに送付
するか、担当者用ワークステーションに送付するかを選
択する。後者の場合は、受信電子メールは、上長用ワー
クステーションのメールボックス、あるいは、担当者用
ワークステーションのメールボックスに格納される。前
者の場合は、メール変換装置により、受信した電子メー
ルの業務処理内容を、トランザクション処理に変換し
て、基幹情報システムでトランザクション処理を行な
う。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。
第1図は、本発明のオンライン業務監視装置を施した
業務処理状況監視・報告システムの第1の実施例を示す
ブロック構成図である。
種々の業務処理を行なう基幹情報システム1000、基幹
情報システム1000と外部ワークステーションとの通信制
御を行なう通信制御装置1100、データベースシステムを
オペレートするデータベース・マネジャ1200、担当者が
業務で使用する担当者ワークステーション3000、業務結
果が格納されている基幹データベース2000、公衆または
専用の通信回線5000等の従来からあるデータベースシス
テムにおいて、基幹情報システム1000内に、本発明を実
現するための業務監視装置としての条件判定装置1400と
トランザクション変換装置1500を設け、通信制御装置11
00を介して基幹情報システム1000に、上位のワークステ
ーションである上長用ワークステーション5100とメール
ボックス5200を接続した構成となっている。
従来技術においては、担当者ワークステーション3000
から通信回線5000を通して送信されたトランザクション
は、基幹情報システム1000の通信制御装置1100での処理
を経由して、データベース・マネジャ1200に送られる。
データベース・マネジャ1200が基幹データベース2000を
検索して結果を得、その結果は、通信制御装置1100から
担当者ワークステーション3000に返送される。
第1図のシステムでは、担当者ワークステーション30
00から入力されたトランザクションは、従来と同様に、
データベース・マネジャ1200で処理される。その処理結
果は、条件判定装置1400で、条件判定装置1400内に格納
された上長の判定条件にトランザクション内容が合致す
るか否かを判定され、合致する場合は、トランザクショ
ン内容とその判定条件が、トランザクション・メール変
換装置1500に送られる。
また、同時に処理結果は、従来と同様に担当者ワーク
ステーション3000に返送される。
トランザクション・メール変換装置1500は、送られて
きたトランザクションの内容と同一内容を記述したメー
ル文を構成し、このメールは、通信制御装置1100を通じ
て上長用ワークステーション5100のメールボックス5200
に格納される。
上長は、自分の都合の良い時期に、上長用ワークステ
ーション5100からメールボックス5200を覗いて、担当者
の行なったトランザクション処理のうち、自分の問題意
識に合致したものを知る。
本実施例によれば、上長は、担当者へ特別の指示をす
ることも無く、自分の問題意識に合致したトランザクシ
ョン処理を自動的に把握することが出来る。また、担当
者は、自分の業務処理の最中に、上長に割り込まれるこ
とが無い。同時に、上長は、自分の都合の良いときに、
担当者の行なったトランザクション処理のうち、自分の
分析したいものについて、報告を受け取ることが出来
る。
尚、本実施例では、条件判定装置1400とデータベース
・マネジャ1200の処理を直列に行なうよう構成したが、
これを並列に行なうように構成することもできる。
さらに、本実施例では、業務監視装置を基幹情報シス
テム内に設けた構成としたが、業務監視装置が、基幹情
報システムから独立した構成でも良い。
第2図は、第1図における条件判定装置の内部構成を
示すブロック構成図である。
条件判定装置1400は、条件判定装置としての動作制御
を行なうコントローラ1410、トランザクションとその処
理内容を格納する一時メモリ1411、判定条件に基づきト
ランザクションを判定する判定器1412、判定条件を取り
出す抽出器1413、判定条件を修正する矛盾チェック装置
1414、判定条件を格納する条件メモリ1415、上長用ワー
クステーションからの条件変更メッセージを格納するメ
ッセージボックス1416から構成され、第1図のデータベ
ース・マネジャ1200と上長用ワークステーション5100に
接続されている。
コントローラ1410は、トランザクションと、その処理
内容を受け取ると、これを、一時メモリ1411に格納す
る。格納後、コントローラ1410は、抽出器1413に信号を
送る。
抽出器1413は、信号を受け取ると、条件メモリ1415か
ら判定条件を順番に従い1つ取り出して、これを判定器
1412に送る。
判定器1412は、送られてきた判定条件が成立するか否
かを判定し、成立する場合は、一時メモリ1411の内容と
判定条件を、第1図のトランザクション・メール変換装
置1500に送る。成立しない場合は、全ての判定条件が既
に取り出されているか否かを判定し、未だ残る条件があ
る場合は、抽出器1413に信号を送って、同様の操作が繰
り返される。
全ての判定条件が既に取り出されている場合、抽出器
1413は、コントローラ1410に信号を送る。コントローラ
1410は、信号を受け取ると、一時メモリ1411の内容を第
1図の通信制御装置1100に送る。
このようにして、上長の求める情報が、第1図におけ
る上長用ワークステーション5100に送られる。
次に、条件判定装置1400における、判定条件の変更に
伴う動作を説明する。
条件メモリ1415に格納された判定条件を変更する際に
は、第1図の上長用のワークステーション5100から変更
メッセージが送られる。メッセージは、メッセージボッ
クス1416に格納される。コントローラ1410は、一定時間
間隔でメッセージボックス1416を読み、メッセージが格
納されている場合、一時メモリ1411に何も格納されてい
ないことを確認の上、これを一時メモリ1411に格納す
る。同時に、矛盾チェック装置1414に信号を送る。
矛盾チェック装置1414は、信号を受け取ると、一時メ
モリ1411を読んで、変更内容を知り、該当する判定条件
を条件メモリ1415から読み出して修正し、これを条件メ
モリ1415に再度格納する。条件追加の場合は、単に条件
メモリ1415に格納する。条件削除の場合は、条件メモリ
1415を書き替える。
尚、本実施例では、判定条件を自動的に変更可能なよ
うに構成したが、上長が、条件メモリ1415の内容を上長
用ワークステーション5100に取り込んで、判定条件を自
分で修正して、条件メモリ1415に再送するよう構成する
こともできる。
第3図は、第2図の条件判定装置の処理動作を示すフ
ローチャートである。
コントローラ1410は、トランザクションと、その処理
内容を受け取ると(ステップ1431)、これを、一時メモ
リ1411に格納し(ステップ1432)、抽出器1413に信号を
送る。抽出器1413は、この信号を受け取ると、条件メモ
リ1415から判定条件を順番に従い1つ取り出して、これ
を判定器1412に送る(ステップ1433)。
判定器1412は、送られてきた判定条件と一時メモリ14
11内の内容から、判定条件が成立するか否かを判定し
(ステップ1434)、成立する場合は、一時メモリ1411の
内容と判定条件を、第1図のトランザクション・メール
変換装置1500に送り(ステップ1435)、処理を終了す
る。ステップ1434において、判定条件が成立しない場合
は、全ての判定条件が既に取り出されているか否かを判
定し(ステップ1436)、未だ残る条件がある場合は、抽
出器1413に信号を送って、同様の操作が繰り返される
(ステップ1437)。
全ての判定条件が既に取り出されている場合、抽出機
1413は、コントローラ1410に条件判定終了の信号を送る
(ステップ1438)。コントローラ1410は、信号を受け取
ると、一時メモリ1411の内容を第1図の通信制御装置11
00に送り(ステップ1439)、処理を終了する。
第4図は、第1図におけるトランザクション・メール
変換装置の一実施例を示すブロック構成図である。
トランザクション・メール変換装置1500は、装置の動
作制御を行なうコントローラ161、判定条件を格納する
トランザクション内容メモリ162、メール化手順が記述
されているメール化手順ファイル163、メールフォーマ
ットが記述されているメールフォーマットファイル16
4、そして、メールフォーマットを格納するワークメモ
リ165から構成され、第2図の条件判定装置1400に接続
されている。
コントローラ161は、第1図の条件判定装置1400から
トランザクションと、その処理内容、さらに、これをチ
ェックした判定条件を受け取ると、一旦これをトランザ
クション内容メモリ162に格納する。また、コントロー
ラ161は、メール化手順ファイル163を読み、第6図で後
述する業務処理種別コード752に対応するメール化手順
にしたがって、対応するメールフォーマットを、メール
フォーマットファイル164から読み出して、これをワー
クメモリ165に格納する。次に、コントローラ161は、メ
ール化手順に従って、トランザクション内容メモリ162
の内容をワークメモリ165内の該当部分に順次コピーす
る。コピーが終了したあと、コントローラ161は、ワー
クメモリ156の内容を第1図の通信制御装置1100を介し
て上長用ワークステーション5100に送る。
第5図は、第4図におけるトランザクション・メール
変換装置の処理動作を示すフローチャートである。
まず、トランザクション内容と判定条件を第1図の条
件判定装置1400から受け取り格納する(ステップ161
1)。次に、メール化手順ファイル163から業務処理種別
対応のメール化手順を読み出す(ステップ1612)。この
メール化手順に従って、対応するメール化フォーマット
をメールフォーマットファイル164から呼び出し(ステ
ップ1613)て、ワークメモリ165に格納する。同時に、
メール化手順に従って、トランザクション内容のメール
化フォーマットへのコピーを行ない(ステップ1614)、
メールを第1図の通信制御装置1100に伝送する(ステッ
プ1615)。
第6図は、第4図におけるトランザクション内容メモ
リに格納されているトランザクションメッセージの構成
を示すフォーマット構成図である。
情報入力を担当した担当者を表す発信者コード751、
業務処理の内容を表す業務処理種別コード752、業務処
理監視の対象となる商品の分類を表す商品コード753、
納入された商品の数量を表す数量コード754、取引先を
表す納入先コード755、設定された判定条件に対応する
結果を表す確認結果コード756、そして、設定された判
定条件の種類を表す判定条件コード757の7つの属性か
ら構成されている。
第1図の条件判定装置1400からのトランザクション
と、その処理内容、さらに、これをチェックした判定条
件等が、トランザクションメッセージとして、このよう
なフォーマットで、第4図のトランザクション内容メモ
リ162に格納されている。
第7図は、本発明のオンライン業務監視装置を施した
業務処理状況監視・報告システムの第2の実施例を示す
ブロック構成図である。
その構成は、第1図に示された第1の実施例における
システムと全く同じである。すなわち、種々の業務処理
を行なう基幹情報システム1000、基幹情報システム1000
と外部ワークステーションとの通信制御を行なう通信制
御装置1100、データベースシステムをオペレートするデ
ータベース・マネジャ1200、業務結果が格納されている
基幹データベース2000、担当者が業務処理で使用する担
当者ワークステーション3000、条件判定装置1400、基幹
情報システム1000と外部装置を接続する通信回線5000等
の従来からあるデータベースシステムにおいて、基幹情
報システム1000内に本発明を実現するための条件判定装
置1400とトランザクション変換装置1500を設け、通信制
御装置1100を介して基幹情報システム1000に、上長用ワ
ークステーション5100とメールボックス5200を接続した
構成となっている。
担当者ワークステーション3000から入力されたトラン
ザクションは、通信制御装置1100により受信された後、
条件判定装置1400に送られる。そして、条件判定装置14
00内に格納された上長の判定条件に、このトランザクシ
ョン内容が合致する否かを判定される。合致した場合
は、トランザクション内容が、トランザクション・メー
ル変換装置1500に送られる。また、同時に、条件判定装
置1400は、該当するトランザクションが処理に値すると
判定された場合は、このトランザクションを、データベ
ース・マネジャ1200に送る。
ここで処理されたトランザクションは、従来のデータ
ベースシステムと同様に、担当者ワークステーション30
00に返送される。
該当するトランザクションの処理が不適切と判定され
た場合は、「上長ストップ」なるトランザクションを、
通信制御装置1100を経由して、担当者ワークステーショ
ン3000に送る。
トランザクション・メール変換装置1500は、処理され
て送られてきたトランザクションの内容をメール化し
て、このメールを通信制御装置1100を通じて、上長用ワ
ークステーション5100のメールボックス5200に格納す
る。
本第2の実施例によれば、上長は、担当者へ、特別の
指示をすること無く、自分の問題意識に合致したトラン
ザクションを把握することができるばかりでなく、勝手
な処理が実行されてしまうのを防ぐことが出来る。ま
た、担当者は、自分の業務処理の最中に、上長に割り込
まれることが無く、さらに、不適切な処理を処理実行時
に即座に指摘してもらうことが出来る。
尚、本実施例では、条件判定装置1400とデータベース
・マネジャ1200の処理を直列にするよう構成したが、こ
れを、並列に行なうよう構成することもできる。
第8図は、本発明のオンライン業務監視装置を施した
業務処理状況監視・報告システムの第3の実施例を示す
ブロック構成図である。
従来技術例として第11図で説明した在庫管理システム
における業務処理状況監視・報告システムの改善実用例
を示し、受発注処理の際の、営業店からの問い合わせメ
ッセージ処理に適応する場合のシステムである。
種々の業務処理を行なう基幹情報システム1、担当者
が業務処理に用いる担当者システム2、他社の在庫管理
システムである相手先システム4、商品在庫の有無を調
べる在庫検索装置12、商品在庫の情報を格納する在庫デ
ータベース(以下在庫DBと記載)13、外部システムとの
通信制御を行なう通信制御装置18、相手先システムで業
務処理を行なう相手先基幹制御システム41、相手先シス
テムで商品在庫の有無を調べる相手先在庫検索装置42、
相手先で商品在庫の情報を格納する相手先在庫データベ
ース(以下相手先在庫DBと記載)43、外部システムと接
続された通信回線61、担当者が操作する担当者システム
端末29から構成される従来技術のシステムに、上位のワ
ークステーションである上長用ワークステーション31と
上長用メールボックス32からなる上位者システム3を接
続した構成となる。
さらに、基幹情報システム1内には、トランザクショ
ンに通番を付与して他の装置に送る複合通信制御装置1
1、トランザクションの業務内容を判定するトランザク
ション内容チェック装置14、トランザクションの業務内
容を判定する条件が格納されているトランザクション内
容チェックルールベース15、トランザクションの内容と
通番をメール電文に変換するトランザクション/メール
変換装置16、業務対応にメール送り先を格納している電
子ディレクトリ17、業務対応にメール送り先を決定され
たメールの通番を格納する未返信メール用メモリ19、業
務処理が必要なメール内容か否かを判断す条件を格納し
ているメール判定条件蓄積装置20、メールの内容をトラ
ンザクション処理メッセージに変換するメール/トラン
ザクション変換装置21、メール内容により処理が必要か
否かを判断するメール分類装置22、メール内容に判断条
件を付けるメール探索装置24、メール判定条件蓄積装置
20内の上長選択条件に基づきメールに対する処理方法を
決定する選択判定装置25、トランザクション内容が上位
者の判断ルールに該当するか否かを判定する上位者判断
システム51、上位者の判断ルールを格納している上位者
判断ルールベース52、基幹情報システム1が受理したト
ランザクションを管理するための通番を発行する通番カ
ウンタ60、そして、メールに付加した通番を格納する複
合通信ファイル63が付加されている。
担当者は、担当者システム端末29から、在庫検索要求
のトランザクションを基幹情報システム1に対して発行
する。
基幹情報システム1では、通信制御装置18が、このト
ランザクションを受け取り、複合通信制御装置11へ送
る。複合通信制御装置11は、通番カウンタ60に信号を送
り、信号を受けた通番カウンタ60は、所有するメモリの
内容を読み出して、1を加えて複合通信制御装置11に出
力し、同時にこれをメモリに格納する。この通番カウン
タ60を介して入手した通番をトランザクションに付け
て、在庫検索装置12へ渡す。同時に、複合通信制御装置
11は、このトランザクションを、在庫検索装置12へ渡し
た際と同一の通番を付けて、上位者判断システム51へ送
る。
上位者判断システム51は、トランザクション内容が、
上位者の判断ルールに該当するか否かを上位者判断ルー
ルベース52を読んで判定し、該当する場合は、このトラ
ンザクションを複合通信制御装置11に渡す。複合通信制
御装置11は、このトランザクション内容をトランザクシ
ョン/メール変換装置16に送ってメール化する。さら
に、複合通信制御装置11は、このメールに、該当トラン
ザクションと同一通番を付加して上位システム3の上長
用メールボックス32へ送る。それと同時に、複合通信制
御装置11は、この通番を複合通信ファイル63に格納す
る。
在庫検索装置12は、在庫DB13内を検索して、要求され
た商品在庫の有無を調べ、結果にトランザクションと同
一通番を付けて、複合通信制御装置11へ送る。
複合通信制御装置11は、該当通番が複合通信ファイル
63内にあるか否かを調べ、ある場合は、検索結果をトラ
ンザクション/メール変換装置16を用いてメール化し
て、格納されていたものと同一通番を付けて、上長用メ
イルボックス32に送る。
在庫検索装置12による、要求された商品在庫の検索に
おいて、在庫がある場合、複合通信制御装置11は、在庫
確認の返信を送ると同時に、在庫引当するか否かの確認
のトランザクションを担当者システム2に送る。
在庫が無い場合、つまり、組織内の担当者システムで
発生したトランザクション処理が組織内(ここでは、在
庫検索装置12)では終了しないとき、複合通信制御装置
11は、これに在庫検索時と同一の通番を付けて、トラン
ザクション内容チェック装置14へ送る。
トランザクション内容チェック装置14は、トランザク
ション内容チェックルールベース15を読んで、該当する
トランザクションの業務内容が組織外で処理可能か、処
理内容が組織外処理に適しているかを判定し、問題無け
れば、これに複合通信制御装置11から送られてきた際と
同一の通番を付けて、トランザクション/メール変換装
置16に送る。
トランザクション/メール変換装置16は、該当トラン
ザクションの内容と通番をメール電文に変換し、さら
に、電子ディレクトリ17を参照して、業務対応にメール
送り先を決定し、複合通信制御装置11へ送る。
複合通信制御装置11は、このメールと宛先を通信制御
装置18へ送る。通信制御装置18は、メールの通番を未返
信メール用メモリ19に格納した後、これをメール内の宛
先である相手先システム4へ送信する。同時に、複合通
信制御装置11は、該当通番が複合通信ファイル63内にあ
るか否かを調べ、ある場合は、メール送信時刻と送信先
名称をトランザクション/メール変換装置16を用いてメ
ール化し、格納されていたものと同一の通番を付けて上
長用メールボックス32に送る。
一方、通信制御装置18は、組織外部の相手先システム
4からのメールを受信すると、未返信メール用メモリ19
を読んで、これが先に送ったメールの返信か否かを確認
し、返信であれば、該当メールを複合通信制御装置11へ
送る。複合通信制御装置11は、これをメール分類装置22
に送る。
メール分類装置22は、メール判定条件蓄積装置20を読
んで、メール内容により、これを処理が必要か否かを判
断する。処理が必要な場合には、選択判定装置25は、メ
ール判定条件蓄積装置20内の上長選択条件を読んで、そ
の処理方法を決定し、上長に送る場合は、これをメール
探索装置24に送る。
メール探索装置24は、メール内容に判断条件を付け
て、上長用ワークステーション31の上長用メールボック
ス32にこれを送る。
トランザクション処理する場合は、これをメール/ト
ランザクション変換装置21に送る。
メール/トランザクション変換装置21は、メールの内
容をトランザクション処理メッセージに変換する。この
トランザクション処理は、複合通信制御装置11の管理の
下に、担当者システム2へ送信される。
第9図は、第8図における上位者判断システムの一実
施例を示すブロック構成図である。
トランザクション内容を判定する上位者判断装置51
1、複合通信制御装置11からの入力を受ける入力装置51
2、トランザクション内容と通番を格納するトランザク
ション内容メモリ513、そして、上位者判断ルールベー
ス52内のルールに記載された判定量を求めるための演算
装置514と統計データファイル515から構成されている。
複合通信制御装置11からトランザクション内容と、そ
の通番信号を受け取ると、入力装置512は、その内容と
通番をトランザクション内容メモリ513に格納すると同
時に、上位者判断装置511に信号を送る。
上位者判断装置511は、この信号を受けると、上位者
判断ルールベース52を読み、さらに、このルールベース
内のルールに記載された判定量を、統計データファイル
515のデータと演算装置514を用いて求める。そして、上
位者判断装置511は、このトランザクション内容が、ル
ールに適合するか否かを決定し、この判定結果に該当ト
ランザクションの通番を付けて複合通信制御装置11に伝
送する。
以上説明したように、第3の実施例により、例えば、
重要顧客の納期を早めるなど、企業トップの判断に基づ
く業務処理の流れの修正が可能となり、ビジネス全体と
しての効率の向上が図れる。
また、従来の電話による連絡の代わりに、メールによ
るトランザクション内容の送信を行なうことにより、相
手先の業務処理の中断を生じさせずに処理を行なうこと
が出来る。つまり、相手先が、都合の良いときに処理す
ることが可能となる。
以上3つの実施例において、条件判定装置とトランザ
クション/メール変換装置を基本構成とする業務監視装
置は、いずれも、基幹情報システム内に設けられている
が、基幹情報システムとは独立して設けても良い。
このように、本実施例によれば、上長は、部下に求め
る報告事項を登録し、かつ、この報告事項を変化させる
ことが可能であり、さらに、部下が行なっている業務処
理の内容が、上長の登録した内容であれば、それを上長
のワークステーションのメールボックスに自動的に送付
される。そうすることにより、上長は、膨大な情報の流
れの中から、自分の問題意識に適合するものだけを抜き
出し、判断することが可能となるため、情報検索時間の
短縮が図れる。
尚、一旦上長が報告事項を決めれば、部下の業務処理
がこれに該当するか否かのチェックは、定形的な処理で
あるという点と、上長は、自分の都合の良い時期に報告
事項をチェックできるという点を考慮して、その通信方
法は、メールとする。
〔発明の効果〕
本発明によれば、的確な情報を効率良く収集すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のオンライン業務監視装置を施した業務
処理状況監視・報告システムの第1の実施例を示すブロ
ック構成図、第2図は第1図における条件判定装置の内
部構成を示すブロック構成図、第3図は第2図における
条件判定装置の処理動作を示すフローチャート、第4図
は第1図におけるトランザクション・メール変換装置の
内部構成を示すブロック構成図、第5図は第4図におけ
るトランザクション・メール変換装置の処理動作を示す
フローチャート、第6図は第4図におけるトランザクシ
ョン内容メモリに格納されているトランザクションメッ
セージの構成を示すフォーマット構成図、第7図は本発
明のオンライン業務監視装置を施した業務処理状況監視
・報告システムの第2の実施例を示すブロック構成図、
第8図は本発明のオンライン業務監視装置を施した業務
処理状況監視・報告システムの第3の実施例を示すブロ
ック構成図、第9図は第8図における上位者判断システ
ムの内部構成を示すブロック構成図、第10図は従来のデ
ータベースに基づく業務処理システムの構成を示すブロ
ック構成図、第11図は第10図のシステムにおいて構築さ
れた従来の業務監視システムの実用例を示すブロック構
成図である。 1:基幹情報システム,2:担当者システム,3:上位者システ
ム,4:相手先システム,11:複合通信制御装置,12:在庫検
索装置,13:在庫DB,14:トランザクション内容チェック装
置,15:トランザクション内容チェックルールベース,16:
トランザクション/メール変換装置,17:電子ディレクト
リ,18:通信制御装置,19:未返信メール用メモリ,20:メー
ル判定条件蓄積装置,21:メール/トランザクション変換
装置,22:メール分類装置,24:メール探索装置,25:選択判
定装置,29:担当者システム端末,31:上長用ワークステー
ション,32:上長用メールボックス,41:相手先基幹制御シ
ステム,42:相手先在庫検索装置,43:相手先在庫DB,51;上
位者判断システム,52:上位者判断ルールベース,60:通番
カウンタ,61:通信回線,63:複合通信ファイル,67:コント
ローラ,161:コントローラ,162:トランザクション内容メ
モリ,163:メール化手順ファイル,164:メールフォーマッ
トファイル,165:ワークメモリ,511:上位者判断装置,51
2:入力装置,513:トランザクション内容メモリ,514:演算
装置,515:統計データファイル,751:発信者コード,752:
業務処理種別コード,753:商品コード,754:数量コード,7
55:納入先コード,756:確認結果コード,757:判定条件コ
ード,1000:基幹情報システム,1100:通信制御装置,1200:
データベース・マネジャ,1400条件判定装置,1410:コン
トローラ,1411:一時メモリ,1412:判定器,1413:抽出器,1
414:矛盾チェック装置,1415:条件メモリ,1416:メッセー
ジボックス,1500:トランザクション・メール変換装置,2
000:基幹データベース,3000:担当者ワークステーショ
ン,5000:通信回線,5100:上長用ワークステーション,520
0:メールボックス。
フロントページの続き (72)発明者 田伏 五十二 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地の12 株式会社日立製作所情報システム工場 内 (72)発明者 秋田 収 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地の12 株式会社日立製作所情報システム工場 内 (72)発明者 富澤 哲志 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地の12 株式会社日立製作所情報システム工場 内 (72)発明者 潮 哲也 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地の12 株式会社日立製作所情報システム工場 内 (56)参考文献 特開 昭62−177662(JP,A) 特開 昭63−120364(JP,A) 特開 昭63−141176(JP,A) 特開 平1−292529(JP,A) 特開 昭64−67672(JP,A) 特開 平2−28841(JP,A) 欧州公開319838(EP,A1)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オンラインシステムにおける第1の端末に
    よる業務処理の監視を第2の端末からの依頼に基づき行
    うオンライン業務監視装置であって、 上記第2の端末から入力される、監視の対象となる業務
    処理の判別に用いる条件を記憶する条件記憶手段と、 該条件記憶手段に記憶された条件に基づき、上記第1の
    端末による業務処理が監視対象の業務処理か否かを判定
    する判定手段と、 該判定手段で監視対象と判定した業務処理に対する上記
    第1の端末による処理結果情報を電子メールの情報に変
    換して上記第2の端末に送信するメール変換手段とを有
    することを特徴とするオンライン業務監視装置。
  2. 【請求項2】オンラインシステムにおける第1の端末に
    よる業務処理の監視を第2の端末からの依頼に基づき行
    うオンライン業務監視装置であって、 上記第1の端末による業務処理の結果情報を記憶する一
    時記憶手段と、 上記第2の端末から入力される、監視の対象となる業務
    処理の判別に用いる条件を記憶する条件記憶手段と、 該条件記憶手段に記憶された条件に基づき、上記一時記
    憶手段に結果情報を記憶した業務処理が監視対象のもの
    か否かを判定する判定手段と、 該判定手段で監視対象と判定した業務処理の結果情報を
    上記一時記憶手段から読み出し、電子メール形式の情報
    に変換して上記第2の端末に送信するメール変換手段と
    を有することを特徴とするオンライン業務監視装置。
  3. 【請求項3】請求項1、もしくは、請求項2のいずれか
    に記載のオンライン業務監視装置において、 上記条件記憶手段には複数の条件を記憶し、上記判定手
    段は、上記条件記憶手段に記憶された複数の条件を一つ
    ずつ取り出して、上記監視対象の業務処理の判定を行な
    うことを特徴とするオンライン業務監視装置。
  4. 【請求項4】請求項1から請求項3のいずれかに記載の
    オンライン業務監視装置において、上記条件記憶手段に
    記憶する上記条件として、上記第1の端末で処理するの
    に不適切な業務を判別するための条件を含み、該条件に
    基づき上記判定手段で上記不適切な業務処理と判定した
    場合、上記第1の端末による上記監視対象の業務処理を
    停止させることを特徴とするオンライン業務監視装置。
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