JP2005196671A - 現金処理情報通知システム - Google Patents
現金処理情報通知システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005196671A JP2005196671A JP2004004530A JP2004004530A JP2005196671A JP 2005196671 A JP2005196671 A JP 2005196671A JP 2004004530 A JP2004004530 A JP 2004004530A JP 2004004530 A JP2004004530 A JP 2004004530A JP 2005196671 A JP2005196671 A JP 2005196671A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- cash processing
- cash
- processing
- storage unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
【課題】 現金集中センタにおける報告業務の負荷軽減や処理遅延の問題を解消する。
【解決手段】 現金処理部105は、顧客からの現金入金を受け付けて処理し、かつ、現金処理を示す取引処理データを取引先宛の現金処理データとして現金処理データ通知部104に出力する。現金処理データ通知部104では、その現金処理データ中の顧客情報に基づいて顧客を特定し、顧客宛に現金処理データを内容とする電子メールを送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】 現金処理部105は、顧客からの現金入金を受け付けて処理し、かつ、現金処理を示す取引処理データを取引先宛の現金処理データとして現金処理データ通知部104に出力する。現金処理データ通知部104では、その現金処理データ中の顧客情報に基づいて顧客を特定し、顧客宛に現金処理データを内容とする電子メールを送信する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、現金集中センタにおける現金処理情報を自動送信する現金処理情報通知システムに関する。
金融機関の夜間金庫への入金やコンビニエンスストア等からの入金といったような現金の受付を集中して行うために現金集中センタが設けられている。このような現金集中センタでは、実際の現金を受け付ける複数台の現金処理機と、これら現金処理機からの現金処理データに基づいて集計を行う集計ターミナルと、集計ターミナルでの集計結果を出力するための帳票プリンタ等から構成されている。
このような現金集中センタでは、集計ターミナルが、現金処理状況に関する情報(受入完了報告、違算(伝票に記載の金額と実際の現金額が異なっている状態)発生報告、口座への入金完了報告)を帳票プリンタで印刷し、この印刷した帳票を外部の顧客や金融機関の営業店といった取引先宛にファクシミリを用いて送信していた。
このような現金集中センタでは、集計ターミナルが、現金処理状況に関する情報(受入完了報告、違算(伝票に記載の金額と実際の現金額が異なっている状態)発生報告、口座への入金完了報告)を帳票プリンタで印刷し、この印刷した帳票を外部の顧客や金融機関の営業店といった取引先宛にファクシミリを用いて送信していた。
従来の現金処理情報通知システムでは、上記のように、取引先宛の報告はファクシミリで行っていたため、以下のような問題があった。
(1)帳票出力した上で、FAX送信を行うため、オペレータが印刷処理と送信処理といった操作を行わなくてはならず、手間と時間がかかる。また、人手を介して行うため、送信ミス等の発生も避けられない。
(2)網遅延・網輻輳等で報告が遅れることで、違算処理が遅れて入金データ送信処理が遅れ、取引先での資金運用に支障が出る場合があった。
(3)取引先が入金状況等を電子化データで管理したい場合は、FAXで受け取った情報を取引先側でOCR等を用いて電子化データに変換している。そもそも、集計ターミナルでは電子化データであるものを一旦紙ベースの情報にして、再度、電子化していることからも二度手間となっている。
(4)取引先側から処理状況を確認する場合、電話にて集中センタに問い合わせを行うが、集中センタ側ではFAX送信履歴の検索を行うため、手間や時間がかかる。特に、月曜日や連休明け初日は、集中センタは繁忙日であるため、取引先からの問い合わせ対応が充分できない場合があった。
(1)帳票出力した上で、FAX送信を行うため、オペレータが印刷処理と送信処理といった操作を行わなくてはならず、手間と時間がかかる。また、人手を介して行うため、送信ミス等の発生も避けられない。
(2)網遅延・網輻輳等で報告が遅れることで、違算処理が遅れて入金データ送信処理が遅れ、取引先での資金運用に支障が出る場合があった。
(3)取引先が入金状況等を電子化データで管理したい場合は、FAXで受け取った情報を取引先側でOCR等を用いて電子化データに変換している。そもそも、集計ターミナルでは電子化データであるものを一旦紙ベースの情報にして、再度、電子化していることからも二度手間となっている。
(4)取引先側から処理状況を確認する場合、電話にて集中センタに問い合わせを行うが、集中センタ側ではFAX送信履歴の検索を行うため、手間や時間がかかる。特に、月曜日や連休明け初日は、集中センタは繁忙日であるため、取引先からの問い合わせ対応が充分できない場合があった。
本発明は、前述の課題を解決するため次の構成を採用する。
〈構成1〉
顧客からの現金入金を処理し、現金処理を行ったことを示す現金処理データを出力する現金処理部と、現金処理部からの現金処理データを受けて、予め決められた通知先である取引先宛に現金処理データを内容とする電子メールを送信する現金処理データ通知部とを備えたことを特徴とする現金処理情報通知システム。
〈構成1〉
顧客からの現金入金を処理し、現金処理を行ったことを示す現金処理データを出力する現金処理部と、現金処理部からの現金処理データを受けて、予め決められた通知先である取引先宛に現金処理データを内容とする電子メールを送信する現金処理データ通知部とを備えたことを特徴とする現金処理情報通知システム。
〈構成2〉
構成1に記載の現金処理情報通知システムにおいて、現金処理データ通知部は、現金処理データを格納する受信データ格納部と、取引先の送信先電子メールアドレスを含む顧客情報を格納する顧客情報格納部と、取引先への報告状況を示す処理状況データを格納する処理状況データ格納部と、現金処理データの顧客情報に基づいて前記顧客情報格納部から取引先の電子メールアドレスを抽出すると共に、現金処理データを内容とする電子メールを作成し、電子メールを、抽出した電子メールアドレス宛に送信し、送信が完了した場合に処理状況データを報告済みに更新するデータ処理部とからなることを特徴とする現金処理情報通知システム。
構成1に記載の現金処理情報通知システムにおいて、現金処理データ通知部は、現金処理データを格納する受信データ格納部と、取引先の送信先電子メールアドレスを含む顧客情報を格納する顧客情報格納部と、取引先への報告状況を示す処理状況データを格納する処理状況データ格納部と、現金処理データの顧客情報に基づいて前記顧客情報格納部から取引先の電子メールアドレスを抽出すると共に、現金処理データを内容とする電子メールを作成し、電子メールを、抽出した電子メールアドレス宛に送信し、送信が完了した場合に処理状況データを報告済みに更新するデータ処理部とからなることを特徴とする現金処理情報通知システム。
〈構成3〉
顧客からの現金入金を処理し、現金処理を行ったことを示す現金処理データを出力する現金処理部と、現金処理データの通知先である取引先からの電話による問い合わせに対して、現金処理データを音声自動応答する現金処理データ通知部とを備えたことを特徴とする現金処理情報通知システム。
顧客からの現金入金を処理し、現金処理を行ったことを示す現金処理データを出力する現金処理部と、現金処理データの通知先である取引先からの電話による問い合わせに対して、現金処理データを音声自動応答する現金処理データ通知部とを備えたことを特徴とする現金処理情報通知システム。
〈構成4〉
構成3に記載の現金処理情報通知システムにおいて、現金処理データ通知部は、現金処理データを格納する受信データ格納部と、現金処理データに対応した処理ステータスフラグを格納する処理状況データ格納部と、処理ステータスフラグに対応した音声データを格納する音声データ格納部と、取引先からの電話による問い合わせがあった場合、取引先に対応した現金処理データを処理状況データ格納部から抽出すると共に、現金処理データに対応した音声データを音声データ格納部から取り出して音声応答を行うデータ処理部とからなることを特徴とする現金処理情報通知システム。
構成3に記載の現金処理情報通知システムにおいて、現金処理データ通知部は、現金処理データを格納する受信データ格納部と、現金処理データに対応した処理ステータスフラグを格納する処理状況データ格納部と、処理ステータスフラグに対応した音声データを格納する音声データ格納部と、取引先からの電話による問い合わせがあった場合、取引先に対応した現金処理データを処理状況データ格納部から抽出すると共に、現金処理データに対応した音声データを音声データ格納部から取り出して音声応答を行うデータ処理部とからなることを特徴とする現金処理情報通知システム。
以上のように、本発明の現金処理情報通知システムによれば、取引先への報告を電子メールで送信するようにしたので、現金集中センタにおける報告業務の負荷軽減や処理遅延の問題解消が図れ、また、顧客側での利便性向上に寄与することができる。
また、本発明の現金処理情報通知システムによれば、取引先からの電話での処理状況照会に対し音声自動応答するようにしたので、応答までの時間を短縮でき、かつ応答内容の精度向上が図れ、従って顧客の満足度向上に寄与することができる。
また、本発明の現金処理情報通知システムによれば、取引先からの電話での処理状況照会に対し音声自動応答するようにしたので、応答までの時間を短縮でき、かつ応答内容の精度向上が図れ、従って顧客の満足度向上に寄与することができる。
以下、本発明の実施の形態を具体例を用いて詳細に説明する。
《具体例1》
〈構成〉
図1は、本発明の現金処理情報通知システムの具体例1を示す構成図である。
図示のシステムは、現金集中センタ100と取引先200と上位システム300とからなる。
現金集中センタ100は、現金の入金を受け付け、その現金の計数や集計および取引先200への通知データ作成や上位システム300へのデータ送信処理を行うセンタである。この現金集中センタ100は、現金処理機101、集計ターミナル端末102、帳票プリンタ103、現金処理データ通知部104から構成され、現金処理機101と集計ターミナル端末102によって現金処理部105が構成されている。
《具体例1》
〈構成〉
図1は、本発明の現金処理情報通知システムの具体例1を示す構成図である。
図示のシステムは、現金集中センタ100と取引先200と上位システム300とからなる。
現金集中センタ100は、現金の入金を受け付け、その現金の計数や集計および取引先200への通知データ作成や上位システム300へのデータ送信処理を行うセンタである。この現金集中センタ100は、現金処理機101、集計ターミナル端末102、帳票プリンタ103、現金処理データ通知部104から構成され、現金処理機101と集計ターミナル端末102によって現金処理部105が構成されている。
現金処理機101は、伝票読取のための伝票読取機や現金計数機等からなり、複数台が設けられ、集計ターミナル端末102とはLAN等のネットワークで接続されている。集計ターミナル端末102は、複数台の現金処理機101の現金入金データの集計といった現金処理を行う端末である。帳票プリンタ103は、集計ターミナル端末102からの現金情報を帳票出力するためのプリンタである。現金処理データ通知部104は、集計ターミナル端末102とLAN等のネットワークを介して接続され、集計ターミナル端末102からの現金処理データを受けて、この現金処理データ中の顧客情報に基づいて、取引先宛の電子メールを作成して送信する機能部である。この現金処理データ通知部104は、受信データ格納部106、顧客情報格納部107、処理状況データ格納部108、データ処理部109から構成されている。受信データ格納部106は、集計ターミナル端末102からの取引先送信のための現金処理データを格納する記憶部である。顧客情報格納部107は、顧客(取引先)情報を格納する記憶部である。処理状況データ格納部108は、送信済み等の処理状況データを格納するための記憶部である。
図2は、受信データ格納部106〜処理状況データ格納部108における各データの説明図である。
(a)の受信データでは1レコードが、口座番号、帳票通番、違算フラグのフィールドからなっている。ここで、口座番号は電子メールを送信する取引先200(入金した顧客)の口座番号であり、帳票通番は、各帳票データを識別するための順番に付与される通し番号である。また、違算フラグはそのデータが違算有りか違算無しかを識別するためのフラグである。尚、帳票データは現金処理データであり、図示省略しているが、受信データ格納部106中に格納されるよう構成されている。
(a)の受信データでは1レコードが、口座番号、帳票通番、違算フラグのフィールドからなっている。ここで、口座番号は電子メールを送信する取引先200(入金した顧客)の口座番号であり、帳票通番は、各帳票データを識別するための順番に付与される通し番号である。また、違算フラグはそのデータが違算有りか違算無しかを識別するためのフラグである。尚、帳票データは現金処理データであり、図示省略しているが、受信データ格納部106中に格納されるよう構成されている。
(b)に示す顧客情報は、口座番号、取引先名称、取引先電話番号、取引先FAX番号、FAX報告フラグ、取引先メールアドレス、メール報告フラグ、受入報告フラグ、違算報告フラグ、入金報告フラグのフィールドから構成されている。ここで、口座番号〜取引先FAX番号、取引先メールアドレスは、それぞれ顧客の識別情報である。また、FAX報告フラグ、メール報告フラグはその顧客が受付情報をFAXで受け取るか電子メールで受け取るかを識別するためのフラグである。更に、受入報告フラグ、違算報告フラグ及び入金報告フラグは、それぞれ現金受入時、違算発生時、入金完了時に報告の要/不要を識別するためのフラグである。尚、これらの顧客情報は、集計ターミナル端末102等から予め与えられるものである。
(c)に示す処理状況データは、口座番号と処理通番と報告ステータスフラグのフィールドからなる。口座番号は顧客の口座番号であり、処理通番とは、処理の都度付与される一意の番号である。また、報告ステータスフラグとは、その処理の報告状況を示すフラグであり、報告不要である場合は、例えば“9”に設定されるよう構成されている。
データ処理部109は、集計ターミナル端末102からの現金処理データの顧客情報に基づいて顧客情報格納部107から取引先の電子メールアドレスを抽出し、かつ、受信データ格納部106の帳票データに基づいて現金処理データを内容とする電子メールを作成し、その電子メールを、抽出した電子メールアドレス宛に送信する機能と、送信が完了した場合に処理状況データを報告済みに更新する機能を有するものである。
尚、このような現金処理データ通知部104は、具体的には、CTstage(沖電気工業株式会社の登録商標)のユニファイドメッセージ機能を用いて実現されているものである。
尚、このような現金処理データ通知部104は、具体的には、CTstage(沖電気工業株式会社の登録商標)のユニファイドメッセージ機能を用いて実現されているものである。
取引先200は、電子メール端末を備えた顧客あるいは金融機関の営業店であり、現金集中センタ100の現金処理データ通知部104からの報告を受け取るよう予め設定されているものである。
上位システム300は、現金集中センタ100での処理を管理する金融機関のホストコンピュータ等の上位センタである。
上位システム300は、現金集中センタ100での処理を管理する金融機関のホストコンピュータ等の上位センタである。
〈動作〉
以下、本システムの動作を説明する。尚、以下の手順1〜手順8は、図1中の1〜8の処理と対応しているものである。また、以下の説明は、取引先200と現金入金を行った顧客とが同一である場合である。
[手順1]
現金処理機101にて、伝票に記載されている取引先情報(顧客の口座番号等)を入力する。尚、現金処理機101には、紙幣や硬貨といった現金と、この現金の金額や取引先情報を記入した伝票が与えられるものである。
[手順2]
上記手順1にて入力された取引先情報を、集計ターミナル端末102に登録されているマスタデータと照合する。照合OKの場合は以降の手順に進む。照合NGの場合は処理を中断する。
[手順3]
現金処理機101にて伝票金額を入力し、かつ、現金を計数する。
[手順4]
現金処理機101より集計ターミナル端末102へ計数データを転送する。
以下、本システムの動作を説明する。尚、以下の手順1〜手順8は、図1中の1〜8の処理と対応しているものである。また、以下の説明は、取引先200と現金入金を行った顧客とが同一である場合である。
[手順1]
現金処理機101にて、伝票に記載されている取引先情報(顧客の口座番号等)を入力する。尚、現金処理機101には、紙幣や硬貨といった現金と、この現金の金額や取引先情報を記入した伝票が与えられるものである。
[手順2]
上記手順1にて入力された取引先情報を、集計ターミナル端末102に登録されているマスタデータと照合する。照合OKの場合は以降の手順に進む。照合NGの場合は処理を中断する。
[手順3]
現金処理機101にて伝票金額を入力し、かつ、現金を計数する。
[手順4]
現金処理機101より集計ターミナル端末102へ計数データを転送する。
[手順5]
集計ターミナル端末102にて、現金処理機101から受信した計数データを集計する。違算無しの場合、受入完了報告帳票データを編集し必要に応じて帳票プリンタ103から出力する。一方、違算有りの場合、違算発生報告帳票データを編集し、必要に応じて出力する。また、違算有りの場合は、取引先200への確認完了後でないと以降の手順に進めないよう運用することが一般的である。
また、集計ターミナル端末102では、編集が完了した帳票データと、その処理の口座番号、帳票通番、違算有りか無しかのデータを現金処理データとして現金処理データ通知部104に送信する。現金処理データ通知部104では、これらの情報を受信データ格納部106に書き込む。
集計ターミナル端末102にて、現金処理機101から受信した計数データを集計する。違算無しの場合、受入完了報告帳票データを編集し必要に応じて帳票プリンタ103から出力する。一方、違算有りの場合、違算発生報告帳票データを編集し、必要に応じて出力する。また、違算有りの場合は、取引先200への確認完了後でないと以降の手順に進めないよう運用することが一般的である。
また、集計ターミナル端末102では、編集が完了した帳票データと、その処理の口座番号、帳票通番、違算有りか無しかのデータを現金処理データとして現金処理データ通知部104に送信する。現金処理データ通知部104では、これらの情報を受信データ格納部106に書き込む。
現金処理データ通知部104では、これらのデータを受信データ格納部106に格納すると共に、その口座番号をキーとして顧客情報格納部107に格納されている顧客情報を参照し、受入報告の要否、違算報告の要否を検索する。そして、報告が必要な顧客については、FAX報告フラグが「報告要」である取引先200にはその取引先FAX番号に帳票データを自動送信する。また、メール報告フラグが「報告要」である取引先200には、その取引先メールアドレスに対して帳票データを電子メールとして自動送信する。
また、データ処理部109では、このような報告情報を自動送信すると同時に、処理状況データ格納部108に処理状況として書き込む。即ち、口座番号フィールドにはその処理の口座番号を、また処理通番には一意の処理番号を、更に報告ステータスフラグには、未報告を示す“0”を書き込む。ここで、処理通番は、処理が発生する都度付与されるため、同一の口座で複数回の処理が発生しても、重複せず処理ができるようになる。また、FAXあるいは電子メールでの自動送信処理が完了したら、報告ステータスフラグを、報告済みを示す“1”に更新する。これにより、報告の二重送信を防止することができる。
[手順6]
集計ターミナル端末102にて、入金データ(上位システム300への送信用データ)を作成し、上位システム300へ送信する。同時に、入金完了帳票データを編集し、現金処理データとして現金処理データ通知部104に送信する。これにより、現金処理データ通知部104では上記手順5と同様の処理を行う。即ち、現金処理データ通知部104では、この情報を受信データ格納部106に書き込むと共に、顧客情報を参照してFAXか電子メールかを判定し、取引先200に報告を行う。尚、この入金報告の場合は、原則として全ての取引先に報告するよう設定されている。また、この処理でも処理通番に処理番号が付与され、送信完了によって報告ステータスフラグを報告済みを示す“1”に更新する。
集計ターミナル端末102にて、入金データ(上位システム300への送信用データ)を作成し、上位システム300へ送信する。同時に、入金完了帳票データを編集し、現金処理データとして現金処理データ通知部104に送信する。これにより、現金処理データ通知部104では上記手順5と同様の処理を行う。即ち、現金処理データ通知部104では、この情報を受信データ格納部106に書き込むと共に、顧客情報を参照してFAXか電子メールかを判定し、取引先200に報告を行う。尚、この入金報告の場合は、原則として全ての取引先に報告するよう設定されている。また、この処理でも処理通番に処理番号が付与され、送信完了によって報告ステータスフラグを報告済みを示す“1”に更新する。
[手順7]
集計ターミナル端末102にて、日次更新処理を行う。即ち、計数データを累計データに加算し、計数データをクリアする。
[手順8]
集計ターミナル端末102にて、月次更新処理(月末のみ)を行う。即ち、その月の累計データをクリアする。
集計ターミナル端末102にて、日次更新処理を行う。即ち、計数データを累計データに加算し、計数データをクリアする。
[手順8]
集計ターミナル端末102にて、月次更新処理(月末のみ)を行う。即ち、その月の累計データをクリアする。
〈効果〉
以上のように、具体例1によれば、顧客への現金の受付情報を、現金処理データ通知部104によって電子メールまたはFAXで自動送信するようにしたので、次のような効果を得ることができる。
以上のように、具体例1によれば、顧客への現金の受付情報を、現金処理データ通知部104によって電子メールまたはFAXで自動送信するようにしたので、次のような効果を得ることができる。
(1)取引先200への受付情報送信のための帳票を出力することなく、電子メールでの送信が行えるため、集計ターミナル端末102の現金処理完了後、直ちに取引先200への報告が行え、また、オペレータがFAX送信するといった作業が無いため、省力化が可能であり、かつ、報告も確実に行うことができる。
(2)電子メールの場合、一般的なFAX通信に比べて通信時間も非常に短時間であり、また、伝送形態も異なるため、網遅延や網輻輳等の影響をほとんど受けることがなく、確実に取引先200宛の報告を行うことができる。
(3)取引先200側でも電子化データとして報告事項を受け取ることができるため、従来のように、紙ベースの情報を電子化するといった作業が発生せず、取引先200側の利便性向上に寄与することができる。
(2)電子メールの場合、一般的なFAX通信に比べて通信時間も非常に短時間であり、また、伝送形態も異なるため、網遅延や網輻輳等の影響をほとんど受けることがなく、確実に取引先200宛の報告を行うことができる。
(3)取引先200側でも電子化データとして報告事項を受け取ることができるため、従来のように、紙ベースの情報を電子化するといった作業が発生せず、取引先200側の利便性向上に寄与することができる。
尚、上記具体例1の動作では、取引先200が現金入金した顧客である場合を説明したが、取引先200が金融機関の営業店である場合も同様に行うことができる。但し、営業店の場合は、その営業店に属する顧客(現金入金した顧客)全員の現金処理データを通知する。
《具体例2》
具体例2は、取引先200からの処理状況照会に対して受付データ通知部で音声応答を行うようにしたものである。
具体例2は、取引先200からの処理状況照会に対して受付データ通知部で音声応答を行うようにしたものである。
〈構成〉
図3は、具体例2の構成図である。
ここで、現金集中センタ100内の現金処理機101〜帳票プリンタ103の構成及び取引先200や上位システム300の構成は、具体例1と同様であるため、その説明は省略する。
具体例2の現金処理データ通知部104aは、具体例1と同様の受信データ格納部106及び顧客情報格納部107に加えて、音声データ格納部110を備え、かつ、処理状況データ格納部108aで処理ステータスフラグが追加されている。また、データ処理部109aは、この音声データ格納部110の音声データを用いて音声自動応答処理を行うよう構成されている。
図3は、具体例2の構成図である。
ここで、現金集中センタ100内の現金処理機101〜帳票プリンタ103の構成及び取引先200や上位システム300の構成は、具体例1と同様であるため、その説明は省略する。
具体例2の現金処理データ通知部104aは、具体例1と同様の受信データ格納部106及び顧客情報格納部107に加えて、音声データ格納部110を備え、かつ、処理状況データ格納部108aで処理ステータスフラグが追加されている。また、データ処理部109aは、この音声データ格納部110の音声データを用いて音声自動応答処理を行うよう構成されている。
図4は、音声データ格納部110を含む受信データ格納部106〜処理状況データ格納部108aにおける内部構成の説明図である。
ここで、受信データ格納部106及び顧客情報格納部107の受信データ(図中(a))及び顧客情報(図中(b))は具体例1と同様である。(c)に示す処理状況データは、具体例1と同様のフィールドに加えて処理ステータスフラグを備えている。また、音声データ格納部110に格納される音声データ(図中、(d)に示す)は、例えばWaveファイルで構成され、処理ステータスフラグに対応した音声ガイダンスデータとなっている。
ここで、受信データ格納部106及び顧客情報格納部107の受信データ(図中(a))及び顧客情報(図中(b))は具体例1と同様である。(c)に示す処理状況データは、具体例1と同様のフィールドに加えて処理ステータスフラグを備えている。また、音声データ格納部110に格納される音声データ(図中、(d)に示す)は、例えばWaveファイルで構成され、処理ステータスフラグに対応した音声ガイダンスデータとなっている。
データ処理部109aは、具体例1と同様の機能を有すると共に、取引先200から電話による処理状況の照会があった場合は、該当する処理状況の音声データを音声データ格納部110から取り出して音声自動応答を行うよう構成されている。尚、このような現金処理データ通知部104aにおける音声自動応答機能は、例えばCTstage(沖電気工業株式会社の登録商標)のCTstageビルダの機能を用いて実現されているものである。
〈動作〉
具体例2の手順1〜手順8における集計ターミナル端末102側の処理は具体例1と同様である。また、現金処理データ通知部104aにおけるFAXあるいは電子メールでの自動送信処理は具体例1と同様である。
具体例2では、自動送信後、「処理状況データ」の報告ステータスフラグを書き込むと共に、処理ステータスフラグを書き込む。
具体例2の手順1〜手順8における集計ターミナル端末102側の処理は具体例1と同様である。また、現金処理データ通知部104aにおけるFAXあるいは電子メールでの自動送信処理は具体例1と同様である。
具体例2では、自動送信後、「処理状況データ」の報告ステータスフラグを書き込むと共に、処理ステータスフラグを書き込む。
このような状態で、取引先200から電話による処理状況の照会があると、現金処理データ通知部104aではこれを受け付け、データ処理部109aは、発信元電話番号をキーに顧客情報格納部107内の顧客情報を検索し、発信した顧客を特定し、その口座番号を求める。そして、データ処理部109aは、処理状況データ格納部108a内の処理状況データを参照し、求めた口座番号と一致するデータの処理ステータスフラグを参照し、その取引の現在のステータスを求める。更に、音声データを参照し、そのステータスの音声ガイダンスを用いて対応した内容の応答を返す。例えば、顧客の口座番号が「1111111」であった場合、その処理ステータスフラグは「4」であるため、対応する音声データ「入金処理が完了しました。お取引口座をご確認ください」といったガイダンスを送出する。
〈効果〉
以上のように具体例2によれば、取引先200からの電話での処理状況照会に対して、現金処理データ通知部104aで音声自動応答するようにしたので、現金集中センタ100での繁忙日であっても顧客対応が可能であり、顧客の満足度向上に寄与することができる。
以上のように具体例2によれば、取引先200からの電話での処理状況照会に対して、現金処理データ通知部104aで音声自動応答するようにしたので、現金集中センタ100での繁忙日であっても顧客対応が可能であり、顧客の満足度向上に寄与することができる。
104、104a 受付データ通知部
105 現金処理部
106 受信データ格納部
107 顧客情報格納部
108、108a 処理状況データ格納部
109、109a データ処理部
110 音声データ格納部
105 現金処理部
106 受信データ格納部
107 顧客情報格納部
108、108a 処理状況データ格納部
109、109a データ処理部
110 音声データ格納部
Claims (4)
- 顧客からの現金入金を処理し、当該現金処理を行ったことを示す現金処理データを出力する現金処理部と、
前記現金処理部からの現金処理データを受けて、予め決められた通知先である取引先宛に前記現金処理データを内容とする電子メールを送信する現金処理データ通知部とを備えたことを特徴とする現金処理情報通知システム。 - 請求項1に記載の現金処理情報通知システムにおいて、
現金処理データ通知部は、
現金処理データを格納する受信データ格納部と、
取引先の送信先電子メールアドレスを含む顧客情報を格納する顧客情報格納部と、
前記取引先への報告状況を示す処理状況データを格納する処理状況データ格納部と、
前記現金処理データの顧客情報に基づいて前記顧客情報格納部から前記取引先の電子メールアドレスを抽出すると共に、前記現金処理データを内容とする電子メールを作成し、当該電子メールを、前記抽出した電子メールアドレス宛に送信し、送信が完了した場合に前記処理状況データを報告済みに更新するデータ処理部とからなることを特徴とする現金処理情報通知システム。 - 顧客からの現金入金を処理し、当該現金処理を行ったことを示す現金処理データを出力する現金処理部と、
前記現金処理データの通知先である取引先からの電話による問い合わせに対して、前記現金処理データを音声自動応答する現金処理データ通知部とを備えたことを特徴とする現金処理情報通知システム。 - 請求項3に記載の現金処理情報通知システムにおいて、
現金処理データ通知部は、
現金処理データを格納する受信データ格納部と、
現金処理データに対応した処理ステータスフラグを格納する処理状況データ格納部と、
前記処理ステータスフラグに対応した音声データを格納する音声データ格納部と、
前記取引先からの電話による問い合わせがあった場合、当該取引先に対応した現金処理データを前記処理状況データ格納部から抽出すると共に、当該現金処理データに対応した音声データを前記音声データ格納部から取り出して音声応答を行うデータ処理部とからなることを特徴とする現金処理情報通知システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004004530A JP2005196671A (ja) | 2004-01-09 | 2004-01-09 | 現金処理情報通知システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004004530A JP2005196671A (ja) | 2004-01-09 | 2004-01-09 | 現金処理情報通知システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005196671A true JP2005196671A (ja) | 2005-07-21 |
Family
ID=34819125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004004530A Pending JP2005196671A (ja) | 2004-01-09 | 2004-01-09 | 現金処理情報通知システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005196671A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012014612A (ja) * | 2010-07-05 | 2012-01-19 | Obic Co Ltd | 帳票作成・送信装置、帳票作成・送信方法及び帳票作成・送信プログラム |
JP2015141699A (ja) * | 2014-01-30 | 2015-08-03 | グローリー株式会社 | 有価媒体処理装置、有価媒体処理システム及び有価媒体処理方法 |
JP2019053549A (ja) * | 2017-09-15 | 2019-04-04 | グローリー株式会社 | 物品保管システム、物品保管装置及び物品管理方法 |
-
2004
- 2004-01-09 JP JP2004004530A patent/JP2005196671A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012014612A (ja) * | 2010-07-05 | 2012-01-19 | Obic Co Ltd | 帳票作成・送信装置、帳票作成・送信方法及び帳票作成・送信プログラム |
JP2015141699A (ja) * | 2014-01-30 | 2015-08-03 | グローリー株式会社 | 有価媒体処理装置、有価媒体処理システム及び有価媒体処理方法 |
JP2019053549A (ja) * | 2017-09-15 | 2019-04-04 | グローリー株式会社 | 物品保管システム、物品保管装置及び物品管理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11223720B2 (en) | System and method for utilizing customer data in a communication system | |
US6516056B1 (en) | Fraud prevention system and method | |
JP2861176B2 (ja) | オンライン業務監視装置 | |
CN111445194A (zh) | 快件取件通知方法、装置、设备及存储介质 | |
CN108009819A (zh) | 一种信用卡分期付款的方法和系统 | |
CN106485488A (zh) | 基于销售终端pos套现的确定方法及装置 | |
JP2005196671A (ja) | 現金処理情報通知システム | |
JP2004110651A (ja) | 金融機関から顧客へ連絡を行うために用いられる装置および方法、この方法をコンピュータに実行させるプログラム、このプログラムを記録した記録媒体 | |
US20070162913A1 (en) | System and method for triggering a process on an enterprise system | |
CN113706107A (zh) | 公积金缴存方法、装置、电子设备及计算机可读介质 | |
JP5691427B2 (ja) | 通信費精算システム、装置、方法及びプログラム | |
JP3844760B2 (ja) | 課金対象決定方法 | |
JP5186784B2 (ja) | メール処理装置及びプログラム | |
CN112330429A (zh) | 税务数据处理方法、系统、服务器及存储介质 | |
JP7327770B2 (ja) | 振込管理システム、振込管理方法および振込管理プログラム | |
CN116051122B (zh) | 一种基于物流场景的工单软件系统 | |
JP6682089B1 (ja) | 受注管理システム及び受注管理プログラム | |
JP2002063350A (ja) | 現物集中管理システムおよび方法、書類管理システムおよび方法 | |
JP5502056B2 (ja) | 介護給付費請求手続の仲介装置 | |
JP2002189861A (ja) | 公共料金収納システム、公共料金収納端末及び公共料金収納サーバ | |
JP3763329B2 (ja) | 解約処理システムおよび解約処理方法 | |
KR20070090610A (ko) | 세무 관리 시스템 및 세무 관리 방법 | |
JP2924813B2 (ja) | 為替電文発受信方式 | |
TWI359385B (en) | System and method for loan application | |
CN115587136A (zh) | 一种数据管理平台 |