JP2860941B2 - フィリング充填装置 - Google Patents

フィリング充填装置

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JP2860941B2 JP9276297A JP9276297A JP2860941B2 JP 2860941 B2 JP2860941 B2 JP 2860941B2 JP 9276297 A JP9276297 A JP 9276297A JP 9276297 A JP9276297 A JP 9276297A JP 2860941 B2 JP2860941 B2 JP 2860941B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続的に搬送され
る生地片にフィリングを充填するに当たって、粘度の高
いフィリングであっても、排出ノズルから噴射後に、フ
ィリングを排出ノズルの先端に残さず、生地片の上に確
実に充填することができ、また、瞬時に充填作業を行う
ことができるようにしたフィリング充填装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のフィリング充填装置としては、例
えば、特公昭60−43936号に開示される可塑性素
材の押し込み方法および装置がある。該公告公報の第4
図に示されるように、可塑性素材を収容するホッパーの
下部に排出部を設け、排出部に設けたノズル部分にロー
タリバルブ、ピストンシリンダー等の定量排出装置を付
加しておき、ロータリバルブ等の切り換え弁を回転させ
て、ホッパー内の可塑性素材をピストンを後退すること
によってシリンダー内に吸引させ、その後、ロータリバ
ルブを切り換えて、ピストンを前進させて可塑性素材を
ノズルより押し出し、これをピアノ線カッターによって
切断して、被充填物に落下供給し、この動作の繰り返し
によって、可塑性素材を一定量ずつ間欠的に供給できる
ようにしている。しかし、可塑性素材を一定量間欠的に
排出する場合であっても、生産量を上げるために、被充
填物が高速で搬送されてくる場合には、上記のような手
段では、被充填物に確実に充填することが難しかった
り、ピアノ線カッターが高速で作動するために、切断く
ずが周辺に飛び散ったりする問題や、ノズルの下方にカ
ッターそのものを設ける必要があり、また、そのための
スペースが必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、フィリング
の充填に当り、フィリングの排出後に、排出ノズルの先
端にフィリングを残すことなく、生地片の上に確実に充
填でき、また、速やかに排出して生産能力の向上したフ
ィリング充填装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、フィリングの
排出ノズル内にエアーノズルを設けて、排出ノズルの中
に充満したフィリングをエアーノズルで噴出させるよう
に構成したことにより、上記の課題を解決したものであ
る。すなわち、本発明は、フィリング供給口、フィリン
グを吸引するシリレンダーとピストン、およびフィリン
グを排出する排出ノズルを有するロータリバルブの排出
ノズル内にエアーノズルを設け、エアーノズルと排出ノ
ズルとの隙間をフィリングの通路とし、排出ノズル出口
に充満したフィリングをエアーノズルで噴出させるよう
にしたことを特徴とするフィリング充填装置である。
【0005】本発明においては、図2に示すように、排
出ノズル48内にエアーノズル49を設けており、排出
ノズル48の中に充満したフィリングをエアーノズル4
9で噴射するものであるから、フィリングがジャムのよ
うな粘度の高いものであっても、噴射後にノズル先端に
残すことがなく、生地の上に確実に充填することがで
き、また、瞬時に充填作業が行えるので、生産能力を向
上することができる。
【0006】
【実施例】本発明のフィリング充填装置は、各種の場合
のフィリングの充填において適用できるが、実施の一例
として、図面に示すクロワッサンの製造装置に適用した
ものについて説明する。クロワッサンを連続的に製造す
る製造ラインにおいて、クロワッサンの三角形生地片
は、巻き底辺を前方に進行直角に方向変換されるが、こ
の際、三角形生地片の搬送する中心が巾方向にずれてし
まい、一定でなくなってしまうので、従来のフィリング
充填装置では、三角形生地片の中央にフィリングを充填
することができない。この実施例に示す装置は、上記の
ようなクロワッサンの三角形生地片の中央に、確実にフ
ィリングを充填できるようにしたものである。
【0007】クロワッサン成形用の三角形生地片1をコ
ンベア2の上を搬送させる。コンベア2上には、三角形
生地片1の搬送位置検出装置を設けている。この搬送位
置検出装置は、間隔を置いて巾方向に併設した複数の検
出器3からなり、反射型の光電スイッチを1つの検出器
3の中に巾方向に3つ設け、それぞれのスイッチの下を
通過する三角形生地片の通過状態を検出して、その三角
形生地片の巾方向の中心を検出するものである。
【0008】検出器3の下流には、フィリング充填装置
4を設けている。フィリング充填装置4には、コンベア
2に支持されているフレーム41があり、これにシャフ
ト42,42’が水平に固定されている。ノズル本体4
3は、このシャフト42、42’に載置された状態で巾
方向に水平移動可能に保持されている。フレーム41に
は、サーボモータ44がそれぞれ付設されており、この
サーボモータ44の駆動軸441がノズル本体43に軸
着され、このサーボモータ44の駆動でノズル本体43
は巾方向に水平移動する。
【0009】ノズル本体43には、フィリングの供給口
があり、供給口から連通してロータリバルブ45と、こ
のロータリバルブ45内にフィリングを吸引するシリン
ダー46とピストン47が設けられている。ロータリバ
ルブ45内には、これと同軸で小径のエアーノズル49
を設けている。フィリング充填装置4の下流には、巻き
上げ装置5を設けている。
【0010】次に、三角形生地片1の中心検出について
説明すると、1つの検出器3には、3つの光電スイッチ
31、32、33を巾方向に適宜間隔を置いて設けてい
る。3つの光電スイッチの中央のスイッチ32を三角形
生地片搬送の中心線とした場合、三角形生地片1がその
走行中心線からずれている場合には、光電スイッチ3
1、32、33の下を通過する三角形生地片のその位置
の長さL1、L2、L3が異なるので、生地検出時間が
異なる。この光電スイッチ31、32、33検出時間の
差から、三角形生地片1がどちらへどれ程ずれているか
を算出することができる。この算出値により、下流のフ
ィリング充填装置4のサーボモータ44を作動させてノ
ズル本体43を移動させ、三角形生地片1が排出ノズル
48の下に到達するまでに、排出ノズル48が三角形生
地片1の中心線上に来るように制御する。フィリング充
填タイミングは、検出器3による検出後の計算された時
間に、三角形生地片1が排出ノズル48の下に到達する
ことをあらかじめ充填タイミングとして、図示していな
い制御装置が記憶している。
【0011】フィリング6の充填について説明すると、
図示していない周知のフィリング供給装置より、フレキ
シブルホースによって供給されるフィリング6は、ロー
タリバルブ45を介してシリンダー46に吸引され、ピ
ストン47の前進によってシリンダー46をから排出ノ
ズル48に移送される。移送されるフィリングは高粘度
のため、この時ピストン47の押し出しだけでは排出ノ
ズル48から吐出されることはなく、排出ノズル内にと
どまるようにピストン47のストロークを調節してい
る。排出ノズル48から吐出されるフィリングは、その
後、排出ノズル48内のエアーノズル49からの圧縮空
気の噴射によって、排出ノズル48の外に瞬時に吐出さ
れ、三角形生地片1上に充填される。
【0012】以上実施例で説明したように、三角形生地
片1の巾方向の中心線を、検出器3からの信号によって
検出し、その検出器に基づいて、フィリング充填装置4
の排出ノズル48の位置を移動させ、三角形生地片の中
心にフィリングを充填するものである。そして、本発明
のフィリング充填装置における排出ノズル48は、その
中にエアーノズル49が設けられ、排出ノズル48の中
に充満したフィリングをエアーノズル49で噴射するも
のであるが、粘度の高いフィリングを噴射後に排出ノズ
ル48の先端に残さず、三角形生地片の上に確実に充填
することができ、また、瞬時に充填作業を行えるので、
生産能力を向上させることができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、連続的に搬送される生
地片にフィリングを充填するに当たって、粘度の高いフ
ィリングであっても、排出ノズルから噴射後に、フィリ
ングを排出ノズルの先端に残さず、また、瞬時に充填す
るので、生産能力を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に示す装置の平面図である。
【図2】本発明の一部縦断側面図である。
【図3】三角形生地片検出の説明図である。
【図4】三角形生地片供給の従来技術を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 三角形生地片 2 コンベア 3 検出器 4 フィリング充填装置 5 巻き上げ装置 6 フィリング 31、32、33 光電スイッチ 41 フレーム 42、42’ シャフト 43 ノズル本体 44 サーボモータ 441 駆動軸 45 ロータリバルブ 46 シリンダー 47 ピストン 48 排出ノズル 49 エアーノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A21C 9/06 A23G 3/20 A23P 1/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィリング供給口、フィリングを吸引す
    るシリンダーとピストン、およびフィリングを排出する
    排出ノズルを有するロータリバルブの排出ノズル内にエ
    アーノズルを設け、エアノズルと排出ノズルとの隙間を
    フィリングの通路とし、排出ノズル出口に充満したフィ
    リングをエアーノズルで噴出させるようにしたことを特
    徴とするフィリング充填装置。
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