JP2860496B2 - チェーンソー用のレール - Google Patents

チェーンソー用のレール

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JP2860496B2 JP2059788A JP5978890A JP2860496B2 JP 2860496 B2 JP2860496 B2 JP 2860496B2 JP 2059788 A JP2059788 A JP 2059788A JP 5978890 A JP5978890 A JP 5978890A JP 2860496 B2 JP2860496 B2 JP 2860496B2
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    • B27B17/02Chain saws equipped with guide bar
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はチェーンソー用のレールであって、レール装
着部のための接続要素を有する後端部と、前端部と、中
心軸線とチェーンを案内するために用いられる周面とを
備えており、この周面には、中心軸線の一方の側に位置
し、後端部から前端部の方向に延び、1つの終端部を有
する先行区分と、中心軸線の他方の側に位置し、前端部
から後端部の方向に延び、1つの始端部を有する切断区
分と、前端部に形成された先端区分とが設けられてお
り、この先端区分が、中心軸線に対し先行区分と同じ側
に位置する頂部と、この頂部を先行区分の終端部に接続
する円弧状のインレット区分と、頂部を切断区分の始端
部に接続するアウトレット区分とを有している形式のも
のに関する。
(従来の技術) 従来のチェーンソー全体に共通している周知の危険は
反動傾向をその幾何学的な設計形状のみによって完全に
取り除き得るようにするため、中心軸線に対し対称的に
構成されたソーレールを製作することは、最近になって
漸く達成された(ドイツ連邦共和国実用新案登録第8803
810号)。この驚異的な利点を得るため、上記の公知例
では頂点範囲における先端部の曲率半径を10mm〜30mと
し、この先端部を移行区分に沿って先行区分の前部に接
続し、移行区分の曲率半径を少なくとも150mmとし、移
行区分とレールの中心軸線とのなす角度を10°〜40°と
する措置がとられている。然し、反動を完全に排除する
というこの利点に、実地での使用目的に反する欠点とし
て、レール先端を木材に食い込ませる切り込み作業に、
かなりの力を要さざるを得ないという反面があるのは否
めない。
これに対して冒頭に述べた形式によるレール(アメリ
カ合衆国特許第3323561号明細書、ドイツ連邦共和国特
許出願公告第1503968号明細書)は、一般に非対称レー
ルと称され、その切り込み作業効率の良さには定評があ
る。特にこのレールを用いるならば、例えば公知の対称
的なレールの場合には、切り口からのソーの離脱をすら
招きかねないような不都合な振動乃至揺動を回避するこ
とが可能になる。然るにこの非対称的なレールでも、ま
だ反動を回避し得るまでには至っていない。何故なら
ば、反動を回避するように規定された公知のレール設計
形状を仮に僅かではあっても、これを非対称レールの技
術に転用しようとするならば、非対称的なレールにおけ
る切り込み時の利点が殆ど完全に無に帰せしめられるも
のとされているからである。
(発明が解決しようとする課題) そこで、本発明の課題とするところは、冒頭に述べた
形式によるレールに改良を加えて、対称的なレールにお
いても反動を申し分なく除去し得るようにし、しかもこ
の種のチェーンソーレールにおいて、比較的僅かな力に
よる高い切断効率での切り込み作業が可能ならしめられ
るようにする点にある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく提案された本発明の措置によれ
ば、レールの頂部が、中心軸線又はこれに対する平行線
と、先行区分の終端部から中心軸線又はこれに対する平
行線上に下ろした垂線と、前記垂線と中心軸線との間の
交点又は、前記垂線と中心軸線に対する平行線との間の
交点を中心点とし当該中心点とした交点から先行区分の
終端部までの距離に等しい距離を半径とする円弧、とに
よって区画される面内であって、かつ前記中心軸線又は
これに対する平行線から離れて、これらに対して前記先
行区分が存在しているのと同じ側に位置するような配置
形式によるレールの構成がなされている。
即ち本発明は、チェーンソー用のレールであって、レ
ール装着部のための接続要素7、8を有する後端部と、
前端部と、中心軸線24、45、60、66とチェーンを案内す
るために用いられる周面とを備えており、この周面に
は、中心軸線の一方の側に位置し、後端部から前端部の
方向に延び、1つの終端部E1、E5、E6、E7、E8を有する
先行区分22、44、65と、中心軸線の他方の側に位置し、
前端部から後端部の方向に延び、1つの始端部A1、A5、
A6、A7、A8を有する切断区分23、46、68と、前端部に形
成された先端区分とが設けられており、この先端区分
が、中心軸線に対し先行区分と同じ側に位置する頂部S
1、S3、S4、S5、S6、S7、S8と、この頂部を先行区分の
終端部に接続する円弧状のインレット区分25、47、56、
61、71と、頂部を切断区分の始端部に接続するアウトレ
ット区分30、30c、63とを有している形式のものにおい
て、頂部が、中心軸線24、45、60、66又はこれに対する
平行線67と、先行区分22、44、65の終端部E1、E5、E6、
E7、E8から中心軸線24、45、60又はこれに対する平行線
67上に下ろした垂線35、51、59、64と、前記垂線35、5
1、59、64と中心軸線24、45、60との間の交点又は、前
記垂線35、51、59、64と中心軸線24、45、60に対する平
行線67との間の交点M1、M5、M6、M7、M8を中心点とし、
当該中心点とした交点M1、M5、M6、M7、M8から先行区分
22、44、65の終端部E1、E5、E6、E7、E8までの距離に等
しい距離を半径とする円弧、とによって区画される面内
であって、かつ前記中心軸線24、45、60、66又はこれに
対する平行線67から離れて、これらに対して前記先行区
分22、44、65が存在しているのと同じ側に位置している
ことを特徴とするチェーンソー用のレールである。
尚、本発明によるその他の有利な特徴は、請求項2乃
至請求項15に記載されている。
(発明の効果) 特に本発明によって得られる驚異的な利点は、提案さ
れたこのレールを装備したモータ駆動式のチェーンソー
が、単に完全に反動なしに操作され得るのみならず、容
易に所期の切り込みを可能ならしめ、更にその切り込み
作業に際しては、僅かな力を利用した高い切断能力の発
揮をも可能にするところにある。
この場合、レールのインレット区分を高々80°の円弧
彎曲角度に亙って延在させておき、その曲率半径を高々
チェーン幅の半分に相当するにすぎない値に設定してお
くならば、付加的であるとはいえ、やはり驚異的な効果
をもたらす顕著な利点として、このレールを装備した無
反動チェーンソーでは、最適化された設計によるアウト
レット区分範囲におけるその切断効率を、本来の切断区
分範囲における値より高くしておくことすら可能である
ことが挙げられる。
(実施例) 次に、添付の図面に示された実施例につき、本発明を
詳細に説明する。
第1図に示されたように、通常のモータ駆動式チェー
ンソーはケーシング1を有しており、このケーシング内
には電気モータ又はエンジンからなる駆動装置と通常の
レール2のための装着部とが収容されている。更にこの
ケーシング1は、後方のグリップ3と前方のグリップ4
とハンドガード5とを有している。レール2の周面に
は、チェーン6を案内するために用いられる図示されて
いない案内溝が設けられており、駆動リンクはこの案内
溝に設けられた滑り座内に位置し、チェーンリンクはレ
ール2の周面に支承されている。
レール2の後端部にはスリット又は穿孔部もしくはそ
れに類するものとして形成された接続要素7、8が設け
られており、これらの接続要素と協働する対応接続部材
は、レール装着部に取り付けピン及びチェーンタイトナ
ー(鎖締め具)又はそれに類するものとして形成されて
いる。第1図の図平面で見てレール装着部の左側では、
チェーン6が駆動装置により駆動されるスプロケットに
巻き掛け案内されており、このスプロケットを介して第
1図に矢印で示されているように循環せしめられる。
第2図から明らかなように、レール2はその前端部に
先端区分9を有しており、チェーン6の先行する張設部
分(送り出し側)は、この先端区分で折り返す戻り側の
張設部分として偏向される。このプロセスを容易ならし
めるためには、例えば公知の形式でレール2の前端部に
回動自在に支承された星形の偏向部材を利用することが
できる。更に、このレール2における中心軸線11の一方
の側には、後端部から前端部に向かう方向で延びる先行
区分12が配置され、他方の側には前端部から後端部に向
かう方向で延びる戻り行程区分乃至切断区分13が配置さ
れている。この場合、先行区分12において前方に位置す
る終端部Eは、中心軸線11から見て同じ側に位置するイ
ンレット区分14に移行し、徐々にレールの最先端、つま
り頂部15に接近する。円弧状のアウトレット区分16も、
やはりこの頂部15から中心軸線11を挟んで反対側に、つ
まり切断区分13と同じ側に位置する始端部Aに向かって
徐々に移行している。これらの区分は全てチェーン6を
案内するレールの周面部分に相当し、頂部15は最先端の
点を示すものである。
従来のチェーンソーの反動に関して、特に臨界的であ
るとされている範囲は、第2図に符号17で示されてお
り、主として全インレット区分14と頂部15とアウトレッ
ト区分16における頂部15に隣接した短い区分とからなっ
ている。チェーン6がこの臨界範囲17で固い不動な物体
に当接されると、相当に大きな力でチェーンソーが保持
されていたとしても、その断続的な反動を阻止すること
は殆ど不可能であって、先端区分9の範囲における曲率
半径が比較的小さな値に設定され、反動傾向がかなり低
く抑えられているようなチェーンソーの場合ですら、事
情は変わらない。仮にこの点を度外視したとしても、先
端区分9のどの部分がどのような角度で切断すべき対象
物に接近せしめられるかによって、また、ソーの周速度
がどのような値に設定されているかによって、更にはチ
ェーンソーがその使用者により、どのように持たれ、ど
のように支えられているかによっても、反動の傾向は左
右される。
この種の反動を回避するため、円弧状のインレット区
分14における頂部15の範囲の曲率半径を僅か10mm〜30mm
程度の値に設定して、このインレット区分を頂部範囲と
戻り行程区分13との間でインレット傾斜部として構成
し、インレット傾斜部の曲率半径は、少なくとも150mm
の値とし、この傾斜部を10°から40°の角度で中心軸線
11と交差させる措置が既に公知となっている(ドイツ連
邦共和国実用新案登録第8803810号)。更にこの公知の
レール2は、これを通常の如く両サイドで使用できるよ
うにするため、また、必要に応じてこれを転回させてレ
ール受容部内に収納し得るようにするため、中心軸線11
に対して鏡面対称に構成されている。
ところで、本発明による実施例を示す第3図には、レ
ール21の前部のみが描出されており、その他の部分は、
主として従来の形式により構成されているので、ここで
は省略する。
レール21は、先行区分22と戻り行程区分乃至切断区分
23とを有しており、この2つの区分は、中心軸線24に対
してほぼ平行に延びているか、或はごく僅かに凸彎した
状態で延びている。先行区分22における前方の終端部E1
は、頂部S1で終るインレット区分25に移行している。こ
のインレット区分25において符号27で示された部位にま
で延びる部分は、レール幅の2分の1の値に等しい約3
7.5mmの一定した曲率半径を有しており、その先の短い
範囲に亙って延びる彎曲度の大きな、つまり、より小さ
な曲率半径を有する移行区分29は、頂部S1にまで達して
いる。アウトレット区分30は、この頂部S1から戻り行程
区分乃至切断区分23の始端部A1にまで及んでおり、この
場合、アウトレット区分30の曲率半径は、概ね100mmよ
り大きな値とされ、その各端部には2つの短く、より小
さな曲率半径の移行区分31、32が設けられており、その
うち一方の移行区分31の頂部S1に接続されているのに対
し、他方の移行区分32は戻り行程区分乃至切断区分23の
始端部A1に接続されている。
頂部S1と、先行区分22の終端部E1から中心軸線24上に
下ろした垂線35の足M1とを結ぶ線は、符号33で示されて
いる。この垂線の足M1は、インレット区分25の最初の部
分を形成する円筒面の中心点、即ち線分(M1-E1)を半
径とした円の中心点に等しい。線33と中心軸線24とのな
す角度a1は26°である。レールを無反動で作動させる決
定的な要素は、この角度a1にあり、角度a1がこの数値よ
り大きいものであれば、完全に無反動性が保たれるのに
対し、角度a1がそれより小さくなると、次第に無反動性
が失われて行き、a1=0になると、もはやレール21は無
反動で作動しなくなる。そのような事態が生ずるのは、
特に、線分(M1-E1)に等しい半径を有するインレット
区分25が、中心軸線24に至るまで延び、従って、頂部S1
が中心軸線24上に位置を占めるような場合である。中心
軸線24と線33とのなす角度a1が、その基準値としての26
°以下約10°までの値と、26°以上約80°までの値、つ
まりインレット区分25における約80°の最大円弧長に相
当する値との間にあるならば、概ね使用可能な状態が保
証される。
中心軸線24とアウトレット区分30のほぼ中心に位置す
る点37に沿って引かれた接線36とのなす角度b1を、約40
°から約70°の間の値に設定しておくならば、特に切り
込みに際する切断効率を申し分なく高めるのに有利であ
ることが実証されている。尚、この実施例では、角度b1
が約55°にされているが、これは極めて高い切断効率を
保証する数値である。
第3図に示された実施例に対する二者択一的な措置と
して、頂部S1を接線36に対する平行線38に沿って直接戻
り行程区分乃至切断区分23に接続すること、即ちアウト
レット区分30を直線として形成することが可能である。
この実施態様では、特に頂部S1におけるチェーンの偏向
が、スムーズにではなく、かなり大きな段差をもって行
われることになるので、少なくとも1つの短い移行区分
31を設けておくことが望ましい。
更に、第3図による実施例の変化態様として、インレ
ット区分25を点39にまで延長させることが可能であっ
て、この場合、インレット区分25は、この点39で接線36
と交差し、この点39自体が、もしくは別の一点、即ち移
行区分29、31に相当してはいるが、これらの区分とイン
レット区分25の延長部と接線36とによって囲まれるスペ
ース内に位置している各区分により形成される点が頂部
として用いられる。この場合は角度a1が比較的小さくな
るので、この数値に関しては、やはりa1≧10°が当ては
まる。更に、戻り行程区分乃至切断区分23から中心軸線
24までの距離を先行区分22から中心軸線24までの距離よ
り大きくしておくことも可能であって、その場合は、前
述した各数値が予めそれに応じて設定される。
第4図に示されたレールも第3図の実施例によるレー
ルに相当するものであり、従って、各部分には、それぞ
れ同じ符号を用いてある。この場合、インレット区分25
における線分(M1-E1)に等しい半径の円弧は、中心軸
線24を越えて部位40に達するまで延長されているので、
インレット区分25は正確に90°の円弧長に亙って延び、
中心軸線24上に位置する頂部S2で終っている。次いで、
この頂部S2には、線分(M1-E1)に等しい同一の半径を
有し、部位40にまで延びる移行区分31aが続いており、
この移行区分31aを形成する全体として符号30aで示され
たアウトレット区分は、延長された戻り行程区分乃至切
断区分23の始端部A2で終っている。このアウトレット区
分30aを表わす破線に応じて形成されたレールを有する
チェーンソーは、著しい反動傾向を示すことになる。更
に、アウトレット区分が別の破線30bに応じて形成さ
れ、約40°〜70°の角度で直接的に、つまり頂部S2内に
接線方向で開口する移行区分31aを用いることなく、頂
部S2に接続された場合にも、同じように顕著な反動傾向
が生ずる。頂部が中心軸線24より上の、例えば符号S3で
示された箇所に配置され、また、例えば実線で示された
アウトレット区分30cに沿って戻り行程区分乃至切断区
分23に接続された場合に、初めて反動傾向が著しく減退
する。第4図の実施例におけるように、頂部S3が、少な
くとも約2mmは中心軸線24の上方に配置されるならば、
反動傾向を実質的になくすことができる。この2mmとい
う数値は、一般に実地で用いられる最小の幅のレールに
おける10°の角度a1に相当する。
換言するならば、この第4図が明らかにしているの
は、もしインレット区分25が終端部E1からコンスタント
な曲率半径(M1-E1)で一貫して形成されるとするなら
ば、インレット区分25は中心軸線24に達する前にカット
されて、必然的にアウトレット区分30乃至30c内に移行
することになり、このようにして生じた頂部S1乃至S3は
中心軸線24の上方に位置するという事実である。その場
合、移行区分乃至アウトレット区分における第4図の図
平面で見て頂部S1乃至S3の下方に位置する部分は、頂部
のかなり下に(第4図においてその左)、或はいずれに
せよ頂部と同じ高さの極く短い距離をおいた上(第3図
においてこの頂部の真下)に位置することになる。これ
らの区分はどのような場合にも決して頂部の手前に(第
4図においてその右)来てはならない。従って、第3図
によれば、頂部S1のすぐ近くに短い移行区分29乃至31が
設けられており、この移行区分には、できるだけ小さ
く、チェーンの運行を妨げない、高々約15mmの曲率半径
値が設定されているので、頂部S1は周面内に位置する線
を形成し、この線は大抵、平面平行な側面を有するレー
ル21に対して垂直に延び、移行区分29、31から急激に後
方に遠ざかる。
更に、この第4図から明からなように、例えば頂部S
1、S3は、レール側面を平面図として見て、中心軸線24
(線分M1-S2)と曲率半径(M1-E1)のM1を中心とした円
弧とE1から中心軸線24に下ろした垂線35とによって限定
される仮想面セクター内に位置しており、この場合、M1
は垂線35と中心軸線24との交点に等しい。この頂部は当
然線分(M1〜S2)の上方にあらねばならず、従って、線
分上に位置することはあり得ず、垂線35上に位置するこ
ともない。これに対して、他の全ての箇所は、例えば頂
部S1、S3及び頂部S4に応じて破線で暗示された別の使用
可能なレール形状は、従来許容範囲にあると思われる。
この場合、個々の例で選ばれた頂部は、その都度のレー
ル幅に関連して、有利には邪魔にならず、摩擦の少な
い、できるだけ無衝撃のチェーン運行を保証する箇所に
設定される。特に合目的的には、インレット区分25が第
3図に示された如く一種のスパイラルとして形成される
が、このスパイラルは接線方向で先行区分22の終端部E1
から出て、次第に小さくなる曲率半径を有している。然
し、第4図に示されているように、頂部S3を、そこに生
ずる隅角度が鋭角になりさえしなければ、凸彎した円弧
状のインレット区分25と、例えば直線状のアウトレット
区分30cとの交点として形成することも可能である。
つまり、換言するならば、頂部S1、S3乃至頂部S4は、
本発明における如く、又は第4図に示された如く、M1を
中心とした半径M1-E1の仮想円の第1象限内に位置して
おり、或はその円を形成する線自体上の、但しM1を基準
とした座標系における軸線(垂線35、線分M1-S2)上以
外の点に位置していてもよい。
尚、以上の点において、終端部E、頂部S及び始端部
Aが本来周面内に位置する細い線であることが前提とさ
れているのは言うまでもない。従って、中心軸線に下ろ
した垂線35は、線35の中心点を通って延びる仮想の線で
あるため、半径(M−E)で描かれた円はレールの中心
平面内に想定されたものである。斯くして、頂部が前記
の円セクター内に位置するという記載が意味するのは、
頂部ラインがこの円セクターをほぼ垂直に通ることにほ
かならない。このことは別にしても、周面が実際は2つ
の互いに平行で、ほぼ同一な案内面からなり、これら両
案内面間にチェーンの駆動リンク用の案内溝が配置され
ていることは明らかである。
第5図に示された実施例においては、第3図の場合と
同じように、先行区分44と、中心軸線45と、戻り行程区
分乃至切断区分46と、インレット区分47、頂部S5と、ア
ウトレット区分49とが設けられている。インレット区分
47の半径(M5-E5)は、部位50までは25mmであり、その
あと頂部S5までは曲率が大きくなっている。角度a5は、
垂線51と、頂部S5及び垂線51の足M5を通る線52とのなす
56°の角度に相応して34°である。アウトレット区分に
沿った前記の接線49と中心軸線45とのなす角度b5は58°
である。このようなレールを用いるならば、全く反動な
しに高い切断効率を得ることができる。
第6図に示された実施例においては、第5図の場合と
同様に、その幾何学的形状を理解するのに必要な部分の
みが、特にインレット区分56と頂部S6と、接線を伴った
アウトレット区分58と、終端部E6から中心軸線60に下ろ
した垂線59とが描かれている。この場合、半径(M6-E
6)は約30mm、角度a6は約45°、角度b6は約64°であ
る。インレット区分56は、半径(M6-E6)を有する部位5
7までの極めて短い距離区間に亙ってのみ延び、その後
はスパイラル状に次第に大きくなる曲率で頂部S6に接続
されているので、やはりこの頂部S6は、中心軸線60のか
なり上方に位置することになる。
第7図に示された実施例は、第3図によるものとほぼ
等しく、その相違点は、角度a7が約36°に、また、角度
b7が約63°に設定され、レール幅が60mmではなく、75mm
にされているところにある。
第8図には、従来最も良いとされていた幅約60mmのレ
ールが示されており、この場合の角度a8は約15°に、角
度b8は約49°に、また、インレット区分61の半径(M8-E
8)は約20mmに、それぞれ設定されている。頂部S8にお
いては、インレット区分61とアウトレット区分30とが交
わっており、第3図におけるように移行区分29乃至31に
よって、この範囲を丸面取りすることは行われない。
第3図〜第7図によるレールと第8図によるレールと
の主たる相違点は、インレット区分61がレール幅の2分
の1の値に等しい曲率半径を用いた場合に比して、著し
く彎曲せしめられているところにある。先行区分65の終
端部E8から下ろす垂線64の足M8はレールの中心軸線66上
に位置しているのではなく、この中心軸線66と先行区分
65との中間に配置された中心軸線66に対する平行線67上
に位置している。この場合のインレット区分61は終端部
E8から頂部S8に達するまで、一貫して曲率半径(M8-E
8)で彎曲している。もし、このインレット区分61を平
行線67に達するまで一貫して、即ち90°の円弧に亙って
延在させたとするならば、既に第4図に関連して述べた
ように、反動の傾向が生ぜしめられることになる。そう
ではなく、このインレット区分61を終端部E8から最大約
80°の円弧長で、即ち換言すれば、約10°の角度a8に相
当する距離に亙って延在させれば、頂部S8は平行線67の
かなり上方に位置することになり、もはや反動の生じる
おそれはなくなる。尚、この第8図に示されたレールの
実施例に対する二者択一的な変化態様として、頂部S8の
範囲における尖端の丸面取りを行うことも可能である
が、但し、これによって、場合により他の部位に変位さ
れた頂部S8が、この丸面取り後にも、まだ少なくとも約
2mmは平行線67の上方に配置されていなければならな
い。特にこの実施例の場合には、第4図におけるのと同
じように、頂部S8が、垂線64と、平行線67と、M8を中心
とした半径(M8-E8)の円弧とによって限定される円セ
クター内に位置していなければならない。
ところで、理論的に考えれば、平行線67を中心軸線66
と戻り行程区分乃至切断区分68との間に適宜な形式で配
置することも可能ではあるが、その場合、角度b8として
規定される数値を考慮すれば、当然アウトレット区分63
の寸法が極めて短くなるので、この設計値によるレール
が切り込み作業に適したものであるとは言い難い。
更にこの実施例の場合には、アウトレット区分63にお
ける半径(線70)の中心点69が平行線67の上方に位置し
ているので、アウトレット区分63は、稍傾斜して、つま
り90°の角度からは幾分偏倚して、頂部S8から出ること
になり、反動を回避する点に関しては特に有利であると
思われる。この第8図に示されたレールを用いた場合に
は、特に木材の切り込み作業に際して傑出した切断効率
を期することができる。尚、実地においても反動の傾向
は見られなかった。
本発明は、以上に説明した各実施例にのみ限定される
ものではなく、他の種々異なる態様で実施可能である。
例えば、レールの中心軸線から頂点までの距離を、少な
くともレール幅の6分の1、有利には少なくともレール
幅の5分の1の値に設定しておくと効果的であることが
実証されている(第6図〜第8図)。この場合の頂部
は、インレット区分の曲率半径もしくはレール幅が大き
ければ大きいほど、それだけ高く位置せしめられること
になる。この措置によれば、所定の角度範囲内における
切り込みプロセスに適した有効なアウトレット区分長さ
が所定のレール幅で得られる。更に、高い切断効率を得
ようとするならば、アウトレット区分における少なくと
も部分的な半径が80mmを越える値に設定され、この部分
における中心点に沿った接線は中心軸線と40°〜70°の
角度で交差せしめられる。尚、この場合には、所属の円
弧における中心点を先行区分と頂部を通る中心軸線に対
する平行線との間に、或は完全にレール輪郭の外部に配
置することが屡々有効であるとされている。
更に、前述した各実施例において規定されている数値
に関しても、大幅な修正が可能であり、本発明の枠を逸
脱することなく、その都度の要請に応じた適宜な数値調
整を行うことができる。一般に、インレット区分におけ
る小さな曲率半径は反動傾向を除くのに適し、従って、
これを極めて小さな角度値a1〜a8と組み合せて応用でき
ることが明らかにされている。他方、これに対してイン
レット区分の曲率半径が比較的大きい場合には、角度値
a1〜a8をそれに応じて大きくするか、或はインレット区
分の長さ寸法を適正な短い値に設定するのが効果的であ
ると思われる。更に、実地において観察されたように、
曲率半径の値を、例えば約40mm以上の比較的大きな値に
設定した場合、切り込みに際する良好な切断効率を得る
ことをも同時に期待するならば、反動傾向に完全に回避
することはかなり困難である。従って、図示されたのと
は異なる形状を有していても良いとされるインレット区
分ではあっても、その、どの箇所においても40mmを越え
る大きな曲率半径を設定することは、当然差し控えられ
て然るべきである。これと同じように、アウトレット区
分の各数値に関しても、実験により、それぞれ個々のケ
ースに応じた最適なものとすることができる。尚、前述
した数値が一般に市場で購入可能な幅寸法のレールのみ
を対象として、正確に規定されたものであることは言う
までもなく、それとは異なった幅のレールを用いる場合
には、当然それに応じた寸法整合を行わねばならない。
更に本発明においては、アウトレット区分を全体的もし
くは部分的に稍凹面を呈するものとして構成し、その端
部には頂部もしくは切断区分に続く短い凸面の移行区分
を設けることも可能とされている。
先行区分および切断区分は、直線的に形成すること
も、或は稍凹彎させておくことも、また逆に第2図に示
されたように稍凹彎させておくことも可能である。特に
ドイツ連邦共和国実用新案登録第8803810号明細書の場
合のように、先行区分における終端部E1〜E8の手前に
は、中心軸線に対し10°〜40°の角度をなし、少なくと
も150mmの曲率半径を有する傾斜導入部を設けておくこ
とが可能である。然し乍ら、切り込み作業に好適なアウ
トレット区分として所望されるスペースを得ようとする
場合には、仮にこの種の傾斜導入部を設けるとしても、
そのサイズをごく小さなものとするか、或は、既述のイ
ンレット区分およびアウトレット区分に隣接する各レー
ル区分の外部輪郭形状は、通常市販されている良く知ら
れた形状のままにしておき、インレット区分を直接その
他の先行区分に取り付ける方が有利であると思われる。
ところで、インレット区分を正確に接線方向で先行区
分の終端部に接続する必要はなく、むしろ第7図に破線
71で示したように、インレット区分が、ある角度を以て
先行区分の終端部E7内に開口して、この終端部E7で隅角
部を形成するようにしておくことすら可能である。
第3図〜第8図に示された各インレット区分及びアウ
トレット区分をそれぞれ任意な形式で互いに組み合わせ
得ることは言を俟たない。更に本発明によるレールにお
いては、頂部S1〜S8の範囲で行われるチェーンの偏向
を、レール先端に支承された、それ自体は公知の星形偏
向部材を付加的に利用することによって補佐することも
可能である。
本発明による顕著な利点は、少なくとも部分的にかな
り大きな曲率半径を有するインレット区分を用いた場合
ですら、反動を確実に避けることが可能とされ、しかも
効果的な切り込み作業にとって有利な長いアウトレット
区分が形成され得るところにある。この場合、第3図〜
第8図で規定されているサイズに正確に測ったレールが
特に効果的であることは実証済である。
従来の一般的なレールにおけるのと異なって、本発明
によるレールはチェーンが第1図および第3図に示され
た矢印方向でのみ送られるように駆動される。レールが
ケーシング1の受容部内に(第1図)誤って(逆方向
で)組込まれることを回避すべく、接続要素7、8乃至
レール受容部における対応接続部材(第2図)は、正し
い操作によらねばレールの組込みができないように構成
されている。更に第3図〜第8図に示されたように、イ
ンレット区分は、有利には凸面を呈するように彎曲せし
められているが、この彎曲形状を図示のものとは異なっ
た形にすることを妨げるものではない。特に先行区分の
終端部に隣接する範囲では、チェーンの運行に不都合な
影響を及ぼすものでない限り、凹彎形状又は円弧に沿っ
た波形形状を選ぶこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知の形式による通常のチェーンソーを著しく
縮尺して示した概略的な正面図、 第2図は、やはり公知のレールを縮尺して示した平面
図、 第3図〜第8図は本発明によるチェーンソーのための本
発明による非対称的で無反動式のレールの、有利な種々
の特徴をほぼ1:1の比率で描いた図である。 1……ケーシング、2……レール、3……グリップ 4……グリップ、5……ハンドガード 6……チェーン、7……接続要素 8……接続要素、9……先端区分 11……中心軸線、12……先行区分 13……戻り行程区分乃至切断区分 14……インレット区分、15……頂部 16……アウトレット区分、17……臨界範囲 (以上は公知技術) 21……レール、22……先行区分 23……戻り行程区分乃至切断区分 24……中心軸線、25……インレット区分 27……部位、30……アウトレット区分 31……移行区分、32……移行区分、33……線 35……垂線、36……接線、37……点 38……平行線、39……点、40……部位 44……先行区分、45……中心軸線 46……戻り行程区分乃至切断区分 47……インレット区分 49……アウトレット区分、50……部位 51……垂線、56……インレット区分 57……部位、58……アウトレット区分 59……垂線、60……中心軸線 61……インレット区分 63……アウトレット区分、64……垂線 65……先行区分、66……中心軸線 67……平行線 68……戻り行程区分乃至切断区分 69……中心点、70……線、71……破線 A……始端部、E……終端部、M……垂線の足 S……頂部

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チェーンソー用のレールであって、レール
    装着部のための接続要素(7、8)を有する後端部と、
    前端部と、中心軸線(24、45、60、66)とチェーンを案
    内するために用いられる周面とを備えており、この周面
    には、中心軸線の一方の側に位置し、後端部から前端部
    の方向に延び、1つの終端部(E1、E5、E6、E7、E8)を
    有する先行区分(22、44、65)と、中心軸線の他方の側
    に位置し、前端部から後端部の方向に延び、1つの始端
    部(A1、A5、A6、A7、A8)を有する切断区分(23、46、
    68)と、前端部に形成された先端区分とが設けられてお
    り、この先端区分が、中心軸線に対し先行区分と同じ側
    に位置する頂部(S1、S3、S4、S5、S6、S7、S8)と、こ
    の頂部を先行区分の終端部に接続する円弧状のインレッ
    ト区分(25、47、56、61、71)と、頂部を切断区分の始
    端部に接続するアウトレット区分(30、30c、63)とを
    有している形式のものにおいて、頂部が、中心軸線(2
    4、45、60、66)又はこれに対する平行線(67)と、先
    行区分(22、44、65)の終端部(E1、E5、E6、E7、E8)
    から中心軸線(24、45、60)又はこれに対する平行線
    (67)上に下ろした垂線(35、51、59、64)と、前記垂
    線(35、51、59、64)と中心軸線(24、45、60)との間
    の交点又は、前記垂線(35、51、59、64)と中心軸線
    (24、45、60)に対する平行線(67)との間の交点(M
    1、M5、M6、M7、M8)を中心点とし、当該中心点とした
    交点(M1、M5、M6、M7、M8)から先行区分(22、44、6
    5)の終端部(E1、E5、E6、E7、E8)までの距離に等し
    い距離を半径とする円弧、とによって区画される面内で
    あって、かつ前記中心軸線(24、45、60、66)又はこれ
    に対する平行線(67)から離れて、これらに対して前記
    先行区分(22、44、65)が存在しているのと同じ側に位
    置していることを特徴とするチェーンソー用のレール。
  2. 【請求項2】頂部(S1、S3、S4、S5、S6、S7、S8)が少
    なくとも2mmは中心軸線(24、45、60、66)又はこれに
    対する平行線(67)の上方に位置していることを特徴と
    する請求項1記載のチェーンソー用のレール。
  3. 【請求項3】頂部(S1、S3、S4、S5、S6、S7、S8)から
    中心軸線(24、45、60、66)又はこれに対する平行線
    (67)までの距離が少なくともレール幅の6分の1に等
    しい値に設定されていることを特徴とする請求項1記載
    のチェーンソー用のレール。
  4. 【請求項4】中心点とした交点(M1、M5)から頂部(S
    1、S5)に引かれた線(33、52)と垂線(35、51)との
    なす角度が最大で80°の値に設定されていることを特徴
    とする請求項1又は2に記載のチェーンソー用のレー
    ル。
  5. 【請求項5】インレット区分(25、47、56、61)のどの
    部位においても曲率半径が約40mmの値を上回らないよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れか1項に記載のチェーンソー用のレール。
  6. 【請求項6】インレット区分(25、47、56、61)が接線
    方向で先行区分(22、44、65)に移行していることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のチェーン
    ソー用のレール。
  7. 【請求項7】インレット区分(25、47、56、61)の曲率
    半径が先行区分(22、44、65)の終端部(E1、E5、E6、
    E7、E8)から頂部(S1、S3、S4、S5、S6、S7、S8)に至
    るまで漸減するように構成されていることを特徴とする
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のチェーンソー用の
    レール。
  8. 【請求項8】先行区分(22、44、65)が少なくともその
    終端部(E1、E5、E6、E7、E8)に隣接する範囲内で150m
    mの最小曲率半径を呈するように構成されていることを
    特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のチェー
    ンソー用のレール。
  9. 【請求項9】終端部(E1、E5、E6、E7、E8)に隣接する
    先行区分範囲が、中心軸線と10°〜40°の角度をなして
    いることを特徴とする請求項8記載のチェーンソー用の
    レール。
  10. 【請求項10】アウトレット区分(30)が少なくとも部
    分的に約45mmを上回る曲率半径で凸湾しており、頂部
    (S1)又は切断区分(23)の始端部(A1)に接続され
    た、短く、より凸湾した移行区分を有していることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のチェーン
    ソー用のレール。
  11. 【請求項11】アウトレット区分(30、63)が、40°〜
    70°の平均角度値で中心軸線(24、66)と交差するよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1〜10のいず
    れか1項に記載のチェーンソー用のレール。
  12. 【請求項12】アウトレット区分(30)が接線方向で頂
    部(S1)内に開口していることを特徴とする請求項1〜
    11のいずれか1項に記載のチェーンソー用のレール。
  13. 【請求項13】アウトレット区分(63)とインレット区
    分(61)とが頂部(S8)内で1つの隅角部を形成してい
    ることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載
    のチェーンソー用のレール。
  14. 【請求項14】アウトレット区分がレールの外部に中心
    点を有する1つの円弧に沿って延びていることを特徴と
    する請求項1〜13のいずれか1項に記載のチェーンソー
    用のレール。
  15. 【請求項15】アウトレット区分(63)が先行区分(6
    5)と中心軸線に対して平行で頂部(S8)を通る線との
    間に位置する中心点(69)を有する1つの円弧に沿って
    延びていることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1
    項に記載のチェーンソー用のレール。
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