JP2860359B2 - 双方向catvシステムの状態判別方法 - Google Patents

双方向catvシステムの状態判別方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、双方向CATVシステムの状態判別方法に関す
る。
本発明の方法は、双方向CATVシステムに異常が発生し
た場合に、監視者の居る場所に於いて、異常箇所の詳細
な識別(増幅器の異常か、又は、伝送線の異常かの識
別)を可能とするものである。
〔従来の技術〕
双方向CATVシステムの動作状態を、任意の一箇所で集
中的に監視するための装置(又は、方法)として、種々
の装置(又は、方法)が提供されている。
例えば、特開昭62−193394号には、双方向CATVシステ
ムの構成要素である複数の双方向増幅器の動作状態をそ
れぞれ検出し、当該双方向増幅器の識別データとともに
伝送線を介して監視者側(例:ヘッドエンド側)に送信
して表示させることにより、システムの集中監視を実現
する装置の一例が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の装置に於いて、動作状態を示す物理量の1つと
して検出される信号には、検出位置(双方向増幅器)ば
かりでなく、前段の検出位置から当該検出位置に至る間
の状態(伝送線の状態)が反映されている。
例えば、第5図に示すように、上り増幅部a12の検出
信号には、上り増幅部a12の状態と、双方向増幅器A2〜A
1間の伝送線92の状態とが反映されている。
したがって、或る双方向増幅器に関して、異常が表示
された場合に於いても、監視者は、それが、双方向増幅
器の異常であるのか、それとも、前段の検出位置から当
該双方向増幅器に至る経路(伝送線)の異常であるの
か、識別できない。
このため、かかる場合には、双方向増幅器用の修理機
材と伝送線用の修理機材とを用意して現場に行き、作業
員の手作業等により異常箇所を識別した後に、修理を行
っていた。
換言すれば、修理用機材の準備、異常箇所の識別等に
長時間を要するため、速やかな対応ができなかった。
本発明は、かかる問題点の解決を企図するのである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
上記課題を解決すべく、本願発明は、特許請求の範囲
に記載の手段を講じている。
即ち、相互に隣接する2つの双方向増幅器の上り増幅
部及び下り増幅部のAGC制御電圧を用いて、正常である
か否かをそれぞれ判定し、その組合せに応じて、異常発
生箇所が、当該双方向増幅器であるのか、又は、上記2
つの双方向増幅器間の伝送線であるのかを識別し、監視
装置に表示させている。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を、 (1)システムの全体的構成 (2)双方向増幅器側 (3)監視装置側 (4)異常箇所特定方法 (5)他の実施例 の順に説明する。
(1)システムの全体的構成 まず、第1図に即して、本実施例にかかるシステムの
全体的構成を説明する。
本双方向CATVシステムでは、受信点Tからのテレビ信
号等が、ヘッド装置であるヘッドエンド1を介して伝送
線9に送出され、該伝送線9に設置された複数の双方向
増幅器(A1,A2,・・An,・・)によって、該伝送線9に
おける信号(下りテレビ信号,下りパイロット信号Pd
等)の減衰を補償されつつ、テレビ受像器等の端末装置
(不図示)側に届けられる。ヘッドエンド1はアンテナ
で受信したテレビ信号や、必要に応じて入力されるテレ
ビカメラ、VTRなどからの信号を伝送路に送出するため
の設備であり、受信増幅器、変調器、チャネル混合器な
どから構成される。
一方、端末装置側からは、上りパイロット信号Pu,上
りテレビ信号等の信号が伝送線9に送出され、上述の場
合と同様にして、双方向増幅器によって伝送線9での減
衰を補償されつつ、ヘッドエンド1側に届けられる。
なお、上記に於いて、一般的には伝送線9は、同軸ケ
ーブルにより構成されている。また、下りパイロット信
号Pdの周波数は450MHzに、上りパイロット信号Puの周波
数は48MHzに、それぞれ設定されている。
また、伝送線9に設置されている各双方向増幅器(A
1,A2,・・,An,・・)には、それぞれ、状態信号発生手
段(3a1,3a2,・・,3an,・・)が内蔵又は付設されてお
り、上り増幅部のAGC制御電圧及び下り増幅部のAGC制御
電圧をそれぞれ検出して、該検出値に対応する状態信号
Sを発生し、当該双方向増幅器の識別データとともに、
所定のタイミング(各双方向増幅器毎に異なる所定のタ
イミング)で伝送線9で送出している。
伝送線9に送出された状態信号Sは、次に、監視装置
側の信号処理部7に入力する。該信号処理部7は、2値
信号発生手段51と異常箇所特定手段53とから構成され
る。上記状態信号Sは、まず、2値信号発生手段51に入
力して2値化処理を施される。即ち、後述の所定の基準
値と比較され、その結果に応じて、正常又は異常に対応
する2値状態信号に変換される。
該2値状態信号は、次に、異常箇所特定手段53に入力
する。
異常箇所特定手段53では、相互に隣接する2つの双方
向増幅器(例:A1とA2,A2とA3,A3とA4,・・)の2値状態
信号(合計4つの2値状態信号)が、異常箇所特定テー
ブルと比較される。
異常箇所特定テーブルは、後述するように、2値状態
信号の組合せを異常発生箇所に対応づけるテーブルであ
る。これにより、異常か発生した場合には、該異常が、
どの双方向増幅器に発生しているのか、或いは、どの双
方向増幅器間の伝送線に発生しているのかの識別が行わ
れる。
こうして得られた識別結果に基づき、ヘッドエンド近
傍に設置された監視装置7′に於いて、異常発生箇所が
表示される。
なお、上記システムでは、2値信号発生手段51を監視
装置7′側に配置しているが、これは、各双方向増幅器
(A1,A2,・・,An,・・)側に配置してもよい。その場合
には、AGC制御電圧と後述の所定の基準値との比較結果
が、伝送線9に送出される。
(2)双方向増幅器側 次に、第2図及び第3図に即して、双方向増幅器側で
の信号処理等について説明する。
図示のように、各双方向増幅器(A1,A2,・・・,An,・
・・)には、下り増幅部(a11,a21,・・・,an1,・・
・)、及び、上り増幅部(a12,a22,・・・,an2,・・
・)がそれぞれ設置されている。
各下り増幅部は、可変減衰器301d、及び、増幅回路30
2d等より構成される。増幅回路302dの出力に現れる下り
パイロット信Pdは、レベル検出器303dで検出された後、
AGC制御回路304dに入力し、検出結果に対応するAGC制御
電圧が生成され、可変減衰器301dに入力する。こうし
て、増幅回路302dの出力に現れる下りパイロット信号の
レベルが一定値となるように、AGC制御が行われる。
同様に、各上り増幅部は、可変減衰器301u、及び、増
幅回路302u等より構成される。増幅回路302uの出力に現
れる上りパイロット信号Puは、レベル検出器303uで検出
された後、AGC制御回路304uに入力し、検出結果に対応
するAGC制御電圧が生成され、可変減衰器301uに入力す
る。こうして、増幅回路302uの出力に現れる上りパイロ
ット信号のレベルが一定値となるように、AGC制御が行
われる。
本システムでは、かかるAGC制御電圧に下記の処理を
施し、伝送線9に、状態信号Sとして送出している。
即ち、下り増幅部から検出されたAGC制御電圧SD、及
び、上り増幅部から検出されたAGC制御電圧SUは、アド
レス設定部33からのアドレス信号(各双方向増幅器の識
別データとして機能する信号:SA1,SA2,・・)ととも
に、エンコーダ31に入力し、それぞれ対応するコードデ
ータに変換される。
なお、本実施例では各双方向増幅器のアドレスデータ
を、仮に、 双方向増幅器A1・・00H 双方向増幅器A2・・01H 双方向増幅器A3・・02H 双方向増幅器A4・・03H ・・・・・・・・・・・・・ として説明する。ここに、“H"は、16進表記を表す符号
である。
次に、エンコーダ31によってコード化された上記の各
データ(上りAGC制御電圧のデータ,下りAGC制御電圧の
データ,アドレスデータ)は、変調器32にて変調され、
状態信号Sとされる。
該状態信号Sは、当該双方向増幅器のスイッチ(SW1,
ZW2,・・SWn,・・)が閉じている間、伝送線9に送出さ
れる。スイッチの閉じる周期は、各双方向増幅器毎に異
なるように設定されている。これは、状態信号Sの送出
時刻を、各双方向増幅器(A1,A2,・・An,・・)毎に異
ならせるためである。
(3)監視装置側 次に、第4図に即して、監視装置側での信号処理等に
ついて説明する。
ヘッドエンド1の近傍には監視装置7′とともに、信
号処理部7を構成している2値信号発生手段51、及び、
異常箇所特定手段53が、設置されている。
前述の(2)のようにして、各双方向増幅器から、そ
れぞれ異なるタイミングで、伝送線9に送出される状態
信号Sは、まず、分波器4によって取り出されて、2値
信号発生手段51に入力する。2値信号発生手段51は、こ
こでは、復調器510、デコーダ515、書込みコントローラ
511、上り判別手段(比較器)512、及び、下り判別手段
(比較器)513より構成される。
即ち、2値信号発生手段51に入力した上記状態信号S
は、まず、復調器510によってコードデータに復調され
た後、デコーダ515にて、上りAGC制御電圧Su、下りAGC
制御電圧Sd、及び、アドレス信号Saに、デコードされ
る。
次に、上りAGC制御電圧Suは比較器512に、また、下り
AGC制御電圧Sdは比較器513に、それぞれ入力して、後述
の所定の基準値と比較され、基準値より高ければ“L"
(ローレベル)、基準値より低ければ“H"(ハイレベ
ル)の2値状態信号に変換される。なお、上記所定の基
準値はAGCが正常に動作している時のAGC制御電圧の下限
であって、上りAGC制御電圧Suの場合と下りAGC制御電圧
Sdの場合とでは、相互に異なる値に設定されている。ま
た、ここでは、“L"は正常状態(○)に対応し、“H"は
異常状態(×)に対応するものとする。
一方、双方向増幅器の識別データであるアドレス信号
Saは、書込みコントローラ511に入力する。書込みコン
トローラ511は、メモリ530へのデータの書込みアドレス
を制御するICであり、上記2値状態信号は、書込みコン
トローラ511からの出力により指定されるアドレスに、
書き込まれる。
次に、メモリ530からのデータの読み出しについて説
明する。
上述のように書き込まれた2値データは、第1読み出
しコントローラ538、及び、第2読み出しコントローラ5
39からのデータにより、隣接する2つの双方向増幅器の
データが対になるようにして、メモリ530から読み出さ
れる。
即ち、図示のように、第1読み出しコントローラ538
からは、アドレス指定部536によって指定されたアドレ
スデータが出力され、第2読み出しコントローラ539か
らは、上記アドレスデータを、減算器537によって“1"
減算した値のアドレスデータが出力される。
例えば、第1読み出しコントローラ538からのアドレ
スデータが“O4H"(双方向増幅器A5のデータの登録され
ているアドレス)である場合には、第2読み出しコント
ローラ539からのアドレスデータは“O3H"(双方向増幅
器A4のデータの登録されているアドレス)となる。これ
により、双方向増幅器A5、及び、双方向増幅器A4のデー
タが読み出される。
即ち、相互に隣接する2つの双方向増幅器の2値デー
タが対になるようにして、メモリ530からの読み出しが
実行される。
尚、アドレス指定部536は、所定時間間隔で自動的に
更新される数値データを発生する構成としても、またキ
ーボード等の入力手段によって指定される数値データを
発生する構成としてもよい。
前者の場合には、所定時間間隔で、双方向増幅器の順
番(A2とA1,A3とA2,A4とA3,・・)に、2値データが読
み出される。また、後者の場合には、キーボードで指定
された双方向増幅器の2値データが読み出される。
こうしてメモリ530から読み出された2値データ(計
4つの2値データ,S1〜S4)は、保持手段531〜534によ
って、異常箇所特定部535への出力として保持される。
異常箇所特定部535では、上記2値データを異常箇所
特定テーブル(後述)と比較することにより、異常発生
箇所を識別する。
該識別データに基づき、監視装置7′のディスプレイ
72上に、異常箇所が表示される。
(4)異常箇所特定方法 次に、第5図〜第7図、及び表を参照して、異常箇所
特定方法を説明する。
なお、以下の説明に於いて、当段M双方向増幅器と
は、第1読み出しコントローラ538からのアドレスデー
タに対応する双方向増幅器をいい、当段N双方向増幅器
とは、第2読み出しコントローラ539からのアドレスデ
ータに対応する双方向増幅器をいうものとする。例え
ば、第5図等に於いて、双方向増幅器A2を当段M双方向
増幅器とした場合には、双方向増幅器A1が、当段N方向
増幅器となる。
また、異常箇所特定部535は、本実施例では、第6図
に示すように、制御用のCPU535aと、該CPU535aの制御プ
ログラムの格納されているROM535bと、異常箇所特定テ
ーブルの格納されているテーブルROM535cと、作業用のR
AM535dとより実現されるものとする。
図示のように、制御用CPU535aには、2値データS1〜S
4が入力する。
2値データS1は当段Nの上り増幅部のAGC制御電圧の
異常の有無を示し、2値データS2は下り増幅部のAGC制
御電圧の異常の有無を示す。また、2値データS3は当段
Mの上り増幅部のAGC制御電圧の異常の有無を示し、2
値データS4は下り増幅部のAGC制御電圧の異常の有無を
示す。
ここで、2値データS1には、前述の説明のように、当
段N上り増幅部a12の状態と、双方向増幅器A2〜A1の間
の伝送線92の状態とが反映されている。換言すれば、2
値データS1の異常(“H"、即ち、×の場合)とは、当段
N上りの増幅部a12と伝送線902との少なくとも一方の異
常を意味する。
同様に、2値データS2の異常は、当段N下り増幅部a1
1と伝送線91との少なくとも一方の異常に対応する。ま
た、2値データS3の異常は、当段M上り増幅部a22と伝
送線93との少なくとも一方の異常に対応し、2値データ
S4の異常は、当段M下り増幅部a21と伝送線92との少な
くとも一方の異常に対応する。
したがって、例えば、2値データS1、及び、S4に異常
が発生し、且つ、2値データS2、及び、S3が正常である
場合は、伝送線92の異常であるとして、異常発生箇所が
特定される。
これらの関係をまとめたものが下記の『異常箇所特定
テーブル』であり、第6図のテーブルROM535cのデータ
として格納されている。
本実施例では、2値データS1〜S4を上記テーブルと参
照することにより、異常箇所の特定が行われる。なお、
テーブル中の『次段確認』とは、アドレス指定部536に
よって当段M双方向増幅器の後段の増幅器のアドレスデ
ータを指定する操作を促すことであり、『前段確認』と
は、当段N双方向増幅器のアドレスデータを指定する操
作を促すことである。
以下、CPU535aでの処理に即して説明する。
第7図図示のように、CPU535aは、例えば、電源の投
入によって処理を開始し、まず、RAM535dの初期化等の
初期設定を実行する(S101)。
次に、データの入力処理を実行する(S103)。入力デ
ータとは、例えば、2値データS1〜S4で、このステップ
では4つのデータS1〜S4が揃うのを待つ。4つのデータ
は前述のようにアドレス指定部536によって指定された
アドレスデータに対応して、メモリ530から出力され、C
PU535aに入力されるものである。
また、ステップS105では、2値データS1〜S4の組合せ
を、前記異常箇所特定テーブルと比較することにより、
異常発生箇所が何処であるかを判定する。
その結果、正常である場合には、ステップS111に進
み、表示コントローラ71に出力すべき信号として、『正
常信号』をセットする。
また、当段M下り増幅部の異常と判定された場合に
は、『当段M下り増幅部に異常がある旨の信号』を、表
示コントローラ71に出力すべき信号としてセットする。
ステップS115〜S121も、上記ステップS111、又は、ス
テップS113と同様の処理である。
その後、ステップS103に戻り、再び4つのデータが揃
うまで待つ。
このようにして、アドレス指定部536で指定された当
段M双方向増幅器と、それに隣接する当段N双方向増幅
器に関する異常発生箇所の特定が行われ、その結果セッ
トされる出力データにしたがって、表示コントローラ71
により、ディスプレイ72上に、表示が行われる。
なお、第7図に示す処理は、異常箇所特定処理を示す
ものであり、他の処理については、記載を省略する。
他の処理とは、例えば、前記アドレス指定部536での
数値データの生成を、所定時間間隔で自動的に行う場合
に於いては、該数値データ生成のタイミングを制御する
処理である。
また、前記アドレス指定部536の数値データは前記異
常発生箇所を示すデータとともに表示コントローラ71へ
送り、ディスプレイ72上に表示してもよい。
なお、ディスプレイ72上での表示方式としては、異常
箇所のみを表示させる方式、全双方向増幅器についての
それぞれの正常と異常の別(異常の場合は異常発生箇
所)を表示させる方式等の、種々の方式があるが、これ
らは公知であり、ここでは省略する。
(5)他の実施例 次に、他の実施例について簡単に述べる。
前述の実施例は、各双方向増幅器から、それぞれ異な
るタイミングで、当該双方向増幅器の識別データととも
に自動的に送信される状態信号Sを取り入れ、その異常
の有無を示す2値データに変換してメモリに記憶させる
とともに、該メモリから、隣接する2つの双方向増幅器
の2値データを対にして読み出して、異常箇所特定テー
ブルと比較することにより、異常箇所を識別し、これ
を、表示させるものである。
しかし、上記実施例に代えて、以下の構成を採用して
もよい。
a)異常箇所特定テーブルでの判別に代えて、論理回路
での判別を行ってもよい。
b)監視装置側からのポーリングによって、各双方向増
幅器からの状態信号Sの送出を行ってもよい。
また、監視装置側のキーボードから、状態信号Sを送
出させるべき双方向増幅器を指定することとしてもよ
い。
c)双方向増幅器毎に、状態信号Sの変調周波数を異な
らせることとしてもよい。
d)異常の有無を示す2値データの生成を、双方向増幅
器側で行ってもよい。
〔発明の効果〕
本発明によると、異常発生箇所が、どの増幅器である
か、または、どの増幅器間の伝送線であるのかを監視者
は識別することができる。
したがって、監視者は修理機材の準備の手間、異常発
生箇所識別の手間が省け、異常発生時の対応を速やかに
行うことのできる効果がある。
このため、修理コストが低減されるとともに、ユーザ
対応も良好となる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を説明するものであり、第1図はシ
ステムの全体構成を示すブロック図、第2図は双方向増
幅器の構成を示すブロック図、第3図はAGC制御電圧を
検出する方法を示す説明図、第4図は監視装置側の回路
構成を示すブロック図、第5図は状態信号がどの部分の
状態を示すかの説明図、第6図は異常箇所特定部の構成
を示すブロック図、第7図は第6図のCPU535aでの処理
を示すフローチャートである。 A1,A2,・・,An,……双方向増幅器、9,91,92,92,……伝
送線、51……2値信号発生手段、53……異常箇所特定手
段。
フロントページの続き (72)発明者 山田 尚久 愛知県愛知郡日進町大字浅田字上納80番 地 マスプロ電工株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 17/00 - 17/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の入力信号を伝送線に向けて送出する
    ためのヘッド装置と、ヘッド装置と端末装置とを双方向
    に接続する伝送線と、伝送される信号の減衰を補償する
    ために伝送線に介設された複数の双方向増幅器とを備え
    た双方向CATVシステムにおいて、各双方向増幅器内の上
    り増幅部のAGC制御電圧及び下り増幅部のAGC制御電圧を
    それぞれ検出して所定の基準値と比較して、正常又は異
    常の2値信号を発生させ、隣接する2つの双方向増幅器
    の2値信号の組合せに基づき、異常発生箇所を、いずれ
    かの双方向増幅器又は上記2つの双方向増幅器間の伝送
    線として特定表示させることを特徴とする双方向CATVシ
    ステムの状態判別方法。
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