JP2969860B2 - 故障診断装置 - Google Patents
故障診断装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば、ホームオートメーション(以下、
HAと略称する)に適用して好適な故障診断装置に関す
る。
HAと略称する)に適用して好適な故障診断装置に関す
る。
本発明は、例えば、HAに適用して好適な故障診断装置
に関し、コントロールバスに接続された複数の電子機器
と故障診断部とを有し、故障診断部はコントロールバス
を介して複数の電子機器からの情報を読み取り、上記複
数の電子機器の動作状態を識別することにより、コント
ロールバスを用いて複数の電子機器の故障診断が迅速、
且つ正確にできるようにしたものである。
に関し、コントロールバスに接続された複数の電子機器
と故障診断部とを有し、故障診断部はコントロールバス
を介して複数の電子機器からの情報を読み取り、上記複
数の電子機器の動作状態を識別することにより、コント
ロールバスを用いて複数の電子機器の故障診断が迅速、
且つ正確にできるようにしたものである。
近時、HAの普及に伴い家庭で使用される多機能の電子
機器、例えば、AVシステムにおける夫々の機器とAVセレ
クタ(システムコントローラ)がバスラインに連接され
て、夫々の機器を所望の機能を選択して動作させる制
御、所謂、コントールバス化が図られている。
機器、例えば、AVシステムにおける夫々の機器とAVセレ
クタ(システムコントローラ)がバスラインに連接され
て、夫々の機器を所望の機能を選択して動作させる制
御、所謂、コントールバス化が図られている。
このようなコントロールバス化により、多機能、且つ
その操作が複雑化した機器間における所望の機能選択が
容易になる。
その操作が複雑化した機器間における所望の機能選択が
容易になる。
しかしながら、上記のAVシステムでは、所望の機能選
択が容易になる反面、機器の故障が発生した場合、故障
した機器の迅速な確認が困難となる。すなわち、操作者
は主にAVセレクタ等の操作により所望の機能を選択し
て、直接的に機器の動作操作を行わない場合があり、さ
らに多種の機器が複雑に接続されているため、その動作
状態を容易に確認できないためである。
択が容易になる反面、機器の故障が発生した場合、故障
した機器の迅速な確認が困難となる。すなわち、操作者
は主にAVセレクタ等の操作により所望の機能を選択し
て、直接的に機器の動作操作を行わない場合があり、さ
らに多種の機器が複雑に接続されているため、その動作
状態を容易に確認できないためである。
このようなAVシステムで故障が発生した場合、夫々の
機器の修理に必要な多数の交換部品を用意してサービス
マンが現場に出向くことには困難があり、このため現場
で故障した機器を確認した後、その機器を持ち帰る等の
手間を要する作業が必要となる。このため益々多機能化
される機器をコントールバス化した場合、時として利便
性が損なわれるものとなり、したがって、故障の場合の
早期発見が課題とされる。
機器の修理に必要な多数の交換部品を用意してサービス
マンが現場に出向くことには困難があり、このため現場
で故障した機器を確認した後、その機器を持ち帰る等の
手間を要する作業が必要となる。このため益々多機能化
される機器をコントールバス化した場合、時として利便
性が損なわれるものとなり、したがって、故障の場合の
早期発見が課題とされる。
本発明は上記の課題に鑑みてなされ、その目的はコン
トロールバスを用いて複数の電子機器の制御が行われる
際に、その故障診断が集中的に迅速、且つ正確にできる
優れた故障診断装置を提供することにある。
トロールバスを用いて複数の電子機器の制御が行われる
際に、その故障診断が集中的に迅速、且つ正確にできる
優れた故障診断装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、下記の手段を
備えた故障診断装置を提供する。即ち、 ホームバスラインに接続された複数のAV電子機器を制
御する制御手段と、 該制御手段と電話回線により接続された遠隔サービス
ステーションに設置された故障診断手段とを有し、 上記故障診断手段は、 上記ホームバスライン及び制御手段を介して上記複数
のAV電子機器の情報を読み取り、その読取結果に基い
て、上記複数のAV電子機器からなるシステム全体を解析
してその結果を表示する全体故障解析表示処理手段と、 該全体故障解析表示処理によって特定された故障機器
について故障解析処理をして、特定の機器の故障診断内
容を表示する詳細故障解析表示処理手段と、 を備えた故障診断装置を提供する。
備えた故障診断装置を提供する。即ち、 ホームバスラインに接続された複数のAV電子機器を制
御する制御手段と、 該制御手段と電話回線により接続された遠隔サービス
ステーションに設置された故障診断手段とを有し、 上記故障診断手段は、 上記ホームバスライン及び制御手段を介して上記複数
のAV電子機器の情報を読み取り、その読取結果に基い
て、上記複数のAV電子機器からなるシステム全体を解析
してその結果を表示する全体故障解析表示処理手段と、 該全体故障解析表示処理によって特定された故障機器
について故障解析処理をして、特定の機器の故障診断内
容を表示する詳細故障解析表示処理手段と、 を備えた故障診断装置を提供する。
本発明の故障診断装置によれば、故障診断部(20)で
はコントロールバス(10)を介して複数の電子機器(13
a)乃至(13i),(14),(15)からの入出力割り込み
の情報、例えば、演算処理装置(22)に入出力装置で生
じた状態変化を読み取るようにし、さらに、この状態変
化を、例えば、公衆電話回線を介して離間した場所に設
置されたコンピュータで集中的に監視している。これに
より、複数の電子機器の故障発見が集中的に迅速、且つ
正確にできる。
はコントロールバス(10)を介して複数の電子機器(13
a)乃至(13i),(14),(15)からの入出力割り込み
の情報、例えば、演算処理装置(22)に入出力装置で生
じた状態変化を読み取るようにし、さらに、この状態変
化を、例えば、公衆電話回線を介して離間した場所に設
置されたコンピュータで集中的に監視している。これに
より、複数の電子機器の故障発見が集中的に迅速、且つ
正確にできる。
以下、本発明の故障診断装置の実施例を図を参照して
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図に示す構成は、各家庭A乃至N内の夫々のホー
ムバスライン(コントロールバスライン)に複数の電子
機器からなるAVシステム等が接続された、所謂、ホーム
バスライン化されたAVシステムである。このAVシステム
は例えば、ISDN(サービス総合デジタル網)の回線Lと
交換局a乃至nを介して、サービスステーションSと接
続されている。そして、このサービスステーションS
で、各家庭A乃至Nの動作状態、殊に、故障状況を個別
に把握する。
ムバスライン(コントロールバスライン)に複数の電子
機器からなるAVシステム等が接続された、所謂、ホーム
バスライン化されたAVシステムである。このAVシステム
は例えば、ISDN(サービス総合デジタル網)の回線Lと
交換局a乃至nを介して、サービスステーションSと接
続されている。そして、このサービスステーションS
で、各家庭A乃至Nの動作状態、殊に、故障状況を個別
に把握する。
ここで家庭Aの構成例を詳細に説明する。(10)は一
つの家庭A内に設けられたホームバスライン(コントロ
ールバスライン)であり、このホームバスライン(10)
には、AVシステム(12)が接続されている。このAVシス
テム(12)は夫々ホームバスライン(10)を介して情報
信号を送受信するための夫々にI/Oポートを備えたAM・F
Mチューナ(13a)、TV受像機(13b)、デジタルテープ
レコーダ(DAT)(13c)、コンパクトディスクプレーヤ
(CDP)(13d)、TVモニタ(13e)、TVチューナ(13
f)、第1のVTR(13g)、第2のVTR(13h)およびビデ
オディスクプレーヤ(VDP)(13i)が接続されている。
さらに、上記の各機器から所望の機器を選択するための
AVセレクタ(14)と、オーディオアンプ(アンプリーフ
ァイヤ)(15)が設けられている。
つの家庭A内に設けられたホームバスライン(コントロ
ールバスライン)であり、このホームバスライン(10)
には、AVシステム(12)が接続されている。このAVシス
テム(12)は夫々ホームバスライン(10)を介して情報
信号を送受信するための夫々にI/Oポートを備えたAM・F
Mチューナ(13a)、TV受像機(13b)、デジタルテープ
レコーダ(DAT)(13c)、コンパクトディスクプレーヤ
(CDP)(13d)、TVモニタ(13e)、TVチューナ(13
f)、第1のVTR(13g)、第2のVTR(13h)およびビデ
オディスクプレーヤ(VDP)(13i)が接続されている。
さらに、上記の各機器から所望の機器を選択するための
AVセレクタ(14)と、オーディオアンプ(アンプリーフ
ァイヤ)(15)が設けられている。
さらに、ホームバスライン(10)に接続され、ここで
の制御を行うマイクロプロセッサ(MPU)(22)と、伝
送レート等の変換を行う第1のモデム(23)とを有して
いる。このMPU(22)は、ここでの制御動作のプログラ
ムが記憶されたROM、ワーキング用のRAM、CPU、I/O等か
らなる。
の制御を行うマイクロプロセッサ(MPU)(22)と、伝
送レート等の変換を行う第1のモデム(23)とを有して
いる。このMPU(22)は、ここでの制御動作のプログラ
ムが記憶されたROM、ワーキング用のRAM、CPU、I/O等か
らなる。
さらに、家庭A乃至Nにおける夫々のAVシステム(家
庭AにおけるAVシステム(12))の個々の装置の動作状
況、殊に、故障発見を行うための故障診断部(20)が設
けられている。この故障診断部(20)は、例えば、第1
のモデム(23)と接続されるISDNの回線Lと交換局aを
介して、サービスステーションS内に配置された第2の
モデム(28)と、この第2のモデム(28)に接続されて
動作状況の解析、すなわち、故障診断を行い家庭A乃至
Nに設置されたAVシステムの故障等の情報の収集を指示
するための制御プログラム(ソフトウェア)を備えたコ
ンピュータ(30)とからなる。
庭AにおけるAVシステム(12))の個々の装置の動作状
況、殊に、故障発見を行うための故障診断部(20)が設
けられている。この故障診断部(20)は、例えば、第1
のモデム(23)と接続されるISDNの回線Lと交換局aを
介して、サービスステーションS内に配置された第2の
モデム(28)と、この第2のモデム(28)に接続されて
動作状況の解析、すなわち、故障診断を行い家庭A乃至
Nに設置されたAVシステムの故障等の情報の収集を指示
するための制御プログラム(ソフトウェア)を備えたコ
ンピュータ(30)とからなる。
第2図および第3図を参照して以下、動作を説明す
る。
る。
先ず、故障診断の全体動作を第2図のフローチャート
にもとづいて説明する。
にもとづいて説明する。
家庭Aから異常の発生にもとづく修理の依頼により、
サービスステーションSと家庭Aとを有線電話等でつな
いだ上で以降に説明するAVシステム(12)の動作を行わ
させる。
サービスステーションSと家庭Aとを有線電話等でつな
いだ上で以降に説明するAVシステム(12)の動作を行わ
させる。
サービスステーションSはコンピュータ(30)に指示
して、AVシステム(12の個々の機器の動作に対応したテ
ストコマンドを送信する(S102)。
して、AVシステム(12の個々の機器の動作に対応したテ
ストコマンドを送信する(S102)。
このテストコマンド(信号)は第2のモデム(28)、
回線L、交換局aおよび第1のモデム(23)を介して家
庭Aで取り込まれる(S103)。ここで取り込まれがホー
ムバスライン(10)に出力され、この結果各機器の状態
が変化し、その機器のI/Oポートから得られる情報(信
号)をホームバスライン(10)からMPU(22)で取り込
む(S104)。
回線L、交換局aおよび第1のモデム(23)を介して家
庭Aで取り込まれる(S103)。ここで取り込まれがホー
ムバスライン(10)に出力され、この結果各機器の状態
が変化し、その機器のI/Oポートから得られる情報(信
号)をホームバスライン(10)からMPU(22)で取り込
む(S104)。
次に、MPU(22)では取り込んだ情報を所定のホーマ
ットに変換し、第1のモデム(23)に送出する(S10
5)。そして、第1のモデム(23)にホームバスライン
(10)を介した情報が供給される(S106)。この後、回
線L、交換局aを介してサービスステーションSで受信
される(S107)。
ットに変換し、第1のモデム(23)に送出する(S10
5)。そして、第1のモデム(23)にホームバスライン
(10)を介した情報が供給される(S106)。この後、回
線L、交換局aを介してサービスステーションSで受信
される(S107)。
そして、第2のモデム(28)を介した情報がコンピュ
ータ(30)で取り込まれてストレージ(記憶)される
(S108)。続いて、S102乃至S108までの動作、すなわ
ち、個々の機器の全ての動作を順次繰り返して、個々の
機器の動作状態の情報をコンピュータ(30)でストレー
ジする(S109)。さらにコンピュータ(30)において、
記憶された情報を読み出す(S110)。この読み出された
情報を、AVシステム(12)の状態変化、例えば、未動作
やホームバスライン(10)の通信状況および連鎖(各機
器の接続状況)状態を解析して故障診断を行う(S11
1)。ここで解析した故障内容をコンピュータ(30)のC
RTに表示して故障診断内容が判明することになる(S11
2)。そして、明確になった故障の機器のみの情報を再
度S102乃至S108と同様にしてコンピュータ(30)に取り
込む。すなわち、状態変化、例えば、未動作やホームバ
スライン(10)の通信状況および連鎖(各機器の接続状
況)状態を解析して異常が生じた特定機器のみの故障診
断を行う(S113)。そして、このコンピュータ(30)の
CRTに解析された特定機器の故障診断内容を表示する(S
114)。
ータ(30)で取り込まれてストレージ(記憶)される
(S108)。続いて、S102乃至S108までの動作、すなわ
ち、個々の機器の全ての動作を順次繰り返して、個々の
機器の動作状態の情報をコンピュータ(30)でストレー
ジする(S109)。さらにコンピュータ(30)において、
記憶された情報を読み出す(S110)。この読み出された
情報を、AVシステム(12)の状態変化、例えば、未動作
やホームバスライン(10)の通信状況および連鎖(各機
器の接続状況)状態を解析して故障診断を行う(S11
1)。ここで解析した故障内容をコンピュータ(30)のC
RTに表示して故障診断内容が判明することになる(S11
2)。そして、明確になった故障の機器のみの情報を再
度S102乃至S108と同様にしてコンピュータ(30)に取り
込む。すなわち、状態変化、例えば、未動作やホームバ
スライン(10)の通信状況および連鎖(各機器の接続状
況)状態を解析して異常が生じた特定機器のみの故障診
断を行う(S113)。そして、このコンピュータ(30)の
CRTに解析された特定機器の故障診断内容を表示する(S
114)。
このようにして、故障が生じた特定の機器および故障
箇所が判明する。TVモニタ(13e)等にその内容を表示
させることもできる。これによってサービスマンは故障
が発生した特定機器およびその状態を容易に知ることが
できるものとなり、この異常が判明した機器の対応する
部品を用意して修理を行うことになる。
箇所が判明する。TVモニタ(13e)等にその内容を表示
させることもできる。これによってサービスマンは故障
が発生した特定機器およびその状態を容易に知ることが
できるものとなり、この異常が判明した機器の対応する
部品を用意して修理を行うことになる。
次に、第3図のフローチャートに基づいて第1のVTR
(13g)の再生動作で音声出力が得られない場合の故障
診断の動作を説明する。
(13g)の再生動作で音声出力が得られない場合の故障
診断の動作を説明する。
先ず、全体の動作の後プログラムがスタートする。S2
00において、第1のVTR(13g)の電源がオン(ON)され
る。続いて、S201では第1のVTR(13g)の電源がオンさ
れたか否かがMPU(22)で判断される。すなわち、MPU
(22)ではホームバスライン(10)を介してチャネルス
テータスを取り込んで第1のVTR(13g)の状態変化、す
なわち、電源がオンされたか否かを判断する。Noの場合
はS202に進む。Yesの場合はS204に進む。ここでNoの場
合のS202では録画予約モードか否か、すなわち、電源オ
ンが即時できるか否かが判断される。Yesの場合はS210
に進む。Noの場合はS203に進み、ここで第1のVTR(13
g)の電源に係る故障であるとし、フラグF(1)を立
てて、S210に進む。
00において、第1のVTR(13g)の電源がオン(ON)され
る。続いて、S201では第1のVTR(13g)の電源がオンさ
れたか否かがMPU(22)で判断される。すなわち、MPU
(22)ではホームバスライン(10)を介してチャネルス
テータスを取り込んで第1のVTR(13g)の状態変化、す
なわち、電源がオンされたか否かを判断する。Noの場合
はS202に進む。Yesの場合はS204に進む。ここでNoの場
合のS202では録画予約モードか否か、すなわち、電源オ
ンが即時できるか否かが判断される。Yesの場合はS210
に進む。Noの場合はS203に進み、ここで第1のVTR(13
g)の電源に係る故障であるとし、フラグF(1)を立
てて、S210に進む。
そして、S204では、第1のVTR(13g)の再生動作の開
始の操作が行われる。さらに続く、S205では、第1のVT
R(13g)の動作の確認が判断される。すなわち、MPU(2
2)でホームバスライン(10)を介してチャネルステー
タスを取り込んで第1のVTR(13g)を状態変化、ここで
は再生動作の開始を判断する。Noの場合はS206に進む。
Yesの場合はS207に進む。
始の操作が行われる。さらに続く、S205では、第1のVT
R(13g)の動作の確認が判断される。すなわち、MPU(2
2)でホームバスライン(10)を介してチャネルステー
タスを取り込んで第1のVTR(13g)を状態変化、ここで
は再生動作の開始を判断する。Noの場合はS206に進む。
Yesの場合はS207に進む。
ここでS206では第1のVTR(13g)のメカデッキコント
ロール不能、すなわち、メカデッキ関連の故障であると
して、フラグF(2)を立てて、S207に進む。このS207
ではTVチューナ(13f)の出力信号をホームバスライン
(10)を介して第1のVTR(13g)に入力する。ここでは
第1のVTR(13g)の入力選択スイッチの切替えが行われ
る。
ロール不能、すなわち、メカデッキ関連の故障であると
して、フラグF(2)を立てて、S207に進む。このS207
ではTVチューナ(13f)の出力信号をホームバスライン
(10)を介して第1のVTR(13g)に入力する。ここでは
第1のVTR(13g)の入力選択スイッチの切替えが行われ
る。
続いて、S208ではTVチューナ(13f)の出力信号がホ
ームバスライン(10)を介して第1のVTR(13g)に入力
されたか否かが判断される。MPU(22)ではホームバス
ライン(10)を介してチャネルステータスを取り込んで
第1のVTR(13g)の状態変化、ここでは入力信号が供給
されたか否かが判断される。Noの場合はS209に進む。Ye
sの場合はS210に進む。ここでのNoの場合のS209では、
第1のVTR(13g)の入力選択スイッチ関連が故障である
として、フラグF(3)を立てて、S210に進む。
ームバスライン(10)を介して第1のVTR(13g)に入力
されたか否かが判断される。MPU(22)ではホームバス
ライン(10)を介してチャネルステータスを取り込んで
第1のVTR(13g)の状態変化、ここでは入力信号が供給
されたか否かが判断される。Noの場合はS209に進む。Ye
sの場合はS210に進む。ここでのNoの場合のS209では、
第1のVTR(13g)の入力選択スイッチ関連が故障である
として、フラグF(3)を立てて、S210に進む。
さらにS210ではAVセレクタ(14)の電源がオンされ
る。続いて、S211ではAVセレクタ(14)の動作の確認が
判断される。すなわち、MPU(22)ではホームバスライ
ン(10)を介して取り込んだチャネルステータスからAV
セレクタ(14)の状態変化、ここでは動作が正常か否か
を判断する。Noの場合はS212に進む。Yesの場合はS213
に進む。
る。続いて、S211ではAVセレクタ(14)の動作の確認が
判断される。すなわち、MPU(22)ではホームバスライ
ン(10)を介して取り込んだチャネルステータスからAV
セレクタ(14)の状態変化、ここでは動作が正常か否か
を判断する。Noの場合はS212に進む。Yesの場合はS213
に進む。
ここでS212では、S211の判断からAVセレクタ(14)の
電源に係る故障であるとし、フラグF(4)を立ててS2
16に進む。
電源に係る故障であるとし、フラグF(4)を立ててS2
16に進む。
そしてS213では第1のVTR(13g)の音声出力をアンプ
に供給する切り換えがMPU(22)の制御により指示され
る。この後、S214ではAVセレクタ(14)の動作の確認が
判断される。すなわち、MPU(22)ではホームバスライ
ン(10)を介してチャネルステータスを取り込んでAVセ
レクタ(14)の状態変化、ここでは切り換えが正常か否
かが判断される。Noの場合はS215に進む。Yesの場合はS
216に進む。Noの場合のS215ではAVセレクタ(14)のス
イッチに係る故障であるとしてフラグF(5)を立て
て、S216に進む。
に供給する切り換えがMPU(22)の制御により指示され
る。この後、S214ではAVセレクタ(14)の動作の確認が
判断される。すなわち、MPU(22)ではホームバスライ
ン(10)を介してチャネルステータスを取り込んでAVセ
レクタ(14)の状態変化、ここでは切り換えが正常か否
かが判断される。Noの場合はS215に進む。Yesの場合はS
216に進む。Noの場合のS215ではAVセレクタ(14)のス
イッチに係る故障であるとしてフラグF(5)を立て
て、S216に進む。
さらにS216ではオーディオアンプ(15)の電源がオン
される。
される。
そして、S217ではオーディオアンプ(15)の動作の確
認が判断される。すなわち、MPU(22)ではホームバス
ライン(10)を介してチャネルステータスを取り込んで
オーディオアンプ(15)の状態変化、ここでは動作開始
を判断する。Noの場合はS218に進む。Yesの場合はS219
に進む。ここでのNoの場合のS218では、オーディオアン
プ(15)の電源に係る故障であるとし、フラグF(6)
を立ててS225に進む。
認が判断される。すなわち、MPU(22)ではホームバス
ライン(10)を介してチャネルステータスを取り込んで
オーディオアンプ(15)の状態変化、ここでは動作開始
を判断する。Noの場合はS218に進む。Yesの場合はS219
に進む。ここでのNoの場合のS218では、オーディオアン
プ(15)の電源に係る故障であるとし、フラグF(6)
を立ててS225に進む。
さらにS219ではオーディオアンプの入力をAVセレクタ
(14)に切り換える指示がMPU(22)の制御により実行
される。
(14)に切り換える指示がMPU(22)の制御により実行
される。
続いてS220ではオーディオアンプの動作の確認が判断
される。すなわち、MPU(22)ではホームバスライン(1
0)を介してチャネルステータスを取り込んでオーディ
オアンプ入力セレクタの状態変化、ここではスイッチ切
り換えが正常か否かが判断される。Noの場合はS221に進
む。Yesの場合はS222に進む。続いて、S221では、オー
ディオアンプ入力のスイッチ切り換えに係る故障である
とし、フラグF(7)を立てて、S222に進む。
される。すなわち、MPU(22)ではホームバスライン(1
0)を介してチャネルステータスを取り込んでオーディ
オアンプ入力セレクタの状態変化、ここではスイッチ切
り換えが正常か否かが判断される。Noの場合はS221に進
む。Yesの場合はS222に進む。続いて、S221では、オー
ディオアンプ入力のスイッチ切り換えに係る故障である
とし、フラグF(7)を立てて、S222に進む。
S222ではオーディオアンプ(15)のボリューム(VR)
を上げる。そして、S223ではオーディオアンプ(15)の
動作の確認が判断される。すなわち、MPU(22)ではホ
ームバスライン(10)を介して取り込んだチャネルステ
ータスからオーディオアンプ(15)の状態変化、ここで
はVRが上がったか否かが判断されるNoの場合はS224に進
む。Yesの場合はS225に進む。
を上げる。そして、S223ではオーディオアンプ(15)の
動作の確認が判断される。すなわち、MPU(22)ではホ
ームバスライン(10)を介して取り込んだチャネルステ
ータスからオーディオアンプ(15)の状態変化、ここで
はVRが上がったか否かが判断されるNoの場合はS224に進
む。Yesの場合はS225に進む。
S224では、オーディオアンプ(15)のVRに係る故障で
あるとし、フラグF(8)を立てて、S225に進む。さら
に、S225では、上記のフラグF(1乃至8)の状態の表
示、ここではコンピュータ(30)のモニタで表示が実行
される。S227では家庭AのTVモニタ(13e)に上記のフ
ラグF(1乃至8)の各状態を表示する指示がコンピュ
ータ(30)およびMPU(22)の制御により実行される。
ここで、一過程のプログラムが終了し、続いて、故障と
判断された機器のさらに詳細な故障診断が実行されるべ
くスタート状態となる。
あるとし、フラグF(8)を立てて、S225に進む。さら
に、S225では、上記のフラグF(1乃至8)の状態の表
示、ここではコンピュータ(30)のモニタで表示が実行
される。S227では家庭AのTVモニタ(13e)に上記のフ
ラグF(1乃至8)の各状態を表示する指示がコンピュ
ータ(30)およびMPU(22)の制御により実行される。
ここで、一過程のプログラムが終了し、続いて、故障と
判断された機器のさらに詳細な故障診断が実行されるべ
くスタート状態となる。
このようにして、家庭A乃至Nに設けられるホームバ
スライン(コントロールバス、家庭Aにおける(10))
とAVシステム(家庭Aにおける(12))の個々の機器
(家庭Aにおける(13a)乃至(13i)が回線Lと交換局
a乃至nを介して、サービスステーションSのコンピュ
ータ(30)で集中的な監視が行われる。
スライン(コントロールバス、家庭Aにおける(10))
とAVシステム(家庭Aにおける(12))の個々の機器
(家庭Aにおける(13a)乃至(13i)が回線Lと交換局
a乃至nを介して、サービスステーションSのコンピュ
ータ(30)で集中的な監視が行われる。
ここで他の実施例を説明する。上記実施例ではサービ
スステーションS内のコンピュータ(30)で故障診断を
実行したが、これに限らず家庭A内のホームバスライン
(10)にサービスステーションS内のコンピュータ(3
0)に同様な処理手順(プログラム)を備えたコンピュ
ータ等を接続して、前記同様に解析して故障診断を行っ
ても良い。
スステーションS内のコンピュータ(30)で故障診断を
実行したが、これに限らず家庭A内のホームバスライン
(10)にサービスステーションS内のコンピュータ(3
0)に同様な処理手順(プログラム)を備えたコンピュ
ータ等を接続して、前記同様に解析して故障診断を行っ
ても良い。
また、他の実施例として、テストコマンドの構成等を
変えてコンピュータ(30)での取り込みの処理を数回行
うことにより、より正確な情報を得るようにすることも
できる。
変えてコンピュータ(30)での取り込みの処理を数回行
うことにより、より正確な情報を得るようにすることも
できる。
故障でなく操作上の問題やセットが特殊なモードに入
っているために目的の動作が達せられなかった場合ユー
ザにそれを伝えることができる。このような故障診断は
家庭A内のAVシステム(12)に限ることなく、他の家庭
(〜N)内のAVシステムに同様に適用されて、比較的複
雑な多機能のAVシステムの故障診断が一箇所のサービス
ステーションSのコンピュータ(30)で解析できるもの
となり、その故障診断が集中的に迅速、且つ正確にでき
ることになる。
っているために目的の動作が達せられなかった場合ユー
ザにそれを伝えることができる。このような故障診断は
家庭A内のAVシステム(12)に限ることなく、他の家庭
(〜N)内のAVシステムに同様に適用されて、比較的複
雑な多機能のAVシステムの故障診断が一箇所のサービス
ステーションSのコンピュータ(30)で解析できるもの
となり、その故障診断が集中的に迅速、且つ正確にでき
ることになる。
これによって、故障の際にサービスステーションS
で、故障の機器が特定でき、またその故障状況が把握で
きることから迅速な保守サービスができるようになる。
で、故障の機器が特定でき、またその故障状況が把握で
きることから迅速な保守サービスができるようになる。
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得ることは明らか
である。
の要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得ることは明らか
である。
以上の説明から理解されるように、本発明の故障診断
装置によれば、コントロールバスに複数の電子機器と故
障診断部とが接続され、この故障診断部ではコントロー
ルバスと、例えば、公衆回線を介して複数の電子機器か
らの入出力割り込みの情報を読み取るとともに、その情
報をコンピュータで集中的に監視しているため、複数の
電子機器の動作における故障発見が迅速、且つ正確にで
きる利点がある。
装置によれば、コントロールバスに複数の電子機器と故
障診断部とが接続され、この故障診断部ではコントロー
ルバスと、例えば、公衆回線を介して複数の電子機器か
らの入出力割り込みの情報を読み取るとともに、その情
報をコンピュータで集中的に監視しているため、複数の
電子機器の動作における故障発見が迅速、且つ正確にで
きる利点がある。
第1図は本発明の故障診断装置の実施例を示す構成図、
第2図は実施例の故障診断の全体動作に係るプログラム
に対応したフローチャート、第3図は第2図のフローチ
ャート中における第1のVTRからの音声が出ない場合の
故障診断プログラムに対応したフローチャートである。 (10)はホームバスライン、(12)はAVシステム、(13
a)はAM・FMチューナ、(13b)はTV受像機、(13c)はD
AT、(13d)はCDP、(13e)はTVモニタ、(13f)はTVチ
ューナ、(13g)は第1のVTR、(13h)は第2のVTR、
(13i)はVDP、(14)はAVセレクタ、(15)はオーディ
オアンプ、(20)は故障診断部、(22)はMPU、(23)
は第1のモデム、(28)は第2のモデム、(30)はコン
ピュータ、a乃至nは交換局、Lは回線、Sはサービス
ステーションである。
第2図は実施例の故障診断の全体動作に係るプログラム
に対応したフローチャート、第3図は第2図のフローチ
ャート中における第1のVTRからの音声が出ない場合の
故障診断プログラムに対応したフローチャートである。 (10)はホームバスライン、(12)はAVシステム、(13
a)はAM・FMチューナ、(13b)はTV受像機、(13c)はD
AT、(13d)はCDP、(13e)はTVモニタ、(13f)はTVチ
ューナ、(13g)は第1のVTR、(13h)は第2のVTR、
(13i)はVDP、(14)はAVセレクタ、(15)はオーディ
オアンプ、(20)は故障診断部、(22)はMPU、(23)
は第1のモデム、(28)は第2のモデム、(30)はコン
ピュータ、a乃至nは交換局、Lは回線、Sはサービス
ステーションである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−60389(JP,A) 特開 平1−212999(JP,A) 特開 平1−143552(JP,A) 特開 平1−93291(JP,A) 特開 昭63−74294(JP,A) 特開 昭63−70653(JP,A) 特開 昭62−296647(JP,A) 特開 昭62−2794(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/28 H04Q 9/00 JICSTファイル(JOIS) WPI(DIALOG)
Claims (1)
- 【請求項1】ホームバスラインに接続された複数のAV電
子機器を制御する制御手段と、 該制御手段と電話回線により接続された遠隔サービスス
テーションに設置された故障診断手段とを有し、 上記故障診断手段は、 上記ホームバスライン及び制御手段を介して上記複数の
AV電子機器の情報を読み取り、その読取結果に基いて、
上記複数のAV電子機器からなるシステム全体を解析して
その結果を表示する全体故障解析表示処理手段と、 該全体故障解析表示処理によって特定された故障機器に
ついて故障解析処理をして、特定の機器の故障診断内容
を表示する詳細故障解析表示処理手段と、 を備えた故障診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2212594A JP2969860B2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 故障診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2212594A JP2969860B2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 故障診断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0496445A JPH0496445A (ja) | 1992-03-27 |
JP2969860B2 true JP2969860B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=16625283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2212594A Expired - Fee Related JP2969860B2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 故障診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2969860B2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-10 JP JP2212594A patent/JP2969860B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0496445A (ja) | 1992-03-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |