JP2859685B2 - パネルの開口部枠施工方法 - Google Patents

パネルの開口部枠施工方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は建築、構築物の壁面より突出したサッシ枠、
ドア枠等の開口部枠体の側面を、パネルにより施工する
際のパネルの開口部枠施工方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種パネルの施工方法としては、第3図に示
すような敷目板A、第4図に示すようなパネルB、第5
図に示すような目地カバー取付具E、第6図に示すよう
な目地カバーFを用いて、第7図に示すような壁下地α
に固定具β、および目地カバーFの弾性変形を介して固
定していく施工方法が考え出されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記施工方法により縦張りで施工した
場合には、割り付け、美観性の向上を図るため、ドア
枠、サッシ枠等の開口部枠体側面に沿って目地を通すこ
とが行われることがあるが、目地カバーFの途中が開口
部枠体側面に来るようにした場合には目地カバー取付具
E、目地カバーFを加工する必要があり施工が非常に大
変であった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような欠点を除去するために、パネル端
部と開口部枠体側面の距離を、目地カバーの全幅の略1/
2とし、目地カバー取付具、目地カバーの加工なく施工
できるようにし、開口部枠体側面と敷目板の空間には目
地カバー取付具のバックアップ材となる硬質基材を形成
して施工するパネルの開口部枠施工方法を提供するもの
である。
〔実施例〕
以下に図面を用いて本発明に係るパネルの開口部枠施
工方法(以下、単に施工方法という)の一実施例につい
て詳細に説明する。すなわち、第1図は上記施工方法を
示す一部切り欠き断面図であり、Aは敷目板、Bはパネ
ル、Cは硬質基材、Dはコーキング材、Eは目地カバー
取付具、Fは目地カバー、Gは目地部、αは壁下地、β
は固定具、γは開口部枠体である。さらに詳説すると、
敷目板Aは第3図に示すように、水平面状の固定片1
と、固定片1の略中央を上方に突出した立ち上がり片2
とから断面略逆T字状に形成したものであり、金属製板
材をロール成形により、あるいは押出成形により成形し
たものである。この敷目板Aは、第1図に示すように開
口部枠体γの側面に形成し、パネルB端部からの壁下地
α側への雨水、火炎等の浸入防止、パネルB固定の際の
ガイド、等として機能するものである。また、パネルB
は第4図に示すように横断面がハット状で、かつ、長尺
体とした表面材3と、表面材3の裏面に形成した横断面
ハット状の断熱材9と、断熱材9の長手方向の少なくと
も裏面を被覆した裏面材10とからサンドイッチ構造に形
成したものである。さらに説明すると、表面材3、裏面
材10は金属材、例えばAl、Fe、Cu、ステンレス、アルミ
・亜鉛合金メッキ鋼板、カラー鋼板、クラッド鋼板、制
振鋼板(サンドイッチ鋼板)、フッ素塗膜鋼板などの1
種をロール成形、あるいはプレス加工、押出成形等によ
り成形したものである。すなわち表面材3は長尺状の化
粧面4と、化粧面4の両側縁を下方へ、化粧面4と垂直
に、あるいは内方、外方に傾斜して屈曲した側壁5と、
側壁5の下端を外側方へ屈曲し延長した突出片6と、そ
の先端を下方に傾斜して屈曲したガイド部7と、ガイド
部7の端縁を内方に屈曲した補強片8とから構成したも
のである。また、補強片8は断熱材9の原料を充填する
際、断熱材9がガイド部7、および突出片6の表面側に
漏れないようにすると共に、パネルBの側縁を直線状に
し、パネルB同士を間隙なく接触させるためのものであ
る。さらに、ガイド部7、補強片8はパネルB自体の補
強としても機能するものである。断熱材9は主に断熱
材、副次的に接着材、補強材、防水材、吸音材、緩衝
材、もしくは防火材として機能するものである。その素
材としては、ポリイソシアヌレートフォーム、ポリウレ
タンフォーム、フェノールフォーム、ポリウレアフォー
ム、およびこれらに難燃剤、難燃助剤を添加したものの
1種、あるいはこれらの1種以上を積層したもの、もし
くは鉱物繊維、無機成形体を一層以上介在して積層した
構造からなるものである。なお、断熱材9は表面材3の
背面に原料を吐出してモールド構造で一体化したり、成
形体を接着剤により一体化したりするものである。また
裏面材10は第3図に示すように主に断熱材9の裏面を被
覆し、補強材、防水材、防湿材、防火材の機能を有する
と共に、断熱材9が壁下地αに直接接触するのを防止す
る隔離材として役立つものである。また、裏面材10の形
状としては、幅方向の両端縁近傍を窪ませたへこみ部11
と、へこみ部11の先端を上方にコ字状に屈曲した側壁12
よりなるものである。さら詳説すると、へこみ部11は第
1図に示すように形成された場合、固定片1により壁下
地αと裏面材10間に段差、大きな間隙が形成されるのを
阻止するためのものであり、側壁12は裏面材10の端部の
波打ちを防止するものである。硬質基材Cは第1図に示
すように、開口部枠体γ側面と敷目板Aにより形成され
た空間に形成されると共に、パネルBの突出片6の面と
面一になるように形成するものであり、空間を閉塞する
ための充填材、嵩上げ材、防水材、目地カバー取付具E
の取付ガイド部、等として機能するものであり、その素
材としては、例えば木材、プラスチックの押出成形品
(硬質、軟質)、合成樹脂発泡体、金属材、等よりなる
ものである。コーキング材Dはアクリル系、ウレタン
系、シリコーン系、ホットメルト系等のものであり、少
なくとも防水性を有し、副次的に柔軟性、耐候性、耐薬
品性、保形性(寸法安定性)、防火性、接着性(施工
時)、等を有するものである。目的カバー取付具Eは第
5図に示すように、金属製板材を屈曲成形した短尺状の
ものであり、水平面状の固定部13と係止部17とからなる
ものである。さらに詳説すると、固定部13は水平面状で
あり、取付孔14と、取り付け位置の目印となる安定片13
aとからなるものである。また、係止部17は固定部13の
両端縁を上方に屈曲した立ち上がり片15と、立ち上がり
片15の先端を固定部13の延長線に対して鋭角に形成した
係止片16とから形成したものである。さらに目地カバー
Fは、前記した金属製薄板材よりなり、その形状は第6
図に示すように、水平面状の化粧面部18と、化粧面部18
の両端縁を下方に傾斜して屈曲した側壁化粧面19と、側
壁化粧面19の先端を内方に、前記した係止片16に係止し
得る形状に屈曲した係合片20とからなる係合部21とから
なるものである。さらに詳説すると、化粧面部18は第1
図、第9図に示すように目地部Gに目地カバーFが目地
カバー取付具Eにより固定されることにより、パネルB
を壁下地α上に固定する際に用いた固定具βを被覆し、
固定具βが外部に露出しないようにするためのものであ
る。また、係合片20は目地カバー取付具Eの係止片16に
係止され、目地カバーFを目地カバー取付具Eに嵌着す
ることにより、目地部G上に目地カバーFを確実に、離
脱なく固定するためのものである。
次に本発明に係る施工方法について第1図、第2図
(a)、(b)を用いて簡単に説明する。
いま第7図に示すような構造で外壁を構成し、第1図
に示すように、窓のサッシ枠よりなる開口部枠体γ部分
に目地部Gを通すとすると、第3図に示すような、金属
薄板材よりなり、立ち上がり片2の幅が3mmの敷目板
A、パネルBとしては第4図に示すような全幅が597mm
のものであり、表面材3、裏面材10としては0.5mm厚の
カラー鋼板を使用し、芯材9としてはポリイソシアヌレ
ートフォームからなる原料を表、裏面材3、10間に充填
し、反応、発泡させ次にキュアして一体化したもの、硬
質基材Cはプラスチックの押出品で長さが開口部枠体γ
の高さ(約900mm)と同じもの、コーキング材Dとして
はアクリル系のコーキング材、目地カバー取付具Eとし
ては第5図に示すようなステンレス製(0.6mm厚)のも
の、目地カバーFとしては、第6図に示すようなもの
で、カラー鋼板(表面材3と同一材料)よりなるものを
用いる。そこで、開口部枠体γの側面に第2図(a)に
示すように壁下地αに固定具βにより敷目板Aを縦に固
定する。次に第4図に示すようなパネルAを第2図
(a)に示すように敷目板Aの固定片1上に載置し、突
出片6を固定具βにより壁下地αに固定する。パネルA
の取り付けが全て完了したら、第2図(a)に示すよう
に硬質基材Cを挿入し固定したら、硬質基材Cとパネル
B間の間隙に連続状でコーキング材Dを植設する。その
後、第2図(b)に示すように、パネルBの突出片6上
に目地カバー取付具Eを600mmピッチで複数個、固定具
βにより固定する。目地カバー取付具Eの取り付けが全
て完了したら、目地カバーFを第1図に示すように係合
固定する。次に、開口部枠体γと目地カバーFとの境界
部分の隙間を、目地カバーFの化粧面部18と同色のコー
キング材Dで被覆して目地部Gの施工を完了するもので
ある。勿論、防水性が劣ると考えられる部分は、コーキ
ング材Dにより適宜被覆するものである。
〔発明の効果〕
上述したように本発明に係るパネルの開口部枠施工方
法によれば、目地カバー取付具、および目地カバーを
加工することなく開口部枠体側面に目地を通すことがで
きるため、施工性が良い。気密性、防火性、防水性、
美観性、施工性に富む目地を開口部枠体の側面に沿って
形成できる。目地部に固定具の頭部が露出しない。
目地カバーにより被覆して目地部を形成する施工方法を
開口部枠体側面部分で途切れることなく形成できる。
開口部枠体の側面部分と目地が一直線になるため、美観
性に富む。等の特徴、効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るパネルの開口部枠施工方法の一例
を示す横断面図、第2図(a)、(b)は上記施工方法
の施工順序を示す横断面図、第3図、第4図、第5図、
第6図は上記施工方法に使用する敷目板、パネル、目地
カバー取付具、目地カバーを示す説明図、第7図は目地
構造を示す横断面図である。 A……敷目板、B……パネル、C……硬質基材、D……
コーキング材、E……目地カバー取付具、F……目地カ
バー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サッシ枠、ドア枠等の開口部枠体の側面を
    納める施工方法において、水平面状の固定片と、該固定
    片の略中央を上方に突出した立ち上がり片とから断面略
    逆T字状に形成した長尺状の敷目板と、長尺状の化粧面
    と該化粧面の両側縁に設けた側壁と該側壁の下端を外方
    に屈曲して延長した釘打設兼用の突出片と該突出片の端
    縁を下方に傾斜して内方に屈曲したガイド部とから断面
    をハット状に形成したパネルと、水平面状の固定部と該
    固定部の両端縁を上方に屈曲した立ち上がり片と該立ち
    上がり片の先端を外方に屈曲すると共に固定部の延長線
    に対して鋭角で形成した係止片とからなる係止部を有す
    る短尺状の目地カバー取付具と、水平面状の化粧面部と
    該化粧面部の両端縁を下方に鈍角で屈曲した側壁化粧面
    と該側壁化粧面の先端を内方に鋭角で屈曲した係合片と
    から係合部を形成した長尺状の目地カバーとからなり、
    前記長尺状の敷目板の立ち上がり片と開口部枠体側面間
    の距離を前記目地カバーの全幅の略1/2として固定片を
    開口部枠体側面に沿って壁下地に固定し、次に上記パネ
    ルの端部を敷目板の固定片上に載置すると共に立ち上が
    り片に当接し、その突出片を固定具により壁下地に固定
    し、その後、開口部枠体側面と敷目板によって囲まれた
    空間に、パネルの突出片と面一となる高さの硬質基材を
    形成し、次に、前記目地カバー取付具を複数個、パネル
    の突出片上に固定し、その後、前記長尺状の目地カバー
    の係合片を目地カバー取付具の係止片に弾性変形を介し
    て嵌着することにより目地カバーを固定し、この目地カ
    バーと開口部枠体との隙間をコーキング材により被覆し
    て形成したことを特徴とするパネルの開口部枠施工方
    法。
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