JP2854325B2 - サンドイッチパネル - Google Patents

サンドイッチパネル

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JP2854325B2
JP2854325B2 JP14816589A JP14816589A JP2854325B2 JP 2854325 B2 JP2854325 B2 JP 2854325B2 JP 14816589 A JP14816589 A JP 14816589A JP 14816589 A JP14816589 A JP 14816589A JP 2854325 B2 JP2854325 B2 JP 2854325B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は建築、構築物の外壁、間仕切り、屋根に使用
するサンドイッチパネル(以下、単にパネルという)に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種パネルを用いて形成した目地部は、実公昭
52−3047号公報に記載されているように雄、雌型連結部
を実結合し、かつ連結部表面からボルトを貫通し、下地
にナットを介して固定する構造となっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、固定具の頭部が外観に露出していると
防水性、防食性および外観の意匠性に劣る不利があっ
た。また、この種目地部にはコーキング材等による防水
処理が必要であり、施工に時間を要し耐候性、耐久性に
も問題があった。さらに、耐火性に問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような欠点を除去するために、パネル幅
方向端部の裏面材に断面略U字状に下方に突出した挿入
片を形成し、パネルの幅方向の当接部に 状断面の敷目板を介在させることができるようにしたパ
ネルを提供するものである。
〔実施例〕
以下に図面を用いて本発明に係るパネルの一実施例に
ついて詳細に説明する。すなわち、第1図は上記パネル
Aを示す一部切り欠き断面図である。パネルAは第1図
に示すように横断面がハット状で、かつ、長尺体とした
表面材と、表面材の裏面に形成した断熱材7と、断
熱材7の長手方向の少なくとも裏面を被覆した裏面材
とからサンドイッチ構造を形成したものである。さらに
説明すると、表面材、裏面材は金属材、例えばAl、
Fe、Cu、ステンレス、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、カ
ラー鋼板、クラッド鋼板、制振鋼板(サンドイッチ鋼
板)、フッ素塗膜鋼板などの1種をロール成形、あるい
はプレス加工、押出成形等により成形したものである。
すなわち表面材は長尺状の化粧面2と、化粧面2の両
側縁を内方へ、化粧面2と垂直に、あるいは内側方、も
しくは外側方に傾斜して屈曲した側壁3と、側壁3の下
端を外側方へ屈曲し延長した突出片4と、その先端を上
方、あるいは下方に傾斜して屈曲した目地カバー取付具
用ガイド部5(以下、単にガイド部という)と、ガイド
部5の端縁を垂直下方に屈曲した側面片6とから構成し
たものである。なお、ガイド部5は第2図に示すよう
に、中央に安定片D1を持つ第4図に示すような目地カバ
ー取付具Dを装着する際のガイドとなるものである。ま
た、側面片6は断熱材7の原料を充填する際、断熱材7
がガイド部5、および突出片4の表面側に漏れないよう
にすると共に、パネルAの側縁を直線状にし、パネルA
同士を間隙なく接触させるためのものである。さらに、
ガイド部5、側面片6はパネルA自体の補強としても機
能するものである。また、表面材の長さは4000〜1000
0mm位、幅W1(化粧面2の幅)は400〜900mm程度、全幅W
2は450〜1200mm位、側壁3下端縁から側面片6までの幅
W3は20〜100mm位、化粧面2から突出片4までの高さH1
は10〜100mm位である。断熱材7は主に断熱材、防水
材、吸音材、緩衝材、もしくは防火材として機能するも
のである。その素材としては、ポリイソシアヌレートフ
ォーム、ポリウレタンフォーム、フェノールフォーム、
ポリウレアフォーム、およびこれらの難燃剤、難燃助剤
を添加したものの1種、あるいはこれらの1種以上を積
層したもの、もしくは鉱物繊維、無機成形体を一層以上
介在して積層した構造からなるものである。なお、断熱
材7は表面材の背面に原料を吐出してモールド構造で
一体化したり、成形体を接着剤により一体化したりする
ものである。また裏面材は第1図に示すように主に断
熱材7の裏面を被覆し、補強材、防水材、防湿材、防火
材の機能を有すると共に、断熱材7が躯体αに直接接触
するのを防止する隔離材として役立つものである。ま
た、裏面材の形状としては、幅方向の両端縁近傍を窪
ませた切り欠き9と、切り欠き9の先端を断面略逆U字
状で窪ませた係止溝10と、係止溝10の先端を外方に屈曲
して突出した挿入片11と、挿入片11の先端をさらに突出
した側面片12よりなるものである。さらに詳説すると、
切り欠き9は第3図に示すような敷目板Bの固定片B1
よりパネルA間、躯体αと裏面材間に段差、間隙が形
成されるのを阻止するためのものであり、挿入片11は敷
目板Bの凹条B2内に挿入され、凹条B2内に植設された目
地材Cを施工時に圧縮して密着するものである。また、
裏面材において、全幅をW4、切り欠き9の幅をW5、側
面片12から係止溝10の側面10aまでの幅をW6、係止溝10
の最奥から裏面材の裏面までの高さをh1、敷目板Bに
おいて、固定片B1を幅をW7、凹条B2の幅をW8、係止片B3
の高さをh2とすると、W2≒W4、W5≒W7、W6≒W8/2、h1
h2の関係である。なお、裏面材は、第1図に示すよう
に裏面材と接触しないように形成し、表面材、裏面
が熱橋にならないように形成する方が好ましいもの
である。
次に施工例につき説明する。
いま第2図に示すような外壁を構成するために、C型
鋼よりなる躯体αに第3図に示すような敷目板Bを600m
mピッチで縦に複数本、ビス等により固定する。次に第
1図に示すような600mm幅のパネルA1、A2の切り欠き9
を固定片B1上に載置すると共に、挿入片11を凹条B2を挿
入して目地材Cを圧縮し、突出片4をスクリュービス等
よりなる固定具βにより躯体αに固定する。次に、第4
図に示すような目地カバー取付具Dを固定具βにより複
数個固定する。目地カバー取付具Dの取り付けが全て完
了したら、この目地カバー取付具Dの係止部D2に、第5
図に示すような長尺状の目地カバーEの係合部E1を嵌着
し、パネルA同士の目地部Fを目地カバーEにより被覆
して、施工を完了するものである。
〔その他の実施例〕
以上説明したのは、本発明に係るパネルAの一実施例
にすぎず、第6図(a)〜(l)、第7図(a)〜
(g)、および第8図(a)、(b)に示すように形成
することができる。すなわち、第6図(a)〜(l)に
おいて、(a)〜(e)図は化粧面2を各々変形したパ
ネルA、(f)〜(h)図は側壁3を各々変形したパネ
ルA、(i)〜(k)図は突出片4を各々変形したパネ
ルA、(l)図は係止溝10を大きく形成したパネルAで
ある。また、第7図(a)〜(g)において、(a)図
は表面材と裏面材間の間隙から断熱材7が漏れない
ようにシート状物、合成樹脂板、金属板、無機質板等か
らなる面材13を形成したパネルA、(b)図は断熱材7
の中間、または図示しないが表面、あるいは裏面側にロ
ックウール、アスベスト等の鉱物繊維、ガラス繊維、ア
ラミド繊維等の繊維状物、繊維シート状物14を介在させ
たパネルA、(c)図は断熱材7を有機と無機の2層に
したパネルA、(d)図は表面材と裏面材間の厚さ
形成用の嵩上げ材15(合成樹脂発泡体、無機材等の短尺
材、あるいは長尺材)を形成したパネルA、(e)図は
補強兼隔離材、ストッパ材として機能する補強材16(無
機材等)を表面材と裏面材との中間に配設したパネ
ルA、(f)図はパーライト粒、ガラスビーズのような
骨材17を突出片4の裏面部分の断熱材7に高密度に充填
したパネルA、(g)図は裏面に蟻溝18を形成し、中央
部でも躯体αに固定できるようにしたパネルAである。
さらに、第8図(a)、(b)は、パネルAの長手方向
の一端縁、あるいは図示しないが両端縁に、第8図
(a)のイ−イ線断面図に示すように表面材を下方に
屈曲して形成した端面壁2aを形成したものであり、パネ
ルAの端部間の目地部におけるコーキング材の施工性、
耐久性、耐候性、耐震性を向上するためのものである。
なお、第6図(a)〜(l)〜第8図(a)、(b)を
各々組み合わせてパネルAとすることもできる。
〔発明の効果〕
上述したように本発明に係るパネルによれば、横断
面をハット状としたため広幅のパネルを躯体に確実に、
かつ、化粧面の両側を強固に固定できる。パネルは
雄、雌型構造がないため梱包、施工が極めて容易で、高
能率となる。パネルを用いて壁体を形成した際には釘
頭がパネルの化粧面に現れず美しい外観に形成できる。
パネルを両側で固定する構造のため、化粧面が山状と
なることがない利点がある。施工時に、パネル間への
コーキング材処理が不必要である。防水性、気密性、
耐震性、耐熱性、耐火性、防音性、施工性を向上したパ
ネルとなる。等の特徴、効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るサンドイッチパネルの一例を示す
一部切り欠き説明図、第2図は施工状態を説明する説明
図、第3図は敷目板の一例を示す説明図、第4図は目地
カバー取付具の一実施例を示す説明図、第5図は目地カ
バーの一実施例を示す説明図、第6図(a)〜(l)、
第7図(a)〜(g)、および第8図(a)、(b)は
その他の実施例を示す説明図である。 A……サンドイッチパネル、……表面材、4……突出
片、5……目地カバー取付具用ガイド部、7……断熱
材、……裏面材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺状の化粧面と該化粧面の両側縁に設け
    た側壁と、該側壁の下端を外側方に屈曲して延長した釘
    打設兼用の突出片と、該突出片の端縁を上方、あるいは
    下方に傾斜して内方に屈曲した目地カバー取付具用ガイ
    ド部とから形成した表面材と、該表面材の裏面に充填し
    たプラスチックフォーム製の断熱材と、該断熱材の少な
    くとも裏面を被覆すると共に、幅方向の両端縁を断面略
    逆U字状で窪ませた係止溝と略U字状断面の挿入片を有
    する裏面材とから構成したことを特徴とするサンドイッ
    チパネル。
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