JP2858412B2 - トランス接続型dc−dcコンバータ - Google Patents

トランス接続型dc−dcコンバータ

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JP2858412B2 JP4466195A JP4466195A JP2858412B2 JP 2858412 B2 JP2858412 B2 JP 2858412B2 JP 4466195 A JP4466195 A JP 4466195A JP 4466195 A JP4466195 A JP 4466195A JP 2858412 B2 JP2858412 B2 JP 2858412B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトランス接続型DC−D
Cコンバータ、特にスイッチング損失が少なくかつ高効
率のトランス接続型DC−DCコンバータに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】直流電源と、複数の巻線を有するトラン
スと、直流電源の両端に接続されたトランスの1次巻線
及びスイッチング素子の直列回路とを備え、スイッチン
グ素子をオン・オフ動作させることにより、トランスの
2次巻線から整流平滑回路を介して直流電源の電圧とは
異なる定電圧の直流出力を取り出す構成のトランス接続
型DC−DCコンバータは従来から電子機器等の電源回
路等に広く使用されている。例えば、図4に示す従来の
トランス接続型DC−DCコンバータは、直流電源1
と、1次巻線2a及び2次巻線2bを有するトランス2
と、直流電源1の両端に接続されたトランス2の1次巻
線2a及びスイッチング素子としてのトランジスタ3の
直列回路と、トランス2の2次巻線2bに接続された整
流ダイオード4及び平滑コンデンサ5から成る整流平滑
回路と、平滑コンデンサ5と並列に接続された負荷6
と、トランジスタ3のベース端子に制御パルス信号を付
与してトランジスタ3をオン・オフ動作させる制御回路
7とを備えている。特に図示はしないが、制御回路7内
には、一定周期の三角波電圧を発生する発振回路部と、
基準電圧に対する負荷6の端子電圧の誤差電圧を演算増
幅する誤差増幅回路部と、誤差増幅回路部の誤差出力電
圧及び発振回路部の三角波電圧を比較する比較回路部
と、比較回路部の出力電圧に比例した時間幅の制御パル
ス信号を発生してトランジスタ3のベース端子に付与す
る制御パルス発生回路部とが設けられている。このトラ
ンス接続型DC−DCコンバータでは、制御回路7によ
り出力電圧E0、即ち負荷6の端子電圧に応じて制御パ
ルス信号のパルス幅を変化させ、トランジスタ3のオン
・オフ期間を制御することにより、直流電源1の電圧E
とは異なる定電圧の直流出力を負荷6に供給する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4のトラ
ンス接続型DC−DCコンバータでは、トランジスタ3
のターンオン又はターンオフ時において、図5に示すよ
うにトランジスタ3のコレクタ−エミッタ間電圧波形V
CEとトランジスタ3のコレクタ電流波形ICとの重複部
分Wに基づく大きなスイッチング損失が発生する欠点が
あった。また、トランジスタ2のコレクタ−エミッタ間
電圧波形VCE及びコレクタ電流波形ICの立上りが急峻
であるため、スパイク状のサージ電圧Vsr、サージ電流
sr及びノイズが発生する欠点があった。
【0004】そこで、本発明はスイッチング損失やサー
ジ電圧及び電流等を低減できるトランス接続型DC−D
Cコンバータを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】「請求項1」に係る発明
のトランス接続型DC−DCコンバータは、直流電源
と、複数の巻線を有するトランスと、前記直流電源の両
端に接続された前記トランスの1次巻線及びスイッチン
グ素子の直列回路とを備え、前記スイッチング素子をオ
ン・オフ動作させることにより前記トランスの2次巻線
から整流平滑回路を介して前記直流電源の電圧とは異な
る電圧の直流出力を取り出す。このトランス接続型DC
−DCコンバータは、前記トランスの1次巻線及び前記
スイッチング素子の接続点に接続された第1の共振用コ
ンデンサと、該第1の共振用コンデンサと前記直流電源
の一端との間に接続された第1の還流用整流素子と、前
記第1の共振用コンデンサ及び前記スイッチング素子の
接続点に接続された第2の還流用整流素子と、該第2の
還流用整流素子と前記直流電源の他端との間に接続され
た第2の共振用コンデンサと、前記第1の還流用整流素
子及び前記第1の共振用コンデンサの接続点と前記第2
の共振用コンデンサ及び前記第2の還流用整流素子の接
続点との間に直列に接続された共振用リアクトル及び共
振電流用整流素子とを備え、前記スイッチング素子がオ
フ状態となったときに前記第1の共振用コンデンサが放
電されると共に前記第2の共振用コンデンサが徐々に充
電されて行き、前記スイッチング素子がオン状態となっ
たときに前記第2の共振用コンデンサが放電されると共
に前記第1及び第2の共振用コンデンサと前記共振用リ
アクトルとが共振して前記スイッチング素子に共振電流
が流れる。また、「請求項2」に係る発明のトランス接
続型DC−DCコンバータでは、前記トランスの1次巻
線又は前記スイッチング素子と直列に限流用リアクトル
が接続されている。更に、「請求項3」に係る発明のト
ランス接続型DC−DCコンバータでは、前記限流用リ
アクトルが前記トランスの漏洩インダクタンスにより前
記トランスの1次巻線と一体に形成されている。
【0006】
【作用】スイッチング素子をオンした状態でスイッチン
グ素子をオフ状態に切り替えると、トランスの1次巻線
及びスイッチング素子に流れていた電流がそれぞれ第1
及び第2の共振用コンデンサに流れる電流に切り替わ
り、第1の共振用コンデンサが放電されると共に第2の
共振用コンデンサが徐々に充電されて行く。これによ
り、スイッチング素子の両端の電圧が0Vから緩やかに
上昇するので、スイッチング素子のターンオフ時におけ
るゼロ電圧スイッチング(ZVS)が達成され、スイッ
チング素子のターンオフ時のスイッチング損失を低減す
ることができる。また、スイッチング素子をオフ状態か
らオン状態にすると、第2の共振用コンデンサが放電さ
れると共に第1及び第2の共振用コンデンサと共振用リ
アクトルとが共振してスイッチング素子に共振電流が流
れる。これにより、スイッチング素子の電流が0から正
弦波状に増加するので、スイッチング素子のターンオン
時におけるゼロ電流スイッチング(ZCS)が達成さ
れ、スイッチング素子のターンオン時のスイッチング損
失を低減することができる。以上により、スイッチング
素子のオン・オフ動作時のスイッチング損失を低減する
ことができる。これと共に、スイッチング素子のターン
オフ及びターンオン時に発生するスパイク状のサージ電
圧及び電流は、共振用コンデンサ及び共振用リアクトル
の共振作用により吸収され、スイッチング素子の電圧及
び電流波形の立下り及び立上りが緩やかになるので、ス
イッチング素子のオン・オフ動作時のサージ電圧及び電
流を低減することができる。更に、トランスの1次巻線
又はスイッチング素子と直列に限流用リアクトルを接続
した場合は、スイッチング素子のターンオン時において
トランスの1次巻線からスイッチング素子に流れる電流
が限流用リアクトルの自己誘導作用により0から緩やか
に増加するので、スイッチング素子のターンオン時にお
けるゼロ電流スイッチングをより確実にしてスイッチン
グ素子のターンオン時のスイッチング損失をより低減す
ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明によるトランス接続型DC−D
Cコンバータの実施例を図1及び図2に基づいて説明す
る。但し、図1では図4に示す箇所と実質的に同一の部
分には同一の符号を付し、その説明を省略する。本実施
例のトランス接続型DC−DCコンバータは、図1に示
すように、トランス2の1次巻線2a及びトランジスタ
3の接続点に接続された第1の共振用コンデンサ8と、
第1の共振用コンデンサ8と直流電源1の陽極端子(一
端)との間に接続された第1の還流用整流素子としての
第1の還流用ダイオード9と、第1の共振用コンデンサ
8及びトランジスタ3の接続点に接続された第2の還流
用整流素子としての第2の還流用ダイオード10と、第
2の還流用ダイオード10と直流電源1の陰極端子(他
端)との間に接続された第2の共振用コンデンサ11
と、第1の還流用ダイオード9及び第1の共振用コンデ
ンサ8の接続点と第2の共振用コンデンサ11及び第2
の還流用ダイオード10の接続点との間に直列に接続さ
れた共振用リアクトル12及び共振電流用整流素子とし
ての共振電流用ダイオード13とを図4のトランス接続
型DC−DCコンバータに追加したものである。また、
トランス2の1次巻線2aと直列に限流用リアクトル1
4が接続されている。その他の構成は、図4のトランス
接続型DC−DCコンバータと同一である。
【0008】次に、図1に示すトランス接続型DC−D
Cコンバータの動作について説明する。図2(A)に示す
ようにt0以前においてトランジスタ3がオン状態のと
きは、図2(B)に示すようにトランス2の1次巻線2a
及びトランジスタ3に電流I0が流れている。このと
き、トランス2にエネルギが蓄積され、図2(E)に示す
ように第1の共振用コンデンサ8は図1に示す極性で直
流電源1の電圧Eまで充電されている。一方、トランス
2の2次巻線2bには1次巻線2aの電圧とは逆極性の電
圧が誘起されるので、整流ダイオード4は非導通状態で
電流が流れず、平滑コンデンサ5から負荷6に電流が流
れている。
【0009】図2(A)に示すように、t0において制御
回路7からトランジスタ3のベース端子に付与された制
御パルス信号電圧VBが高レベルから低レベルになり、
トランジスタ3がオン状態からオフ状態になると、トラ
ンス2の1次巻線2aに流れていた電流I0が第1の共振
用コンデンサ8に流れる電流、即ち図2(F)に示すよう
に第1の還流用ダイオード9に流れる電流ID1に切り替
わる。これと共に、図2(B)に示すようにトランジスタ
3に流れていた電流ITRが直ちに第2の還流用ダイオー
ド10を介して第2の共振用コンデンサ11に流れる電
流に切り替わる。このとき、第1の共振用コンデンサ8
が徐々に放電して行き、図2(E)に示すように第1の共
振用コンデンサ8の両端の電圧VC1が直流電源1の電圧
Eから直線的に降下して行く。これに伴って、第2の共
振用コンデンサ11が0Vから徐々に充電されて行き、
図2(D)に示すように第2の共振用コンデンサ11の両
端の電圧VC2が0Vから直線的に上昇する。これによ
り、図2(C)に示すようにトランジスタ3の両端の電圧
TRが0Vから直線的に上昇する。このため、トランジ
スタ3のターンオフ時は電圧波形と電流波形の重なりが
少ないゼロ電圧スイッチングとなる。
【0010】図2(E)に示すように、t1において第1
の共振用コンデンサ8の両端の電圧VC1が0Vになる
と、第1の還流用ダイオード9が非導通状態になり、第
1の還流用ダイオード9の電流ID1が図2(F)に示すよ
うに0となるので、トランス2の1次巻線2aには電流
が流れなくなる。これと同時に、図2(D)に示すように
第2の共振用コンデンサ11の両端の電圧VC2が直流電
源1の電圧Eに達し、トランジスタ3の両端の電圧VTR
が図2(C)に示すように直流電源1の電圧Eに等しくな
る。このとき、トランス2の2次巻線2bに逆起電力が
発生して整流ダイオード4が導通状態となり、トランス
2に蓄積されたエネルギが2次巻線2bから整流ダイオ
ード4を介して負荷6へ放出されると共に平滑コンデン
サ5が充電される。
【0011】図2(A)に示すように、t2において制御
回路7からトランジスタ3のベース端子に付与された制
御パルス信号電圧VBが低レベルから高レベルになり、
トランジスタ3がオフ状態からオン状態になると、図2
(C)に示すようにトランジスタ3の両端の電圧VTRが速
やかに0Vまで降下する。これと同時に、第2の共振用
コンデンサ11が放電を開始し、第1及び第2の共振用
コンデンサ8、11と共振用リアクトル12とが共振し
て第2の共振用コンデンサ11、共振用リアクトル1
2、共振電流用ダイオード13、第1の共振用コンデン
サ8及びトランジスタ3の経路で共振電流が流れる。こ
のため、共振用リアクトル12に流れる電流ILは図2
(G)に示すように正弦波状に変化する。このとき、第1
の共振用コンデンサ8が余弦波状に充電されて行き、図
2(E)に示すように第1の共振用コンデンサ8の両端の
電圧VC1が0Vから余弦波状に上昇して行く。これと共
に、第2の共振用コンデンサ11の両端の電圧VC2が図
2(D)に示すように電圧Eから余弦波状に降下して行
く。また、トランジスタ3のターンオン時においてトラ
ンス2の1次巻線2aからトランジスタ3に流れる電流
は、限流用リアクトル14の自己誘導作用により0から
直線的に増加して行く。これにより、トランジスタ3の
電流ITRが図2(B)に示すように0から直線的に増加し
て行き、t3においてトランス2の1次巻線2aの電流I
0に等しくなるとそれ以降は正弦波状に増加して行く。
したがって、トランジスタ3のターンオン時において電
圧波形と電流波形の重なりが少ないゼロ電流スイッチン
グとなる。
【0012】図2(G)に示すように、t4において共振
用リアクトル12の電流ILが0になると、第1及び第
2の共振用コンデンサ8、11の両端の電圧VC1、VC2
が図2(E)及び(D)に示すようにそれぞれ直流電源1の
電圧E及び0Vとなる。このとき、トランジスタ3の電
流ITRの共振電流分が0となるので、図2(B)に示すよ
うにトランス2の1次巻線2aの電流I0に等しくなり、
4以降は直流電源1からトランス2の1次巻線2a及び
トランジスタ3に電流I0が流れる。これにより、トラ
ンス2にエネルギが蓄積されると共に整流ダイオード4
が非導通状態となり、平滑コンデンサ5が放電して負荷
6に電流が流れる。
【0013】上記のように、本実施例ではトランジスタ
3のターンオフ及びターンオン時においてゼロ電圧及び
ゼロ電流スイッチングが達成されるので、トランジスタ
3のオン・オフ動作時の電力損失、即ちスイッチング損
失を低減することができる。また、トランジスタ3のタ
ーンオフ及びターンオン時に発生するスパイク状のサー
ジ電圧及びサージ電流は、第1及び第2の共振用コンデ
ンサ8、11と共振用リアクトル12との共振作用によ
り吸収され、トランジスタ3の電圧及び電流波形の立上
り及び立下りが緩やかになるので、トランジスタ3のオ
ン・オフ動作時のサージ電圧、サージ電流及びノイズを
低減することができる。なお、トランジスタ3のターン
オン時においてトランス2の1次巻線2aからトランジ
スタ3に流れる電流により発生するスイッチング損失を
無視できる場合には、図3に示すように限流用リアクト
ル14を省略することができる。また、本実施例の限流
用リアクトル14は、トランジスタ2又は直流電源1と
直列に接続しても作用及び効果は同じである。
【0014】本発明の実施態様は前記の実施例に限定さ
れず、種々の変更が可能である。例えば、上記の実施例
における限流用リアクトル14はトランス2の漏洩イン
ダクタンスによりトランス2の1次巻線2aと一体に形
成してもよい。この場合は、部品点数を削減できるの
で、装置の小型化及び軽量化が可能となると共に製造コ
ストを削減することができる。また、上記の実施例では
スイッチング素子として接合型パワートランジスタを使
用した例を示したが、FET(電界効果トランジス
タ)、SCR(逆阻止3端子サイリスタ)等の他のスイ
ッチング素子を使用してもよい。また、トランス2の2
次巻線2bを巻数のそれぞれ異なる複数の巻線に分割
し、各2次巻線に整流平滑回路をそれぞれ接続してマル
チ出力のDC−DCコンバータとすることも可能であ
る。更に、上記の実施例ではトランジスタ3がオン期間
中のとき整流ダイオード4が非導通状態であるフライバ
ック型のDC−DCコンバータへの適用例を示したが、
トランジスタ3がオン期間中のとき整流ダイオード4が
導通状態であるフォワード型のDC−DCコンバータに
も適用が可能である。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、スイッチング素子のゼ
ロ電圧及びゼロ電流スイッチングを容易に達成できるの
で、スイッチング素子の電圧波形と電流波形との重複部
分を少なくしてトランス接続型DC−DCコンバータの
スイッチング素子のオン・オフ動作時の電力損失、即ち
スイッチング損失を低減することができる。また、共振
用リアクトルと共振用コンデンサとの共振作用により、
トランス接続型DC−DCコンバータのスイッチング素
子のスイッチング動作時におけるサージ電圧、サージ電
流及びノイズを低減することができる。更に、トランス
の1次巻線又はスイッチング素子と直列に限流用リアク
トルを接続した場合は、スイッチング素子のターンオン
時におけるトランスの1次巻線からスイッチング素子に
流れる電流によるスイッチング損失を低減して、トラン
ス接続型DC−DCコンバータの電力損失をより低減す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示すトランス接続型DC−
DCコンバータの電気回路図
【図2】 図1の回路の各部の電圧及び電流を示す波形
【図3】 図1の変更実施例を示す電気回路図
【図4】 トランス接続型DC−DCコンバータの従来
例を示す電気回路図
【図5】 図4の回路のスイッチング電圧波形とスイッ
チング電流波形との重複部分を示す波形図
【符号の説明】
1...直流電源、2...トランス、2a...1次
巻線、2b...2次巻線、3...トランジスタ(ス
イッチング素子)、4...整流ダイオード、5...
平滑コンデンサ、6...負荷、7...制御回路、
8,11...第1,第2の共振用コンデンサ、9,1
0...、第1,第2の還流用ダイオード(第1,第2
の還流用整流素子)、12...共振用リアクトル、1
3...共振電流用ダイオード(共振電流用整流素
子)、14...限流用リアクトル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源と、複数の巻線を有するトラン
    スと、前記直流電源の両端に接続された前記トランスの
    1次巻線及びスイッチング素子の直列回路とを備え、前
    記スイッチング素子をオン・オフ動作させることにより
    前記トランスの2次巻線から整流平滑回路を介して前記
    直流電源の電圧とは異なる電圧の直流出力を取り出すト
    ランス接続型DC−DCコンバータにおいて、 前記トランスの1次巻線及び前記スイッチング素子の接
    続点に接続された第1の共振用コンデンサと、該第1の
    共振用コンデンサと前記直流電源の一端との間に接続さ
    れた第1の還流用整流素子と、前記第1の共振用コンデ
    ンサ及び前記スイッチング素子の接続点に接続された第
    2の還流用整流素子と、該第2の還流用整流素子と前記
    直流電源の他端との間に接続された第2の共振用コンデ
    ンサと、前記第1の還流用整流素子及び前記第1の共振
    用コンデンサの接続点と前記第2の共振用コンデンサ及
    び前記第2の還流用整流素子の接続点との間に直列に接
    続された共振用リアクトル及び共振電流用整流素子とを
    備え、 前記スイッチング素子がオフ状態となったときに前記第
    1の共振用コンデンサが放電されると共に前記第2の共
    振用コンデンサが徐々に充電されて行き、前記スイッチ
    ング素子がオン状態となったときに前記第2の共振用コ
    ンデンサが放電されると共に前記第1及び第2の共振用
    コンデンサと前記共振用リアクトルとが共振して前記ス
    イッチング素子に共振電流が流れることを特徴とするト
    ランス接続型DC−DCコンバータ。
  2. 【請求項2】 前記トランスの1次巻線又は前記スイッ
    チング素子と直列に限流用リアクトルが接続された「請
    求項1」に記載のトランス接続型DC−DCコンバー
    タ。
  3. 【請求項3】 前記限流用リアクトルが前記トランスの
    漏洩インダクタンスにより前記トランスの1次巻線と一
    体に形成された「請求項2」に記載のトランス接続型D
    C−DCコンバータ。
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