JP2857998B2 - 遊技機の呼出表示装置 - Google Patents
遊技機の呼出表示装置Info
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Description
いはスロット遊技機といった遊技機の呼出表示装置に関
するものである。
は、パチンコ遊技機或いはスロット遊技機といった各遊
技機の上方の幕板に、呼出表示装置が設置され、これに
附属の呼出スイッチを押すと、呼出表示装置本体が点灯
すると共に、島の代表灯が点灯し、係員を呼び出すこと
ができるようになっている。
はそれ自体に種々の機構的な不正防止手段、例えばピア
ノ線の侵入を防止するいわゆる忍び返しや磁石防止セン
サー等が設けられており、営業時間中はこれらのセンサ
ーにより不正行為の防止を図っている。
パチンコホールでは、夜間や営業休日等の営業時間外に
外部侵入者等がパチンコ遊技機等の改造を操作すること
で為される不正行為が、ホール経営者を悩ませている。
即ち、営業時間内における不正はともかく、夜間や営業
休日等の営業時間外におけるセキュリティに関して、パ
チンコホールに夜間に侵入し、パチンコ遊技機等の電子
基板のROMを入れ替えておくといった不正な改造行為
が発覚し、問題となっている。
ことがなかなか困難であり、発見が遅れるとホール経営
者に致命的打撃を与えることがあるため、営業時間外に
おける機台操作の不正をいち早く発見するセキュリティ
システムの構築が望まれている。
置は各遊技機から係員を呼び出すためのものとして位置
づけられており、セキュリティシステムの構築に何ら役
立っていなかった。
し、各遊技機から係員を呼び出す呼出表示機能の他に、
営業時間外における機台操作の不正をいち早く発見する
報知機能をも具備した遊技機の呼出表示装置を提供する
ことにある。
するために開発されたものであり、請求項1に記載のも
のは、島設備に遊技機毎に設けられる呼出表示装置であ
って、遊技に関する情報の表示を行う表示部と、遊技機
と電気的に接続されて前記表示部を制御する制御装置と
を有する遊技機の呼出表示装置において、営業モードの
時間帯とセキュリティモードの時間帯とのモードの切り
替えを時間に基づいて行うモード切替手段と、セキュリ
ティモードの時間帯内に、外部操作に基づく状態変化を
電気的に検知して、この状態変化を記憶する不揮発性メ
モリ手段と、セキュリティモードから営業モードに切り
替わって、前記不揮発性メモリ手段に記憶された状態変
化を前記表示部に表示させるセキュリティモード処理手
段と、を備えたことを特徴とする遊技機の呼出表示装置
である。
発メモリ手段が状態変化の発生時間を記憶し、セキュリ
ティモード処理手段が、不揮発メモリ手段に記憶された
状態変化発生時間を表示部に表示させるものであること
を特徴とする遊技機の呼出表示装置である。
ィモード処理手段が、不揮発性メモリ手段に記憶された
状態変化発生時間を前記表示部に表示させると共に、不
揮発性メモり手段の記憶に基づいて遊技機に稼働禁止信
号を出力することを特徴とするものである。
モリ手段が、呼出表示装置の電源オフ(電源遮断)を状
態変化としてオフされた時間を記憶することを特徴とす
るものである。
モリ手段が、遊技機の開閉可能な部分に設けた検出器か
らの開放信号を状態変化として記憶することを特徴とす
るものである。
ードの時間帯内に、外部操作に基づく状態変化を電気的
に検知して、この状態変化の発生時間および状態変化の
内容を記憶する不揮発性メモリ手段と、セキュリティモ
ードから営業モードに切り替わって、前記不揮発性メモ
リ手段に記憶された状態変化発生時間を前記表示部に表
示させるとともに、状態変化を識別して前記表示部に状
態変化の種別を表示するセキュリティモード処理手段
と、を備えたことを特徴とする遊技機の呼出表示装置で
ある。
る。設定されたセキュリティモードの時間帯、例えば夜
11時から明朝9時までの時間内に、侵入者により不正
にROMの交換が行われることがある。この場合、侵入
者がROM交換する行為は勿論のこと、交換する場合
に、遊技機の開閉可能な部分であるガラス枠や裏ケース
等を開閉する行為(外部操作)自体も異常である。すな
わち、閉店時における遊技機の状態を第三者の外部操作
によって変更することは、遊技店の立場からすればすべ
て異常事態である。このため、ガラス枠や裏ケース等に
設けた検出器から開信号を受けた場合に異常発生(不正
行為)として、その発生時間(時刻)や異常内容を不揮
発性メモリ手段に記憶する。また、侵入者は、不正作業
の発覚を防止するために、機械室のブレーカを落として
呼出表示装置の電源をOFF(オフ)するものと考えら
れる。
た場合に、この電源のOFFもセキュリティモード処理
部の働きにより状態変化と判断し、その不正発生時間を
不揮発性メモリ手段に記憶する。
源と共に呼出表示装置の電源がONされた場合に、この
不揮発性メモリに記憶された不正発生時間を呼出表示装
置の前記表示部に表示させる。したがって、ホール経営
者は、この表示から当該遊技機が不正にROM交換され
ていることを発見することができる。そして、不正を発
見したならば、使用禁止等の適切な措置をとることによ
り、不正行為による被害をなくすことができる。
メモリ手段に記憶された状態変化発生時間を表示部に表
示すると共に、不揮発性メモり手段の記憶に基づいて遊
技機に、稼働禁止信号を出力すると、当該遊技機は稼働
することができない。稼働禁止信号は、例えばパチンコ
遊技機の発射装置や球送り装置、スロット遊技機の回転
ドラム等の駆動モータをロックする信号である。したが
って、別途使用禁止のための操作を行うことなく、不正
行為による被害を防止することができる。
に基づいて説明する。パチンコホールの島設備(図示せ
ず)には、複数台のパチンコ遊技機1が並設され、図3
に示すように、各パチンコ遊技機1の左側には球貸機2
が配置されると共に、各パチンコ遊技機1の上方の幕板
には、遊技機一台に対し一個宛て呼出表示装置3が配設
されている。
に、照明ランプ等の発光源を内蔵した半透明ケースから
成るランプ表示部4を主体として構成され、その中央
に、上から順に、番号札部5、第1表示部6,第2表示
部7及び呼出スイッチ8を有する。ここで第1表示部6
は4桁の7セグメントデジタル表示器から成り、第2表
示部7は2桁の7セグメントデジタル表示器から成る。
3の第1表示部6は、不正発生時間を何時何分のように
4桁のデジタル値で表示する不正時間表示部として機能
し、また第2表示部7は、その不正内容を、“01”
“02”…のように、予め約束された2桁の不正コード
で表示する不正内容表示部として機能する。
うに、CPUを主体として構成され、プログラムを記憶
させたメモリ(ROM)やフラグ等を記憶するメモリ
(RAM)を具備する制御装置10が内蔵されており、
そのI/Oポート11には、ランプ表示部4のランプド
ライバ12、第1及び第2表示部6,7、電気的にデー
タの書込みと消去ができるEEPROMから成る不揮発
性メモリ13が接続されていると共に、AC24Vの電
源線26からDC24V,DC5Vを作り出す直流電源
回路15、DC5Vのバックアップ回路14、AC24
Vの電源線26に対する電圧監視回路16が接続されて
いる。
パチンコ遊技機1との間は、信号線たる配線9で結ばれ
ている。即ち、図9に示すように、呼出表示装置3の内
部に設けられている制御装置10のI/Oポート17に
は、パチンコ遊技機1との間の信号線9が接続されてい
る。
に、通常のガラス枠オープン信号入力、スタート信号入
力、大当たり信号入力、小当たり信号入力、打ち止め信
号入力、不正(マグネットによる)信号入力、不正リセ
ットスイッチ入力、呼出スイッチ入力の各信号線91が
含まれるだけでなく、その他に、機台オープン(木枠オ
ープン)信号入力、裏ケースオープン信号入力の各信号
線9a,9bが含まれる。なお、図3では、信号線9
a,9bを特に別に取り出して示してある。この信号線
9a上の機台オープン信号は、パチンコ遊技機1に設け
られたマグネットスイッチから成る木枠オープン検出器
18が、木枠(遊技機前面の枠体)の開いたことを検知
したときに発生される。また、この信号線9b上の裏ケ
ースオープン信号は、パチンコ遊技機1に設けられたマ
グネットスイッチから成る裏ケースオープン検出器19
が、裏ケース(遊技機背面に裏機構や遊技制御装置を覆
う様にして設けられたカバー体)の開いたことを検知し
たときに発生される。
オープン検出器19等は、パチンコ遊技機1の開閉枠や
開閉ケースが開かれた状態(状態変化)を電気的に検出
するものであれば、検出器の構成、取り付け位置などは
適宜に変更することができ、例えばマイクロスイッチに
よりガラス枠の開放を検出してもよい。
モード時に発生される、ガラスオープンCPU出力、ス
タートCPU出力、大当たりCPU出力、打ち止めCP
U出力、不正(マグネット)CPU出力、呼出CPU出
力の各信号線92が含まれるだけでなく、パチンコ遊技
機1の発射装置20の駆動モータを停止させるモータロ
ック出力(稼働禁止信号出力)の各信号線9cが含まれ
る。なお、図3では、信号線9cを特に別に取り出して
示してある。これらのCPU出力ラインの信号線9も上
記I/Oポート17から引き出されている。
からは、島設備の端部に設けられている代表灯のため
に、大当たり代表灯出力、不正(マグネット)代表灯出
力、呼出代表灯出力の各代表灯信号線21が引き出され
ている。更にまた、呼出表示装置3のI/Oポート17
からは、ホールのセキュリティのために、ガラス枠オー
プン信号外部出力、機台オープン(木枠オープン)信号
外部出力、裏ケースオープン信号外部出力、不正スター
ト信号外部出力、不正大当たり信号外部出力、押しボタ
ン電源OFF信号外部出力、の各セキュリティ出力信号
線22が引き出されている。
出表示装置3はシリアル入出力インターフェース23を
介して、通信信号線24により相互に接続され、島設備
の一端のコネクタを介して着脱可能に接続される指令基
板ユニット25に連絡され、島設備全体のセキュリティ
システムが構築されている。
び内容の選択・操作を行う入力キー(この例ではテンキ
ー)25aと、何について設定を行うかという設定項目
の表示をなす設定項目表示部25bと、どんな表示又は
割合にするかという設定の内容の表示をなす設定内容表
示部25cとを具備している。この設定は、図10に示
すように、設定コマンド入力時に内部設定される。そし
て、指令基板ユニット25は、これにより設定された不
正表示コマンド及び不正リセットコマンドを、通信信号
線24を介して、各呼出表示装置3に一斉に、或は個別
に付与する機能を具備している。したがって、不正リセ
ットコマンドにより、初期値を変更することができる。
では島設備の一端に着脱可能に設けているが、ホールの
管理室に設けることもできる。また、指令基板ユニット
25からは、更にセキュリティモードの時間帯の設定コ
マンドを呼出表示装置3に付与するように構成すること
もできる。
C100VをAC24Vに降圧する変圧器から成る電源
装置27が設けられている。この電源は呼出表示装置3
のためのものであって、遊技機の電源系とは別となって
いる。26は各呼出表示装置3の電源回路15間を接続
するAC24Vの電源線であり、該電源線26の一端は
電源装置27のAC24V端子に接続され、他端は指令
基板ユニット25まで接続できる。
な改造を施すことは必要でなく、機台オープン信号入力
の信号線9a、裏ケースオープン信号入力の信号線9
b、モータロック出力の信号線9cを追加すれば良い。
即ち、ガラス枠オープン信号入力、スタート信号入力、
大当たり信号入力の各信号線9については、一般的には
標準装備されているので、既存のものを利用することが
できる。
ティシステムの構成を、図1に上記セキュリティシステ
ムの処理動作の概要を、図10〜図13に同じく処理動
作の詳細を示す。
営業モードとセキュリティモードとに区分される。ここ
に「営業モード」とは、図2に示すように、通常の営業
を行っている時間、例えば午前9時から午後11時まで
の時間帯における処理モードであり、また「セキュリテ
ィモード」とはそれ以外の時間帯、この例では午後11
時から明朝9時までの時間帯における処理モードであ
る。このモードの切り替わり時点の設定及び切替動作を
判断するタイマー部28(図5)を構成するため、制御
装置10には時計IC29が付設されている。
0のCPU,ROM,RAM、タイマー部28の時計I
C29などがモード切替手段として機能し、主としてE
EPROM13が不揮発性メモリ手段として機能し、C
PU,ROM,RAMがセキュリティモド処理手段とし
て機能する。
を、通常営業処理部Aと、セキュリティモード処理部B
と、信号処理部Cとに分けて示す。この通常営業処理部
Aと、セキュリティモード処理部Bとの切り換えが、タ
イマー部28の時計により行われる。
3の電源は通常24時間投入され続けているが、侵入者
により機械室のブレーカが切られていた場合はブレーカ
がホールの開店時に投入され、その時点でプログラムの
初期値の設定等がなされる(S1)。制御装置10は、
これ以降、ONされていた電源がOFFされたかどうか
の監視を続ける(S2)。通常、ONされている電源が
OFFされない限りは、正常な動作をしていると判断さ
れるので、次に、タイマー部28の時計から、現時点の
時間帯が通常営業モードであるかセキュリティモードで
あるかを判断し(S3)、通常営業モードである場合
は、通常営業処理部Aとしての動作を行う。
1に詳細に示す通常営業時の各種信号のランプ表示と各
種信号の出力とを行って、ステップS1に戻り、電源O
Nを継続する。なお、通常営業モードにおいては、呼出
表示装置3の第1表示部6が遊技のスタート回数の表示
部として機能し、第2表示部7が大当たり回数の表示部
として機能している。
技に関する情報の代表的なものであり、この遊技関連情
報は、遊技機の形式等により適宜に選択して設定するこ
とができる。
いてセキュリティモードの時間帯であると判断し、セキ
ュリティモード処理部Bとしての動作に入る。
待ちである間は、ONされていた電源がOFFされたか
どうかの監視を続ける(S7)。これは、例えば、夜間
の侵入者がパチンコ遊技機の電子基板のROMを交換し
た際の操作に起因して、呼出表示装置3が点灯したり、
表示部6,7に大当たり回数等が表示されたり、或いは
代表灯が点灯してしまった場合、侵入者にとって電源を
落としてしまうのが安全と考えて、侵入者が機械室のブ
レーカを落としての電源又はホール全体の電源をOFF
してしまうケースが大部分であると推定されるからであ
る。
落とされて呼出表示装置3の電源がOFFされた場合
(S8)、その電源OFF時間つまり不正発生時間を不
揮発性メモリ13に記憶し、電源OFFビットを立てた
後(S9)、S1に戻る。この状態で、翌朝、ホールの
開店時にブレーカが投入された場合、電源OFFビット
がON状態にあるので、S2の判断はYESとなってS
10へ進む。
FF時間を第1表示器6に表示すると共に、稼働禁止信
号の出力により発射装置20の駆動モータをロックして
使用禁止状態にする。この状態は、指令基板ユニット2
5からリセットコマンドが入力されるまで続く(S1
1)。
為の行われたパチンコ遊技機1については、改変された
ROMに基づいて遊技が行われてしまって、ホール経営
者が気付いたときには多大の損害を受けていた、という
事故の発生が回避される。
リセット動作がなされる共に、モータのロックが解除さ
れ、電源OFFビットもOFFに戻されて(S12)、
S2に戻る。
落とさなかった場合、呼出表示装置3の電源が24時間
入っている状態となるので、パチンコ遊技機1のガラス
枠や、木枠や、裏ケースを開ければ、その時点で、ガラ
ス枠オープン信号、機台オープン信号、裏ケースオープ
ン信号といった各種セキュリティ信号が、信号線91か
ら入力される。また、パチンコ遊技機1やスロット遊技
機をスタートさせたり、大当たりや小当たりを発生させ
れば、その不正なスタート信号や大当たり信号が入力さ
れる。そこで、このような場合には、その不正内容に対
応する例えば2桁の数値からなるセキュリティコードを
第2表示部7に表示すると共に、当該不正の行われた時
間を例えば4桁の数値で第1表示部6に表示し、不正表
示フラグを立て、発射装置20の駆動モータをロックす
る(S13)。
の時点から使用不能になると共に、不正な改造行為の行
われた時間と内容とが表示される。よって、ホール経営
者が不正に気付くのが遅れて多大の損害を受けるという
事故が回避される。
セットコマンドが入力されまで続く(S14)。なお、
リセットコマンドが入力されると、リセット動作がなさ
れると共に、モータのロックが解除されて(S15)、
S2に戻る。
ガラス枠オープン信号が入力された場合(S13a)、
不正行為の行われている場所への応答を行わないサイレ
ントモードのときは(S13b)、不正フラグをONす
ると共に、ガラス枠オープン信号外部出力をセキュリテ
ィ出力信号線22に出力し、ガラスオープンフラグをO
Nする(S13c)。
b)、モータロック出力をライン9c上に出し、不正表
示フラグ及び不正フラグをONすると共に、図6(a)
に例示するように、第2表示部7へ不正内容ガラスオー
プンを意味するコード“01”を表示させ、第1表示部
6へ不正発生時間23時47分を意味する“2347”
を表示させ、セキュリティ出力信号線22上にガラス枠
オープン信号外部出力を出力する(S13d)。
3e)、サイレントモードのときは(S13f)、不正
フラグをONすると共に、機台オープン信号外部出力を
セキュリティ出力信号線22に出力し、木枠オープンフ
ラグをONする(S13g)。
f)、モータロック出力をライン9c上に出し、不正表
示フラグ及び不正フラグをONすると共に、第2表示部
7へ不正内容の木枠オープンを意味するコード“02”
を表示させ、第1表示部6へその不正発生時間を意味す
る4桁数字を表示させ、セキュリティ出力信号線22上
に機台オープン信号外部出力を出力する(S13h)。
(S13i)、サイレントモードのときは(S13
j)、不正フラグをONすると共に、裏ケースオープン
信号外部出力をセキュリティ出力信号線22に出力し、
裏ケースオープンフラグをONする(S13k)。
ック出力をライン9c上に出し、不正表示フラグ及び不
正フラグをONすると共に、第2表示部7へ不正内容の
裏ケースオープンを意味するコード“03”を表示さ
せ、第1表示部6へその不正発生時間を意味する4桁数
字を表示させ、セキュリティ出力信号線22上に裏ケー
スオープン信号外部出力を出力する(S13l)。
3m)、サイレントモードのときは(S13n)、不正
フラグをONすると共に、不正スタート信号外部出力を
セキュリティ出力信号線22に出力し、不正スタートフ
ラグをONする(S13o)。
ック出力をライン9c上に出し、不正表示フラグ及び不
正フラグをONすると共に、図6(b)に例示するよう
に、第2表示部7へ不正内容の遊技スタートを意味する
コード“04”を表示させ、第1表示部6へその不正発
生時間を意味する4桁数字を表示させ、セキュリティ出
力信号線22上に不正スタート信号外部出力を出力する
(S13p)。
q)、サイレントモードのときは(S13r)、不正フ
ラグをONすると共に、不正大当たり信号外部出力をセ
キュリティ出力信号線22に出力し、不正大当たりフラ
グをONする(S13s)。
ック出力をライン9c上に出し、不正表示フラグ及び不
正フラグをONすると共に、第2表示部7へ不正内容の
大当たりを意味するコード“05”を表示させ、第1表
示部6へその不正発生時間を意味する4桁数字を表示さ
せ、セキュリティ出力信号線22上に不正大当たり信号
外部出力を出力する(S13t)。
Fされた場合(S13u)、電源OFFビットをONに
すると共に、その電源OFF時間を不揮発性メモリ13
に記憶する(S13v)。
クアップできない場合(S13w)、サイレントモード
のときは(S13x)、不正フラグをONすると共に、
呼出表示装置3の電源OFF信号を外部出力する(S1
3y)。
ータロック出力をライン9c上に出し、不正表示フラグ
及び不正フラグをONすると共に、図6(c)に例示す
るように、第2表示部7へ不正内容たる電源OFFを意
味するコード“06”を表示させ、第1表示部6へその
不正発生時間を意味する4桁数字“0555”を表示さ
せ、セキュリティ出力信号線22上に電源OFF信号外
部出力を出力する(S13z)。
10の具体例では、S23で不正フラグONが判断さ
れ、発射装置20がモータロック状態とされる(S2
4)。そして、不正リセットコマンドが指令基板ユニッ
ト25から通信信号線24を通して入力されたときは
(S26)、不正フラグがOFFに戻されてプログラム
の最初に戻るが(S27)、不正表示コマンドが指令基
板ユニット25から通信信号線24を通して入力された
ときは(S25)、図13に示すような態様の不正フラ
グ表示がなされる(S28)。即ち、ガラスオープンフ
ラグON、木枠オープンフラグON、裏ケースオープン
フラグON、不正スタートフラグON、不正大当たりフ
ラグON、電源OFFフラグONについて、それぞれチ
ェックがなされ(S30,S31,S32,S33,S
34,S35)、ONの場合は、それぞれ不正表示、第
2表示部7での内容コード“01”“02”“03”
“04”“05”又は“06”の表示、第1表示部6で
の不正時間の表示、信号外部出力がなされる(S36,
S37,S38,S39,S40,S41)。
各検出器からの不正信号を不揮発性メモリ手段に記憶し
て、翌朝の不正発見に使用したが、不揮発性メモリ手段
に記憶する信号が入力されることに基づいて、即ち、不
正行為を電気的に検知した信号に基づいて、ホール内に
設置してある監視カメラを始動し、不正行為ならびに不
正行為者を撮影してビデオテープ等に記録するように構
成してもよい。
ンコ遊技機の呼出表示装置に限定されるものではなく、
スロット遊技機等、他の遊技機の呼出表示装置について
も同様に適用することができる。さらに、不正時間や不
正内容の表示は、呼出表示装置に表示するとともに、管
理室の管理コンピュータのディスプレー等に遊技機番号
(台番号)と共に表示してもよい。
のような優れた効果が得られる。請求項1に記載の発明
によれば、閉店後は何等機能していなかった呼出表示装
置がセキュリティーという重要な機能を果たすことがで
きるので、設備の稼働効率を著しく高めることができ
る。そして、このセキュリティー機能においては、通常
の営業モードの時間帯とそれ以外のセキュリティモード
の時間帯とを設定可能であり、しかも自動的にモード切
り替えができるので、係員のモード切り替え忘れを防止
することができ、セキュリティーを確実ならしめること
ができる。
外部操作による状態変化、即ち不正行為があったばあい
には不揮発性メモリ手段に記憶するので、呼出表示装置
の電源がOFFされた場合にも発見することができる。
の表示から当該遊技機が不正にROM交換等の改造が施
されていることが判るので、使用禁止等の適切な措置を
とることにより、不正行為による被害をなくすことがで
きる。
不正発生時間を記憶するので、犯行時間の特定もでき
る。
メモリ手段の記憶に基づいて遊技機に稼働禁止信号を出
力するので、万一、不正行為の表示を見落としたとして
も、当該遊技機の稼働が自動的に禁止されているので、
不正行為による被害を確実に防止することができる。
が、呼出表示装置の電源をオフにしたとしても、これを
状態変化、即ち不正行為として記憶するので、セキュリ
ティーの確実性を高めることができる。
M交換等を目的として、ガラス枠や木枠などの開閉可能
な部分を開けたりした場合、そのガラス枠オープン信号
や機台オープン信号などが入力されて、表示部にその不
正発生時間及び不正内容が表示される。したがって、ホ
ール経営者は、この表示から当該遊技機が不正にROM
交換等の何らかの不正がされていると判断できるので、
使用禁止等の適切な措置をとることにより、不正行為に
よる被害をなくすことができる。
処理動作を示した図である。
を例示した図である。
す図である。
示した概念図である。
ことを示す呼出表示装置の正面図、(b)は2時55分
にスタート入力があったことを示す呼出表示装置の正面
図、(c)は5時55分に電源が遮断されたことを示す
呼出表示装置の正面図である。
る。
の接続を示した図である。
図である。
動作を示したフローチャートである。
ローチャートである。
したフローチャートである。
ローチャートである。
Claims (6)
- 【請求項1】 島設備に遊技機毎に設けられる呼出表示
装置であって、遊技に関する情報の表示を行う表示部
と、遊技機と電気的に接続されて前記表示部を制御する
制御装置とを有する遊技機の呼出表示装置において、 営業モードの時間帯とセキュリティモードの時間帯との
モードの切り替えを時間に基づいて行うモード切替手段
と、 セキュリティモードの時間帯内に、外部操作に基づく状
態変化を電気的に検知して、この状態変化を記憶する不
揮発性メモリ手段と、 セキュリティモードから営業モードに切り替わって、前
記不揮発性メモリ手段に記憶された状態変化を前記表示
部に表示させるセキュリティモード処理手段と、を備え
たことを特徴とする遊技機の呼出表示装置。 - 【請求項2】 前記不揮発メモリ手段が、状態変化の発
生時間を記憶し、 前記セキュリティモード処理手段が、不揮発メモリ手段
に記憶された状態変化発生時間を表示部に表示すること
を特徴とする請求項1記載の遊技機の呼出表示装置。 - 【請求項3】 前記セキュリティモード処理手段が、不
揮発性メモリ手段に記憶された状態変化発生時間を前記
表示部に表示させると共に、不揮発性メモり手段の記憶
に基づいて遊技機に稼働禁止信号を出力することを特徴
とする請求項1または2に記載の遊技機の呼出表示装
置。 - 【請求項4】 前記不揮発性メモリ手段が、電源オフを
状態変化としてオフされた時間を記憶することを特徴と
する請求項1から3のいずれかに記載の遊技機の呼出表
示装置。 - 【請求項5】 前記不揮発性メモリ手段が、遊技機の開
閉可能な部分に設けた検出器からの開放信号を状態変化
として記憶することを特徴とする請求項1から4のいず
れかに記載の遊技機の呼出表示装置。 - 【請求項6】 セキュリティモードの時間帯内に、外部
操作に基づく状態変化を電気的に検知して、この状態変
化の発生時間および状態変化の内容を記憶する不揮発性
メモリ手段と、 セキュリティモードから営業モードに切り替わって、前
記不揮発性メモリ手段に記憶された状態変化発生時間を
前記表示部に表示させるとともに、状態変化を識別して
前記表示部に状態変化の種別を表示するセキュリティモ
ード処理手段と、を備えたことを特徴とする請求項1か
ら5のいずれかに記載の遊技機の呼出表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14654696A JP2857998B2 (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 遊技機の呼出表示装置 |
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