JP2856302B2 - 照明器具 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば埋込形照明器具
など天板部を介して器具取付を行なう照明器具に関す
る。
など天板部を介して器具取付を行なう照明器具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、埋込形照明器具においては、例え
ば図7に示すように、器具本体1を、四角形状の天板部
2の周縁辺から下方に側板部3をそれぞれ折曲して、下
面に照射開口4を開口した四角形箱状に形成している。
天板部2には、中央に器具本体1の取付施工を容易にす
るための大きな開口部5を形成するとともに、この開口
部5の外側に吊下支持用の取付孔6を複数形成し、開口
部5の周囲下面に点灯回路部品などを取り付けるように
している。
ば図7に示すように、器具本体1を、四角形状の天板部
2の周縁辺から下方に側板部3をそれぞれ折曲して、下
面に照射開口4を開口した四角形箱状に形成している。
天板部2には、中央に器具本体1の取付施工を容易にす
るための大きな開口部5を形成するとともに、この開口
部5の外側に吊下支持用の取付孔6を複数形成し、開口
部5の周囲下面に点灯回路部品などを取り付けるように
している。
【0003】また、器具本体1の内側には、反射板7、
図示しないランプソケット、ランプソケットに接続して
反射板7の下方に略水平に配置する図示しないランプ、
ルーバ8などを配置するようにしている。
図示しないランプソケット、ランプソケットに接続して
反射板7の下方に略水平に配置する図示しないランプ、
ルーバ8などを配置するようにしている。
【0004】そして、天井面などへ器具本体1の取付施
工を行なう場合には、天井板に開口形成された埋込口に
器具本体1の上部を挿入し、天井板の上方の天井構造物
から複数突設されている各吊下ボルトを天板部2の各取
付孔6に挿通させ、天板部2の下方に突出した吊下ボル
トの先端にナットを螺合して締め付け、器具本体1を吊
下支持するようにしている。
工を行なう場合には、天井板に開口形成された埋込口に
器具本体1の上部を挿入し、天井板の上方の天井構造物
から複数突設されている各吊下ボルトを天板部2の各取
付孔6に挿通させ、天板部2の下方に突出した吊下ボル
トの先端にナットを螺合して締め付け、器具本体1を吊
下支持するようにしている。
【0005】このとき、天板部2の中央に開口部5を形
成しているため、例えば、作業者は一方の手で器具本体
1を支え、開口部5を通じて吊下ボルトに他方の手を添
えて位置を確かめながら、吊下ボルトを天板部2の取付
孔6に容易に導き通すことができ、取付施工を容易に行
なえる。
成しているため、例えば、作業者は一方の手で器具本体
1を支え、開口部5を通じて吊下ボルトに他方の手を添
えて位置を確かめながら、吊下ボルトを天板部2の取付
孔6に容易に導き通すことができ、取付施工を容易に行
なえる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
照明器具では、器具本体1の天板部2の中央に開口部5
を形成して、器具本体1の取付施工を容易に行なえるよ
うにしているが、作業者が一方の手で器具本体1を支え
る際、器具本体1の重量バランスの良い中央部は開口部
5があるので支えることができず、重量バランスの悪い
開口部5の周囲を支えるしかなく、そのため、器具本体
1を支えずらく、依然として器具本体1の取付作業性に
問題を有している。
照明器具では、器具本体1の天板部2の中央に開口部5
を形成して、器具本体1の取付施工を容易に行なえるよ
うにしているが、作業者が一方の手で器具本体1を支え
る際、器具本体1の重量バランスの良い中央部は開口部
5があるので支えることができず、重量バランスの悪い
開口部5の周囲を支えるしかなく、そのため、器具本体
1を支えずらく、依然として器具本体1の取付作業性に
問題を有している。
【0007】また、ランプとして例えばU字形などの片
口金ランプを使用する場合、この片口金ランプは、ラン
プ管先端の最冷部の管壁温度の上昇を抑制することが、
ランプ効率の良い状態を維持して点灯させることができ
る。
口金ランプを使用する場合、この片口金ランプは、ラン
プ管先端の最冷部の管壁温度の上昇を抑制することが、
ランプ効率の良い状態を維持して点灯させることができ
る。
【0008】しかし、従来の照明器具では、器具本体1
の開口部5から器具内の熱が外部へ放出されるが、放熱
性の良いのは中央部で、天板部2のある周縁部の放熱性
は中央部に比べて悪い。そして、片口金ランプの最冷部
は器具本体の周縁部に位置することになるため、最冷部
の管壁温度の上昇を抑制する効果は少なく、ランプ効率
の維持が困難となっている。
の開口部5から器具内の熱が外部へ放出されるが、放熱
性の良いのは中央部で、天板部2のある周縁部の放熱性
は中央部に比べて悪い。そして、片口金ランプの最冷部
は器具本体の周縁部に位置することになるため、最冷部
の管壁温度の上昇を抑制する効果は少なく、ランプ効率
の維持が困難となっている。
【0009】さらに、片口金ランプは器具本体1の側板
部3間に配置され、片口金ランプのランプ管のみならず
口金も照射開口に臨むため、照射開口の面積に対する光
照射効率が低くなっている。
部3間に配置され、片口金ランプのランプ管のみならず
口金も照射開口に臨むため、照射開口の面積に対する光
照射効率が低くなっている。
【0010】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、器具本体の取付作業性を向上させ、また、片口
金ランプの最冷部の管壁温度の上昇を抑制してランプ効
率を維持でき、さらに、照射開口の面積に対する光照射
効率を向上できる照明器具を提供することを目的とする
ものである。
もので、器具本体の取付作業性を向上させ、また、片口
金ランプの最冷部の管壁温度の上昇を抑制してランプ効
率を維持でき、さらに、照射開口の面積に対する光照射
効率を向上できる照明器具を提供することを目的とする
ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
多角形状の天板部およびこの天板部の各周縁辺に対応し
て側板部を設け下面を開口する器具本体を備えるととも
に、この器具本体の内側に反射板およびランプを接続す
るランプソケットを備える照明器具において、前記器具
本体は、前記天板部の1辺角部に対応して、天板部から
前記側板部にかけて斜面状に開口する開口部を設けたも
のである。
多角形状の天板部およびこの天板部の各周縁辺に対応し
て側板部を設け下面を開口する器具本体を備えるととも
に、この器具本体の内側に反射板およびランプを接続す
るランプソケットを備える照明器具において、前記器具
本体は、前記天板部の1辺角部に対応して、天板部から
前記側板部にかけて斜面状に開口する開口部を設けたも
のである。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成において、ランプソケットは、片口金ランプ用
であって、器具本体の開口部が開口する側板部に対して
反対側に位置され、片口金ランプの先端の最冷部を器具
本体の開口部側に位置させるものである。
明の構成において、ランプソケットは、片口金ランプ用
であって、器具本体の開口部が開口する側板部に対して
反対側に位置され、片口金ランプの先端の最冷部を器具
本体の開口部側に位置させるものである。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載また
は請求項2記載の発明の構成において、反射板は、器具
本体の開口部に臨む側に通気部を設けたものである。
は請求項2記載の発明の構成において、反射板は、器具
本体の開口部に臨む側に通気部を設けたものである。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成において、ランプソケットは、片口金ランプ用
であり、器具本体は、1辺の側板部に、この側板部の下
端開口位置より外側に突出して前記ランプソケットを設
ける突出部を設けたものである。
明の構成において、ランプソケットは、片口金ランプ用
であり、器具本体は、1辺の側板部に、この側板部の下
端開口位置より外側に突出して前記ランプソケットを設
ける突出部を設けたものである。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明では、器具本体の被取付部
への取付時、作業者は一方の手で器具本体の重量バラン
スの良い天板部の中央を支えられるため、片手でも器具
本体を支えやすく、他方の手で開口部を通じて行なう被
取付部への取付作業も容易に行なえる。
への取付時、作業者は一方の手で器具本体の重量バラン
スの良い天板部の中央を支えられるため、片手でも器具
本体を支えやすく、他方の手で開口部を通じて行なう被
取付部への取付作業も容易に行なえる。
【0016】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の作用に加えて、片口金ランプの先端の最冷部を放
熱性の良い器具本体の開口部側に位置させることによ
り、片口金ランプの最冷部の管壁温度の上昇を抑制し、
ランプ効率の良い状態を維持させる。
発明の作用に加えて、片口金ランプの先端の最冷部を放
熱性の良い器具本体の開口部側に位置させることによ
り、片口金ランプの最冷部の管壁温度の上昇を抑制し、
ランプ効率の良い状態を維持させる。
【0017】請求項3記載の発明では、請求項1記載ま
たは請求項2記載の発明の作用に加えて、反射板の通気
部からランプの熱で暖められた反射板の下側の空気を開
口部へ放出し、反射板の下側のランプの管壁温度の上昇
を抑制し、ランプ効率の良い状態を維持させる。
たは請求項2記載の発明の作用に加えて、反射板の通気
部からランプの熱で暖められた反射板の下側の空気を開
口部へ放出し、反射板の下側のランプの管壁温度の上昇
を抑制し、ランプ効率の良い状態を維持させる。
【0018】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
発明の作用に加えて、器具本体の外側に突出する突出部
に設けたランプソケットに片口金ランプの口金を接続す
るため、片口金ランプのランプ管の部分のみが器具本体
の下面の照射開口に臨み、照射開口の面積に対する光照
射効率が向上する。
発明の作用に加えて、器具本体の外側に突出する突出部
に設けたランプソケットに片口金ランプの口金を接続す
るため、片口金ランプのランプ管の部分のみが器具本体
の下面の照射開口に臨み、照射開口の面積に対する光照
射効率が向上する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の照明器具の一実施例の構成を
図1ないし図3を参照して説明する。
図1ないし図3を参照して説明する。
【0020】図において、11は器具本体で、天板部12
と、四方の側板部13a ,13b ,13c ,13d とから下方に
照射開口14を有する四角形箱状に形成されている。天板
部12と側板部13b ,13c とは1枚の板材15からなり、側
板部13a ,13d はそれぞれ1枚の板材16,17からなる。
側板部13a の両側縁部には、側板部13b ,13c の外面に
接合して溶接などにより固定される結合片部18が折曲形
成されている。側板部13d の上側および両側縁部には、
天板部12および側板部13b ,13c の外面に接合して溶接
などにより固定される接合片部19,20がそれぞれ折曲形
成されている。各側板部13a 〜13d の下縁部からは、外
方に略L字状に突出する取付縁部21がそれぞれ形成され
ている。
と、四方の側板部13a ,13b ,13c ,13d とから下方に
照射開口14を有する四角形箱状に形成されている。天板
部12と側板部13b ,13c とは1枚の板材15からなり、側
板部13a ,13d はそれぞれ1枚の板材16,17からなる。
側板部13a の両側縁部には、側板部13b ,13c の外面に
接合して溶接などにより固定される結合片部18が折曲形
成されている。側板部13d の上側および両側縁部には、
天板部12および側板部13b ,13c の外面に接合して溶接
などにより固定される接合片部19,20がそれぞれ折曲形
成されている。各側板部13a 〜13d の下縁部からは、外
方に略L字状に突出する取付縁部21がそれぞれ形成され
ている。
【0021】また、天板部12の1辺角部に対応して、天
板部12から側板部13a にかけて斜面状に開口する開口部
22が形成されている。なお、天板部12における開口部22
の縁部位置は器具本体11の中央よりも側板部13a の側に
寄っており、側板部13a における開口部22の縁部位置は
後述する天井板61よりも高いとともに反射板41の一部が
突出する高さとされている。
板部12から側板部13a にかけて斜面状に開口する開口部
22が形成されている。なお、天板部12における開口部22
の縁部位置は器具本体11の中央よりも側板部13a の側に
寄っており、側板部13a における開口部22の縁部位置は
後述する天井板61よりも高いとともに反射板41の一部が
突出する高さとされている。
【0022】また、天板部12の中央には吊下支持用の取
付孔23が形成され、両側板部13b ,13c には略L字状の
一対の支持片部24が内方に相対して切り起こし形成され
ている。
付孔23が形成され、両側板部13b ,13c には略L字状の
一対の支持片部24が内方に相対して切り起こし形成され
ている。
【0023】そして、天板部12の下面には、点灯装置25
や図示しない端子台が取り付けられているとともに、天
板部12の開口部22寄り中央と側板部13d 寄り中央とに反
射板41を取り付ける複数の取付金具26が取り付けられて
いる。取付金具26は、天板部12に取り付けられた一対の
脚板部27の下部間に取付板部28が形成され、この取付板
部28に取付ねじ29が螺着されるねじ孔30が形成されてい
る。
や図示しない端子台が取り付けられているとともに、天
板部12の開口部22寄り中央と側板部13d 寄り中央とに反
射板41を取り付ける複数の取付金具26が取り付けられて
いる。取付金具26は、天板部12に取り付けられた一対の
脚板部27の下部間に取付板部28が形成され、この取付板
部28に取付ねじ29が螺着されるねじ孔30が形成されてい
る。
【0024】31はランプソケットで、このランプソケッ
ト31は、片口金ランプ用で2個備えており、図示しない
取付金具によって側板部13d の内面にそれぞれ取り付け
られている。片口金ランプ32は、口金33と略U字状のラ
ンプ管34とからなり、ランプ管34の先端がランプ効率に
影響を与えやすい最冷部35として構成される。
ト31は、片口金ランプ用で2個備えており、図示しない
取付金具によって側板部13d の内面にそれぞれ取り付け
られている。片口金ランプ32は、口金33と略U字状のラ
ンプ管34とからなり、ランプ管34の先端がランプ効率に
影響を与えやすい最冷部35として構成される。
【0025】前記反射板41は、四角形状の上面板部42が
形成され、この上面板部42の一方の相対する両縁部から
端面板部43が略直角下方に折曲形成され、この両端面板
部43間に嵌合して、上面板部42の他方の相対する両縁部
から側面板部44が斜め外方に折曲形成されており、全体
として下方に開口する四角形箱状に形成されている。
形成され、この上面板部42の一方の相対する両縁部から
端面板部43が略直角下方に折曲形成され、この両端面板
部43間に嵌合して、上面板部42の他方の相対する両縁部
から側面板部44が斜め外方に折曲形成されており、全体
として下方に開口する四角形箱状に形成されている。
【0026】そして、両端面板部43の外面間隔は器具本
体11の側板部13a ,13d の内面間隔に近い寸法に形成さ
れているとともに、両端面板部43の両側縁部間隔は器具
本体11の側板部13b ,13c の内面間隔に近い寸法に形成
されており、反射板41は、照射開口14を通じて器具本体
11内に挿入配置可能になっている。また、反射板41の端
面板部43の下方への突出長さは、側面板部44よりも長
く、反射板41を器具本体11に取り付けた状態で側板部13
a の内面に重合可能とする長さに形成されている。
体11の側板部13a ,13d の内面間隔に近い寸法に形成さ
れているとともに、両端面板部43の両側縁部間隔は器具
本体11の側板部13b ,13c の内面間隔に近い寸法に形成
されており、反射板41は、照射開口14を通じて器具本体
11内に挿入配置可能になっている。また、反射板41の端
面板部43の下方への突出長さは、側面板部44よりも長
く、反射板41を器具本体11に取り付けた状態で側板部13
a の内面に重合可能とする長さに形成されている。
【0027】また、上面板部42の中央線上には、各取付
ねじ29が挿通して各取付金具26に取り付けられる取付孔
45が形成されている。この取付孔45の両側位置で上面板
部42から一方の端面板部43にかけて各ランプソケット31
が挿通配置される一対の切欠部46が形成されている。
ねじ29が挿通して各取付金具26に取り付けられる取付孔
45が形成されている。この取付孔45の両側位置で上面板
部42から一方の端面板部43にかけて各ランプソケット31
が挿通配置される一対の切欠部46が形成されている。
【0028】また、切欠部46を有さない端面板部43とこ
の端面板部43に臨む両側面板部44の縁部との間には、隙
間によって構成される通気部47が形成されている。
の端面板部43に臨む両側面板部44の縁部との間には、隙
間によって構成される通気部47が形成されている。
【0029】また、上面板部42の下面には、各片口金ラ
ンプ32のランプ管34の略中央を着脱自在に嵌合保持する
一対のランプホルダ48が取り付けられている。
ンプ32のランプ管34の略中央を着脱自在に嵌合保持する
一対のランプホルダ48が取り付けられている。
【0030】51は制光体で、この制光体51は、四角形状
の枠体52の内側に、器具本体11の照射開口14内に配置さ
れるルーバ53が取り付けられている。枠体52の両側には
Vばね54が取り付けられ、この各Vばね54が器具本体11
の側板部13b ,13c の各一対の支持片部24間に引っ掛け
られ、Vばね54のばね力によって枠体52が上方に引上げ
られる。
の枠体52の内側に、器具本体11の照射開口14内に配置さ
れるルーバ53が取り付けられている。枠体52の両側には
Vばね54が取り付けられ、この各Vばね54が器具本体11
の側板部13b ,13c の各一対の支持片部24間に引っ掛け
られ、Vばね54のばね力によって枠体52が上方に引上げ
られる。
【0031】前記天井板61は、天井構造物の下方に離間
して支持されており、器具本体11を埋込み設置する埋込
口62が形成されている。この埋込口62の中央上方に臨ん
で、天井構造物から突設された吊下ボルト63の先端が臨
ませられている。
して支持されており、器具本体11を埋込み設置する埋込
口62が形成されている。この埋込口62の中央上方に臨ん
で、天井構造物から突設された吊下ボルト63の先端が臨
ませられている。
【0032】次に、本実施例の作用を説明する。
【0033】まず、天上面への器具取付は、器具本体11
の上部を天井板61の埋込口62に下方から挿入し、吊下ボ
ルト63を天板部12の取付孔23に挿通させ、天板部12の下
方に突出した吊下ボルト63の先端にナット64を螺合して
締め付ける。
の上部を天井板61の埋込口62に下方から挿入し、吊下ボ
ルト63を天板部12の取付孔23に挿通させ、天板部12の下
方に突出した吊下ボルト63の先端にナット64を螺合して
締め付ける。
【0034】このとき、作業者は一方の手で天板部12の
中央付近を支え、他方の手を開口部22から天板部12の上
方に差し入れ、その手を吊下ボルト63に添えて位置を確
かめながら、吊下ボルト63を天板部12の取付孔23に容易
に導き通すことができる。したがって、一方の手で器具
本体11の重量バランスの良い天板部12の中央を支えられ
るため、片手でも器具本体11を支えやすく、他方の手で
の吊下ボルト63を取付孔23に導き通す作業も行ないやす
くなり、器具本体11の取付作業性が良い。
中央付近を支え、他方の手を開口部22から天板部12の上
方に差し入れ、その手を吊下ボルト63に添えて位置を確
かめながら、吊下ボルト63を天板部12の取付孔23に容易
に導き通すことができる。したがって、一方の手で器具
本体11の重量バランスの良い天板部12の中央を支えられ
るため、片手でも器具本体11を支えやすく、他方の手で
の吊下ボルト63を取付孔23に導き通す作業も行ないやす
くなり、器具本体11の取付作業性が良い。
【0035】なお、ナット64を締め付けることにより、
器具本体11の下端周縁の取付縁部21が天井板61の下面に
当接して、器具本体11が固定される。
器具本体11の下端周縁の取付縁部21が天井板61の下面に
当接して、器具本体11が固定される。
【0036】また、天井板61と天井構造物との間に配線
されて導かれている電源線を、開口部22から器具本体11
の内側に引き入れ、端子台に接続する。
されて導かれている電源線を、開口部22から器具本体11
の内側に引き入れ、端子台に接続する。
【0037】そして、反射板41を照射開口14から器具本
体11の内側に挿入し、取付ねじ29を反射板41の取付孔45
を通じて取付金具26に螺合して締め付け固定する。この
反射板41の取付状態では、切欠部46を通じて反射板41の
下側にランプソケット31が突出配置され、反射板41の一
端側上部が器具本体11の開口部22から突出する。
体11の内側に挿入し、取付ねじ29を反射板41の取付孔45
を通じて取付金具26に螺合して締め付け固定する。この
反射板41の取付状態では、切欠部46を通じて反射板41の
下側にランプソケット31が突出配置され、反射板41の一
端側上部が器具本体11の開口部22から突出する。
【0038】また、片口金ランプ32の口金33を上方とし
た斜め状態で器具本体11の照射開口14に挿入し、この口
金33をランプソケット31に差し込み接続しながら、ラン
プ管34を上方に回動させてランプホルダ48に嵌合し、反
射板41の下方に略水平状態に支持する。
た斜め状態で器具本体11の照射開口14に挿入し、この口
金33をランプソケット31に差し込み接続しながら、ラン
プ管34を上方に回動させてランプホルダ48に嵌合し、反
射板41の下方に略水平状態に支持する。
【0039】さらに、制光体51の各Vばね54を器具本体
11の両側板部13b ,13c の支持片部24に引っ掛けて、枠
体52を押し上げることにより、Vばね54のばね力により
制光体51が上方に引き上げられる。そのため、枠体52が
器具本体11の取付縁部21を覆って天井板61の下面に接合
する状態に支持され、ルーバ53が反射板41および片口金
ランプ32の下方の照射開口14内に嵌合される。
11の両側板部13b ,13c の支持片部24に引っ掛けて、枠
体52を押し上げることにより、Vばね54のばね力により
制光体51が上方に引き上げられる。そのため、枠体52が
器具本体11の取付縁部21を覆って天井板61の下面に接合
する状態に支持され、ルーバ53が反射板41および片口金
ランプ32の下方の照射開口14内に嵌合される。
【0040】次に、ランプ点灯時には、点灯装置25や片
口金ランプ32から熱が発生し、それらの熱で周囲の空気
が暖められるとともに、それらの熱が器具本体11や反射
板41などに伝わって器具本体11や反射板41などからも周
囲の空気が暖められる。そして、器具本体11の内部の暖
められた空気は、器具本体11の開口部22から外部へ良好
に放出される。そのため、開口部22側が器具本体11およ
び反射板41とも放熱性が良く、温度の上昇が抑制され
る。
口金ランプ32から熱が発生し、それらの熱で周囲の空気
が暖められるとともに、それらの熱が器具本体11や反射
板41などに伝わって器具本体11や反射板41などからも周
囲の空気が暖められる。そして、器具本体11の内部の暖
められた空気は、器具本体11の開口部22から外部へ良好
に放出される。そのため、開口部22側が器具本体11およ
び反射板41とも放熱性が良く、温度の上昇が抑制され
る。
【0041】したがって、片口金ランプ32の最冷部35を
放熱性の良い開口部22側に位置させているため、ランプ
管34の先端の最冷部35の管壁温度の上昇を抑制でき、ラ
ンプ効率の良い状態を維持させることができる。特に、
反射板41には開口部22に連通する通気部47が形成されて
いるため、反射板41の内側の暖められた空気が通気部47
を通じて開口部22から外部に良好に放出され、ランプ管
34の先端の最冷部35の管壁温度の上昇を確実に抑制で
き、ランプ効率の良い状態を維持させることができる。
放熱性の良い開口部22側に位置させているため、ランプ
管34の先端の最冷部35の管壁温度の上昇を抑制でき、ラ
ンプ効率の良い状態を維持させることができる。特に、
反射板41には開口部22に連通する通気部47が形成されて
いるため、反射板41の内側の暖められた空気が通気部47
を通じて開口部22から外部に良好に放出され、ランプ管
34の先端の最冷部35の管壁温度の上昇を確実に抑制で
き、ランプ効率の良い状態を維持させることができる。
【0042】なお、反射板41は、片口金ランプ32の四方
を取り囲むように一対の端面板部43および一対の側面板
部44を有する四角形箱状に形成されているため、制光体
51を通じて器具本体11の内部を見上げた際、端面板部43
が無い一般の反射板の場合のように反射板と器具本体と
の段差や隙間などは見えず、外観が良い。
を取り囲むように一対の端面板部43および一対の側面板
部44を有する四角形箱状に形成されているため、制光体
51を通じて器具本体11の内部を見上げた際、端面板部43
が無い一般の反射板の場合のように反射板と器具本体と
の段差や隙間などは見えず、外観が良い。
【0043】次に、本発明の照明器具の他の実施例を図
4ないし図6を参照して説明する。
4ないし図6を参照して説明する。
【0044】器具本体11の開口部22とは反対の側板部13
d 側に、照射開口14を形成して天井板61の内側に嵌合す
る下部側よりも上部側に突出部71を外方に突出形成して
いる。この突出部71には、側板部13d の内壁に取り付け
られた略L字状の取付金具72によってランプソケット31
が配置されている。
d 側に、照射開口14を形成して天井板61の内側に嵌合す
る下部側よりも上部側に突出部71を外方に突出形成して
いる。この突出部71には、側板部13d の内壁に取り付け
られた略L字状の取付金具72によってランプソケット31
が配置されている。
【0045】また、制光体51は、枠体52の内側に乳白色
のセード55が嵌合されている。
のセード55が嵌合されている。
【0046】なお、器具本体11を天井板61の埋込口62に
挿入する場合には、まず、器具本体11の突出部71を上方
とした斜め状態で、その突出部71を埋込口62から天井板
61の上方に挿入した後、器具本体11の開口部22側を上方
に押し上げて、開口部22側を埋込口62に挿入する。この
とき、器具本体11の開口部22側を上方に押し上げる際、
開口部22が傾斜面状に形成されているため、器具本体11
が天井板61に干渉せずに埋込口62に挿入することができ
る。
挿入する場合には、まず、器具本体11の突出部71を上方
とした斜め状態で、その突出部71を埋込口62から天井板
61の上方に挿入した後、器具本体11の開口部22側を上方
に押し上げて、開口部22側を埋込口62に挿入する。この
とき、器具本体11の開口部22側を上方に押し上げる際、
開口部22が傾斜面状に形成されているため、器具本体11
が天井板61に干渉せずに埋込口62に挿入することができ
る。
【0047】また、片口金ランプ32としては、口金33お
よびランプ管34を合わせた全長が、器具本体11の照射開
口14の幅よりも長いものを使用できる。すなわち、片口
金ランプ32を接続する際には、まず、口金33を上方とし
た斜め状態で照射開口14に挿入し、この口金33をランプ
ソケット31に差し込み接続しながら、ランプ管34の先端
側を上方に回動させてランプホルダ48に嵌合して取り付
ける。
よびランプ管34を合わせた全長が、器具本体11の照射開
口14の幅よりも長いものを使用できる。すなわち、片口
金ランプ32を接続する際には、まず、口金33を上方とし
た斜め状態で照射開口14に挿入し、この口金33をランプ
ソケット31に差し込み接続しながら、ランプ管34の先端
側を上方に回動させてランプホルダ48に嵌合して取り付
ける。
【0048】そして、この片口金ランプ32を接続した状
態では、ランプソケット31に接続した口金33が器具本体
11の突出部71に配置され、ランプ管34の部分のみが照射
開口14に臨むため、照射開口14の面積に対する光照射効
率を向上させることができる。
態では、ランプソケット31に接続した口金33が器具本体
11の突出部71に配置され、ランプ管34の部分のみが照射
開口14に臨むため、照射開口14の面積に対する光照射効
率を向上させることができる。
【0049】なお、この実施例においても、器具本体11
に開口部22を形成したり、反射板41に通気部47を形成す
るなどして、前記実施例と同様の作用効果が得られる。
に開口部22を形成したり、反射板41に通気部47を形成す
るなどして、前記実施例と同様の作用効果が得られる。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、天板部の
1辺角部に対応して、天板部から側板部にかけて斜面状
に開口する開口部を設けたので、器具本体の被取付部へ
の取付時、作業者は一方の手で器具本体の重量バランス
の良い天板部の中央を支えることができ、片手でも器具
本体を支えやすく、他方の手で開口部を通じて行なう被
取付部への取付作業も容易に行なえ、器具本体の取付作
業性を向上させることができる。
1辺角部に対応して、天板部から側板部にかけて斜面状
に開口する開口部を設けたので、器具本体の被取付部へ
の取付時、作業者は一方の手で器具本体の重量バランス
の良い天板部の中央を支えることができ、片手でも器具
本体を支えやすく、他方の手で開口部を通じて行なう被
取付部への取付作業も容易に行なえ、器具本体の取付作
業性を向上させることができる。
【0051】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、片口金ランプの先端の最冷部
を放熱性の良い器具本体の開口部側に位置させるため、
片口金ランプの最冷部の管壁温度の上昇を抑制でき、ラ
ンプ効率の良い状態を維持させることができる。
載の発明の効果に加えて、片口金ランプの先端の最冷部
を放熱性の良い器具本体の開口部側に位置させるため、
片口金ランプの最冷部の管壁温度の上昇を抑制でき、ラ
ンプ効率の良い状態を維持させることができる。
【0052】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載または請求項2記載の発明の効果に加えて、反射板に
設けた通気部により、片口金ランプの熱で暖められた反
射板の下側の空気を開口部へ放出できるため、反射板の
下側の片口金ランプの管壁温度の上昇を抑制でき、ラン
プ効率の良い状態を維持させることができる。
載または請求項2記載の発明の効果に加えて、反射板に
設けた通気部により、片口金ランプの熱で暖められた反
射板の下側の空気を開口部へ放出できるため、反射板の
下側の片口金ランプの管壁温度の上昇を抑制でき、ラン
プ効率の良い状態を維持させることができる。
【0053】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、器具本体の外側に突出する突
出部に設けたランプソケットに片口金ランプの口金を接
続するため、片口金ランプのランプ管の部分のみが器具
本体の下面の照射開口に臨み、照射開口の面積に対する
光照射効率を向上させることができる。
載の発明の効果に加えて、器具本体の外側に突出する突
出部に設けたランプソケットに片口金ランプの口金を接
続するため、片口金ランプのランプ管の部分のみが器具
本体の下面の照射開口に臨み、照射開口の面積に対する
光照射効率を向上させることができる。
【図1】本発明の照明器具の一実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図2】同上実施例の一部の分解状態の斜視図である。
【図3】同上実施例の組立状態の斜視図である。
【図4】本発明の照明器具の他の実施例を示す断面図で
ある。
ある。
【図5】同上実施例の一部の分解状態の斜視図である。
【図6】同上実施例の組立状態の斜視図である。
【図7】従来の照明器具の分解状態の斜視図である。
11 器具本体 12 天板部 13a ,13b ,13c ,13d 側板部 22 開口部 31 ランプソケット 32 片口金ランプ 35 最冷部 47 通気部 71 突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−91010(JP,U) 実開 平2−70311(JP,U) 実開 昭61−166329(JP,U) 実開 昭63−192608(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F21V 21/10 F21S 3/02 F21S 5/00 F21V 19/00 350 F21V 29/00
Claims (4)
- 【請求項1】 多角形状の天板部およびこの天板部の各
周縁辺に対応して側板部を設け下面を開口する器具本体
を備えるとともに、この器具本体の内側に反射板および
ランプを接続するランプソケットを備える照明器具にお
いて、 前記器具本体は、前記天板部の1辺角部に対応して、天
板部から前記側板部にかけて斜面状に開口する開口部を
設けたことを特徴とする照明器具。 - 【請求項2】 ランプソケットは、片口金ランプ用であ
って、器具本体の開口部が開口する側板部に対して反対
側に位置され、片口金ランプの先端の最冷部を器具本体
の開口部側に位置させることを特徴とする請求項1記載
の照明器具。 - 【請求項3】 反射板は、器具本体の開口部に臨む側に
通気部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項
2記載の照明器具。 - 【請求項4】 ランプソケットは、片口金ランプ用であ
り、 器具本体は、1辺の側板部に、この側板部の下端開口位
置より外側に突出して前記ランプソケットを設ける突出
部を設けたことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5035529A JP2856302B2 (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5035529A JP2856302B2 (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 照明器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06251613A JPH06251613A (ja) | 1994-09-09 |
JP2856302B2 true JP2856302B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=12444269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5035529A Expired - Fee Related JP2856302B2 (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2856302B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6133764B2 (ja) * | 2013-12-13 | 2017-05-24 | 日立アプライアンス株式会社 | 照明器具 |
-
1993
- 1993-02-24 JP JP5035529A patent/JP2856302B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06251613A (ja) | 1994-09-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |