JPH031847Y2 - - Google Patents

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JPH031847Y2
JPH031847Y2 JP2715086U JP2715086U JPH031847Y2 JP H031847 Y2 JPH031847 Y2 JP H031847Y2 JP 2715086 U JP2715086 U JP 2715086U JP 2715086 U JP2715086 U JP 2715086U JP H031847 Y2 JPH031847 Y2 JP H031847Y2
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lighting fixture
ceiling
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louver
fixture
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【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、OA化されたオフイス等で使用さ
れる天井埋込み型照明器具に関するものである。
〔背景技術〕
近年オフイスのOA化に伴ない、従来のような
下面開放形の照明器具ではVDT(ビデイ・デイス
プレイ・ターミナル)にランプが写り込み、
VDTが見づらくなるという問題が生じた。そこ
で、照明器具の下面にルーバを取付けて、この写
り込みを防止している。しかし、ルーバを取付け
ると照度が落ち器具効率が低下するので、必要に
応じてルーバを取付けている。
例えば、第10図に示すように、一般の下面開
放形の照明器具60と、第11図に示すようにル
ーバ62付きの照明器具64の2種類を準備して
おいて使い別けることが考えられる。しかし、こ
の場合、下面開放型照明器具60とルーバ付き照
明器具64の2種の照明器具が必要で部品点数が
多くなるという問題があつた。
そこで、第12図および第13図に示すよう
に、器具本体66は共用し、必要に応じて第13
図に示すようにルーバ68をキツクばね70でラ
ツプ72の下方に取付けるようにすれば、これら
の問題は解消する。しかしながら、第12図に示
すように下面開放型照明器具として使用した場合
にランプ72と天井面74との距離Hが、第10
図におけるその距離hよりも大きくなり、配光面
積が狭くなつたり照度が低下したりして器具効率
が低下するという新たな問題が生じる。
〔考案の目的〕 この考案の目的は、共通の部品で下面開放型照
明器具としてもルーバ付照明器具としても使用で
き、かつ下面開放型照明器具としての使用時に器
具効率が低下しない天井埋込み型照明器具を提供
することである。
〔考案の開示〕
この考案の天井埋込み型照明器具は、天井に設
けた照明用開口部の側縁部の天井裏に上下方向に
反転可能に設けられ高さ方向中心より偏つた位置
に取付部を有した支持部材と、前記取付部に取付
けて照射面を前記照明用開口部に面して前記天井
裏に埋設した器具本体とを備え、前記取付部は前
記支持部材が正姿勢で前記器具本体の照射面が天
井面と面一になりかつ前記支持部材が反転姿勢で
前記器具本体の照射面と前記照明用開口部との間
にルーバ設置空間を形成する位置に設けられたも
のである。
この考案の構成によれば、正姿勢で支持部材を
配設すると下面開放型照明器具となり、反転姿勢
で支持部材を配設するとルーバ付照明器具とな
る。このように、支持部材を反転することにより
共通の部品を用いて下面開放型照明器具としても
ルーバ付照明器具としても使用できる。さらに、
下面開放型照明器具としての使用時には、器具本
体の照射面が照明用開口部と面一になるので、器
具効率が低下しない。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第9図に基
づいて説明する。すなわち、この実施例の天井埋
込み型照明器具は、第1図に示すように、天井1
0に設けた照明用開口部12の側縁部の天井裏に
上下方向に反転可能に設けられ高さ方向中心より
偏つた位に取付部20を有した支持部材14と、
前記取付部20に取付けて照射面16を前記照明
用開口部12に面して前記天井裏に埋設した器具
本体18とを備え、前記取付部20は前記支持部
材14が正姿勢で前記器具本体18の照射面16
が天井面と面一になりかつ前記支持部材14が反
転姿勢で前記器具本体18の照射面16と前記照
明用開口部12との間にルーバ設置空間46(第
5図参照)を形成する位置に設けられたものであ
る。
第1図に示すように、照明用開口部12の両側
縁にはそれぞれ天井10を支持するTバー24が
延設されている。支持部材14はこれらTバー2
4に載置して設けられている。支持部材14は、
一端に器具本体18側に折曲した支持片14bを
有した縦長の取付部材14aに、上下に各々切欠
部14d,14eを有した載置部材14cを固着
したものであり、取付部材14aの切欠部14e
寄りの端部にはねじ孔からなる取付部20が設け
られている。また、器具本体18は、反射板26
と反射板26の両端に設けたソケツト台金具30
(第2図)と、ランプ28とからなり、器具本体
18の上面には反射板26およびソケツト台金具
30にねじ34で固定して安定器ボツクス32が
取付けられている。なお、第6図に示すようにソ
ケツト台金具30の側片38には中央にねじ挿通
孔36が設けられており、その両側に突起40が
突設されている。器具本体18は、ソケツト台金
具30のねじ挿通孔26(第6図)に蝶ねじ42
を挿通し支持部材14の取付部20に螺合して4
個の支持部材14で支持されている。
第1図および第2図は、下面開放型照明器具と
して使用したものである。すなわち、取付部20
が下側になるように正姿勢で支持部材14を設
け、切欠部14eにTバー24の上端を嵌合して
支持部材14をTバー24に載置する。すると、
器具本体18の反射板26の下端がTバー24上
に載置し、器具本体18の照射面16が天井面と
面一になる。
第3図は、照明器具18を取付けたシステム天
井の概略図を示しており、第4図はその断面図を
示している。
次に、第5図ないし第8図に基づいてルーバ付
照明器具としての使用について説明する。ルーバ
付照明器具の場合、第1図に示した下面開放型照
明器具の状態から蝶ねじ42を緩め、蝶ねじ42
を軸心にして上下に支持部材14を反転し、第5
図に示すように切欠部14dにTバー24の上端
を嵌合して支持部材14をTバー24に載置し、
再び蝶ねじ42を締付けて反転姿勢とする。この
ようにすると、器具本体18の照射面16と照明
用開口部12との間にルーバ設置空間46が形成
され、このルーバ設置空間46にルーバ22を設
置する。ルーバ22は、ルーバ本体50の外周を
ルーバ枠48で支持したものであり、ルーパ枠4
8には第6図に示すように取付穴52が設けられ
ている。ルーバ22の取付けは、第7図に示すよ
うに、照明用開口部12の下方からルーバ22を
斜めにして持ち上げ、片側の取付穴52から順々
に支持部材14の支持片14bを挿入してルーバ
22を取付ける。第8図はルーバ22の取付け状
態を示した断面図である。
このように構成された天井埋込み型照明器具に
よると、取付部20を上側にして支持部材14を
反転姿勢で配設するとルーバ付照明器具となり、
取付部20を下側にして支持部材14を正姿勢で
配設すると下面開放型照明器具となる。このよう
に、共通の部品を用いて支持部材14を反転する
ことにより下面開放型照明器具としてもルーバ付
照明器具としても使用でき、部品点数が増加しな
い。
また、下面開放型照明器具として使用する際に
は、器具本体18の照射面16が照明用開口部1
2と面一になり、器具効率(配光面積や照度)が
低下しない。
さらに、蝶ねじ42を緩めて支持部材14を反
転することにより、下面開口型照明器具とルーバ
付照明器具との間における変更が行なえ、器具本
体18を支持部材14から取外す必要がなく変更
動作が容易に行なえる。
なお、第9図に支持部材の変形例を示す。同図
の支持部材14′は、支持部材14′の長手方向に
延びる長孔からなる取付部20′を設けたもので
あり、取付部20′に器具本体18を取付具で取
付ける。取付部20′は長孔からなるので、器具
本体18の高さ調整ができる。
〔考案の効果〕
この考案の天井埋込み型照明器具によれば、次
の各効果が得られる。
正姿勢で支持部材を配設すると下面開放型照明
器具となり、反転姿勢で支持部材を配設するとル
ーバ付照明器具となる。このように、支持部材を
反転することにより共通の部品を用いて下面開放
型照明器具としてもルーバ付照明器具としても使
用できる。
下面開放型照明器具としての使用時には、器具
本体の照射面が照明用開口部と面一になるので、
器具効率が低下しない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の下面開放型照明
器具とした断面図、第2図はその斜視図、第3図
はその天井埋込み型照明器具を取付けたシステム
天井の概略図、第4図は第3図の部分断面図、第
5図はそのルーバ付照明器具とした断面図、第6
図はその部分分解斜視図、第7図はそのルーバの
取付け動作状態を示す見上げ図、第8図はそのル
ーバ取付け状態を示す部分断面図、第9図はその
支持部材の変形例の斜視図、第10図ないし第1
3図は従来例の説明図である。 10……天井、12……照明用開口部、14…
…支持部材、14b……支持片、16……照射
面、18……器具本体、20……取付部、22…
…ルーバ、46……ルーバ設置空間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 天井に設けた照明用開口部の側縁部の天井裏
    に上下方向に反転可能に設けられ高さ方向中心
    より偏つた位置に取付部を有した支持部材と、
    前記取付部に取付けて照射面を前記照明用開口
    部に面して前記天井裏に埋設した器具本体とを
    備え、前記取付部は前記支持部材が正姿勢で前
    記器具本体の照射面が天井面と面一になりかつ
    前記支持部材が反転姿勢で前記器具本体の照射
    面と前記照明用開口部との間にルーバ設置空間
    を形成する位置に設けられた天井埋込み型照明
    器具。 (2) 前記取付部が前記支持部材の高さ方向に延び
    る長孔からなる実用新案登録請求の範囲第(1)項
    記載の天井埋込み型照明器具。 (3) 前記支持部材に、前記ルーバ設置空間側に突
    出してルーバを支持する支持片を設けた実用新
    案登録請求の範囲第(1)項記載の天井埋込み型照
    明器具。
JP2715086U 1986-02-25 1986-02-25 Expired JPH031847Y2 (ja)

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JP2715086U JPH031847Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

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JPS62139008U JPS62139008U (ja) 1987-09-02
JPH031847Y2 true JPH031847Y2 (ja) 1991-01-21

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0332006Y2 (ja) * 1986-06-30 1991-07-08
JPH0731927B2 (ja) * 1987-12-11 1995-04-10 株式会社テック 照明器具

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JPS62139008U (ja) 1987-09-02

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