JP2855452B2 - プール床の昇降装置 - Google Patents

プール床の昇降装置

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JP2855452B2 JP27145789A JP27145789A JP2855452B2 JP 2855452 B2 JP2855452 B2 JP 2855452B2 JP 27145789 A JP27145789 A JP 27145789A JP 27145789 A JP27145789 A JP 27145789A JP 2855452 B2 JP2855452 B2 JP 2855452B2
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pool floor
wheel
pool
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floor
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良樹 細井
健一 窪田
基治 山田
雅晃 岡部
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ISHIMORI SEISAKUSHO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、昇降可能なプール床の横揺れや上下動を
確実に防止することができる安全なプール床装置に関す
る。
(従来技術とその課題) 従来より昇降自在なプール床を有するプールは公知で
あり、このプール床を昇降案内する駆動装置も種々のも
のが提案されている。
このような従来のプール床の昇降装置としては、第5
図に示すような方式のものが殆どである。
この従来のプール床Fの昇降装置は、プール開口内に
配設されたプール床Fを、プールの周縁部Gの上面に設
置された駆動装置Mに巻き上げ或は巻き戻し自在に巻装
されたチェーンCにより吊り下げ保持するように構成さ
れていたので、例えば、地震などが発生した場合に、該
プール床Fが第5図仮想線で示すように揺動し、プール
内の水の大半がプールの外へと溢れ出し易いばかりか、
プール床Fがプール壁に衝突して傷損し易い、という問
題を有していた。
この発明は、かかる現状に鑑み創案されたものであっ
て、その目的とするところは、地震等が発生したとして
も、プール床が檻りに上下動或は揺動することがなく極
めて安全なプール床の昇降装置を提供しようとするもの
である。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、この発明にあっては、
プール床の昇降装置を、プール床の少なくとも対向辺部
に配設されたチェーンと、これら各チェーンが巻装され
るホイール群と、該ホイール群の中の少なくとも一の駆
動ホイールを駆動させるモータと、から構成され、上記
各ホイール群に巻装された各チェーンの両端部を上記プ
ール床の対向辺部に夫々連結してなるプール床の昇降装
置を技術的前提とし、上記ホイール群は、上記駆動ホイ
ールと、上下で一対となるスプロケットホイールと、該
スプロケットホイールと駆動ホイールとの間に介設され
たテンションホイールと、から構成されてなり、これら
各テンションホイールは、上記各ホイールが回動自在に
取り付けられたフレームに対して上下動自在に配設され
該テンションホイールを回動自在に軸支するブラケット
と、該ブラケットに先端部が当接して該ブラケットを上
下動させるボルトと、を介して上記各チェーンに所定の
緊張力を付与するように構成したことを特徴とするもの
である。
〔作 用〕
それ故、この発明に係るプール床の装置にあっては、
プール床が上記ホイール群に巻装された各チェーンの両
端部に連結されて保持されているため、プール床に上昇
力が作用したとしてもプール床の下端に連結されたチェ
ーンがプール床の上昇を阻止し、また、プール床に下降
力が作用したとしてもプール床の上端に連結されたチェ
ーンがプール床の下降を阻止するように構成されてい
る。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す一実施例に基き、この発明を詳
細に説明する。
第1図に示すように、この実施例に係るプール床の昇
降装置は、プール壁面Wに沿って昇降可能に配設される
プール床1と、このプール床1を昇降させる駆動装置2
と、から構成されている。
プール床1は、第2図に示すように、断面略コ字状の
チャンネル材で形成された支持枠10と、この支持枠10上
に並設された多数の長尺床材11と、から構成されてい
る。
支持枠10は、所定の強度を有するように形成されてい
れば足りるが、可能な限りその軽量化が可能な材料が選
択されることが好ましく、また、床材11の中空部には、
内部を気密に保持する発泡ウレタン材が封入されて、プ
ール床1が水中ではその重量が略『0』となるように構
成されている。
駆動装置2は、第1図に示すように、プール床1を形
成する支持枠10の四隅に連結されるチェーン20と、これ
ら各チェーン20が巻装されるホイール群21と、これら各
ホイール群21中の駆動ホイール21aを駆動させる駆動機
構22と、から構成されており、駆動機構22を除くチェー
ン20及びホイール群21は、プール周縁部の四隅に配設さ
れていると共に、上記駆動機構22はプール周縁部の下方
に形成された駆動室(図示せず)内に収納されている。
ホイール群21に巻装された各チェーン20は、その上端
部20aが支持枠10の上端部に連結され、かつ、その下端
部20bが支持枠10の下端部に連結された所謂エンドレス
ベルト状に連結されている。勿論、このチェーンに代え
てワイヤー等を用いることもできる。
ホイール群21は、上記駆動ホイール21aの他に、上下
で一対となるスプロケットホイール21b,21cと、中間の
テンションホイール21d,21eと、を有して構成されてい
る。
上記スプロケットホイール21b,21cは、チェーン20の
走行方向を転向させるもので、上記テンションホイール
21d及び21eは、上記チェーン20に所定の緊張力を附与す
るものである。
テンションホイール21eは、第3図に示すように、上
記ホイール群21が回動自在に取り付けられたフレーム23
に対して上下動自在に配設され該テンションホイール21
eを回動自在に軸支するブラケット24と、該ブラケット2
4に先端部が当接して該ブラケット24を上下動させるボ
ルト25と、により上記各チェーン20に好適なテンション
を付与するように構成されている。
即ち、上記ボルト25をフレーム23に対して上下方向に
進退させることで、ブラケット24をフレーム23に対して
移動させることができ、その結果、テンションホイール
21eが上下動して、チェーン20に所定のテンションが附
与される。勿論、上記テンションホイール21dをテンシ
ョンホイール21eと同様に構成することで、床の同期昇
降をより確実なものとすることができる。
従って、この駆動装置2にあっては、プール床1の昇
降時の揺れを大幅に減少させることができる他、プール
床1の使用中の揺れや上下動を効果的に制御することが
できる。このとき、プール床1の周縁部に、第2図に示
すような振れ止めローラRを配設しておくことで、プー
ル壁Wやプール床1の傷損などを有効に防止することが
できる。
上記駆動機構22は、モータ22aと、減速機22bと、該制
御された回転を前記駆動ホイール21aに伝達する駆動軸2
2cと、から構成されている。
モータ22aと減速機22bとは、チェーン22dを介してス
プロケットホイール22e,22fに連結されていると共に、
上記減速機22bと駆動軸22cとの間には、トルクリミッタ
22gが配設され、また、上記駆動軸22cにはエンコーダ22
hが附設されている。
また、上記のような構成されてなるプール床1と駆動
装置2との連設部位には、第4図に示すように、目隠装
置3が配設されている。
この目隠装置3は、前記ホイール群21が収納されてな
るフレーム23内に配設されているもので、バネ鋼材など
で形成された細巾長尺のシャッター板30と、該シャッタ
ー板30を巻き取るドラム31と、上記シャッター板30をガ
イドするガイドローラ32と、上記シャッター板30が摺接
される化粧板としての機能も有する面板33と、から構成
されている。
このシャッター板30を、バネ鋼材で形成することで、
例えば、ゴム板でシャッター板30を形成した場合に比
べ、その劣化を長期にわたって防止することができる。
また、ドラム31は、上記シャッター板30を巻き取る方
向に付勢されている。
ガイドローラ32は、上記面板33側に一対配設されてい
る。
このように構成された目隠装置3には、一端がプール
床1に連結され他端がシャッター板30に連結されたアー
ム26が連設されており、このアーム26がプール床1の昇
降時に連動してシャッター板30を昇降案内するので、面
板33,33間の隙間が外部に露呈することはなく、子供達
が誤って手や足を該隙間に入れて怪我などをする心配が
なく安全性が向上する。
尚、上記実施例では、チェーン20やホイール群21等を
プール床1の四隅に配設した場合を例にとり説明した
が、この発明にあってはこれに限定されるものではな
く、プール床の床面積が小さなものにあっては、その対
向辺部に一対配設して構成することもできる。
(発明の効果) この発明に係るプール床装置は、以上説明したよう
に、プール床が上記ホイール群に巻装された各チェーン
の両端部に連結されて保持されているため、プール床に
上昇力が作用したとしてもプール床の下端に連結された
チェーンがプール床の上昇を阻止し、また、プール床に
下降力が作用したとしてもプール床の上端に連結された
チェーンがプール床の下降を阻止するように構成されて
いるので、地震等が発生したとしてもプール床が濫りに
上下動或は揺動することがなく極めて安全であると共
に、テンションホイールの作用によりプール床の昇降時
の揺れやプール使用中の揺れおよび上下動を緩衝して減
少させることができるので、昇降制御が容易となり、ま
た、使い勝手が向上する等、幾多の優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係るプール床装置の駆動
装置の原理図、第2図はプール床を一部破断して示す斜
視図、第3図は同駆動装置の構成例を示す部分縦断面
図、第4図は同駆動装置の平面からみた断面図、第5図
は従来のプール床の駆動装置を示す断面図である。 (符号の説明) 1……プール床、2……駆動装置 10……支持枠、11……床材 20……チェーン、21……ホイール群 22……駆動装置
フロントページの続き (72)発明者 岡部 雅晃 東京都大田区昭和島2丁目4番4号 株 式会社石森製作所羽田第一工場内 (56)参考文献 特開 昭60−47169(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04H 3/19

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プール床の少なくとも対向辺部に配設され
    たチェーンと、これら各チェーンが巻装されるホイール
    群と、該ホイール群の中の少なくとも一の駆動ホイール
    を駆動させるモータと、から構成され、上記各ホイール
    群に巻装された各チェーンの両端部を上記プール床の対
    向辺部に夫々連結してなるプール床の昇降装置におい
    て、上記ホイール群は、上記駆動ホイールと、上下で一
    対となるスプロケットホイールと、該スプロケットホイ
    ールと駆動ホイールとの間に介設されたテンションホイ
    ールと、から構成されてなり、これら各テンションホイ
    ールは、上記各ホイールが回動自在に取り付けられたフ
    レームに対して上下動自在に配設され該テンションホイ
    ールを回動自在に軸支するブラケットと、該ブラケット
    に先端部が当接して該ブラケットを上下動させるボルト
    と、を介して上記チェーンに所定の緊張力を付与するよ
    うに構成されていることを特徴とするプール床の昇降装
    置。
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