JP2854800B2 - 巻取ボビンの巻き終わり端固定方法および装置 - Google Patents

巻取ボビンの巻き終わり端固定方法および装置

Info

Publication number
JP2854800B2
JP2854800B2 JP6043136A JP4313694A JP2854800B2 JP 2854800 B2 JP2854800 B2 JP 2854800B2 JP 6043136 A JP6043136 A JP 6043136A JP 4313694 A JP4313694 A JP 4313694A JP 2854800 B2 JP2854800 B2 JP 2854800B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
adhesive tape
tape
winding
cutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6043136A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07228426A (ja
Inventor
勝雄 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP6043136A priority Critical patent/JP2854800B2/ja
Publication of JPH07228426A publication Critical patent/JPH07228426A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2854800B2 publication Critical patent/JP2854800B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は巻取ボビンの巻き終わ
り端固定方法および装置、さらに詳しく言えばプルーフ
テスタにおける光ファイバボビンの巻き終わり端固定方
法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえばプルーフテスタの最後尾に位置
する巻取ボビンのような線条体の巻取ボビンにおいて、
その巻きおわり端を解けないように固定する方法とし
て、粘着テープによってその巻き終わり端部をボビンの
最外巻き層の上に貼りつけることが知られている。
【0003】この従来の方法を図2について説明する。
まずこれに使用する装置は線条体の巻取ボビン2に対し
て適宜の位置に粘着テープ1Aを巻装した粘着テープボ
ビン1が配置され、この中間にテープ貼りローラ3が両
ボビン間を結ぶ方向に進退できるようにテープ貼りシリ
ンダ31によって駆動される。
【0004】符号4は粘着テープ1Aの面に直交する方
向に進退できるカッタであって、適宜の流体圧シリンダ
であるカッタシリンダ41によって駆動される。
【0005】従来のテープ貼り固定方法の工程を順に説
明すると、まず巻取ボビン2が満巻きになって停止した
後、テープ貼りローラ3が前進して粘着テープ1Aの端
部を線条体の巻き終わり端部の上に当ててこれを巻取ボ
ビンの最外層の上に押しつけ粘着させ、その状態で巻取
ボビン2を巻取り方向に適宜の小角度回転させて粘着テ
ープ1Aをある長さだけ引き出して貼りつける。この貼
りつけ部分を符号21で示してある。
【0006】巻取ボビン2の適宜の小角度回転を停止さ
せた後にテープ貼りローラ3は後退退避させる。次いで
カッタシリンダ41を作動させてカッタ4を図2で上方
に突き出させて粘着テープ1Aを切断する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来方法の場合は、テープ貼りローラ3を後退させたとき
に粘着テープ1AがPで示すようにたるんでしまい、こ
のためカッタ4による切断がうまくゆかない欠点があっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上述の課題を
解決するためになされたものであって、請求項1の発明
によるその解決手段は、テープ貼りローラによって粘着
テープの端部を巻取ボビンの線条体巻き終わり端の上に
当ててこれを最外巻き層の上に押しつける工程と、前記
巻取ボビンを巻き取り方向に回転して所望の長さだけ粘
着テープを繰り出して貼りつける工程と、前記巻取ボビ
ンの回転を停止して前記テープ貼りローラを退避させる
工程と、押さえローラを前記粘着テープの貼りつけられ
た部分の上に押し当てながら前記巻取ボビンを巻き取り
方向にわずかに回転させて前記粘着テープを粘着テープ
ボビンとの間に引き張り、ここにカッタを当てて切断す
る工程とを有する巻取ボビンの巻き終わり端固定方法で
ある。
【0009】また請求項2の発明による解決手段は、粘
着テープボビンから巻取ボビンに向かう方向に進退して
粘着テープを貼りつけるテープ貼りローラと、前記粘着
テープに直交する方向に進退してこれを切断するカッタ
とを含む巻取ボビンの巻き終わり端固定装置において、
前記粘着テープボビンと前記粘着テープの貼りつけ部分
との間を引張り状態にするために、前記テープ貼りロー
ラの退避後に前記貼りつけ部分を押さえるためのおさえ
ローラを、前記カッタに、該カッタに対する相対位置が
可変なように弾性ステムによって取り付けられているこ
とを特徴とする巻取ボビンの巻き終わり端固定装置であ
る。
【0010】
【作用】カッタに取り付けられたおさえローラがその上
昇に従って粘着テープのテープ貼付部を押さえることに
なり、このあと巻取ボビンが巻き取り方向にわずか回転
されるので粘着テープが粘着テープボビンとの間に引き
張られ、そこにさらに上昇したカッタが当てられて粘着
テープは容易に切断される。
【0011】おさえローラはカッタに弾性的に取り付け
られているから、おさえローラが粘着テープを押さえ保
持しはじめてからカッタによる切断が完了するまでの間
にカッタとおさえローラとの間の相対位置が変化しても
おさえローラなどに無理がかからない。
【0012】
【実施例】図1についてこの発明の一実施例を説明す
る。図1においては図2に関して説明の済んでいる符号
の部材については説明を省略する。カッタ4にはこれが
上昇したときにテープ貼付部21に当たるような位置に
おさえローラ5が弾性ステム51によって取り付けられ
る。
【0013】弾性ステム51というのは図示のようなコ
イルばねロッド、あるいは図示していないがゴム棒など
の部材であって、所要の剛性をもっておさえローラ5を
カッタ4の基部に弾性的に取り付ける部材である。
【0014】このおさえローラ5は、粘着テープ切断の
ためのカッタ4の上昇過程の初期においてテープ貼付部
21に接触したときから十分な強さで粘着テープ1Aを
保持するとともに、その後のカッタ4のさらなる上昇に
際しては弾性ステム51の弾性変形によって巻取ボビン
の巻き層の上に不当な圧迫力をかけないようにその弾性
強度が選定されることが望ましい。
【0015】方法の工程について言えば、おさえローラ
5がテープ貼付部21を押さえ保持した後に巻取ボビン
2を適宜の小角度巻き取り方向に回転させて粘着テープ
1Aを引き張っているのでカッタ4による切断がしやす
い。
【0016】テープ貼りローラ3の作動やカッタ4の作
動は上述したように工程的に互いに順序立てられておこ
なうことはもちろんである。この制御は符号6で示した
中央制御装置によっておこなわれる。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、カッタに取り付けら
れたおさえローラがその上昇に従って粘着テープのテー
プ貼付部を押さえることになり、このあと巻取ボビンが
巻き取り方向にわずか回転されるので粘着テープが粘着
テープボビンとの間に引き張られ、そこにさらに上昇し
たカッタが当てられて粘着テープを容易に切断できる利
点がある。
【0018】またおさえローラはカッタに弾性的に取り
付けられているから、おさえローラが粘着テープを押さ
え保持しはじめてからカッタによる切断が完了するまで
の間にカッタとおさえローラとの間の相対位置が変化し
ても巻取ボビンの巻き層の上に無理の力がかからない効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例装置を示す側面図である。
【図2】典型的な従来装置の一例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 粘着テープボビン 1A 粘着テープ 2 巻取ボビン 3 テープ貼りローラ 31 テープ貼りシリンダ 4 カッタ 41 カッタシリンダ 5 おさえローラ 51 弾性ステム 6 中央制御装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ貼りローラ(3)によって粘着テ
    ープ(1A)の端部を巻取ボビン(2)の線条体巻き終
    わり端の上に当ててこれを最外巻き層の上に押しつける
    工程と、前記巻取ボビン(2)を巻き取り方向に回転し
    て所望の長さだけ粘着テープ(1A)を繰り出して貼り
    つける工程と、前記巻取ボビン(2)の回転を停止して
    前記テープ貼りローラ(3)を退避させる工程と、押さ
    えローラ(5)を前記粘着テープ(1A)の貼りつけら
    れた部分の上に押し当てながら前記巻取ボビン(2)を
    巻き取り方向にわずかに回転させて前記粘着テープ(1
    A)を粘着テープボビン(1)との間に引き張り、ここ
    にカッタ(4)を当てて切断する工程とを有する巻取ボ
    ビンの巻き終わり端固定方法。
  2. 【請求項2】 粘着テープボビン(1)から巻取ボビン
    (2)に向かう方向に進退して粘着テープ(1A)を貼
    りつけるテープ貼りローラ(3)と、前記粘着テープ
    (1A)に直交する方向に進退してこれを切断するカッ
    タ(4)とを含む巻取ボビンの巻き終わり端固定装置に
    おいて、前記粘着テープボビン(1)と前記粘着テープ
    (1A)の貼りつけ部分(21)との間を引張り状態に
    するために、前記テープ貼りローラ(3)の退避後に前
    記貼りつけ部分(21)を押さえるためのおさえローラ
    (5)を、前記カッタ(4)に、該カッタ(4)に対す
    る相対位置が可変なように弾性ステム(51)によって
    取り付けられていることを特徴とする巻取ボビンの巻き
    終わり端固定装置。
JP6043136A 1994-02-17 1994-02-17 巻取ボビンの巻き終わり端固定方法および装置 Expired - Fee Related JP2854800B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6043136A JP2854800B2 (ja) 1994-02-17 1994-02-17 巻取ボビンの巻き終わり端固定方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6043136A JP2854800B2 (ja) 1994-02-17 1994-02-17 巻取ボビンの巻き終わり端固定方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07228426A JPH07228426A (ja) 1995-08-29
JP2854800B2 true JP2854800B2 (ja) 1999-02-03

Family

ID=12655434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6043136A Expired - Fee Related JP2854800B2 (ja) 1994-02-17 1994-02-17 巻取ボビンの巻き終わり端固定方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2854800B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108516387A (zh) * 2018-05-31 2018-09-11 浙江明盛达医用材料科技有限公司 一种抗菌环保型水刺无纺布生产用成卷机
CN111731921A (zh) * 2020-05-08 2020-10-02 安徽紫荆花壁纸股份有限公司 一种壁纸销售用裁剪装置
CN113602911A (zh) * 2021-07-23 2021-11-05 湖南印之明智能制造有限公司 一种柔性板材封胶装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07228426A (ja) 1995-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4636276A (en) Automatic adhesive double coated tape applying device
JPH0781828A (ja) 接着テープを貼付する装置及び方法
WO2021253740A1 (zh) 双面胶零张力贴胶用的贴胶装置、贴胶机构及贴胶方法
CA2236854A1 (en) Rewinder incorporating a tail sealer
JPS61111264A (ja) テ−プ貼り装置
CN217920547U (zh) 一种成卷封装膜打包转移装置
JP2854800B2 (ja) 巻取ボビンの巻き終わり端固定方法および装置
JPS6353099B2 (ja)
JPH06211410A (ja) テープ貼付ヘッドおよびテープ自動貼付装置
JP3205333B2 (ja) タイヤ構成材料の自動圧着方法
JP2759590B2 (ja) 半導体ウエハに貼着する粘着テープの貼着方法
JPH0671975B2 (ja) 紙管に両面接着テープを貼付する方法
JPH01321265A (ja) 小巻き用ボビンへのフイルム接着装置
JPS63176253A (ja) 巻取紙の端末処理方法およびその装置
CN216750004U (zh) 贴胶机构、贴胶装置及卷绕设备
JP2752275B2 (ja) 線材の被膜剥離方法および装置
JPH0144320Y2 (ja)
JPS6034675Y2 (ja) タ−レツト式巻取機の巻取準備装置
JP3072870B2 (ja) シート材貼付装置
JPS623727B2 (ja)
JP2678551B2 (ja) 紙等への両面接着テープの貼り付け装置
JPH0572729B2 (ja)
JPH0720116Y2 (ja) フィルム巻取り装置
JP2994160B2 (ja) テーピング方法とその装置
JPH01232043A (ja) 粘着紙製造における糊取り装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees