JP2854450B2 - 複合磁気ヘッドおよびその製造方法 - Google Patents

複合磁気ヘッドおよびその製造方法

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JP2854450B2 JP1750792A JP1750792A JP2854450B2 JP 2854450 B2 JP2854450 B2 JP 2854450B2 JP 1750792 A JP1750792 A JP 1750792A JP 1750792 A JP1750792 A JP 1750792A JP 2854450 B2 JP2854450 B2 JP 2854450B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つの磁気ヘッドを一
体とした、例えば、VTRの音声/コントロール/消去
ヘッドに好適な複合磁気ヘッドおよびその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁気ヘッドにおいては、目的ま
たは機能の異なる磁気ヘッドを合体させた複合磁気ヘッ
ドが、搭載機器の軽量、小型化などの理由により多用さ
れている。
【0003】図3および図4は、このような従来からあ
る複合磁気ヘッド1を示すものであり、複合磁気ヘッド
1は第1の磁気ヘッド2と第2の磁気ヘッド3とからな
り、この第1の磁気ヘッド2と第2の磁気ヘッド3との
組み合わせとしては、例えば、第1の磁気ヘッド2がV
TR(ビデオテープレコーダ)の音声用ヘッドとコント
ロール用ヘッド、第2の磁気ヘッド3が前記音声の消去
ヘッドなどがある。
【0004】前記第1の磁気ヘッド2は、一面を開口面
4とされた金属材からなる側壁5a,5b,5c,5d
を有するヘッドケース5の内部に、この第1の磁気ヘッ
ド2を構成する部品であるギャップを有するヘッドコア
6、4本の端子7,7…、コイルを巻回されたコイルボ
ビン8、押さえ部材9等が収納されており、前記ヘッド
ケース5の開口面4には、この第1の磁気ヘッド2を構
成する部品と接続された前記各端子7が突出させられて
いる。そして、これらの構成部品は非導電性材としての
適宜な合成樹脂等のポッティング材10により、ヘッド
ケース5の内部の所定の位置に固着されている。さら
に、前記ヘッドケース5の側壁5a,5b,5c,5d
の一面、本実施例では側壁5aに、所定の数の螺孔11
が設けられている。
【0005】また、前記第2の磁気ヘッド3は、非導電
性材としての合成樹脂からなる側壁12a,12b,1
2c,12dを有するホールドケース12内に、この第
2の磁気ヘッド3を構成する部品(図示せず)が収納さ
れており、前記第1の磁気ヘッド2と同様にこの第2の
磁気ヘッド3を構成する部品と接続された端子13,1
3が前記端子7と同一方向に突出させられている。そし
て、この第2の磁気ヘッド3のホールドケース12に
は、対向する側壁12a,12cを貫通させて、所定の
数の深ざぐりを有する孔14,14が穿設されている。
さらに、前記第1の磁気ヘッド2の側壁5aと第2の磁
気ヘッド3の側壁12aとは接触状態とされ、頭を有す
るねじ、例えば、十字穴付きなべ小ねじ15を前記螺孔
11と螺合させることにより、一体に固定されている。
【0006】前記第1の磁気ヘッド2と第2の磁気ヘッ
ド3とを一体に固定する方法について説明すると、ま
ず、各磁気ヘッド2,3に前述した各々の構成部品を組
込み、第1の磁気ヘッド2と第2の磁気ヘッド3とのテ
ープ走行に対するヘッドコア6の位置合わせを行い、そ
の状態でねじ15を孔14に挿入し、螺孔11に螺合さ
せて、第1の磁気ヘッド2と第2の磁気ヘッド3とを側
壁5aと12aとが接した状態として固定させている。
その後、ねじ15のゆるみを防止するために、前記孔1
4内には、接着剤または樹脂等の充填部材16が注入さ
れている。
【0007】また、他の固定手段により2種類の磁気ヘ
ッドを一体とさせた複合磁気ヘッド1としては、実公昭
63−12407号公報に記載されているように、挟着
部材により第1の磁気ヘッド2と第2の磁気ヘッド3と
を一体に固定し、各ヘッドの空間部分に接着剤または樹
脂等の充填部材16を注入するものが提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のねじ15による固定手段により2種類の磁気ヘ
ッドを一体とするものにおいては、ヘッドケース5への
螺孔11の加工が必要であり、そして、ねじ15の挿入
から接着剤または樹脂等の充填部材16の注入まで工程
が多く、工数がかかり面倒であるという問題点があっ
た。
【0009】また、挟着部材による固定手段を用いて2
種類の磁気ヘッドを一体とするものにおいては、ヘッド
ケース5への螺孔11の加工は不必要であるが、挟着部
材の組込みから接着剤または樹脂等の充填部材16の注
入まで工程が多く、工数がかかり面倒であるという問題
点があった。
【0010】また、両者ともに、接着剤または樹脂等の
充填部材16を注入するので、この注入物質の硬化に時
間がかかり、複合磁気ヘッド1の完成までに長時間を必
要とするという問題点があった。
【0011】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、前述した従来のものにおける問題点を克服し、
簡単な構造で、短時間に2種類の磁気ヘッドを確実に一
体とすることのできる複合磁気ヘッドおよびその製造方
法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため請求項1に記載の本発明の複合磁気ヘッドは、金属
材からなるヘッドケースを有する第1の磁気ヘッドと、
非導電性材からなるホールドケースを有するとともに、
このホールドケースの前記第1の磁気ヘッドのヘッドケ
ースと対向する側壁に金属材からなる接合部材を固着す
るとともに、前記ホールドケースの内部に一端が前記接
合部材の背面の少なくとも一部に接続され他端が外部に
連通される電極挿通孔を形成してなる第2の磁気ヘッド
とを、前記ヘッドケースおよび接合部材を溶着させて一
体的に接合させたことを特徴としている。
【0013】また、請求項2に記載の本発明の複合磁気
ヘッドの製造方法は、第1の磁気ヘッドと第2の磁気ヘ
ッドとを接合してなる複合磁気ヘッドにおいて、前記第
1の磁気ヘッドのヘッドケースを金属材により形成し、
前記第2の磁気ヘッドのホールドケースを非導電性材に
より形成するとともに、前記ホールドケースの前記第1
の磁気ヘッドのヘッドケースと対向する側壁に、金属材
からなる接合部材を、その一部が前記第1の磁気ヘッド
のヘッドケースと対向するように外部に露出させた接合
面として固着するとともに、前記ホールドケース内に一
端が前記接合部材の接合面と対向する背面の一部に接続
され他端が前記側壁と対向する側壁を介 して外部に連通
される電極挿通孔を形成し、前記第1の磁気ヘッドのヘ
ッドケースの側壁と前記第2の磁気ヘッドに固着された
接合部材の接合面とを当接させ、ついで、前記第1の磁
気ヘッドのヘッドケースの側壁と前記第2の磁気ヘッド
に固着された接合部材の背面とのそれぞれに電極を当接
させた状態で通電することにより、前記第1の磁気ヘッ
ドのヘッドケースの側壁と前記第2の磁気ヘッドに固着
された接合部材の接合面とを電気抵抗熱をもって溶着さ
せて一体とすることを特徴としている。
【0014】
【作用】前述した構成からなる本発明の複合磁気ヘッド
を本発明の複合磁気ヘッドの製造方法に従って製造する
ことにより、第1の磁気ヘッドと第2の磁気ヘッドとを
電気抵抗熱を利用して簡単に溶着させて一体とすること
ができるので、複合磁気ヘッドの製造に工数および時間
がかかるという不都合を防止することができる。さら
に、本発明の複合磁気ヘッドを本発明の複合磁気ヘッド
の製造方法に従って製造する場合、電極挿通孔は、第2
の磁気ヘッドの内部に位置する接合部材の背面の少なく
とも一部を外部に露出した露出面としているので、接合
部材の背面に電極を確実に当接させることができるとと
もに、接合部材の接合面と背面との距離(厚さ)を短く
することができるので、第2の磁気ヘッドにおける電極
と溶着部との間の距離である通電距離を容易に短くする
ことができ、その結果、溶着を小電流で短時間で行うこ
とができる。この溶着を小電流で短時間で行うことがで
きることにより、溶着時における第2の磁気ヘッドの発
熱を抑制することができるので、第2の磁気ヘッドの磁
気ギャップに段差が生じるなどの不都合の発生を確実に
防止することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1および図2につ
いて説明する。なお、前述した従来のものと同一ないし
は相当する構成については、図面中に同一の符号を付し
て、その説明は省略する。
【0016】図1は本発明に係る複合磁気ヘッドの一実
施例の要部の横断面図である。
【0017】本実施例の複合磁気ヘッド17は、従来例
と同様に第1の磁気ヘッド18がVTR(ビデオテープ
レコーダ)の音声用ヘッドとコントロール用ヘッド、第
2の磁気ヘッド19が前記音声の消去ヘッドである。
【0018】図1に示すように、第1の磁気ヘッド18
は従来と同様に構成されている。また、第2の磁気ヘッ
ド19は、非導電性材としての合成樹脂からなるホール
ドケース20を主体としている。そして、このホールド
ケース20の前記第1の磁気ヘッド18と対向する側壁
20aには、金属材からなる適宜な接合部材21が、固
着されている。この接合部材21は、その一部、詳しく
は表面が前記第1の磁気ヘッド18のヘッドケース5、
詳しくはヘッドケース5の第2の磁気ヘッド19と対向
する側壁5aと対向するように外部に露出させた接合面
22とされている。さらに、この第2の磁気ヘッド19
に固着された接合部材21の接合面22と対向する背面
23、詳しくは裏面側には、適宜な電極挿通孔24がホ
ールドケース20を貫通するようにして形成されてお
り、この接合部材21の接合面22と背面23とはホー
ルドケース20から相対向する側に露出している露出面
とされている。
【0019】すなわち、電極挿通孔24は、図1左方に
示す一端が前記接合部材21の接合面22と対向する背
面23の一部に接続されており、図1右方に示す他端が
前記側壁20aと対向する側壁20cを介して外部に連
通されており、この電極挿通孔24によって、第2の磁
気ヘッド19の内部に位置する接合部材21の背面が外
部に露出された露出面となっている。
【0020】つぎに、前述した構成からなる本実施例の
作用について本発明方法とともに説明する。
【0021】まず、各磁気ヘッド18,19について説
明すると、第1の磁気ヘッド18は、前述したように従
来と同様にして、この第1の磁気ヘッド18を構成する
部品であるギャップを有するヘッドコア6、端子7、コ
イルを巻回されたコイルボビン8、押さえ部材9等が収
納されており、ヘッドケース5の開口面4には、この第
1の磁気ヘッド18を構成する部品と接続された前記端
子7が突出させられている。そして、これらの構成部品
非導電性材としての適宜な合成樹脂等のポッティング
材10により、従来例と同様にしてヘッドケース5の内
部に固着されている。
【0022】また、第2の磁気ヘッド19は、この第2
の磁気ヘッド19を構成する部品(図示せず)を非導電
性材としての合成樹脂によりモールドするときに、前述
した接合部材21を同時にインサート成形させることに
より固着させて形成されている。さらに、前記電極挿通
孔24は、この電極挿通孔24に対応するようにした成
形金型(図示せず)を用いることにより、前述したよう
に、合成樹脂をモールドするときに同時に形成させると
よい。
【0023】つぎに、第1の磁気ヘッド18と第2の磁
気ヘッド19との固着方法について説明すると、前述し
たように形成させた第1の磁気ヘッド18と第2の磁気
ヘッド19とのテープ走行に対する各ヘッドコア(図示
せず)の位置合わせを適宜な位置決め治具(図示せず)
により行い、第1の磁気ヘッド18のヘッドケース5の
側壁5aとこの側壁5aに対向する第2の磁気ヘッド1
9のホールドケース20の側壁20aに固着させた接合
部材21の接合面22とを当接させる。そして、この状
態において、図1に2点鎖線で示すように、銅あるいは
カーボン等により製せられた適宜な電極25,25の一
方を第1の磁気ヘッド18のヘッドケース5の所定の位
置、本実施例では、ヘッドケース5の側壁5cに当接さ
せ、他方を第2の磁気ヘッド19のホールドケース20
に形成した電極挿通孔24へ挿入して先端を接合部材
21の背面23と当接させる。そして、この電極25,
25と接続された電気抵抗熱を利用した溶着装置である
スポット溶接機26を駆動させることにより、電極2
5,25へ通電すると、第1の磁気ヘッド18と第2の
磁気ヘッド19とが、ヘッドケース5の側壁5aと接合
部材21の接合面22との間で溶着されて一体とさせら
れる。
【0024】なお、前記接合部材21に適用する金属材
としては、電気抵抗熱を利用した溶着に適用できるもの
で有ればよく、ステンレス鋼等の耐食性素材が好適であ
り、特に、本実施例に限定されるものではない。
【0025】このように、本実施例によれば、第1の磁
気ヘッド18と第2の磁気ヘッド19とを第1の磁気ヘ
ッド18の金属材からなるヘッドケース5と第2の磁気
ヘッド19に固着させた金属材からなる接合部材21と
の間において、電気抵抗熱を利用したスポット溶接機2
6等により、短時間で溶着させて複合磁気ヘッド17を
製することができるとともに、従来と異なり、各磁気ヘ
ッド18,19の接合後に接着剤または樹脂等の充填部
材16を注入させて硬化させる必要がなく複合磁気ヘッ
ド17の完成までにかかる時間を、例えば40分程度の
硬化時間を数秒の溶接時間までと大きく短縮させること
ができる。
【0026】さらに説明すると、本実施例によれば、図
1に2点鎖線で示すように、電極25,25の一方を第
1の磁気ヘッド18のヘッドケース5の所定の位置、本
実施例では、ヘッドケース5の側壁5cに当接させ、他
方を第2の磁気ヘッド19に形成した電極挿通孔24へ
挿入して先端を接合部材21の背面23と当接させた状
態で電極25,25へ通電することにより、第1の磁気
ヘッドのヘッドケースの側壁と第2の磁気ヘッドに固着
された接合部材の接合面との溶着を行うことができる。
そして、この時、電極挿通孔24は、第2の磁気ヘッド
19の内部に位置する接合部材21の背面23の少なく
とも一部を外部に露出した露出面としているので、接合
部材21の背面23に電極25、詳しくは電極25の先
端を確実に当接させることができるとともに、接合部材
21の接合面22と背面23との距離(厚さ)を短くす
ることができるので、第2の磁気ヘッド19における電
極25と溶着部との間の距離である通電距離を容易に短
くすることができ、その結 果、溶着を小電流で短時間で
行うことができる。この溶着を小電流で短時間で行うこ
とができることにより、溶着時における第2の磁気ヘッ
ド19の発熱を抑制することができるので、第2の磁気
ヘッド19の図示しない磁気ギャップに段差が生じるな
どの不都合の発生を確実に防止することができるまた、
前記実施例においては電気抵抗熱をもってホールドケー
ス25の側壁5aと接合部材21とを部分的に加熱して
溶着させているが、ホールドケース20に設けた電極挿
通孔24を利用して前記側壁5aと接合部材21とを部
分的に加熱して溶着させることのできる他の技術的手
段、例えばレーザー溶接等を用いて両者5a、21を溶
着させるようにしてもよい。
【0027】また、前述した接合部材21の形状を、
2に示すような形状に形成してもよい。この図2におい
ては、接合部材21aが振動等により第2の磁気ヘッド
19から脱落するのをフランジ27を設けることにより
確実に防止させることができる
【0028】このような構成によっても、前述した実施
例と同様の効果を奏することができる。
【0029】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、必要に応じて変更することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明の複合磁気ヘ
ッドおよびその製造方法によれば、第1の磁気ヘッドと
第2の磁気ヘッドとを短時間で固着させて複合磁気ヘッ
ドを製することができるとともに、従来と異なり、各磁
気ヘッドの接合後に接着剤または樹脂を注入させる必要
がなく複合磁気ヘッドの完成までにかかる時間を短縮さ
せることができ、生産性を格段に向上させることができ
るとともに、製造コストを確実に低減できるという極め
て優れた効果を奏することができる。
【0031】また、本発明の複合磁気ヘッドおよびその
製造方法によれば、電極挿通孔は、第2の磁気ヘッドの
内部に位置する接合部材の背面の少なくとも一部を外部
に露出した露出面としているので、接合部材の背面に電
極を確実に当接させることができるとともに、接合部材
の接合面と背面との距離(厚さ)を短くすることができ
るので、第2の磁気ヘッドにおける電極と溶着部との間
の距離である通電距離を容易に短くすることができ、そ
の結果、溶着を小電流で短時間で行うことができる。こ
の溶着を小電流で短時間で行うことができることによ
り、溶着時における第2の磁気ヘッドの発熱を抑制する
ことができるので、第2の磁気ヘッドの磁気ギャップに
段差が生じるなどの不都合の発生を確実に防止すること
ができるという極めて優れた効果を奏することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複合磁気ヘッドの一実施例の要部
の横断面図
【図2】接合部材の他の形状を示す図1と同様の図
【図3】従来の複合磁気ヘッドを示す斜視図
【図4】従来の複合磁気ヘッドの要部の横断面図
【図5】従来の複合磁気ヘッドの要部の横断面図
【符号の説明】
5 ヘッドケース 5a,5b,5c,5d 側壁 17 複合磁気ヘッド 18 第1の磁気ヘッド 19 第2の磁気ヘッド 20 ホールドケース 20a,20c 側壁 21,21a 接合部材 22 接合面 23 背面 24 電極挿通孔 25 電極 26 スポット溶接機

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属材からなるヘッドケースを有する第
    1の磁気ヘッドと、非導電性材からなるホールドケース
    を有するとともに、このホールドケースの前記第1の磁
    気ヘッドのヘッドケースと対向する側壁に金属材からな
    る接合部材を固着するとともに、前記ホールドケースの
    内部に一端が前記接合部材の背面の一部に接続され他端
    が外部に連通される電極挿通孔を形成してなる第2の磁
    気ヘッドとを、前記ヘッドケースおよび接合部材を溶着
    させて一体的に接合させたことを特徴とする複合磁気ヘ
    ッド。
  2. 【請求項2】 第1の磁気ヘッドと第2の磁気ヘッドと
    を接合してなる複合磁気ヘッドにおいて、 前記第1の磁気ヘッドのヘッドケースを金属材により形
    成し、前記第2の磁気ヘッドのホールドケースを非導電性材に
    より形成するとともに、前記ホールドケースの前記第1
    の磁気ヘッドのヘッドケースと対向する側壁に、 金属材
    からなる接合部材を、その一部が前記第1の磁気ヘッド
    のヘッドケースと対向するように外部に露出させた接合
    面として固着するとともに、前記ホールドケース内に一
    端が前記接合部材の接合面と対向する背面の一部に接続
    され他端が前記側壁と対向する側壁を介して外部に連通
    される電極挿通孔を形成し、 前記第1の磁気ヘッドのヘッドケースの側壁と前記第2
    の磁気ヘッドに固着された接合部材の接合面とを当接さ
    せ、ついで、前記第1の磁気ヘッドのヘッドケースの側
    壁と前記第2の磁気ヘッドに固着された接合部材の背面
    とのそれぞれに電極を当接させた状態で通電することに
    より、 前記第1の磁気ヘッドのヘッドケースの側壁と前
    記第2の磁気ヘッドに固着された接合部材の接合面とを
    電気抵抗熱をもって溶着させて一体とすることを特徴と
    する複合磁気ヘッドの製造方法。
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